1 無名さん

懐かしいあの人達

今までに印象に残ってる管とか色々
思い出話でもどうです?

因みに私はグール書いてた弁護士()たんと、共同サイトで海賊書かせてて書いてた方をぶっ叩いて荒ぶってたメエたん?だかメイたん
2 無名さん
イナイレ、ベイブレード好きで成人済みらしいけど画力が小学生低学年並みでマイオリキャラちゃん大好きな人
晒される度に閉鎖→復活の繰り返しで、何度も晒されてんのに懲りずにようやるなぁと思った
3 無名さん
せっかくさげたのに!
馬鹿!馬鹿!
4 無名さん
せんたん
5 無名さん
ルカスとリーリエ、あとベジータみたいな名前の進撃管
最近こういう無駄スレ立てる人いるけどなんで?
7 無名さん
どっかのスレ流したいんでしょ
8 無名さん
>>5
ベレッタ?
大学時代の後輩と遊んでいたときの体験談です。

ある後輩、仮にAとしましょう。
Aと他の後輩二人と俺の四人で話していた時の話です。


ある日Aは友人(B)と友人の彼女(C)を家に呼び、遊ぶことになりました。

AとCは初対面でしたが、意外と意気投合し、和気あいあいと家に向かいました。
当時借りていたAのワンルームのアパートに着き、家に上がってきました。

ところがCが玄関から上がろうとしません。

「どうした?」と問いかけましたが、「ちょっと…」と言い、「ごめん。やっぱ帰るね」と言って出ていってしまいました。
「ちょっと待てよ!! わりーA、今日は帰るわ」と言い、BがCを追いかけて行きました。

Aは訳が分からなかったのですが、学校やバイトの疲れもあり、うとうとしていたそうです。

その日の深夜、Bから電話が掛かって来ました。

A「おう。さっきは大丈夫だった?」

B「さっきは悪かったな。Cの奴何で出てったのか全然話してくれなくて、ようやくさっき訳を話したんだよ」

A「そうか。何か悪かったな。俺の部屋、汚ねーからな(笑)」

B「いや、そうじゃなくてさぁ…。そういえばお前って今彼女居なかったよな」

A「いねーよ。知ってんだろ、それくらい」

B「じゃあ、あの時部屋に居たのは、俺達三人だけだったんだよな。いいんだよな」
A「おう。さすがに女を連れ込んではなかったな(笑)」

B「…これ、言おうか迷ったんだけど、やっぱお前の事考えて言うわ。誤解しないで聞いて欲しい」

「実はCがお前の家に入ろうとしたとき、部屋の奥の方から髪の長い女が、真っ赤に充血した目を見開いて、Cをじっと睨んでいたらしいんだ。何をするわけでなく、じっと」

「あまりの見幕に、怖くなって、思わず逃げ出したんだってよ」

「でもおかしいだろ!! あのとき確かに俺とお前とCの三人しか居なかったんだから。ふざけんなって、問い詰めたんだけど。あいつ泣きながら話してたから多分…」

「お前、何かやベーぞ」

Aはその話の余りの突飛さに、半信半疑でしばらく黙っていたそうです。

A「何言ってんだよ。んな訳ねーだろ」

そして、Aが部屋を見回したとき、Aは見つけてしまったのです。
見覚えのない長い髪の毛がテーブル、イス、カーペット。あらゆるとこに在ることを。

A「お前、どっきりかよこれ。マジビビるだろ。意味わかんねーよ。いい加減切れるぞ」

B「やっ、俺も信じられないけど。とにかく気を付けろよ。また今度行くからな」

そう言うと、Bは電話を切ったそうです。
結局Aは怖くなって寝ないで学校に来たところに、俺と後輩二人と授業で会った。という流れです。

俺「そっか。何かヤバイのかもな。じゃあ(面白そうだし)行ってみようぜ」

A「ちょっと今夜は一人は怖いから、良かったです」

ということで、俺とAと他の二人と計四人で授業が終わったらAの家に行くことになりました。

その途中、他の後輩が「夕飯食ってきましょうよ」と言うので、俺の先輩トッケンでファミレスに決めました。
暇をもて余した大学生にはもってこいの話で、俺含む三人はノリノリです。

ファミレスの店員に通され、六人用のイス掛けの席に座りました。
席は二つ余っているはずです。

席に座り談笑をしていると、店員がおしぼりと水を持ってきて各々の前に置き始めます。
店員が配り終わり、話を続けているとAが何かに気が付き、ガタガタ震え出しました。

俺「どうしたんだよ」

ふと脇を見ると、誰もいないはずの空きテーブルに、水とおしぼりが置いてあります。
他の後輩たちもそれに気付き、空気が固まりました。

悪いジョークかと思い、店員を呼びました。
しかし店員は「いや、いらっしゃった時は確かにもう一人、女性の方がいらっしゃった…」と言い張ります。

店長を呼び、おしぼりと水は下げてもらったものの、店員は譲ろうとしません。
そのやり取りに、一同固まってしまいました。

後輩「そこ、誰もいねーよな」
A「…」

後輩「だ、大丈夫だよ。うん。大丈夫」

Aはもう泣きそうな顔をしています。

俺「とりあえず何か食おっか」

と頼んだものの、やっぱり誰も料理に手が着きませんでした。

どう考えてもおかしい。
店員のあの態度、ドッキリ? かとも思いましたが、店を選んだのは俺。そして店員のあの態度。悪戯にしては手が込みすぎている。

段々怖くなって来ました。

そして後輩の一人が、

「わるい、A。俺行けねーわ」と言いました。

もう一人の後輩も「俺も帰るわ」と言い出しました。

俺「悪い。俺も帰るわ」

自分でも薄情だと思いましたが、さすがにちょっと怖くなりました。

A「…」

俺「じゃあ俺んち泊まり来いよ。なっ」

と言うことで、とりあえず俺の家に泊まり、その日は無事終わりました。

しかし次の日、Aはまた見てしまったそうです。
出窓の外側に立つ女性の影を。

ちなみに当時のAの部屋は二階の角部屋。
周囲は畑ばかりで高い建物はありませんでした。

つくづく行かなくて正解だったと思いました。

Aは様々な神社に、何回もお祓いに行きましたが、結局効果はなく、家を引っ越した後は何も起きなくなったそうです。
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修学旅行の時の話。

私達はその日東北地方のT湖に来ていた。
湖畔の乙女の像(?)を見たりして元気に歌いながら楽しんでいた。

雨が降っていて風も強くめちゃめちゃ寒くてガイドさんも珍しいと言う程の荒れた天気だった。
雨の中、学年全員で集合写真を撮ってホテルに移動。途中嫌に暗くて鬱蒼とした森を通ったのを覚えてる。

ホテルに到着して部屋についたが、誰も中に入らない。
部屋は薄暗く何となく空気が重かった。

まだ誰も入ろうとしない。それ位不気味だった。
後ろにいた私は仕方なく部屋に入り、空気悪いね〜なんてちゃらけながら窓を開けようと障子を開けた。

目の前に広がるのは木、木、木。奥の方に湖が見えた。
ぞくり、として動けなかった。結局窓は開けれなかった。

その部屋には私を含め6人が泊まった。

もう1人見えると言う子がいた。その子をEとする。
その子も一瞬止まったが、すぐに持ち直しお札とか貼ってあったらウケるよね〜なんて言い出した。

…ありましたよ。
お決まり通り、掛け軸の裏と箪笥の内側に。

他の皆どん引きだよね(汗)
さすがの私達2人もびっくり。まさか本当にあるとは思ってなかった。

それでも馴れてきて(?)落ち着いてきた矢先、他室の子が泣きながら駆け込んできた。
その子っていうのが普段泣いたりしない割と強気な子。悪系的な子だった。

その子が言うには、とにかく怖い。雰囲気がおかしい。部屋にいられないとの事。
泣きながらマジ顔で先生に部屋を変えてと訴えていた(結局変えてはもらえなかった)。

そんな事があったせいかイマイチ気分が盛り上がらず黙々と過ごしていた。
そして夜になった。
布団の位置はこんな感じ。

*******
┏──窓──┓
┃──障──┃
┃ 〇 〇 ┃
┃ ◎ 〇 ┃
┃ 〇 ● ┃
┗扉━押入れ┛

*→木
障→障子
〇→友達
◎→見える子
●→自分

夜更かしもしないで寝た修学旅行の夜なんて初めてだった。そんなの出来る雰囲気じゃなかったしね。
でも私は実際何も起きなかった。途中までは。


夜中近くになった。ぐっすり寝てたんだけど突然目が覚めた。なぜかはすぐわかった。
皆起きてた。窓側の2人が怖い怖いって言ってた。

すると突然、バンッって音がした。どこからかはわからない。
でもその後いろんな所からパンッバンッパンパンッドンって聞こえてきた。

窓の方から段々内側でも鳴るようになってついに部屋中から聞こえるようになった。
もちろん障子の中からも聞こえたけどそこまで怖くはなかった。そんなに怖い? って思った。

だから場所替えした。私が窓側の布団に寝ることになったの。
そしたらすごい怖いの。窓に背を向けてたんだけど後ろからブワァって何かがくる感じ。音は鳴り続いてる。

そしたら友達の1人が障子を開けようって言うの。冗談じゃないって思ったけどその子開けようとしたのね。
するとキャァッって叫んで布団に潜り込むの。
どうしたの? って聞いたらその子泣きながら障子の向こうに誰かいたって。
障子の向こうから手がぐぅってしてたって。障子を押してたって。

部屋が騒がしくて様子が変だって思ったのか先生が来た。
先生を見てありがたく思ったのも初めてだった。皆半泣きで助けてって言った。
仕方ないって事で皆が落ち着くまで先生がいるって事になった。

先生がいたお陰で落ち着いたのか皆は寝始めた。
私は寝れなかった。まだ後ろからおかしな感じがしてたし何かの気配もしてたから。

先生は10分くらいしたらいなくなった。私だけが起きてた。
したらまた鳴り始めたの。パンッパンパンッって。

気配は近づいてきた。もう駄目だって思った。


気付いたら朝だった。
気を失ったのか寝てしまったのかはわからない。

朝、障子を見たら手形がうっすら残っていた。
そして窓の外側には無数の手形がついていた。

ホテルを出た後、この話題でみんなはもちきりだった。


あの夜、部屋の雰囲気が悪いと怖がっていた人達は私達の他にも何組かあったらしい。

私達の部屋は5、6階だったはずで下までかなりの距離があった。
はしごも何もなかったので手形なんてつけようがないはずだった。

子供の手形もあった。

一体誰がつけたのだろう?
そしてあのホテルには何があるのだろう?

そんなことがあったせいかそれとも何か知っていたのかカメラマンさんはそのホテルで一枚も写真を撮っていない。

何があったのか今の私には知る術もないし知りたくもないが修学旅行でT湖畔にあるホテルに泊まるときはそれなりに覚悟がいるかもしれない。
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これは去年の夏休みに、私の父方の田舎に里帰りした時の話です。

時期は8月中旬、私達家族は、祖父(父の父)の家に行きました。

祖父の住む家は周りがとても緑豊かで、夜になれば街頭なしでは歩けない程の山奥にありました。
そんな祖父の家までの距離を、私達は車で半日以上かけ(他県から来たせいもあって)、訪れた頃には、従兄弟達は皆集合してて、私達はとても疲れていた。

着いた頃がもう既に夜に近かったので、私達一族は皆で庭でBBQをしようって事になった。

庭先に行った時に坂の上にある祖父の家から下を見る。
数メートル先に家が一軒、その数メートル先の丁度カーブで見えなくなっている所にもう一軒、そして、道路に沿って流れている小さな川と、それらを囲う昼でも尚暗い森が存在していた。

坂の上もあってか、夕日が沈む姿はとても綺麗だった。
そうして、その姿は時間につれ、だんだん無くなっていき、先のない闇に様変わりした。

そして夜になって、一族の宴会が始まった。
皆、元瓶ビールの箱を椅子にして、肉食べながら、元気してたか? なんて話したりして、盛り上がっていた。

未成年以外は全員酒飲んでた。
私はまだ未成年だったので、酒は勧まれても飲めなかった。

そんな楽しい宴の最中に、遠くから鈴の音が聞こえてきた。

シャン シャン
聞こえて来たのは、坂の下の方、カーブで見えない家あたりから聞こえていた。

なんだろ? て思って、坂の下が見渡せる庭の先まで行ってみた。
後ろでは、騒いでて聞こえてないのか、他の一族達が飲んでいた。

私は、坂の下を目を凝らして見る。昼の時と比べて、真っ暗で何も見えないからだ。
音はだんだん近付いてきている。

すると、坂の下のカーブから何かが揺らめいて、登って来るのが分かった。
数は三つ、それは松明を持った人のようだった。

音がだんだん近づいてくる。
それと共に、人のような黒い影(はっきり見えない)が坂を登って来る。

半分、ここまで来たらどうしようって、不安があったけど、その影は途中、山に向かう道に歩いて行った。
一部始終を見終わった私はすぐに宴の所にいる姉の元にダッシュ。

一部始終話して

「鈴の音聞こえたでしょ?」

と聞くと、

「何言ってんの? んなもん、何も聞こえなかったけど」

と肉を食べながら返答。

他の一族にも聞いたが、同じような返事ばかり。
あんなにはっきり聞こえていたのに? と思いつつもその日は就寝した。
<追記>

翌日、父にもう一度詳しく話して、そういう風習があるのか聞いてみた。
そういうのはない。と断言された。

「じゃあ、あのカーブ下の家にそういうのがあったんかね〜?」

と聞くと、

「あそこの家には、そういう風習はできんじゃろ。三人暮しで、夫婦、婆さんがいるが、皆年寄りで、息子夫婦も帰って来ていないし、流石に夜中に歩く事はしないだろう」

とのこと。

イマイチ信じられなかったので、父と一緒にカーブの所に行ってみた。
夜と違って、昼は散歩にはもってこいだった。

歩いていくと、丁度、黒い影が山に続く道に着いた。
そこに着いた時、私は本当に驚いた。

何故かというと、その道の始めに柵がかけてあったからだ。
前の年には無かったのに。

昨日見た黒い影達は、なんの乱れもなく確かに山奥に進んでいた。
飛び越えるとかなかった。

だって、松明の炎の位置が同じだったから。
激しい動作をしようものなら、炎は一定の位置にいない。

あれは確かに、山奥を静かに向かっていた。
私はそこでその事実を知って改めて背筋が凍った。

私は何を見たんだろう?
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私が小学生の修学旅行でした。

当時の私は五年生で修学旅行というのがとても楽しみにしてたものでした。
場所は海から近い自然の家でした。

同級生は100人ぐらいいて四人一部屋の割合で分担されました。
私の友達のR君とK君とT君と同じ部屋になり夜になるのをとても楽しみにしてました。

くだらないレクレーションが終わりご飯を食べている時でした。
R君が急に幽霊の話をし始めました。

これは実際の会話です。

R[F(私)! 夜になったらちょっと探検しようぜ]

私[なんで? 先生にバレたら怒られるって。俺は班長だからそういうの面倒になるし…]

T[怖がってるの? 笑]

私[なんかそういうの嫌なんだよ]

T[なら四人で行こうよ。大丈夫だからね]

なぜかその時にK君は会話に混ざりませんでした。

結局、四人で抜け出して海に行きました。
その海の海岸で二人の若いお兄さんに会ったのを覚えています。

[君達この辺りの子?]

私[違います。僕たちは原○第○小です]

お兄さん[そっか。寒いから早く帰りな。あと自然の家の鏡には気をつけてね! 217号室だっけ? キャハハハ。笑]

その時のお兄さんたちがなんで笑っているのかは全然分かりませんでした。
友達との探検が一段落して自然の家に帰ると先生が本気で怒っていました。

その罰として先生の隣りの部屋に移動となりました。
わたしたちの元々の部屋は178号室だったのでしたが。

先生の部屋は218号室…

私[その隣りに移動?]

T君[あれ?]

R君[もしかして?]

K君[やばいよね?]

お兄さんたちの言葉が頭に浮かびました。

僕たちが案内されたのは…217号室…。

私[ちょっと待って! 先生!]

先生[どうした?]

私[さっき海でお兄さんたちに会ったのですがなんか変な事を言われました。217はダメだ。って]

先生[馬鹿か! ガキは糞して寝ろよ!]

先生は僕たちの言葉を相手にしてくれませんでした。


217号室に入ると至って普通の部屋でしたが…ザワッっと寒気がしたのを覚えています。

四人でベッドを決めたあとにまた会話に入りました。

K[鏡ってなに?]

四人は目を合わせて鏡を探しました。
洗面台の上の鏡はまだ新しい感じのでした。

するとT君が[これじゃない? 絶対にこれだよ]
窓の隣りにポツンと鏡がありました。

私が見に行くと普通の大きさの鏡でした。

私[こんなの大丈夫だろ]

T[念のためなんかで隠そうよ。なんかシーツとかで]

R[なら俺ので隠すよ]

その時の時間は9時ぐらいでした。
確かにシーツで鏡を隠しました。
いつの間にか四人は寝ていて私だけ起きると11時になってました。
真っ先に目に入った光景は鏡でした…。

すると隠していたはずのシーツが下に落ちてました。

私[みんな! 起きて!]

一番最初に起きたのはR君でした。

R[うるさいな…もう…]

私[鏡を見てよ!!!]

RとT[お前がやったんだろ? 性格悪過ぎ]

私[マジで俺じゃないって!]

するとKが急に語り始めました。

K[俺が転校してきた前の学校でも同じような噂があったんだ。なんか知らないけど鏡になんか映るっていうのが…まさかだと思うけど…ここじゃないよね?]

四人は黙るしかありませんでした。
再びシーツで隠して画鋲で止めました。

今度は確実に落ちないと四人で話し合って再び深い眠りに就きました。


朝、起きると全身に鳥肌が立つほどびっくりしました。

なんとシーツがまた落ちていたのです。
もう無理! ってKが部屋を出て行ってしまいました。


二日目は海でバーベキューでしたが私を含めて四人には変な空気が流れていました。

みんなで食べている時に昨日、海で会ったお兄さんに会いました。
217号室について聞くと、その部屋で自殺があったというありきたりな話を聞きました。


その夜、四人の中では鏡の話をするのはタブーになっていました。
最初に口を開いたのはKでした。

K[こういう場合って映るのは髪の毛の長い女性だよね]

私[やめようぜ。もうその話。くだらないし]

R[だよな。ってか顔洗ってくる]

と言ってRは洗面台に行きました。
[うわぁ!!! 来て!!!!]

って明らかにRの声を聞きました。

三人で洗面台に行くとRは泣いていました。

私[どうした?]

って聞くと…震えながらRは[映った…]って一言を言いました。

さすがにやばいと思い先生に言いに行きました。
それでも先生は相手にしてくれませんでした。

それからRは私たちと話さなくなりました…。

T[ってか歯を磨いて来るわ]

私[なら俺も]

二人で話しながら歯を磨いていると鏡を見た一瞬のその時でした!!!
二人の間に女性がいました!!!

二人で振り向いても誰もいませんでした。
信用されないと思いますけどこれは本当にありました。

私[今いたよな??]

T[いた…やばい]

二人はさっさと歯を磨いて四人で集まりました。

K[鏡って窓の隣りじゃなくて洗面台の所じゃないの?]

私[なら二つ隠そうぜ。Kは洗面台を隠して! 俺は窓の所を隠すから]

とビクビクしながら窓に近付いたら窓にまた女性が映ったのです。

私[今度はこっち!!]

T[どうした?]

私[映った!!!]

R[俺の気持ちが分かったかぁ?]

その映った女性は…顔が白くて髪が長くて今にもホラー映画に出そうな人でした。


それから中学に入ってからKは九州に転校してTと私とRは同じ中学に行きましたが…今でもその話は禁止されています。
それと…217号室と鏡は私にとってトラウマになってしまいました。
26 無名さん
ベレッタ懐かしいwww
親父は警官でした。

仕事柄、人の負の感情や死体などとダイレクトに向き合うのが常で。
故に怪談ネタには本来事欠かないのですが、捜査内容の信憑性その他の手前大っぴらにはタブー。

実際、このテの話を語る様になったのも定年以後。
昔はこのテの話や番組を避けていた為に、(怪談嫌ってるんだ…まぁ確かに聞きように因っちゃ死者をオモチャにしてるものな…)と思ったくらい。
ところが。ホントは大好きで酒が入るとするはするはw

そんな中から交通課にいた頃の話を一つ。前置き長くなってすみません。
どのみち長い話で前後に切るつもりだったので…。


最初の配属が交通課だったそうです。
ある日乗用車二台とバイクが玉突き衝突。一名死亡の報告。

事故の情況は三台が十分な車間距離を採らず、先頭車輌が急ブレーキ。
後続が次々衝突、最後尾のバイクはつんのめる様な形で尻が跳ね上がりライダーは投石機の要領で前方に投げ出されて。

着用していたメットは顎のストラップを締めずにいた為に用を為さず頭部の著しい損壊に因り即死。
「あの死体は忘れられん」とは親父の弁。

チョークで大まかに輪郭をとり、死体を担架に乗せようと二人がかりで持ち上げた途端。
顔はいきなり崩れて眼窩や鼻穴から脳漿その他が漏れ出した。

衝撃で頭蓋骨に細かな罅が入り、微妙なバランスだったらしい。
「おかげで白子食えなくなっちまったぞ」…って人が白子食ってる時にw

…身元も判明して家族に連絡したのですが。
父子二人きりでどれだけ不仲だったのか、「人の言う事を聞かんから死ぬんだバカが」とか「却って清々した」等と随分な事を。
署に戻った親父は先輩方にその父親に対する怒りをブチ撒けたのですが。

「…こんな事言ったら不謹慎だが…来年中には彼の真意が判るかもな」

課に一番長くいるベテランの一言。


釈然と為ないままに日々の事故やら違反取締りに追われたある日の事故。

オープンタイプのスポーツカーが急ブレーキを掛け、シートベルトを締めて無かった為に前方に叩き付けられ即死―と報告があったのですが…実際は。
見ると聞くとは大違い、実に異様な光景が現場に展開していたのでした…。

現場に着くと一人の野次馬が「お巡りサンよぉ、人のアタマてなぁ電柱にめり込むモンかい?」と尋ねて来た。
これで死体の状態が見ずとも判り、(…そういや去年もあったなぁ、アタマ派手にいっちゃった事故…)何か妙に引っかかったそうです。

(何かこの辺まで出掛ってんだ…)

死体を直に目にした時。思い出した。

先輩の一言…まさか…なぁ。

先に結論言うと例の父親だったんですね。

保険金が入り、楽しんでというよりはヤケクソの様に毎日を過ごしていたとご近所の証言。
車は保険金で買ったもの。

目撃証言に由ると、何かに酷く驚いた様子で急ブレーキを掛け、その勢いでフロントウィンドウを飛び越した。

…でもね、普通はウィンドウに顔面とか頭部をぶつける筈なんですね。故意に飛び越したのでなきゃ有り得ません。
しかもその頭部は完全に潰れており、電柱の昇降用のグリップに突き刺されて死角から見るとうつ向いて電柱に寄りかかって居る様に見えた。

父子揃って頭部の著しい損壊に因る交通事故死。
正直な話、有り得無い。

この話を為ていた際、実家が近所の従兄弟が一緒に飲んでおり、「じゃあ息子が親父連れて行ったんでしょうね」と言葉を挟み、親父は特に否定もしなかったのですが…
従兄弟の発言に対して態度がぎこちなかった事が一寸気になったものの、その時はそのまま。

幾日か経ってその事を思い出し、二つの疑問が生じたので親父にぶつけた。

「こないだの父子揃って事故死、先が無いか? 先輩の発言宙に浮いてるし…その父親。奥さんは? 別れたのか?」

「…いや。事故死だ。死因は…当てて見ろ」

「又アレか?! だったら冗談キツいだろ! 三人揃ってかよ…」

なんぼなんでも…と思った途端。親父、更にトンでも無い事を言った。

「三人じゃ無い。祖父母と両親、“息子が”三人。…全員死因は一緒、だ」

???

…親父…冗談、ウマクナッタヨナ…

「署に戻って。嫌なモノを感じながら詳細を報告したんだ。そしたら、な」


先輩は過去の事故に関する調書を数冊持って来て

「しおりを挟んだページ、仕事が一段落着いたら目を通しておけ」

「今日、ですか?」

「急がんでいいが、まとめて読んだ方が意味が判るだろう」

…で、親父。滅多に出動のかからない当直の深夜に目を通して。
…夜中に読むんじゃないな、こりゃ…って。

まずは祖父。翌年祖母。次が奥さん。
立て続けに、しかも同じ死因で流石に御近所で噂が立ち、警察も事件性アリと見て一度は一通りの捜査はしたものの。結局は事故と判断するより無かった、と。
そんな事がきっかけで一家は引っ越したのですが…

「長男、次男、立て続けにいつもの死に方をした訳さ。後から判った事だが、父親は市役所に実子を戸籍から外せ無いか相談に行った事がある」

「駄目だったんだ…」

「理由を聞かれて答えられ無かった、らしい」

末っ子が死んだ時の暴言はその辺を悔んだのと、いよいよ自分の番―と悟って自暴自棄になってのモノらしい。

先輩方とも勤務上がってから話したのだが。仮にそういう方面の話としてもまずきっかけが―原因が判らなかった。
家族は一切トラブルの類は抱えておらず。恨まれた筈は無い。


他に親父が気付いたのは、月は違うが日が同じ。
それに気付いた親父、「月命日か?」って直ぐに思った。

今は何月何日の「本命日」だけが命日扱いですが、昔は本命日に法事を行い、残る11ヶ月は本命日と同じ日に墓参りをしたものだそうで。
親父の田舎、未だ習慣で残ってたんで気付いたんですね。


最後にもうひとつ。何故父親が最後だったのか?
もし順番があるなら父親、三番目じゃ無いか、って。

じゃあこれは父親に対する「なにか」だったのかって。
だとしたら、父親の死んだ日が本命日って事に成るのか?

仮定がその通りとしても。先に述べた通り家族は勿論父親自身にも前科や非行歴は無く人間関係も仕事上でもなんにも無い。
もしかすると父親本人は理由が判っていたかも知れないけど…息子を戸籍から外そうと言うのが救済策だっただろう事は前後から判断して間違いなく。


そっち方面で「迷宮入り」になった訳です。
公的には飽くまで事件性の無い、事故ですけどね。何処までも不自然過ぎますが。

…まぁこんな感じで捜査して見ると

「警察よりも坊さんとか神主とかそっち方面の仕事だな…ウチじゃどうしても事故扱い止まりか…」

なんて、たまにあったそうで。
今回の話は「一番釈然と為なかった」一件だったんだとか。
31 削除済
去年の梅雨、私と彼氏は夕方からオールで大喧嘩をしていて、朝になりやっとお互い納得し落ち着きました。
彼氏はその日夕方から仕事だったので、とりあえず寝なきゃね! って事で近くのラブホに行きました。

そのラブホは、ボロい、汚い、安いで結構有名だったんですが、貧乏な私たちは近くて安いから…と気にせず入りました。

日曜日だったので、全部埋まってたのですが、ひとつだけ空いてる部屋がありました。
今想えば、高い部屋も全部埋まってたのになんで安い部屋空いてたんだろう…って感じです。2階の206号室でした。

まず、ベットに座って謝り合いました(笑)
上の部屋はもうチェックアウトなのか、バタバタ足音がしました。

私達はお風呂に入りました。
あがった後、お湯は全部抜きました。

またベットで正座しながら向かい合って話していると、視界の左側の方で何か白い小さい物がチラチラ見えます。
彼氏も気になるようで、何度かその方向を向きます。

横を見ても何もないので、気になって気になって少しイライラし始めた時、ジャーッとお風呂の水が溜まる音がしました。
明らかに私たちの部屋から…。その間も、上の階は走り回っていました。

2分くらいして、キュッと水を止める音がしたので、怖かったけど、私はお風呂を確認しに行きました。
水は溜まってなかったし、水道栓も、きちんと閉まっていました。

その時はもう部屋に入ってから2時間くらい経っていました。
上はまだバタバタ走っています。

お互い、色々気になる事はありましたが、口に出した瞬間からもっと怖くなるのが分かっていたので何も言いませんでした。

俺、仕事だから寝なきゃやばい…って彼氏が言うので、寝る事にしました。
その時…彼氏の「おやすみ」に重なって男の声が聞こえました。

彼氏はすぐ寝たのですが私は怖くて眠れず、走り回る足音を無視しながら彼氏の寝顔を見ていました。

そしたら、彼氏がいきなりガバッて跳び起きて、

出るぞ!!

って言いました。
何もわからなかったけど、今まで起こった事を想えば大体わかりました。

部屋を出た時、彼氏の顔がなんだか違う人みたいに見えて、声もしゃべり方も、いつもと全然違うんです。
怖く、悲しくなって彼氏に、「N(彼氏)だよね? Nだよね?」と何回も聞いた程でした。

その部屋には5時間弱いましたが、部屋を出る時まで上の足音は休みなく走り回っていました。

ホテルを離れて、彼氏に話を聞いたところ、寝かけた時すごい怖い女の顔が頭に浮かび、やばいと想って出たと言っていました。
走り回る音も、チラチラ見える白い物も、声も、風呂の音も彼氏も全部聞こえたそうです。


後日先輩に話をしたところ、そこは昔、未成年の女の子何人も無理矢理おやじ相手に働かされる専用(?)みたいなホテルに使われていたそうで、何か詳しくはわかりませんがいろいろあったそうです…。

まあ、場所も病院の裏なので、それもあるんじゃないですかね…。

鹿児島の、病院の裏にあるKホテルの206号室には絶対行かない方がいいですよ(>_<)


長くて怖くなくてすみません。
読んでくださってありがとうございました。
34 削除済
「でも、目立ったもん勝ちじゃないですか」

そうアタシのね、サークルの後輩、まあ仮にT君としておきますが、酒の席でいっつもこう言う。
こう言って乱痴気騒ぎをする。

イイ奴なんですよ。
ただ、どうもタガが緩いというかネジが飛んでいるというか、ちょっと不安なところがある。


サークル連中で心霊スポット行こうなんつってね。
あの、コンビニに置いてあるような心霊スポット地図パーラパラめくったらば、近場にね、一家惨殺。そんな家があったんですよ。

これはちょっと、詳細明かせないんだけども、アタシも他の連中も、とにかくここで生まれた奴なら誰でも覚えがある、それくらい大きな事件だったもんだから。
なんせ一家惨殺ですからね、ええ…。そうそう忘れるもんじゃない。

T君「行こう行こう!」言う。

T君ここの生まれじゃないもんだから気楽ですけど、実際アタシらそこんちのこと詳しいところまで知ってるわけですからね。
生々しすぎるってんで反対したんです。反対したんですがまるで聞かない。

そしたらT君、「じゃあ俺ひとりで行く」言ってね、彼言い出したら聞かないでしょ。
アタシらが止めるのも聞かず行っちまったんです。

アタシら何だかしらけちまってね…。
じゃあまた明日ーなんつって、その場は解散しましたよね。


で、翌日。ちょっと用事があって朝イチでサークル顔出したんですが、すると珍しくT君がいて、また珍しく暗い顔してる。
ドア開けた途端アタシをハッ! と見たんですが、すぐにこう、うつむいて、挨拶しても目が合わない。

おはよう、どうしたんだいオマエ、霊にとりつかれたかい、なんて軽く話しかけたらば、フッ! とこっち見てカッ! と目を、グーッ見開いてアタシね、T君泣き出すんじゃないかって思ったんですけど、開口一番

「センパイ、俺、人殺しちゃった、人殺しちゃった」

アタシ最初意味がわからなかった。
そりゃそうですよだって、昨日までヘラヘラしてた人間がいきなり人殺しちゃった、って言われたって。
でもどうにも冗談じゃないらしかった。アタシ気付いたんだ。

と言うのも、T君机の上で両手組んだままだったんですけどね、その、固く組んだ手の、指の先が手の甲に食い込んで血が出てんですよ…。
ガタガタ震えてこりゃ尋常じゃないってんで、とりあえずなだめますよね。

とにかく落ち着け、俺たちと別れてから何があったか言えと、持ってた缶ジュース渡してね、聞いたわけです。

「あの家行ったら戸が開いてて、気付いたら中にいた。夜が明けていた。そのときは慌てて逃げたんだけども、逃げる途中自分がそこにいた二人を殺したのを思い出した」

アパートに戻るのも恐ろしいし、荷物も携帯も置き忘れてとにかく誰かに相談したい、でも親や警察にはとても言えるものではないってんでここに来たらしいんですが、アタシにしてみたら全く意味がわからない。

殺して着の身着のままで来たにしては、その痕跡は伺えないし、そもそもあの家が開いているはずはないんですよ。
ただ、アタシもT君の様相に面食らってたから否定し切れなかったんですけどね、ある質問をしてわかったんだ。

殺した二人の特徴。
それは、確かにあの家で、惨殺された二人でした。

アタシ言いましたね。それはオマエがやったんじゃない、と。
あの心霊スポット地図に書かれてた事件の詳細読んだからって夢でも見たんじゃないか。

でもT君ブンブンブンブン首振って違う、違う、違う、言って聞かない。

両手の平をこう、こちらに向けましてね、襲い掛かるみたいにクッと指曲げてガタガタガタ震わせながら、

「感覚が残ってるんです、感覚が、感覚が!」

まあ、その時はアタシも用事があったし、それで終わったんですが。
ややあって…T君ちょっとその家である騒ぎを起こしましてね、結局大学辞めちゃったんだ…。

T君その後どうなったかはわからないですし、アタシもあの時のことは誰にも言ってないですよ。
T君あれからすぐ家に帰って、一度も大学には来なかったですから、サークル連中も詳しくは知らないんじゃないかな。


あいつは祟られたんだ、なんて、まあ間違いじゃないと思いますが、もしそうだとすれば、自業自得とは言え祟られた人間ってのは哀れですよ。

思い出すたびイヤーな気分になるんですよね、ええ…。
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ずいぶん前に友人から聞いた話。

その日は地元のお祭りで、夕方に友人の先輩がナンパを目的に一人でふらふらしていたそうです。
そして何人かに声をかけてもひっかからず、「もぅ帰ろうかな」っと思った時に一人でいる女性が目についたそうです。

その容姿は美人でみんな振り返るだろう位。
その先輩は「もぅダメもとだ!」っと声をかけるとなんと、成功!

気をよくした先輩はお祭りを一通りその女性と回って、夜になり、家まで送る事にしたそうです。
すると女性は、「この祭りを見る為に遠くから来ていて旅館をとってあるからそこで夕食を食べませんか?」と言うのだ。

先輩にとっては嬉しいかぎり。
携帯もまだあまり普及してない頃だったので、その先輩は公衆電話でタクシーを呼んで女性の案内でその旅館に行ったそうです。

代金を払いタクシーを降りる時、運転手さんが何か言いたそうでしたが、先輩は、「きっと彼女が美人だから俺になんかひやかしでも言いたいんだろう」位にしか思わなかったそうです。

そして降りた所から少し歩くと女性が宿をとっているという旅館が見えた。
小さな旅館で部屋数もあまり無い感じ。

中に入ると白髪のお婆さんが迎え入れてくれ、部屋に案内され、「夕食がもうすぐ出来ますのでお待ちください」とだけ言うと奥へ戻って行ったそうです。
先輩は「人数が増えたのに大丈夫なのかな?」っと思いましたが、舞い上がっていたのでまぁ平気なんだろうとあまり気にしないでいました。

そして、部屋でおしゃべりしていた途中トイレに行きたくなり、話を中断して用をたし、部屋に戻ると女性が横になって居たそうです。
先輩は、「あぁ旅で疲れたのだろうな」と思いそのままそっとしておきました。

しばらくの間、色々妄想w したりしていると「夕食をお持ちしました」とお婆さんが部屋のドア越しに声をかけて来たそうです。
先輩は、「はい、どうも〜」とドアを開けました。そしてお婆さんが夕食を運び、出て行きました。
さて、飯も来たし起こしてあげなきゃとその女性の肩をゆすろうと触ったら…

「え? 冷たい」

っと思い。そして、顔を見ると顔は青白く、唇は紫。息して無い、

「これって死んでる…? そんな馬鹿な! おかしいさっきまで話していたのに!」

急いであのお婆さんに知らせて救急車を呼んでもらおうとカウンターに走りました。

「すみません! 急いで119番お願いします!」

っと声を張って呼び掛けましたが、返事がありません。

先輩は公衆電話を探しました。
でも見当たりません。普通の電話すらなかったそうです。

「ええ!? おかしいだろ電話が無いなんて!」

そう思った瞬間辺りが真っ暗になったそうです。

「え? こんな時に停電かよ!」

どうしようとおびえているうちに、目が暗やみに慣れてきてうっすら辺りが見えたそうです。

そして見えてきたのは…来た時の旅館ではなく、ボロボロに朽ち果てた小屋? の様な所だったそうです。

半ばパニック状態でその小屋を飛び出して道路まで走ったそうです。
来た時は舗装された道だったのに、木や草がうっそうと茂った獣道だったそうです。

とにかく夢中で走り道路の街灯が見えた時、来る時に使ったタクシーが止まっていて、運転手さんがいました。
その運転手さんが大声で、こっちだ! 止まるな! 走れ! 早く来い! っと叫んだそうです。言われなくても、全速力。
何が起きたのか判らない恐怖で全力でタクシーに走り、乗り込んだそうです。
運転手さんも先輩が乗り込むのを見届けると、すぐさま発進したそうです。

走る車の中で運転手さんが、

「若い兄ちゃんと姉ちゃんがよぉ、こんな山ん中でしかも何にも無い森んの中に入って行くしよ、まさか自殺とかじゃあるまいな? って思ったしよ。それにお前が連れてた女があまりに顔色悪いし、心配で少し待ってたんだよ」

先輩が、「え? 少しってどの位っすか?」と尋ねると5分位かな。
先輩は旅館に着いてゆうに2時間は居たそうです。

「あと、おじさん早く来いって言っていたじゃないですか? あれは?」

すると運転手さんは、

「見た俺も信じられないけどよ、お前の後ろからでっかい緑色に燃える火の玉と小さい同じのがお前を追っかけて来てたんだよ。でも途中で止まってフッと消えたんだ」

それを聞いて背筋が凍る思いだったそうです。

先輩は自分の身にあった事を話したそうです。

運転手さんは、「まぁ、おちついてそれより病院だ」。
先輩は森を全力で駆け抜けたせいであちこち怪我をしていたため病院まで運転手さんが送ってくれたそうです。

別れ際にその運転手さんが、「きっと狐か何かに化かされたんじゃないか? そういう事にして、あんまり気にすんな」と言い残したそうです。

病院で治療を受け、連絡で駆け付けた家族や友人の顔を見て落ち着き、あった事を頭の中で整理すると、祭りで会った女性の事を思い出そうとしても、聞いたはずの名前や見たはずの顔の特徴などが全然思い出せないそうです。ただ若く美人だったとしか…。


後日、旅館があったという場所にも友人達と行ってみたそうですが、何にもない森だったそうです。
それから先輩はナンパは怖くてもうできなくなったと言っていたそうです。
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昼間、僕は友達数人と遊んでいました。

その中の田中(仮名)が、

「今日、あの小学校に夜中行ってみいひん?」

と言い出しました。

あの小学校とは、大阪市内の僕の地元にあるどこにでもあるような小学校です。
もちろん僕の母校です。

話を戻します(笑)

田中の言葉を遮るように、白田(仮名)が

「俺パス。行っても面白くなさそうやし、夜中に外出歩いたりできひんから」

と明らかにビビってる感じでした(笑)

そんな白田を山本(仮名)と海越(仮名)がからかっていたのは記憶に濃くあります(笑)
もちろん僕も二つ返事でOKをし、夜中にその小学校に忍び込んで探検すると約束してしまいました。

そしていつもの様に夜中が来ました。

僕は約束の時間の深夜2時に僕ん家の下に行きました。
メンバは田中と山本と海越と僕です。

みんな集まっていざ行こうって時に言い出しっぺの田中が

「帰ろう」

と言い出したのです。

これに怒った僕たちは無理やり連れて行きました。
でも田中の気持ちも分からなくは無いんです。

恐らく田中にも見えたんでしょうね、窓からこっちを頬杖つきながら見てる男の子を。
もちろん僕には見えます。
実は僕はちっちゃい頃からそういうのが見えるんですよ。だから慣れっ子です(笑)

話戻します(笑)

ようやくその小学校に着きました。
まず入る場所を見っけて柵を乗り越えます(犯罪です笑)。

我ながら「高校にもなって何してんだろ」て思いましたよ(笑)
まあその時は行くしかなかったんで;

そして、田中と海越がパイプをつたって2階のトイレの窓から入り、中から鍵を開けてくれました。

そっからがいよいよ探検開始です!
近隣の人にバレないように音を忍ばせながらゆっくりゆっくりと進んでいきました。

そして僕らの間で噂になっていた

“放送室のドアをノックすると返ってくる”

を実験しました。

トントン

すると向こうから

ドンドン!


と2,3倍ぐらいの力でノックが返ってきました。

さすがにビビりました。

この僕でもビビったので他の連中もと思ったんですがみんななぜか普通でした。
彼らには聞こえなかったんでしょうか?

それから、もう一つの噂

“屋上からドアを叩く音が聞こえてくる”

も実験しました。

正直この時点で5,6人、人間じゃないものを見ました。

まあそれはさておき、その屋上の扉へと続く階段の前に着きました。
しかし何ともありません。

退屈になった僕はタバコに火を点け休憩していました。
すると
ドーンっ


ドーンっ
ドンドンドンドンドンドン!!!


と段々早くなってくる音が聞こえてきました!

しかし、また僕だけだろうと思って無視していたら、田中たちが猛スピードで逃げてくのです!!

「ヤバっ! 逃げ遅れた」

と思い腰をあげようとしたら、動かないのです!!

幽霊は見た事あるけど金縛り的な事は初めてだったのでもうパニック状態!
動けないわ、階段から何か訳の分からんものが這って降りてくるわで気を失いそうでした。

しかしその時、持っていたタバコの火が僕の右肘に落ち、恐怖よりも

「あっつ!!」

ってなりました。

その瞬間、フッと体の自由が戻りました。

しかし依然、階段からは訳の分からんものが数を増やして降りてきてます!
さすがにこの時は泣きましたね(笑)

近隣の家なんか頭に無く、わんわん泣きながら猛スピードで廊下かけぬけて2階の窓から飛び下りました。
幸い怪我とかはしなかったです。

その後に友達と合流しました。

僕を見た海越が一言、

「お前死んだと思った。。。笑」

勝手に殺すなよっ!
と言いたかったのですが、もう言葉を発するのもしんどいくらい走ったので何も言えませんでした(笑)

もうあの小学校に深夜に入るのは辞めようと思いました(笑)


でも、また入らなければならなくなったのです。。。

まあその話はまたの機会に。
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関西方面のある有名なホテルで。
2泊3日の旅行で泊まることになった。

1日目に3時過ぎにチェックインして部屋に向かい、何故か入った瞬間にいきなり咳き込む。

テレビのチャンネルや電灯のスイッチやデジタル時計が置いてある棚の上に、少し古めの小型ラジオが置いてある。
このご時勢にラジオが置かれてることに少し驚きつつも、チャンネルに手を伸ばしテレビをつけるといきなり映ったのは砂嵐。

結構有名なホテルだったので、最近のテレビが設置してある。
だからテレビをつけて直ぐに映るのはそのホテルの案内映像だと思ってただけに少し複雑な気持ちに。

ましてや客を通す際にせめて砂嵐以外のチャンネルにしててくれよ。
などと思いながらもゆったりとソファーに座りテレビを観る。

その後、妻と一緒にホテルのロビー横にある土産コーナーを少し眺め、夕食をビュッフェにするか中華にするかフランス料理にするかを悩みながら一旦部屋に戻る。
少し違和感を感じるもその時は特に分からず。

夕飯を済ませ部屋に戻り売店で買ってきたスルメと冷蔵庫の中のビールを飲みながらテレビを観てると、妻が「先にお風呂に入るね」と風呂場へ。
そこで再度違和感が。

酔ってるからか認識は出来ないが何か先程までと違う。
でも何が? それが分からない。

妻が風呂場から出てきたので自分も入りその日は寝ることに。
久しぶりにダブルベッドだし、一緒に寝ようと言い棚を挟んだ、妻のベッドへと移る途中に「ゴリッ」と音が鳴る。

何か踏んだ感触は足には無い。妻も特に何かを押し潰したような事は無い。
何の音か確かめようと足元を見るも何も無い。


1日目はそのまま寝て次の日は朝から観光に。
帰宅したのは夕飯後の7時。
部屋に入り前日同様にビールを飲みながらテレビを観てる時に、また妻が「風呂にはいるねー」と言う。
ここで予期せぬ事が。

「うん」

だとさ。

ん? 誰が?? 聞き間違いか?
俺酔ってるのかな。と思いなおし妻に

「今なんて?」

と聞き返す。

「え? お風呂先に頂きますって言ったんだけどー」

と言うので、「今そのあと返事した?」と返す。

妻は聞き流しながら風呂へ。
何か昨日から違和感があるな。と思い始めるが分からない。

すると

「ゴホン。ゴホン」

と隣の部屋から咳き込む声が聞こえる。

初めに俺もこの部屋に入った時咳き込んだけど、有名ホテルの割りには掃除怠けてるのか。
などと愚痴りながらビールを飲み干す。

あれ? 有名ホテルだよな?
ここって結構値段もして久しぶりの旅行だから良い部屋取ろうって言って選んだんだよな?

なんで横の部屋の咳払いが聞こえるんだ?
と酔いが醒める。

俺飲みすぎたか。と少し自重し妻が上がった後に風呂へ。
風呂を出て妻と一緒に寝る為ベッドへ。

電気をリモコンから消す為に電気のリモコンを「ピッ」と電気に向かって押すと

「ガガ‥ガガ…ガアアアアアアアアア」

といきなり雑音がベッドの足元から聞こえ出す。
何が起きたのか全く分からず、びくつきながら足元に向かう。
その瞬間ピッという音と共に電気が反応し消えた。

妻に「なんで消すのよ?」と言うと「私じゃないよ。リモコンもってないもん」とビクつきながら答える。

「点けて」

と言った瞬間に再度

「ガ…ガ・・・・・・・・・ダ・メ」

と雑音に紛れて音が鳴り始める。

恐怖で飛び跳ねてしまう。
怖さからリモコンを何度も上の電気に向かい流すも反応しない。

直ぐに横の棚にある電話を取りフロントへ電話をかけて番号を言い来てもらうことに。

従業員が来るまでの間、電気と雑音は鳴りやまず、チャイムが鳴り再度腰を抜かしそうになりながらもドアまで走り開けて中の様子を説明。
電気に関しては入り口に設置されてあるリモコンからすぐに点いた。

その時にベッドの足元側の下にあったものにびっくりした。
少し古い小型ラジオがそこにあり音を出してる。

従業員があっけにとられた顔で俺を見る。
俺も妻と従業員を交互に見る。

少し恥ずかしくなり「こんな壊れてるの置いとかないでよ」と従業員に言うと「え?」と言う。

「いや、お客様がご使用されたのでは?」

と言うので「一切なにもしていない」と言い、妻へ向き「使った?」と聞くも首を横へ振る。

従業員も相手にしてられないという感じでラジオを止めて失礼しました、と出て行こうとする。
その時に明らかにラジオから聞こえた音が未だに恐怖で二度とあのホテルには泊まらないって決めた。

「ぜんぶとれた?」


意味は分からんが何か怖すぎて血の気が引いた。

従業員も「え?」って向きなおしてたから俺らが言ったと思ってるのかもしれんが、俺らも全く訳分からない。

従業員が出口を出る瞬間に

「ぜぇんぶとれた??」


と二度目に聞こえた時に必死に電源を探してた彼に言いたい。

電池が一個下に落ちてるから、音出るはずないのよ。そのラジオ。
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私の家系の男は全員、「ムシリ」という妖怪が見えるという。

正確には、思春期頃に一度だけ会うものらしい。
おじいさんの話だと、夜寝ていると枕元に現れ、家系の男の髪の毛を毟り、食べるのだという。

ソレは数十分間、ひたすら髪を毟って食べるらしいが、その間は痛みもなく、ただ、抜かれる感じだけは分かるらしい。
朝起きると枕元には数百本の髪の毛が落ちており、一度食べられると二度と出てこない。

髪を毟られるせいか、私の家系の男はみな、20代から禿げるみたい(遺伝かもしれないけど)。
私は女なんで気にするなと言われたけど、弟は必ず会うから注意しろ、と言っていた。

何を注意するかというと、髪を抜かれる間は消して動くな、気付かないフリをしろ。ということだった。
先祖で一人、抜かれている間に逃げ出した男の子が原因不明の病気で死んだからだそうだ。

ただ、来ても逃げたりせずにじっとしていればいい、儀式みたいなものだ、とおじいさんは言った。
その話を聞いた弟は、妖怪を見ることより、若禿が確定したことがショックだったみたいだった。

そこで、中学に入ったと同時に弟は毟られないようにと、頭を丸めた。
おじいさんは、それに対して「昔はみんな頭を丸めていたし、意味ないぞ」と言っていた。

結局、弟はそのまま髪の毛を伸ばすことにしたようだった。

私たちの父も昔、「ムシリ」に出会ったらしく、若禿だった。
父は20代だった頃は禿げていることにコンプレックスを感じていたらしく、カツラをつけていたそうだ(実際私たちが赤ん坊の頃の写真の父は髪の毛があった)。

ある日、父は弟に「ムシリに会ったら、このカツラはおまえにやるよ」と言って和箪笥の中のカツラを見せてくれたらしい。

そして、そのカツラが弟を大変な目に遭わすのだった。
中学に入り数ヶ月して、ある日の朝弟が興奮しながら私に言ってきた。

「姉ちゃん、絶対言うなよ! 昨日「ムシリ」がきた!!」

私も驚き「見たの? 怖かった? 大丈夫??」などと質問攻めにしたが、弟は

「違うんだよ、姉ちゃん! 俺、追い払った!!」

と答えた。

弟は小学生の頃から喧嘩っ早かったので「殴ったの?」と聞くと、弟は得意げに「違うよ。これ使った」と言って、父のカツラを見せてきた。
どうやら、弟は父の話の後すぐにカツラを拝借し、中学生になってからずっとカツラを被って寝ていたそうだ。

弟は続けた。

「怖くて姿とか見えなかったけど、間違いない。誰かに抜かれた!!」

「でも、抜かれたのはカツラの髪で俺は一本も抜かれなかった、感触もなかったし!」

「1時間ほどカツラの髪を抜いて、消えていった!」

「怖さより「勝った!」って気分でいっぱいだった」

「祖先にはこの方法を伝授しないと」

と、興奮気味に話してくれた。
で、その時は私も「騙したんだ、弟すげーなー」としか思っていなかった。


それから1ヶ月後に事態は一変した。
弟が授業中に頭痛を訴え、そのまま気を失ってしまった。

病院に連れて行かれ、CTやMRIなどの検査をしたが理由は分からずじまい。
医者には「このまま意識を取り戻さない可能性がある、容態も安定しないので覚悟してください」と言われた。
私はそのとき、「ムシリ」の件なんて忘れてたんだけど、田舎からおじいさんが見舞いに来てくれて、ふと、そのことを思い出した。
そして、おじいさんに弟の話を隠さずに明かした。

おじいさんは「馬鹿なことをしおって」と呟き、病室から出て行った。
おじいさんはうちの家系が古くから馴染みのある神社の神主様に電話してきたらしく、2時間ほどして神主様が病院にやってきた。

神主様とおじいさんが数分話をした後に、神主様以外は全員病室の外に出された。
父は無念そうに顔をしかめ、母は泣いていた。おじいさんは病室の外で念仏を唱えていた。

その時、何も知らない看護婦さんが、病室のドアを開けてしまった。
父はすぐに事情を説明し、検診時間を30分ほどずらしてもらったが、私は開いた時に見てしまった。

祈祷する神主様の正面で弟が自分で自分の髪の毛を毟っていたのだった。
ドアが開いても、神主様も弟もこちらを見る様子もなく、弟は焦点が定まらず、ブチブチと短い髪を引き抜いている。

その間2〜3秒だったが、怖さが弟を心配する気持ちを上回ってしまい逃げるように待合室まで離れてしまった。

結局、弟は自分の髪の半分は引き抜いてしまっていた。
神主様は「もう大丈夫、ムシリ様は帰られた」と言って、帰っていった。


その後、弟はすぐに意識を取り戻し、1週間ほどで退院した。

退院後、弟に話を聞くと、意識を失った後、弟は

「あの時、頭の中に虫のような小さな生き物がいっぱいいたんだ」

「虫が頭いっぱいまで広がって、自分が自分でなくなる感じがしてきて」
「気持ちいいような気持ち悪いような、嬉しいような悲しいような感情が押し寄せてきて」

「寝たら楽になるかな〜って考えてたら、頭にビシッと衝撃がきて」←これは多分神主様のお払い棒?

「ふと頭の上を見ると、人間の形だけど人間じゃない何かが俺を見下ろして一心不乱に髪の毛を毟ってた…」

「そのときはずっとごめんなさい、ごめんなさいって謝ってたw」

「で、目覚めたら、髪の毛がないからびっくりした…」

と話してくれた。

結局、弟の奇行もなかったことにされて、病気の理由も分からずじまい。
おじいさんは「もう安心だ」と言っていた。


何故、うちの家系でそういうことが起きるのか、それは分からない。

何故男にしか見えないのか?
虫のようなものは何なのか?

そして「ムシリ」とは一体何なのか?
56 無名さん
コピペだとしてもよーやるなぁ
>>56
せっかく埋めて下げてくれてたのになんで上げてしまうの?
58 無名さん
コナン「光彦ウォッチ?なんかデザインにすごい見覚えあるんだけど…」
阿笠「ホッホッ、お前さんの勘は当たっとるぞ〜!基本的にはアレじゃからな」
コナン「光彦なんかメダルにしてどうするんだよ…… おっといけね、公園で歩美ちゃん達と遊ぶ約束してたんだ!んじゃな、博士!」
阿笠「くれぐれも悪用するんじゃないぞー!」
コナン「おっす」
歩美「あっ、コナンくん!」
元太「よう、コナン!」
哀「あぁーだりぃー…」ファーア・・・
コナン「待たせたなお前ら……光彦は?」
歩美「え?光彦君ならそこに………あれ?」
元太「光彦が消えちまった!?」
哀「もういいじゃん何でも…」ンーッ・・・
コナン「(奇妙だ……突然消えた光彦…光彦…光彦……)」
コナン「(そうか!わかったぞ!)」コテリンッ
コナン「ようk……光彦ウォッチ!!」ビビビ…  ※麻酔銃が左腕なので、光彦ウォッチは右腕につけています
歩美「コナンくん、それってアレ?アレだよね?大丈夫なの?権利とかそういうの…」
コナン「やかましいぜバーロー!!いま探してるところだろうが!!」ビビビ…
歩美「(あ〜ん、やっぱり素敵…///)」
コナン「……見つけた!!」ビビビ…
  光彦『皆さ〜ん…なんで僕に気づいてくれないんですか〜…?』
      [ツブラヤン]
元太「おっ、おい!光彦の奴、いつの間にあそこにいやがったんだ!?」
哀「最近いくら寝てもダルいのよねぇ……」ハァ…
コナン「ようし!見つけたらすかさず、光彦ウォッチに内臓されている22口径弾で…!」パァニッ…
  光彦『グギャアァァァーーッ!!?目っ!!目に何か当たりましたァァーー!!!』
哀「ちょっとうるさいんだけど…」
歩美「そうだよ光彦君!ただでさえ耳障りな声なんだから黙っててよ!」
元太「家でシメた時のウナギみたいな悲鳴だぞ!!」
コナン「オラオラ!!メダルよこせや!!」パァニッ…パァニッ…パァニッ…パァニッ…
  光彦『アガッ!!ガッ!!ガハッ!!グバァガァッ!!?』
元太「うおおお!?光彦の顔から色々な物が吹っ飛んでいってるぞ!!」
哀「ほれ〜もっとタマとか狙ったれ〜…」
歩美「頑張れコナンくーん!!」
コナン「まだまだぁっ!!ハワ親テクニックその1の早撃ちはこんなもんじゃないぜ!!」パァニッ…パァニッ…パァニッ…パァニッ…
  光彦『アアアアァァァァァァーーーーッ………!!!』シュワシュワシュワ…
キランッ
コナン「よっしゃ、メダルゲット!これで光彦ことツブラヤンと友達になれたぜ!!」
歩美「コナンくんカッコいいー!」
元太「やるじゃねぇかコナン!」
哀「で、私もう帰っていい…?」
歩美「も〜っ、どうしたの?今日はなんだかアンニュイさに磨きがかかってるよ?」
コナン「………」
コナン「(確かに…今日の灰原は何だか2日ほど寝てないかのようにダルそうだ……ハッ、まさか!?)」コテリンッ
コナン「光彦のせいだな!そうなんだな!」
哀「んー…そうなんじゃないの…?」
コナン「ちくしょう光彦め!!いまに見ていろ!!灰原の周りを…光彦ウォッチ!!」ビビビ…
  光彦『い…いだい…いだい……ぼ、ぼぐの右目が…アゴが…頬が…耳が…ないでず……いだいよぉぉ…』
      [ツブラヤン]
歩美「あっ、光彦君だ」
元太「何かもう顔半分ねーぞ!!」
哀「あー、ちょっとクスっときたわ…」
コナン「やっぱりこれは光彦のせいだったんだな!!くらえぇぇーっ、ひゃくれつ22口径!!!」パパパパパパパパパァニッ…
  光彦『まっ、また来……ブガッガガガアガガガガガガッガガガァァァーーー!!!!!』
歩美「あははっ、光彦くんおもしろ〜い!」
元太「よかったな光彦!歩美が喜んでるぞ!」
哀「少しはいいとこあるじゃん…」
 光彦『ウガ…グァ……』シュワシュワシュワシュワ…
キランッ
コナン「よっしゃ!ツブラヤンの光彦メダル、二枚目ゲット!!」
哀「…あら?なんだか体が軽くなったわ」
歩美「やっぱり全部光彦君の仕業だったんだね!」
元太「はた迷惑なサイコ野郎だぜ!まったく!」
コナン「まあまあ、いいじゃねーかよ」
哀「そうね、私はこうして気分が良くなったんだし別に気にしてないわ」
歩美「もうっ、二人とも優しすぎるよ!」
元太「そこがいいところなんじゃねーか」
 \アッハハハハハハハハッ!/
〜〜〜〜〜〜〜
コナン「さ〜って、町に繰り出してみようか!何か事件がおっこちてるかもしれねーし」
 ワーワー!
   死体だぞー!
  殺人かー?
コナン「なんだ…?」
高木「くっそぉ!なんて痛ましい事件なんだ!」
目暮「まったくだ高木くん…こんなうら若い女性が包丁で刺されて死ぬなんて」
コナン「おほっ」
コナン「ねーねー、目暮警部に高なんたらさん!事件〜?」
高木「あっ、コナンくん…そうなんだよ、女性が白昼堂々、何者かに刺されて死亡……まったく何て世の中だ!」
目暮「何としても犯人を捕まえなければ!」
コナン「(ペロ……そうか!これも光彦の仕業か!!おのれ光彦!!)」
コナン「見てやがれ!!引きずり出して細切れにしてやる!!光彦ウォッチ!!」ビビビ…
  光彦『ぜぇーっ…ぜぇーっ…ぜぇーっ……コヒュゥ…コヒュゥー……』
     [ツブラヤン]
目暮「なっ、なぁんだアレは!?顔が殆ど崩れている子供じゃないか!!」
高木「ば、化け物っ!?」
コナン「目暮警部!たなんたらさん!アレがこの事件の犯人、光彦です!!」
目暮「なんとっ!?」
高木「そうだったのか!!」
コナン「くたばりやがれやぁぁぁーーー!!!」パパパパパパパパパパパパパパパパパパァニッ
目暮「高木くんっ!私達も撃つんだ!コナン君を援護しろ!!」バババババババババババババッ
高木「はいっ警部!!」パララララララララララララララララララララッ
   光彦『〜〜〜ッ!!ッ!!!!ッ!!!!!!ッ!!!!!!!ッ!!!!!!!!!〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!』
コナン「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパァニッ
目暮「お前達も撃てっ!!総攻撃ィィーっ!!」ババババババババババババババババババババッ
警官達「ハッ!!くらえ光彦ォォーー!!」ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ
高木「撃つべし!撃つべし!!」パラララララララララララララララララララララララララララララッ
   シュワシュワ…キランッ
コナン「よっしゃ!三枚目だぜ!」
女性「う、うぅ〜ん…あら、私は…?」
目暮「おおっ、こっ、これは!!」
高木「奇跡だ!奇跡が起こったんですよ警部!!」
コナン「…そうか!元凶だった光彦が消えた事で殺人事件そのものが無かった事になったんだ!」
女性「包丁…なんでこんなものが…?」
目暮「よくやってくれたコナンくん!!事件解決のみならず、人命も助けるとは!」
高木「ああ、君はヒーローだ!」
コナン「えっへへ〜…まあ、人として当たり前の事をしたまでですよ」
〜〜〜〜〜〜〜
それからもコナンは…
魚屋「魚が盗まれた!」
コナン「光彦めぇぇーー!!」パパパパパァニッ
リーマン「会社に電話したいのに携帯電話が見つからない!!」
コナン「光彦ぉぉぉーーー!!!」パパパパパパァニッ
漫画家「みなみと別れちまった!!」
コナン「光彦ったら光彦めぇぇーーー!!!」パパパパパパパァニッ
コナン「ふぅーっ、メダルも20枚は集まったな…もうそろそろ帰ろうかな」
子供「あっ、ボールが道路に出ちゃった…」トコトコ
トラック「ブオォォーーンッ!!」
子供「あ…!!」
コナン「なにっ!?子供が道路に!!
    ぶ、ぶつかる!くそっ、これも光彦のせいか!!
    …ああっ、ダメだ!!光彦ウォッチで光彦を探している時間がない!!
    どうする…?どうすれば……!!」
トラック「ブオォォーーンッ!!」
子供「誰か助けてぇぇーーー!!」
コナン「待てよ…これがアレと同じならメダルで友達を呼び出せるはずだ…ようし!! 出て来い!俺の友達、ツブラヤンッ!!」カシャンッ
シュインッ
   光彦『も………も…う……ご…ろじ……で………』
      [ツブラヤン]
コナン「丁度いい具合に手足とかが無くなってるから…このキック力増強シューズで……
    いっけぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーー!!!!!!」ボッゴォォォーーーンッ
   光彦『ハグナマダダッ!!?』ビューン
子供「うわーーん!!この世には神も仏もありゃしないんだーー!!」
ドンッ
子供「えっ…?」
トラック「ブオォォーーン」
子供「た、助かった…?僕に何かがぶつかってきたような…」
コナン「へっ…光彦、どんな悪党でも良い事は出来るって身をもって示してくれたんだな…」
   光彦『  』
〜〜〜〜〜〜〜〜
コナン「博士〜」
阿笠「おお、バーーーローー!どうじゃった、光彦ウォッチは?」
コナン「んー、悪くはないけど……やっぱり事件ってのは自分の推理で解決したいから返すよ」
阿笠「ホッ!そうかそうか…で、メダルも集まったと思うが、持って帰るかの?」
コナン「いいよ、キモいし」
阿笠「まあ、そうじゃな…持ってても光彦君が召喚できるようになるだけで何もならんし、捨てるか」
コナン「まあ、光彦も最後のほうは原形とどめてなかったし、もう悪さもしないだろ」
阿笠「そうか…あっ、おいバーーーローー!」
コナン「ん?」
阿笠「ちゃんとメダルは燃えないゴミで出すんじゃぞ」
コナン「バーロー、わぁーってるよ」
コナン「みんな!ゴミはちゃんと分けて、そのゴミの日に出そうぜ!」
おわり
俺の名前は―――(ま、覚えてもらう必要は無いが)阿部高和。
少しヤンチャをし過ぎて、しばらく故郷を離れることになった。
そんな訳で、ほとぼりが冷めるまでアナルダーツの旅で
このM県S市 杜王町にやってきたのだが………
 ドシィン
阿部「いてっ」
空条承太郎「よそ見してて、すまなかったな
        この町の地図を見ていたんでな」
阿部「ウホッ! いい男… やらないか」
 ドシュー!!
承(野郎………!?)
阿部「!? 今、確かに背後を取ったはずなんだがな」
阿部(逆に俺の背後に回りこまれている?)
承(何だ?この男は!? ケツの穴にツララをぶち込まれた様な気分だ
  久し振りに…実に10年振りに0.5秒だけ『時を止められたぜ』)
  
承「…ひとつ尋ねたいんだが、この町で『東方』という姓の家を知らないか?
  この家を訪ねて、この町に来た。」
阿部「済まないが俺も旅行者でね。それより………やらないか」
それから小一時間、背後の取り合いをしていると不良の喧嘩らしき騒ぎが聞こえてきた。
しかも、その騒ぎの中心人物がこの空条承太郎とか言う いい男が探している東方仗助らしい。
仗助も、またいい男だ。こうも獲物が続々見つかるとは俺もとんだラッキーボーイだぜ。
承「仗助… この写真の男は片桐安十郎(アンジェロ)。
  お前には関係ないことだが、一応写真を見せた。用心しろってことだ。
  阿部さん…と言ったな? あなたもこいつを見かけることがあっても
  決して近づくな、危険な奴だ。警察にいっても無駄だ。」
阿部「(うほ… グロいけど、これはこれで、いい男)」
その後、二人を何とかホモセッ/クスに誘おうとしたが
見えない力で押し戻されたので、やむなく諦め…その場は別れた。
 ―――同日正午過ぎ―――
片桐「なんで テメー犬の糞をかたづけねーんだっ!
   いい気になってんな?テメー! いい気になってる奴は…
   俺のスタンドを飲み込んでくたばりやがれ!」
おっさん「ウゲゲゲェーッ!」
 ザッ…
阿部「見つけたぜ アンジェロ…だよな お前?」
片桐(見られていた!?いつ?どこから!?)
阿部「お前のようないい男を探していた。
   襲っても誰からも文句が来ないお前のような男を。
   こちとらいい男二人もおあずけ喰らっておさまんないんだよな」
片桐「うるせぇー!! 何者だキサマーッ!!
   何勝手にしゃべくりながら つなぎを脱ぐ!
   ブっ殺してやるぜ! アクア・ネックレス!!」
阿部「?」
片桐(いきなり出てきたときはビビッたが
   やはりこいつパンピーだ!スタンドが見えてねー!チョロいぜ!)
片桐「いいこと思いついた! ケツの中から突っ込んで奥歯ガタガタ言わせてやんよ!」
阿部「いいぞ 腹の中にどんどん入ってくるのが分かるよ」
片桐「!? こいつ、得体の知れないものがケツから入っているというのに
   恐怖を感じないのか? くっ、食い破れ!! アクア・ネックレス!!」
阿部「しっかり、ケツの穴を締めとかないとな。腹ン中がパンパンだぜ」
片桐「どうした? アクア・ネックレス!? 何故、奴の腹をぶち破らない!?
   アクア・ネックレスが奴の腹に閉じ込められて、俺の言うことをきかない?
   馬鹿な! こんなことは初めてだ…」
阿部「だろうな 小便をケツに入れられたことならあるが、
   よく分からないモノを入れられたことなんて俺も初めてだよ
   ところで 俺のキンタマを見てくれ こいつをどう思う?」
片桐「すごく… 大きいです…」
片桐安十郎(アンジェロ) スタンド「アクア・ネックレス」 再起不能
→ to be continued...
片桐「ンア゙ッー! ンギモッチイイッー! ンア゙ッー!」
阿部「いいぞ、よく湿って締め付けてきやがる」
仗助「おい! こんなとこで何やってるんすか? アンタ!?」
阿部「仗助君じゃないか? 何やってるかって? ナニだよ。 君も混ざるかい?」
仗助「ちょっ! こいつはアンジェロじゃないすか!!
   承太郎さーーん!!こっちです承太郎さーーーん!!アンジェロが!!アンジェロが大変なことになってますってばー!!」
 ―――
俺は承太郎君にしこたま怒られた後、追い払われてしまった。
二人はアンジェロに尋問することがあるらしいが俺はそんなことには興味が無い。
充分楽しんだし、ここは退くことにした。
承太郎「成る程… 弓と矢…か。 だが、まさかスタンド使いでもない阿部さんに
     アンジェロ…お前が捕まるとはな…」
片桐「そ…そうか、奴の言っていた おあずけ喰らった二人ってのは
   お前らのことか… 負け惜しみじゃねーが、あの阿部には気をつけるんだな
   ハハ! フハハハハハ!!!」
仗助「何言ってんだテメー? 阿部さんはゲイだけど悪い奴じゃねーぜ!!」
片桐「ヒ…ヒヒ…なんで俺がテメーらに抵抗もしなかったか、分かってないようだな!」
仗助「そりゃスタンド使い二人相手に勝てるわけねーだろーがよー」
片桐「違うな…スタンドさえ使えればお前ら二人だろーと関係ねー
   『奴の腹ン中から返ってこない』んだよ……… 俺のスタンドが!」
仗助「!!?」
承太郎「…やれやれだぜ」
仗助「阿部さんじゃないっすか?こんなトコで何やってんすか?」
阿部「いや、しばらく杜王町に滞在しようと思ってね。
   ホテルは金がかかるし………オンボロでいいからハッテン場にできる
   安い部屋を貸してくれ、と不動産屋に頼んだらこの空き家を紹介されたんだよ。」
仗助「ちょ!おれんちこの近くなんすよ。こんなとこにハッテン場はやめて下さいよ!」
阿部「それはともかく、どうも誰か先客がいるらしいんだ。
   浮浪者だとは思うが俺1人では追い払うのは心細い。一緒に入ってくれないか。
   手伝ってくれるならハッテン場計画は考え直してみることにする。」
仗助「はぁ、そう言ってくれるなら… まぁ、いいっすよ」
阿部(…かかった!!室内に連れ込めばこっちのもんよ!)
うまいこと騙して仗助を空き家に連れ込んだものの、
マジで先客がいたらしく、いきなり修羅場になってしまった。
億泰「ピク… ピク…」
仗助「かなりグレートで恐ろしいスタンドだったぜ…
   阿部さん、大丈夫っすか?」
阿部「ああ、なんとか。やはり君がいてくれて良かったよ」
仗助「気がついて、この億泰に反撃されると厄介だ。
   当分気絶したままでいるように一発キツーく首締めとくか」
阿部「じゃあ、俺も一発キツイのをやっておこうか」
形兆「そこまでだ… 随分と弟を可愛がってくれたな」
阿部「おいおい、可愛がるのはこれからだぜ?」
形兆「仗助もろとも死ね!! バッド・カンパニー!!」
仗助「なんだこの小っこい奴らは!!これが奴のスタンド!?
   阿部さん、何が何だか分からないだろーが、
   とにかくこっちへ逃げて下さい!!」
阿部「こっち見ろ! 仗助! 危ない! 戦車までいるぞ!」
仗助「阿部さん…あんた今何て言った…まさか!?」
形兆「ほお、ただのゲイかと思ったら…『見えて』いたのかっ!
   もしかしたら俺の探している能力かもしれん。
   スタンドを出してみろ!!スカートをまくるようにゆっくりとだ!」
阿部「いいだろう」
 ぬぎぬぎ…
形兆「何故脱ぐ!?そして何故つなぎの下は全裸なんだ!?パンツぐらい履け!!」
仗助「まさか、阿部さん。『俺の下はスタンドだ』って言うつもりじゃあ…」
阿部「おや?違うのかい?まだスタンドっていうのをどう出すのかよく分からんのでね」
形兆「なるほど〜。成り立てというわけか、なら俺がきっかけを与えてやる!!
   グリーンベレー!やれ!!」
 ザグザグザグッ
仗助「いつの間にか阿部さんの首にちっこいスタンドが!!大丈夫スかっ!!」
阿部「アオオオオオオオー!!」
 ブリブリブリブリブリブリブリブリブリ
形兆&仗助「………何で?」
ブリブリブリブリビチチチチチーー
 ジョロロロロ ウバシャーーーーー
阿部「「ウンコが出ると何故か小便も一緒に出るよな?」
仗助「何でアンタが一番落ち着いてるんすか!?
   いいから少しは止める努力をしてくださいよ!!
   尋常じゃねーーっすよ!!この臭い!この量はッ!!」
阿部「アンジェロとのプレイ以降、腹の調子が悪くてな」
 ブリリ… ピク…ピクピク…
形兆(うんこが動いた…? あの阿部とかいう男のスタンド…まさか?
   とりあえず、あのウンコ野郎は保留だ。
   ここは、さっさと仗助だけ始末するか!!)
阿部「すまんが尻を拭きたい。兄ちゃんトイレ貸してくれ」
形兆「そこの廊下のつきあたりを右だ」
便所に行ってケツを拭いて戻ってくると、事態は一変し、
形兆が電気のスタンドに襲われ、弓と矢も奪われてしまった後だった。
億泰「俺の兄貴は最後の最後に俺をかばってくれたよな〜っ
   な〜〜 見てただろォ〜?」
阿部「ああ、たしかに見たよ…お前の兄貴はお前をかばったよ」
仗助「あんたさっきまで便所に行ってたじゃないっすか」
とりあえず、俺はこの虹村家に居候させてもらうことになった。
帰る家が出来たっていうのはいいことだ。安心する。
億泰「おい仗助、こんなとこにイタリア料理店できてるぜ」
仗助「おめーこれから寄る気かよ。俺は腹減ってねーぜ」
億泰「おめーは羨ましいよなー。美人のお袋さんの手料理が毎日食えてよー
   俺なんて毎日スッポンとかイモリとかエビオスとか亜鉛錠だぜ。
   あのゲイ何考えてんだか… あんな献立、エロ本でしか見たことねーよ」
仗助「分かったよ………付き合うよ」
 ―――トラサルディー店内―――
仗助「おい億泰、ヘルシー料理って薬草とか使っててよぉー
   大概不味いんだよな。チッとでも不味かったら文句垂れて出ようぜ!」
阿部「俺はノンケでも構わず食っちまうような男なんだぜ」
仗&億「うわあああ!!阿部さん!!なんでこんなとこにいるんすか!!」
阿部「スタンド使いとスタンド使いは引かれあう」
仗助「お前が言うな」
トニオ「オー!お客さんたちお知り合いでしたか?」
阿部「そうとも、お尻を合わせた仲だからな」
仗助「阿部さんはもう黙っててくださいよ」
トニオ「…! そっちのお客様、少し手を見せてください」
億泰「俺っすか? どうぞ」
トニオ「あなた昨日下痢しましたね?腸の壁が荒れています。
    それに4時間くらいしか睡眠をとってませんね。
    水虫があります。虫歯は2本。左肩がコッっていますね?」
億泰「す…すげぇ、全部当たってるぜ!!」
阿部「お、なら俺も診てくれよ」
トニオ「分かりました………ッ!!?」
阿部「どうした?」
トニオ「す、すいません。パスタの茹で加減を見なければなりませんので」
阿部「おいおい気になるじゃあないか。」
トニオ(あの阿部とかいう男の腹の中…ナニかいるッ!?)
その後、俺は仗助と億泰と一緒にトニオの料理を堪能した。
何故か億泰だけ涙や垢が大量に出たり、虫歯が抜けたり
ハラワタをぶち撒けたりした。おいおい、流石の俺も内臓プレイは引く。
仗助「クッソー。億泰の野郎、結局アイツだけいい目にあったのか?
   ただ付き合わされた挙句、掃除までさせられているこの俺の立場は?」
トニオ「仗助さん、お掃除もういいですよ。アリガトウゴザイマシタ。
    お礼代わりといってはなんですが、忠告です。あの阿部という人
    危険な感じがします。スタンド使いに成り立てとのことですが得体が知れません。
    食べさせた私のスタンド、パール・ジャムが…
    彼の腹の中で消化されずに捕獲されたままになっているのを感じます。」
仗助「…グレート」
いろいろあって今、俺は杜王港で仗助と一緒にレッド・ホット・チリ・ペッパーと戦っている。
仗助「阿部さん…右か左か教えてって言ったのに…逆じゃないっすか グフッ」
 ドサッ!
阿部「いや、だって俺から見て右か左かだと思ったから」
音石「とどめだッ 仗助ぇー!!」
阿部「おっと待ちな! 仗助を犯るのはこの俺だ! お前には勿体無い。」
音石「阿部高和。スタンド使いになりたてでスタンド像も出せない半端者!
   お前なんか秒殺だぜ!!」
阿部「出せないんじゃなくて出さなかったのさ!能あるゲイは玉を隠すって言うだろ?
   まだ仗助達にも見られるわけにはいかないからな!アクアネックレス!君に決めた!!」
 バブリ!!
音石「肛門からスタンドが!!それに!そのスタンドは知ってるぞ!確かアンジェロの…」
阿部「なかなか博識じゃないの。それじゃあ仗助が気がつく前に終わらせようか」
音石「馬鹿が!水のスタンドが電気のスタンドである我がレッチリに勝てるかーっ!!
   電気分解してやるぜ!ボケェッ!!」
阿部「確かに、だが場所が悪かったな。アクア・ネックレスがどこに繋がってるか
   よく見てから、自分のスタンドをぶつけるべきだったな…」
音石「!?」
阿部「アクア・ネックレスが今繋がってるのは…俺の肛門じゃない… 『海』だ」
音石「ぎゃああああああああ 海は!!海はまずいんだよおおおおお!! ち…散る!!」
阿部「塩水はおもいっきり電気を流す… スタンドが拡散しちまったってことは…死んだな。
   さて、承太郎たちの船が港に着くまでもう少し時間がある…
   楽しませてもらうぜ… 仗助…」
音石明 スタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」 再起不能
東方仗助 スタンド「クレイジー・ダイヤモンド」 再起可能
→ to be continued...
ある晴れた日のこと、魔法以上のユカイを探していた俺は
漫画家と名乗る青年の家に上がりこんでいた。
正直、漫画どころか本なんてゲイ雑誌しか読まない俺だが
その漫画家「岸辺露伴」がいい男だったので
ホイホイと誘われるままに従ったのだが、それがまずかった。
露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」によって俺は本にされてしまった。
露伴「なるほど、阿部高和。ホモ・セック/スの熟練者…
   ノンケでも構わずに食ってしまう。
   大胆な性格でやったこともないような特殊なプレイでも
   物怖じせずにどんどんやってみるナイスガイ…か。
   実にいいッ!実に気に入ったよ!君の性格…
   読者からもきっと好かれると思うよ。
   やはり、君を選んだ僕の目に間違いはなかった。
   …と、続きも読まないと…故郷でハッテン場を一つ潰したために
   ゲイ達の逆恨みをかう。ほとぼりが冷めるまで
   この杜王町にやってきた…か。そして…こ、これは!!」
阿部「………」
露伴「なんだ!?お前?この能力は!!『ポケット・モンスター』!?
   アンジェロにスタンドを肛門にぶち込まれたことにより発現したスタンド能力!!
   口、または肛門から取り込んだスタンドを自分のものに出来る…
   但し6体まで。『スタンド』『スタンド使い』だと!?
   まさか、この露伴以外にも同じようなスタンド使いがまだいるのかっ!?」
阿部「そこまでだ露伴君。それ以上、俺のスタンドの秘密を知ることは許されない」
露伴「まだ秘密があるというのか?読ませてもらうぞ!!抵抗は無駄だ。
   君には悪いが既にこの岸部露伴を攻撃できないと書き込んである!!」
バァーーーン!!
『私、阿部高和は岸部露伴に攻撃できない』
スーーッ
『私、阿部高和は岸部露伴に攻撃でき…』
ススッ
『私、阿部高和は岸部露伴に攻撃できる!』
露伴「な、なんだってぇー!!」
阿部「アンタが俺のプライバシーを熟読している間に
   こっそりアンタの漫画原稿を肛門から食わせてもらった。
   ゲットできた能力は一部分だが、書き換えくらいは出来るってワケだ…」
露伴「あ… あ… ああ…」
阿部「俺にもうヘブンズドアーは効かない。漫画はリアリティと言ってたな?
   俺がホモ・セッ/クスのリアリティてヤツを教えてやるよ…」
露伴「な、なにをするだアッーーーー!!」
岸部露伴作・ピンクダークの少年 一ヶ月あまり休載の知らせ
露伴先生のコメント「僕も病気だよ」 → to be continued...
承太郎「阿部さん、これから狩り(ハンティング)に行く。一緒に来てくれ。」
阿部「ハンティングって、いい男を捕まえるハンティングかい?
   俺はどちらかというと待ち伏せトラップのタイプだがな。
   しかし協力しよう。男は度胸、なんでもためしてみるのさ」
承「…音石明が自白した。弓と矢で鼠を射ったと。
  鼠だが確実にそいつはスタンド能力を身に付けている。
  町民に被害が出る前に始末したい。」
阿部「鼠か。動物は初めてじゃないが鼠は小さすぎるな」
承「(野郎…)……仗助に頼んだんだがヤツはレッチリ戦後、何故か肛門裂傷でな。
  動き回りたくないらしい。まったく自分の傷は治せないというのはこういうとき不便だな。
  しかし、それほど仗助が苦戦した音石を倒したアナタだ。きっとやれる。」
阿部「無我夢中で攻撃したらヤツが勝手に海に落ちちまっただけだよ。
   だが、どうやって鼠を?すぐ逃げちまうんじゃないのか?」
 ビビシッ!!
承太郎「こういう風にベアリングをスタンドで飛ばす。スタンド像が無い阿部さんでも
     手にスタンドエネルギーを集中させれば、強力な指弾になるはずだ。」
阿部「ほお、だが集中というなら俺にはこっちの方が向いてるな」
 スス… クポッ
承太郎「ケツの穴にだと…ッ!?」
阿部「アナ/ルダーツで鍛えた括約筋+スタンドエネルギーを集中!!発射!!」
 ドブシュッ!!
承太郎「ま、まあまあだ… 」
阿部「最高じゃないの」
承太郎「………」
阿部(承太郎…この『狩り』の獲物は鼠だけじゃない…アンタもだ!)
鼠がいるらしき農家に乗りこんだはいいものの
承太郎と別行動で鼠を探し始めた途端、ターゲットが目の前に現れた。
しかも冷蔵庫の中に溶かした住人を保存して食ってやがる…
阿部「ちっ、目が合っちまった。
   承太郎を襲おうと思っていたのに、こっちの始末が先か。
   ここからじゃ家具が微妙に邪魔だが…
   これ以上、ケツ穴をネズミに向けたまま移動すると
   相手も逃げる。男は度胸!この位置から打ち込むしかねぇ!!」
ネズミ「ギャアーーース!!」
 ドドドドドドドドドドド…
阿部「スタンドを出しやがったか…ネズミにしちゃあメカっぽ過ぎるが
   あの形、何かを撃ちだすスタンドだな…と解析してる場合じゃねえ!くらえ!!」
 ドブシュッ!
 ドバッ!
阿部(野郎も撃ってきたか!!この針みたいなのに触れるときっと溶けるんだ!
   どうするッ!?そうだッ!これしかないッ!!『ポケット・モンスター』!!)
 ヒュポッ
阿部「針だけだがスタンドはスタンド。針を体に触れさせずに
   肛門から吸い込むことが出来たぜ。さて俺の弾は命中しているかな…」
そこにはバラバラになったネズミの死骸があった。
阿部「ヒュウッ!我ながらら恐ろしい破壊力だ。
   こうなっちまっちゃあ…無残なもんさね」
承太郎「………」
阿部「お、承太郎。どこにいたんだ?ネズミはもう俺がやっちまったぜ。
   タマタマ命中したわけじゃないからな。
   タマタマてのも別にギャグじゃないぞ」
承「ああ、良くやってくれた」
阿部「住人もネズミのスタンドで溶かされているが、まだ生きてる。
   仗助を大急ぎで呼べば間に合うだろーさ。」
承(確かに見たぜ。この男、スタンドを吸い込んだ?なんなんだこの能力は?
  仗助達からは、阿部はまだ特殊な能力には目覚めていないと聞いたが…)
本体 『阿部高和』 
スタンド 『ポケットモンスター』
能力 『口、または肛門から取り込んだスタンドを6体までストックできる。
    ただし、スタンドはケツから出る。』
ストック 『アクアネックレス、パールジャム、ヘブンズドアー、ラット(針)』
→ to be continued...
ある晴れた日のこと。魔法以上のユカイを探していたら
また露伴と出会い、一緒に『振り向いてはいけない小道』に迷い込んだ。
そこで杉本鈴美という少女の幽霊から町に殺人鬼がいることを聞いた。
鈴美「さて、あたしを殺した『犯人』の話はおいといて
   いよいよこの先に出口があるわ。でもこれだけは約束して。
   あのポストより先では決して振り向かない、と。
   これはルールなのよ。あの世とこの世の『決まり』
   振り向くと魂があの世に連れて行かれるわ。つまり、あんた死ぬわよ」
阿部「分かった」
露伴「分かったよ」
 ズギュウウーーーーン!!
阿部「今ポストを越えた時、何かが足の間を通り抜けて後ろへ行ったぞ?」
鈴美「振り向いちゃあだめよ!ゆっくりと…落ち着いて…」
 ヒタリヒタリ…
阿部「何かいる!ついてきてるぞ?オヤシロ様かぁ?こいつは?」
鈴美「気にしないで!振り向かない限り相手は何もできないわ」
露伴「すぐ後ろにいるぞ」
鈴美「あたしの後ろにもいるわよ」
露伴「僕の尻を撫で回して来るんだが…」
阿部「そりゃ、俺だ」
 クルリ!!
露伴「何してんだアンタは!!…て、ア………」
鈴美「振り向いちゃ…ダメ……!!」
露伴「う、うわあああああああああああ」
阿部「やれやれ。俺が一緒でよかったな露伴。『ヘブンズドアー』君に決めた!!
   『露伴、お前は何も見えなくなって後ろに吹っ飛ぶ』!!」
 ドッヒャオン!!
露伴「わ、わああああああああああああ」
阿部「落ち着け。今見えるように書き込むよ。この借りは体で払ってもらうぜ…」
鈴美「………」
「重ちー」とかいうドドリアが殺された。犯人は鈴美を殺したヤツと同じ。
しかもスタンド使いと見て間違いなさそうだ。俺は承太郎と一緒に『靴のムカデ屋』で犯人の遺留品である
ボタンの聞き込みをしていた所、犯人のスタンドに襲われた!!
承太郎「このスタンドは『自動操縦』。熱に向かって突っ込んできて爆発する小型戦車だ!!」
阿部「成る程… 確かに恐ろしいスタンドだが、このサイズならぎりぎりイケる!」
承「お、おい阿部…まさか!!」
阿部「そのまさかだ。承太郎の無敵のスター・プラチナでも破壊できなかった。
   俺の手持ちのラットの針も、ヘブンズドアーも効かなかった… コイツを
   無効化するには俺のポケット・モンスターでケツの穴に吸い込むしかない!」
承「や、やめろ!! 吸い込む前に体温に反応して爆発するぞ!!」
阿部「コレしか方法は無い… 
   なあに、大丈夫、俺の知り合いにはケツにダイナマイト突っ込んだ上
   さらにケツでタバコ吸って導火線に火をつけたヤツもいる!
   犯人のスタンドが電球を破壊しつくしてこっちに向かってくるのも
   時間の問題だ。 俺に任せてくれ… 男は…」
承「度胸というわけか… いいだろう。
  俺も時を止めてケツ穴にねじ込むのに協力しよう。
  だが、先ずどうやってヤツをお前のアナルに誘い込む?」
阿部「簡単なこと、俺のアナルをホットにすればいいだけの事さ
   さ、承太郎 やらないか」
承「…やれやれだぜ」
シアー「コッチヲ見ロオ!!」
 ギャルギャルギャル!! ズルポッ!!
阿部「スターフィンガーでほぐしてもらったケツ穴だ!!
   てめぇ吸い込むなんざ、赤子の手を入れるよりも簡単だぜ!!」
シアー「コッチヲ… 見…」
 ポシュン!!
 チャーラーラー♪ チャララチャッチャラーン♪(←あの音楽)
阿部「スタンド… ゲットだぜ…
   さて早く仗助を呼ばないと本当に承太郎が死んじまう」
空条承太郎 スタンド名「スター・プラチナ」 再起可能
→ to be continued...

結局、犯人を突き止めるまでは到らなかったものの
ボタンのついていたコートから背丈格好や家族構成、経済状況が割り出せた。
そして俺のポケットモンスターにも便利なところがある………
仗助「つまりその…、阿部さんが捕まえたスタンドは
   犯人のスタンドの一部に過ぎないということなんすね?」
阿部「その通り。俺のポケットモンスターは捕まえたスタンドの能力が把握できる。
   『シアーハートアタック』は『キラークイーン』というスタンドの
   左手から発射された爆弾戦車だ。キラークイーンの能力も『爆発』
   スタンド像はさっきスケッチで示したとおりだ。
   残念ながら本体の情報までは分からないがな」
承太郎「いや、犯人の正確なスタンド能力が分かっただけでも充分だ。
     あとは地道にプロファイリングで合致する人物を洗い出していくしかないな」
 ―――数日後―――
阿部「『恐怖を感じない人間はいない…』と君は言ったね…」
 ジリジリジリ…
少年「う… うう…… ば…馬鹿な!
   どれだけ脅しても恐怖のサインをチラリとも見せないなんて。
   これじゃあエニグマの付け入る隙が無い
   こいつッ!恐怖というものを感じないのか?」
阿部「俺だって怖いものくらいあるさ…病気とか。だが俺は恐怖をコントロールできる
   恐怖を我が物としたとき、呼吸は乱れない、怯えのサインなど出もしない。
   それがゲイだ。ゲイの素晴らしさは人間の素晴らしさ。
   人間賛歌はゲイの賛歌。違うかい?」
 ジリジリジリ…
少年「そ、それ以上近づくな!! か、金なら払う!見逃してくれ!!
   写、写真の親父にそそのかされてやったことなんだ。
   く、くそ、何がとりあえずコイツを人質にしろ!だ。あのハゲめ!」
阿部「嬉しいこと言ってくれるじゃないの
   でも、金なんていらないよ… むしろ払いたいくらいだ
   しかし金を渡すと買春になっちまうからな。ここはひとつ、和姦ってことで…」
少年「オフッ!」
阿部「あと、よく分かんないが、この『紙』がお前のスタンドか?貰っとくぜ」
『エニグマ』の少年 再起不能
阿部さん『ポケット・モンスター』でエニグマの紙をゲット → to be continued...
・・・
承太郎「さて、仗助達が倒した『ハイウェイ・スター』、『鉄塔の男』
     露伴が倒した『ジャンケン小僧』、そして阿部さんが倒した『エニグマの少年』
     こいつらから得た情報によると、例の爆弾魔の親父(故)もスタンド使いで
     心霊写真となって息子を守っているらしい。それも弓と矢でだ。
     弓と矢…、一組だけではないとは思ってたがな…」
阿部「早いとこ爆弾魔を探して倒さないと敵も増え続けるってワケか…」
ある晴れた日のこと、魔法以上のユカイを探していたら
背中を他の通行人にくっつけたりしているオモシロ露伴を見つけた。
3度目のチャレンジにして、ついに魔法以上のユカイが見つかったと
俺は狂喜乱舞して露伴に話しかけた。
阿部「お、露伴じゃないの。何やってんの? ゴルゴごっこ?」
露「げ!阿部さん!!なんてこった、この状況下では一番会いたくないヤツ…」
阿部「ケチケチすんなよ。男は度胸。何でも話してみるもんさ」
露「だが断る」
阿部「じゃあ… やらないか」
露「じゃあ…の意味が分かりません。仕方ないから全部話します。
  今、背中にスタンド攻撃を受けています…
  背中を見せたら僕を殺してあなたに乗り移る
  そういうスタンドなんです…っ!!」
阿部「そんな嘘までついて照れなくてもいいって!
   お前、野外でするのは初めてか?力抜けよ?」
露「このホモバカがーっ!!ヘブンズ・ドアー!!」
阿部「おいおいヘブンズドアーは俺には効かないって…
   だがそこまでするとは冗談じゃないらしいな。
   その背中のスタンド攻撃ってのを詳しく教えてくれないか」
露「やっと信じてくれた。僕が阿部さんを尊敬する所は
  あなたなら何とかしてくれる、その信頼感だけですよ。
  で、実はかくかくしかじかギシギシアンアン…という訳です」
阿部「チープトリックか。厄介そうだが、まかせろ!
   俺のポケットモンスターで吸い込んでやるよ。
   目つむって後ろ向いてるからさ、俺のアナルにそのスタンドねじ込めよ」
露「分かりました」
チープ「ちょ、考え直せよオマエラ!!そんなことしたって無駄だって!ね?ね?」
露「それじゃ…いきます…」
 ググ… ズニュ…
阿部「いいぞ… 入ってくるのが分かるよ…」
チープ「何コレ 俺どこに入れられちゃってんの?ね?ね?
    て言うか、俺ちょっとした小型犬サイズよ?何で入っちゃうの?ね?
    暗いよ、狭いよ、怖いよ、臭いよ、ちょっと湿ってるよ!ね?ね?」
 ポシュン!
 チャーラーラー♪ チャララチャッチャラーン♪(←あの音楽)
阿部「チープトリック、ゲットだぜ!」
露「しかし阿部さん、このスタンドは…」
阿部「ああ、今ポケモン図鑑にコイツの詳しい情報が登録された。
   今度は俺が背中を見られるとヤバイらしいな。
   だが、こっからがポケットモンスターの真骨頂だ
   前、秘密だと言っていた部分でもある。見せてやるよ…」
阿部さんは既に6体のスタンドを持っています。
どれか1つを忘れてください。
→  アクア・ネックレス
   パール・ジャム
   ヘブンズ・ドアーの原稿
   ラットの針
   シアー・ハート・アタック
   エニグマの紙
   チープ・トリック

アクア・ネックレス
   パール・ジャム
   ヘブンズ・ドアーの原稿
   ラットの針
   シアー・ハート・アタック
   エニグマの紙
→ チープ・トリック
チープ・トリックを覚えないで終わりますか?
→ はい
   いいえ
1・2・のポカンッ!!
チープ「うわあああああああああああああああ!!」
阿部さんはチープ・トリックを覚えずに終わった!
露伴「なんという…」
ある晴れた日のこと、もう魔法以上のユカイは無いだろうと
散歩をしていたら、………爆発した。
爆発したのは民家だったが、そこに億泰を担いで入っていく仗助を見つけたので
急いで俺も民家に乗り込んだ。家の前でサラリーマンがジャミラみたいなニートとモめていたが
今はそれどころではない。若いアナルが失われつつある。これは最初からクライマックスだ!
阿部「おい!仗助!大丈夫か!?」
仗助「阿部さん!?どうしてここが!?」
阿部「タマタマだ!!」
仗助「外にサラリーマン風の男がいなかったすか?そいつが爆弾魔…吉良吉影だ!!
   ついに見つけたんだ。そして億泰が…やられちまった…」
阿部「くそ…なんてこったい」
 フオン…
阿部「なんでい?あのシャボン玉みたいなのは?」
 シルシルシルシル…
仗「こっちに向かってくる!空気弾だ!阿部さんヤツは空気の塊を
  爆弾にして発射してくることもできるんっスよ!!」
阿部「よし、なら俺のポケットモンスターで吸い込んでやる!!」
仗「あ!ダメッすよ!!阿部さん!!」
 バグオォーン!!
阿部「ハアッオ゙」
仗助「クレイジーダイヤモンド!ドララー!!」
 ズギューーーン
阿部「やべえやべえ、死ぬかと思ったぜ…触れる前に爆発しやがったぞ」
仗「説明も途中なのに、いきなり爆弾をケツに入れようとするなんて
  プッツンしてますぜ〜 そのぶっ飛んでる根性… まじに社会人すか?
  どのタイミングで爆発させるかは吉良の自由なんすよ………待てよ!?
  何故この室内の状況がヤツに分かった?ここは外から見えないはず…」
 スッ
阿部「多分、コイツだな」
写真「ちくしょー!離しやがれ!!」
仗助「写真の親父…!!どこで!?」
阿部「今、隅を爆風で飛ばされていたのを捕まえたんだ。
   コイツが電話で連絡していたに違いない。
   仗助、コイツもう成仏させてやってもいいよな?」
仗助「…コクリ」
阿部さんは既に6体のスタンドを持っています。
どれか1つを忘れてください。
   アクア・ネックレス
   パール・ジャム
   ヘブンズ・ドアーの原稿
   ラットの針
   シアー・ハート・アタック
   エニグマの紙
→ アトム・ハート・ファーザー
アトム・ハート・ファーザーを覚えないで終わりますか?
→ はい
   いいえ
1・2・のポカンッ!!
写真の親父「吉影ええええええええええええええええ!!」
阿部さんはアトム・ハート・ファーザーを覚えずに終わった!
阿部「南無阿弥陀仏」
億泰「オレ… 変な夢を見たぜ… 夢の中で暗闇を歩いているとよー
   死んだ形兆の兄貴が出てきたんだ… 
   『お前の兄貴は誰だ?』って兄貴がオレに聞くんだ…
   オレの兄貴は形兆兄貴さって言ったんだ。
   そしたら兄貴は『そんな血縁上のことではない』
   『お前がこれからついていく兄貴と認めた人は誰なんだ』て言うんだ…
   俺は少し考えて… 『阿部さんかな… 飯は献立おかしいけど美味いし、
   親父とも仲良くシてるみたいだし。』て、答えたら目が醒めたんだ…
   とても、寂しい夢だったよ…」
仗助「億泰…こんな時に… 生きてるならよぉ〜〜!
   さっさと目を醒ませ〜 コラァ〜〜ッ!!」
写真の親父を葬った後、仗助は吉良との接近戦に持ち込んだ。
俺も支援しようと思ったのだが、いつの間にかレベルアップしていた
手持ちのスタンド達が、バッジが無いせいか全く言うことを聞かなかったので
つなぎのチャックを上げたり下げたりしながらバトルを静観していた。
最初は仗助の有利だったが、吉良が放った逆転の空気弾に追い詰められた時
億泰が復活してその窮地を救ったのだ!!
吉良「馬鹿な…この私が追い詰められてしまうなんて…」
阿部「さて…そろそろオレの出番かな?」
吉良「な、なんだ貴様!さっきから仗助と一緒にいたヤツだな!
   何故、全裸でこっちに迫ってくる!!」
阿部「俺の名は阿部高和。今まで数え切れないほどのいい男を抱いてきた…
   フウウウウー 俺は…子供のころ…
   ミケランジェロの『ダビデ像』てあるよな…
    あの写真…画集で見た時… あの「ダビデ」の股間にぶら下がってる
   「金玉」… あれ初めて見た時… なんていうか… その… フフ…
   下品なんだが…『勃起』…しちゃってね…」
仗助&億泰&吉良「………」
阿部「『金玉』のとこだけ切り抜いて…しばらく部屋に飾ってたよ…
   お前のも… 切り抜きたい…」
仗助「…グレート 阿部は阿部でも、そりゃ阿部定っすよ〜」
吉良「俺のそばに近寄るなーーーーーーーッ!!」
阿部「あ、おい!そっちは!!」
救急隊員「おい、そこに誰か倒れているぞーッ!ストーップ!ストープッ!」
ドグン!----救急車に轢かれ即死だった。
仗助「奴の最後は事故死…か?」
阿部「いや、まだいける!!」
億泰「死姦はアウトだろ… 常識的に考えて…」
億泰「あ…阿部さん い…行っちゃうなんて本当か?
   まだ…しばらくいてもいいんじゃないか?
   お、俺のケツの穴ぐらいなら毎日使ってもいいからよ」
阿部「嬉しいこと言ってくれるじゃないの…だが、俺は旅行者
   お前らの故郷がここ杜王町であるように俺にも故郷がある
   帰らなくちゃいけないんだ…それとも露伴君。
   俺がいなくなったら寂しいと泣いちまうかな?」
露伴「バカ言えよ…何故僕が寂しがるんです?
   ゲイはさっさとハッテン場に帰るってのが僕の意見ですよ」
露伴「………」
露伴「ああ!分かったよ!最後だから本心を言ってやる!
   寂しいさ!僕だって行って欲しくないさ…」
阿部「…露伴」
仗助「ゲイの人に言うのもなんすけどよ〜 元気でな」
承太郎「阿部さん…あなたは立派な男性だ…
     この町であなたに出会えて本当に良かったと思ってるよ
     ここにいる誰もがあなたのことは忘れないだろう…」
阿部「ありがとう…みんな… さようならみんな…」
こうして俺の奇妙な冒険は幕を閉じた…
阿部「さーて、あいつらの手前、ああは言ったものの…
   まだほとぼりは冷めてねーよなぁ〜〜 きっとよお〜〜
   ケツの向くまま、気の向くまま、また新しい町にでも
   男漁りに行ってみるか」


阿部さんが杜王町にやって来たようです  完
DIOを追い続けることおよそ一月。
襲い来る強敵。
迫りくるタイムリミット。
ジョースター一行の疲労はピークに達していた…!

ポルナレフ「だぁーッ!なんかこう、気分が晴れるような事はないもんかね!」

花京院「呑気な事を…。いいですか?ホリィさんの命はもってあと三週間。悠長な事を言っている時では」

ポルナレフ「わァーってるよ!んなこたぁ!でもよ。連日連夜命の危機に晒されてよォ。気が滅入っちまったら元も子もねェーだろ?」

ジョセフ「確かに。ここんトコ激戦続きだったからのォ。
      ここらで一息ついてもバチはあたらんじゃろ。ただし、時間と手間のかからん方法でな」

承太郎「やれやれ…」

アヴドゥル「でしたらジョースターさん。ちょうどいいモノがありますよ」
ジョセフ「ちょうどいいモノ?」

アヴドゥル「ええ。時間も手間もかからない方法。それでいてサイコーに刺激的。お望みにかなっていると思いますがね」

ポルナレフ「おいおい。大丈夫なんだろーなアヴドゥルよー。ワケのわからん中東の娯楽はウンザリだぜ」

アヴドゥル「ポルナレフよ。お前はパソコンでインターネットをやった事はあるか?」

ポルナレフ「インターネットだぁ? あんなワケのわからん近未来的なウダウダは どーも俺のショーに合わんね」

アヴドゥル「承太郎。花京院。お前らはどうだ」

承太郎「パソコンに触ったことすらねーな」

花京院「多少の経験はあるが…」

アヴドゥル「ちょうどいい。あそこの店のパソコンでインターネットを使えます。ちょっと触ってみましょうか」
カタカタ…

ポルナレフ「へェー。調べたい言葉を打ち込めば何でも出てくるぜ。さしずめ近未来の百科事典ってとこか?中々面白いじゃねーか」

ジョセフ「見ろポルナレフ。カイロの地図まで出てくるぞ。これを使えば旅もいくぶん楽になるのォー」

花京院「娯楽とはこれのことですか?アヴドゥル」

アヴドゥル「チッ、チッ、チッ… 今回君達に紹介したいのは、このキーワードだ」

カタカタカタ…

ポルナレフ「検索しては…?」
アヴドゥル「いけない言葉」
ポルナレフ「おいおい。"検索してはいけない"ものをわざわざ検索すんのか?
        このパソコンを使えば他にも色々と面白いことがあるだろーによォ」

アヴドゥル「浅いな。ポルナレフよ。何事も真の娯楽は"禁忌"にあり!
       情報や遊び、果てはハレンチな画像まで手に入ってしまうインターネット。
       そんな中、あえて"検索してはいけない"言葉を探りに行く。そこがいいんじゃないか」

ポルナレフ「そーゆーもんかねえ。東洋人の考えることはよくわからん」

ジョセフ「してアヴドゥルよ。これの何が刺激的なんじゃ?」

アヴドゥル「インターネットには"検索してはいけない"とされている言葉が数多くあります。
       その所以は様々ですが、検索すれば我々の常識を超えた様々なサイトがヒットします。
       普通にパソコンを使っていては得られない刺激ばかりですよ」
花京院「なるほど。"いけない"とまで言われると、妙にソソられますね」

ジョセフ「どれどれ。"検索してはいけない言葉一覧"というサイトが出てきたのォ」

アヴドゥル「この一覧の中から言葉を選んで、試しに検索してみましょうか」

花京院「選ぶときのコツはあるのですか?」

アヴドゥル「うむ。"検索してはいけない言葉"には大きく分けて"グロ"と"非グロ"がある」

ポルナレフ「ほほぉ」

アヴドゥル「"グロ"は流血や死体、内臓など、生理的に嫌悪される要素を含んだ画像などがヒットする。
       確かに刺激的ではあるが、初心者には刺激が強すぎて向かないという一面もある。
       さらに言うならば、刺激の種類が決まっていてワンパターンで単調だしな。そこで今回我々が検索するのは…」

承太郎「非グロ、ってわけか」
アヴドゥル「まず手始めに、ネット上である程度メジャーな非グロのリストを見てみよう」
白の開拓→自分の空想を現実だと思い込んだ高校生のブログ。最初の記事から見るべし
Cannibal Corpse →とあるバンドのおぞましいジャケット
小人ダンス →ドキュメンタリー映画のワンカット。小さい人が踊っている動画
HAPPY TREE FRIENDS →ポップなアニメのキャラが無惨に死んでいくCGアニメ
アンドレイ・チカチーロ →ある凶悪殺人犯の殺しの手口が網羅されている
ゆきちゃん失踪 怪文書→ものすごく不気味な未解決事件
となりのトロトロ→トトロのような謎の生物
セイメイタイム →カメラの前でリストカットをする男
狂った果実→とんでもない鬱展開が待ち受けているゲーム
ヌギスタ学園→二次元のキャラクターが公衆の面前で生き恥をかかされるサイト。絵が下手
ゆっくりいじめ →饅頭のような生物が畑や家に侵入し、人間に虐待される小説等
野崎コンビーフ→絵のサイトなんだがその絵がすげー不気味
カービィ 空を見上げる→「星のカービィ」の作者が精神疾患にかかる過程
チ・血・チ・チャット → 二人の人間がチャットでやりとりをするストーリー
キ→車にひかれた猫について書いてあるサイト
ヨコハマタイヤ 看板→ヨコハマタイヤのシンボルがとんでもないことになっている
ダークロン→厨二の妄想にとりつかれた超電波サイト
岡山県 行方不明の姉妹 → 裏がありそうで不気味な行方不明事件
香港97 → 差別や虐殺表現がある、市販されていないスーパーファミコンのソフト
ハゲタカと少女 →飢餓で死にそうな子供と、子供が死ぬのを待っているハゲタカ
黒猫事件→解決済みの殺人事件だが、被害者の娘の証言が謎
トヤマ日記→正常とは思えない人間の行動が書かれた日記。実話らしい

ポルナレフ「へェーッ!色んなのがあるんだな」

花京院「数もさることながら、その"危険さ"の種類も豊富ですね」

アヴドゥル「それがこの遊びの魅力の一つだ。"一体この言葉にはどんな世界が込められているんだろう?"
       言葉を見ただけで、何がヒットするのか色々と想像するのも楽しいだろう。
       まるで初めて電車に乗って旅行する小学生のようにな」

ジョセフ「どれどれ。最初はワシが選んでもいいかのォ」

アヴドゥル「どうぞ。"となりのトロトロ"なんかがお奨めですよ」
ジョセフ「"野崎コンビーフ"…ハーフっぽい名前じゃな。どれ。ひとつこれで検索してみるか」

検索してはいけない言葉 その@ 野崎コンビーフ


ポルナレフ「おッ、なんか絵みたいなのが出てきたぞ」

ジョセフ「小さくてよく見えんのォ。どうすればいいんじゃ?」

花京院「画像をクリックしてみればいいのでは?」

ジョセフ「どれどれ…うおォッ!!?」

ポルナレフ「holy sh/it!!なっ、なんだァ!?この絵は!」

真っ赤に染まった背景!
複数の目を持つ、バランスの崩れた顔!
人のようで人ではない、異形の絵がジョセフ達の目の前に現れた…!

花京院「禍々しい…。僕は美術館で絵を見るのが好きだが、こんな絵は見た事がない」

アヴドゥル「ほら。絵はまだまだありますよ」

ポルナレフ「ったく、こんな絵ばっかり描いて楽しいモンかね!"野崎コンビーフ"ってヤツは何考えてんだ!」

アヴドゥル「正確にはこの作者は"野崎コンビーフ"という名前ではないらしい。今はいちこみるぐという名前で
       ぴくしぶにイラストを投稿しているようだな。サイコな画風は彼の持ち味といったところか」

承太郎「やれやれ。一発目からやってくれるぜ。先が楽しみだな。"検索してはいけない言葉"…!」
アヴドゥル「次は花京院。君が選んでみないか?」

花京院「そうだな…"ゆっくりいじめ"にしてみよう。いじめという言葉が気になる」

検索してはいけない言葉 そのA ゆっくりいじめ

花京院「なにやら饅頭のような生き物の画像がヒットしたぞ」

ポルナレフ「ほォ〜ッ。こいつは中々かわいいじゃねーか。生意気そうなツラが逆に愛くるしいっていうか、クセになるよなァ〜っ」

アヴドゥル「これは日本の"東方project"というシューティングゲームが元になって作られたキャラクターだ。
       ゆっくりにも何種類かあって、母性の強い"れいむ"、自分本位な"まりさ"
       性欲に富んだ"ありす"、病弱だが賢い"ぱちゅりー"がメジャーだな」

ジョセフ「ほっほォ。どれも味があってかわいらしいのォ〜」

花京院「これが"ゆっくり"だとすると、"ゆっくりいじめ"とは…うわっ!」

ポルナレフ「なっ、何ィ〜っ!!?」

先ほどまで一行が愛でていた、饅頭のような生物"ゆっくり"。
そのゆっくりたちが潰され、貫かれ、ズタボロにされた画像が、花京院の眼前に山のように押し寄せる!
花京院「なっ、なんとムゴいことを…!」

ジョセフ「悪趣味な輩がいたもんじゃのォ」
アヴドゥル「これには背景があるのですよ。元々ゆっくりはただのアスキーアートとして生まれたキャラクターでした。
       しかし創作キャラの運命か、いずれ設定が加わっていきます。
       ゆっくりは人間の住処や作物を荒らし、人間を見下して挑発的な態度を取る
       "喋る害虫"としてのキャラ付けがなされたのです。これでこの画像の意味が少しわかったのではありませんか?」

花京院「"喋る害虫"が、人間によって制裁を加えられた、というわけか。
     犬やネコも言葉を喋らなければ可愛いが、思ってる事がわかってしまったら人間と共存はできないのかもしれんな」

イギー「ヴ〜ッ…!」

ジョセフ「しかし画像だけ見ればペットのように可愛いのに、なんとも胸が痛むのォ」

アヴドゥル「ご安心を。"ゆっくりいじめ"の対極に"ゆっくり愛で"というジャンルも存在します。
       そちらではゆっくりをペットのように可愛がる作品も存在するのですよ」

承太郎「やれやれ。中々ヘヴィーだぜ。下手なスタンドより精神が削られるかもな。"検索してはいけない言葉"…!」
ポルナレフ「ったく。娯楽どころかどんどん心にダメージが溜まってく感じだぜ」

アヴドゥル「画像系はインパクトが強かったかもな。ポルナレフ。お前はどれを選ぶ?」

ポルナレフ「そーだなぁ。そんじゃ俺は"白の開拓"を選ばせてもらうぜ」

検索してはいけない言葉 そのB 白の開拓


ポルナレフ「おっ、誰かの日記みたいなのが出てきたぞ」

アヴドゥル「これは"ブログ"と言って、ネット上でつける日記のようなものだ。
       自分の書いた日記を世界中に発信できるのが魅力で、インターネット上では主流のサービスの一つだな」

ジョセフ「ほォ〜ッ、ワシらの頃は日記は本棚の奥に隠しとくモンじゃったが、日記を皆に読んでもらいたいとは時代は変わったのォ」

ポルナレフ「さて。こいつは何を書いてんのかな… な、なんだこりゃあ!」

花京院「こ、これは一体…!?」


書かれていたのはただの日記ではなかった!
マスコミを操り、インターネット越しに殺人を企む天才の話。
子供を操る狂った医師、部屋から一歩も出ず世間を支配する男、謎の宗教団体の話。
現実世界ではありえない話が、あたかも筆者の体験談として展開されていた!
ジョセフ「おっと!もうこんな時間じゃぞ」

花京院「夢中になりすぎて時を忘れていました。"検索してはいけない言葉"には不思議な魔力がありますね」

アヴドゥル「どうだポルナレフ。なかなか刺激的だったろう」

ポルナレフ「ま、今まで味わったことのない思いをしたのは確かだぜ。DIOを倒したら、また皆で残りの言葉を調べようぜ!」

イギー「グゲゲ…」

承太郎「…やれやれ。もう二度とゴメンだぜ」

こうして5人と1匹は、店を後にした。
その後、彼らは苦闘の末DIOを打ち負かすことになる!
だが、そのために払った犠牲はあまりにも大きかった…
そして、10年以上の月日が流れた…

承太郎「…」

康一「アレェ〜ッ?どうしたんですか?承太郎さん」

仗助「珍しいッスねェ〜。承太郎さんが居眠りだなんて」

承太郎「…ん、ちと昔のことを思い出してな」

仗助「へェ〜ッ、昔のことを思い出すっつーのは、現状に不満がある証らしいっスよ」

露伴「そんな事より仗助。アホの億泰はいつになったら来るんだ。
    僕はお前と違って、こんな所で潰すヒマは持ち合わせていないんだぞ」

仗助「まぁそう慌てないで下さいよ。今日は露伴センセーに、とっておきの漫画のネタを渡せるんスから」
億泰「いやぁ〜っ悪ィ悪ィ! 約束のことすっかり忘れててよォーっ!!」

仗助「ったく。"遅れる"ならまだしも"忘れる"っつーのはよォ。脳みそスポンジで出来てるんじゃねェのか?」

億泰「だから謝ってるだろーがよぉ。で、今日は何の集まりなんだよ」

仗助「へっへっへ。重ちーの野郎に面白いこと教えてもらってよ。独り占めすんのもワリーから、皆にも教えてやろーと思ってな」

露伴「もったいぶるな。どーせ大したネタなわけもなし、さっさと教えろ」

仗助「決め付けるのは早いと思うッスけどねーっ。聞いて驚くな。面白いことってのは、なんとインターネットよ」

康一「へェーっ、仗助くんがそういう物に興味持つなんて、なんだか意外だなぁ!」

仗助「俺も最初はゼンゼン興味なかったんだけどよォ。この言葉を検索すると、世界変わるぜェ〜ッ、マジで」

康一「この言葉って?」


"検 索 し て は い け な い 言 葉"


承太郎「…な…んだって?」