1 無名さん
無断転載りみなたん6
前>>>16762
次>>100
http://nanos.jp/cielaylia/(閉鎖)
初出?>>>16235-40
ナノに閲覧ロックされ要望掲示板で愚痴り移転>>>16744-87
夢絵がミラクルニキ無断転載
批判に対して>>>16688-78(公式の規約15条>>>16688-97)
魚拓(http://archive.is/hO0iA)
漫画の一コマも転載>>>16704-64についての言い分は>>>16704-81
のちに謝罪削除(http://archive.fo/8oOx7)
荒らし対策に掲示板を設置 >>>16704-57し大暴れしたため専スレ化
まとめ>>>16762-18
梨猫たんに凸疑惑>>>16752-17
約一時間後に一時休止>>>16752-40するも同盟に指摘レスがついて即修正>>>16752-62し閉鎖へ
その他やらかし一覧>>>16762-19
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梨猫たんに凸疑惑>>>16752-17
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31 削除済
41 無名さん
返信書いた人には続編届いてるっぽいからもしかしたらメルマガ登録をした登録者ほぼ全員に「ご意思ご確認」メールをりみなたんが送ってた可能性高い
本文が始まる前の冒頭の文章はりみなたんがランダムに文章変えてそうだからメルマガの内容をスレに載せる時は今後そこは伏せた方が良さげ
本文が始まる前の冒頭の文章はりみなたんがランダムに文章変えてそうだからメルマガの内容をスレに載せる時は今後そこは伏せた方が良さげ
48 無名さん
じゃあ貼っていくね
名前変換は>>31の通りで一部被るけどそこは目瞑って
>「じゃあ2組目…バクゴーキティとトドロキティ!!」
「…おい#name2#!来い」
呼ばれた名前にどくっと脈が跳ねた。
「え…?ほ、本気で!?」
かつきがツカツカと歩いてきた私の腕をとる。そのまま強い力で引っ張られて、転びそうになった足のまま着いて行かざるを得なかった。轟くんも何も言わずに当然といった顔でスタートの地点で待っている。
囃し立てる声と視線が背中に突き刺さっていたたまれない。策敵モードなのに顔が上気してるのが分かる。ひいいもう今すぐ消えたい…!透ちゃんみたいに透明化したい…!
「こいつ。連れてくぞ猫ババァ」
「なぁにあんたたちそういうアレなの!?」
「ち、違うんですよ、お付き合いしてるとかではなくて幼馴染というかそんな感じの」
「ふぅーん?」
にやにやとかつきを見るピクシーボブ。対して視線を受けている本人は至って通常運転のふてぶてしい表情をしていた。
「まぁ青春の1ページ刻んできなさい。特別にOKにしたげる」
ま、まじか…
かくして3人で暗い森を進むことになった。
名前変換は>>31の通りで一部被るけどそこは目瞑って
>「じゃあ2組目…バクゴーキティとトドロキティ!!」
「…おい#name2#!来い」
呼ばれた名前にどくっと脈が跳ねた。
「え…?ほ、本気で!?」
かつきがツカツカと歩いてきた私の腕をとる。そのまま強い力で引っ張られて、転びそうになった足のまま着いて行かざるを得なかった。轟くんも何も言わずに当然といった顔でスタートの地点で待っている。
囃し立てる声と視線が背中に突き刺さっていたたまれない。策敵モードなのに顔が上気してるのが分かる。ひいいもう今すぐ消えたい…!透ちゃんみたいに透明化したい…!
「こいつ。連れてくぞ猫ババァ」
「なぁにあんたたちそういうアレなの!?」
「ち、違うんですよ、お付き合いしてるとかではなくて幼馴染というかそんな感じの」
「ふぅーん?」
にやにやとかつきを見るピクシーボブ。対して視線を受けている本人は至って通常運転のふてぶてしい表情をしていた。
「まぁ青春の1ページ刻んできなさい。特別にOKにしたげる」
ま、まじか…
かくして3人で暗い森を進むことになった。
49 無名さん
>どくばくどくばく。
右を向いても左を向いても心臓が痛い。肩身が狭い。パーソナルスペースが落ち着かない。もう少し離れてもいいんじゃない?ねぇ。
しかもこんなにぴっちり並んで歩いてるのに会話がない…3人分の足音だけが周囲に響く。
と、その時、誰もいない前方に策敵で青丸が表示されるのを感じた。な、んで?誰もいないのに?
地面から突然にょっと黒い何かが出現した。
「「「お」」っぎゃああッ」
はっ、はあっ、なんだ、小大さんか、びっくりした、心臓出るかと思った
地面から首だけを生やしたような格好の小大さん。髪の間から覗くクールな眼差しと目があった。私たちの組み合わせを見て昨日の女子会での話を思い出したのか、口が僅かに開いて…閉じた。
その反応に恥ずかしくなってきてしまい「ナイスドッキリ…」と声をかけて、逃げるように横を通って先へ進む。
「しかし色気ねえ叫びだなぁおい。おっぎゃあってなんだよ」
「はい!?なっ、色気を求めてんの!?」
「ったりめえだろうがイイ声で鳴け」
「はあああ!?」
目をカッと見開いてかつきを見上げる。発言もそうだけど、ちょっと…!まだこの距離じゃB組の皆さんにも聞こえる!神様ごめんなさい、本心とか言ってごめんなさい、やっぱり1人でも良かったです…
「次はもうちょいマシな声出せよ」
もうやめてー!!
「…怖いの苦手なのか?」
今度は轟くんに尋ねられる。
「や、さっきのは…心臓ドクバクしてる時に予想外に来たからびっくりしただけで…」
「怖いからドクバクしてたんじゃねえのか?」
「えっ、と、あの」
「…?」
意識してしまっている2人の距離が近いからです。
と、吐き出す勇気はなく…どんどん森は深くなる。
右を向いても左を向いても心臓が痛い。肩身が狭い。パーソナルスペースが落ち着かない。もう少し離れてもいいんじゃない?ねぇ。
しかもこんなにぴっちり並んで歩いてるのに会話がない…3人分の足音だけが周囲に響く。
と、その時、誰もいない前方に策敵で青丸が表示されるのを感じた。な、んで?誰もいないのに?
地面から突然にょっと黒い何かが出現した。
「「「お」」っぎゃああッ」
はっ、はあっ、なんだ、小大さんか、びっくりした、心臓出るかと思った
地面から首だけを生やしたような格好の小大さん。髪の間から覗くクールな眼差しと目があった。私たちの組み合わせを見て昨日の女子会での話を思い出したのか、口が僅かに開いて…閉じた。
その反応に恥ずかしくなってきてしまい「ナイスドッキリ…」と声をかけて、逃げるように横を通って先へ進む。
「しかし色気ねえ叫びだなぁおい。おっぎゃあってなんだよ」
「はい!?なっ、色気を求めてんの!?」
「ったりめえだろうがイイ声で鳴け」
「はあああ!?」
目をカッと見開いてかつきを見上げる。発言もそうだけど、ちょっと…!まだこの距離じゃB組の皆さんにも聞こえる!神様ごめんなさい、本心とか言ってごめんなさい、やっぱり1人でも良かったです…
「次はもうちょいマシな声出せよ」
もうやめてー!!
「…怖いの苦手なのか?」
今度は轟くんに尋ねられる。
「や、さっきのは…心臓ドクバクしてる時に予想外に来たからびっくりしただけで…」
「怖いからドクバクしてたんじゃねえのか?」
「えっ、と、あの」
「…?」
意識してしまっている2人の距離が近いからです。
と、吐き出す勇気はなく…どんどん森は深くなる。
50 無名さん
>しばらく行くと木々の間を、白くゆらりとした影が横切ったのが見えて足を止めてしまった。畳み掛けるように突如、本当に突如として目前に現れた2つの目。鬱蒼とした森の暗闇に溶けた黒色。目だけがギラリと至近距離に浮かぶ。
やはり色気のない声を上げるハメになった。
「ぎゃあッ!!…っあ″」
暗くて見えてなかった…!驚いた拍子にそこそこ大きい石を踏んでしまって体勢が崩れる、と思ったら両側から支えられた。
かつきから肩を、轟くんからは腕を掴まれる。
「お前びびりすぎだろ」
「こういうの強そうに見えんのに意外だな…」
昨日感じた、ぎゅうっと絞られるような感覚。
胸が…苦しい…
「あ、りがとう…」
なんとかお礼だけ絞り出して体勢を直す。
手を離されても残る2人の手の感触。
ああ、もう……鼓動がうるさい。
いやこれは柳さんと黒色くんの名タッグのせいだ、きっとそう。はぁ、ふぅと呼吸を落ち着かせる。ん…足首少し捻った、かな…
ちょっと油断しすぎだ。近くに人がいたらちゃんと分かるはずのに、策敵どころじゃない状況にさっきから集中が削がれに削がれて…!煩悩よ去r
「あちきだよーーー!」
「ッ!!」
慣れてきた、ドッキリ系にはちょっと慣れてきたわよ。やっと中間地点に着き、自分の名前が書かれた札を取る。ふー折り返し…なんとか後半も凌ぎきる…!
「…、ん?何?スモーク…?」
ふと足元が霞んでいるのに気付いた。そんな個性の人っていたっけ…?と思い返している間に膝上までたちまち隠れていく。
「…焦げ臭いのはこの煙か…?」
轟くんがそう呟いたその時、脇道から人が倒れてきた。
円場、くん?
「、っぐ、」
肺が、気管が、有害なものを体外へ排出しようと激しく反応する。こ、れは…違う、B組のじゃない。即効で手足が麻痺し始めた…!咳き込む口を手で覆う。ふらついて思わず間近にある腕にしがみついた。
「吸ったんか!」
「う、ぐ」
「ここから離れるぞ!」
倒れていた円場くんを轟くんが背負ってくれて、ガスの無い方へと先行する。
もつれそうな足を叱咤して走り出すと、少ししてかつきもガスを吸ってしまったようで咳き込み始めた。直後、マンダレイから焦りを帯びた声色でテレパスの指示が届く。
やはり色気のない声を上げるハメになった。
「ぎゃあッ!!…っあ″」
暗くて見えてなかった…!驚いた拍子にそこそこ大きい石を踏んでしまって体勢が崩れる、と思ったら両側から支えられた。
かつきから肩を、轟くんからは腕を掴まれる。
「お前びびりすぎだろ」
「こういうの強そうに見えんのに意外だな…」
昨日感じた、ぎゅうっと絞られるような感覚。
胸が…苦しい…
「あ、りがとう…」
なんとかお礼だけ絞り出して体勢を直す。
手を離されても残る2人の手の感触。
ああ、もう……鼓動がうるさい。
いやこれは柳さんと黒色くんの名タッグのせいだ、きっとそう。はぁ、ふぅと呼吸を落ち着かせる。ん…足首少し捻った、かな…
ちょっと油断しすぎだ。近くに人がいたらちゃんと分かるはずのに、策敵どころじゃない状況にさっきから集中が削がれに削がれて…!煩悩よ去r
「あちきだよーーー!」
「ッ!!」
慣れてきた、ドッキリ系にはちょっと慣れてきたわよ。やっと中間地点に着き、自分の名前が書かれた札を取る。ふー折り返し…なんとか後半も凌ぎきる…!
「…、ん?何?スモーク…?」
ふと足元が霞んでいるのに気付いた。そんな個性の人っていたっけ…?と思い返している間に膝上までたちまち隠れていく。
「…焦げ臭いのはこの煙か…?」
轟くんがそう呟いたその時、脇道から人が倒れてきた。
円場、くん?
「、っぐ、」
肺が、気管が、有害なものを体外へ排出しようと激しく反応する。こ、れは…違う、B組のじゃない。即効で手足が麻痺し始めた…!咳き込む口を手で覆う。ふらついて思わず間近にある腕にしがみついた。
「吸ったんか!」
「う、ぐ」
「ここから離れるぞ!」
倒れていた円場くんを轟くんが背負ってくれて、ガスの無い方へと先行する。
もつれそうな足を叱咤して走り出すと、少ししてかつきもガスを吸ってしまったようで咳き込み始めた。直後、マンダレイから焦りを帯びた声色でテレパスの指示が届く。
51 無名さん
>敵が2名襲来し、他にも複数いる可能性あり。会敵しても交戦せずに直ちに施設へ撤退すること…
じゃあ今ゴール地点に2人敵がいるってこと!?
道なりには逃げられないな…でも森の中で会敵したら戦いにくい…!状況を把握しなきゃ、と気合いを入れて策敵範囲を広げると、すぐに絶望的な事実を知ることになった。
「敵…は……この森に10人ほど、いるみたい。この先にも1人…ゴホッ、いる…」
ガスはある程度まで逃げると、それ以上広がってこなくて恐らく敵の個性なんだろうということが見てとれた。新鮮な空気を肺に入れて、ガスを吐き出す。
森の中に点在する青丸のほとんどが意識を失っているのが確認できて血の気が引いた。
「…ゴホッ……くっそ…!!」
「このガスも敵の仕業か…他の奴らも心配だが仕方ねえ。ゴール地点を避けて施設に向かうぞ。ここは中間地点にいたラグドールに任せよう。ついて来れるか#name1#」
「頑張る…」
「てめえ指図してんじゃねえ、!?」
薄暗い森の小道の向こうにうずくまる人影が目に移った。さっき感知した赤色。ぶつぶつと独り言を漏らしながら興奮した様子でくねくね動くその姿は…さっきまでのB組の脅かしが可愛く感じる異様さと不気味さ。知らず、鳥肌がたった。
「おい、俺らの前、誰だった…?」
「常闇と…障子…!!」
「きれいな肉面……ああもう…誘惑するなよ…」
おもむろに立ち上がる人の形をした狂気。びしゃりと血を滴らせてその足元に落ちたのは
「う、で…?」
だれの?…常闇くんか、障子くんの…?
それともB組の誰かの…?
「仕事しなきゃ」
振り返ったその姿は口だけが大きく露出して目立っていて、これが本物のホラーだと言われているようだった。
…違う、あいつは敵だ、人間だ、思考を切り替えろ。
「交戦すんなだあ…!!?」
無理そう、と思うより先に白い刃が大量に押し寄せた。轟くんが氷壁を出す。けれど敵の刃はその氷を貫通し、更に変形しながら襲いかかってくる。
それを見て氷壁に重ねるように私も壁を形成するも、結界に罅が入ってきて慌てて密度を上げる。なんて固さ…ッ!ガスのせいで調子良くはないけれど…!
じゃあ今ゴール地点に2人敵がいるってこと!?
道なりには逃げられないな…でも森の中で会敵したら戦いにくい…!状況を把握しなきゃ、と気合いを入れて策敵範囲を広げると、すぐに絶望的な事実を知ることになった。
「敵…は……この森に10人ほど、いるみたい。この先にも1人…ゴホッ、いる…」
ガスはある程度まで逃げると、それ以上広がってこなくて恐らく敵の個性なんだろうということが見てとれた。新鮮な空気を肺に入れて、ガスを吐き出す。
森の中に点在する青丸のほとんどが意識を失っているのが確認できて血の気が引いた。
「…ゴホッ……くっそ…!!」
「このガスも敵の仕業か…他の奴らも心配だが仕方ねえ。ゴール地点を避けて施設に向かうぞ。ここは中間地点にいたラグドールに任せよう。ついて来れるか#name1#」
「頑張る…」
「てめえ指図してんじゃねえ、!?」
薄暗い森の小道の向こうにうずくまる人影が目に移った。さっき感知した赤色。ぶつぶつと独り言を漏らしながら興奮した様子でくねくね動くその姿は…さっきまでのB組の脅かしが可愛く感じる異様さと不気味さ。知らず、鳥肌がたった。
「おい、俺らの前、誰だった…?」
「常闇と…障子…!!」
「きれいな肉面……ああもう…誘惑するなよ…」
おもむろに立ち上がる人の形をした狂気。びしゃりと血を滴らせてその足元に落ちたのは
「う、で…?」
だれの?…常闇くんか、障子くんの…?
それともB組の誰かの…?
「仕事しなきゃ」
振り返ったその姿は口だけが大きく露出して目立っていて、これが本物のホラーだと言われているようだった。
…違う、あいつは敵だ、人間だ、思考を切り替えろ。
「交戦すんなだあ…!!?」
無理そう、と思うより先に白い刃が大量に押し寄せた。轟くんが氷壁を出す。けれど敵の刃はその氷を貫通し、更に変形しながら襲いかかってくる。
それを見て氷壁に重ねるように私も壁を形成するも、結界に罅が入ってきて慌てて密度を上げる。なんて固さ…ッ!ガスのせいで調子良くはないけれど…!
52 無名さん
>止まない攻撃に耐えていると、マンダレイのテレパス連絡がまた入ってきた。 相澤先生の名で交戦許可が下りて、敵の狙いのひとつが明かされる。
それは、ここにいるかつきと…それから#name3#。
心臓が引きつったような感覚がした。焦る気持ちを抑えて集中し#name3#の現在地を探ると、施設の中にいることが分かって胸を撫で下ろす。
というか、″かっちゃん″って…
「クソデクが何かしたなオイ…戦えっつったり戦うなっつったりよお……」
「かっちゃ…あっごめんうつった、かつき」
「てんめえわざとだろうが今の!」
バレたか。
「まだガスがちょっと効いてるでしょ、もう少し抜けるまでは…前に行かないで耐えて」
かく言う私もまだ手足が痺れて身体が重い。視界もなんとなく狭い。
敵の剥き出しになっている口から伸びる刃はどうやら歯のようで、それを攻撃と移動に巧みに利用している。
上半身が拘束されて脱力しきった身体に歯だけが意思を持って動いているような戦闘スタイルだけれど、轟くんが氷で捕らえようとしてもやすやすとかわす機動力。
「チッ…地形と個性の使い方がうめえ」
「見るからにザコのひょろガリのくせしやがってンのヤロウ…!」
木々が生い茂る森の中では、かつきも轟くんも大きな火力が出せない。燃え移って火事になったら意識不明で動けなくなっている皆が巻き込まれてしまう。
この辺の木を全部伐採したとしても、草木の繁る森の中でどこかに燃え移ってしまう可能性はゼロにはならないし…なかなか攻撃に転ずることができなくてかつきがイラついてきている。
今は防戦して凌げているけれど、施設の方向には歯刃の敵、背後にはさっき抜けてきたガス溜まり。
この状況が続いて、ここに狙いのひとつがいるってことが知られて敵が集まって来たらそれこそまずい。
いつまでもこのままでいるわけにはいかない…
ガガガガガガガガッッ
尚も続く攻撃を壁で受けながら呟く。
「歯を根っこから全砕きするしかなくない?…やるか…」
ああいう変則的な俊敏さと歯刃の固さに対抗するのに今の状況で最も適してるのは私だ。さっきドジった足首の違和感はある…けれど麻痺はちょっとマシになってきてるし…
「アホか!」「だめだ!」「えええ…」
即止められてしまった。
それは、ここにいるかつきと…それから#name3#。
心臓が引きつったような感覚がした。焦る気持ちを抑えて集中し#name3#の現在地を探ると、施設の中にいることが分かって胸を撫で下ろす。
というか、″かっちゃん″って…
「クソデクが何かしたなオイ…戦えっつったり戦うなっつったりよお……」
「かっちゃ…あっごめんうつった、かつき」
「てんめえわざとだろうが今の!」
バレたか。
「まだガスがちょっと効いてるでしょ、もう少し抜けるまでは…前に行かないで耐えて」
かく言う私もまだ手足が痺れて身体が重い。視界もなんとなく狭い。
敵の剥き出しになっている口から伸びる刃はどうやら歯のようで、それを攻撃と移動に巧みに利用している。
上半身が拘束されて脱力しきった身体に歯だけが意思を持って動いているような戦闘スタイルだけれど、轟くんが氷で捕らえようとしてもやすやすとかわす機動力。
「チッ…地形と個性の使い方がうめえ」
「見るからにザコのひょろガリのくせしやがってンのヤロウ…!」
木々が生い茂る森の中では、かつきも轟くんも大きな火力が出せない。燃え移って火事になったら意識不明で動けなくなっている皆が巻き込まれてしまう。
この辺の木を全部伐採したとしても、草木の繁る森の中でどこかに燃え移ってしまう可能性はゼロにはならないし…なかなか攻撃に転ずることができなくてかつきがイラついてきている。
今は防戦して凌げているけれど、施設の方向には歯刃の敵、背後にはさっき抜けてきたガス溜まり。
この状況が続いて、ここに狙いのひとつがいるってことが知られて敵が集まって来たらそれこそまずい。
いつまでもこのままでいるわけにはいかない…
ガガガガガガガガッッ
尚も続く攻撃を壁で受けながら呟く。
「歯を根っこから全砕きするしかなくない?…やるか…」
ああいう変則的な俊敏さと歯刃の固さに対抗するのに今の状況で最も適してるのは私だ。さっきドジった足首の違和感はある…けれど麻痺はちょっとマシになってきてるし…
「アホか!」「だめだ!」「えええ…」
即止められてしまった。
53 無名さん
>「あの手数だぞ!万全の状態ならまだしも…!」
「お前自分の状態棚にあげてんじゃねえ大人しくしとけカス!!」
「う、はい…」
2人の勢いにたじろいだその時、木々の折れるような音と何かの破壊音、そして聞き馴染みのある声が耳に届いた。これは前方から…?どんどん地響きが近づいてくる!
「爆豪!轟!どちらか頼むー…光を!!!」
障子くんのこんな切羽詰まった声は初めて聞いたんじゃないだろうか。氷壁の向こうから大きな影が現れて、私たちが防戦を強いられていた敵をズドン、と意図も簡単に捩じ伏せた。まるで虫でも潰すかのよう。
「えっ、あれ黒影…!!?」
でっっか!!!常闇くんの個性の黒影…ここまで巨大化してるのも暴れてるのも見たことがなくて、その迫力に足が竦んでしまった。
「障子…緑谷…と…常闇…!?」
「早く光を!常闇が暴走した!」
暴走してるんだ!?
敵をぐしゃりと潰した黒影は、走ってくる障子くんと彼に背負われているいっくんをも踏み潰そうと迫ってくる。
見境のないその様子に轟くんが炎を出そうとするも、かつきはそれを制した。見てえ、と呟いたその顔は私からは見えなかったけれど、きっと好戦的な表情をしてるんだろう。
潰された敵が歯を支えに身体を起こし、獲物…つまり私達を横取りするなと常闇くんに歯刃を放つ。歯は確実に黒影に刺さったけれど、圧倒的な力で暴走する黒影にはノーダメージに等しい様子。
『強請ルナ、三下!!』
巨大な黒い手が敵の身体を掴みミシミシ言わせて、それからぶん投げた。黒影が腕を振った直線上の木々が見事に薙ぎ倒されてしまって土煙が上がる。す、ご…
「こいつ頼む!」
「あ、うん!」
背負っていた円場くんを私に預けて轟くんが駆け出した。同じくかつきも前方へと走り出す。
まだ暴れたりない、とこっちを向いた黒影。間近に迫ると本当に大きい…!
轟くんは左手に炎を灯し、かつきは小規模の爆発を起こして黒影を挟むように光を放った。先程までと打って変わって『ひゃん!』と可愛い悲鳴を上げた黒影は一瞬で小さくなって、個性に取り込まれていた常闇くんが姿を現す。
だいぶ体力を消耗しているみたい…
「てめェと俺の相性が残念だぜ…」
「…?すまん助かった」
掌の中で火花を起こしながらかつきが常闇くんに言った。
そういえば2人は体育祭で戦ってたなあ。
「お前自分の状態棚にあげてんじゃねえ大人しくしとけカス!!」
「う、はい…」
2人の勢いにたじろいだその時、木々の折れるような音と何かの破壊音、そして聞き馴染みのある声が耳に届いた。これは前方から…?どんどん地響きが近づいてくる!
「爆豪!轟!どちらか頼むー…光を!!!」
障子くんのこんな切羽詰まった声は初めて聞いたんじゃないだろうか。氷壁の向こうから大きな影が現れて、私たちが防戦を強いられていた敵をズドン、と意図も簡単に捩じ伏せた。まるで虫でも潰すかのよう。
「えっ、あれ黒影…!!?」
でっっか!!!常闇くんの個性の黒影…ここまで巨大化してるのも暴れてるのも見たことがなくて、その迫力に足が竦んでしまった。
「障子…緑谷…と…常闇…!?」
「早く光を!常闇が暴走した!」
暴走してるんだ!?
敵をぐしゃりと潰した黒影は、走ってくる障子くんと彼に背負われているいっくんをも踏み潰そうと迫ってくる。
見境のないその様子に轟くんが炎を出そうとするも、かつきはそれを制した。見てえ、と呟いたその顔は私からは見えなかったけれど、きっと好戦的な表情をしてるんだろう。
潰された敵が歯を支えに身体を起こし、獲物…つまり私達を横取りするなと常闇くんに歯刃を放つ。歯は確実に黒影に刺さったけれど、圧倒的な力で暴走する黒影にはノーダメージに等しい様子。
『強請ルナ、三下!!』
巨大な黒い手が敵の身体を掴みミシミシ言わせて、それからぶん投げた。黒影が腕を振った直線上の木々が見事に薙ぎ倒されてしまって土煙が上がる。す、ご…
「こいつ頼む!」
「あ、うん!」
背負っていた円場くんを私に預けて轟くんが駆け出した。同じくかつきも前方へと走り出す。
まだ暴れたりない、とこっちを向いた黒影。間近に迫ると本当に大きい…!
轟くんは左手に炎を灯し、かつきは小規模の爆発を起こして黒影を挟むように光を放った。先程までと打って変わって『ひゃん!』と可愛い悲鳴を上げた黒影は一瞬で小さくなって、個性に取り込まれていた常闇くんが姿を現す。
だいぶ体力を消耗しているみたい…
「てめェと俺の相性が残念だぜ…」
「…?すまん助かった」
掌の中で火花を起こしながらかつきが常闇くんに言った。
そういえば2人は体育祭で戦ってたなあ。
54 無名さん
>「俺らが防戦一方だった相手を一瞬で…」
「ジャンケンの相性的なものを感じるわねぇ…」
私達の方へ戻ってきて円場くんを再び背負う轟くん。
円場くん全然意識戻らないな…大丈夫かな…
常闇くんが息を整えながら個性暴走の理由を明かす。
敵が愛でていた腕は障子くんの複製腕だったらしい。攻撃され腕がとんだ時に怒りに任せて黒影を発動してしまい、夜の森で闇が深いこともあって抑えられなくなってしまったのだそう。
いっくんと障子くんはこの暴走を止めるのに最も適した2人の元へ黒影を誘導しつつ、敵に狙われているかつきの元へ駆けつけることに成功したのだった。
久しぶりに見る腕の変色、そして身体の傷が痛々しい。それでもテキパキとこれからの進路と隊列を提案するいっくん。護衛される対象にされて、ちょっとついていけてないかつき。
「何だこいつら!!!」
くわっと目を見開いて吠えた。
「お前#name1#おぶって中央歩け」
「えっ」
「俺を守るんじゃねえ!…あ″あ″っ!?」
「まだガス抜けてねえだろ、顔色悪いし」
轟くんにじっと見られてドキッとした。こんな時に何ドキッとしてるの…でもだいぶ体調マシになったと思ってたんだけれどな…
「チッ…」
舌打ちしてしゃがむかつき。早く来いと目で促される。
皆に迷惑かけるわけにもいかないし、恐る恐るその背に乗って肩に手を置く。あったか…かつきって体温高いんだなあ。黒いTシャツはほんのり汗ばんでいた。
「汗っぽい…」
「文句あんなら俵抱きにすんぞ」
「ごめんなさい」
薄暗い森の中を進む皆に策敵の結果を知らせる。
「4時の方向から敵がこちらに急接近中。それから、前方にも敵が1人。誰かと交戦中みたい。えっと…ちゃこちゃんと梅雨ちゃん…?」
「、急ごう!!」
隊列がスピードを上げる。おんぶしてもらってて良かった…
頭の中で情報を整理して、はたと気付いた。
あれ…?青色がひとつ少ない?数え間違えたのかと思って精査して自分も数に入れても、やっぱり人数が足りなかった。
「ジャンケンの相性的なものを感じるわねぇ…」
私達の方へ戻ってきて円場くんを再び背負う轟くん。
円場くん全然意識戻らないな…大丈夫かな…
常闇くんが息を整えながら個性暴走の理由を明かす。
敵が愛でていた腕は障子くんの複製腕だったらしい。攻撃され腕がとんだ時に怒りに任せて黒影を発動してしまい、夜の森で闇が深いこともあって抑えられなくなってしまったのだそう。
いっくんと障子くんはこの暴走を止めるのに最も適した2人の元へ黒影を誘導しつつ、敵に狙われているかつきの元へ駆けつけることに成功したのだった。
久しぶりに見る腕の変色、そして身体の傷が痛々しい。それでもテキパキとこれからの進路と隊列を提案するいっくん。護衛される対象にされて、ちょっとついていけてないかつき。
「何だこいつら!!!」
くわっと目を見開いて吠えた。
「お前#name1#おぶって中央歩け」
「えっ」
「俺を守るんじゃねえ!…あ″あ″っ!?」
「まだガス抜けてねえだろ、顔色悪いし」
轟くんにじっと見られてドキッとした。こんな時に何ドキッとしてるの…でもだいぶ体調マシになったと思ってたんだけれどな…
「チッ…」
舌打ちしてしゃがむかつき。早く来いと目で促される。
皆に迷惑かけるわけにもいかないし、恐る恐るその背に乗って肩に手を置く。あったか…かつきって体温高いんだなあ。黒いTシャツはほんのり汗ばんでいた。
「汗っぽい…」
「文句あんなら俵抱きにすんぞ」
「ごめんなさい」
薄暗い森の中を進む皆に策敵の結果を知らせる。
「4時の方向から敵がこちらに急接近中。それから、前方にも敵が1人。誰かと交戦中みたい。えっと…ちゃこちゃんと梅雨ちゃん…?」
「、急ごう!!」
隊列がスピードを上げる。おんぶしてもらってて良かった…
頭の中で情報を整理して、はたと気付いた。
あれ…?青色がひとつ少ない?数え間違えたのかと思って精査して自分も数に入れても、やっぱり人数が足りなかった。
55 無名さん
>考えたくないけど、誰か…もう既に浚われたってこと…!?敵の狙いはかつきと#name3#だけとは限らない…皆に伝えるべきか、でも伝えてどうする?
考えが纏まらないまま、ちゃこちゃんと梅雨ちゃんの方へ近付き木々が拓けてくる。
と、急に後ろを走っていた常闇くんの反応が頭の中から消えた。声を上げるより、振り向くより先に何かが肩に当たった感覚がした。
(区切り線)
問題、なし」
あ、れ?
ぱんっと衝撃があって最初に見えたのは、色素の薄いツクツクの髪。
背後の反応は赤色。これやばい、のでは。
いつの間にこんな状況に。
ぐいと片腕を後ろに引かれて、忽ち目の前が真っ暗闇を写した。咄嗟にかつきの背中らしきものを前へ蹴る。
闇の向こう側に僅かに残ったもう片方の手が、誰かに握られて引っ張られた。いや、知ってる、この手。蹴った意味ないじゃない。離して…くれないだろうな。
背後にいる敵のものらしい腕が闇の外側に伸びると、間もなくかつきもこちら側に飲まれてきてしまった。
引き込まれて落ちていく。前にも味わったワープの感覚。
闇の中で、未だ繋がれた手を引いてかつきが近づく。
「着いたら結界張れ」
耳元でぼそりと言われた。はっとして小さく頷き、合宿地全体に行っていた策敵範囲を自分達周辺に切り替える。
ワープ先に排出された。地面に足がつく前に、敵に掴まれていた手を爆破で振り払う。壁を背にとり、臨戦態勢をとるかつき。結界を形成し自分達を囲った。庇うように立ってくれた背中に安心感が沸き上がる。
「お疲れ様、帰ってきたのはこれだけか」
「ああ。どうする?これ。死柄木」
死柄木…!やっぱりこいつが関わってたんだ…!
結界をごんごんと叩きながら、継ぎ接ぎだらけの皮膚をした敵が指示を仰ぐ。ここは敵のアジトってやつか。場末のバー、という表現が似合う場所。ここからどう逃げる…
考えが纏まらないまま、ちゃこちゃんと梅雨ちゃんの方へ近付き木々が拓けてくる。
と、急に後ろを走っていた常闇くんの反応が頭の中から消えた。声を上げるより、振り向くより先に何かが肩に当たった感覚がした。
(区切り線)
問題、なし」
あ、れ?
ぱんっと衝撃があって最初に見えたのは、色素の薄いツクツクの髪。
背後の反応は赤色。これやばい、のでは。
いつの間にこんな状況に。
ぐいと片腕を後ろに引かれて、忽ち目の前が真っ暗闇を写した。咄嗟にかつきの背中らしきものを前へ蹴る。
闇の向こう側に僅かに残ったもう片方の手が、誰かに握られて引っ張られた。いや、知ってる、この手。蹴った意味ないじゃない。離して…くれないだろうな。
背後にいる敵のものらしい腕が闇の外側に伸びると、間もなくかつきもこちら側に飲まれてきてしまった。
引き込まれて落ちていく。前にも味わったワープの感覚。
闇の中で、未だ繋がれた手を引いてかつきが近づく。
「着いたら結界張れ」
耳元でぼそりと言われた。はっとして小さく頷き、合宿地全体に行っていた策敵範囲を自分達周辺に切り替える。
ワープ先に排出された。地面に足がつく前に、敵に掴まれていた手を爆破で振り払う。壁を背にとり、臨戦態勢をとるかつき。結界を形成し自分達を囲った。庇うように立ってくれた背中に安心感が沸き上がる。
「お疲れ様、帰ってきたのはこれだけか」
「ああ。どうする?これ。死柄木」
死柄木…!やっぱりこいつが関わってたんだ…!
結界をごんごんと叩きながら、継ぎ接ぎだらけの皮膚をした敵が指示を仰ぐ。ここは敵のアジトってやつか。場末のバー、という表現が似合う場所。ここからどう逃げる…
56 無名さん
>「爆豪だけか、まあでも一番の目標はクリアしたわけだ」
「…2人をどうして狙ったの」
たまらずに口を挟んだ。これだけは聞き出しておかないと。
「そこにいる爆豪と#name1##name3#には俺らの仲間になってもらおうと思ってね」
は、い?
「それから#name2#だっけ、お前はまた別に利用させてもらうから。黒霧、脳無と一緒にあっちに飛ばしておけ」
「えっ…」
振り返った赤い目と一瞬だけ目が合って、再び真っ黒に染まる視界。2人だったら怖くなかったのに、離されたらこんなに心細くなるなんて…しっかりしなきゃ、逃げ出さなきゃ。
ばしゃん
次のワープ先は何かの液体に満たされた大きな容器の中。予想外過ぎて初動が遅れてしまった。すぐに蓋が閉められる。嘘、でしょ、やばいやばいまずい
「すぐに何も分からなくなりますからご安心を」
それだけ聞こえるとその言葉通り、息ができる謎の液体の中で意識がすぐに薄れてきた。 恐怖の前に後悔が押し寄せる。
もっと広域で肝試し前から策敵をしていれば、もっと私が強ければ。ちゃんと皆を守れるように、なりたい、の、に
「…2人をどうして狙ったの」
たまらずに口を挟んだ。これだけは聞き出しておかないと。
「そこにいる爆豪と#name1##name3#には俺らの仲間になってもらおうと思ってね」
は、い?
「それから#name2#だっけ、お前はまた別に利用させてもらうから。黒霧、脳無と一緒にあっちに飛ばしておけ」
「えっ…」
振り返った赤い目と一瞬だけ目が合って、再び真っ黒に染まる視界。2人だったら怖くなかったのに、離されたらこんなに心細くなるなんて…しっかりしなきゃ、逃げ出さなきゃ。
ばしゃん
次のワープ先は何かの液体に満たされた大きな容器の中。予想外過ぎて初動が遅れてしまった。すぐに蓋が閉められる。嘘、でしょ、やばいやばいまずい
「すぐに何も分からなくなりますからご安心を」
それだけ聞こえるとその言葉通り、息ができる謎の液体の中で意識がすぐに薄れてきた。 恐怖の前に後悔が押し寄せる。
もっと広域で肝試し前から策敵をしていれば、もっと私が強ければ。ちゃんと皆を守れるように、なりたい、の、に
62 無名さん
>道なりには逃げられないな…でも森の中で会敵したら戦いにくい…!状況を把握しなきゃ、と気合いを入れて策敵範囲を広げると、すぐに絶望的な事実を知ることになった。
策敵範囲じゃなくて索敵範囲だよ…りみなたん
策敵範囲じゃなくて索敵範囲だよ…りみなたん
67 削除済
68 無名さん
>止まない攻撃に耐えていると、マンダレイのテレパス連絡がまた入ってきた。 相澤先生の名で交戦許可が下りて、敵の狙いのひとつが明かされる。
それは、ここにいるかつきと…それから#name3#。
心臓が引きつったような感覚がした。焦る気持ちを抑えて集中し#name3#の現在地を探ると、施設の中にいることが分かって胸を撫で下ろす。
というか、″かっちゃん″って…
>「爆豪だけか、まあでも一番の目標はクリアしたわけだ」
「…2人をどうして狙ったの」
たまらずに口を挟んだ。これだけは聞き出しておかないと。
「そこにいる爆豪と#name1##name3#には俺らの仲間になってもらおうと思ってね」
は、い?
「それから#name2#だっけ、お前はまた別に利用させてもらうから。黒霧、脳無と一緒にあっちに飛ばしておけ」
爆豪→ヴィランへ勧誘
従兄弟→狙われた理由不明
夢主→研究材料
死柄木あたりが「爆豪だけかまあでも一番の目標はクリアしたわけだ」と言っているのにも関わらず従兄弟もきっちりアジトに居るってどういう事なの
それは、ここにいるかつきと…それから#name3#。
心臓が引きつったような感覚がした。焦る気持ちを抑えて集中し#name3#の現在地を探ると、施設の中にいることが分かって胸を撫で下ろす。
というか、″かっちゃん″って…
>「爆豪だけか、まあでも一番の目標はクリアしたわけだ」
「…2人をどうして狙ったの」
たまらずに口を挟んだ。これだけは聞き出しておかないと。
「そこにいる爆豪と#name1##name3#には俺らの仲間になってもらおうと思ってね」
は、い?
「それから#name2#だっけ、お前はまた別に利用させてもらうから。黒霧、脳無と一緒にあっちに飛ばしておけ」
爆豪→ヴィランへ勧誘
従兄弟→狙われた理由不明
夢主→研究材料
死柄木あたりが「爆豪だけかまあでも一番の目標はクリアしたわけだ」と言っているのにも関わらず従兄弟もきっちりアジトに居るってどういう事なの
71 削除済
72 削除済
73 無名さん
>>71>>72
ごめんミスった
http://archive.fo/RpTEb
>従弟は狙いの一つとの情報があったので家に軟禁状態。合宿で狙われた理由は、本家の夢主以上に能力が高いのに分家であることにつけこめないか、とかショッピングセンターでの死柄木との接触でちょっと気に入られたとか。
ネタバレメモの従兄弟が狙われた経緯これか>>70たんありがとちゅっちゅ
ごめんミスった
http://archive.fo/RpTEb
>従弟は狙いの一つとの情報があったので家に軟禁状態。合宿で狙われた理由は、本家の夢主以上に能力が高いのに分家であることにつけこめないか、とかショッピングセンターでの死柄木との接触でちょっと気に入られたとか。
ネタバレメモの従兄弟が狙われた経緯これか>>70たんありがとちゅっちゅ
93 無名さん
無断転載りみなたん7
前>>>16808
次>>100
http://nanos.jp/cielaylia/(閉鎖)
初出?>>>16235-40
ナノに閲覧ロックされ要望掲示板で愚痴り移転>>>16744-87
夢絵がミラクルニキ無断転載
批判に対して>>>16688-78(公式の規約15条>>>16688-97)
魚拓(http://archive.is/hO0iA)
漫画の一コマも転載>>>16704-64についての言い分は>>>16704-81
のちに謝罪削除(http://archive.fo/8oOx7)
荒らし対策に掲示板を設置 >>>16704-57し大暴れしたため専スレ化
まとめ>>>16762-18
梨猫たんに凸疑惑>>>16752-17
約一時間後に一時休止>>>16752-40するも同盟に指摘レスがついて即修正>>>16752-62し閉鎖
閉鎖した後はメルマガで作品配信中
一覧>>>16808-92
その他やらかし一覧>>>16762-19
前>>>16808
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夢絵がミラクルニキ無断転載
批判に対して>>>16688-78(公式の規約15条>>>16688-97)
魚拓(http://archive.is/hO0iA)
漫画の一コマも転載>>>16704-64についての言い分は>>>16704-81
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