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18 無名さん
http://nanos.jp/reitore/
ランク紹介文で夢主のことを謎多き女とか書いてて草
[Top]新着:1 SITE 05-03 14:39:12
[Dream]
Claire
謎多き女に降谷が一目惚れ
ランク紹介文で夢主のことを謎多き女とか書いてて草
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[Dream]
Claire
謎多き女に降谷が一目惚れ
35 無名さん
http://natsugo.xria.biz/?guid=on
http://natsugo.58854.blog.p.xria.biz/?guid=on&t=165949
>とある他サイト様が当サイトのコナン連載の設定をパクっているのでは?という連絡が増えています。
natsugoたんのAI設定に似たサイトあるらしいけど疑惑のサイトがランクから抜けちゃってて見つからない
http://natsugo.58854.blog.p.xria.biz/?guid=on&t=165949
>とある他サイト様が当サイトのコナン連載の設定をパクっているのでは?という連絡が増えています。
natsugoたんのAI設定に似たサイトあるらしいけど疑惑のサイトがランクから抜けちゃってて見つからない
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45 無名さん
>>39
>昨晩、いやその前の日から戦場のような忙しさだった。TVアナウンサーの水無伶奈が入院していることは、原作知識で知って居たし、担当病棟は別にしても近づいてはいけない病室なんて不自然すぎる。
怜奈だよ!名前間違えないでよ!
>昨晩、いやその前の日から戦場のような忙しさだった。TVアナウンサーの水無伶奈が入院していることは、原作知識で知って居たし、担当病棟は別にしても近づいてはいけない病室なんて不自然すぎる。
怜奈だよ!名前間違えないでよ!
73 削除済
74 無名さん
>>69
最後のページを読み終わったところでテーブルに本を置くと彼はそのまま片手で顔を抑え、上を向く。
深く息を吸い込んだ彼は、そのままポツリと今の心境をつぶやいた。
「――尊い」
普段の彼を、トリプルフェイスの内どれか一つでも知っている人物が聞けば三度見はするであろう単語を吐き出した。
(いやもうマジ無理、ほんと無理)
この場合の『無理』は決して否定的な言葉ではなく、表現しきれない感情を『無理』の二文字に込めているのである。
安室は自身の愛読書である漫画を手に取り表紙を射抜かんばかりに見つめる。
表紙にはドーナツを頬張るジト目な、俗にいう『無表情キャラ』の女の子が描かれており、それをしばらく見つめた安室はソファーに倒れこんだ。
(ああああああもうマジ尊い俺の推しが可愛すぎて死にそう)
安室……いや、降谷零の愛読書となったこの漫画『日常はかくあるべし!』。
とある大学に通う女子大生の笑いあり涙ありな日常を描いた基本一話完結作品。
話ごとに主人公となるキャラクターも変わるためそれぞれのキャラクターにメイン回があるという、ファン的にはありがたい作品なのだ。
自分と一緒に潜入捜査をしている幼馴染に勧められ、最初は漫画かと正直小馬鹿にしていたが読み出すと止まらなくなり、今では発売日に単行本を買い、ポアロの新メニューに推しの好きそうなものを立案するまでになった。
ちなみに梓にも評判だったため、近々期間限定メニューになる予定だ。
何よりこの漫画のほのぼのとした世界観にはハニートラップも銃も裏切りも陰謀もなく、自分とは程遠いがこうした日常を守るために自分は身を粉にして働いている、こういう何気無い平和のために頑張ろうと思えるほど多忙な生活のオアシス、いい毒抜きとなっていた。
しかも記念すべき十巻の表紙が自分の推しなので彼は舞い上がっていた。
(……名前)
表紙でドーナツを頬張る彼女は淡白で派気がなく、作中でも『省エネ女子』などと他のキャラクターに呼ばれている。
しかし冷たい人間と言うわけでもなく、ちょっと人見知りなだけで聞き上手で優しく穏やかな性格だ。
冷静にツッコミを入れたかと思えば真顔でボケる、何を考えているのか掴み所がないような部分も魅力の一つだった。
名字名前。
それが彼の『推し』である。
最後のページを読み終わったところでテーブルに本を置くと彼はそのまま片手で顔を抑え、上を向く。
深く息を吸い込んだ彼は、そのままポツリと今の心境をつぶやいた。
「――尊い」
普段の彼を、トリプルフェイスの内どれか一つでも知っている人物が聞けば三度見はするであろう単語を吐き出した。
(いやもうマジ無理、ほんと無理)
この場合の『無理』は決して否定的な言葉ではなく、表現しきれない感情を『無理』の二文字に込めているのである。
安室は自身の愛読書である漫画を手に取り表紙を射抜かんばかりに見つめる。
表紙にはドーナツを頬張るジト目な、俗にいう『無表情キャラ』の女の子が描かれており、それをしばらく見つめた安室はソファーに倒れこんだ。
(ああああああもうマジ尊い俺の推しが可愛すぎて死にそう)
安室……いや、降谷零の愛読書となったこの漫画『日常はかくあるべし!』。
とある大学に通う女子大生の笑いあり涙ありな日常を描いた基本一話完結作品。
話ごとに主人公となるキャラクターも変わるためそれぞれのキャラクターにメイン回があるという、ファン的にはありがたい作品なのだ。
自分と一緒に潜入捜査をしている幼馴染に勧められ、最初は漫画かと正直小馬鹿にしていたが読み出すと止まらなくなり、今では発売日に単行本を買い、ポアロの新メニューに推しの好きそうなものを立案するまでになった。
ちなみに梓にも評判だったため、近々期間限定メニューになる予定だ。
何よりこの漫画のほのぼのとした世界観にはハニートラップも銃も裏切りも陰謀もなく、自分とは程遠いがこうした日常を守るために自分は身を粉にして働いている、こういう何気無い平和のために頑張ろうと思えるほど多忙な生活のオアシス、いい毒抜きとなっていた。
しかも記念すべき十巻の表紙が自分の推しなので彼は舞い上がっていた。
(……名前)
表紙でドーナツを頬張る彼女は淡白で派気がなく、作中でも『省エネ女子』などと他のキャラクターに呼ばれている。
しかし冷たい人間と言うわけでもなく、ちょっと人見知りなだけで聞き上手で優しく穏やかな性格だ。
冷静にツッコミを入れたかと思えば真顔でボケる、何を考えているのか掴み所がないような部分も魅力の一つだった。
名字名前。
それが彼の『推し』である。
77 無名さん
>>73
徐に、モニターのところにセッティングされていたデンモクとマイクを手に取った。
ーーまあね、どうせ一人だしそんな盛り上がらないけど……折角だし少しだけ歌ってみようかなって。ほら、色々とストレスも溜まってるし?あ、それに歌うことを想定しての部屋代なんだから歌わなきゃ勿体無いよね?うんうん勿体無い勿体無い。
暗転。ではなく、ミラーボール。
「いぇーーーい!!!みんなありがとーーーーー!!!!」一時間後には、カラフルな光を反射しながらくるくる回るミラーボールの下、ソファの上で踊り狂い息を切らせる女がいた。
最初は遠慮がちにバラードなんかをしっとり歌っていたが、その内に吹っ切れたらしい。アニソン、ロック、ドルソンとどんどん振り切れ、現在に至る。
「おいおいヒトカラ最高かよ……」
徐に、モニターのところにセッティングされていたデンモクとマイクを手に取った。
ーーまあね、どうせ一人だしそんな盛り上がらないけど……折角だし少しだけ歌ってみようかなって。ほら、色々とストレスも溜まってるし?あ、それに歌うことを想定しての部屋代なんだから歌わなきゃ勿体無いよね?うんうん勿体無い勿体無い。
暗転。ではなく、ミラーボール。
「いぇーーーい!!!みんなありがとーーーーー!!!!」一時間後には、カラフルな光を反射しながらくるくる回るミラーボールの下、ソファの上で踊り狂い息を切らせる女がいた。
最初は遠慮がちにバラードなんかをしっとり歌っていたが、その内に吹っ切れたらしい。アニソン、ロック、ドルソンとどんどん振り切れ、現在に至る。
「おいおいヒトカラ最高かよ……」
82 削除済
83 無名さん
>>73
http://nanos.jp/rururi819/novel/1/3/
「絶対訴えてやる、セクハラパワハラどころじゃない、立派な暴行罪だ……傷害にもなり得る……」
右耳の痛みに気をやっているうちに左耳にもファーストピアスが打ち込まれ、じくじくと襲う両耳の痛みにぐすぐす泣いた。親に貰った身体に傷をつけてしまった、ごめんよ母さん。
「これ消毒の塗り薬です。朝晩必ず塗るんですよ?膿んでしまいますから」
私の渾身の呪いは何故か安室モードの彼に完全に黙殺された。ずるいことにこの人は自分に都合よく入れ替わるきらいがある。
「もうやだ降谷さんやだ、安室さんとっちめてよ降谷零とかいう男は飛んでもなく凶悪です……」
「降谷零?ああ、彼は僕なんかでは遠く及ばないほどいい男ですよね」
何をいけしゃあしゃあと!!
そうこうしているうちに、今日も今日とて多忙な降谷君はひらりと手を振ってデスクを去って行った。
私のデスクには彼が置いた塗り薬と、クリスマスの夜のレストランの予約が記された処方箋が残った。
これは間違いなく、クリスマスまでにピアスホールを安定させなかったら殺される。
http://nanos.jp/rururi819/novel/1/3/
「絶対訴えてやる、セクハラパワハラどころじゃない、立派な暴行罪だ……傷害にもなり得る……」
右耳の痛みに気をやっているうちに左耳にもファーストピアスが打ち込まれ、じくじくと襲う両耳の痛みにぐすぐす泣いた。親に貰った身体に傷をつけてしまった、ごめんよ母さん。
「これ消毒の塗り薬です。朝晩必ず塗るんですよ?膿んでしまいますから」
私の渾身の呪いは何故か安室モードの彼に完全に黙殺された。ずるいことにこの人は自分に都合よく入れ替わるきらいがある。
「もうやだ降谷さんやだ、安室さんとっちめてよ降谷零とかいう男は飛んでもなく凶悪です……」
「降谷零?ああ、彼は僕なんかでは遠く及ばないほどいい男ですよね」
何をいけしゃあしゃあと!!
そうこうしているうちに、今日も今日とて多忙な降谷君はひらりと手を振ってデスクを去って行った。
私のデスクには彼が置いた塗り薬と、クリスマスの夜のレストランの予約が記された処方箋が残った。
これは間違いなく、クリスマスまでにピアスホールを安定させなかったら殺される。