1 無名さん

朝鮮人度診断

真面目じゃない
日本が嫌い
人をいじめたことがある
神奈川 愛知 大阪出身である
ブサヨ
性格が悪い
いい加減
低知能
AV好き
人をバカにすることがある
在日が嫌い
自慢したことがある
下らん指摘ばっかする
マナーが悪い

2以下 日本人
3-7 ハーフ
8以上 朝鮮人
2 無名さん
アイゴー!ハーフやった!
この話は今から一年前に体験した話です。

その頃はよく友人達と原付で心霊スポットに行ってて、その日もある廃校に行くことになったのです。

着くや否や皆で廃校に乗り込み、窓ガラスや扉などを片っ端から破壊するなど酷いことをしてしまいました。

ちょっとやりすぎてしまいましたが、その時はまぁいいかという考えで済まし、その日は廃校を後にして帰りました。

後日改めて廃校を訪れた時、あり得ない光景を見てしまい、全員腰が抜けてしまった。

昨日あれだけ破壊したのに、全て元通りになっていたんです!! 窓も扉も何もかもが全て元通り!

正直早く帰りたかった。というより逃げたい、逃げたかった。

そしてバイクの向きを変えようとしたその時!! 皆それを見て、絶叫した。

なんとそこにいたのは、おかっぱ頭の女の子ふたりが、頭から血を吹きその場で倒れた。が!! その倒れた身体が這うようにしてこっちに近づいてくる。

あまりの恐ろしさに失禁してしまい、急いでエンジンをかけ、その場を逃れた。

廃校から少し離れてミラーを見ると、更に絶叫。女の子の生首が肩に!!!

そして一言。


『クビカエセ』
私の通っていた高校で、当時家庭科を担当していた先生のお話です。

先生はかなり霊感が強いらしく、家庭科室掃除だった私やクラスメート数人は、掃除をしながら先生の怪談話を聞くのが日課でした。

これは先生の話で一番怖かったものです。

ある日先生が帰宅すると、玄関から伸びた暗い廊下の向こうに男の子が立っていたそうです。

耳まで裂けそうに口角を吊り上げて、先生を指差し、子ども特有の甲高い声でケラケラと笑ったあと、消えていったそうです。

この話はここで終わりなんですが……私たちが口々に「怖い」と言ってたときの、先生の言葉が忘れられません。

「あんなの全然怖くないよ」と先生は笑ってたんです。どうしてなのかと聞くと、

「だって立ってたから」

「?」

「本当にヤバいやつは、

地を這ってるからね」
多重人格という病気を知っていると思う。
幼いころ酷い虐待を受けて、その現実から逃げるために別の人格を次々つくっていくという病。

そこまでいかなくても、幼少の時の傷は自分で修復することが難しい。
ポッカリ空洞ができていたり、オーラの層が凍ったように見えることがある。

前者の場合、他の霊体が入り込みやすくなる。

傷があっても十分に自分を信じる力があれば、霊体は寄ってこれない。少なくとも人格の中に入ってはこれない。
しかし、一度侵入を許すと、追い出すのは物凄く大変だ。

自分の中に別の人格がいないか、チェックしてみることをお勧めする。
自分の感情や思考を客観的に観察する。

時々自分以外の何かに突き動かされていないか?
そいつがいつのまにか肥大化して、自分を飲みこんでしまうかもしれないよ。

<追記>

自己否定・自己卑下が強いと憑依されやすい。
専門学校のとき、親がアパート持ってる友達がいてさ、そいつは親のアパートの一部屋に住んでたんよ。

朝から海に遊びにいく予定で前夜にそいつの部屋に泊まり行ったんよ。したら隣の部屋が空いてるからそっちで寝る? 俺いびきうるさいし、みたいな流れで、ロフトのある何もない部屋で寝ることになったのね。

折角だから初めてのロフトで寝ようと上がってさ、借りた布団敷いて横になって速攻で寝入ったんだけど、明け方かな、薄明るくなった頃にふっと目が覚めたのね。

目を開けるとロフトから隣の部屋が見えてさ。隣の部屋って言ってもキッチンと玄関のある3畳くらいのDKなんだけど、そこへ続く、開いた扉の影からなんか大きいものがはみ出してるのよ。

薄暗いンだけど、なんか動いてるみたいに見えるのね。カーテンか? と最初思ったんだけど、形が違うしそもそもそんなところになかったはずだし、あれーなんだろってながまったままよくよく見てみたらさ。

大きい人の横顔なんだよ、それ。鼻の下から顎まで、ちょうど口のあたりが扉の向こうに見えて、生首みたいな状態で置いてあるの。

部屋の高さを考えたら鼻の上どうなってんの? とか、大きさ的にありえないんだけど、とにかく人の顔、太ってるのか、ぶよぶよしてるみたいな顎の周りの肉。

口がもぞもぞうごいてさ、なんか言ってるのよ。怖くて聞きたくないんだけど、「あし、あしっ」って言ってる。

うわやべえって目をつぶろうとしたら、その顔がずるずるって部屋の入り口まで来て

「 た べ た い 」

そこから記憶はないので、夢だと思いたいけど、あのぶよぶよの肉の質感と女みたいな声だけは今もはっきり覚えてる。
蝉の鳴き声とうだるような暑さに目を覚ます。そんな季節がやってきた。
あれからどれくらいの時間がたったのだろう。

俺が部屋から出られなくなってから…。


その日は突然やってきた。両親を早くに亡くし、兄弟もなかった俺は早くから一人暮らしをはじめていた。
大学を出てしばらく仕事が見つからず、いわゆるフリーターとして家賃2万のワンルームのアパートに住んでいた。しかしこのままの気楽な生活でもいいと思っていた。今思うとそれがいけなかったのかもしれない。

まだ肌寒さの残る4月、いつものように昼過ぎに目を覚ます。
ふとコンビニにいこうと思い玄関の扉に手を伸ばす……? 開けられない。というより触れないという方が正しいだろうか。どうやっても扉を触る事ができないのだ。

窓から? 窓も同じだった。窓の外には近所のおばさんがいた。
助けを求めようと大声を出す。聞こえていない。

電話だ。電話がある。
つながらない。

俺の部屋は完全に外の世界から除外されたのだ。

このまま俺は死ぬのだろうか。なぜかわからないが腹は減らないし喉もかわかない。
ただ着実に俺を絶望の地獄の底へといざなうカウントダウンは始まっている。

玄関から次第に部屋が腐りだした。腐ると表現していいのかわからないが他に当てはまる言葉がない。


そして現在。
部屋はほとんど浸食されていて廃虚状態だ。

周りはなぜ気づかない?
そうか。元々俺は不必要な存在。生きる意味などない。だから外されたのか。だから誰も気づかない。

俺は決断した。いや、遅すぎたかもしれない。

この話を誰かが読むころ、俺は完全に外された存在になっていると思う。
俺のこの体験を知ってもらう事が俺が生きた証になるとうれしい。

それを祈ってこのメールは俺が外されるであろう時間よりも後に送信するようにした。
誰かにこのメールが届いてくれる事を祈る。

2009/7/30/PM11:30
幽霊の話じゃないけど…高1の頃のバイト先での出来事。

同じ日に入った子がいたんだけど、別に普通の子だった私は年も近かったから結構仲良くしてたんだ。
でも彼女を嫌いな先輩がいて、凄い陰険なイジメをやりだした。

先輩なんだから全て敬語で話せとか、他の後輩にはそんな事言わないのに、その子だけに。
バイト先全体がストレスのはけ口にしてた。言ってもない悪口を言ったとか…。

私はそんなのが嫌で辞めたんだけど彼女は続けてた。
電話やメールで彼女の愚痴聞いたり遊んだりしてたんだけど…。

ある日、彼女が自殺未遂しちゃったんだよね。
イジメの主犯格やイジメてた人達、店長、店の責任者の名前残して…。

彼女入退院してる。精神的にもオカシクなちゃって。
何度も、お見舞いにいったし、退院してる時は遊んだりした。

それで、怖いって言うのが…。

3年前、不況の煽りを受けて、個人店舗だったその店、ある会社に吸収されたの。
その時彼女をイジメてた人達、まだ全員いたんだよね。

吸収した会社って言うのが彼女の親が経営してる会社。
皆、リストラ…家族もいるのに…今だ入退院を繰り返す彼女の病室で土下座して泣きながら謝るけど彼女も彼女の親も許さない。

その上精神的外傷で医師の診断があって傷害罪で訴えられ敗訴した。
その人たちは慰謝料、治療費を払わされている。それで借金地獄。闇金にも手を出しているらしい…家庭崩壊。悲惨な目にあってる。

まぁ自業自得。でも生きてる人間が一番怖いよね。
仕事もなく、彼女が生きてるまで払い続けなきゃいけない…まさに生き地獄。

何処でどうなるかワカラナイから、人をイジメちゃイケナイよね…。
その日の夕方、かれこ30分ぐらい友達を待ってた。ボーと座ったり何となくそのへんを歩いたりして時間を潰していた。

まだ?まだ?と思いつつ時間を潰していると、やっと遠い道の向こう側から友達の姿が見えてきた。やっときたな、と思ってその方に歩き出した。

数十歩ほど歩いたとき、ふと前方の電柱の影に人が立ってるのに気付いた。自分がさっきまでいた場所からそんなに離れていない距離だ。

すれ違う時にチラッと見ると、体操服のようなゆるい服装で日焼けした中学生ぐらいの女の子だった。いつからいたんだろ、と思いながら友達と合流して友達のきた方向へ歩き出しながら、ちらっと女の子の姿を捜したがその時にはもういなかった。

そして友達の自宅に向かう事になったのだが、しばらくすると前方から一台の車がやってきた。狭い道で、道を譲りながらチラッと運転席を覗いてマジ驚いた…。その運転手の頭と座席の間にさっきの女の子が、クシャクシャの気持ち悪い笑顔で乗っていた。心臓がドッと止まる程驚いた。

自分はその場で立ち尽くしてしまったけど、車は何事もなく走っていった。友達からどうした?と聞かれたけど言わなかった。あの運転手は無事だろうか。
喫茶店でバイトをしていた時の話。

寂れた喫茶店で時間帯問わずいつもガラっとしてる店でした。

ある日、一組のカップルが来店し、コーヒーを一杯ずつ注文したきり延々と席に座っている。

ほんと座っているだけなのね。話しもしないし、お互いの顔を見るわけでもない。俯き加減に二人ともじーっと座っている。

そこにもう一人客が入ってきた。若い男性で、この人はしょっちゅう店に来る常連。

漫画家なのかイラスト関係の人なのかわからないけど、小さいスケッチブックをいつも持っていて、店内の風景だとか、コップや食べ物をスケッチするのが日課みたい。

案の定、例のカップルを良い題材だと思ったのか、サンドイッチパクつきながら盗み見して鉛筆を動かし始めた。

コーヒーのお代わりを持っていくついでに何気なく描かれたスケッチを見てビックリした。

四人用の席に向き合って座っていたカップル。その男性の隣りにもう一人同年代くらいの女性が描かれていた。

絵の中のカップルはやはり俯き加減で暗い表情で描かれているのだが、その、いないはずの女性の絵は、すごく楽しそうにはしゃいでいるような描写の仕方で、違和感ありすぎて、不気味だった。

悪戯心でそれが描いてあったのか。それとも実際そういう風に見えていたのかはわかりません。
大学生の頃の話。

仲のいい友達(仮にY)と何時頃からか連絡が取れなくなった。
周りの友達にそいつのことを聞いてみると、同じく連絡が取れない状態だった。

何かあったのかもしれないという事で、友達(仮にT)と俺の2人でアパートに様子を見に行った。

アパートについてチャイムを鳴らしても出なかった。
鍵がかかってるかドアノブをガチャガチャして確認して、「出かけてるのかな」と言い終わると同時くらいに、鍵を開けるような音もせず急にバーン! と扉が開いて、何かがTを掴んだ。

何かというか人の手なんだけど、真っ黒でそれが人とは思えなかった。
Yの部屋からその手は伸びてるけど、真昼間なのに部屋の入り口から先が真っ暗だった。そのせいで真っ黒な腕の胴体とかは見えなかった。

その手はTを部屋に引っ張り込もうとしてるみたいで、Tは「うわああああいやだああああ」と叫びながら抵抗してた。
俺は鍵がかかっていると思っている扉が急にバーン! って開いたのでビックリしちゃって尻餅をついてた。

でもなんとかしなきゃと思って尻餅をついたまま足で扉を閉めた。
真っ黒な腕が扉に挟まるイメージをしてたけど、腕は挟まることなくTを離してスルリと扉の中に消えていった。

扉が閉まった後はひたすら走って逃げた。

その後なんやかんやあって、Yが近くの山で自殺しているのが見つかったんだけど、死んだのはアパートに行く前日とのことで、あの黒い手はYのものではないことが解った。
オレの兄貴の身に起きた話。

オレの兄貴はクラスでは地味な方でいわゆるいじられキャラだった。
しかし人気はあったようで、兄貴の卒アルの白紙の欄にはかなりびっしり書き込まれていた。

そんな兄貴には「何で兄貴と?」と思うくらいかわいい彼女がいた。
小柄で明るくて、たびたび家に呼んでは料理を振る舞うという。問題はその料理だった。

最初はカレーや春雨といった定番だったのが、なぜかどんどん肉料理ばかりになっていった。
中には骨のある人間の指のようなものが入っていた。しかしそれは漢方の亀の爪だったという。

しかし調理中は決して見ないでと言われており不安を感じた兄貴はそっと見てみた。
すると案の定使っていたのは人間の肉だった。

今まさに手から指を切断して鍋に入れた瞬間だった。思わず声を出した兄貴は目が合ってしまった。
急いで逃げたが物凄い早さで追い掛けられ、捕まったときに近くにあった袋から生肉のようなものを口に入れられた。

兄貴は吐き出すこともできずにそれを口に入れたまま家に逃げ帰ってきた。
通報してその女は逮捕されたが、あの肉は女の元彼の肉だったそう。

オレの兄貴に食わせて早く元彼になって欲しかったと言っていたらしい。
意外と身近だから恐い。
俺はかなり田舎に住んでたんだけど、ソコは開発される前は結構タヌキとかハクビシンとかが家の前に出て来たりするような場所だった。

そんな俺の近所で10年くらい前のある時男性がいなくなったんだ。まあ家族も何故かあんまり心配してないみたいだったんだけど、2日後に山で遊んでた子供が人の死体を見つけて大騒ぎ。

警察が調べたら骨にタヌキらしき歯形がついてたらしく町総出で罠仕掛けたりして大量のタヌキを殺した。俺とかもタヌキは悪い動物とは思ってなかったけど仕方ないかあ。って感じだった。

ところがタヌキもほとんど見なくなったのに二人目の犠牲者が出た。こっちは木にぶら下がってたからこれはタヌキじゃないってますます騒ぎになった。

この謎の真犯人は意外なヤツだった。タイワンから来たサル。タヌキの罠にかかったヤツで獣医が解剖したら胃から人骨が出た(これは危険なサルとかいうタイトルで回覧板に書いてあった)。

このサルは人間を食ってたのだ。

話はこれで終わりだが、外来動物は環境破壊だ! くらいにしか報道されてない。しかし実は報道規制されてるだけで俺の地域以外にもこのサルによる犠牲者は出てるらしい。
ちょうど5年前の今頃に体験した話。

当時俺はH県の東H市で働いていて、地元で働いていた時に知り合ったK県の男性(仮にKとする)から、

「そっちの専門学校で友達が欲しいっていう女の子(既に名前も忘れたけど、仮にMとする)がいるから、相手してやってくれ」

と、女の子を紹介された。そして、連絡を取り合う内にKが東H市に来て、3人で飲むことになった。

Kと駅で会い、車で隣のH市へMを迎えに行き合流。初めて会ったMは、優しい顔立ちの可愛い女の子だった。

最初はKと同じK県出身のMは酒が強く、酒の強さには自信がある俺と飲み比べをするはずだった。しかし、Mはその日にH市に帰らないといけないし、Kは数年前に脳溢血で倒れ半身不随になっていた。

俺は送迎があるから酒を飲むワケにはいかず、Kも酒はからきしダメで、しらけそうだったが意外に盛り上がっての帰り道。高速に乗ってH市に向かう車の中で、不幸自慢? が始まった。

・俺はある女とつき合って以降不運続きで、就職まで妨害されて当時の仕事はKに紹介されて他県でやっと就けた仕事だった
・Kは婿養子先から追い出され、格安の曰く付き物件に入居した後に脳溢血で倒れ半身不随になった
・Mは片想いが実らず、自殺まがいのことをした経験がありながらまだ片想いの男が好きだった

Kが面白おかしく語るから、暗い雰囲気にはならなかったが、今思えばとんでもない負を抱えた3人が揃ってた。

そんな中、いきなりその声は聞こえた。ノイズがかかったような、虚ろに響く男の声で、何を言っていたかは分からない。ただ、悪意に満ちた感情であったことは覚えてる。

最初はラジオかと思ったが、会話の邪魔と思いつけていない。併走している車も無かったから、漏れ聞こえてきたワケでもない。

後部座席のKとMは何も聞こえなかったと言う。まあ、その声は俺の耳元というか頭の中に直接聞こえてきたし、雰囲気を壊すのもな…と思って黙っていた。声に込められた悪意に気分は悪かったけど。

その日を境に、3人の関係は破綻した。Mはメールを返さなくなった。Kは東H市での俺の仕事の立場を本社と共謀して奪い、俺はKと絶縁した。その後、東H市の営業所の業績不振による閉鎖でKはクビになった、と元部下から聞いた。

>>14

あれから5年…KとMが今どうしているか知りようもない。

俺は、あの声の主が3人の関係を破綻させたと思う。それがどんな存在かは分からないけど、この世のものではなかったことだけは間違いない。
俺の高校時代の話。

夏休みのある日。よくつるんでた友達の家に集まる事になって、Sというやつの家にしようってなった。まあ お泊り会だな。

そいつの家はけっこう立派な新築でちょい山の中腹にあった。
夜の八時に駅に着いて蚊が多いから足早にSの家へ急いだ。月を見ながら坂を上ってようやくSの家に着く。

部屋に入ってスーファミしたりコミック読んだり。そんで飲み物やお菓子買いにコンビニまで行こうってなって、皆玄関で靴履いてた。
奥からSのお母さんがやってきたんだ。

明るくてちょいヤンママ入ってる、クレヨンしんちゃんのママみたいな人なんだけど、ちょっと機嫌悪いのか

「今日は外へ出たら駄目。ジュース持ってくるから。あと 窓も絶対閉めときなさい。クーラー入れていいから」

と言って外へ出してくれなかった。

Sはクーラー入れていいというのは珍しいと何度もつぶやいてた。Sの家は父親はいなくてそのお母さんが主だったから。

夜の十一時くらいかな。下の階から電話のベルが響いてきた。しかし誰も出ない。
ずっと鳴ってるといらいらしてくるもので、友達の一人が「俺 電話出てくるわ」って階段下りていった。

しかし行ってみると電話の前にSのママが立ち尽くして電話を睨んでいる。
「もうすぐ止むと思うから。うるさいでしょう。ごめんね。部屋の窓は絶対開けちゃだめよ」って俺らは言われた。

その後Sがママと話して部屋に戻って俺らに話した事は、嘘でも冗談でもなく現実の話。

今日はSのママの友達の「命日」で、俺らが来る前に「その友達」からこんな電話があったそうだ。
ママさんをMと呼ぶことにする。

「Mちゃん・・・・Mちゃ・・今夜家・・に来・・てもいいいい???
Mちゃん・・・・Mちゃ・・今夜家・・に来・・てもいいいい???」

「Mちゃん・・・・Mちゃ・・今夜家・・に来・・てもいいいい???
Mちゃん・・・・Mちゃ・・今夜家・・に来・・てもいいいい???」

「駄目よ・・絶対駄目・・!来たらだめよ・・・・」

こんな感じ。これが繰り返されてたと。

俺らは部屋の窓をあわてて確認した。十二時に電話のベルは止まった。
幽霊を見た事があると言う知人の話。

彼が電車に乗っていた時の事。
途中の駅から若い女性が乗り込んで来た。

凄い美人でミニスカートから綺麗な足が伸びている。
女性は開いている席を探している様な、知人を探している様な様子で車両を歩いていたらしい。

彼が鼻の下を伸ばしながら女性を見ていると、隣の席に座る老女がいきなり話しかけて来た。

「あんたにも見えるんだね‥」

「?」

彼が何を言うんだこの婆さんと言う顔で見返すと

「周りを見てごらん‥あんた以外にアレを見てる者はいるかい?」

彼はハッとしてしまった。老女の言う通りである。
あれだけの美女があんな短いスカートをはいているのに、誰も女性を見ていないのだ。

頭の悪そうな男子高校生さえも一瞥もしない。
老女は独り言の様に話を続けた。

「あたしはプロだから見えるんだけどね、でもあんたみたいな素人にも見えるとは珍しいね。アレはかなりタチの悪いモノだよ。この近くで電車に飛び込んで、成仏できずに彷徨っているんだろうけど‥」

「飛び込みですか? でも‥」

彼は思わず聞いてしまったと言う。

老婆は女性が電車に飛び込み自殺をしたと言うが、女性は生きているかのように綺麗だったからだそうだ。

「あんた、映画の見すぎだよ。アンなモノでも昔は女だったんだよ。女ってのはね、死んでも尚、綺麗でいたいものなんだよ。あたしがこれまで手がけた女モノは皆、生きてた時、一番綺麗な姿で出て来たよ。

そんな事よりホラホラ、アレが来るよ。あんた絶対にアレと目を合わせちゃ駄目だよ」

女性は彼と老女に気付いたのか歩調を速めやってくると、彼の前に立ちはだかった。
彼は本当に生きた心地がしなかったそうだ。目をギュッと瞑りジッと下を向いたままであったと言う。

電車が次の駅に着いた時、やっと隣の老婆が声を掛けくれたらしい。

「もういいよ。ほら、アレは獲物を見つけて出て行くところだよ」

>>17

彼がゆっくりと目を開けて顔を上げると、女性は二十歳そこらの、見た目の良い男と電車を降りるところだった。

「女の性なんだろうね‥捕りつく男もカッコ良いいのがいいのかね‥」

(彼はハゲ、デブ&オヤジのスリーカードを持っている)

と言うと老女はニヤリと笑い言葉を続けた。

「今日はサービスしといてあげるよ。依頼なら一本は貰っているところだけどね」

彼はそれ以前もそれ以後も幽霊は見ていない。

なぜ、あの時だけ彼にアレが見えたのか? 一本とは十万円なのか? 百万円なのか? は未だ彼には分からないと言う。
俺とKとY子の3人で、Y子の部屋で飲んでた時のこと。

学生のころだから5年前ぐらいかな。

Y子の部屋はコンクリートのマンションのくせに、学生ばかりが入居するワンルームだから、壁が薄いのか、隣室に音が良く聞こえてしまうようで、Y子が夜中に大きい音を出すと隣人が壁を叩いてくるらしい。

その日は、結構盛り上がって「男2人と女1人ならやることは一つでしょう!」みたいなかんじで、冗談で3Pやるふりをしたりしてたんだけど、Y子が大声出すもんだから、案の定、隣室の奴が壁を叩いてきた。

なんか興ざめしてしまったし、強姦かなんかと勘違いされて通報されるのも嫌だから、酒はやめて、就職の話とか将来の夢とかかなり小さい声で話し始めたんだ。

でも、しばらくするとまた隣室の奴が壁を叩いてくる。ドン! ドン! ドン! って。足で蹴ってるぐらいの大きい音で。何回も。

もう誰も喋っていないのに、それでもやめない。ドン! ドン! ドン! って。

尋常じゃないし、Y子のことも心配だったし、俺とKが隣の奴に会って文句を言うことにした。確かにうるさかったのは悪いが、まだ夜の11時だ。学生には昼みたいなもんだろう。

呼び鈴を押すと意外にも出てきたのは、白髪まじりの50代半ばぐらいのおばさんで、手には数珠を持っていた。ものすごくいやな予感がしたものの、壁を叩くのをやめてくれないかという話を手短にした。

だけどおばさんは何のことだかわからないらしく、困った顔で部屋の奥のほうを指差す。

そこには仏壇が置いてあった。ちょうどドン! ドン! ドン! と音がした位置の壁際に。

Y子には悪いと思ったが、仏壇のことは喋らず、隣人のお母さんらしき人に、壁を叩かないように頼んでおいたと伝えた。Y子はなぜか納得したようだ。

後でわかったんだけど、その部屋には引きこもりの大家の息子がひとりで住んでいたらしく、Y子が引っ越してくる前に首吊り自殺をしたらしい。それも巧く吊れなかったものだから相当苦しんで、壁を何度も蹴った跡があったとか。

ちなみにあのときの数珠を持ったおばさんがその大家さんだったらしい。

別にどうってことない話なんだけど、あの時聞いた、ドン! ドン! ドン!って音が、首吊りの最中の音だと思うとなんか嫌だな。
今年の1月頃。

いつもと同じく仕事を終えて、電車に乗っていた時。
吊革を握り、ふと目の前座席に座っている人に視線を向けると、1人嫌な気を放っている男性がいる。

まだ若い人だけど、全体的に覇気が欠け、眼がうつろの状態。
疲れているのかな…という印象だったが、ふと表情を見るとやけに眼がつりあがっている。

つり眼でも、ここまでの人ってあまり見たこと無いなあ。
ただそう感じました。

でも、じろじろ見るのは失礼だなと感じ、視点をそらそうとした時。
私の前でその若い男性の顔が、狐の顔にすりかわりました。

眼がものすごくつり上がり、ニヤニヤと薄気味悪い目つき。
そして、両方の口端が、目の辺りまで一気に裂け上がり、私の目を凝視してニタリと笑いました。

あまりの気持ち悪さに、声こそは出さないものの、やや後ろへ体がのけぞってしまいました。
狐の目つきは、若い男性の目つきそのものでした。

その男性はすぐ電車から降りていきました。
降りていくときには、狐の顔から人の顔に戻っていました。

あれが狐憑きといわれるものかは分かりませんが、二度と視たくないと思いました。
わたしが人生で1番怖かった体験です。幽霊の類ではないのでご容赦下さい。

8月の始めのころ、私はバイト三昧の毎日を過ごしていました。その日も22時までバイトをして、重い足を引きずるようにして電車に乗りました。

運よく座ることが出来たのはよかったのですが、隣に座ってきた女の人がなんだかおかしい。夏真っ盛りなのに黒いワンピースにつばが広い黒い帽子、サングラスまで付けていました。

私は気味が悪いと思いながらもなるべく気にしないように暇つぶしにメールを打っていました。すると突然その女は小刻みに震え始めました。

私はその時に席を立てば良かったのですが、バイトで疲れていて立つ気にはなれませんでした。いやだなぁと思いつつもずっと携帯をいじっていました。

すると突然その女が刃物を取り出し、私の携帯にむかって振り下ろして来たのです。私はびっくりしたのと刃物で手を切ってしまったので携帯を落としてしまいました。

女は私の携帯をとりあげ、何度も何度も刃物を突き刺しています。周りの人も呆気に取られています。

女はしきりに「この携帯が……この携帯が」とぶつぶつ言いながら携帯をめった刺しにしています。すでに画面は真っ暗、中の精密機器が散らばり始めていました。

我に返ったサラリーマンらしき人数人が「やめろ!」と叫びながら女を取り押さえました。取り押さえられた拍子に女のサングラスがとれ、顔が見えました。

私はあっと小さく声を漏らしました。それというのも、その女は現在私が付き合っている男性の元カノだったからです。

私と彼の出会いは出会い系で、メールからお付き合いが始まった仲でした。女は私と私の携帯に対して殺意を持っていたようです。

女は次の停車駅の鷺〇宮で降ろされ、そのまま警察に連行されていきました。私も鷺〇宮で降り、手の手当てと事情聴取をうけ、帰宅しました。

帰りは電車に乗る気になれず、最寄り駅までタクシーで帰りました。

その後彼氏とはすぐに別れ、今は平穏な日々を過ごしています。皆さんも出会い系と元カノにはご用心を……。
秋の気配が深まる夜中の2時頃、赤信号で交差点に停車した。
自分の車のエンジン音と、近くの草むらから聞こえる虫の声以外なにも聞こえない静かな時でした。

他に車は一台もいなかったので、赤信号を待つのも億劫になり、信号無視をしようとした時、唐突に交差点の前方にある遮断機が降り、警報機が鳴りだしました。

(こんな時間に電車? 工事車両でも通過するのか? 急いでるのについてないなぁ)

と悪態をつきつつ、遮断機が降りた踏切を信号のように無視する訳にもいかず、電車が通り過ぎるのを待ちました。

しかし、いくら待っても電車は来ません。
無視してきた信号も、赤から青へ2、3回繰り返していました。

遮断機の故障だと判断し、迂回するべく車のギヤをバックに入れたとき、電車が近づいてくる音がしました。
しかし、左右を見ても電車のライトが見えません。

しばらく右左をキョロキョロして、真正面に視線を戻したとき、列車が通過する轟音と共に目に飛び込んできた者は、両手を左右に広げ白いワンピースを着た女で、髪を振り乱し、物凄いスピードで蟹走りをし、僕を見ながら通過していきました。

その後、何事もなかったように遮断機は上がりました。
警報機の赤ライトの点滅に浮かび上がった女の顔には黒い棒が突き刺さっていました。

その踏切や交差点で事故が多発しているなんてベタな話しは聞いた事がありません。
きっとその女は全国の路線を……。
漫画家、桜玉吉先生の幼少時の体験談で実話です。
メチャクチャ怖かった。記憶だけで再現し書いてるから、細部は違うかと。

家で飼ってる猫のミーが子猫を6匹も産んだ。

玉吉「わー、可愛いねお母さん。ちっちゃくて、ふわふわしてて」
玉吉母「そうねえ、可愛いよねえ」

ある日の夜、なんか外で猫が喧嘩している声が聞こえた。
野良猫が喧嘩してんの? と玉吉は無視していた。

朝起きると、猫小屋の子猫が一匹いない。
状況から察するに、昨日の猫の喧嘩は、ミーと野良猫の喧嘩で、野良猫が子猫を一匹さらっていったっぽい。

玉吉はその日、一生懸命に可愛い子猫を探しまくった。けれども、残念ながら見つからない。
がっくりして家に戻ったのだが、何と猫小屋に子猫が戻ってるではないか。

玉吉「わー良かったあ」

でも良く見ると子猫の様子がおかしい。

子猫は腹より下がありませんでした。

親猫が子猫の上半身だけ、野良猫から取り返して来たのだった。
仕事の関係で朝五時には家を出る。家族を養うとはいえきつい。

ある日いつものように少し離れた駅まで歩いていると、白いワンピの女が犬の散歩をしていた。
彼女は美人さんだったが、驚くほどに無表情。朝から怖いものを見せ付けられた感じ。

次の日もその次の日も彼女を見かけた。ただ不思議なのは連れてる犬が違うことだった。
ウチも犬を飼ってるが、俺自身は詳しくないので犬の種類は知らんが…。

さらに目を引いたのが、犬の頭に赤い×(ばってん)が書いてあること。
マジックで書いたのか、荒々しく掠れ掠れな感じの。

しかしある日を境に見なくなった。
少し寂しく感じた…というのも、私自身彼女に魅了されてたからだろう。なんとも恥ずかしい話である。

私は最寄の駅近くの飲み屋によく行くのだが、そのことを店主に話した。
すると店主は顔を強張らせて次のようなことを教えてくれた。

・どうやらその女は犬を十数匹殺して、今は警察のお世話になっているらしい
・犯行を行うのは朝6時頃で、被害が多かったのがこの地域(多分これにより、私の見かけた女と一致したと思ったのだろう)
・障害を持っており、犬のある特定の鳴き声を聞くことで異常行動を起こす
・反面、犯行は計画的。犬の餌に薬を混ぜ、ぐったりさせてから連れ出す
・殺し方はとてつもなく残忍。ゴミ袋にくるみ、その上からあらかじめ付けた印目掛けてノミでめった刺し

いっきに酔いが醒めたが、俄かに信じられなかった。
あまりにギャップがありすぎるし、多分作り話だろうと思った(店主も聞いた話と言ってたし)。


そんなことも忘れた頃、いつものように朝早く家を出ると笑顔の女の人がいた。

「忘れ物を取りに来ました」

突然言い放つと私の制止も構わず、玄関近くの植木鉢をごそごそ何かを探していた。
捜索が終わったのか、急に踵を返し歩いていった。

少し離れたくらいで、パッと振り返り

「ありがとうございました。また来ます」

無表情だった。紛れも無くあの女だ。手に赤いサインペンを持っている。

現在は遠くに住む親戚に犬を預けている。
小学生の時、夢に血でドロドロした赤ちゃんが出てきて、部屋の前に立つ俺に向かって、ヒタヒタと廊下を進んできた。
なぜかその後ろには祖母が立っており、にこにこ微笑んでいた。

俺は恐怖に包まれ、じわじわ近づく赤ちゃんに「来るな、来るなぁ〜!!」と叫びながら押したけど、大人のようなもの凄い力で押し返された。
足で蹴ると吹き飛んだが、平気そうに何度でも起き上がっては、またじわじわ迫ってくる。

「助けて」と祖母に懇願したが、祖母はいつの間にか鬼のような形相で怒っている。
「○○ちゃん…お兄ちゃんになんでそんなひどい事するんや」と意味不明なコトを言っている。

俺は泣き喚きながら自分の部屋に入ると、内側から思い切り勢いをつけてドアを押した。
ドアに当たった赤ちゃんはバンッと2メートル弱ふき飛んで、そのまま階段の下に落ち、水風船みたいに弾けた。

放射線状に広がった血や内臓を見て、叫びながら起き上がった。
夢で良かったと思ってホッとした。

翌日、違う夢を見ていたのに、家の玄関を開けると、階段の下で放射線状に広がった血肉を見て、びっくりして目が覚めた。

さらに翌日も。またシーンが振り出しに戻った。生き返っている。

同じ悪夢を連続で見たため、怖くて寝たくない事を母親に告げた。

「お前は“水子”って言葉を知ってるかい?」

「うん」

「おばあちゃんには居るんよ…流産でもなく、堕ろしたんでもない。死産でもない…」

そこで母は黙ってしまった。

「…お前は引きずり込ませたりしない。今日もその夢を見たら、夢の中で私を呼びなさい」と。

その日の夜、やはり夢を見た。「お母さん、助けて!」と叫ぶと、赤ちゃんは「ぐぅ」と唸りながら、素早い何かに連れていかれた。
祖母は目を吊り上げて、「許さん…覚えときや」と捨て台詞を残し、パッと消えた。

それからは、その夢を見なくなった。ちなみにその時、祖母は生存しており、元気に同居していた。
普段から笑顔の優しいおばあちゃんで、なぜそんな夢を見たのか分からない。
小学生低学年の頃、学校終わると神社で遊んでた。
その神社は林に囲まれてて鳥居くぐった先の、かなり長い階段登った場所にあるからいつ行っても人はいなかった。

静かな場所で、苔のついた石碑や、くたびれた木の社があって、時間が切り取られたみたいなおおらかな雰囲気が大好きだった。
社に座ってボーっとしてると、さわさわ葉の擦れる音が響いて凄く落ち着いたんだよね。

ある日、いつものように神社行こうとしたら階段にどんぐりが置かれてる。
不思議に思いながら階段を昇って神社につくと、先客がいた。

いつも座ってる社の椅子に、同じぐらいの子供がいるんだ。
見たことない子だった。遠目から見て顔色の悪い子だなぁって思った。

そいつは俺に気付くと笑って、おいで、おいでって手招きしだした。
俺は人見知りな性分で、どうしようかって暫く迷ったまま神社の入り口で立ち止まってたんだ。

5分くらいかな。その間そいつはずーっと同じ動作でおいで、おいで、してるんだよ。
表情は笑顔のまま変わらないんだけど、それがずっと見ている内に笑ってるんじゃなくて怒っている顔に見え始めて気味が悪くなった。

だから、無視して帰る事にしたんだよね。
階段を降りようと、きびすを返すとき、視線の端でそいつが笑顔のまま立ち上がったのが見えた。追いかけてくるなって思った。

階段を降りる途中、背後から気配がして悪寒が凄かった。すぐ後ろに、何も言わずそいつがついてきているのがわかる。
振り返るのが怖くてびくびくしながら階段を降りた。一段降りる度にどんぐりを踏む音が後ろから聞こえるんだよね。

全部降りきって、鳥居をくぐった時には泣きそうになった。家までついてきたらどうしようって。
何歩か歩いて、恐る恐る階段を振り向いた。鳥居には、誰もいない。ホッとして階段を見上げた時にぎょっとした。

神社の入り口の最上段から、青白いおっさんが俺を憎そうに睨みつけてるんだ。
服をめくりあげて、そこにどんぐりを貯めたおっさんがね。

走って家に帰って二度とその神社には行かなくなった。
厨房の頃で、もう17年前です。

クラスにおかしい子(仮にA子としよう)がいて、虚言症というか嘘ばっかついてた。

「彼氏がねー、私のこと可愛がってくれてー」

とかいつも話すんだけど、そいつ『ブス』で、彼氏が勿論いないのはみんな知ってた。
だから、誰にも相手にされず、友達も無し。そのくせ、友達でもない人に馴れ馴れしく話しかけるんだよ。俺も話しかけられた事がある。無視したけど。

A子がある日「私妊娠したの」等と触れ回ってる。まあ、周りはいつもの事と笑ってたけど、それが一週間くらいA子が学校休んだと思ったら、子供の人形を抱えてきて、

A子「ほら、見て、私の赤ちゃんよ」
A子「おーよしよし、可愛いね」

とかやってる。周りはドン引き、もう腫れ物にでも触れるように、誰もがA子に接する。

数学の時間、数学の先生がA子のバックからはみ出している人形を見て、

先生「なんだこの人形?」
A子「私の赤ちゃんです」

その瞬間、まわりの空気が凍りついた。先生はどう返すんだろうと皆がヒヤヒヤ見守ったら、

先生「はっはっは。そうかそうか」

先生はA子を良く解ってなかったから、ユーモアと思ったようだ。

A子の赤ちゃん騒ぎにも周りが馴れ、落ち着き始めた時、均衡を破る事件が起きた。
隣のクラスの、ケンカばっかやってるDQNが、話を聞きつけやってきて、

DQN「お前、赤ちゃんとか馬鹿だろ、あーん」

と周りがあえて触れない事に突っ込んだと思ったら、いきなりA子の人形を掴んで、窓から放り投げた。周りの人間は真っ青。

その瞬間である。A子が絶叫したかと思うと、

A子「この人殺しいいいいいfgjsd;:、g。・がshklfj」

と訳の解らない事を叫び、DQNに掴みかかる。ガラガラガラシャーンとぶっ倒れる机。

>>27

A子はDQNの首を本気で絞め、相変わらず叫び続ける。目は釣り上がり、歯は剥き出し。

A子「死ね亜bfs打叙hfwjかあf「slkfws」

「あっDQNが死ぬっ」と思って、周りの奴らで止めたんだが、もう酷いね。A子は本気だから、もうまるで女の力とは思えない。5、6人でやっと押え付けた。
DQNは茫然自失。首絞められて内出血したのか顔が真っ赤。首にはA子の親指の痕が、紫色にくっきりとついていた。

A子は警察が連れて行って、それ以来、登校してこなくなった。やっぱり、精神病院に入院させられたのだろうか。

生まれて始めて見たよ。たぶん、100人に1人でさえも、一生に一度見れないんじゃないかな。
人が本気で、人を殺そうとしているところ……。
僕が夜勤から帰る途中突然お腹の方が催して来たんです。

近くのスポーツ公園の奥の雑木林にあるトイレに駆け込みました。ところが男子トイレに紙がなかったんです。
(まあ夜中だし誰もいないから良いや)と思い女子トイレに入りました。

用を足していると「カッ カッ」と足音がします。
(やばい誰か来た)こんなとこ見られたら変質者と思われる。用を足すのを止め、息を潜めます。

「カッ カッ」

足音がだんだんこっちへ近づいて来ます。

「カッッ カッ カッ カ・・・・・」

足音が僕が入ってる個室の前で止まりました。

(もしかして管理人か警察かも。ここは正直に事情を話そう)

「すいません、男子トイレに紙がなかったんでこっち使ってます」

返事がありません。ただドアの向こうから無線音のようなものが聞こえてきます。

「・・あ・・・・・・・・・・・い・・」

何をしているんだろう? とドアの下の隙間から覗き込むと、裸足の女の足が見えました。しかも片足だけ!!!

(なにが起こってるんだ!?)

混乱していると無線音のような声が段々大きくなってきます。

「・・あ・・・・・・・・・・だ・い・・」

「・・あ・し・・・・・・・・・だ・い・・」

よく聞くと女が唸ってる様な声です。

「・・あし・・・ちょう・・・だい・・・」

(足頂戴!)

言葉が聞き取れた途端、下の隙間からニュ〜っと綺麗な女の手が伸びて来て僕の足を掴みました。
掴まれたと言うよりは重いひんやりとした空気に包まれたような気分でした。

「アワワワワワ・・・(俺の足どうなっちまうんだろ?)」

僕は恐怖で固まってしまいましたが、ゆるむところはゆるんで第二波が駄々漏れ状態でした。

手はしばらく僕の足を掴んでいましたが、僕の足が毛深く汚かったからでしょうか「こんな足イラネ!」と言わんばかりに手を離しスゥ〜っと隙間から消えていきました。
僕はそのまま気を失い朝までトイレで寝てました。

後日地元の人から聞いた話によると、そのスポーツ公園前の道路で女性が車に撥ねられたそうです。
一命は取りとめましたが足を一本切断してしまいました。

>>29

モデルをしていたその女性はそれがショックでショックで、公園奥の雑木林、僕が用を足したトイレの真裏の松の木で首を吊って自殺しました。
それ以来そこの女子トイレで一人で用を足していると「足頂戴」と言って出てくるそうです。

幸いその女の霊が気に入る足がなかったのか足を取られた人はいないそうです。
僕は思います。足が綺麗な女の人は、決して一人でそのトイレを使わない方がいいですよ。
俺の住んでる県はオカルト的な場所が少ないんだけど、俺はそう言うの大好きだから県内のオカルトポイントはほぼ制覇してる。

これはそのうちの一つ、自殺の名所のつり橋での話。

昼間でも見える人は見えるってほど有名なポイントなんだけど、昼間はそのつり橋の真下で芋煮会(知ってる?)とかバーベキューやってるような場所なので夜に行って来た。

その時の同行者は彼女(現妻・見える人)と俺(全く見えない人)、友達カップル×2(見えるかは不明)の6人。つり橋の上を車で通って、何も見えなかったからそのまま車を路肩に止めて川原に降りる事になった。

流石に川原に降りると9月でも少し肌寒い。彼女があまり拒否反応を示さないから、ヤバイ霊は居ないんだろうと安心して周囲を探検しまくってたんだけど、急に喫煙室のエアカーテンをくぐったような、飛行機のドアが開いたときのような、そんな空気の層を突っ切ったような感覚があって、ちょっとふらついた。

隣を見ると彼女が腕にしがみついて硬直してる。ちょっと離れた所に居る友達もみんな動きを止めてキョトンとしてた。

もう川原に降りてから20分〜30分くらい経ってるし、ちょっとヤバイかも知れないと思い「そろそろ帰るべ」と促して車に戻って、またつり橋を渡って帰って来たんだけど、つり橋の上でまた空気の層を突っ切った感じがした。

山を降りたファミレスで青い顔をしている彼女に「大丈夫か?」と聞くと黙ってうなづいていたが、怖い話に飢えてる皆で根掘り葉掘り聞くと、さっきのつり橋で何があったかを話してくれた。

曰く、しばらくは周りに数人の霊がジッとしているだけで何とも無かったんだけど、友達の一人がその霊にすっかり重なってしまった途端、周り中の霊が一気に俺らの周りに密集してきたそうだ。

通勤電車並の密着度で数十の霊が俺らを取り囲んだ状態。彼女はもう動けずに居たんだけど、霊に鈍感な俺らが「帰るべ」とかのんきな事言って逃げ出してくれたので助かったと。

橋の上まで車の周囲を囲んでくっついてきた霊も、橋の真ん中を越えたあたりで排水溝に吸い込まれる水みたいに橋の下へ消えて行ったそうだ。

わりと大勢で楽しく話をしながら、死にたくなるようなネガった気持ちも持たずに居たから何も無かったけど、これが1人で居たらやばかったかもって言ってた。
宝島を見つけようと必死で探した夏休み。川の横で知らない子が一人立ってニコニコ笑ってる。

「宝物ならこの端の滝つぼに埋まってるよ」と友人達しか知らない目的を口に出す少年。友人達は犯人は誰かと顔を見渡すも皆同様に困り顔。

少年はニコニコ笑いながら、「本当だよ。あそこにあるよ、宝物」と歌でも歌うように川の端を指す。

さて、これはどうしたものかと考えあぐねるも、少年が嘘をついてるようには見えず、信じ始めた者から順にそこを目指し川を泳ぐ。

少年が帰るそぶりを見せながら「一番の宝物なーんだ?」と、謎かけのように大きな声で軽やかにこちらへ投げかける。

泳ぎながらも考えるが考えは纏まらず。少年が聞こえるか聞こえぬかのか細い声で何かを呟く。

数人がそれを聞き引き返す。先頭の者には聞こえずか、そのまま指された場所を目指す。ボクは引き返す。少年は確かに言ったから「それはね…」と。

先頭に行った友人のうち1名死亡、1名未だに行方不明、そして身元不明の遺体1名。

今年も川に花を流しに行ってきた。川の横に少年がニコニコと笑っていた。「一番の宝物なーんだ?」と聞かれずによかった。ボクには今、家族がいるから。
昔、麻布の仙台坂というところに住んでいたことがある。大使館や寺があちこちにある、静かな町だ。
俺が住んでいたのは、麻布の谷間に沈むようにある墓場のそばの、じめじめした小さなアパートだった。

ある日、会社に何日か泊まり込んで仕事をしていた俺は、久しぶりに終電でアパートに帰った。

家に入ろうとして、アパートの鍵を会社に忘れたことに気がついた。
今から友人のところに行くのも迷惑だし、ホテルに泊まるほどの持ち合わせもない。なにより俺は疲れていた。

部屋の前に駐めてあるバイクのカバーをはがすと、俺はその中にもぐり込んだ。
キャンプ好きな俺は、野宿には慣れていた。

コンクリートは野山の土に比べれば堅かったが、とりあえず体を伸ばすだけのスペースはあった。
隣の住人が見たら仰天するかもしれないが、その時はその時だ。

どれだけ眠ったのか。
俺は、人の気配で目が覚めた。

誰かが近くにいて、こちらを伺っている。バイクのカバー越しだが、誰かの存在が感じられた。
警察や近所の住民だったら面倒だ。説明くらいしなければなるまい。俺は、バイクのカバーから顔を出した。

女がいた。俺の頭のすぐ上に立ち、体を少し降り曲げて、無表情にこちらを見つめていた。
長い髪が、服や顔にからみつくように乱れていた。

血まみれだった。血で濡れた顔の中に、大きく開いた目が光っていた。
白い服が、血や泥で汚れていた。それ以上、見ている余裕はなかった。

俺はバイクのカバーにもぐり込んだ。全身が総毛立っていた。
ものすごい勢いで心臓が脈打っている。目が一気に醒めていくのがわかる。

気のせいだ。気のせいだよな。疲れてるんだよ。俺はそう思った。
でも、カバーを再び開けて、外を見る気にはなれなかった。カバーの外には、あいかわらず何かの存在が感じられた。

今、外に出たらあれがいる。
そのまま、まんじりともせずに過ごした。

どれくらい経ったのか。
いつしか、鳥の声が聞こえてきた。それでも俺は、隙間から夜明けの光が射し込んでくるまで、カバーの中から動けなかった。

しばらくして、俺はそのアパートを引き払った。
その夜のことは、疲れて幻を見たんだろう、と思っていた。

>>33

数年後。俺は東京の怪談を扱った本を立ち読みしていた。
ふと気が向いて索引を見ると、仙台坂の項目があった。

俺がページを繰ると、
「交通事故に逢った、母子の幽霊が出る」
と、ごく簡略に書かれていた。

俺の体から、冷や汗が吹き出した。
あの夜の情景が、一気に甦った。

そうだった。
あの女の胸元には、体を埋めるように抱かれた、小さな女の子がいた。

…あれは、幻ではなかったのか。
先月だったかな。
仕事帰りに近所の公園の前で、キコキコとブランコをこぐ音を耳にした。

何気なくそちらへ目を遣ると、子供がブランコで遊んでいる。
公園で子供が遊ぶなんてありふれた光景だが、時刻は夜の10時をとうに回っている。

ちょいと心配になったが、迂闊に声をかければ俺が不審者だ。
若干後ろ髪を引かれながらも、見なかったことにした。

で、その翌日。またしても公園で子供が遊んでいた。
昨日と違うのは、子供が2人になっているということ。

あれか。きっと弟だか妹を心配した上の子が一緒に遊んでやっているんだろう。
両親は夜の仕事かなんかなんだろうな。と、お家芸の妄想を勝手に展開して納得した。

そしてその翌日も、仕事帰りに公園を通りかかると子供が遊んでいた。
…また1人増え、今日は3人になっている…。ここに至り、ようやく奇異なものを感じ始めた。

それでも、この道を通らないとかなり大回りになってしまう。
だから、その翌日も公園の前を通りかかったわけだが…

お察しの通り、1人増えて4人になっていた。
俺は薄気味が悪くなりつつも、怖いもの見たさで近づいてみることにした。

いざ公園へ入ると、妙な違和感を感じた。
子供ってさ、遊ぶときはキャッキャと騒ぐもんだろ? 4人もいればそれは騒がしい…はずなんだが、その公園は静寂に包まれていた。

あれ? と思い周辺を見渡すと――
無人だった。人っ子一人いない。

くたびれたスーツ姿の不審者が接近してきたから退散したのか…?
狐につままれたような気持ちで公園を後にしたんだが…帰り際にまたブランコをこぐ音が聞こえたんだよ。

振り返ると、確かに4人の子供が遊んでいた。
それ以来、俺は遠回りをしてでもその公園の前を通らないようにしている。

もし今日の仕事帰りにあの道を通ったら…
30人以上の子供で埋め尽くされているのだろうか…?
もう大分前の事なんだけど、職場の同僚に殺されかけた。

相手は同期の女性だけど付き合いの全く無かった人だった。趣味も性格も合わなくて、喧嘩はしないけど親しく口を聞くことも無い。

その人に仕事の帰りに待ち伏せされて、金槌で殴り殺されそうになった。たまたまその日近所で事故があり、警察が来ていたので彼女は現行犯逮捕された。

向うに好かれてないのは知っていたけど、殺したいほど憎まれるなんて夢にも思っておらず、最初は何故彼女がそんな事をしたのか分からなかった。

以下彼女の自供だけど、彼女も同人をやっていた。ただし隠れでやっていたんだけど、事件の少し前、イベントで彼女のスペースに私が買い物に来て、鉢合わせしてしまった。

でもその場では私は何も言わず、社内でもその話をしなかったので、最初は人違いと思ったらしい。ところがそれ以来会社で目が合うと、私はニヤニヤしたり思わせぶりな態度をとって来る。

いい加減気持ち悪くなって来た所、私が社内で彼女の婚約者と喋っているところに出くわした。その時私がにやっと笑って彼女に目配せしたので、婚約者に同人をばらされると思った。

そこで追い詰められてやむを得ず…と言う事だった。

確かに私も同人やっていたけれど、彼女の行ったイベントには仕事で不参加だった。ジャンルも全く別で、彼女の本を買ったことも無い。

それに彼女の婚約者は私の上司で、毎日仕事で顔を合わせている。ニヤニヤどころか、私は彼女が同人やってる事すら知らなかった。つまり全部彼女の妄想に過ぎなかった。

彼女はまだ塀の中にいる。もちろん婚約は破棄された。取り押さえようとする警官と、逃げる私を追いかけてる最中に、通行人にも怪我させているから、彼女はまだ出てこられない。

私も転職と引越しをしたので、まず安心だと思う。でも未だに彼女が勘違いしたのが分からないし怖い。
人から聞いた話。

とある山村に5歳と生まれて間もない2人の兄弟がいて、真昼間にその兄弟の母親が2人を寝かし着けて洗濯物を干してたんだって。
終わって戻って見ると2人の姿が無くて、慌てて探したら庭先からキャッ、キャッって楽しそうな声が聞こえたんだと。

庭先を見てると長男が楽しそうに庭先の水捌け様の溝の近くで砂遊びしてるんだが、赤ちゃんの次男の姿が見当たらない。
母親は長男に聞くが、長男は砂遊びに夢中になっているのか聞く耳もたずだった。

探しても探しても見つからないから、焦った母親は警察に連絡して、辺りは騒然となった。
でも、警察が調べると赤ちゃんはあっけなく見つかった。

長男の遊んでいた所の水捌け溝に埋められていた。
埋めたのは長男だったんだ。

母親は5歳の長男を咎めた。
「なんでこんな事をしたの!」って。

長男はこう言った。
「みんな こうなる」

その三ヶ月後にその村は大雨による土砂崩れで村の半分が埋まり、多数の死者を出した。
私には歳の離れた兄がいまして、兄は大手運送会社で役職職は所長ということで日々忙しい毎日を送っているそうなんですが、先日奇妙なことがあったと話してくれました。

大きな支店なので毎日たくさんの業者さんが行き交うそうです。
そのうちの一人の運転手さんがある日、高速道路で巻き込み事故を起こしてしまい一人殺してしまった。

場所は中央道の伊那から飯田にかけてのカーブ。
高速では珍しいかなり角度のきついカーブで、私も何度か通ったことがあるのですが、スピードを出しすぎると縁がまるで壁のように迫ってくるようなところでした。

奇妙なのはカーブを曲がりきった後でブレーキを踏み横転して、後続車を巻き込んだそうだ。
運転手自体も大怪我で二週間ほど生死の境をさ迷ったらしく、意識を取り戻して警察が調書を取りに来たとき運転手はうわごとの様に

「女がいた」

と繰り返すばかりでまともな話が出来ない状態だったようで。

業を煮やした警察が兄の所にきて普段はどんな様子なのかとか聞かれたそうです。
一応責任の在る立場にある兄は会社の責任を追及されては困ると思い、その日の事故を起こした車両の形跡を書類上で追った。

なんてことは無い半日で帰ってこれる距離で、前日も休暇でゆっくり休めていたようだった。
過労や過剰積載でもなく積荷も一般的な食品で比較的軽い。加えてドライバーは15年のベテラン。突発的なよくある事故、警察の調書は業務上過失致死であった。

一月ほど経って事件を忘れかけていた頃、ある馴染みの運転手がこう言った。

「いや〜○ちゃんこの間見ちゃったよ〜」
「何を?」

例の巻き込み事故のあったカーブ。女が縁に両手を掛け鼻から上、目だけだしてこちらを見ていた。

高架橋のようになっているので、縁の向こう側は15mの落差。当然生身の人間が長時間ぶら下がっていることは不可能。

一瞬のうちで脳裏をそれがかすめたときあわててブレーキを踏んでいて

「あぁ、アイツはこうやって事故ったんだな」

と言っていたそうです。
今現在恐い話。

リアの頃から仲良しで、10年近くずっと一緒に同人していた友Aが交通事故で亡くなった。
夜中に車運転して、カーブ曲がりきれずに壁に激突。ほぼ即死だった。

四十九日過ぎた頃、Aのお母さんから連絡あって、「Aの部屋を整理してたらこれがあった」と一通の茶封筒を渡された。
封筒の表に「○(私)へ」と書かれてた。

綺麗に封がされてて、家に帰って開けてみると、中には100均にあるようなノートが1冊入ってた。
最初の数ページを見ても、何も書かれてなくて「何だろう?」って思ってたら、ノートのほぼ真ん中に1行だけ「自分が死んだら○も死にますように」って。

1字1字丁寧に、凄く力を入れてボールペンで書かれてた。見た瞬間、血の気が引いた。
恐くてどうしていいのかわからなくて、よく因縁のあるのはお寺で供養、とかあるけど、それもどうすれば(どこのお寺に行けばいいのかとか)わからなくて、それ以前にこのノートを持ってるのが恐くて、すぐに破いて気休めの塩をかけて燃やしてしまった。

リアの頃からAは時々「ずっと一緒にいたい」とか、「○(私)が他の人と仲良くしてると無性に腹が立つ」とか言ってた。冗談ぽく言ってたから特に気にしてなかった。
本当は何の意味も無い言葉だったのかもしれないけど、今は凄く恐い。

そもそも、あの日、何でAは夜中に一人で車運転してたんだろ。どこに行くつもりだったんだろう。
未だにAのお墓参りに行けない。

周りの人には言えないんでここに吐き出しました。
私の田舎では有名な怪談めいた話し。

今から30年以上前、ある妊婦さんが亡くなったそうだ。

死因は散歩の途中で高い所から田んぼに転落して頭を打った事により首の骨を折った事。
当時は土葬だったので八角形の大樽のような棺に入れられ膝を抱えた体育座りの様な格好で埋葬された。

埋葬直後から村の人達の間で女の幽霊話しが持ち上がった。墓地の近所に住む人は女の泣き叫ぶ声を聞いた。また昼間でもそこを通りかかった人が不気味な地の底から響くような女のうめき声を聞いたりしたと言う。
不謹慎ではあるが、やはり臨月で亡くなってしまった妊婦の霊がさ迷っているのではないかとの噂が立った。

それから2〜3年後、詳しくは私も分からないが恐らく法律の関係上最近土葬された遺体を火葬にし直す事になった。
3人の仏さんが処置される事になったが、その中にあの妊婦も入っていた。

村の若い衆と遺族らが掘り起こし火葬場へと運ぶ訳だが全て手作業で行われる為、かなりの重労働だったらしい。
二体の搬出が終わりいよいよ例のお墓の掘り起こしが始まる。みんな口には出さなかったが気味悪がっていた。異様な空気が漂う。

2m程掘り下げたところで棺の蓋が見え始める。特に変わった様子はない。更に棺の周りを掘りロープを掛ける。
やぐらに取り付けたチェーンブロックにロープを繋ぎ引き上げた。

久し振りに地上に現れた棺は白から黄土色に変色し、時間の経過を感じさせた。神主さんがお祈りを済ませ遺族が棺を開ける。
開けた瞬間遺族が声をあげた。周りの人間も何事かと棺を覗き込んだ途端悲鳴を上げて後ずさった。

それは見た者を恐怖に陥れるのに充分な代物だったと言う。他の二体に比べあまりに不自然だった。

狭い棺の中で暴れた様な形跡。足はがに股に広がり背中を大きく反らし顔を棺の蓋に押し付けていた。口が裂ける程に開いたミイラ…それが妊婦の姿だった。
そして傍らには小さな遺体も…。

遺族らは涙を流しながら二人を再度手厚く葬ったと言う。
埋葬後に生き返ったとしか思えない状態だったがそれは有り得ない事だった。そして村人らが聞いたと言うあの声も。
ある日、俺はひとりでドライブを楽しんでいました。
片側二車線の大きな道だけど、交通量も少なく、仕事のストレスも溜まっていたこともあり、かなりのペースで走っていました。

そんな中、後ろから猛スピードで白のベ○ツのオープンカーが、屋根を開けた状態で追い抜いて行きました。
150キロは超えてたと思います。速すぎてよく見えなかったけど男1人だったと思います。

「うわ〜アホな運転しよって。調子乗ってるなあ」と思いながらやり過ごしました。

しばらくするとパトカーと救急車が、俺の後ろからサイレンをならしながら追い抜いていきました。
事故かな〜と思ってると、前の方で白いオープンカーがひっくり返っていました。さっき追い抜いていったベ○ツでした。

おそらく車は、スピードの出しすぎでハンドル操作を誤り、中央分離帯にぶつかったあと裏返しになり、その状態で数十メートルほど進んで止まったようです。
オープンカーがひっくり返るということは、、、運転手がどうなったか分かりますよね、、、頭部を激しく損傷した運転手は即死。

それから数ヶ月後、夜中に用事があって、事故現場を通らなければならなくなりました。
夜中の1時頃、交通量はほとんどありません。事故の光景がトラウマだったこともあり、なんとなく「嫌な空気」を感じつつ車を走らせていました。

しかし現場を通り過ぎても何も起きません。ほっとしたのも束の間、前に人影が見えたので大慌てで急ブレーキをかけました。

「やっばー!!」と車を路肩に寄せ、外に注意を向けると、ぷーんと血なまぐさい臭い。目の前には口から上がない人間が血まみれで立っていました!!

体中の毛が逆立つ感覚を必死で抑えつつ、男の方をもう一度見ると

 あたまくれあたまくれあたまくれあたまくれあたまくれあたまくれあたまくれあたまくれあたまくれあたまくれあたまくれ

とつぶやきながらこちらに近づいてきました。

今まで味わったことのない恐怖に、脳が気絶を選んだようです。目を覚ますと辺りは明るくなっていて、何事もなく車が行き交っていました。

この体験のせいで、オープンカーを見ると嫌な気分になっちゃいます。
日本海側のあるリゾートホテルに出張で行った。
リゾートホテルと言っても既にに潰れているいわゆる廃墟、目的はそのホテルをうちの会社が買うかどうかの現地調査、写真撮影のための出張だ。

田舎の海沿いのホテルなので駅からかなり遠い。
タクシーに乗って目的地を運転手に告げると、あそこは「出るらしい」って言われた。

現地について確かに薄気味悪かった。人っ子一人いないホテル。中に入るとかなり荒れていた。
ソファーとかのダンボール箱とかそのままロビーの隅に山積みにされて落書きやゴミとかもひどかった。

広いホテルなんで写真を撮るのも大変だった。電気もないから窓からの明かりのないところは懐中電灯を照らした。
俺は結構度胸があるんで薄気味悪いけど淡々とホテルの中や外の写真を撮っていった。

その夜、宿泊先のホテルのパソコンから上司に今日撮った写真をメールした。間髪入れず上司から電話がかかってきた。

「おまえ なんか変な写真混ざってるけど別のホテルも写してきたのか?」

そう言われて写真の1枚1枚を見直した。1枚だけ変な写真があった。

それは結婚式とかをするホールの写真。ひな壇なんてなかったはず。そのひな壇に男と女が座ってこっちを見ていた。2人ともすごい怖い顔でこっちを睨みつけていた。

翌日出張から戻り、あらためて撮影したカメラと上司のパソコンを確認したらその写真はなくなっていた。

結局そのリゾートホテルをうちの会社は買わなかった。あの写真が原因かどうかわからないけど。

上司はその後会社を辞めた。夢の中にあの2人の写真ではなく動画が出てくると言っていた。

俺はその後、金縛りによくなる。その度、天井にあの2人の写真が浮かび上がってくる。でもそれは気のせいだと思う。そう思わなきゃやってられない。
先輩から聞いた話。

先輩や私は船に乗る仕事をしていて、年に一回修理地に入る。そこでの話。

私は入った事の無いドックなんだが、O県にあるところらしい。そこは今までにも人死にが多く、渠底への転落とかもあったそうだ。

そこで先輩は深夜の当直に当たっていてヒマを持て余しといた。丁度舷門小屋にあった二本の索が目に留まり、なんの気無しに輪を二つ作ってみた。本当に手遊び感覚で意味もなく作ったんだと。

ふと見ると壁の程よいところに釘みたいな物が刺さってて、つまり物がかけられるようになっていた。そこに作った輪を一つかけ、結び目にかかるようにもう一つの輪をひっかけたら、丁度椅子に座った先輩の顔の位置に輪がきたらしい。

その時何を思ったかその輪に首をかけ、体重を預けるかたちになった。徐々に力を抜けば索が首に食い込み血が止まり意識も薄れてくる。

力が完全に首だけにかかり、落ちる瞬間、身体って痙攣するんだよね。

ぴくぴくって!

そしたら偶然索の結び目が輪から外れて輪が二つに分かれたんだよね。分離した輪とともに地面に落ち、先輩は床に崩れ落ちて一命を取り留めた。

こんな事をした先輩だけど、明らかに自殺願望がある訳でも悩みがある訳でも無い。

そのドック全体が悪い場のようになっているらしい。他の先輩も違った怖い思いをしているらしい。
おはようお前ら。友人が体験した話だからあんまり詳しく書けないけど書きま〜す。
ただ、あまりにできすぎで俺でさえほんのちょっぴり懐疑的だからお前らはもっと信じないと思うww

じゃあ何でそんな信憑性に乏しい話書くんだってことだけど、その話を聞くまでの流れを考えるとなんか説得力あったわけ。話しのオチも衝撃だったしね。

ま、書くね。

その日、俺のツレのM(この話を俺にしてくれたやつ、当時高校3年)とその彼女、MのツレのS(俺とは面識ない同じく当時高校3年)とその彼女のOで遊んでた。
で、Sが車の免許取ったから親の車でどっか行こうってことになった。

ちょうど夏の折、肝試しっていうノリは高校生なら至極当然だと思う。
行き先は××病院(地元の人間なら絶対知ってる心霊スポット)に決定。

気楽な感じで目的地に向かったはいいけどさすがは地元に冠たる心霊スポット、当然ながら雰囲気が別格。
圧倒されちゃって、それぞれがいちゃいちゃ別行動するわけにもいかず、4人一緒に病院の周辺を周ろうってことになった。

ところが、最初こそ恐る恐るやって肝試しの醍醐味をみんな味わってたんだけど、そのうち雰囲気にも馴れちゃって、笑いながら「あんまり怖くないねー」とか言ったりふざける余裕ができた。

そうこうしているうちに車のところに戻ってきちゃったわけなんだけど、まぁお約束で申し訳ない、いつの間にか一人いなくなってたわけ、一番はしゃいでたOだけね。
いたずら好きな娘だからどこかに隠れて脅かそうとしてるんだと思って、みんなで病院に探しに戻ったらしいんだけど、どれだけたっても出てこない。一時間は探したらしい。

さすがにまずいと思い、まずOの親に報告して、事と次第によっては警察にも届けようってなって車を駆ってOの家へ向かった。
親御さんに怒られるのを覚悟していたが、M達の慌てようをみて娘の心配をすることの方が大事だったようだ。

>>44

相談の末Oの親御さん、Sの親御さん、それにM、みんなでもう一度現場へ行くことになった。

その時、Oの家の電話が鳴った。夜中の12時を回ろうかというときに明らかにおかしい。その場の全員が息を飲み、Oの母親がゆっくりと受話器を取った。

O母「…もしもし」
??「…あのー…わたくし××病院の者ですが…」

この時点でO母は何も応えられない。もう何年も開業していない病院からの電話なら無理もない。その声はさらに続ける。

??「…娘さんをお預かりしていますので引き取りにおいでください…」

ガチャッツーツー

電話が終わるとO母は取り乱し、しばらくまともに喋れないほどだったので、男のみで現場に向かった。

たしかに電話の声の主の言うとおり病院の病室のベッドの上、Oはいた。いなくなったときと全く同じきれいな姿のままで。

唯一違うのは彼女が息をしていなかったということだけだったそうだ。
これは僕が実際に体験した出来事です。

今年の五月に幼なじみのMに誘われて霊が出るという錆びれたラブホ? に肝試しに行くというので最初はためらったのですが結局行くことにしました。

MとMの彼氏、僕、Mの友達2人、Mの彼氏の友達3人。合計8人で目的地のラブホ? に行きました。
ラブホ? に到着するとなぜか僕は吐き気と頭痛がしました。

霊感はまったくない僕はなぜか体調が悪くなり車から降りられなくなりました。
MとMの友達2人はヤバいと思ったのか車に残ると言いました。

ラブホ? にはMの彼氏の友達3人とMの彼氏の4人で行きました。一時間ぐらいして4人は戻ってきました。

M彼「なんも無かったぜ〜笑」
M彼友「うんうん」

僕「でもなんか嫌だ。ここに長くいるのは」
M「もう帰ろう」

M彼「まぁ一応写メっては来たからな」

Mの彼氏が撮ってきた写メを見て僕達は驚きました。
その画像を見ると暗闇の奥から手のようなものが写っていたのです。

M彼「嘘だろ! 撮ったときには何も無かったのに!」

そういって画像を消してすぐ僕達は帰りました。

それから1週間してMから連絡が来て

M「K(Mの彼氏)がおかしいの!」
僕「どうしたの?」

M「いきなり、(俺もう行かなきゃ行かなきゃ)って言ってどっか行っちゃったの!」

肝試しに行ったメンバーがまた集まりKを探しに行きました。
地元を探しても見つからないのでラブホ? まで行くとラブホ?の入り口にKが倒れていました。

倒れていたKは携帯を持っていました。持っていた携帯の画面はあの時に消したはずの画像でした。
しかし前の画像とは違い暗闇から伸びる手が画面一杯になっていました。

>>46

翌日お祓いをしに僕の知り合いのAのお寺に行きました。MとKと僕の3人で行きました。
お寺につくとAのお父さんがKを見て、A父「これは危ない」と一言いい奧の部屋に連れて行かれました。

A父の話によると

A父「君たちが行ったホテルは無数の女の霊が居たんだろう。K君には五人の女の霊が憑いていてK君を自分達のものにしようとしてまたホテルに引き寄せたんだろうね」

と言われKはお祓いをしました。それからKはおかしくなることはありませんでした。

それからA父は僕を呼び止めてこう言いました。

A父「君は霊を引き付けやすいんだろう。でも君についてる守護霊がホテルに近づいた君を守ろうと君を気持ち悪くさせたんだろう。もし君がホテルに入ったらもうここにはいなかっただろうね」

と言われました。

皆さんも安易に心霊スポットには近づかないでくださいね。
友達の原稿手伝いに行って怖かった話。

隣の市に住む友Aとは、メール・電話での連絡は結構あるけど顔を合わせるのはイベの時か、かなり追い込まれてるAの修羅場の時くらい。

今夏もミケの修羅場で久し振りにAのいるアパートに行くと、畳敷きの部屋に何故か上から絨毯。絨毯と言うか、50センチ四方サイズのを何枚も並べて敷いてあった。
寒い時でもないのに、と不思議に思ったけど、とりあえずそれには触れず原稿描きの手伝いをした。

夜中になって、ちょっと休憩しようかとAに言われ、やれやれと後ろ手に手をつくと、片手に何か濡れた感触。
振り返ると絨毯が真っ赤な液体で濡れてて、片手の平も真っ赤になってた。

色と良い、匂いと良いどう見ても血で、どこか怪我したかと慌てて自分の腕なんかを見ても何ともない。
目線を正面に向けると、テーブル越しにAが顔をしかめてて「やだなぁ、またか」って。

聞けば、一ヶ月ほど前から、どこも怪我してないのに、気づいたら畳の上に大小の血のシミが出現していると。

「数日に1回くらいだけど、畳のあちこちにシミ出来てて鬱陶しいし見た目悪いから、この絨毯を敷いてるの」

そういって何枚かはがすと、既にどす黒くなってる血の跡が点々と。

「これじゃ引っ越しする時に敷金戻らないどころじゃないかも」って愚痴るA。

何か原因と言うか心当たりはないのかと問うと

「ちょうど一ヶ月前に、通勤途中の道にあるお地蔵さんを壊した事くらいかなぁ」と。

残業帰りの夜、人気のない田んぼに囲まれた道を車で行ってる時に、CDだかの操作に気を取られ、ちょっとよろけた拍子に、道脇にあったお地蔵さんを引っ掛けたらしい。
どうやら、交通事故で亡くなった人のためのものらしく、花も供えられていたけど、それも轢いて潰してしまった。

Aは「車を降りて、とりあえず元の位置に戻したよ。腕のあたりがちょっと欠けてたけど謝ったんだし、それとは関係ないと思うよ」とケロッとしている。
元々、そういった方面には無頓着だからか、お払いとかしてもらったらと言っても笑うだけ。

今もその現象は続いているらしいけど、それ以外の事はないのでAは放置している。
確かに、それが原因かはわからないんだけど。自分としては平気でいるAが何だか怖いです。
先日、祖父の一回忌の時に叔父から聞いた叔父の体験談。

叔父はイカ釣りが好きでよく釣りに行っては沢山釣り上げて、俺もその度に何杯か分けて貰って食ってたりして、んで何気なしに叔父に最近釣りどうなの?て聞いてみたんだ。
そしたら叔父の顔がちょっと変わって、こんな事を話し出した。

叔父には自分だけのイカが集まる釣りポイントがあるらしく、夜中のうちにソコに行っては日の出まで釣るというスタイルで、そのポイントは人目につきにくい、山を下ったゴロゴロした瀬の間だったそうだ。
いつもの様に瀬に座って釣りを始めるが、その日は一杯も上がらない。

イカがよってない日もたまにはあるらしく、あー今日はダメかと諦めかけていると、後ろの山の方で暗闇の中、光るモノが見えたそうだ。
釣り人が来たのかとも思ったが、このポイントを知ってる人がはたして居るのか、じっと見てると、その光るモノは輪郭がハッキリするところまで近づいてきた。

それは女だったそうだ。異様に細長い、2メートルはあろうかという長身の若い女。
目は細めで髪の長く、背が高いと言うよりは普通の寸借で上下に引き伸ばしたような、そんな感じの細長い女が、淡く発光しながらスーっと近づいてきたらしい。

驚いた叔父は釣り道具も放り出して元来た山を駆け上がった。
後ろを振り返ると、女は細長い体をグニグニとさせながらスーっと追いかけてきている。

ただでさえ歩きにくい山を死ぬほど走りきり、止めてあった車に飛び乗ると急発進させた。
少し離れた所でバックミラーを見ると追いかけるのをやめたのか、女は車の止まってた所に立っていてグニグニと揺れていたそうだ。

以来、イカ釣りは日のあるうちに近くに民家のある堤防でやるようにしたとの事。
釣れる量は激減したが、もうあの場所は二度と行かんし夜釣りもせんって言ってた。
とある国に、尊敬していた教授の発掘を手伝いにいった時のこと。
一週間程度で重要なトンネルが完成というときに、私たちは突然相手の国の正規軍につかまった。

彼らの言い分は、わが国の栄光のある歴史の遺物、その発見者となって良いのは、百歩譲っても良い我が国民だけなんだそうだ。
あれあれ? 発掘調査の権利を売ってる話はどこいったのさって話。

この契約書の本体を毎日発掘調査前に監視員に見せないといけなかったから、持ってきてたのです。
開放されたとき、押収されていた荷物の中から、これは消えていた。

また、捕虜(?)の扱いについても、男女関係なく銃口を穴につっこまれるなど、とんでもなく最低。
栄光ある民族は何やっても許されるそうです。

どうあってもこの事実を公表する、と抵抗を続けた人が銃殺されもしました。
直接現場を見たわけではないものの、銃声は収監されてた場所ではっきり聞いて、発掘現場の仲間が一人帰ってこれなかったから、そういうことでしょう。

マスメディアが待ってるものとばかり思ってました。
しかし帰国を祝ってくれたのは揃い踏みしたおえらがた。

一人十億円、銃殺者には百億円(遺族が受け取る)という口止め料で、この戦争行為があったことを口外しない約束をさせられてます。
生きて帰ってこれて黙ってれば分納で十億円入る、悪くない、と考える人多数でした。

黙っていろ、というなら黙っているが、全員が受け取った中から一億円づつつのって、無言で報復するための資金にしようって話です。
おえらがたにも説明したんですが、支払われてるところをみると止めるつもりはないようです。

で、無理やり強奪された機材のメンテナンス作業、これをやる向こうの業者を買収。
もともとこっちの持ち込んだマニュアルにしたがってやってただけなので、独力で出来ないんですが。

これに成功報酬として、壊したらボーナスを弾む、ってことで機材壊しまくってもらったんですよ。
とはいえ、天然ものの祟りに比べたら、チンケな報復でした。

向こうの考古庁が独自調査(笑)のためにこの発掘現場に重機をいれたそうなんですが。
そのせいで崩落(笑)作業員十数人が死んだそうです。

地下に眠る人もこんなクズ民族に掘り起こされたくないようで。
私たちが発掘してたときはもっと重い重機数台いれてたのにね。
深夜仕事から家に帰ってたら、変な人がいたな。

髪がまるで貞子みたいに長く前髪が顔を隠していて、格好も貞子みたいな白いだぼだぼの服。そんな人が電柱に寄り掛かり、辺りを見回している。

俺は見た瞬間回れ右して立ち去ろうとしたら、その女異常に速い歩きで俺に近づき、「私の子供知らない私の子供知らないねえ知らない?」と言ってきた。

俺はめちゃくちゃビビり、「知らない知らない警察に言え」と喚いても女は「子供知らない」の一点張り。

俺はもう適当に「あっちの一キロ先の公園にいる!」と叫んだら女は「本当に本当に」と言いながら公園に向かった。

俺はその後すぐその場を離れたが、何か女に悪い事したかなと思いながら歩いてたら、パトカーに遭遇。

手をあげ声あげたりしてパトカーを止めさせ、降りた警官に先程の事を話し、精神が壊れた女を保護してやって下さいと頼んだ。

警官は俺の話を聞いた後、凄く真剣な顔で俺に「忘れろ。それに関わるな。明日からは今から言う道で帰れ」と言って地図を書いて俺に渡した。

なにこの展開と思ってたらもう一人の警官が青ざめた顔で俺に「二度と夜は今日通った道で帰るな」と厳命した。

俺はその日以来警官に教えられた道しか帰らないようにしている。
子供の頃にいとこのお婆さんの家に泊まりに行った日の出来事。

当時見たオカルト関係の本に、手の指紋の形がぐにゃっとしてなくて円か楕円になってる数だけ霊感が強い。みたいなのが書いてあって。

子供の頃の俺は自分がみごとに霊感8だったことに恐怖して泣きまくってた。
夜になるまでさんざんそのことで泣いて、泣きつかれた俺は一人で二階の部屋で寝てしまった。

目が覚めるとまだ完全に深夜、部屋は薄暗い明かりのみで誰もいない一階からは、まだ飲みながら親達が話している気配が感じ取れた。
その声に安心して、自分も一階に行こうと起きあがった時に、話し声とは別の音が自分のいる部屋から聞こえてくることに気づいた。

戸が小さく開いている押入から、何か引きずっている音が聞こえている。
その音と同時に戸が少しずつズッ・・・ズッ・・・と開いてきている。

逃げたかったけど、廊下に出る扉とその押入は10cmもない場所にあり、恐怖でとても逃げるなんてできなかった。
やがて暗い部屋の中でその扉は完全に開いた。

押入の下には衣服などが収納してあるタンスがあり、上には布団をしまっている場所があるのだが、今その布団は自分が使っていたので何もない。
そこに今あるのは上半身だけの姿で頭を天井にこすりながら移動している大きな老婆の姿だった。

扉にぶつかるようにすごい勢いで逃げて一階の家族の元へ行き、泣きながら話した。
家族が見に行ってくれてそんなのいないよ、と笑われたがもうあの部屋にいくのすら嫌だったので、その日は一階の部屋で姉と一緒に寝ることになった。

その深夜にまた一人目が覚めた俺は、一階の押入でも同じ老婆を見た。
押入の天井から突き抜けてゆっくり動いている老婆の下半身を。

4〜5mある婆さんとかいねぇよ・・・。
学生時代の話。通学途中でよくクモの巣が顔にひっかかった。
毎回むかつきながらつまんで取ってた。

部活で帰りが遅くなった日、またクモの巣に引っかかった。
当然、愚痴を言いながら勢い良く取ったら、車道にはみ出て車に轢かれそうになった。

「うお、あぶね〜」とか口から出たとき、笑い声が聞こえた気がした。
「クス、クス・・・」って感じの馬鹿にした笑い声だったと思う。

クモの巣の事もあって、本気で腹が立ち、周りを見渡した。
誰も居なかった。そしてまだ顔にクモの巣が掛かってた。

もはや怒りを通り越して、無感情に顔からクモの巣を取ったら、手に重さを感じた、
「え?」っと思ってクモ巣を取った右手を見たら、掴んでいたのは女の髪の毛で生首があった。またも「クス、クス・・・」って聞こえた。

「うぎゃああ!」だか「うわぁああ!」だか良く解らない叫び声をあげて、家に逃げ帰って震えながら寝た。

しばらくして、妹にその話をしたとき、「兄貴の服によく長い髪の毛がついてたのはそれだったんだねw」とか、言いやがった・・・(うちでは、妹が洗濯、俺が風呂掃除を家事担当してた)。
10年程前、水産加工工場で働いていた頃のお話。

今でもそうなんだけど、当時から物臭だった俺の部屋の散らかり様は異常だった。
空き缶やスナック菓子の袋が散乱してて、隅の方にはゴミ袋が2,3個放置されていた夏の日の出来事でした。

防犯意識が極端に薄かった俺は常に窓は開けっ放しだった。
暑いってのもあったけど・・・とりあえず虫が入ってこないように網戸だけ閉めて。

で、ある日仕事から帰ってくると、その網戸がなんか黒い。
なんだこれ? と思いながら少し近付いて、「それ」が認識できた時俺は慌てて部屋から逃げ出した。

網戸一面に埋め尽くされたハエの集団だった。

どうやら職場から子供をお持ち帰りしてしまい、放置していたゴミ袋の中ですくすくと育っていたようだ。
みんなも夏場のゴミには気をつけような。
出張だった時に泊まった郊外のビジネスホテルでの話。

飯は外で済ませてホテルにチェックイン。深夜の1時を回ったくらいでホテルは静まりかえっていた。

6階の一番奥の部屋。せまいけど小綺麗なユニットバスで体を流し、疲れていたのでテレビを見るでもなくすぐに寝ようと思い、2時には消灯。

はぁ、今日は疲れたなぁ。と独り言をつぶやいて目を閉じる。

うとうとしてきた時にふと ザー ザー ザー っと何かを引っ掻くような音が聞こえてきた。

やたらとハッキリと聞こえる。真っ暗な部屋。見える光と言えばドアの下の廊下の電気のわずかな光

ドアの下の光に目をやると、人間の手のようなものが床のじゅうたんを爪を立てて引っ掻いている。 ザー ザー ザー っと。

しかもその手はドアの外ではなく明らかにドアの内側で動いている。

今自分に見えるのは手の影とドアの下のわずかな光。電気のスイッチはドアの横にある。何があるか確かめたいが、怖くて動けない。

我慢できなくなりとうとう 誰だ! と叫んだ。 すると手は引っ掻くのをやめ、手も消えた。

幽霊…? と思ったが、取り合えず電気をつけて状況を確かめたかった。ドアまで走って電気をつける。

振り返って部屋を見渡す。窓がいつの間にか開いていて、そこから真っ黒な床まである長髪を引きずりながら何かが飛び降りていった。
中学生のときの話です。

実家は中古住宅なのでそこそこ古く、お風呂場の浴槽側の角のタイルが割れておりそこからワラジムシがよく出ました。

お風呂掃除のときに毎回そこに熱湯シャワーをかけて一掃するのですが、掃除しきれなかったのか、わたしの入浴中にひょこひょことワラジムシが浴槽の縁を歩いているのを見つけました。

ワラジムシは大嫌いなので、熱湯をかけて殺そうとシャワーを手にとり、さっとお湯を彼女にかけました。彼女は動かなくなりましたが、死ぬと同時にお腹に抱いていたたくさんの子供を放出したのですww

その上、かけたお湯がタイルの隙間から流れていかずに、逆側、ちょうど浴槽の中に流れ込んできたのです。そう、私が今浸かっているお湯のなかへ 白い無数のつぶつぶしたワラジムシの子供たちと一緒に…。

すばらしい混浴になりました……叫んで光の速さより早く浴槽から飛び出たのは言うまでもありません。

いまだに子持ちシャコが食べられません。
この前、ひいじぃちゃんが亡くなったんだ。

遺体を火葬場まで持っていき、火葬するまで時間が空いたから親父と喫煙所でタバコ吸いながら話してたわけ。そしたらそこで働く60歳ぐらいのおっちゃんが入ってきて一緒に話し始めた。

人当たりの良いじぃさんでなかなか話せる人だなぁって思ってたら、そのじぃさんがこの火葬場で起きた1つの事件を話してくれた。

数年前にある遺族が火葬しに来た。まぁ、いつもの流れで棺桶を窯に入れて火を点けようとした瞬間、

『ガコンッ』

棺桶から叩くような音がした。

さっきまで泣きまくっていた遺族も驚いて涙が止まった。全員が気のせいかなぁなんて思い、窯に火が点いた。

そしたら、中からこの世の者とは思えない奇声が響きだした。唖然とする遺族たち。死体が生き返ったと言ってすぐに取り出してくれと頼まれ急いで火を消したそうな。

黒く煤けた棺桶を覗くと、さっきまで手を組んで眠るように亡くなっていた遺体が、目をこれでもかってくらい見開いて、中から棺桶を叩いたように両手を差し上げ、苦痛に歪んだ形で硬直していた。

哀れに思いながらも遺族は再度火葬を頼んだそうだ。
うちの親が親戚から、もう乗らなくなったからいらない、と不要になった中古車をもらってきた。

年式はそれほど経っていないけれど、ネズミ色のさえない車だった。
でもうちにはそれまで仕事用のバンしかなかったので、普通の乗用車がきたことがうれしかった。

うちに車がきて、初めて父親が車に乗って試運転に出かけた。
すると五分後ぐらいに電話がかかってきて「車をぶつけられた」という。

交差点で右折待ちをしていたら後ろの車にコツンとあてられたそうだ。
バンパーがちょっと凹んだだけなので、これはすぐに直った。

修理から戻ってきて1週間ぐらいしたあと、両親が乗って買い物に出たときに、信号待ちで停車中に後ろから軽く追突された。
これはバンパーが壊れてしまったためバンパー交換。

次は母親がスーパーに行ったときに駐車場で停車中。
運転席側のドアにゴンとぶつけられ、凹みができて右ドア交換。

その修理から戻ってきてひと月経たずに、今度は右折待ちの停車中に、前から来た車に左前ドアあたりに突っ込まれてドア破損。
割れたガラスで父親が軽く腕を怪我をした。

ドアとフェンダー修理から戻ってきた翌日。
父親が取引先に向かう途中、信号待ちで停車中に、右折してきた大型トレーラーがどういうわけか内輪差を間違え車の前を引っ掛けて停車した。ヘッドライトやらなにやら破損。

もうここまでくると、全てもらい事故の上に、余りに数が多いので家族全員が不気味に感じ、家族会議になった。
その場でわたしがこの車がなぜ不要になったのか父親に聞くと

「元の所有者の親戚が、この車に乗って出先で事故にあった。この車を店の向かいにある駐車場に置いて、道路を渡って店に入ろうとした時に、走ってきた車にはねられて意識不明の重態になった」

と言う。

幸い命は取り留めたけれど後遺症が残る程で、もう車の運転はできなくなったから不要になったのだと。
母親が「なにかの身代わり車なのかねえ」とポツリとつぶやいた。

縁起を担いだり迷信的なことを信じるほうではないのだけれど、確率的に低い事故がこれだけ連続してしまうとこのまま乗る気になれず、中古車屋に売り払うことにした。

あの車と縁を切ってから何年も経つけれど、車をぶつけられたことは一度もない。
幽霊は実在しますよ。
そのことを知ってもらいたくて、今回投稿させていただきます。

私の友達(以下M)は霊感が強く、よく幽霊を見るそうです。

その日、私はMの家で勉強していました。すると、Mが「あ、電気ついてる」と窓の外の部屋(Mの家には、外にも部屋があるのね)を指さして言うのです。

見てみると、電気がついていました。私は、

「そりゃ、夜やねんから電気くらいつけるやろー。誰かおるからやろ」

と言ったのですが、Mは

「違うねん。あそこな、うちの父親の書斎やねん。それにな、父親単身赴任やから鍵しまってるねん。だから、電気なんかつけれるはずないねん」と。

そして、続けてこう言いました。

「たまにな、あそこの窓に頭みたいな影だけ写るねん。だからな多分、うちの亡くなったおっちゃんが来てると思うねん」

そのとき、私は「霊見えるとかすごいなー」としか思ってませんでした。だって私、幽霊見たことなかったんですもん。

そして、何時間か勉強してたら、もう夜が遅くなっていたので、Mの親が車で送ってくれることになりました。Mの親に、「Mとまりあちゃん、車の中で待ってて」と言われたので、Mと車の中で待っていました。

すると、Mが私に向かって「今、肩たたいたやろ」と言うのです。もちろん、Mの肩などたたいていません。だから「たたいてないよ」と言ったのですが、「絶対嘘やん」と言い、信じてくれません。

そしたらその数秒後、私の背中をトントンと誰かがたたいたのです。「M、やめてやー」と言ったのですが、「え?何が?」と言われてしまいました。

それは気にしてなかったのですが、その数秒後のことでした。車がとめてある所の前のマンションに、黒い服を着た人が立っていたのです。

そのことをMに伝えようと、言ったのです。

「前のマンションに黒い服きた人おるやんな?」

しかし、Mからかえってきた言葉はこうでした。

「誰もおらへんで?」

背筋が凍りつきました。まさか、私が幽霊を見るなんて思ってなかったのですから。

すると突然車のドアが開きました。そこにはMの弟がいて、突然こう言ったのです。


幽 霊 は 本 当 に い る よ
これから話をするのは、私の友人Dの母に関する話です。

彼の母方の家系は霊感が強いそうで、彼自身も少し霊感はあるそうです。

高校の部活の休み時間、Dを含む部活仲間数人で怖い話をしていました。その中でDがこういう話をしたんです。

>以下Dによる

『うちの母さんがさ、めっちゃ霊感てかそうゆう能力があるんだけど…。人(親戚とか知人)が大ケガをしたり死んだりするのが事前に分かるらしいんだ。

俺が小学生の頃のある日、母さんが和室の床の間の前で立ち尽くしてたんだ。「どうしたの?」って聞いたら、「今日Aさんが死ぬかも…」って言うんだよ。

俺はよく分からなかったからそのまま学校へ行ったんだけど、お昼くらいに先生に呼び出されて、すぐに家に帰された。

Aさんが亡くなったそうなんだ。

その日から俺は、母さんが床の間を見つめて呟くと、誰かが亡くなったり大ケガをするってことを知ったんだよ』

その予告(?)というのが、目の前に人の名前が浮かぶそうです。

亡くなる人の場合は黒い文字で、大ケガをする人の場合はまるで血のような赤い文字で映り、そのケガが酷ければ酷いほど、血まみれなのだそうです。
不愉快な話なので見たくない人は注意。

数年前、某県の山道を飛ばしていた時の事。突然、目の前に若い女性がふらふらと出てきた。
急いで急ブレーキをかけたので無事だったけど、時刻は深夜で山の中。死ぬほど驚いてよく見ると、幽霊ではなくて生きた女性だった。

見かけは派手だったけど歳は自分と同じくらいだし、疲れきっている様子だったので話を聞いてみると、彼氏とドライブ中に喧嘩して置いていかれたらしい。
携帯も財布も彼の車の中だし、山中で人もいないので困っていたそう。

気の毒に思って一緒に乗せていってあげようと思い、助手席側のドアを開けて気が付いた。
彼女は学生時代に私を虐めていた張本人だった。

向うも間近で顔を見て気づいたのか、急ににやにやとして、「やだ!あんた○○?あーやっぱり○○だ!」とはしゃぎだした。
ずかずか入ってきて、これあんたの車?○○の癖に良いの乗ってるねとか、こんな時間に一人って彼氏いないの?いるわけないよね○○だしwと言いたい放題。

私はこいつのせいで今でも悪夢を見るほど苦しんだのに、こいつは幸せに生きて虐めた私の事なんか綺麗に忘れてたんだな。
そう思ったとたんに腹が立ってきて、彼女を怒鳴りつけて外へ追い出した。

私が反抗したのを見て最初は驚いていたけど、非常用のハンマーかざして脅したら、急に泣き出した。
今更泣かれてもどうでもいいので、そのまま彼女を置き去りにしてその場を離れた。

それっきりまた悪い夢を見たと思って忘れていたんだけど、最近になって彼女が数年前に亡くなっていた事を知った。
某県の山中で複数の人間に強姦され、殺された後捨てられていた。

地方紙にも載ったので調べてみると、事件が起きたのはあの日の後だった。犯人はまだ見つかっていない。

自分があの日乗せていってあげたら、彼女は生きていたんだろう。でも可哀想とは思えず罪悪感も湧かない。それどころか犯人ありがとうと思ってしまう。

悪いとは思えないけど、自分がひどい人間になったのは分かる。一生誰にも言う気はないし、懺悔もしない代わりにここへ吐き捨てていく。
これは私が高校生の時に体験した、見た瞬間ゾッとした話です。

その日私はいつもの様にバイトを終え、迎えに来てくれた母の車で帰路についてました。
11月に入ろうかという頃だったので、まだ7時過ぎだったとはいえ外は真っ暗、更にその日は少し肌寒い日だったのを覚えています。

家まで約20分の田舎道。十字路にさしかかった所で一時停止。
田舎に住んでる方はなんとなく想像できると思うんですが、田舎の十字路やT字路のような車が行き交う交差点には、通常の外灯より大きな外灯が立ってるんです。

他に外灯が無い、十字路の周りだけをぽっかり明るくしたその空間の中、私達が一時停止した向かいの歩道にその女はいました。

ベビーカーを押した女が。

その女を見た瞬間、明らかに異質だと感じました。

肌寒い季節、加えて夜だというのに、長袖とはいえ明らかな薄着。髪は長くて俯き加減だったので顔は見えません。
しかも、さっきも言った様にこの辺りは外灯が極端に少ないんです。しかも途中で歩道は途切れる田んぼ沿いの道。懐中電灯でも持っていないと足元が見えなくて危ない様な道なのに手ぶら。

その女から視線を外せないまま暫く固まっていた私ですが、車が発進した軽い衝撃で我に帰りました。

そして女の横を通りすぎる時、女の方を見ました。相変わらず俯いていて女の顔は分かりません。
そして視線をベビーカーに移した時、最も強烈な違和感の正体を知ってしまいました。

赤ちゃんが乗っていないのです。

母もその女の方を見ていて、通りすぎた後こっちを向き、

母『今の…、見た…?』

私『………見た。』

母『赤ちゃん…、おらんかった…よね…?』

私の気のせいだと思っていたのですが、母にも見えていたみたいです。

毎日通る道ですが、後にも先にもあの女を見たのはその日だけでした。
一体あの女はなんだったのか、幽霊だったのか人間だったのかさえ分かりません。

しかし、赤ちゃんの乗って居ないベビーカーを押したあの女を見た時の寒気は今でも忘れられません。
住宅街の丘陵地の話なのですが・・・。 

数年前、不動産探しをしていた時の事です。 

少ない予算でどうにか買える物件を探し、チラシ片手にあちこち訪れていました。 
旦那も私も自然が好きなので、雑木林や小高い山の斜面の分譲地などを中心に見て回っていました。 

ある日、築浅で格安の中古物件をチラシにて発見。
写真にはこんもりした森も写っていて、 即効現地へ向かいました。 

幹線道路から少し奥まった所にあるその家は、山の斜面を削ったところに建てられていましたが、その山はお寺の一部らしく、すぐ隣の斜面が墓地。 
玄関脇の窓のすぐ隣に、古びた墓石が背を向けていて、それがまた軽く100年以上昔のものと容易に推測できました。

それを見て、夫ともども背筋に冷たいものが走り、回り右をして逃げるように立ち去りました。
しかし、その後すぐに買い手がついたらしくチラシに乗る事も二度とありませんでした。 

その後どうにか手ごろな物件を購入する事が出来、転居して数年が経ちました。
昨日、偶然その家の近くに来る用事があり、夫と「ついでだからあの家見に行ってみようか?」と立ち寄ってみたのですが・・・。 

近づくにつれ、異様な光景が目に飛び込んできました。
建物は黒く煤け、二階の窓がぽっかりと空き、そこには真っ黒な虚空が二つ並んでいたのです。

つい最近の出火らしく、一階の窓にはまだ生活感のあるカーテンが引かれ、窓の外にはツツジが満開になっていました。
またしても、私達は大慌てで回れ右して現場を立ち去りました。

思うに、あの家の下には古いお墓から紛れ込んだ古い古いお骨が埋まっているのではないか?
直感なのですが、これは半ば確信と化しています。
おととい、起きた不気味な話。

俺は毎朝早朝ランニング行くんだよ。
それで4時くらいにいつものように慣れた道を走ってた(4時でも外は暗い)。

誰もいないし車も通らないような田舎道だから快適に走っていると、後ろからかなりのスピードで走ってくる女がいた。
怖かったのはその走り方で、フォームはめちゃくちゃで見たことないような走り方だった。

そのまま追い越されむきになった俺はペースを上げてついていった。
そしたら女は急に減速をし始め俺に合わせてきた。ちら見したら向こうはこっちに顔ごと向けて走っているみたいだった。

すると女は急にスピードをあげ走り始めた。
必死についていったが急に女は右折、その道は俺のコース外だったので挫折してそのまま帰宅した。

翌日、夕方のランニングで女が右折した方を走ってみることにした。
階段を駆け下りるとそこは辺り一面のお墓だった。ほかに抜けるコースはなく行き止まり。

怖くなりダッシュで帰ったよ。
僕と兄さん、二人して窓の外を見ているとですよ。
ずっと向こう。田んぼの畦道のあたり、何かおかしいものがいるのに気が付きました。

兄さん、アレなんだろうねえ?「アレ? どれだ。うあ」
兄さんも気が付いた。あの白い案山子みたいなもの。

案山子みたいだけれど案山子じゃない。案山子はあんなにぐねぐね動かない。 
両手振り回し、踊るみたいにグルグル、ぐねぐね のたうつみたいに動く。アレはいったい何だろうねえ。兄さん、もしかしてアレは く…

「なんだ。ご近所の田野口さんちのじいさんじゃないか」 

ええ?! 田野口さんちのおじいさん?!

「それ以外のなんに見えるって云うのだお前は。ああ ありゃウンカに巻かれてるな」 

ウンカ? 

「うん。ユスリカとか蚊柱とも云うなあ。水辺とかによく発生する小羽虫の大群だよ。道を歩いているとあんなふうにたかられる。たかられたらいくら振り払っても離れない。目鼻や口の中に入って大変なことになる。ほら、あの田野口さんみたいに狂ったように手をぶんぶんやっても、離れない」

ああ、なんだ。てっきり見て正体に気が付いたら気が狂ってしまうという例のアレかと思ったよ。
私が小学生の頃ですから、かれこれ15-20年近くも前になるでしょうか。

ありましたよ、そのBB弾。

不動明王のダラニが刻んでありまして、なかなか笑える品物でしたが、拝み屋をやってた知人が

「いや、これはこれで効果はある」

って言ってました。

「なんでまた」

「梵字って言うのは、その字単体で効果があるものだから、意味を知らなくても、効果はあるんだ」

「どういうこと?」 

「たとえば、音声認識のカーナビがあるよね。「青森市」って日本語で言って認識するわけだけど、外人さんに紙を渡して「A-O-MO-RI-SI」」と発音して貰えば、本人その意味を知らなくても、カーナビは道をしめしてくれるよね。言霊とか呼ばれる者もあるし、意味を知らずに発音するだけでも、意味はあるんだ」

「・・・・」

「具体的には、相手を焼き尽くす意味の書かれた梵字を、攻撃意志をもって相手にぶつけるわけだから、小さな呪符を相手に打つのと同じような効果があるんだ」

だそうです。
数年前、郵便局のバイトをしてた頃の話です。私は通常の配達に加え、ポストの集配を任されていました。

年末に近いある日、いつものように集配作業をしてましたが、何故か違和感がありました。
理由は分からぬままその日の集配物を広げたとき、年賀ハガキの一通に、何かを感じました。

通信の秘密という法令がありますので、検閲ではありませんが、中身を見てはいけないのですが、そのハガキの内容を見てしまいました。
たまたま近くにいた職員にこれを配達するんですか?と聞いたところ、ハガキの内容は見なかったことにして、あくまで配達するのが我々の仕事と言って、そのまま処理されてしまいました。

そのハガキには差出人の住所氏名は無く、学生から先生に送られていたものでした。
内容は、…

「死」

と大きな文字で書かれており、今年も先生が無事で過ごされますようにと、付け加えてありました(全てPCないしワープロで書かれていました)。

あまり触れてはいけないものだと思い、それが脅迫だとしても、自分は感知できないと思い、そのまま何もしませんでした。
そして翌年、私は年賀配達しましたが、後味悪かったです。あのハガキを配達されて、その方がどうなったのかは知る由もありません。

ちなみにこの郵便局は、病院に隣接しており、亡くなった方が通る出口(つまり鬼門)にあります。
そして私が、勤務していた頃、職員の事故や急死が相次ぎました。理由はわかりません。

実は私も、奇病に冒され、仕事を辞めました。ま、私の場合は、上司のストレスのせいだと決め付けているんですがね(笑)。
年賀状から話題がそれましたが、私も気づかぬうちに人に幸も不幸も運んでいたのかもしれません。

手紙にせよ、メールにせよ(チェーンメールとか) 、怨みをかわない、増幅させない、そういうものにしましょうね。
メールももちろん、葉書・手紙は人が介すもの。不幸配達人なんて、誰だってやりたくないはずです。だから、そういうの止めましょ?
友達が初めてウチに車で遊びに来たときの話です。

私の地元はとても田舎で、四方八方を山に囲まれた小さな村なので、村以外の人がこの村に来るときには必ずどこかの山を通らなければなりません。

友達ももちろん山を一つ越えて遊びに来ました。

友達がウチに着いたのは夜7時過ぎ。この時期5時を過ぎると外はもう薄暗くなっています。

ましてや山道には街頭もなく、友達は「いや、怖かった。民家があったからまだいいけど、無かったら本当に真っ暗だね」とため息を漏らしていました。

私は首を傾げました。

友達が越えてきた山には民家なんてありません。あるのは大昔に廃村になった跡地があるくらいです。

「何言ってるの? あそこに民家なんてないよ」

「え、あったよ。明かりついてたし」

友達曰く、10軒ほどの日本家屋が道路添いに立ち並んでいたとのこと。

後から聞いてわかったことですが、そこで昔大勢の武士が集団で切腹を図った場所なのだとか。

そして廃村となったその村の人々は、一晩にして全員が姿を消したのだそうだ。

何故だか全ての家の床が血にまみれた状態で。
私は幼稚園の頃から小学校を卒業するまで、母に言われて毎日日記をつけていました。

先日掃除をしていたときにその日記が出てきたので、懐かしくなって思わず読みだしてしまいました。

幼稚園から小学2年生の頃までは絵日記をつけていたのですが、その所々に実に不可解な内容のものがありました。

【3歳のときの日記】

〇月■日
きょうはめいにちです。
いまもいっぱいちがみえます。

そこに添えられていた絵は、沢山の木と横たわる人、そしてその全てが赤いクレヨンで塗り潰されていました。

【4歳のときの日記】

〇月■日
あめ。いやなひです。わたしがころされたときもあめでした。どろまみれでした。

このときには、なぜか絵は添えられていませんでした。

【5歳のときの日記】

〇月■日
ながいながいいしだんを、わたしはのぼります。そのさきにあるものをわたしはしっています。しあわせでなかったわたしのかわりにしあわせになってください。

このときの文章は枠からはみだしていました。そして黄色いクレヨンで、おそらく石段であろう灰色の絵が囲んでありました。

このように3歳から5歳まで、同じ日付のときに不思議な内容の文章が書かれていたんです。

それ以外の日にも、「赤い光を見た」「人が透明だった」「誰もいない部屋から声がした」など、不可解な内容のものがいくつか見られました。

しかし、6歳以降の日記にはそのような記載はいっさいなくなり、毎日の出来事を綴っているだけでした。

果たして5歳までの私に何があったのでしょうか。
今から20年以上前の話…。

隣の家にめちゃくちゃ可愛がってくれるおばさんがいて、毎日遊びに行ってお菓子を貰ったりしてたんだけど、出掛け先で急に倒れて危篤になってたんだよね。

それで数日後の夜に父が出張中で母と弟と三人で家にいたら、いきなり電話が鳴って母が出るがすぐ切った。

でもまた電話鳴るから、今度は俺が受話器をとると今まで聞いたことが無いような砂嵐のようなうめき声のような大音量の音が鳴って、慌てて切って母を見たら青くなってた。

しかもその直後見てたテレビが砂嵐になって、洗濯機が変な音出して動かなくなった。もちろん三人とも着の身着のまま友達の家に逃げたよ。

そしたら次の日おばさんが亡くなってテレビとかは普通に直ってた。多分最後の挨拶に来たんだと思う。

それより怖かったのがそこの旦那亡くなったおばさんの死に顔写真に撮って親戚とか近所の人に配ってた。

さらにもっと怖かったのが、そこの家に何十年前から目が見えない婆さんがいて(旦那も知らなかったみたい)開かずの間に入れられてたこと、しかも俺見て男の子ってわかってた。

俺的にはいまだに怖い記憶で家に近付けないでいる。
俺のこの書き込みをみた人、よく覚えていてほしい。
リスカやらODやらの自分を傷つける行為は絶対するな。

天罰ってものは本当に下るんだと思う。

中学〜高校まで(似非)メンヘラ全盛期だった俺。
部屋血まみれにしながらリスカは当たり前、自殺未遂を何回も繰り返し、心療内科から出た薬は1日で一気のみetc…とにかくやりたい放題だった。

高校を出てから何ヵ月かたったくらいか、バイト先で嫌な事があって帰宅後早速リスカでもしようかーとカッターを取り出した時だった。
文章にするとすごくわかりにくいんだが、テレビか何か見てるみたいに鮮明に俺が唯一の親友の腕を切り刻む映像が脳内で再生された。

人の肉を切る感触から血の臭いまでリアルに伝わってくる。
それ以来俺が何らかのメンヘラ行動を起こそうとする度この映像は頭の中に流れた。

窓から飛び降りようとした時はビルの屋上から落ちて肉片化したトーチャンが、首を吊ろうとした時は首を吊り息耐えてる妹。
必ず親い人間がその時俺が取ろうとした行動で死んだり苦しむものだった。

その度何故だかすごい不快感に教われて嘔吐。
そして徐々に漏れはメンヘラ行動を取ることはなくなった。

まぁ自業自得なんだが、毎回見るあの映像は本当に恐ろしかった。

親からもらった体。
粗末にするもんじゃないな…。
僕は、数ヶ月前までとあるMMORPGをやっていました。

やり始めた頃は一人でひたすらクエスト、レベル上げの繰り返しだったのですが、プレイした時間が長くなるにつれ、レベルも高くなり、友達も増え、僕はゲームが楽しくてたまらなくなりました。
そんな中、特に仲の良い二人の友達とオフ会をしようという話になり、同年代、趣味も合う友達だったので、僕も喜んでオフ会に行く事にしました。

そして、オフ会の日。
僕達は昼過ぎに電車に乗って家から少し遠い他県の某ファミレスに集まりました。その二人もちゃんと来てくれて、その後は映画を見に行ったり、ゲームの話をしたりと、とても楽しく過ごしました。

そして、夜になり、そろそろ帰ろうと思いそれを二人に言おうとしました。
が、二人が口を揃えて

「あと一箇所だけ行きたい所がある」

と言い出したので、僕もそこに行く事にしました。

二人について行き、辿り着いた所は、廃墟になったビルでした。
僕は

「ここに行きたかったの?」

と聞きましたが、、二人共何も言いません。さっきとは明らかに様子が違います。
二人共廃ビルの中に入って行きます。僕も何か違和感を感じていたので、

「おい、なんでこんなとこに来たんだ?」

と言いました。その瞬間、僕は全てを悟りました。
二人が、ニタニタ笑いながら僕の手を掴んできたのです。

僕は命の危険を感じ、二人の手を振り払い、一目散に逃げました。
二人が追いかけて来ていたかも知れませんが、僕は振り返る余裕もありませんでした。

そして、無事駅のホームに着き、運良く終電が来ていたので僕は電車に駆け込みました。
安心して、僕はふと外を見ました。すると、そこには物凄い形相でこちらを睨む二人がホームにいたのです。

もしも電車が来ていなかったら、僕はどうなってしまっていたのか。
僕は、その日からあのゲームをやっていません。
友達Aから聞いた話。

友達Aが大学生の時。
車を買ったばかりの友達と一緒に数人で遊んでて、夏休みだし、肝試しでも行こうぜってことになった。

心霊スポットとして当時有名だった廃病院に夜中2時過ぎに到着した。ところが、廃病院の周りには有刺鉄線が張られていて、中には入れなかった。
がっかりしたものの、せっかく来たんだし、周りを一周してから帰ることにした。

そろそろ一周終わる頃になって、誰かが廃病院に向かって立っているのを見つけた。
近づいてみると、普通の30代前半くらいの奥さんだった。

B(Aの友達)が話しかけた。

「こんな夜中に、こんなところで何してるんですか?」

奥さんはゆっくりとこっちを向きながら、

「子供を捜してるんです。さっきまであの中にいたんですけど」

って廃病院の中を指差した。

Bが「じゃ、帰りに見かけたら保護しますよ。どんなお子さんなんですか?」って聞いたら、

「4歳の男の子です。ボーダーシャツに半ズボンを履いていて。右手と左足が無いんです」

こっちを向いた奥さん、目の焦点も合ってなく、完全にイっちゃてる感じだった。

さすがに怖くなって、全員大急ぎで車まで戻り、車を発進させた。

廃病院近くの高速インター手前で信号待ちをしている時に、友達Aがタバコを吸おうとして、助手席の窓を開けた。

ちょうどそこに看板が立っているのが目に入った。

「ひき逃げ事故発生現場。
XX月YY日ZZ時頃、ひき逃げ交通事故が発生。
○○君(当時4歳、ボーダーシャツ、半ズボン着用)が跳ねられ…」

「なぁ、おい。これって…」
私の父が若く、車の免許をとったばかりのころの話です。

ある日の夜中、父はスポーツカーでドライブをしていました。
トンネルで走っていると道の脇に二匹の猫がいました。

その猫は動く気配がなくて父はアクセルを強く踏み込みました。
すると、突然片方の猫が道に飛び出してきて、父はその猫を轢いてしまいました。

轢かれた猫は『ギャア』という耳に残る鳴き声をだして潰れていました。
父は『あ〜あ、やってしまった』と思いもう片方の猫を見てみると、目をかなり見開いてジーっと父の方を見ていました。

別の日に父は友人を乗せてまたそのトンネルを通りました。
そして父が猫を轢いた場所まで来ると、いきなり車内から

『にゃぁ〜お』

と低い猫の鳴き声が聞こえました。

その瞬間突然ブレーキがきかなくなり前の車にぶつかりそうになったそうです。

なんとかぶつかる寸前でブレーキがきいて無事トンネルを抜ける事が出来たそうですが、その後もそのトンネルを通ると車内から猫の鳴き声がするようになったそうです。
俺がまだチビの頃。

田舎のじいちゃんと山の畑にもろこしを取りに行った時の話なんだが、その日はいい天気でえらく暑かった。
俺とじいちゃんはその日の晩に食べる為のもろこしを取りにいったんだ。

しばらくは俺ももろこし取りが楽しくてやっていたが、5〜6本も取るとすでに飽きていた。
じいちゃんは そんな俺を怒るでも無しに、家族の分と近所に配る分をせっせと俺の相手をしながら取っていた。

俺はと言うと、畑の近くを流れてる小川で蛙だのザリガニだのを取って遊んでいた。
しばらくすると、小川の水面に ポツン ポツンと波紋が広がった。

その波紋はあっという間に数を増す。雨だ。
さっきまであんなに晴れていたのに、顔を上げると昼間とは思えないほど暗くなっていた。

じいちゃんが「こりゃーいかん雨宿りするぞ〜」と言って、農具などがおいてある小屋に駆け込んだ。
俺もじいちゃんの後を追いかけて小屋に駆け込む。

雨の勢いは増すばかりでしばらくは外に出れそうも無かった。
じいちゃんは@こりゃ〜しばらく動けんな…」と言いながら、小屋の入り口をガタガタと閉めてランプに火をつけた。

聞こえてくるのはじいちゃんと俺の話し声と、ザーーと言う雨音だけだったが、しばらくすると

ドンドンドン もしー ドンドンドン もしー 

小屋の入り口を叩く音がした。

俺は何の気なしに じいちゃん誰かきたよって立ち上がって出ようとした時、じいちゃんがちょっと待ってろって言って、俺を座らせ入り口の方に歩いていった。
入り口の隙間から外を窺ってるじいちゃんが、手振りで しー チョイチョイと俺を呼んだ。

ドンドンドン もしー ドンドンドン もしー 

相変わらず入り口を叩いているが、俺とじいちゃんは入り口を開けるでもなく、隙間から外を覗き込んだ。

入り口の外に坊さんみたいなのが立っている。えらく薄汚れているが、確かに坊さんに見える。顔は笠のような物を被っていて見えない。

>>75

じいちゃんは俺の手を取り元いた場所に戻り、こう言った。

山には人でも動物でもない物が居る時がある。滅多に人の前には出てこないがな。
じいちゃんが子供の頃なら、雨が降っていて入り口に坊さんが立ってたら、入れてやる家も多かったかもしれないが、今じゃ逆に怪しい。

あんなもんに出くわしたら、絶対に入れちゃ駄目だって。
開けて入れてやらなければ、勝手に入っては来れないからって。

そんな話を聞いてるうちに雨も小降りになってきて、入り口を叩いていた物も居なくなった。
よくたんぼの真ん中に祠がポツンとあったりしますよね。

畦道があって小さな鳥居があって祠がある。大概そんな感じだと思うんだけど、地元にある祠はちょっと変わっている。

地元は田舎だから見渡す限り山とたんぼしかないような所なんだけど、そのたんぼの中央ぐらいにその祠はある。

普通だと、畦道に対して鳥居は正面を向いていると思うが、地元の祠の鳥居は畦道に対して側面を向いている。

そして不思議なことに、その鳥居をはさむようにして2つの祠が向かいあっている。

何でだろうと思い祖母に聞いてみたところ、なんでもその祠に祭られているのは神様は神様でも死神なのだとか。

昔はそのせいで、付近の住民が怪死することが頻繁に起きていたらしい。

そこで住民は神主と相談して、その祠の前に鳥居をたて、向かい合うようにもう一つの祠をつくったのだという。

後からつくった祠には何も祭らずに、死神が鳥居を介して行き来できる場所がそこしかなくなるようにする、そういう意味の祠なのだそうだ。

おかげでこの村は平和なのだが、友人曰く、そこはいつも湿っていて常に黒い影が祠の間をさまよっているらしい。

なるほど、最初は朱色だったという鳥居が今では真っ黒になってしまった理由がわかった気がした。
もう大昔の事だけど、山で怖い目にあった記憶がある。

小学校5年か6年の頃、俺はど田舎に住んでたんだよね。一人で神社の裏手の山へ入ってぶらぶらしてたら、地面に犬か猫かウサギかの死骸があって、棒でつついたらズルって皮がズレた。

そのまま持ち上げたら皮一枚が持ち上がって、その下に米粒よりちょっと大きな黒いツブツブがあって、俺はてっきり虫かと思ったんだけど、よーく見たらつぶつぶに目があったんだよね。

それも獣とかより人の目みたいに細長くて白目と黒目がある目。そんなのが何百個、ワサワサ動くでもなく時々瞬きしてる。

気持ち悪くなって皮を戻して神社まで降りたら、近所のおっさん(神主もやってる)が上がってきたんで、見た事話したら、すぐに小屋みたいなとこに入れられて、結局一晩そこに閉じ込められたんだけど、その間に大人が大勢来て神社でずっと喋ってた。

で、神社はそれから立ち入り禁止になって、山も木を切って一気にハゲ山になって、そういや俺もハゲにされた。

しばらくしたら土砂崩れで神社は無くなった。跡形もなく。俺が見たのは何かの前ぶれだったのかな〜。
私の実家は東北地方の小さい村にあります。

家は田舎ならではというか結構大きく、敷地内には倉まであって今思えばかなり裕福な家庭だったのかもしれません。
その倉なんですが、小学生の頃よく親に隠れて中で友達と遊んでたりしました。

ある日、2人で中の骨董品をいじっていた時に変な物を見つけてしまったのです。
大きさは大人のコブシぐらいで、黒い毛糸が絡まったボールのような物で何であるかはよく分かりませんでした。

汚らしく、興味も無い私は元のソレを場所に戻そうとした時、友達の一人が何故か興味示したみたいでソレを私から取り上げ投げて遊びだしたのです。
その瞬間世界が暗転しました。

気がつけば私は病院のベッドで寝ていました。

後日、親に状況を聞くとどうやら友達2人と川遊びをしていて流されて溺れたみたいで、一緒に居た友達の一人は亡くなっていたみたいです。
その時はさっき見ていたのは夢だと思っていました。

退院して、親に付き添われて亡くなった友達の家に行った時仏壇を見て驚きました。
お供え物の横に一つだけ明らかに異様な物があ死んで詫びろったです。

それは夢で見たあの黒い毛糸の塊で、友達の両親いわく、亡くなった時にポケットに大事そうにしまっていたそうです。
私は急に怖くなって親の顔を見ると、何故か親の顔が険しくなっていました。

帰路につく途中親が突然、私に問いただして来ます。倉の中の物に触ってないかとか色々と聞いてきました。
私は正直に夢で倉で遊んでいた事を話しました。親は険しそうな顔をしていましたが、その場はそれ以上何も聞いてきませんでした。

それから20年近くたった最近になってあれは何だったのかを聞いてみた所、昔この地方は水害が酷くそれを治める為に人柱を使って増水を治めるという事していたみたいで、その時、犠牲になった人の毛髪を使ってお守りを作っていたらしいです。

それが、あの毛糸塊だったそうです。
1945年8月。中立条約を破ってR国が攻めてきたとき、じいちゃんは技師として中国で発電所を建造中だった。召集はなかったらしい。
当の発電所は、ほぼ出来上がっていたという。

「R助の鬼が来る」

当時はその噂で持ち切りで、日本人集落は震え上がっていた。日本軍は守ってくれるのか? ここの住人はどうなる? 
しかし関東軍は、その時にはいつの間にか引き揚げてしまっていた。いつもは偉そうな軍人さんなんて、誰も残っていなかった。

ようやく、混乱の窮みになっているだろう開拓団総本部から指示が来た。
発電所の工事は無期限に中止。開拓団は急ぎ、内地への引き揚げの準備をせよ。

建造途中の発電所施設ハ、軍機ユエニ敵ノ手ニ堕チルコト能ハズ。
破壊セヨ。と。

この集落に居る皆は、日本人で在るが故に、ここで作り上げた全てを捨てて、ここを引き払わなければならない。今すぐに。
ここで頑張っても、犯されて、略奪されて、殺されるだけだ。ここまでだ。

同僚数十人と発電所に向かう折、じいちゃんは泣き叫ぶ。
まだ子供だった伯母さんとお袋を抱えたばあちゃんに、一振りの刀を渡して、言った。

「R助の鬼が来て、酷いことをされそうになったら、これでみんな死ね」

じいちゃん達は急ぎ発電所に向かう。まだ敵の姿は見えない。
その朝は夏なのに霧が濃く、不気味なくらい静かだったそうだ。

じいちゃん達は泣きながら、運びきれなくなった、自分で引いた設計図を全て、燃やしたという。
そして殆ど出来上がっていた施設を、殆どぶっ壊した。

埃だらけで帰ってきた時、幸運なことに、まだ「鬼」は来ていなかった。
泣き疲れた娘達を、上がり口の板敷にそのままの格好で寝かし、ばあちゃんは一人、暗がりの中で目を爛々とさせ、刀を携え、息を潜めて正座して待っていたという。

そしてそのあと家族は文字通り、鞄一つで逃げた。

>>80

夏が終わって秋が来て、瞬く間に10月にも関わらず地面が凍り始めた。
道端に生えている、痩せて凍ったニンジンは、リンゴの味がしたという。

延々と続く冷たい泥に足を取られながらも、ようやくごった返した港に出た。
中国人の人買いが寄ってくる。ここまで来たのに、ここで力尽き、とうとう手放された子供達を狙ってる。

切符を買うために鞄の中身は殆ど無くなった。
命からがらようやく乗り込めた舞鶴行きの船は、最後から二番目だったそうだ。

じいちゃんの口から聞けたことは余りに少ない。それ程じいちゃんは語るのを拒んでいた。

おいらは思う。
どんな恐怖の中で、どれだけの悲しみと怒りと絶望を置いてきたのだろう?

遥か、満州に。
一人暮らしで元彼と同居してた時の話。
元彼が霊感もないのに怪奇現象によくあっていた。

風呂に入っている時に、ドアをがちゃがちゃされて、隣で咳する声がしたことがあったそうだ。
その時私は外出していて部屋には元彼一人しかいなかった。風呂はとにかく人の気配がした。

他にも飼いウサギが異常に怯えてある一点を見つめて威嚇しまくったり、寝ている時に足をつかまれることもあった。
その元彼とは別れてしまった。

その後、霊感もありお祓いもできる彼氏ができた。
部屋になにかいるという話をしたところ、お風呂場にいたらしい。青年の生き霊で私に片思いをしていたらしい。

それを聞いてゾッとした。自分には一年半前からのストーカーがいるのだ。
あきらかにそいつの生き霊、毎日風呂場にいて風呂をのぞき見していたのだ。

気持ち悪い。元彼には嫌がらせをしていたらしい。
そしてそのストーカーは現在も自分を憎んでいるまたは、好きでいる。

生き霊ははらってもらったが本体はどうしようもない。
昨晩起こった事を。
あんまり怖くないかも知れないけど、呼びかけの意味も含めて。

ネットやってて、ある産婦人科医のwebを開いた。
見ていくうちに、流産や堕胎した子どもに何らかの加工を施してる事を知る。

俺は最近の医者虐めは行き過ぎだと思うし、もっと理解すべきと思っているけど、この医者は、世に出る前に亡くなった生命への尊厳がないじゃないか。
無性に腹が立って、こいつ分かっててやってるんだから諭してもムダだ、警察にメールしてやる!と書き始めた。

この医師の悪行についてweb見ながら書こうとしたら、なんか一枚写真が目の前にドドーッと頭の中に入ってきた。
0.3秒に一枚くらいの間隔で、なんか脳に直接なだれ込んでくような感じ。

どれも医師がピンセットで胎児を摘んで薬の中に入れたり、メス入れたりのグロ画像。
頭がショートしそうになったのと気持ち悪さで書き込み中断。

>>83


暫くして再挑戦しようとすると、やはり同じ所で大量のグロ画像が。断念。
そんなやりとりを4〜5回しているうちに、魘されてるのに気付いた家内が起こして目が覚めた。

あれ?夢だったんだ。しかし鮮明な夢だったなあ。
ここで俺は、自分の体の異変に気付く。腕から胸にかけて、妙に重い。

重いってのは臼の下敷きになったようなのではなく、携帯電話くらいのものが沢山縛り付けられたような感覚だ。寝返りも打てない。
寝たまま腕を何度も振り回し、体をひねったら逃げていった(家内は暗闇の中、その様子にドン引きしていたらしい)。

いやひとつ残っていた。左肘に食い込むようにして残っているのが。
そのために重いというかだるいというか、疲労感が残って堪らない。

駄目だどうしても消えない。ひょっとして上半身にくっついていたのもこいつも、さっきの夢と関わりがあるんじゃないか?そう思い、昨晩洒落怖で読んだ「取り憑かれる」を思い出し、この重さに向けて頭の中で語りかけた。

「俺はやるだけのことはやるから、それ以上は何もできないから、他を当たったくれ」

語り終わった瞬間、30分くらい続いた重さがスッと消えたんだ。この時は本当にビックリした。

で、ここに書き込んだ理由。私の妄想だったらいいのですが、産婦人科医の方でもし上記のような事してる方いらっしゃいましたら止めてください。
頭になだれ込んだ映像の中で1枚だけ、流産したり堕胎した胎児を小さい木箱にしまっているものがありましたが、そういう使い方は倫理上良くないと思いますよ。
よしおじちゃんが、正真正銘不幸な話をしてあげようね。

式場カメラマンってのは、プロもしくはそれなりに技術と知識のある人なんだが、そんな人が写した写真から、招待客が写した写真まで、ほぼ全滅。
何が理由って、心霊写真ですよ。

画面全体が真っ赤、白い雨粒のようなものが異常な数写っている、から始まって、新郎の首に女の手が巻きついている、新郎の手に女の手が絡んでいる(指を絡めるような感じで握っている)。
壁と高砂の隙間の、奥行きほんの数センチの隙間から、周りのものと比較すると10センチ以上ある目が覗いている、までてんこ盛り。

そのうちの数枚は、テレビ番組に投稿されて放映されたくらいすごい。
俺含む新郎友人には案の定の理由で、7ヶ月で離婚した(女癖が悪かった)。

あの写真が出来上がってきた時(当時はデジカメなんかなかった)は、本当に驚いた。
時間差で、参席者も新郎新婦側も不幸になったよ。怖かったよ。
私は40過ぎの一般の常識は持っている社会人男性です。

19年前の2月の終わりのことです。

学生時代、東京のボロアパートで寝てた時、前の世田谷通りをダンプが通り、いつものように部屋が少し揺れました。
しかし、この時だけは揺れが止まずに、だんだん大きくなり震度4ぐらいに感じたので「地震だ!」と思って起き上がろうとしたら金縛りになっていました。

目も開きません。頭が混乱していたその時です。
分かるんです。横向きで寝ていた私の背中の方に、緑の着物を着た女性が正座してこっちを見ているのが分かるんです。

ものすごい恐怖を感じた反面 、私が一瞬思ったのは「これは現実なのか?」という事です。
冷静になり耳をすませたら、やはり世田谷通りのバイクや車の音が聞こえました。現実だと認識した時の恐怖は、体験した者でなければ分かりません。

皆さん分かりますか?暗い部屋で金縛りに合い横に幽霊が座ってるんです。
部屋の揺れはおさまりましたが金縛りは解けません。よく聞く怖い話は、だいたいこのあたりで気絶するのですが、まだはっきり意識がありました。

そのうち近づく気配がしたかと思ったら、何と掛け布団がめくれ上がっていきました。金縛りの中、めくれ上がっていく布団が顎にあたるんです。
信じられませんが事実なんです。この恐怖、分かりますか?気絶したくても出来ないのです。

次に、耳の近くで気配がしました。そしてその女性は私の耳に口を近づけ静かな声で「ハァー 」と息を吹きかけて来ました。
ここで、ようやく意識が無くなりました。

すぐに気付いたと思います。なぜなら、電気を点けようとしたら、丸い蛍光灯がまだ揺れていたからです。時計は4時20分でした。
すぐに、ラジオ テレビをつけましたが地震情報は一切ありませんでした。私は、あぐらをかいて「勘弁してくれよー!」と言ってみましたが何の反応もありませんでした。

朝、識者の知り合いに相談しました。結果は、たまたまその時の私と浮遊霊の波長が合ってしまった。とのことでした。
その後は、何もなく大学卒業まで住みました。

先日、近くまで行ったので見てみたらアパートは無くなり小さな会社が建っていました。
狛江市の世田谷通り近くにあったアパートでの本当の話です。
時間的には昨日の夜起こった出来事をお話します。

昨日夜22:00ごろ仕事が終わり家への帰宅途中のことです。
俺は池袋に住んでて職場も池袋なので、徒歩通勤してます。

池袋駅の方から自分家に帰る途中に平和通って道があるんだけど、俺は毎日そこを通って帰るんだ。
ご存知の方もいるかもだが、あそこ名前は平和通りでも、実際は危険通りである。

で、いつも帰りに寄るコンビニがあるので今日はたこ焼き買って帰ろうと思ってコンビニに入ろうとしたら、入口で鬼のような顔をしたデカイ女がうろうろしてた。
まぁよくいる気違いだろうと思ってスルーしてコンビニでたこ焼き買って出てきたら、そいつがまだいやがったんだ。

ちらっと眼があったような気がしたが気のせいだと思って家に向かって歩き始めたんだ。
だが俺はすぐに異変に気づいた。後ろからヒールをはいた女の足音がする。ちらっと確認したらさっきの女だった。

気持ち悪いと思ったので俺は後ろの女が俺を付けているのか、ただ道が同じだけなのかを確かめるために、あえてさっき買ったたこ焼きを食べるためにゆっくりと歩いてみたんだ。
すると後ろにいる女もゆっくり歩き始めやがった!!

もう俺はこのままだったら人気のないところで刺されると思ったよ。ただ勇気を振り絞ってたこ焼き食べるために止まったんだ。
後ろの女も完全に俺のこと睨みながら立ち止まってたんだよ!!!

おれビビりながら相手を刺激しないように「なんですか?」って聞いたんだよ。
そしたらその女いきなりニコニコしはじめてお先にどうぞみたいな動きをするわけよ。

俺ゼッテェやばいと思ってそいつの目見たら完全にキマッテル目だったから、一気にUターンして違う道に逃げ込んだら少し走ってきて途中で諦めたみたいだった。
道の陰からこそっと様子をうかがってみたら、違うおっさんが犠牲になってたwww
当時、小学2年だった自分は、風邪をひいたかで学校休んで炬燵で寝てました。その日は親も仕事を休みました。

寝るか寝ないかの狭間で、目はしっかり閉じているんですが、目の前に何か降ってくる感じに襲われました。体は重いし、起きようとしても中々起きれずに居ました。

そして、脳に伝わると言っていいのか、何か聞こえたと言っていいのか分かりませんが、確かに、あたしには感じたんです。

『飛び降りろ』と言われたのが。

その瞬間体がムクッと起き上がり、訳も分からぬまま部屋の中を泣きながら走っていました。自分の意思はちゃんとあるんですが、足が止まらないんです。

いつも親が寝ている部屋をグルグル走り回り、次は玄関まで行き鍵を開け外に飛び出し、次に台所へ行き窓の鍵を開け…その時、『ここから飛び降りなきゃ』という気持ちになりました。

しかし意志があるので飛び降りたら死ぬ…というのは分かってました。当時、あたしはマンションの三階に住んでいました。

その時、親があたしの名前を呼ぶ声がしました。運良くと言っていいのでしょうか、その場から離れ次は親の周りをグルグルと走り回りました。

親はどうすればいいのか分からないのか、声も出せずにあたしを心配そうに見ていました。そして、走り回っているあたしを強く抱き締めたんです。

そうされた瞬間、体が軽くなり、走り続けていた足も止まりました。

あの時、あたしは何かに取り付かれたのでしょうか…。親に呼ばれず、あのまま飛び降りて居たら…と考えると怖くなります。親の力って凄いなと実感しました。

小さい頃もこの様な事があったみたいでお祓いに行った方がいいと話していたそうです。それ以来こういう事は体験していません。
2週間くらい前に僕が体験した本当の話なんですけど、ちょっと聞いてください。

僕は通学に地下鉄を利用しているのですが、地下鉄のホームから僕の家に一番近い地上への出口へは、あまり人の通らない長い通路を通らないといけないんですよ。
その通路がまたボロボロで不気味なんですが、妙に気に入ってていつもそこを通って通学しています。

その日の下校にも地下鉄を利用して、その長い通路を通っていたのですが、地上への階段の右側に沿って30人くらいの人が一列に並んでいるんです。
人がギリギリすれ違えるくらいの幅の狭い階段なので、階段の右側半分はその列に占拠されてる状態でした。もう日も沈んでいて薄暗かったのもあって、階段下から見た光景はちょっと異様でした。

僕はきっと出口の所で工事でもやっていて、人が詰まってしまっているのかなと思って、列の最後尾に並びました。
ですがその列は全く進む気配がないため、不審に思って列を抜けて階段の左側を上りました。その列には腰の丸い老婆や、リーマン風の中年男性、制服姿の女子高生まで色々な人が並んでいました。

階段を上りきって地上に出ても、特に工事などをやっている様子はありませんでした。
ならばこの人たちは一体何に並んでいるんだろうと思って、列を追って行くと、すぐ近くのお寺の入り口に続いていました。

うわー、宗教団体か何かかな、と思って、あまり視線を合わせないように早足で立ち去ろうとしました。
10mくらい進んだ所でふと振り返ると、列は跡形も無く消えていました。

人が動いた気配も、あんなに長い行列がお寺に入るスキも無かったので、幽霊だ!と確信して、家まで急いで帰りました。

その後、もしかしたら憑かれたかなとも思ったのですが、特に何もなくて現在ほっとしています。
あの列は多分、地下鉄構内で自殺してしまった人が供養を求めてお寺に並んでいたのかな、と思っています。

ですが、僕があのまま列に並んだままでいたらどうなったか、想像すると少し身震いしてしまいます。
高校の時の同級生(H)の話。

ある日の夜、Hは携帯の着信音で目を覚ました。
初期設定の『ピルルル〜』って音。

変だなぁ。メールも電話も好きな着うたで設定してあるのに。
そう思いながら携帯を手に取ると、着信は入っていなかった。

気のせい?夢?眠かったから、そう気にせず眠りにつこうとした時、

『オギャア、オギャア』

ギョッとして目を覚ました。

今度は気のせいじゃない。人生初の金縛りが来てしまう!!
そう思ったHは、目をおもいっきりつぶり、布団の中に潜った。

運よく金縛りにはならなかった。
もう赤ちゃんの泣き声も、着信音も聞こえない。

ホッとした瞬間、ズシッとお腹に重みが。猫が体の上に乗ってきたような重さ。
その重さが、どんどん上にのぼってくる。

それが首元に来た時、苦しくて気を失ったそうだ。

朝、恐る恐る首元を見たけど、跡も何もついていなかった。

「マジ怖かったけど、夢だったのかも〜」

笑顔で話すHの後ろには、水子が2体いた。

私は知っている。Hが元カノ達に中絶させた事を。
それでもまだ、女遊びを止めない事。

出会い系で知り合った女の事を「ペット」なんて呼んで金づるにしている奴は、呪われてしまえばいいのだ。
12月ある日の朝、目覚める前のまだウトウトしていた時、あたしは非常に気味が悪い感覚に襲われた。

誰かがいるような。
誰かに見られているような…。

布団から出たくなかったが学校へ行くため仕方なく体を起こした。
すると、片目に激痛が走った。

異物が入っていると思い鏡を覗き込むがなかなか見えない。
なので母親に見てもらった。

すると、「目の中にまつげが入っているよ」と言いながら母親は丁寧に取り除いてくれた。
しかし、取れたものを見て二人で唖然とした。

20cmはありそうな、黒髪だった。

あたしは茶髪のパーマだし、母親はショートカットである。家族はあたしと両親だけだ。
奇妙なことだったが前に遊びに来ていた友人のものだろう話した。

その後も何度か、視線を感じたりしたこともあった。掃除をすると長い髪の毛を見つけることもあった。
しかし、それは徐々に減っていったので気のせいだと言い聞かせた。

年末の大掃除、あたしは自室を片っ端から掃除して最後の出窓に取りかかろうとした。

違和感を感じた。それはすぐに恐怖感へ変わった。
出窓の網戸に黒く長い髪の毛がびっしりと絡みついていたのだ。

父親に相談し、網戸ごと変えてもらった。

あの髪の毛が生きている人のものなのか、それ以外なのかはわからない。
俺の前の家は二階建てだった。

引っ越してからすぐのある日、二階の押入の左の壁からきーぎーって音がした。
最初は風かなんかだろう、とかきしんでいるだけだと思っていた。

それは二、三日続いていた。

数日後、仕事で遅くなった俺は、夜遅く帰宅。一人暮らしで、家はとても真っ暗だった。

ゴトッって二階から変な音。荷物でも落ちたんだろう、と思いながら電気をつけに行く。
その時、人の気配がした。なんていうか、人がいる感じってわかるよな そんな感じ。

暗くて自分の手も確認できない。
けど、その気配は、高速移動してる感じだった。音も無く、気配だけ。

不思議に思いつつ、すこし進み電気をつけた。
それは自分の家とは思えないほど赤く染まっていた。階段に赤い線の様な跡があった。

二階に上がる勇気も無く、睡眠する事もできない。
少し離れたホテルに泊まった。次の日家は普通に戻っていた。

二階の音がした場所は、真っ赤な手形が無数にあった。
何回も同じ所を叩き、それは助けてほしい、と言っているような、残酷な跡でした。
前から見続けてる夢なんだけど俺にとっちゃ洒落にならんほど怖い。

俺は大の戦車好きで、特にソ連や中国等の共産国の兵器・銃器が大好きなミリヲタだ(軍板の連中に比べるとニワカだろうが)。
部屋のショーケースにはソ連系の戦車プラモが幾つも飾ってある。

特にお気に入りなのが「T-72」と呼ばれるロシアの旧式主力戦車だ。

俺は寝る前に時々、自分がこの戦車に乗って味方と共に戦う妄想をしてた。
そしてある日とうとうその夢を見た。

場所はヨーロッパの町並みで味方と俺の戦車二両でゲリラ達を掃討してた。
敵は小銃で俺の車両に攻撃してくるがビクともしない。

俺「最強すぎワロタw」

俺は破片弾を砲から放ち、次々とゲリラ共を葬っていく。俺は砲塔から半身出し余裕ぶっこく。

ふと気付くと、戦車の前にボロボロの服を着て両手に手錠をした黒人の子供達が列をつくって歩いていた。まるで俺が強行軍させてる感じだ。
そして勝手に砲塔が動いて同軸機銃(大砲の横に付いてるやつ)で子供達を後ろから射殺しはじめる。

バリバリバリバリッ!と恐ろしい音がして銃弾が子供達を貫いていく。
「やめてぇやめてぇ」と子供達が泣き叫ぶ。バリバリバリバリッ

(何やってんだ!やめろ!)しかし戦車は言うことを聞かない。
そして、三人称から見た俺は明らかにニヤけていた。まるで石像の様で戦慄が走った。

倒れた子供達を数十トンある戦車が容赦なく踏み潰していく。轢かれた遺体はグロ画像で見た様にミンチになっていく。

目覚めると俺は涙を流してた。
気味悪夢見た後でショーケースを見ると数秒程部屋中に死んだ獣の腐敗臭が漂った。

大学へ通学し友人にこの事話すが、俺をFPS症候群と診断して笑うだけだった。

それから1ヶ月後にも同じ夢を見る。今度は俺のT-72が半壊して動けない所を黒人の集団が必死で戦車のハッチを開けようとする。
俺は中で震えるが、結局引きずり出されてしまい黒人達に鉈で殴られ続けた。

その時の黒人の鬼の様な顔が脳裏に焼き付いてる。
そして朝起きると前より強烈な腐敗臭がはっきり臭ってきた。

それからも頻繁にT-72の夢を見るし、どんどんと内容も悪くなってる気がする。
この悪夢と謎の腐敗臭はなんなんだ?いつまで続くんだ?

俺なんか悪いことしたか?多分、近々また見ると思う…。
うちのじいさん(故人)は、太平洋戦争時、南方の小さい島に送られた。

規則に反すると、桟橋の突き当たりで射殺。
そのまま死体が海に落ちて、後片づけしなくてもよいからだそうだ。

食料事情は厳しく、まじめな人から順に餓死していった。

じいさんは下っ端だったが、薬係の人、食料係の人と仲良くなって間を取り持ち、マージンとして薬と食料を手に入れて何とかしのいでいた。
もちろんバレたら銃殺だったよ、と言っていた。

じいさんの隊の上官(?)は嫌な人で、何かと理由をつけてイジメをしたり、物を取り上げたり、やりたい放題だった。
じいさんも、海に潜って採った真珠を取り上げられたと言っていた。

生きて帰ったら、まだ見ぬ結婚相手に贈ろうと思っていたので、とても悔しかったそうだ。
そんなこんなで、この上官はみんなから恨まれていた。

そして終戦、引き揚げ船の中。
日本の勝利を信じて、厳しい規則や上官のイジメもガマンしてきたのに、敗戦だなんて今まで一体何だったんだ!と、爆発した人たちが、例の上官を引きずり出し、担ぎ上げ、泣きながら命乞いするのも無視して、海に投げ込んだ。

後はどうなったか知らない、と言っていた。
我が町に伝わる話を。

昔、久四郎、乙之助という兄弟がいた。久四郎は漁師で、美しい妻がいた。

やがてこの久四郎には一人の娘が生まれたが、娘が小さいときに夫の久四郎がポックリ死んでしまった。
親類たちは協議の結果、久四郎の弟の乙之助が残された妻と娘を引き取ることを決定した。

やがてこの新夫婦に女の子が生まれたが、乙之助と妻はこの妹ばかりかわいがり、久四郎の娘は虐待するようになった。
村人は「同じ腹から生まれた娘になんとむごいことを」と噂し合った。

しかし、そのうちこの妻は胸を患うようになった。
医者や薬の甲斐もなく、ただただ「絞められる、絞められる、苦しや苦しや」と七転八倒し、ついには死んでしまった。

悲しみに呉れた乙之助は、近所の川から黒い石を持ってきて、妻の戒名を彫って寺に葬った。
しかし、妻が死んで翌年の盆に墓参りに行って、乙之助は仰天した。

兄の久四郎の墓から何本もの藤蔓が這い出し、妻の墓をギリギリと締め上げていたのである。
乙之助は兄の怨念に恐れおののき、とにもかくにもこの藤蔓を切ろうと、歯でこの蔓を噛み切った。

その瞬間、この蔓から鮮血が噴き出し、ビチャ、と乙之助の顔にかかったのである。
乙之助は悲鳴を上げ、服の袖で顔の鮮血を拭うと、家に逃げ帰った。

しかし、それでもまだ兄の怒りは治まらなかったらしく、その日から乙之助の顔の鮮血を浴びた部分が真っ赤に腫れ上がり、ギリギリと締め付けるような激痛を発し始めた。
この腫れはやがてカサとなって肉を腐らせ、ついには妻と同じように胸まで締め付けられるようになった。

今までの行いを見ていた村人は誰も乙之助には同情してくれず、ついに乙之助は死んでしまった。

今でもこの寺には久四郎とその妻の墓が残っているが、いまだに妻の墓は藤蔓でぐるぐる巻きにされており、すっかりとくびれて今にも上が崩れ落ちそうになっている。
宮沢というところは昔、丈の低い柳が一面に生い茂る潅木地帯であったという。
昔俺の村では春、農作業をする前に野火入れと言って下草を焼くことが慣例となっていた。

その日も村の若いもんが宮沢に出て盛んに野火入れを行っていたが、夕日も沈みかけたとき、薄明かりの中に突然として白い人影が踊った。
若者はびっくりして「人がいるぞ!」と叫んだ。

見ると、六部(お遍路)の格好をした一人の男が、四方から押し寄せる火に狼狽していた。
この街道沿いの野原で、六部は野宿をしようかと野原に寝転んでいたのである。

六部は盲目であった。若者たちが騒ぎ立てる間にも、火は野原にどんどん広がってゆく。
六部は「この野郎共、俺が居ることを知っててわざと火をつけやがったな!」と大声で喚き散らした。

「何だと! 人聞きの悪いことをいいやがって! そんなに死にたいならお望みどおり殺してやる!」

六部の言葉に若者の一人が激怒し、あろうことか持っていた火を六部の四方から放ってしまった。

見る見るうちにあたりは炎に包まれた。六部は火に抗おうにも盲目なのでどうすることもできない。
そのうち方向もわからなくなり、ついには白装束にも飛び火し、六部は火達磨になった。

「熱い熱い! 焼き殺される!」と七転八倒する六部を見て、若者どもはいい気味だと大笑いに笑った。
思えばちょっとした感情の行き違いが若者たちを人殺しにしてしまったのである。

>>96

六部は見る間に焼けただれ、もだえ苦しみ、ついに地べたに倒れ伏した。
六部の顔は真っ黒に炭化していたが、突然六部はカッと目を見開き、若者たちを睨みつけた。

六部は盲だったので、その目は白く濁っていた。炭のようになった顔に白い目がぎょろりと光っていた。

「俺はここで殺される。何の咎もないのに殺される。努々忘れるな。これから七代に渡って、お前たちの一族に盲を絶やさぬ。七代祟ってやるぞ!」

その怒号を最期に、六部は力尽きた。身に纏っていた白装束は完全に焼け爛れ、全身の脂が焼けてブスブスと沸騰していたという。

その鬼気迫る死に顔を見て若者たちは今更のように怖くなり、一目散に家へと逃げ帰った。

その後、六部の宣言どおり、若者たちの子孫に目の悪いものが続出し、ついには里が盲だらけになってしまい、里全体がずいぶん衰退してしまったという。

今はそれもなくなったので、きっとこの話は七代は昔の話なのだという。
友達から聞いた話ですが投下します。私を怖がらせようとした話です。

ある大学生の男女5人が、車で山へ泊まり掛けのキャンプに出かけた時の話。

キャンプ2日目の朝にして予報外れの大雨に見舞われてしまい、5人は敢えなく下山する羽目に。
カーブの多い坂を、他愛のない話をしながらも慎重に下っている最中、5人のうちの1人の女が窓の外の何かに気がつき目を奪われる。

今まで楽しげな会話に声を張り上げていた女の、突如とした不審な様子に気づいた一行は、女の視線の先に目をやると、この横殴りの雨の中、傘もさしていない軽装の女性が、1人うなだれて立っている様子が目に入る。
別の女が言う。乗せていってあげようと。しかし他の連中は、あまりいい顔をしない。

そのうち女のすぐ横まで車が到達してしまう。
運転する男は、ずぶ濡れになった女を心配し、少しだけスピードを落としてやり、様子を伺うが、例の女は、こんなにそばに車が近づいているというのに、こちらに全く気づいていない様子。

ピクリともしないで、下を向き、強い雨に叩きつけられている。顔が見えない。
とうとう不気味になってきた一行はずぶ濡れの女の横を走り抜け、一息ついた。

が、突然運転手の男が今までの安全運転とは打って変わって、狂ったようにハンドルをさばき、スピードも坂も手伝って恐ろしいものとなり、死を覚悟するほどの危険な運転となる。
当然パニックに陥る車内。突然の出来事に理解出来ず泣き出す女達。

なんとか山の麓まで降りてきていて、近くのコンビニに車を滑り込ませると、運転手の男が真っ先に後ろを確認する。
落ち着いた4人が男から聞いた話に耳を疑う。

先ほどのずぶ濡れの女が、ものすごい勢いで、四つん這いの格好で、追いかけてくるのがバックミラーに映っていた。
そしてすぐに別の男が、雨による視界の悪さで見間違えたのだとフォローをするが、女たちは黙ってしまった。

明るさと大人数による、多少の強気からの行動だったのだろうが、あんなに不気味なものに近寄ったことは今でもゾッとすると運転手の男は言っている。
この浮かれた時期になるといつも思い出し気がやや沈みこみます。

かれこれ5年程、腐った法律家達に目をつけられてうちの会社は大分絞られています。

登記沙汰となれば法外な報酬を取られますし、いざこざの訴訟和解沙汰となれば生かさず殺さずといった具合で、理由は単純明快、「恨み」でしょう。
でしょう、というのは私の勝手な想像故ですが、十中八九そうでしょう。

ハゲタカの中心にいる人物、Sとでもしましょうか、彼はうちの会社でアルバイトをしていました。
勤勉で上司からは可愛がられ、よく笑う良い子でした。

そんな彼が某試験に受かる前の年、今頃の季節でした。忘年会にて上司のDと酔った勢いで喧嘩が起きました。
傍にいた人の仲裁のおかげで事なきを得ましたが、衆人環視の中勢い髪の毛を引っ張られた彼はその恨みを忘れてはいなかったようで…ぞっとしました。普段ケラケラと笑っていた人間が、かくも執念深いとは。

私もヘラヘラと笑っていざこざを避けるタイプの人間でしたので、直接的な恨みは買うに及ばず、今でもたまに話をすることがあります。

彼曰く「人間の出自はようく調べた方がいい 特に自分のようなY県出身の者は、おそらく総じて恨みは恨み、恩は恩という思考の持ち主であるから」

彼自身そのねっとりとした気性に嫌気はさしているらしいのですが、去年の支店廃止の折、普段通りに法外な報酬を請求してきたそうです。

たかが喧嘩、たかが一過性のいざこざでこうも恨みは持続するものなのか、今でも私は恐ろしくてY県の人間と聞くとまともに目を合わせて喋れそうにありません(Y県民の方すべてがそうじゃないと理性ではわかっているのですが)。

彼の例もあって寝る前などはつい人の恨みを買うようなことをしなかっただろうかなどと考えてしまいます。
一度火がついたら和解は望めない、そんな人間の見分け方さえあったらなぁと思うこの頃です

あまり怖くはなかったでしょうが、つい思い出した、ぞっとする人間の恨みの深さについてでした。
糞スレは…
   ∧_∧  ∧_∧
   ( ´∀) (´∀`)
三(⌒)   ノつ( >>1 )
  ~/ /) ) | | |
  (_ノ \) (__(__)

立てんなって
   ∧_∧  ∧_∧
   ( ´∀) (´∀`)
  =≡三三⌒) >>1 )
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  (_ノ(_) (__(__)

言ったろうが
   ∧_∧ _ ∧_∧
   ( ´/ )∴)∀`)
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  C  / / / ノ
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ヴォケがーー!   \l/
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