51 無名さん
粘着たんの人間性が出てるサイトなら無理だな
散々アドバイスもらったり晒せば良いって言われてるのに何かしら理由つけてだってでもしてりゃそりゃ人気も出ないわ
むしろサイトとか夢やめたほうが良いレベル
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88 削除済
知人の話だが、旅行先の海岸で夜釣りをすることにした。
宿の人に場所を聞き、早速行こうとすると宿の主人から「余り遅くならないように、11時位までには宿に帰りなさいよ」と言われた。
夜通し釣りをしようと思っていた知人は「え?11時?」と思いつつもあまり気にせず出かけた。
行ってみると先客が数人居る。そして知人も釣りはじめると面白いように釣れる。
しかし午後9時を過ぎる位から他の釣り人がどんどん帰り支度を始めている。
知人は「こんなに釣れるのにもう帰るのか?」と不思議に思いつつも釣りを楽しんでいたが、最後に帰る釣り人からすれ違いさまに「あんたもそろそろ帰ったほうがいいよ」と言われた。
知人は「こんなに楽しいのに、何で帰んなくちゃいけないんだよ…」と思いつつも軽く会釈だけしてそのまま釣りを続行した。
他の釣り人が帰った後、なぜかとたんに全く釣れなくなってしまった。
知人は「おかしいな…あれだけアタリが良かったのに」と思いつつもそのまま2時間ほど粘っていると、海面に何か居る気配がする。
知人は「何だ?」と思いよく見ると、人が海面に立っていてこちらへ向かってくる。しかも暗闇の海というのに人の姿とはっきり判る。
知人は恐怖のあまり動くことも出来ず固唾を呑んでいた。
そしてその海面に浮いた人は知人のいる場所の2〜3mまで近づき消えた。
知人は「早く帰れとはこの事だったんだ…」と今更ながら気付き、速攻で荷物を纏め宿へ走って逃げ帰ったそうだ。
宿の人に場所を聞き、早速行こうとすると宿の主人から「余り遅くならないように、11時位までには宿に帰りなさいよ」と言われた。
夜通し釣りをしようと思っていた知人は「え?11時?」と思いつつもあまり気にせず出かけた。
行ってみると先客が数人居る。そして知人も釣りはじめると面白いように釣れる。
しかし午後9時を過ぎる位から他の釣り人がどんどん帰り支度を始めている。
知人は「こんなに釣れるのにもう帰るのか?」と不思議に思いつつも釣りを楽しんでいたが、最後に帰る釣り人からすれ違いさまに「あんたもそろそろ帰ったほうがいいよ」と言われた。
知人は「こんなに楽しいのに、何で帰んなくちゃいけないんだよ…」と思いつつも軽く会釈だけしてそのまま釣りを続行した。
他の釣り人が帰った後、なぜかとたんに全く釣れなくなってしまった。
知人は「おかしいな…あれだけアタリが良かったのに」と思いつつもそのまま2時間ほど粘っていると、海面に何か居る気配がする。
知人は「何だ?」と思いよく見ると、人が海面に立っていてこちらへ向かってくる。しかも暗闇の海というのに人の姿とはっきり判る。
知人は恐怖のあまり動くことも出来ず固唾を呑んでいた。
そしてその海面に浮いた人は知人のいる場所の2〜3mまで近づき消えた。
知人は「早く帰れとはこの事だったんだ…」と今更ながら気付き、速攻で荷物を纏め宿へ走って逃げ帰ったそうだ。
私が小学生の時です。
その頃、ちょうど学校の怪談というものがブームで、口裂け女やトイレの花子さんといったものに、本気でビビってました。
ご存知の方も多いと思いますが、怪談の一つに「合わせ鏡」というものがありました。
これは、午前0時に鏡を向かい合わせると、悪魔が出るだとか未来の自分が見えるだとかいう話です。
口裂け女にマジでビビる私が、そんな行為をするわけもないのですが、私の姉が、やってみようと言い出したのです。
ちょうど祖母の家に手頃な姿見鏡があるのを知ってた姉は、泊まりにいくという口実で、祖母の家でそれを実行することにしました。
祖母の家は無駄に広く、それでいて0時なんて普段起きていない時間に暗い部屋で待機しているのがひどく恐ろしく、私は姉に「ねぇやめようよ」と何度も言いましたが、姉は全く諦める様子がありませんでした。
0時5分前ぐらいになってから、鏡を合わせ、スタンバイしていました。
そして0時ちょうどになったら、姉と一緒に鏡の中を恐る恐る覗き見ました。
なんの変哲もない、恐々と鏡を覗く私と姉が、何重にもなっているだけでした。
ほっ、と、安心しました。
「何も起こらないね」そう言って隣の姉を見やると、何やら姉が私の顔を不機嫌そうに睨んでいました。
「なに?」私が言うと、「あんたいつまで笑ってんの?」姉が言いました。
「笑ってないよ」こんな不気味な行為をしている中、笑う理由がありません。
「笑うなっていってるでしょ! 気持ち悪い!」そう言って、姉は私のほっぺたをつねり上げました。
その後喧嘩になり、姉は片付けもせずに布団に潜り込みました。
私は鏡を片付ける前に、もう一度見ましたが、そこには半べその私が何重にもうつっているだけでした。
もしかしたら、ほっとした時に気持ちが緩んで、思わず笑っていたのかもしれない。
そう思って、翌朝姉に謝りました。
すると姉はこう言いました。
「あんたは鏡を覗く前からずっと笑っていた」と。
その頃、ちょうど学校の怪談というものがブームで、口裂け女やトイレの花子さんといったものに、本気でビビってました。
ご存知の方も多いと思いますが、怪談の一つに「合わせ鏡」というものがありました。
これは、午前0時に鏡を向かい合わせると、悪魔が出るだとか未来の自分が見えるだとかいう話です。
口裂け女にマジでビビる私が、そんな行為をするわけもないのですが、私の姉が、やってみようと言い出したのです。
ちょうど祖母の家に手頃な姿見鏡があるのを知ってた姉は、泊まりにいくという口実で、祖母の家でそれを実行することにしました。
祖母の家は無駄に広く、それでいて0時なんて普段起きていない時間に暗い部屋で待機しているのがひどく恐ろしく、私は姉に「ねぇやめようよ」と何度も言いましたが、姉は全く諦める様子がありませんでした。
0時5分前ぐらいになってから、鏡を合わせ、スタンバイしていました。
そして0時ちょうどになったら、姉と一緒に鏡の中を恐る恐る覗き見ました。
なんの変哲もない、恐々と鏡を覗く私と姉が、何重にもなっているだけでした。
ほっ、と、安心しました。
「何も起こらないね」そう言って隣の姉を見やると、何やら姉が私の顔を不機嫌そうに睨んでいました。
「なに?」私が言うと、「あんたいつまで笑ってんの?」姉が言いました。
「笑ってないよ」こんな不気味な行為をしている中、笑う理由がありません。
「笑うなっていってるでしょ! 気持ち悪い!」そう言って、姉は私のほっぺたをつねり上げました。
その後喧嘩になり、姉は片付けもせずに布団に潜り込みました。
私は鏡を片付ける前に、もう一度見ましたが、そこには半べその私が何重にもうつっているだけでした。
もしかしたら、ほっとした時に気持ちが緩んで、思わず笑っていたのかもしれない。
そう思って、翌朝姉に謝りました。
すると姉はこう言いました。
「あんたは鏡を覗く前からずっと笑っていた」と。
俺は廃墟が大好きで、暇を見つけては探索しに行くんだ。
連休で廃墟に泊まってみようということで、キャンプ用品とか酒とか用意して廃病院まで行った。
着いたのは昼の三時くらいで、陽もまだ高かった。
暫く病院を散策していると子供の笑い声と共に、何かを壊すような音が聴こえた。
近所の悪餓鬼共が廃墟であるのをいいことに暴れ回っていると俺は判断した。
廃墟が壊れるのは時の経過による風化だけではなく、子供やチンピラが暴れることにも起因するんだなと俺はしみじみと思った。
俺は餓鬼共の騒ぎ声から遠ざかって、病室の一つに入ると酒盛りを始めた。
陽が落ちた頃には餓鬼共も帰って、俺はランタン片手に廃墟をくまなく歩き回った。
数時間歩いて腹が減った俺は先程の病室に帰って、コンビニの握り飯を食べて、焼酎をかっくらって、酔いで眠くなって寝袋で寝た。
夜も更けた頃、俺は寒さに目を覚ました。
酔いもすっかり醒めていて、体も冷えきっていた。催してしまった俺は病院から出て用を足した。
病院に戻る途中、笑い声が聴こえた。子供の声だ。同時に何かを壊す音が鳴り響く。
昼間聴いたのと同じ音だ。寒いのに嫌な汗をかいた俺は急いで病室に帰った。
笑い声と破壊音は絶え間なく響き、それは俺のいる病室に近づいてくるような気がした。
荷物を纏めた俺は眠気もすっかり覚めて、息を潜めながら音を耳で追っていた。
やがて隣の病室でけたたましい音が鳴り始めた。子供達の狂ったような笑い声は絶叫に変わっていた。
普通の人間ならすぐに喉が潰れてしまいそうな、拷問でも受けているかのようなそのおぞましい叫び声に俺は震えた。
コンクリートの壁に何かが打ちつけられる度、振動が伝わってきた。
逃げ出すタイミングを計っていた俺も余裕がなくなって、ランタンだけ持って脇目も振らず駆け出した。
病院から少し離れた所で俺は一度振り返った。病室の窓から俺の荷物らしき物が放り出されているのが見えた。
一切の明かりも見えなかったが、あの病室に何かが来たのは確かだ。
以後、夜の廃墟には近寄らなくなった。
連休で廃墟に泊まってみようということで、キャンプ用品とか酒とか用意して廃病院まで行った。
着いたのは昼の三時くらいで、陽もまだ高かった。
暫く病院を散策していると子供の笑い声と共に、何かを壊すような音が聴こえた。
近所の悪餓鬼共が廃墟であるのをいいことに暴れ回っていると俺は判断した。
廃墟が壊れるのは時の経過による風化だけではなく、子供やチンピラが暴れることにも起因するんだなと俺はしみじみと思った。
俺は餓鬼共の騒ぎ声から遠ざかって、病室の一つに入ると酒盛りを始めた。
陽が落ちた頃には餓鬼共も帰って、俺はランタン片手に廃墟をくまなく歩き回った。
数時間歩いて腹が減った俺は先程の病室に帰って、コンビニの握り飯を食べて、焼酎をかっくらって、酔いで眠くなって寝袋で寝た。
夜も更けた頃、俺は寒さに目を覚ました。
酔いもすっかり醒めていて、体も冷えきっていた。催してしまった俺は病院から出て用を足した。
病院に戻る途中、笑い声が聴こえた。子供の声だ。同時に何かを壊す音が鳴り響く。
昼間聴いたのと同じ音だ。寒いのに嫌な汗をかいた俺は急いで病室に帰った。
笑い声と破壊音は絶え間なく響き、それは俺のいる病室に近づいてくるような気がした。
荷物を纏めた俺は眠気もすっかり覚めて、息を潜めながら音を耳で追っていた。
やがて隣の病室でけたたましい音が鳴り始めた。子供達の狂ったような笑い声は絶叫に変わっていた。
普通の人間ならすぐに喉が潰れてしまいそうな、拷問でも受けているかのようなそのおぞましい叫び声に俺は震えた。
コンクリートの壁に何かが打ちつけられる度、振動が伝わってきた。
逃げ出すタイミングを計っていた俺も余裕がなくなって、ランタンだけ持って脇目も振らず駆け出した。
病院から少し離れた所で俺は一度振り返った。病室の窓から俺の荷物らしき物が放り出されているのが見えた。
一切の明かりも見えなかったが、あの病室に何かが来たのは確かだ。
以後、夜の廃墟には近寄らなくなった。
これは付き合っている彼氏から聞いたお話です。
彼が高校生の頃、英語を教えて貰いに個人塾に通っていて、いつも帰りは夜の10時前後。
なにせ彼氏は小さな田舎の島に住んでおり、TVの心霊番組でも廃病院を取り上げられていて、霊能者があまりの力に帰って行ったらしい、霊感なんてない私が訪れても寒気がする島です。
彼もまた霊感などなく、ある日いつも塾には友達の親に車で送り迎えしてもらっていたのですが、その日は何かの用事で友達が塾を休み、彼は愛用する自転車でその塾まで向かったそうです。
そして一通りの勉強も終わり、帰るとき時間は夜の10時半くらい。
塾から彼の住む団地までは自転車で約20分程の距離で、昼間でも人通りが本当に少ないいわゆる田舎の山の中にあるような道。
田舎育ちの彼は夜に一人でそのような道を通ることに何の恐怖もなかったそうです。
そして一人で今日の晩御飯のことを考えながら自転車を走らせ、丁度左手に森で右手は空き家が数軒の道路に差し掛かったとき、前方に人影が見えたそうです。
最初は気のせいか?と思い特に気にしなかったそうですけど、ずっと消えない。むしろ近づいていくにつれて、ハッキリと人が見えたそうです。
それは森の方を向いている赤い服を着た女性だったそうです。髪が長く表情も年齢も全くわからないような不気味な感じの女性。
彼は普通に近所の人かと思い、その時ずっと微動だにしない女性に話しかけようとしたそうです。
そして女性はすぐ目の前、その瞬間本能的に危険だと感じ、頭の中で「だめ!」という声が響いたらしいです。
彼は無我夢中で自転車をこぎ必死に家に帰ったと話していました。そして家に入りホッとした時あることに気づきました。
それは今は真夏、しかし女性は長袖でコート。そして表情がまるで見えなかったこと。
彼は仏教に熱心な祖母たちにその時はすごく感謝したらしいです。そして、あのときもし話しかけてたら…と恐ろしい顔をして話してくれました。
以上が彼が唯一体験したお話です。
彼が高校生の頃、英語を教えて貰いに個人塾に通っていて、いつも帰りは夜の10時前後。
なにせ彼氏は小さな田舎の島に住んでおり、TVの心霊番組でも廃病院を取り上げられていて、霊能者があまりの力に帰って行ったらしい、霊感なんてない私が訪れても寒気がする島です。
彼もまた霊感などなく、ある日いつも塾には友達の親に車で送り迎えしてもらっていたのですが、その日は何かの用事で友達が塾を休み、彼は愛用する自転車でその塾まで向かったそうです。
そして一通りの勉強も終わり、帰るとき時間は夜の10時半くらい。
塾から彼の住む団地までは自転車で約20分程の距離で、昼間でも人通りが本当に少ないいわゆる田舎の山の中にあるような道。
田舎育ちの彼は夜に一人でそのような道を通ることに何の恐怖もなかったそうです。
そして一人で今日の晩御飯のことを考えながら自転車を走らせ、丁度左手に森で右手は空き家が数軒の道路に差し掛かったとき、前方に人影が見えたそうです。
最初は気のせいか?と思い特に気にしなかったそうですけど、ずっと消えない。むしろ近づいていくにつれて、ハッキリと人が見えたそうです。
それは森の方を向いている赤い服を着た女性だったそうです。髪が長く表情も年齢も全くわからないような不気味な感じの女性。
彼は普通に近所の人かと思い、その時ずっと微動だにしない女性に話しかけようとしたそうです。
そして女性はすぐ目の前、その瞬間本能的に危険だと感じ、頭の中で「だめ!」という声が響いたらしいです。
彼は無我夢中で自転車をこぎ必死に家に帰ったと話していました。そして家に入りホッとした時あることに気づきました。
それは今は真夏、しかし女性は長袖でコート。そして表情がまるで見えなかったこと。
彼は仏教に熱心な祖母たちにその時はすごく感謝したらしいです。そして、あのときもし話しかけてたら…と恐ろしい顔をして話してくれました。
以上が彼が唯一体験したお話です。
10年程前の話。
夜中に彼女と峠道をドライブ。で、大きめの駐車場があったから立ち寄ったのね。
駐車場には他に車が一台停まってたけど人は乗っていないみたいだった。
「?」と思って辺りを見渡すとどうやら展望台があるらしかった。
んでせっかくなんで行ってみっかと山道を登って行った。
10分程登り、展望台に到着、先客はいないみたいだったけど特に気にせず彼女とおしゃべりしていた。
ふと気づくと展望台からさらに上に登る道があり、なんだろうと二人で登って行った。
山道を登っていくと上から一組のカップルが降りてきた。
「すみません、上になにかあるんですか?」と彼女がカップルに話かけた。
「あ、なんか上にも展望台があるみたいなんですが‥」
カップルの様子が少しおかしかったのが気になったが、礼を言って道を登りかけた。
と、そのとき
「あの、すみません」
カップルのほうから声をかけられた。
「駐車場に自分とあなたがたの他に車が停まっていませんでしたか?」
カップルに聞かれたが駐車場には自分らとカップルのものと思われる車しかなかった。
その事を告げるとカップルが青ざめた。
事情を聞くと、先ほど上にも展望台があるのに気づいて行ってみたが、もう少しで展望台というところで展望台のほうから子供の声が聞こえてきたという事だった。
男のほうは先客だと思ったらしいが、女のほうが絶対に他に車なんてなかったと言って引き返してきたらしい。
他に展望台に登る道があるとも思えず、少し興味が出て一緒に確認にいかないかと提案し、展望台まで登ってみることにした。
そして山道を登りはじめたそのとき、「キャハハハ」かすかだが山道から子供の笑い声が聞こえた。
声を聞いた瞬間全員ダッシュで山を降り、そのまま車に飛び乗って山を後にした。
山を降りる途中カップルが叫んでいるのを聞いて心底ゾッとした。
「降りてきてる!降りてきてる!!」
そこには二度と行ってないからなんだったのかはわからん。
山って怖いよね。
夜中に彼女と峠道をドライブ。で、大きめの駐車場があったから立ち寄ったのね。
駐車場には他に車が一台停まってたけど人は乗っていないみたいだった。
「?」と思って辺りを見渡すとどうやら展望台があるらしかった。
んでせっかくなんで行ってみっかと山道を登って行った。
10分程登り、展望台に到着、先客はいないみたいだったけど特に気にせず彼女とおしゃべりしていた。
ふと気づくと展望台からさらに上に登る道があり、なんだろうと二人で登って行った。
山道を登っていくと上から一組のカップルが降りてきた。
「すみません、上になにかあるんですか?」と彼女がカップルに話かけた。
「あ、なんか上にも展望台があるみたいなんですが‥」
カップルの様子が少しおかしかったのが気になったが、礼を言って道を登りかけた。
と、そのとき
「あの、すみません」
カップルのほうから声をかけられた。
「駐車場に自分とあなたがたの他に車が停まっていませんでしたか?」
カップルに聞かれたが駐車場には自分らとカップルのものと思われる車しかなかった。
その事を告げるとカップルが青ざめた。
事情を聞くと、先ほど上にも展望台があるのに気づいて行ってみたが、もう少しで展望台というところで展望台のほうから子供の声が聞こえてきたという事だった。
男のほうは先客だと思ったらしいが、女のほうが絶対に他に車なんてなかったと言って引き返してきたらしい。
他に展望台に登る道があるとも思えず、少し興味が出て一緒に確認にいかないかと提案し、展望台まで登ってみることにした。
そして山道を登りはじめたそのとき、「キャハハハ」かすかだが山道から子供の笑い声が聞こえた。
声を聞いた瞬間全員ダッシュで山を降り、そのまま車に飛び乗って山を後にした。
山を降りる途中カップルが叫んでいるのを聞いて心底ゾッとした。
「降りてきてる!降りてきてる!!」
そこには二度と行ってないからなんだったのかはわからん。
山って怖いよね。
友人から聞いた話で、彼のことを仮にYとさせて頂きます。
Yとその家族は全員霊感持ちで、Yは中では最も霊感の弱い方だったらしいです。
当時、学生だった彼はある音に悩まされていたそうです。
Yは二階の階段近くに自分の部屋を持っており、夜はそこのベッドで寝ていたとのこと。
ひた…ひた…
彼は何者かが階段を這って登ってくるような、不気味な音に悩まされていました。
とはいえ、心霊現象には慣れっこのYは、それ以上に慣れている御両親に相談したそうです。
そこでYの御両親は、階段にお札を貼り、塩も盛ってくれたそうです。それで彼は今夜からは安心して眠れると思ったと言います。
実際、いつものひたひたという這う音はせず、ぐっすりと寝たと言います。
朝、Yは寝覚め、時間を見たら、朝が弱い彼には珍しく、まだ5時だったそうです。
もう一眠りしよう、そう彼が思い、寝返りを打ち、うつ伏せになったその時。Yはものすごい力で“引かれた”のです。
無我夢中で、どこに自分が引かれているのかはわからない、でも得体の知れない“何か”は自分をどこか、行っては行けない場所に引きずりこもうとしていたのだそうです。
Yはひたすら、ひたすら、抵抗をしたと言います。
何分も、何時間も。到頭、抵抗する力もなくなってきたY。
彼は勇気を振り絞り、その自分を引きずる何かを振り払うように、
「来るな!」
と大声で叫びながら、回るようにうつ伏せから仰向けの体勢にひっくり返ったのです。
するとその“何か”の気配は消え、彼はやっと落ち着いて息を整えることができたらしいです。
一体、どれだけ格闘していたのだろう。そう思い、彼が見た時計が示す時刻は、なんと5時5分だったといいます。
彼の眠気はもちろん消え去り、ただYは放心していたそうです。
すると、彼の大声に目を覚ました彼の御両親に、Yは呼ばれました。二人のいる階段、お札を貼った場所。
盛られた塩は散乱し、びりびりに破られたお札の貼ってあった場所には、人間にはどうやっても付けられないような、はっきりとした指紋が、べったりと付いていたそうです。
Yとその家族は全員霊感持ちで、Yは中では最も霊感の弱い方だったらしいです。
当時、学生だった彼はある音に悩まされていたそうです。
Yは二階の階段近くに自分の部屋を持っており、夜はそこのベッドで寝ていたとのこと。
ひた…ひた…
彼は何者かが階段を這って登ってくるような、不気味な音に悩まされていました。
とはいえ、心霊現象には慣れっこのYは、それ以上に慣れている御両親に相談したそうです。
そこでYの御両親は、階段にお札を貼り、塩も盛ってくれたそうです。それで彼は今夜からは安心して眠れると思ったと言います。
実際、いつものひたひたという這う音はせず、ぐっすりと寝たと言います。
朝、Yは寝覚め、時間を見たら、朝が弱い彼には珍しく、まだ5時だったそうです。
もう一眠りしよう、そう彼が思い、寝返りを打ち、うつ伏せになったその時。Yはものすごい力で“引かれた”のです。
無我夢中で、どこに自分が引かれているのかはわからない、でも得体の知れない“何か”は自分をどこか、行っては行けない場所に引きずりこもうとしていたのだそうです。
Yはひたすら、ひたすら、抵抗をしたと言います。
何分も、何時間も。到頭、抵抗する力もなくなってきたY。
彼は勇気を振り絞り、その自分を引きずる何かを振り払うように、
「来るな!」
と大声で叫びながら、回るようにうつ伏せから仰向けの体勢にひっくり返ったのです。
するとその“何か”の気配は消え、彼はやっと落ち着いて息を整えることができたらしいです。
一体、どれだけ格闘していたのだろう。そう思い、彼が見た時計が示す時刻は、なんと5時5分だったといいます。
彼の眠気はもちろん消え去り、ただYは放心していたそうです。
すると、彼の大声に目を覚ました彼の御両親に、Yは呼ばれました。二人のいる階段、お札を貼った場所。
盛られた塩は散乱し、びりびりに破られたお札の貼ってあった場所には、人間にはどうやっても付けられないような、はっきりとした指紋が、べったりと付いていたそうです。
私の家系は霊媒体質者が多く遠い親族にも霊媒師がいる家系で、私自身もあまり見えはしませんが霊媒体質ではあります。
霊媒体質故に寝ている最中に呼んでしまうのか。
真夜中にラップ音が聞こえたり、入浴中にドアの下から白い布を纏った手(?)が出てきたり、夜中ライトをつけたリビングに一人でいたら、ゆうに2mは越す人影が通過するのを見てしまったりなど結構あります。
正直ラップ音も無人の足音も小さければ流石に慣れてしまって気にしなくなりましたが、これは本気で後々恐怖に感じた話です。
私が小学3年の祇園祭の帰りでした。夜も遅く夜の9時になっていた時間でした。
自転車で帰宅途中、ふと町の老人ホームの道沿いにある花壇の縁に何かが立っていました。
花壇の縁です。15センチしかないんですよ。しかし 「それ」は立っていました。
通過する間際にチラと横目でみたのですが、「それ」は前髪が腰まで達するぐらい長い髪の女性でした。
服は足首まである長さの白いネグリジェのような格好でした。まるで花壇に悪趣味なマネキンが立っているかのようにピクリともその人は動きませんでした。
私は何故か反射的にお辞儀をして通過してしまいました。
と、目線を前方に変えた瞬間、同じ人が道の先にあるカーブミラーの横に立っていました。
花壇に立ってるその人を横目でチラリと見たすぐ後に目線を前に変えたのに、何故かその人は道の前のカーブミラー横に立っていました。
しかしその人は何をする訳でもなくただ突っ立ってるのです。私は明らかに見てしまったと感じました。
そして帰宅後、なぜか背中の右後ろがかゆく、虫に刺されたのかなと思い、手持ちの鏡を持って洗面所の鏡と合わせ鏡をした所
……人型の手の跡がありました。
どなたも体のどこかを叩かれたら赤い跡がつきますよね?その後がくっきりと私の背中についていたのです。
私はこればかりは恐怖で何も言えませんでした。
そして後日、その老人ホームについて調べると、隣接する横の病院に女の人の霊がでると地元の掲示板で発見しました……。
霊媒体質故に寝ている最中に呼んでしまうのか。
真夜中にラップ音が聞こえたり、入浴中にドアの下から白い布を纏った手(?)が出てきたり、夜中ライトをつけたリビングに一人でいたら、ゆうに2mは越す人影が通過するのを見てしまったりなど結構あります。
正直ラップ音も無人の足音も小さければ流石に慣れてしまって気にしなくなりましたが、これは本気で後々恐怖に感じた話です。
私が小学3年の祇園祭の帰りでした。夜も遅く夜の9時になっていた時間でした。
自転車で帰宅途中、ふと町の老人ホームの道沿いにある花壇の縁に何かが立っていました。
花壇の縁です。15センチしかないんですよ。しかし 「それ」は立っていました。
通過する間際にチラと横目でみたのですが、「それ」は前髪が腰まで達するぐらい長い髪の女性でした。
服は足首まである長さの白いネグリジェのような格好でした。まるで花壇に悪趣味なマネキンが立っているかのようにピクリともその人は動きませんでした。
私は何故か反射的にお辞儀をして通過してしまいました。
と、目線を前方に変えた瞬間、同じ人が道の先にあるカーブミラーの横に立っていました。
花壇に立ってるその人を横目でチラリと見たすぐ後に目線を前に変えたのに、何故かその人は道の前のカーブミラー横に立っていました。
しかしその人は何をする訳でもなくただ突っ立ってるのです。私は明らかに見てしまったと感じました。
そして帰宅後、なぜか背中の右後ろがかゆく、虫に刺されたのかなと思い、手持ちの鏡を持って洗面所の鏡と合わせ鏡をした所
……人型の手の跡がありました。
どなたも体のどこかを叩かれたら赤い跡がつきますよね?その後がくっきりと私の背中についていたのです。
私はこればかりは恐怖で何も言えませんでした。
そして後日、その老人ホームについて調べると、隣接する横の病院に女の人の霊がでると地元の掲示板で発見しました……。
一人暮らしの俺は宗教の勧誘に懲りて以来、来客には徹底無視を決め込むようになった。
通販で頼んだときとか、友人が来る予定ってとき以外は完全シャットアウト。インターフォンにも出ない。
まぁ外からは俺の部屋の明かりが見えるから、居留守使ってるのはバレバレなんだが、鍵もかかってるし、勝手に入ってこられることも無い。
相手もそのうちあきらめて帰るから、ずっとそういうふうにしてた。
でもついこの間インターフォンが鳴って俺がいつもどおりシカトしてたら、すげー勢いで玄関のドアが叩かれた。
まぁこれもたまによくあることだったから俺は気にせずビリビリ見てたんだけど、いつまでたってもノックが止まない。
いいかげんうっせーなどこのアホだ、と感じつつ玄関のスコープから相手がどんなやつかこっそり見てやろうと思って、俺は違和感に気づいた。
普通こういうとき相手って勧誘にしろなんにしろ「○○新聞でーす」とか「○○会のものなんですけどー」とか言うよな。
でもさっきからこいつは無言で玄関のドアを殴り続けている。
それに気づいた瞬間俺はマジで気味が悪くなった。だって5分ぐらい何も言わずドア叩いてるわけだよ。意味わからん。
で、おそるおそる部屋のドア開けて玄関の擦りガラス見たらもうね、泣きたくなった。明らかに、人がガラスに顔押し付けてんの。
ほっぺたむぎゅ〜〜って感じで。それも、4人が。縦長の擦りガラスの上から下まで。むぎゅ〜〜って。
俺は何も見なかったことにして、そっと部屋のドア閉めて、電気消して、布団に入った。
音はその後しばらく続いたけど、そのうちしなくなった。外でて確かめようとも思ったけど普通に、無理。あー・・・どうしよう、と思いながら俺はそのまま寝てしまった。
翌朝起きてすぐ、玄関あけて確かめたけど、まあ、当然誰もいなかった。
もちろん、干していた俺のランニングシューズはずたずたに引き裂かれていたし、ドアには人糞とおぼしきものが大量に塗ったくられていた。
いやいや、キ○ガイ(たち)って本当にいるもんなんですね。みなさんも不意の来客があったら、絶対でないほうがいいと思いますよ。
こんなご時勢ですし、何されるかわかりませんから
通販で頼んだときとか、友人が来る予定ってとき以外は完全シャットアウト。インターフォンにも出ない。
まぁ外からは俺の部屋の明かりが見えるから、居留守使ってるのはバレバレなんだが、鍵もかかってるし、勝手に入ってこられることも無い。
相手もそのうちあきらめて帰るから、ずっとそういうふうにしてた。
でもついこの間インターフォンが鳴って俺がいつもどおりシカトしてたら、すげー勢いで玄関のドアが叩かれた。
まぁこれもたまによくあることだったから俺は気にせずビリビリ見てたんだけど、いつまでたってもノックが止まない。
いいかげんうっせーなどこのアホだ、と感じつつ玄関のスコープから相手がどんなやつかこっそり見てやろうと思って、俺は違和感に気づいた。
普通こういうとき相手って勧誘にしろなんにしろ「○○新聞でーす」とか「○○会のものなんですけどー」とか言うよな。
でもさっきからこいつは無言で玄関のドアを殴り続けている。
それに気づいた瞬間俺はマジで気味が悪くなった。だって5分ぐらい何も言わずドア叩いてるわけだよ。意味わからん。
で、おそるおそる部屋のドア開けて玄関の擦りガラス見たらもうね、泣きたくなった。明らかに、人がガラスに顔押し付けてんの。
ほっぺたむぎゅ〜〜って感じで。それも、4人が。縦長の擦りガラスの上から下まで。むぎゅ〜〜って。
俺は何も見なかったことにして、そっと部屋のドア閉めて、電気消して、布団に入った。
音はその後しばらく続いたけど、そのうちしなくなった。外でて確かめようとも思ったけど普通に、無理。あー・・・どうしよう、と思いながら俺はそのまま寝てしまった。
翌朝起きてすぐ、玄関あけて確かめたけど、まあ、当然誰もいなかった。
もちろん、干していた俺のランニングシューズはずたずたに引き裂かれていたし、ドアには人糞とおぼしきものが大量に塗ったくられていた。
いやいや、キ○ガイ(たち)って本当にいるもんなんですね。みなさんも不意の来客があったら、絶対でないほうがいいと思いますよ。
こんなご時勢ですし、何されるかわかりませんから
ネットの発達のせいかは知らんが、心霊写真は解析され、心霊動画は検証され、幽霊なんてすぐ否定される時代になった。
けど、俺の家の隣の、廃屋。ここには未だに霊が住み着いているよ。
月の出た明るい夜。俺は部屋の窓から、双眼鏡で舐めるように隣の廃屋を眺める。
荒れた庭、玄関ポーチ、1階窓、2階と覗くと、2階の窓に、白い着物を着た黒髪の女が現れる。女もまた、双眼鏡を持っている。そしてレンズごしに俺を見る。
数分間の夜の静寂、双眼鏡を持つお互いの姿を眺め合う。
一連の流れの中で、ここは俺的に結構怖い。すりりんぐでもあるのだが。
なんで俺がこんなことしてるのかというとだ、小さい頃からの独自の習慣だから。
お隣りに幽霊がいる、俺はそれが見える、害はない。それだけ。俺にとっては大事な隠し事であり日常でもあった。
女のほうが何考えてるのかは、全く知らなかったけど。最近、までは。
最近、は、少し分かる。大人になったので考えた。幽霊って、基本何を望むかっていうと、やっぱ生きたい、ヒトになりたい(戻りたい?)だろうなと。だからヒトの俺と同じ行動するとか。
彼女は、隣の廃屋でかつて普通に死んだ普通の幽霊かと思われる。この辺治安よさ気だしそんな酷い死に方することはないと思うんだ。
だからなんつーか、素朴な幽霊だ。怖いし可哀相だし真実は分からんけど、お互い双眼鏡を覗き合う仲ならこのまま続けるのも面白いよな。
そう、そう思ってた。
だけど。先日、窓から静かに覗き合ったときのこと。
向かいの暗い窓で、突然、女が双眼鏡をバシィッッ!!!!!!って庭に叩きつけた。いや怖っ!w血の気がサーッと引いたw
あらわになった女の目はよく見えなかった。が、たぶんちゃんと人間の顔の形してた。
んで「っかああああああああ!殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!」って!
→
けど、俺の家の隣の、廃屋。ここには未だに霊が住み着いているよ。
月の出た明るい夜。俺は部屋の窓から、双眼鏡で舐めるように隣の廃屋を眺める。
荒れた庭、玄関ポーチ、1階窓、2階と覗くと、2階の窓に、白い着物を着た黒髪の女が現れる。女もまた、双眼鏡を持っている。そしてレンズごしに俺を見る。
数分間の夜の静寂、双眼鏡を持つお互いの姿を眺め合う。
一連の流れの中で、ここは俺的に結構怖い。すりりんぐでもあるのだが。
なんで俺がこんなことしてるのかというとだ、小さい頃からの独自の習慣だから。
お隣りに幽霊がいる、俺はそれが見える、害はない。それだけ。俺にとっては大事な隠し事であり日常でもあった。
女のほうが何考えてるのかは、全く知らなかったけど。最近、までは。
最近、は、少し分かる。大人になったので考えた。幽霊って、基本何を望むかっていうと、やっぱ生きたい、ヒトになりたい(戻りたい?)だろうなと。だからヒトの俺と同じ行動するとか。
彼女は、隣の廃屋でかつて普通に死んだ普通の幽霊かと思われる。この辺治安よさ気だしそんな酷い死に方することはないと思うんだ。
だからなんつーか、素朴な幽霊だ。怖いし可哀相だし真実は分からんけど、お互い双眼鏡を覗き合う仲ならこのまま続けるのも面白いよな。
そう、そう思ってた。
だけど。先日、窓から静かに覗き合ったときのこと。
向かいの暗い窓で、突然、女が双眼鏡をバシィッッ!!!!!!って庭に叩きつけた。いや怖っ!w血の気がサーッと引いたw
あらわになった女の目はよく見えなかった。が、たぶんちゃんと人間の顔の形してた。
んで「っかああああああああ!殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!」って!
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>>97
怖いから怖いから怖いから怖い怖い怖い怖いからw
でも目は逸らさなかった。逸らしたら終わりだって気がした。
マジ正解だった。女はしばらくしたら落ち着いた。そして・・・また双眼鏡で見つめ合う日常。
絶叫はご近所さんには聞こえなかったらしい。
まだやってるってアホみたいだが、今更止めるのも怖いんだ。
幽霊って何なんだろう。何がしたいんだろう。得体の知れないものって本当怖いわ。
今日は家の前で大量の髪の毛ばらまかれてた。なんか色んな意味で距離が近付いてきています。
怖いから怖いから怖いから怖い怖い怖い怖いからw
でも目は逸らさなかった。逸らしたら終わりだって気がした。
マジ正解だった。女はしばらくしたら落ち着いた。そして・・・また双眼鏡で見つめ合う日常。
絶叫はご近所さんには聞こえなかったらしい。
まだやってるってアホみたいだが、今更止めるのも怖いんだ。
幽霊って何なんだろう。何がしたいんだろう。得体の知れないものって本当怖いわ。
今日は家の前で大量の髪の毛ばらまかれてた。なんか色んな意味で距離が近付いてきています。
もう15年前。大学生の頃、バーでのバイトあがりの帰りの車でのこと。
深夜2時過ぎ。池袋から自宅までいつものコースで20分の家路を急いでた。
体が疲れてたため、FMから流れてくる音楽をボーっと聞きながら、ガラガラの道を快調に奔っていた。
途中大通りからショートカットをかねて某神社前を左折。1車線の道に入ったとき
「何で・・・」
と女の声。
車はもちろん俺一人。あれ?空耳?と思いラジオの音を小さく絞った。
「・・・」
しんと静まりかえった車内は低いエンジン音のみで、他は何も聞こえない。
心霊を信じない俺は、気に留めず、そのまま京浜東北線の某寂れた駅前を抜けようと車を進めた。
そのとき、ふと視線を感じた。
俺は不意にバックミラーをチラッと見た。すると後部座席におかっぱの女の子の顔が見え、しかもこっちを見ている。
一瞬だった。すぐ前を見て、またバックミラーを見たがいない。そして後部座席を見たが誰もいない。
なぜか怖くはなかったが、ただその顔が忘れられずにいた。
何日かして、朝、大学に行く前に家のポストから新聞を出した。
そのとき、週一発行の区のローカル新聞を普段全く見ないのに、なぜか気になり、ページをめくった。
ゾクっとした。
俺が見たおかっぱの女の子がいて、その時と同じ顔で俺を見ている。
その記事には中学生の女の子かいじめを苦に自殺と書いてあった。
その日は俺が見た日で、時間は深夜1時すぎ。俺が車で通った某駅前のスーパーからの飛び降りだった。
深夜2時過ぎ。池袋から自宅までいつものコースで20分の家路を急いでた。
体が疲れてたため、FMから流れてくる音楽をボーっと聞きながら、ガラガラの道を快調に奔っていた。
途中大通りからショートカットをかねて某神社前を左折。1車線の道に入ったとき
「何で・・・」
と女の声。
車はもちろん俺一人。あれ?空耳?と思いラジオの音を小さく絞った。
「・・・」
しんと静まりかえった車内は低いエンジン音のみで、他は何も聞こえない。
心霊を信じない俺は、気に留めず、そのまま京浜東北線の某寂れた駅前を抜けようと車を進めた。
そのとき、ふと視線を感じた。
俺は不意にバックミラーをチラッと見た。すると後部座席におかっぱの女の子の顔が見え、しかもこっちを見ている。
一瞬だった。すぐ前を見て、またバックミラーを見たがいない。そして後部座席を見たが誰もいない。
なぜか怖くはなかったが、ただその顔が忘れられずにいた。
何日かして、朝、大学に行く前に家のポストから新聞を出した。
そのとき、週一発行の区のローカル新聞を普段全く見ないのに、なぜか気になり、ページをめくった。
ゾクっとした。
俺が見たおかっぱの女の子がいて、その時と同じ顔で俺を見ている。
その記事には中学生の女の子かいじめを苦に自殺と書いてあった。
その日は俺が見た日で、時間は深夜1時すぎ。俺が車で通った某駅前のスーパーからの飛び降りだった。