1 無名さん

腐女子の溜り場

みなさんでチャットしましょう
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小学5年にこっくりさんが流行ってた。放課後、女子で集まってはこっくりさん。毎日のようにやってた。

ある日、私だけが体験できていることを知った。頭の中でこっくりさんに質問してもちゃんと応えてくれることを。

他の子が同じようにやってみてもコインは一切動かず、私が頭の中で質問すると動く。

『私の考えてることがわかりますか?』→【はい】

『あなたは狐ですか?』→【いいえ】

『じゃあ人間ですか?』→【はい】

というように。

皆は勝手に動くコインと私を交互に見て「???」状態、そのうち気味悪がりだした。

ある一人の子が「なんか嫌だ!」と指を離したのをきっかけに次々離していき、私が最後まで指を置いて、皆は離れた場所まで小走りで行ってしまった。

その時に勝手に動いた言葉。一生忘れないと思う。


【は な れ た ら お い か け る】

【い つ も い る】

【あ し た わ お わ り】


以来こっくりさんをやったことはない。 
「そいつは信仰深い俺の村の中でも異端な奴だったな。どうしてか、閉鎖的だったあの村で神を信じない男だった。 

『いずれ私は都会に出る、その時は、こんな汚い村出身という事は隠す』

いつもそう吐き捨てていたっけ。まあ、それ自体は悪い事だったとは思わないよ」

「じゃあ、他の何かが問題だった?」

「そこなんだ。村に住む人間を馬鹿にするのは、別にかまわない。ただ彼は、村が崇めていた神様まで罵倒していた。山の神様を、さ。皆がいつも彼に対して怒っていたのはそこ。そこだけ。他はどうでも良かったみたいだった。誰も彼もが言っていた。あいつ、いつか天罰が下るぞって。・・・・・・俺?じつは俺も『神様』の存在なんてあんまり信じていなかったんだ。もちろん、そんな事口に出してはいないよ。・・・・・・それも、あの日、彼の死体が見つかるまでの事だったけど」

「いよいよか」

「ああ・・・・・・。あの日、彼は・・・山の入り口に、小さな社があっただろ?そこで、死んでいたんだ。ただ死んでいただけなら、獣にでも襲われたって、無理矢理にでも理由をつけられるんだけど」

「異様な死に方だった?」

「・・・・・俺も、少しだけ見たよ。左右逆だった」

「左右、逆・・・まさか体を縦一文字に切断され、逆向きにくっつけられていたのか?」

「さすがに鋭いな・・・。ただ、彼は縫い合わされたりしていなかったんだ。まるで、はじめから、産まれた時から、そうなっていたみたいだった。その上、彼の臓物は最後まで見つからなかったんだ。あんなもの、人間の業で出来る事じゃないさ。今の俺は、『神様』を信じているよ。・・・邪神は、確実に存在するんだ。邪神は・・・」 

「・・・恐ろしい事を思い出させてすまなかった。ありがとう、良いレポートが書けそうだ」

「それは、良かった」
数年前友達から聞いた話。

霧の濃いある日の早朝、友達のKは日課にしている早朝のウォーキングに出た。

するとタッタッタッという具合に前方から走ってくる人の影がある。

Kは自分と同じように早朝の運動をしている人が走っているんだろうと思った。しかし不思議なことに走ってくる影はあるものの一向にその人の姿が見えない。

おかしい。自分はあの人から見て前に向かって歩いている。歩いているといってもやや小走りだが。しかし走ってくる人間が歩いているこちらに見えないはずはない。

なのにまるで相手が後ろ向きに走ってるように、全然近づいても近づいても遠ざかるでもなく近づくでもなく微妙な間隔を保ったまま相手の姿が見えない。

まるで夏の日のカゲロウのようにゆらゆらとただ視界の先で腕を振る人が見えるのみである。

と、友達は思い切って駆け足でその人に近づこうと試みた。するとだんだん霧が薄らぎ、そこに見えたその人の姿はなんと

首から下はこちらを向いているのに首だけが後ろ向きの異様な姿をしていた。

あまりの光景にKはたじろぎ目をあさっての方にそらした。我にかえった時にはもうそこにはそのランナーはいなかったそうである。

真偽のほどは定かではないが、以上、数年前Kが大学一年生の時に体験した実話である。
おれのおじさんはリゾート地で観光客向けのセスナのパイロットをしている。

そのおじさんが今年の正月に帰ってきたとき聞かせてくれた話。


ある日、いつもように客を乗せフライトに発った。その日は駆け出しのパイロットの指導役として副操縦士席に座った。

機体は何事もなく離陸した。パイロットは可愛がっている後輩て、いつものように冗談を飛ばしてからかっていたが、どうも後輩の様子がおかしい。

顔色が悪く、歯をカチカチ鳴らしてフロントガラスをただ見つめている。おじさんの冗談にもなにも反応しない。

操縦に問題はないが、心配になったおじさんが、体調でも悪いのか、と尋ねると、うるさい!黙ってろ!と強い口調で怒鳴られた。

おじさんは驚くとともに信じられない態度に怒りがこみ上げてきて、引き返せ!フライトは中止だ!お前正気か?と後輩を制したが、彼は聞く耳をもたず、フライトを続行した。

ただならぬ様子に危険を感じたおじさんはその後も再三中止を命じたが、結局フライトは最後まで完了し、無事着陸した。

おじさんは休憩室で後輩に問い詰めた。どういうつもりだ、と。後輩はこう語った。

離陸直後、気がつくとフロントガラスに老婆が張り付いていたという。ものすごい剣幕で後輩を睨み付け、思い出すのもはばかられるくらい、おどろおどろしく呪わしい言葉を呟きかけてきたとか。

機外の声など聞こえるはずはないのに、なぜかはっきりと聞こえた。様子からして、おじさんは気づいていない。

なぜか老婆に意識を奪われそうな予感がして、正気を保つのに精一杯で、とても会話などできる状態ではなかった。

どういうわけか、このまま墜落してしまえばどんなに楽か、などというネガティブな考えが浮かんでくる。それらを振りきるのに精神力が限界だったらしい。

後輩は失禁しており、疲弊しきっていた。それ以上話を聞くことはできなかった。この話は二人の心にしまっておくことにした。

その事件を最後に後輩は仕事を辞めた。おじさんはまだ操縦菅を握っているが、いまだ老婆を見たことがない。


原因不明の事故なんていくらでもあるが、そのうちの1つになってたらと思うとぞっとするよな。

家族や会社のために、辞めるわけにはいかないが、実際見てしまったらおれは大丈夫かな。

といつも豪快なおじさんが気弱そうに話していたのが印象的だった。
小学生のとき、祖父と従兄弟と私で登山に行きました。

といっても標高はそこまで高くなく、登山というより散歩みたいな感じで、他の登山客もたくさんいて、祖父と従兄弟と話しながらすぐ頂上に着きました。

頂上で弁当を食べて、少し休憩した後、下山する前に簡易トイレに用を足しに行きました。

終わった後、何を気になったのか、トイレの裏側はどうなってるのかな?と見に行きました。

裏側は少しだけスペースがあって、鉄のサクがあり、その向こうは樹木だらけの急な斜面になっていました。

それで、その斜面全体に、信じられないぐらい大きな赤い布が被さっていたのです。本気で縦・横1Kmぐらいあるんじゃないかと思うほどの真っ赤な布。

何だあれ?としばらく見ていましたが、布は風にはためいているだけ。その後、気になりながらも祖父と従兄弟の所へ戻り、今見た物を説明しました。

しかしあまり本気にされず、天気もぐずついて来たので急いで下山しました。

下山後、駐車場に向かう時、麓に救急車と警察が大勢来ていました。近くの木にはブルーシートが掛けられ、担架が用意され、誰が見ても死人が出たのは明らかでした。

2時間ほど前登る前には何もなかったので、その間に亡くなったようでした。

話はこれで終わりです。亡くなったその人と、私が見た巨大な赤い布との関連性は分かりません。

ただ、あれは不吉なものだったのかな、とは今になって思います。

本当に、赤い色が斜面一帯を覆うほどでしたから・・・。
 
 
糞スレ