1 削除済
2 無名さん
ルカス関連

木星のワルツ
http://lyze.jp/x477/
泣き兎
http://lyze.jp/x321/


釣りのアザレア
http://azarea.xria.biz
3 無名さん
5 無名さん
ルカス 少女の憂鬱
http://monn.xria.biz/?guid=on

ココス らぶぽーしょん
http://1543.xria.biz/?guid=on
6 無名さん
>>5
晒すなよ早漏
7 無名さん
ルカまとめサイト
http://lyze.jp/lucasfever/
8 削除済
9 無名さん
わざとルカス最新外したのに…
11 無名さん
ルカ夜桜まだだな
http://54.xmbs.jp/yozakura/
12 無名さん
>>5消せって
13 無名さん
木星(初代)→泣き兎(二代目)→夜桜(三代目)→カトレア(四代目・初代URL)→憂鬱(五代目)だっけ?
14 削除済
17 無名さん
なにここ
18 無名さん
あげ
19 無名さん
なんやなんや
20 無名さん
1>ε<1
21 無名さん
消せ消せ言ってるのは何?
22 無名さん
7:無名さん
テスト

http://yinfo.web.fc2.com
上から目線の夢考察

http://urs.secret.jp/3/
http://nov8.awe.jp
それぞれのサイト
2/6 20:27
23 無名さん
ある高尚様
・小学生の頃から10年以上夢書きしてる
・台本小説や記号使いや最強夢主は嫌い
・森管をバカにしてるナノ管
実際は...
・句読点が見当たらない、誤字脱字直さない
・地の文苦手?なくらい台詞で埋ってる
・うちの子マンセー
・元森管w

23:無名さん
小説の段落ごとに一字空けなかったり
?とか!の後に一字空けなかったり
三点リーダー奇数使いしてたり
なんでみんな小説の作法を気にしないのかが気になる2/6 21:18
[削除]30:無名さん
>>23
それな!
文章書く前にそこらへんのルール検索してから書き始めたわ私
しかも小学生の時
2/6 21:19
[削除]
63:無名さん
>>30
そうなんだよ
調べりゃ分かるのにね
正直それだけで幻滅するから
9割のサイトが読めない

何百ってサイトあるのに作法を守ってるサイトは20も無い
2/6 21:23

100:無名さん
そんなの国語の時間に習ったろ
みんな知ってるわ
読みやすさを優先してるだけ
2/6 22:15
24 無名さん
台本小説や記号使いや最強夢主は嫌い
森管をバカにしてるナノ管

これが高尚ならこの同盟高尚だらけやん
25 名無したんさん
いやん
█╗█╗███╗████╗██╗
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╚╝╚╝╚╝╚╝╚═══╝╚═╝。
嫁のちょっと不思議な能力について。

嫁は幽霊は見えないんだが、時々『影』が見えるらしい。
人の後ろにぺったりくっついているものや、電柱の影でひたすら人を見ているもの、また、溝のなかからじーっと何かを見ているものもあるとか。

ある日、嫁と散歩中、Aさん家の前で、嫁が「あの家の玄関先に影がいる」と言いだした。

「誰か待ってるのかな。なんかわかんないけど、中に入りたそう」

だそうな。

気になるので翌日も見にいったら「影が増えてる」らしい。

「二つ影があるの?」

と聞くと、

「そうじゃなくて、影の大きさが増えてる。んで濃くなってる」

と。

しばらくAさん家の前を通って散歩にいくようにしたが、毎日のように増えていき、やがて、玄関が見えなくなるくらい黒い影が増えていった。
そしてその影は少しずつ少しずつ玄関のほうに近づいていった。

嫁が「気持ち悪い。もう見たくない」と言いだしたので見に行くのを止めた二日後、Aさんが焼身自殺し、その家と隣の家が延焼した。

「影って死神なの?」

と聞くと、

「違うと思う。そういうんじゃなく、なんか悪い『モノ』なんだよ。で、多分Aさんが自殺を考えたから寄ってきてどんどん寄って来たんじゃないかな…」

だそうな。

しばらくして嫁とAさん家の近くを歩いてみたら、焼け跡に最初の頃見たまだ小さい影が残っていて、じーっと空を見上げていたそうだ。
数日したらそれも消えてしまったが、なんだかとても寂しそうだった…と。
 
俺が3年程前まで働いていたパチンコ屋の話。
場所は神奈川県某所、国道沿いに立つボッタ店。

客からチョコチョコ噂は聞いていた。
便所が勝手に流れたとか夜中にパチンコ台が動き出したとか。
まぁパチンコ屋に付きものの他愛もない話。

特に気にしていた訳でも無かった。あの日までは。


その日は新台入れ替えでスタッフ全員が遅くまで仕事をしていた。
ようやく入れ替え作業が終わり、1階の休憩所(二階建てで一階が休憩所と社員の寮になっている)でスタッフ達と談笑していた時の事だ。

休憩所の店長室からの直通電話が鳴った。
当時リーダーと言う立場の俺が電話を取ると、店長が不思議そうにこう言った。

「駐車場の鍵しめたよね?」

駐車場の鍵は出入り口と共に閉店時に閉めるので、開いている訳は無い。俺自身確認もしていた。

「はぁ。確認しましたが」

そう答えると店長はますます不思議そうな声になった。

「なんか軽自動車が走り回ってるんだよ…」

有り得ない事だった。

と言うのも防犯カメラで見える駐車場は休憩所からも見える位置にある。

俺はイタズラかと思い、

「あぁ多分、マリオカートの練習してるんすよ」

とくだらない返答。

直後、店長がウワッと驚きの声をあげた。

「人…乗ってない」

しつこいなと思いながらも店長なので合わせてあげる事にした。

「○○ちゃん(バイトの女の子)ちょっと駐車場の幽霊を退治してきて」

「ヤダー」

「くだらねー」

なんて笑ってると店長がポツリと、

「マジで鍵確認してきて…」

それだけ言うと電話を切ってしまった。

何だかその言葉が余りにも冗談ぽく無かったので、見に行こうと思い上着を着ていると、突然さっきまで笑っていたバイトの女の子が悲鳴をあげた。

「キャー!!」


何事かと思い女の子に近づき体を支えると、女の子は窓の外を指差して震えている。

軽自動車だ。
窓の外、さっきまで無かったはずの軽自動車が音もなくそこにある。
窓の外にピッタリとくっつけて無人の軽自動車が止まっているのだ。

一同パニック状態。
休憩所から逃げ出そうとする奴を止めて、俺は「とりあえず固まろう」なんて意味不明な発言をしている。

軽自動車から目を離せずにどれくらい時間がたったか。とても長く感じた。
実際の時間は分からないが体感的に1時間もたった頃、無人のはずだった軽自動車の助手席ドアがゆっくり開いたのだ。

車は何者かが乗り降りしてるように僅かに揺れ、バタンと閉まる。
一同はますますパニック。悲鳴を上げて泣いている女の子が数人。

すると突然休憩所のドアが開いた。
流石に俺もこれにはビビり声を上げてしまう。

するとそこに眠そうに立っていたのはその日非番の古参社員。
どうやら、女の子の悲鳴に起こされたらしく様子を見に来たらしい。

とりあえずしどろもどろに状況を説明。
すると彼は少し頷いて「大丈夫」と一言。

彼に促されて後ろを振り向くと軽自動車は消えていた。

彼は少し笑って、

「昔は良くあったんだよ。最近は見なくなったけどね」

と平然として言う。

「害は無いから」

そう言うと自分の部屋に帰ってしまった。

一同が呆然としていると直通電話が再び鳴った。店長だ。

「今日は帰った方が良いよ」

説明する間も無く切られてしまった。

長居もしたく無かったのでそそくさと荷物をまとめその日は帰る事に。
後日、メンバーは続々と辞める事になるのは言うまでも無い。

後日談だが、店の駐車場でガス自殺をした夫婦が居たとか。
この話が本当かどうかは確かめられなかった。
 
3回目の投稿になります。また投稿採用有難うございます。
今回も体験談をお話したくなったので投稿させて頂きました。

全て事実なので怖いのか分かりませんが…。
以前「不思議」に採用された話に少し書いたのですが、一部を詳しくお話します。

私の家の箪笥置き場があるんですが、そこは以前家を建てた時から不思議な場所に設置してあります。
余った場所を無理矢理箪笥置き場にした感じなのですが…。

そこは建てた時から何か気味が悪く近付きがたい部屋で、裏にある為か部屋は朝、昼も電気をつけなければ暗くて見にくく日が入らないので湿った空気が漂り夏でも寒いんですね。
だけど服とか入れてあるので衣替えの時は、本当に行くのを躊躇っていた記憶があります。

中学3年生だった私は受験前という事もあり足早に家路に着く事が多かったんです。
その日もまた早く家路に着きゆっくりと家族が帰宅するのを待っていました。

リビングに寝そべっているといつの間にか寝てしまったみたいでした。
フッと目が覚め時間を確認するとまだ15時過ぎで、まだ誰も帰って来ていない事を確認し再び眠りに就こうとしました。

リビングには勿論テレビはありますよね?
当時のリビングの作りは、

┌────────┐
│問題の箪笥置き場│
└────────┘
 ↑┌──────┐
 出│キッチン  │
 入└──────┘
 口


   リビング

       テレビ

みたいな感じで、テレビが斜めに置いてあって箪笥置き場の部屋の出入り口が反射して映る感じになってました(分かりにくくてすいません)。

私はリビングでキッチンに背を向け寝ていました。
再び眠りに就こうとした瞬間、箪笥置き場のドアがキィッと音をたてたので目が覚めてしまいました。

目を開けたまま怖くて固まってました。
すると目につくのはテレビ…。

テレビをつけようとリモコンを目で探します。
そしてテレビから一瞬目を離したんです。

その時ついていないテレビの中の一部の何かがモゾッと動いた感じがしてすぐテレビに目を戻しました。
テレビに反射する場所を目を凝らしながら見ますがなんせ反射してるだけなので状況がよく分かりません。だけど何かの気配はするんですよね…。

見たくないけど見たい。
そんな衝動にかられながらテレビを凝視しました。
テレビの下の辺り、ドアの下に何か居る!!
心臓が高鳴り吐き気がしたのを覚えています。

恐る恐るテレビに近付きよく見ると何か黒い物が這って居る…。
その瞬間に黒い物が勢いよく動いたかと思ったら…バッと顔が現れテレビを通して私を見ています。

黒いのは髪の毛だった…?
ゾッとしました。

怖いけど目をそらせないんです。見るからに髪の長い女の人が地面を這ってるんですよ。
ましてやこちらを睨みつけてる…。テレビの横には窓があるんですが、とにかくそこから出たいと言う一心でした。

一時睨まれた後、まるで蜘蛛みたいにゆっくりと反対側の廊下を進んで行ったみたいでした。

私は今の内に逃げようと体を起こした瞬間…

うぅぅー…はぁはぁ…
うぅぅー…うぅぅー…

と言う息切れした吐息の声と唸り声が聞こえたんです。

一瞬で金縛りになりました。
しかも体ごと女の人の方を見ようと勝手に動くんです。目も閉じる事が出来ず見てしまいました。

太鼓を背負い、白い着物のような物を着ていて体はまるで蜘蛛そのもの。
髪も長く顔がはっきり見えませんが半分だけ見えてる限りではやはり睨んでるようでした。

爪がフローリングに当たる音でカツカツと鳴らしながら蜘蛛のような姿で近付いて来ます。

その瞬間に誰かが来たと言うチャイムの音で私は金縛りが解けたと同時に窓から裸足で外に逃げました。


その後の記憶が無く、気付いた時には母に心配そうな目で見つめられながら私は布団に横たわって気を失っていました。

目を覚まし足を見ると汚れていて事の現実を思い知らされました。

後日、母に出来事を話すと母も遊びに来た祖母も見たと言う話を聞いて、今だに昼も夕方も家には居られません。
 
ある時、3人で沢登りに行ったが、15メートルほどの滝が、状態が悪くどうにも直登できなかった。

やむを得ず、滝の左側の斜面を大きく回りこみ、滝の頂上に出ようとした時、先頭を行く友人(A)が突然落下した。
滝つぼには岩が突き出ており、Aはその岩に顔面をぶつけたように見えた。

苦労してよじ登った斜面を別の友人Bとふたりで転がるように駆け下りたが、その時、俺の耳に甲高い笑い声が響いた。

そして眼前に哄笑する男性の顔。
その顔に構わず突っ込んだ刹那、足がもつれて俺は転んでしまった。

とにかく、そんな事は気にせず起き上がり、下まで降りると、先に下りたBがAを滝つぼから引き摺り揚げている所だった。

Aの顔は腫れ、膨れ、鼻と目から出血していた。
鼻といっても完全に潰れて顔の中に埋まっている。のっぺらぼうというのは、あのような顔の事を言うのかもしれん。

麓のキャンプ場で救急車を呼び、救急隊員が滝に到着し、Aを担架に固定した。
滝までは獣道があるだけなので、救急隊員と俺とBの4人が交替で担架を持ったが、顔面からの出血がひどく、その血が流れてくるので、担架を持つ手が何度も滑り、その都度担架は大きく揺れ、Aは痛みを訴え続けた。

ようやく救急車にAを乗せ、Bは病院まで同行する事になった。
俺はもう一度滝まで引き返し、散乱している荷物を回収し、麓まで戻った。

Aの車で出かけた為、仕方なくヒッチハイクしたが、あちこちに血をつけた俺を良く乗せてくれたもんだと妙な感心をしている。

退院後、Aは落ちる直前に滝の上に赤い服を着た釣り人の姿を見たと言い、それから後の事は良く覚えていないらしかった。
病院に担ぎ込まれた直後、赤い服を着た人が居るとか、その人を滝で見たとか、大騒ぎしたらしいが、それも本人にすればうわごとで、一切覚えていないとの事。

Aはかなりの手術の末に一命を取り止め、結婚し子供にも恵まれた。
そして2年ほど前、仕事中の事故で高所から落下し、死亡した。

<追記>

見えたのはほとんど肩から上だけで、服装までは良く覚えてないんだが、Aが赤い服の釣り人…と言い出した時、同じだ、とぎょっとした事は覚えている。
 
湯○曽のキャンプ場でAさんと数人の仲間が焚き火を囲んで、静かな夜をビールなぞ飲みながら楽しんだ。

そのうち夜も遅くなってきたので、そろそろ焚き火を消してお開きにしようということになったのですが、Aさんは小さな焚き火の炎に照らされてうつらうつらするのが心地よく、一人残る事にしました。
まわりを見渡しても小さな女の子が一人ボール遊びをしているだけでとても静かな夜でした。

でも、良く考えるとキャンプ場だとはいえ夜遅く女の子が一人で遊んでいるなんて少し妙な気がして良く見てみると、暗くて遠いためかゆがんだシルエットではありますが、間違い無く5〜6歳の女の子がボールを放り投げたり、蹴飛ばしたりして遊んでいます。

Aさんはさほど気にもせず、また目を閉じてうつらうつらしていたそうです。


しばらくして自分の横の草むらがガサッと音を立てました。

すると小さな声で“ボール…”と言う女の子の声が聞こえましたが、Aさんはそのまま目を閉じていました。

すると今度は足音がAさんに近づいてきて“おじちゃん、ボール…”と言っています。

Aさんは「ああ、ボールを取ってくれと言っているのか」と理解しうつむいたままそっと目を開けると焚き火に照らされた女の子の靴が見えて、大きな声で“おじちゃん! ボール!”と声をかけられました。

Aさんはハッとしました。

大きな声をかけられたからではありません。その声がAさんの横の草むら、ボールが落ちたと思われる場所から聞こえてきたのです。

Aさんはハッとして顔を上げると、そこには頭が無く体の形が歪むほどキズだらけの女の子が立っていました。

そうです、女の子が遊んでいたのはボールではなく自分の頭だったのです。

なんでもこのキャンプ場の近くで幼女のバラバラの遺体が見つかったことがあるということで、今でもこの場所には無邪気に自分の頭でボール遊びをする女の子が現れるそうです。


「おじちゃん! ボール!!」
 
1年程前、私はまだ学生で一人暮らしをしてました。
当時付き合っていた彼氏(仮にAとします。社会人でした)Aが初めてアパートにくることになり、部屋を綺麗にして待っていました。

Aが部屋に入るなり、一瞬顔をしかめました。
『どうかした?』と尋ねると『なんでもない』と言われたので気にしませんでした。

Aは霊感があり見える人だったのですが、私は霊感がまったくなく、何を言われてもわからなかったし気にしないことが多かったです。

1日中遊んでまわりその日の夜は一緒にテレビを見ながらベッドに横になってました。

人形 テレビ
↓↓ ↓
☆☆ □

┌──┐
| べ |
| ッ |
| ド |
└──┘

みたいな感じです。

夜も11時を過ぎたころそろそろ寝ようとしたのですが、Aが頭が痛い、気持ち悪いと言いはじめなかなか寝れません。

結局朝方まで2人で起きてました。
仕事の疲れが出たのかな? くらいにしか思いませんでした。

しかし、Aがアパートに泊まる夜は必ずAは体調を悪くし、夜眠れません。

そんなことが続いていたある日Aが、

『テレビの横にある人形誰かにもらったものじゃない?』

と聞いてきて、私は驚きました。もらった人形だと話したことがなかったからです。

実はAと付き合う前によく遊んでいた男友達にもらったもので、可愛いのでとっておいたんです。
その男友達は私のことを好いていたらしいのですが、Aと付き合うようになり自然と連絡をとらなくなりました。

そのことをAに話すと『やっぱり…その人形別の場所に移動して』と言われたのですぐにテレビの横からどけました。
ふぅっとため息をついたあとAが説明してくれました。

A『人形って人の体と同じ形だろ? だから気持ちが人形にこもりやすいんだ。その男友達お前のことまだ好きみたい。人形に念がこもってる。だからお前と付き合ってる俺が嫌いなんだろうね。部屋に入った時妙に人形のあるとこが暗かったのはそのせいか…』

と話してました。

場所を移動してから以前ほどひどい頭痛などはなくなりました。でもたまにAはしかめっ面をしてました。

引っ越す際に、人形を段ボールにつめてから一度もあけてません。ってか開けたくないから。どうなってるんだろう。
 
これは私が小学生だった頃に実際に体験した話。

その年の夏は例年よりとても暑くて、歳の離れた姉・兄の居る私は、姉家族・兄夫婦に、プールに連れて行ってもらった。

姉には、まだ幼い子供(つまり私の姪と甥)が居たから、姉夫婦と兄はその子らに付きっきり。
私は、仲の良かった義姉(兄のお嫁さん)と2人で、流れるプールで遊んでいた。

2人とも、泳ぐのはあまり好きではなかったから、ただ2人で浮き輪につかまって、流れに身を任せながら、お喋りに熱中していた。

ちょうど1周ほどしただろうか。
ただ流れるのにも疲れてきて、立ち止まった時、義姉が急に怪訝な顔をして一点を見つめ始めた。

「ねぇ…あれ、髪の毛かなぁ…??」

義姉が見つめた先には、ゴムでくくられた髪の束が流れていた。
しかもよく見ると、半透明な表皮のようなものまで付いている気がする…。

気味が悪くなって、私達はすぐさまプールから上がり、姉夫婦たちのもとへ行った。
2人とも、相当真っ青な顔をしていたらしい。心配した姉たちは、ただちに帰ることにした。

私達は2人とも、絶対そのことを口外に漏らすことはなかった。


それからしばらくして、やっとそのこともうっすらと忘れた頃。
とあるPCサイトで、そのプールに関する事件の記事を見つけた。

『管理者の不注意による事故。市民プール閉鎖』

その記事によると、プール開き前には、必ず循環機械のプロペラや、浄水器の点検が行われる。
そのプールでもいつものように、業者が点検していた。

異常が無いときは点検表にチェックを入れてから帰り、異常があったら管理者にブザーで知らせ、管理者が本社に知らせ、修理に来るということになっていた。

業者は、点検時、何かしら異常を見つけたらしく、ブザーを鳴らすが、誰も来ない。

それもそのはずだった。
ブザー自体が故障していたのだから。

そんなこと知る由もない業者は、誰か本社の者が来るのを待っていたのだろう。

管理者の方はというと、いつまでたっても戻らない業者を不審に思ったが、ブザーが鳴らないのを見ると、異常は無かったのだろうと思い込んだ。

そして…放水してしまった。

業者の体は機械の中で、プロペラに巻き込まれたらしい。
発見された時には、殆ど形の分からない肉片だったという。

もちろん、頭も例外ではなかった。
 
あるところにAとBとゆう少年がいた。
AとBはとても仲が良く休みの日はいつも遊んでいた。

ある休みの日BがAの家に遊びに行った。
Aの家はアパートだ。Aの家の玄関がコンコンっと鳴った。

A「お、B来たな!?」

と思い玄関に行き、覗き穴を覗く。
しかし、そこには誰もいない…。

A「あいつふざけてんな〜」

と思いBが現れるまで待つ事にした。

すると、Aの家の電話が鳴った。出るとBだった。

A「おめぇふざけんなよ。今玄関開けっから入れよ」

とゆうとBが、

B「開けるな!!」

と言った。

Aが「なんで?」と聞くと、Bが


「今お前の家の前に階段を四つんばで上がっていった女がいる!!」
 
これは、昨日、本当に起こった出来事です。

夜の7時に、彼女と公園で会う約束をしていました。
最近は日が短く、辺りは真っ暗でした。

彼女と会って軽く雑談をした後、俺の提案で肝試しをする事になりました。
彼女はあまり気が進まないみたいだったですが、公園を一周するだけなので彼女も納得しました。

暗くて、たくさんの木がそびえ立つ一直線の道を二人で歩いてました。
怖いと思いましたが、結構その雰囲気にわくわくもしていました。彼女はびびりまくってましたけど…。

そこで公園を半分以上歩いた時、ふと、30メートルくらい先に薄暗い電灯に照らされた不気味な公衆トイレが見えました。
そのトイレは昼間でも気味悪いと近くで有名です。

そこには、白い服を着た男の人がそのトイレに寄り掛かってました。
一瞬ドキンとしましたが、別に普通の人だろうと思い、足を止めずに進みました。彼女にも「あの人なんか怖いね(笑)」と言ったりしました。

怖がりな彼女は、あの男の人を不安げにじっと見ていました。
そのまま歩きながら彼女は言いました。

「あのね、〇〇くん(俺の名前)」

「何?」

「私、今コンタクトレンズ付けてないの」

「そうなの? それがどうした?」

「でもおかしいの。ちゃんと周りはぼやけてるのに、あの男の人だけは顔まで見えるの。この距離なのに」

「え?」

俺と彼女は思わず立ちどまった。

「おかしいと思わない?」

彼女は恐怖でいっぱいの顔だった。

その男を見ると確かに顔がはっきり見える。
俺も視力はそんなによくないのだが、なぜかあの男だけやけにはっきり見える。

それに気付いた瞬間、何やら恐怖が沸き上がって来た。

「引き返そう」

そういって彼女の腕を引いた。

すると後ろからペタペタペタペタ…という音が聞こえた。
振り返ると、

「ヒッヒッヒッヒ!!」

とあの男がめちゃくちゃな動きで不気味に笑いながら走って追いかけて来た。

俺と彼女は無我夢中で逃げたが、あの男は速い。
ペタペタという音と男の「ヒッヒッヒッ」という声がだんだん大きくなっていった。

すると出口が見えた。
出口は右側にあり、出口付近に人影が見える。

「助けてくださーい!!!!」

大声を上げ、必死に必死に走った。もうすぐ後ろにあの男はいる。

出口まであと少し、男の息が首に当たる。

ついに出口に着いた。

「助けてください!!」

右に曲がった。


そこにいたのは……


「ヒッヒッヒッヒ」
 
これは私がまだ小学生の頃に体験した話しです。
今でこそ頻繁に霊現象はおきませんが、小中学生の頃の私は霊感ピークでした。そんな中で一番強烈だった話しです。

私の家族は夏になると必ずおじいちゃんと旅行に行っていました。
その夏は親戚のお姉ちゃん2人も加わって、皆でFランド(遊園地)に行きました。

Fランドに着くとお姉ちゃん2人は待っていましたと言わんばかりにお化け屋敷に入りました。
本当は私のお父さんもお化け屋敷に入りたかったと思うのですが、私が怖がってお化け屋敷に入るのを嫌がったのでしぶしぶお姉ちゃん2人を見送りました。

2人が入ったお化け屋敷は最低でも回るのに30分かかります。
ただ待っているのはつまらないので、私とお父さんでお化け屋敷の隣にあるミラーハウスに入る事にしました。

そのミラーハウスは中が迷路みたいになっていてお父さんと二手に別れたり、はしゃぎながら奥に進んで行きました。
途中でお父さんと合流してミラーハウスの一番奥に着きました。

しかし変なのです。
そこにはモナリザの絵が飾ってあり、さらに奥に進む道があったのですが、その道は今まで通ってきたミラーハウスの迷路みたいに明るい道ではなく、まっ暗な道です。
不審に思った私は引き返そとお父さんに言ったのですが、もう少し先を見て変だったら引き返そうと言いました。

その時です! モナリザの目が動き、私を見ました。

このまま進んではまずいと思った私は泣きながらお父さんを説得し、しぶしぶミラーハウスを後にしました。
しかしお父さんはミラーハウスが気になったらしく私を外に出すとまたミラーハウスの中に入って行きました。

外で待っていたお母さんに事情を説明してなんとかお父さんを連れ戻そうとしましたが、お化け屋敷の隣にミラーハウスがある事から「お化け屋敷と繋がってるんでしょう」と相手にして貰えませんでした。

暫くしてお化け屋敷から出て来たお姉ちゃん達と合流。
さっきのミラーハウスの話しをすると、「お化け屋敷とミラーハウスは繋がってない」と言いました。

ミラーハウスに入った父がなかなか帰ってこない事もあり、心配したお姉ちゃんと私で又ミラーハウスに入りました。

一番奥に着くと不思議そうな顔をしたお父さんが立っていました。
しかしさっきとは違ってモナリザも暗い道もありません。

もしあのまま奥へ続く道に進んでいたら、どうなっていたでしょうか…。今考えても怖いです。
 
俺が奥さんとつきあっていた頃の話。

奥さんが乗っていた車を廃車にして車を買い換えたいと言った、かといって新車は買えないから中古ショップで車を買いたいからついてきてほしいという。

行った先は最近出来たばかりの中古車ショップ、さすがに手入れは行き届いている。

奥さんの目当てはホンダのライフ、だが軽自動車は人気のためなかなか見つからないと店員は言ったんだ。

俺がチラチラと車を眺めていたら気になる車があった。

ポルシェだ。

中古車ショップにも名車があるんだと感心しながらポルシェを見たんだ。

「どうしたの?」

彼女(しつこいようだけど今の奥さん)が俺に声をかけてきたので

「あ、ポルシェがあってよ」

とポルシェから目を離して奥さんの方に振り向いた時に、

「いいポルシェでしょ?」

と女の声が聞こえたので女性の店員さんだと思い

「いや良い車ですね」

と振り向いたら誰もいない、振り向いた先にあるのはポルシェだけ。

あれ? と思って彼女に聞いても誰も後ろには居なかったという。

店員さんにポルシェの価格を聞いたら何と20万で交渉次第で値下げもするとの事、いくら何でもあまりにも安すぎる。

俺「ずいぶん安いんですね」

店員「まあ諸事情がありますので」

どう考えても怪しすぎる、それに妙な違和感がある。

試しにいつも財布の中にある護符を車のドアに貼り付けたんだけど何の変化もなし。
まあいいやとポルシェから離れた途端に悪寒を感じ、すごい力で首の襟元を引っ張られて尻餅をついてしまった。

「痛って〜!」

なんて俺が言ってると彼女と店員さんが大丈夫? みたいな感じで駆け寄ってくれた。

急に駆け寄ってくれた店員さんがガタガタ震えはじめた。

俺も強い視線を感じて裏のポルシェを見たらフロントガラスいっぱいに女の顔が浮かんでいて明らかに俺を睨んでいた。

奥さんは全く気づかないし。俺がありゃ怒らせてしまったかと思ったら顔はスッと消えた。

車に貼った護符を見たら真っ二つになっていた。


店員さんも霊感が強いようでこのポルシェは気持ち悪いそうだ、でも店長が何が何でも売りたいようであの価格らしい。

廃車にすれば終わりなんだけど店長は売って利益を上げたいらしい。

店員さんがコッソリ教えてくれたのだが、事故車で過去四人亡くなっているそうだ、それも車はほぼ無傷……しかしそんな車と知りつつ売る店の人間の方が俺は怖いと思う。

今は更地になってるよ、このお店の跡は。
 
学生時代、地元で結構有名な心霊スポットに行った時に体験した話です。

そこはなんの変哲もない何処にでもある公園なんですが、何故かそこは滑り台があり、その階段を上ろうとすると運がわるければ昼間でも手が出てきて足首をつかまれると噂があり、その滑り台周辺の電灯は何度直しても付かなくなるといわれていました。

そこへ11月頃だったと思います。夜中の12時に懐中電灯片手に男二人で特攻しました。
着いてみると、本当に電灯は切れてまっくらで、懐中電灯で照らした滑り台は何故かすごく不気味に見えました。

俺は、その滑り台に上ってみました。
特に上りは変化なく、滑り台で降りるのも馬鹿らしいのでそのまま階段で降りることにしました。

すると何かを踏んだ気がして階段を途中から飛び降りると、そこには肘から指先にかけての腕だけが階段の段から生えてるように突き出ていました…。
手首があきらかに変な方向に曲がって…俺が踏んだせいみたいです。

そのまま逃げるよう各々の家に逃げ帰りました。
家に帰るともう2:00だったので俺はそのまま布団に入りました。


その夜、変な夢を見ました。

右手首が不自然に曲がった男がでてきて、仰向けに寝ている俺の胸のあたりに乗り左手で俺の首をしめてきて、

「お前も折って」


と何度もぶつぶつ言いながら俺の安眠を邪魔してきました。

次の日学校だった俺は、キレて逆にそいつを跳ね飛ばして逆に馬乗りになって気が付くとマウントパンチをしていました。

でボコボコにして俺の部屋の窓(2階)から突き落とした所で布団に入って寝るとゆうおかしな夢でした。


翌朝は、窓を開けっぱなしで寝ていたようで俺は、熱を出して学校を休む事になってしまいました。

次の日、登校するとクラス中俺が休んだのは「呪い」だと噂になっていました。

その後 クラスメイト5人で同じ滑り台に夜中に行ってみると電灯が付いていて不気味さもない普通の公園になっていて、「幽霊でてこい」とみんなで叫んでいたら、近所の親父に通報されて警察のお世話になってしまい5日ほど学校から休みをもらってしまいました。

やっぱり「呪い」なんでしょうか?
 
以前働いていた食品関係の工場の話。
立ち仕事で足と腰が痛いので、仕事がはじまるギリギリまでトイレに籠っていたことがあった。

そこのトイレは更衣室から遠くてあんまり人が来ないところでした。
得に一番奥は、電気はついているのに何だか暗い感じがしたが、一番目立たなそうなので、よくその一番奥に座っていた。

その日もいつものようにトイレに座ってボーッとしていた。
何となく視線を感じて足元を見ると、隣のトイレとの壁の下が数センチあいているところから人の目が見えた。

しかも両目。


地面すれすれのところに顔をどうくっつけても両目見えるわけない。
急いでトイレから出たけれど、隣の個室にも誰もおらず、トイレから誰かが出入りした気配もなかった。

怖くなって、そこの工場に長く勤めているパートさんに聞いてみたら

「あぁ、あのトイレ滅多に使う人がいないのは、そういうのが『出る』からなんだよねぇ…」

と言われた。

「あの目と視線があったんですが、呪いとかそういうのは無いですよね?」

と聞くと、

「そういうのは無いけど、飽きるまで付きまとうらしいから注意してね」

と言われた。

付きまとう…?

その言葉の意味はその日の夜お風呂に入った時にわかった。

髪を洗って顔をあげた瞬間、目の前に「目」があった。

一瞬で消えたけれど、空中に浮かぶ「目」はマジで怖かった…。
 
これは彼氏から聞いた話です。

彼の家系は割と霊感があるらしく、親戚のおばさんが一番霊感が強いらしいです。

ある日、まだ幼かった彼とおばさんが踏切を待っていた時のこと。

「おばさんは本当に幽霊が見えるの?」

と尋ねる彼に、

「見えるわよ」

おばさんはそう言うと、

「幽霊はね、本当は日常的に見えているものなのよ」

と続けた。

おばさん曰わく、幽霊は私たちと変わらない容姿をして、日常生活にとけ込むように存在しているらしいのです。

幼い彼は尋ねました。

「じゃあ、今この中に幽霊はいるの?」

「いるわよ、反対側にいる、赤いランドセルを背負ってる女の子」

その女の子は本当に普通の人間で、幽霊だなんて有り得ないと彼は思ったそうです。


やがて電車が通り過ぎ2人は歩き出しました。

そして女の子とすれ違った時、彼女が一言。

「何で分かったの?」
 
俺が幼かった頃の話。
幼いながらも何故か今でも鮮明に覚えている。

俺が小学三年の頃に母方の実家へ夏休みは泊まりにいった。
まあウチの恒例行事なんだが、実家ってのはド田舎で海沿いにあり近くには浜辺もある。

従兄弟達と朝のうちに夏休みの宿題、そして海、最後はファミコンの繰り返し。

そんなある日、泳ぎ疲れて防波堤の所に座って従兄弟達が海で泳いでいるのを見ていた。
ふと従兄弟達から少し沖のほうの海面から1メートルくらいの所にうっすらと黒い煙が見えてきた。

子ども心に恐怖心は無かったがなぜか凝視していたのを覚えている、何か穴に黒い煙が吸い込まれるように集まっているような形状の煙。
それが少しずつだが遊んでいた従兄弟達の方へ向かってきているのがわかった。

俺「逃げろーーー!」

と叫んだよ、なぜかその煙というか黒いモヤが危険な気がしたからだ。
従兄弟達は俺がふざけていると思ったらしく手を振る。

すると婆ちゃんがジュースを持って俺らの様子を見に来た。
俺が叫んでいるのを見てどうしたんだい? と聞かれたから黒い煙の話をしたら婆ちゃんは血の気が引いて顔色が悪くなり持っていたジュースを落として

「こりゃーーー! 急いで浜辺に戻ってきなさい!」

海で泳いでいた従兄弟達は驚いて浜辺まで泳ぎ着いた。

んでその内の一人、俺の三つ下のNが

「さっきなんか足を掴まれたよ! すげえ焦ったあ!」

婆ちゃんに俺のみた黒い煙について聞いたが、

「あんなモノをジッとみてはダメやけ」

と言って教えてはくれず残りの日は海での遊泳は禁止になった。

最近になって思い出し親父に聞いたら、

「アレ見てよく無事だったじゃねえか、まあ気にするな」

そこまで意味ありげなこといって気にしないわけないだろ!
親父は石よりも口は堅いし婆ちゃんも数年前に他界したので現在ではわからずじまいだ。

でも後日談で田舎の婆ちゃん家の近くに住む従兄から少しだけ教えてもらったんだよ、その黒い煙が出た地区の海水浴場はそのシーズンは何があっても遊泳禁止にするそうだ。
従兄もそこまでしか知らなかったみたいだけどね。
 
みなさんも聞いたことがあると思いますが、「幽霊の話をしてると寄ってくる」。
それに近い話かもしれません。では始めます…。

16才の時、いつものように仲間が集まる友人Aの部屋にその日もいた。
夜になり「怖い話でも」ということで、数人でいくつか話をして盛り上がっている中、友人Aが突然こんなことを話し始めた。

「そういえば昨日の夜さあ、自転車に乗った見たこともない男の子とすれ違ったんだけど、ジーッと俺を見てるわけ。こんな時間に一人でいるのもおかしいと思ったんだけど、なんだか目もうつろで少し笑ってたっぽいんだよね。あの子もしかしたら…」

俺はそこで話をさえぎるように、「幽霊かもって?」と笑って言った。
怪談話や肝試しは好きだが、基本的に信じてない俺は笑い飛ばすように続けてこう言った。

「つうかそれが幽霊だったら俺が見てみたいぐらいだよ」

この発言は今でも後悔してる。
その日の夜、あんなことになるなんて思いもしなかったからね…。

そして話も一段落ついたとこでみんな帰ることになった。
0時を過ぎた頃、家が同じ方向の奴とも別れて一人になった時、それは聞こえた。

キーコ……キーコ……


あの古びた自転車特有のこすれる音、ゆっくりゆっくり進んでるようだった。

薄気味悪さは感じたが、すでに家の近くだったこともあり、あまり気にも留めずにそのまま玄関に入った。
シャワーを浴びて1時前には電気を消して眠りに就いたと思う。

そして突然、真っ暗な部屋でパッと目が覚めた。金縛りだ。
動けないだけに恐怖心はあるが、たまになることがあり慣れていたのでいつも通りそのまま寝ようとした。

が、その日は何かが違った。
そう、遠くの方から聞き覚えのある音がするのだ。

キーコ……キーコ……


なぜかすぐに頭に浮かんだ。
Aの部屋で聞いた話と、俺が言ったあの言葉が!

一気に恐怖心が増してるのがわかる。頭の中が真っ白とはこのことだ。

どんどん近づいてくる。もう部屋のすぐ外にまで来てる。
俺はその音が部屋に入ってくるのを、ただ待つことしか出来なかった。
そして部屋に入ってくるなり、布団を中心にゆっくりゆっくりと回り始めた。
俺は心の底から「もうやめてくれ、帰ってくれ」と叫んでいたが、もちろん言葉はでない。

数分が経った頃か、急に何かが視界をふさいだ! 男の子だ!

目はうつろで口元だけが笑ってる。
その不自然さだけでも恐ろしいのに、なぜか血だらけのようなのだ。

恐怖のあまり放心状態が続いていると、急に男の子の顔が苦痛にゆがみはじめ、しばらくすると突然顔面が飛び散るように消えた。


後日じいちゃんに話したところ、このような話を聞いた。

だいぶ昔、この辺りに母親と男の子が暮らしていたのだが、母親が目を離した隙に自転車に乗った男の子が道路に出てしまい、トラックに轢かれて即死する事故があったらしい。

そして数年後に母親も行方不明になってしまったらしい。
じいちゃん曰く、男の子は母親を捜してるのだろうとのこと。

俺は事故現場を聞き、そっと花を置き手を合わせた。
その後は何も起きないが、男の子が母親の元に帰れることを切に祈ってる。
 
僕の家の近所に、もうボロくて誰も住んでいないにもかかわらず、取り壊されない2階建てアパートがあります。

そこは埼玉某所にある、駅から程近い線路沿いで、立地条件もよく、放っておくにはもったいない土地なのです。
近所では、そこはいわくつきの場所で取り壊せないという噂で、ちょっとした心霊スポットになっていました。

しかし何ヶ月か前に、その場所に新しいマンションを建てるということで、取り壊しのために多くの器材や重機がその場所に搬入されていました。
しかし程なくして、さらに駅に近い場所の土地に改めてマンションを建てる事が決まり、ボロアパートには手を付けず、そこの工事は取りやめになりました。

後輩がその工事のバイトをしていたので、僕は詳しく話を聞きました。

後輩は惚けた感じで、

「取り壊しの数日前だったんですが、一応ホームレスとかなんかがいないかのチェックで、一通り部屋の中を見回りしたみたいなんですよ。そしたら、見回りをした現場監督と主任が2人とも高熱で寝込んじゃって」

それを聞いて、何か違和感があったので僕は

「でもそれと工事取りやめはまた別じゃない? わざわざ新しい場所に移転した程の理由には思えないけど」

と、質問すると後輩は神妙な顔つきになって

「ここから先はあんまり他の人には言わないでほしいんですけど…実は見回りをした2人は、今休職扱いになってるんです」

それを聞いて不謹慎ながらワクワクしてしまった僕は、

「やっぱり何かに憑かれたとか?」

後輩は考えながら、

「う〜ん、やっぱそうなんすかねぇ。直接見舞いに行ってないんで詳しいことは分からないんですが、なんでも酷いうつ病者のように何も反応しない感じになっちゃったみたいで」

それ以上の事は知らなかったみたいなので、その話はそこまででした。


そんなある日、その町に昔から住んでいる、定年退職した中学時代の先生に会う機会があったので、あの場所について聞いてみることにしました。

「先生、あの線路沿いのボロアパートについて何か知ってますか? この間もこんな事があったんで」

と、後輩から聞いた話を先生にもしました。先生は嫌そうな顔をしながら、

「あの場所は昔、診療所があったんだよ。でもそこの医者の一人がとんでもない悪党でなあ」
そのまま先生は黙ってしまうんで、僕は「ヤブだったんですか?」と、相槌を打つと、先生は「まあ、何と言うか…」と、どもるので、僕は「誰にも言いませんから是非教えて下さい」とせがみました。

とても回りくどく、はっきり言わなかったので、僕なりにまとめると次の通りです。

なんでもその診療所の若い医者の一人が、まだカメラも珍しい頃に若い女性患者を盗撮しては、それをネタに強請をしていたようです。
しばらくしてその悪事がバレて、その医者は捕まったのはよかったのですが、中には思い悩んで自殺をしてしまった人もいたそうで、その診療所は5年も経たないうちになくなってしまったそうです。

その後しばらくしてアパートが建ったそうですが、当時から入居者の間では幽霊を見たという話はあったそうです。

見回りをした、建設会社の2人は、自殺した女性の霊に憑かれてしまったのでしょうか?


後に後輩がお見舞いに行った時の事を話してくれました。

2人ともゲッソリ痩せて、ボーッとしていたみたいで、何かをブツブツ言っていたそうです。

全部は聞き取れなかったみたいですが、これだけははっきりと聞こえたそうです。


「ユルサナイ…」
 
私の母校である小学校での事です。
去年のお盆明けに、その小学校の体育館でバザーがありました。

私はそのバザーで出品する予定でしたので、前々日の夜遅くまで体育館で準備をしていました。
私以外にも10人程準備をしていて、広い体育館に声が響き渡っていました。

私はバザー当日にかけるBGM用のCDを体育館の放送室に置きに行こうと、舞台に昇り舞台裏へ行きました。
舞台裏に入った途端、結構館内に響いていた声が急に遠くなり、声がほとんど聞こえなくなりました。

「小学校の体育館の割に防音がしっかりしているなぁ」

と思いつつ、舞台裏の階段を上ろうと階段下まで行ったところであることに気がつきました。

階段の上に放送室があるのですが、その階段の途中の壁に扉があるのです。
舞台裏の壁は白く防音用のベニヤ板が張ってあるのですが、その扉だけ赤黒く朽ちていました。

「なんだありゃ」

と訝しんでいると、後ろから足音がしたので振り返りました。

何気なく振り返ると、そこには30過ぎに見える短髪の痩せた男性でした。
私と同じバザーの準備の人だと思ったので、軽く挨拶をして例の扉について聞いてみることにしました。

彼は私の前に立ち、

「あれは備品倉庫なんですよ」

あれ? 私は変に思い

「いや、でも備品倉庫は反対側の舞台裏の半地下にあるじゃないですか。それにその扉だけなんで焼け焦げたみたいになってるんですかね」

と聞くともなしに聞いてみると、彼はこう言いました。

「前にここで結構な火事があったんですよ。そのせいでしょう」

確かにその扉は火事で焼けた感じで、ボロボロになっていました。扉だけが…。

まあそんな事を思いつつ「へぇ、ここのことに詳しいんですね」と言うと、「まあここの職員ですから」と言い、彼を先頭にして私達は階段を上り始めました。

彼がその階段の場所まで上り、扉を開け「どうぞ」と言い中に入って行ってしまいました。
私は「いえ、私は上の放送室なんで」と言うのを聞かないうちに彼の姿はもう見えなくなりました。

扉が半分開いた状態だったので、覗き込んで見てみると真っ暗な空間が広がっていました。
備品らしきものはもちろん、床さえ見えません。
よくよく考えてみると、この裏は外になる筈だということに気がつきました。
この体育館の裏は学校のゴミ捨て場や消却炉があり、電灯もある筈なんです。

そう思い、ようやくこれが異空間だと気がついた時は、あまりにもの恐怖感で大声をあげながら階段を駆け降り、準備をしている友人の元へ猛ダッシュで戻りました。

友人はびっくりした顔で「どうしたの? なんかあったの?」と震えて膝をついている私の背中をさすりながら聞いてきたので、私はその事を言いました。
しかしその時の私は相当興奮していたらしく、友人はあまり状況が分からなかったみたいでしたが、私が怖い思いをしたのは明白だったので

「じゃあ私も一緒に放送室に行ってあげるわよ」

と言い、私は友人と再び舞台裏に行きました。

しかし舞台裏に行ってもさっきのように静かにはならなく、準備している音や話し声がここまで聞こえてきます。
そしてあの扉があった場所には回りと同じ白い壁になっていたのです。

「ここに確かに扉があって、その先は真っ暗で…」

と私は友人に必死で訴えました。
友人は信じたかどうか分かりませんが、とりあえず私をなだめながら放送室にCDを置き、その日はそのまま帰る事にしました。

バザーも終わり後片付けも一段落したので、気になった私はもう一度舞台裏へ行ってみることにしました。
しかしやっぱりそこには何もない…。

どうしても腑に落ちなかったので、前の教頭先生(私が在学してた頃の教頭先生)なら詳しいかもしれないと思い、職場先の役場に聞きに行きました。
教頭先生は私が体験した事を聞くと、

「君みたいに舞台裏の扉の事を訴える生徒は、結構前からいたねぇ」

と言ったのです。
私はやっぱりあの場所には何かあるんだと思いつつ、「あれは何か分かりますか?」と聞いたところ、

「あれは20年くらい前らしいんだけど、今大通り沿いにある市民会館は昔はあの場所に建ってたらしいんだよ。でも誰かの放火でほとんど全焼してしまったみたいで、建て替えの際に住宅街にあったあの場所は学校にして、市民会館は大通り沿いに移転させたみたいだね。もしかしたらその事と関係してるのかな」

私が見た扉はその市民会館の扉だったのでしょうか。
そして私が話したあの男性は火事で亡くなった職員だったのか…。

結局そこまでは分かりませんでしたが、もしあの扉の中に入っていたらと思うと今でも背筋が凍る思いがします。
 
浪人時代、ストレス絶頂だった友達が一人行動に目覚めた時の話。マジ話。

ある日、俺の家に遊びに来たA君は、

“気分転換に、ちょっと一人で夜中に山の中で寝てくるわ。アブネーだろw”

と言って笑顔で出て行った。

原付にラジカセと寝袋、缶詰などを積んで、目的地は箱根の山奥。

別れて以来連絡が途絶えて、心配した俺はマンションへ様子を見に行ったんだ。
チャイムを鳴らしても誰も出ず、帰ろうときびすを返したその時…ガチャっと鍵をあける音がした。

俺は名乗って隙間から顔を覗かせると…なんと、ゲッソリ痩せこけて、真っ青な顔した友達が充血した目で俺を見ていた。
口は半開きで、ホント普通じゃなかった。

俺驚いちゃって、どうしたのか聞いても何も言わずに戸締められちまった。

仕方なく帰ったんだけど、帰り道でA君の母親に鉢合わせした時に聞いた話は。どうやら何かを見たらしい。
理由を問い詰めると絶叫して暴れるんだって。

俺も理由を聞かれたんで、寝袋もって出かけた話をした。
母親はどうしたら言いかわからない様子で帰っていった。

それ以来、A君は引き篭もったままだ。
一人行動って、こんな危険も孕んでるから気を付けてね>>ALL
 
これは私が中学3年生の時に見たリアルすぎる怖い夢です。

私達は、3カップル男女6人で古い木で出来たボロボロの横長の家に泊まりに来ました。
外は薄暗く、嫌な空気に包まれていて周りには何もなく、その家の前には大きな道路があるのですが誰1人通らない不気味な場所でした。

私たちは狭くて小さな部屋に案内されました。
真ん中に机が1つだけあり、その上に薄暗い電気があるだけで他は何もない部屋でした。

6人はそれぞれカップルでいちゃいちゃして騒いだり皆で話をして盛り上がっていました。
雰囲気も雰囲気なので、

「怖い話でもしよっか!」

となり話始めようとした瞬間!!!!

薄暗い電気は不気味な緑色になり皆が声も出ないくらいの恐怖に襲われました。

ふすまがスーッと開きおそるおそる全員が見ました。すると、

「誰かが覗いてる」

大きな目をギョロギョロと動かしてこちらを見てきました。

恐怖のあまり叫び声をあげて部屋から飛び出しました。

すると1階建てだった家が何回建てなのか階段になっていました。

私が先頭で必死に下りました必死に必死に…。

だけど誰かが上ってくる音が聞こえ勝手に足が立ち止まりました。

何か分からないけどとてつもない恐怖が私を襲うんです…。

だんだん足音が近づくに連れ後ろに下がりました。

だん、、、だん、、、だん、、

!!!!!

すると下から現れたのは紺色ジーパンにダボダボの灰色のパーカーを来てフードをかぶり、頭は短髪で耳にはピアス、やせた若い男がナイフを持って現れました(今でも顔をはっきり覚えています)。

ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜!

叫び声をあげ上へ必死でかけのぼりました!

男3人はさっきの部屋に転がり込み、私を入れ女3人だけが追いかけられました!
1人は通路に逃げましたがまだ追ってきます。
そしてもう1人の女は階段の隅に隠れますがまだ追ってきます。

私はもう無我夢中で走り続けて逃げましたが最後まで階段を登りきるとそこは行き止まり…。

私は隅に追いやられ泣きながら声にならない声で

「あっ、、、あ」

と男を見ました!

その瞬間ナイフが振り下ろされ、

『もうダメ』

っと目をつぶった瞬間男は私の足元にナイフを突き刺し

「お前ぢゃない」


その瞬間、私は目を覚まし飛び起きました。

頭の中に響く低い男の声

「お前ぢゃない」


今でもはっきり覚えてる男の姿もあの声も。

あれから一年が立ち何もなく過ごせてますがあの夢を思い出すと怖くて仕方ありません。

リアルすぎる夢の恐怖でした…。
 
これは私が18歳の若き頃の話です。

私の友人でFと言う奴がいます。
Fの祖母は、いわゆるイタコと言うのを商売としており、FやFの母ちゃんにも霊が見えるようです。

だから共鳴? して、Fと一緒に居る時に限って、もの凄い霊体験をしていました。
今回は、そのうちの一つを紹介致します。

ある日、Fが唐突に遊びに来ました。

F「カレー作ったから、うちに遊びにこねー?」

俺「はぁ? 今何時だと思ってんだよ!?」

F「(深夜)1時」

俺「車で迎えに来たら、行ってやるよ!」

F「解った! じゃぁ、今から行くよ!」

Fは車で迎えに来て、自分のマンションの近くに路駐した。

俺「路駐大丈夫なん?」

F「この辺はオマワリ来ねーから大丈夫!」

車を停めると、後ろに黒シルビアがボロボロになって捨ててあった。

俺「勿体ねーな、せっかくのシルビアが…」

友人「事故ったんだろ、窓バリバリに割れてるし!」

そんな話を二人でしながら、車を降り歩き出したら、急に後ろから光を照らされた!

振り返ると、シルビアからアッパービーム(車で一番明るい上向きの光)を照らされてた!

びっくりしながら、友人と真相を確かめるべく、シルビアへ引き返した。

引き返す途中で、光は突然消えたが、車まで見に行くと、背筋が凍った!

グチャグチャに潰れたシルビアの運転席の下に、白い菊の花が置いてあった。

俺とFは一目散に逃げた!


こんな風に、Fといると本当にロクな事がない!

色々あるので、次はこの話が採用された頃に投稿します。
 
オレの叔母さんから聞いた話。

叔母さんが一人暮らしをしている息子から変な手紙をもらった。
以下うろ覚えだけど内容。


「おいで、おいで、おもちゃもあるよ、お菓子もあるよ」

子供のころ家の階段でお姉さんがよく僕を呼んだ。
2階に上がり、お姉さんと絵を描いたりした。

お姉さんが描く絵は首吊りとかさらし首とか不気味なものが多かった。
家族で食事しているときお姉さんは食べずにずっと立って笑っていた。

ある日、外で遊んでいると家の床下の風を通す四角い穴からお姉さんが笑いながら顔を出してた。
あんなところでなにをやっていたんだろう。

お姉さんに会おうと2階に上がり、ドアを開けかけたら、お姉さんは着替え中だった。
お姉さんの体は所々ただれていてできものだらけで、なにかの病気を患っているようだった。

お母さん、あの女性は誰だったのですか?


叔母も叔父も息子は大学生なのにもうボケたのかと笑った。

息子に電話をし、

「あんた、うちには私しか女はいないじゃないの」

というと息子は

「え? ザザッ…なに? ザザッ…ごめん聞こえなかった。で、思い出した? 今ちょうど家にお姉さん来てるんだけど」

ブツッ

電話が途切れた。

血の気が引いた叔母は急いで息子の家に行ったが、息子は近所の公園で焼身自殺をしていた。


叔母から、

「あんたはこの家で誰かに誘われても絶対相手しちゃだめだからね」

と怖い顔で言われました。

それから出来るだけ叔母の家には行かないようにしてます
 
こんにちは、ゆめです。

今回は、この前「同じ話」の中で言った化学の先生の話を二個ほどお話ししたいと思います。


<ひとつ目の話>

ある日、先生が買い物をして、買い物した袋を後部座席に乗せ、車を運転しだしたらしいです(もちろん自分の車です)。

しばらく走らせて行くと、なにやら後ろの袋がガサガサ言い出すんです。振動で、とかじゃなくて。

「?」

と思って何気なく袋を見ると音がしなくなる。
また前を向いて運転しだすとガサガサ言い出す。

そんなことが何回か続いて、おかしいと思い袋の中を探ると、何もない。

化学の先生は日頃から心霊体験はしているほうなので、またその類かと思い、気になりながらも途中で飲み物がほしくなり、車から降りて自販機へ。

飲み物を買い、再び車を走らせると、もう音がしなかったらしいのです。

自販機へ行っていた間はもちろん車のドア閉めてました。

不思議だけど、まぁよかったと思ったらしいです。


<ふたつ目の話>

上の話は不思議、で終わりましたが二回目の話は少し怖くなります。また車内でのこと。

その日はある中学校へ用事で出向いたらしく、その後自分の子供と車でどっか行ってたらしいです(どこに言ったかはきいてません)。

後部座席に子供を乗せ走らせてくと、子供が「誰かが叩く」とか「腕引っ張る」とか言って泣き出したので、いったん車を止めてみてみると、後部座席の後ろの窓に、子供の手形が…。

いっぱいベタベタついてるのではなく、手をつけてからそのまま斜めに手を移動させたような形だったと。わかりづらいかもですが…;

しかも大きさがどう見ても自分の子供の手よりさらに小さく、たぶん昼に行った中学校から何かを連れてきたのかもと言ってました…。

しかし、お祓いをしたのかその先生は今も元気に授業をし、以前からのメタボリック体型を保っています。


以上が、今回の私のお話です。

また今度投稿するときは、うちの高校の奇妙な音楽室の話になると思います。

また、化学の先生からも新しい話を聞いたら、そのときはお話したいと思います。
 
俺が小学生の頃の話。

CDが世に出始まりカセットテープが低迷を始めた頃、近所の二つ上のお兄さんがラジカセをくれたんだ。
CDラジカセを買ったからただのラジカセはいらないって事で。

俺と弟は喜んでもらって帰ったのよ、んで何か録音したくてカセットテープを探したら、弟が親父の部屋からカセットテープを見つけ出したんだ、紙袋に入っていて紙袋にはマジックでバッテンマークが書いてあった。

試しにカセットテープを再生してみると長渕剛(曲名は忘れた)の歌が流れてきた。
親父は演歌しか聞かないから紙袋のバッテンマークは長渕剛の曲が録音されているから付けたんだろと俺達は勝手に解釈した。

んで巻き戻しして俺と弟で声を録音して遊んだんだ、「バ〜カ」とか嫌いな友達の悪口とか…くだらない内容だ。
んで再生して「俺はこんな声してんだ」とか感動していた。

その内、弟は先に飽きてしまい居間の方へテレビを見に行くと行ってしまう、俺はまた録音で遊んでいたんだけど録音した俺らの他に別の声が入っている事に気付いた。

最初は子供の笑い声、でも居間でテレビを見ている弟の笑い声が混ざった? って程度で気にしないで飽きもせず俺は遊んでいた。

するとまた子供の笑い声が俺の声に混じって録音されているから「またかよ」って感じだった。

それで少し飽きてきたから最後にしようと当時、学校で流行っていた北斗の拳のケンシロウの真似なぞを声で真似ていてまた再生したら今度は電話のベルが混じっていた、当時はもうプッシュホンが主流でウチも黒電話はもう無かった……だが、

ジリリリリリン!


という音が入っている、ウチの電話は「プルルルル!」って電子音なのに。
頭の悪かった俺でも「何? この音」って思ったわけ、んで居間に行っている弟に聞かせようとして呼びに行こうとしたら

「ただいまぁ〜」

って弟が帰ってきた、アレ?

って思い弟に聞いてみるとすぐに友達の家に行ったという。

じゃあカセットテープに録音された子供の笑い声と黒電話の音は?

弟にさっき録音した音を聞かせてみようと思い聞かせてみた。

俺がケンシロウの物真似の声が入っていると思ったら男の低い声で、

「痛ぇ…痛ぇぇぇ〜!」


俺と弟は絶句した。

さらに、

「死にた…くな‥い」


とか細い声になって消えた。

もう俺も弟も大泣きした、怖くて仕方なかった。


すると親父が帰ってきた。

俺らの大泣きとラジカセを見て、

「しょうがないモノ聞いてしまったなぁ」

親父なりの慰めだったのだろうか?

ちなみにあのカセットテープは事故車の中に入っていたものらしい。
訳ありで親父が預かっていると言っていたのを覚えている。

以降、俺達兄弟は親父のモノには注意している。
 
職場の先輩から聞いた話なので詳しい内容はわからないのですが、男女数名で出ると噂の廃病院に行ったそうです。

廃病院に着くととりあえず、院内を見て回ろうと言うことになり各部屋を一通り見て回ったみたいです。

廃病院とだけあって中はすごく荒れ果てており、危ないねぇなんて笑いながら見て回って何事もなく車まで帰った。

車に着くと、一人が携帯を忘れてきたから中に取りに行こうってことになり、再度院内に行ったらしいです…。

とりあえず、自分達が回った各部屋を回り、

『ないなぁ。どこに忘れたかなぁ』

なんて話をしていると、

『携帯鳴らしてみるか』

と言い携帯を鳴らしたらしいんです…。

着信音が鳴ったので、みんなで音が鳴ったほうへ雑談をしながら歩いて行っていると、妙な事に全員が気付きました。

全員が無言になりとりあえず、携帯が鳴った部屋まで辿りつき置き忘れた携帯を見つけ数名は足早にその場を去りました。


何がこの数名を恐怖に煽ったかというと…。

実は、携帯があった場所というのが先輩達が行っていない地下の部屋だったのです…。

しかも、その部屋というのが霊安室だったみたいです…。
 
いやいや、本当に採用されて嬉しかったので、以前話した共鳴したFとの話をまた一つ紹介します。

中3の夏休みに、さいたま市(現在)から秩父まで皆でサイクリングに行こうと計画が出て、私とF・O・Tの4人で行く事になりました。

チャリを走らせ、太腿も悲鳴を上げ始めた頃、川越を抜け、日高に入る手前に、焼け落ちた? 朽ち果てた? ばかりみたいな幼稚園? 保育園? みたいな場所を通りました。時間は夜11時くらいでした。

ふと、先頭を走っていたFが立ち止まり、朽ち果てた廃墟を凝視しているかと思うと…

F「何にも見ないで前だけ見てダッシュで走れ!」

と怒鳴り、一人チャリを飛ばして行きました!

普段からのFの霊感は、OもTも勿論俺も把握していたので、何かまずいモノでも見たか? と思い、すかさずダッシュしました…。

しかし、私は好奇心が抑え切れず、チラッとFが凝視していた方に目を向けると目玉が無く、黒い空洞になった子供達の顔が、こちらをジーっと見ていました…。

「!?」

私は無理矢理目を背け、一目散にFに追い付くと、Fに

俺「な、何今の!?」

F「見えた? んじゃ、かなり強い怨念だったんだね(笑)」

俺「笑い事じゃねーだろ」

F「理由は解らないけど、集団で逝ったね! ありゃ…近づくだけで危ないから、帰りは違うルートにした方がいいな!」

と、淡々と説明してくれました。

勿論帰りは違うルートを使い帰宅しましたが、後日談のFの話では…

F「多分皆焼死! 時期は解らないから、もしかしたら戦時中かも…」

との事でした。

F心霊特集はまだまだありますので、またこの話が採用された頃に投稿致します。
 
今から約二年前の話。

私の友人Rは高校三年生の夏頃から、高校から約10分ほどのアパートで一人暮らしをしていた。
そのアパートはまだ築三年程の新しい物件で、間取りは2DK。

Rと仲の良かった私はよく、学校帰りに寄り、そのまま泊めてもらったりしたものだ。
そんなRのアパートで起こった怪奇現象を話していこうと思う。

ある夜、Rが寝ていると金縛りにあった。

驚いて目を開けると、眼前にはテーブル。
どうやらコタツで寝てしまったようだ(Rはマットレスのベッドの側面を枕にして、コタツで寝てしまう癖があった)。

しかしふと思い返す。
自分は確か、ベッドで寝ていた筈だと。

なのになぜ、コタツで寝ているんだ?
じわり、言い知れぬ恐怖が滲んでくる。

いつの間にか、本当にいつの間にか、横から伸びた誰かの手が、Rの顔の前で左右に揺れていた。
まるで自分の存在を知らせようとするかのように。

「Rちゃん…Rちゃん…」

か細い女の声が、何度も何度もRの愛称を囁いている。

Rはそのまま気を失った。
Rがはっ、と目を覚ますと今度はベッドで寝ていた。まだ部屋の中は暗い。

夢か…。

安堵の溜め息を漏らし、Rは再び目を閉じた。が、すぐに異変に気が付いた。

体が動かないのだ。

まさか、まさか。
さっきのは夢ではなかったのか? まさか。

Rが目を開けるとそこには、自分を覗きこんでいる逆さまの顔があった。
長い髪の毛を垂らした女が枕元に正座をした格好のまま、Rの顔を覗きこんでいたのである。

異様に大きな頭を上下にぐらりぐらりと傾け、女はRの顔の前で手を左右に揺らしていた。

「Rちゃん…Rちゃん…Rちゃん…」

遠ざかっては近づく真っ黒な顔。執拗に繰り返される名前と手振り。赤いスカート。

そこでRは二度目の気絶をしたらしい。


話を聞き終わった私の腕には鳥肌がたっていた。
その時いた場所が、Rのアパートのその部屋だったからだ。

ふざけんなよと思いつつ、私は先程から引っ掛かっていた事を聞いてみた。

「でもさ、その女って枕元で正座して、Rの顔を覗き込んでたんでしょ?」

「うん」

「じゃあなんでスカートだとか、色がわかったの?」

「ああ」

事もなげにRは言った。


「だってその女、浮いてたから」


これだけで終わればよかったのですが、不可思議な現象はRが部屋を出るまで続きました。

その話はまた後ほどに。
 
霊とかの類ではないのですが、友達から聞いた怖かった体験談です。

友人Aは大学生なのですが、去年の夏の終わりにみんなで肝試しをしようと奥多摩の方まで彼を含め5人で行ったそうです。5人は次の通りです。
友人A 大学生(法学部)、B 大学生(農学部)、C 社会人、女子D 大学生、女子E 大学生。

詳しい場所は聞いてないのですが、奥多摩の山の雑木林の中に古い墓があるそうなのですが、地元では『出る』ことで有名だそうで。
まあ実際に行ってみると中々の雰囲気で今にも出そうな感じで、そこには草むらと苔で鬱蒼とした中に墓が2つ3つ点在していたそうです。

女の子2人は遠くの方で怖がっていて、それをCが介抱していたそうです。
で、AとBが詳しく探索していたそうです。

しかし墓石付近を見た瞬間Bは何かに気付いたらしく、青ざめた表情で、この場から早く帰ろうと訴えました。

結局幽霊は出なかったのですが、Bは押し黙ったまま何も話しません。
まあ夜も遅いし、とりあえず女の子は帰そうってなって、それぞれ家まで送り届けたそうです。

その後、3人はファミレスへ行き、Bにいろいろと理由を聞き始めました。
Bは農学部で植物には詳しく、あの墓の所であるキノコを発見したのが理由で恐ろしくなったそうです。

そのキノコは致死量7グラム以下という猛毒キノコらしく、とても生えるのが珍しいキノコだそうです。
しかも有機体にしか生えない、つまり動物の死骸などに生えやすく、土などには自生しにくいキノコだそうで。

つまりあのキノコは土に自生していたというより、土の中の有機体から生えていた可能性が高い。
つまりあの墓は土葬である可能性がきわめて高いということです。
さらに、土中の死体から生えたということは土中の人間が生前食べて、死んだ後にそのキノコが…。
しかし野生のキノコを食べる人が自分が食べるキノコを毒かどうか分からず食べる訳がありません。

つまり毒殺なのではないか…。

だからこそ、この場所には『出る』と噂されるようになったのではないか。

例えそのキノコが土中の死体から生えたのではないにしても、その場所には動物の死体か、あるいは人間の死体があった可能性も大いに有り得る。

これがBが怖くなった真相だったそうです。

幽霊とかの類ではないですが、噂や言い伝えが存在するところには、やはりそれなりの理由があるんだということを、改めて知らしめられました。
 
中学生の頃の話です。

当時付き合ってた彼女の家は一家そろって見える体質だったらしく、彼女も「赤い服着た女の子がいる」とかよく言ってました。
僕自身もそういう何回か体験をしたことがあったので、意気投合ってわけじゃないですけど、そういう話が出来る人がいて心強く思ってました。

学校からの帰りその子の家に初めて遊びに行って部屋に入ったとき、

「あれ?」

という感じがしました。

でも特に線香のにおいがするわけでもないし、今まで経験したような明らかに「これはヤバイ」という感じでもなく、もしかして気のせいかな? と思うようなものでした。

時間が経つうちにその違和感のことも忘れていました。

その頃は冬だったので部屋の真ん中にはこたつがあってそこに入って話をしていました。

だいぶ時間が経った頃に僕がふざけて「ちょっと写真とらせてやぁ」と言って携帯を向けると彼女は最初笑いながら「やめてやぁ」とか言ってました。
どう見てもただのバカップルでした。

僕も面白がってしつこく言っていました。
でも段々彼女の顔つきが真面目になってきて「やめた方がいいかもよ?」と言い始めたんです。

僕は最初の違和感やらなんやらを思い出してやめようかとも思いましたが、これだけしつこく言ったので何となくやめると言えず「大丈夫大丈夫」って言って一枚だけ撮りました。

その時彼女は顔の下半分をこたつの布団に隠す感じ(わかりにくかったらごめんなさい)で写ってました。

特に何も変なところはなかったので「ほら大丈夫じゃん」とその画像を携帯に保存して、その後また話をしました。

何時間か経つと外が暗くなり始めたので僕は帰りました。
家に帰ってからさっきの画像を見ても別に変わったところはありませんでした。

やっぱり最初の違和感も気のせいなんだと思い、その画像のことも忘れていました。

3週間くらい経ったある日、なぜかふっとあの画像のことを思い出しました。

「何で急に思い出したんだろう…」

と思い、何となく嫌な予感はしていました。

あんまり携帯をいじらない僕だったこともあって画像もあの日以来見ていませんでした。
あるいは今考えればどこかでその画像を警戒していたのかもしれないです。

携帯を開いてその画像を見た僕は思わず声をあげてしまいました。

画像の中の彼女はあの日と同じように顔を半分だけ出してこっちを見ていました。
何て言ったらいいのかわかりません。でも明らかにその目だけは違っていました。

その画像の彼女の目は何か別のモノの目でした。
上手く表現できませんが、まぶたの真ん中がつりあがって形としては三角形に近いくらいの目になっていたんです。

そしてその目はたしかに笑っていました。ニターッとした目って言ったらわかりやすいかな。

僕はそれを見ると反射的に「消さないと!」と思いました。

急いでその画像を消して一応落ち着きを取り戻しました。


次の日に彼女に会うと「どっか体調悪くない?」と聞きました。
彼女は何ともないと言い。逆に、何かあったのかと僕に尋ねてきました。

僕はあの画像のことを彼女に伝えようかどうか迷いましたがやめました。
別に何もないよというとそれ以上彼女は何も聞いて来ませんでした。

それからお互い別の高校に進み、高校に入ってすぐなかなかにひどい別れ方をしてしまい、それ以後連絡は取っていません。

僕の方はあれから特に異常もありません。
ただ今でもあの目を思い出すと、寒気がするとともに、相手のことが心配になります。

あの時はとっさに画像消してしまったけど大丈夫なのかなとも思います。

以上長々とすみませんでした。
 
2007年の2月、俺が仕事場の寮(マンション)に住んでいた時の話です。

マンションの2階に住んでいたんですが、家の玄関の目の前にエレベーターと階段があって、一階のエレベーターホールの玄関に人が入って来る度にセンサーが反応して「ピンポーン」って鳴る、見た目が少し薄気味悪い変なマンションでした。

その時の仕事は夜の仕事だったんですが生活リズムが不安定なのでよく風邪をひいて仕事を休んでいました。
その日も風邪で休んでいた時の話です。

その日はとくに風邪がひどくずっと寝込んでいたらAM1時頃に突然足音とともにチャイムが鳴った。
その時は一階のエレベーターホールに誰か来たんだと思い、気にもしませんでした。

でも、その足音は階段を上がってきて家の目の前で止まりました。

「あれ? 仕事場の人、見舞いに来るなんて言ってなかったけどなぁ」

しかし、チャイムが鳴る気配がありません。

っと思った瞬間、また一階のセンサーが

ピンポーン!


また階段を上がってくる足音が聞こえてきました。

「また誰か来た??」

しかし玄関前で止まりチャイムは押しません。

「あれぇ??」

と思い起き上がって玄関に向かおうとした瞬間…

1階段で、

カッカッカッ(足音)ピンポーン!


カカカッピンポン!


カッピポン!


ピンポン! ピンポン! ピンポン! ピンポン! ビ〜〜〜〜〜〜〜


…怖い話とか好きだったはずの俺ですが、さすがに、その音で一気に怖くなり慌てて布団にもぐりました。

そして一分ぐらいしてやっと音が止まり、ホッと落ち着き布団から顔を出すと…

目の前に、ほんと20cmあるか無いかぐらい目の前に、人の顔があって…あまりの驚きにまばたきも出来ないまま固まってしまいました。


…気が付けばいつの間にか目を閉じ眠ってしまい起きたのは昼間です。

今思えばあの時の(顔)は、男か女かもわからないままです。

でも(顔)だけしか無かったのはわかりました。
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