1 無名さん
ルカスレ関係者4
ルカスレ関係者4
ルカスレ関係者
前スレ>>>220
間宮、ぴよ、偽くれあ、ほか釣り師
さよなら自演ぴよかす
http://nanos.jp/rito0117/
http://lyze.jp/rito0117/
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11 無名さん
烏養 名前
烏野高校一年生。
烏養 繋心の妹。
かつて中学では監督兼コーチを兼ねながら選手としてコートにたっており、その姿から『完全無欠のエース』として有名だった。
が、高校に入っては女子バレーボール部に入部しようとはしていない。
烏野高校一年生。
烏養 繋心の妹。
かつて中学では監督兼コーチを兼ねながら選手としてコートにたっており、その姿から『完全無欠のエース』として有名だった。
が、高校に入っては女子バレーボール部に入部しようとはしていない。
12 無名さん
ぴよたんの小説
嫉妬したの、悪い?
一年マネージャー、烏養 名前 の性格は、あんまりよろしくない。
(僕が言うのもなんだけど)
結構冷たいし、言いたいことはずけずけ言う。
それが先輩であろうと同級生であろうと、だ。
まぁ、そんなこと言っておきながら彼女と付き合っているのは紛れもない僕なのだけど。
ああ見えて 名前 は可愛いところもある。
口下手なところとか。
そう、付き合っているのは、僕だ。
...なのに。
「 名前 ―ボールあげてー?」
『いいよ』
日向と王様の変人速攻練習に、文句も言わずに最近付き合うことが多くなった。
いや、まだこれはいい。
でも。
『翔陽、踏切が遅い。影山、コントロール悪い』
「翔陽」
これだ。
僕はまだ「月島」呼ばわりで、なんで日向だけ下の名前なの。
「ツッキー、どうしたの、目つきすごく悪いよ!」
「うるさい山口」
「ごめんツッキー!」
嫉妬したの、悪い?
一年マネージャー、烏養 名前 の性格は、あんまりよろしくない。
(僕が言うのもなんだけど)
結構冷たいし、言いたいことはずけずけ言う。
それが先輩であろうと同級生であろうと、だ。
まぁ、そんなこと言っておきながら彼女と付き合っているのは紛れもない僕なのだけど。
ああ見えて 名前 は可愛いところもある。
口下手なところとか。
そう、付き合っているのは、僕だ。
...なのに。
「 名前 ―ボールあげてー?」
『いいよ』
日向と王様の変人速攻練習に、文句も言わずに最近付き合うことが多くなった。
いや、まだこれはいい。
でも。
『翔陽、踏切が遅い。影山、コントロール悪い』
「翔陽」
これだ。
僕はまだ「月島」呼ばわりで、なんで日向だけ下の名前なの。
「ツッキー、どうしたの、目つきすごく悪いよ!」
「うるさい山口」
「ごめんツッキー!」
15 削除済
17 無名さん
続き
腹の底にだんだんたまってくる黒いいらだちを山口にぶつける。
でもそのいらだちが薄れそうな様子はない。
目の前で日向と王様と 名前 が練習を繰り返している。
「 名前 !」
思いの外大きな声が体育館に響く。
きょとんとした顔の日向と王様。
当の 名前 は視線をこっちによこしただけだ。
「ちょっと、きて」
『?』
腕を強引につかんで引っ張りだす。
「 名前 !おい、月島!」
『先に進めといて』
「でも!」
『すぐ戻る』
腕を引いているのに 名前 は日向と会話をしている。
いらだちから、僕は歩くスピードを速めた。
『月島、痛い』
冷静な声が後ろから投げられて、ようやく僕は力任せに腕をつかんでいたことに気付いた。
でも正直、そっちまで気を回す余裕なんてない。
名前 を壁に押し付ける。
その目に一瞬動揺が浮かび、すぐ消えた。
『なんなの、つきし、ん...!』
これ以上 名前 に月島って呼ばれたくなくて、強引に口を塞いだ。
...こんなの、僕らしくない。
名前 が苦しくなるころを見計らって唇を離す。
『なん、なの』
「...名前」
『は?』
怪訝そうに眉をひそめる雪乃。
「だから、」
「日向のこと名前で呼ばないで」
ぱちくり。
そういってもいいような感じで 名前 の目が瞬く。
無言の時間が長くなるほど恥ずかしくなってきて、僕はまた強引に抱き寄せた。
『つまり、自分が名字呼びなのが気に入らないの』
「疑問符がぬけてるんだけど」
『そういうことでしょ、』
『蛍』
不意打ちにささやかれて、思わず硬直してしまう。
それを知ってか知らずか、珍しくころころ笑い声が聞こえる。
『し...、日向に嫉妬したの、珍しい。音駒の主将に言われても何も感じなかったくせに。ねぇ蛍』
「うるさい」
日向の呼び方が変わったことに少し優越感を感じつつ、ここぞとばかりに僕をからかうその口を、再び僕は塞いだ。
嫉妬したの、悪い?
(日向、影山、お待たせ)
(あれっ、呼び方...!)
(文句は嫉妬深い蛍に言って)
(ツッキー機嫌治ってる!)
(うるさいよ山口)
腹の底にだんだんたまってくる黒いいらだちを山口にぶつける。
でもそのいらだちが薄れそうな様子はない。
目の前で日向と王様と 名前 が練習を繰り返している。
「 名前 !」
思いの外大きな声が体育館に響く。
きょとんとした顔の日向と王様。
当の 名前 は視線をこっちによこしただけだ。
「ちょっと、きて」
『?』
腕を強引につかんで引っ張りだす。
「 名前 !おい、月島!」
『先に進めといて』
「でも!」
『すぐ戻る』
腕を引いているのに 名前 は日向と会話をしている。
いらだちから、僕は歩くスピードを速めた。
『月島、痛い』
冷静な声が後ろから投げられて、ようやく僕は力任せに腕をつかんでいたことに気付いた。
でも正直、そっちまで気を回す余裕なんてない。
名前 を壁に押し付ける。
その目に一瞬動揺が浮かび、すぐ消えた。
『なんなの、つきし、ん...!』
これ以上 名前 に月島って呼ばれたくなくて、強引に口を塞いだ。
...こんなの、僕らしくない。
名前 が苦しくなるころを見計らって唇を離す。
『なん、なの』
「...名前」
『は?』
怪訝そうに眉をひそめる雪乃。
「だから、」
「日向のこと名前で呼ばないで」
ぱちくり。
そういってもいいような感じで 名前 の目が瞬く。
無言の時間が長くなるほど恥ずかしくなってきて、僕はまた強引に抱き寄せた。
『つまり、自分が名字呼びなのが気に入らないの』
「疑問符がぬけてるんだけど」
『そういうことでしょ、』
『蛍』
不意打ちにささやかれて、思わず硬直してしまう。
それを知ってか知らずか、珍しくころころ笑い声が聞こえる。
『し...、日向に嫉妬したの、珍しい。音駒の主将に言われても何も感じなかったくせに。ねぇ蛍』
「うるさい」
日向の呼び方が変わったことに少し優越感を感じつつ、ここぞとばかりに僕をからかうその口を、再び僕は塞いだ。
嫉妬したの、悪い?
(日向、影山、お待たせ)
(あれっ、呼び方...!)
(文句は嫉妬深い蛍に言って)
(ツッキー機嫌治ってる!)
(うるさいよ山口)