1 無名さん

夢雑ヲチ

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あげ
私が高校2年の夏の話である。

文化祭の準備に追われ、学校を出たのは夜の11時を過ぎていた。
私はいつものように方向が同じS子と2人で自転車で家路を急いでいた。

しかし、いつも通る帰り道を何故かその日は通らずに、いつしか2人は小学校の脇を走っていた。

「あれ? 何でこっちに来ちゃったんだろう?」

「S子がこっちに来たから俺はついて来たんだぜ」

S子は怪訝そうに首をかしげ、自転車を止めた。

「ごめん。ぼーっとしてて道を間違えたみたい」

彼女はそう言い、慌てて今来た方向に自転車を切り回そうとした。

と、その時。

「あっ、花。きれいね」

「花? 何処に?」

彼女は小学校の校舎の階段にある、明り取りの大窓を指さした。
窓の手前、暗闇の中に白い花が綺麗に咲き乱れている。

が、何か様子が変だ。

風も無いのに花びらはそよそよとなびいている。
加えて花の咲いている木がどう探してもわからない。

つまり、ここからだと花びらだけが窓ガラスに張り付いているように見えるのだ。

「あ、あれ……」

彼女は突然、小さな声を上げ顔を引きつらせた。

私が状況を理解するのにそう時間はかからなかった。

「花」に見えたそれは、無数の「手首」が窓に張り付きモゾモゾと蠢いてる姿だった。
56 無名さん
み つ け た
57 無名さん
み つ け た
自分の名前で検索をかけてみた。
すると10数件、同姓同名の人たちが検索に引っかかった。
研究者や会社の経営者、同じ名前でありながら全然別の生活をしている人たち。
その中に「○○○○○(自分の名前)のページ」というHPがあった。
それはプロフィール、BBSだけの初心者が作った感じのよくある個人のHPだった。
プロフィールを見ると自分と同じ歳であり、趣味なども良く似ている。
BBSを見ると常連っぽい人が5〜6人いるらしく、この手のHPとしてはまあまあ流行ってる感じだった。
何となくお気に入りにして時々見るようにした。
しばらくするとコンテンツに日記が増えた。
日記はまあ、そのへんのサイトによくある内容の薄い日記だ。
今日は暑かったとか日本がサッカー勝ったとか、そんな感じのだった。
ある時、日記の内容が自分の生活とよく似ていることに気づいた。
始めに気づいたのは野球観戦に行ったときだ。その日そのサイトの管理人も同じ球場に行ったらしい。
その時はもちろん偶然だなとしか思わなかった。球場には何万人もの人間が行くのだから。
次の日、日記は会社でミスをしたことについて書いてあった。
私もその日、会社でミスをして少々落ち込んでいた。
次の日もその次の日も、よく見ると日記の内容はまるで自分の生活が書かれているようだった。
大半は「カレーを食べた」とか「CDを買った」など対した偶然ではない。
しかしそれが何ヶ月も続くと気味が悪くなってきた。
ある日、掲示板を見ると常連たちが管理人の誕生日を祝っていた。
その日は私も誕生日だ。
それでいよいよ怖くなってきて、初めて掲示板に書き込みすることにした。
しかし、書き込みしようとしても名前や内容を書くところに文字が打てない。
色々やってみるが書き込めないどころか文字すら打てない。
「おかしいな?」
と思っていると、あることに気づいた。
それは掲示板ではなくただのページだった。
つまり、1人の人間が掲示板っぽく見せかけて作った1つのページだったのだ。
「いったい何のためにこんなこと……」
とすごく怖くなり、管理人にメールを打った。
「初めまして。私は貴方と同姓同名の人間で、よくこの〜」
のような当たり障りのないメールだ。
そして次の日、そのページを見ると全て消されていた。
メールボックスには1通、

「見つかった」

という返信があった。
ある日、彼女とデートの約束をしていたが、自分の凡ミスが原因で残業をすることになった。
彼女には一応メールで平謝り、終わったら会おうって言ってくれたので一安心した。

手伝ってくれていた先輩も帰り、オフィスで独り黙々と仕事をしていたらもう22時を越えていた。
あわてて彼女に電話をかけた。
いや、ふとひらめいて携帯のテレビ電話でかけてみた。

携帯の画面には愛しい彼女の姿が。
だが、その彼女が突然怒り出し電話を切ってしまった。
理由が分からず途方にくれている俺。
そこに彼女からのメールが……。

「残業とかウソなんでしょ? 隠していたけどチラッと見えたわよ、あなたの後ろにいた女は誰?」
何年も前に私の弟から聞いた話です。

彼が高校の時の夏期合宿で起った話だそうです。
何とかの青年の家に4〜5日間学年全体で泊まり込んで朝から晩まで勉強させられる、あれです。
彼の友人に霊感が非常に強い女の子がいて、その子が割り当てられた4人部屋に入った途端、掃除用具のしまってあるロッカーを指さして

「今晩何があってもこのロッカーをあけちゃだめだ」

と言ったそうです。
同室の女の子はその子の霊感のことを知っていたので、このロッカーには何かがいるということを疑わなかったそうです。

案の定、夜になったらロッカーの中から男の声で、

「閉じ込められてしまったから、ここを開けてくれ」

と声がしたそうです。
当然誰も開けようとしません。
すると、その声はだんだんと乱暴になってきて、しまいには

「開けろーっ! 開けろーっ!」

と内側からドアを蹴ったり叩いたりし始めたそうです。
部屋の女の子達は生きた心地がせず、そのまま朝までまんじりともせずに過ごしたそうです。

朝になったら静かになり、その霊感少女も「もう大丈夫だ」と言ったのでロッカーのドアを開けてみたそうですが、中にあるのはモップとバケツだけ。
その因果関係は失念しましたが、知らずに開けていたらどんな地獄を見たんでしょうか……。
俺いつもうつ伏せに寝る癖があるんだけど、この間なんかの気の迷いで初めて仰向けに寝てみた。

そしたら天井に染みがあるのを見つけて「やけに目立つなー」と思ってじっと目懲らして見てたら、それ染みじゃなくて直径1センチくらいの穴でさ。
上の部屋のやつがその穴から俺のこと見てやがんの。じーっと。
62 無名さん
この世が地獄
63 無名さん
六道骸も言ってたな
一人暮らしをしている大学生の男がいた。
男が住んでいるのはごく普通の部屋だが、たまにおかしなことが起こった。
大学から帰ってくると家具の位置やカーテンの形などが変わっているのだ。

ある日、男は原因を調べるため部屋にビデオを設置して録画状態のまま大学へ行った。
大学から帰ってきて早速ビデオを見てみる。

しばらくは何も写らなかった。
しかし夕方になると、知らない女が包丁を持って部屋に入ってきたのだ。
その女は押入れに入った。
しかしいくら早送りをしても女は出てこない。

夜になったところで変化が起きた。誰かが部屋に入ってきたのだ。

それは自分だった。
そしてビデオの中の自分は録画を止める。
そこでビデオは終わっていた。

女がまだ押入れの中に入っているままで。
写るはず無い

皆さんは写真に写るはずが無い物と言ったら何を思い浮かべるでしょうか?

心霊写真とかは別に写ってもおかしい物ではないと思います。
私は心霊写真が写らない方がおかしいと思います。
理由は心霊はこの世にいるからです。本題に入ります。

10月3日の夜8時頃、私は彼女と2人で家で食事をしていました。
私の家には子猫が2匹いて、彼女が 

「上京している姉に子猫の写真を送ってあげたい」

と言うことで、私がカメラを持ち彼女が子猫を抱いている写真を数枚撮りました。
その写真を撮った時は心霊? が写っている事に気づきませんでした。
ポラロイドカメラって霊が写りやすいって言いますよね。

そして、その日は家に彼女を置いて私1人で夜遊びに行きました。
夜遊びから帰って来た時の事です。
彼女が「変な物が写真に写ってるから怖かった」と言ってきました。
私は心霊系は好きなのでウキウキして例の写真を見ようとしたら、彼女が一言。

「ヒロ(私)が写ってるんだよね」

私はゾッとしました。
理由は、私が写真を撮ったのに私が写るはずが無いからです。

おそるおそる写真を覗いてみると、そこには予想もしなかった紛れも無い私の姿が写ってました。
顔が紫色でねじれており、首のあたりに火のような物が付いて叫んでいるような私の顔でした。
雨がシトシト降るある明け方、徹夜でレポートを書いてた俺は目を覚まそうと風呂に入ったんだ。

いつものようにシャンプーをしてコンディショナーをつけて洗い流してたんだけど、なぜかいつまでたってもヌルヌルが取れない。
おかしいなって思いながらもそのまま流し続けてたんだけど、いきなり手に異常な程の毛量を感じて目を開けたんだ。

そしたらシャワーから真っ赤な血が噴出してて、手には長い真っ黒の髪の毛。
びっくりして後ろに飛びのいたら何かにぶつかった。
恐る恐る後ろを振り向くと、そこには白い着物を着て顔をしわくちゃにしながら笑いかける女が。


この話を聞いた人は注意しなければならないことがあります。

お風呂に入って頭を洗っている時、「だるまさんがころんだ」と口にしてはいけません。
頭の中で考えることも絶対にヤバイです。

何故なら、前かがみで目を閉じて頭を洗っている姿が「だるまさんがころんだ」で遊んでいるように見えるのに併せて、水場は霊を呼び易く、家の中でもキッチンやお風呂場などは霊が集まる格好の場となるからです。

さて、洗髪中に1度ならず、頭の中で何度か「だるまさんがころんだ」を反芻してしまったあなたは気付くでしょう。
青白い顔の女が、背後から肩越しにあなたの横顔を血走った目でじっとみつめていることに……。

さて、あなたは今からお風呂タイムですか?
何度も言いますが、いけませんよ、「だるまさんがころんだ」だけは。
67 無名さん
ぷwwwwww
知り合いから聞いた話です。

彼女の弟は霊感が強いらしく、小さい頃からよく「そこで男の人が見てる」と、泣き出すようなことがあったそうです。

そんな話を聞いた叔父さんが、

「そんな奴叔父さんがみーんな連れていっちゃうから安心しろ!」

と、笑いながら言いました。

叔父さんが帰るとき、弟は窓から帰っていく叔父さんをずっと見ていたそうです。

そして後から「何か見えてたの?」と聞くと、

「叔父さんが歩いてる先に髪の長い女が立っていて、髪をクシでとかしながらずっと叔父さんを笑いながら見てた。叔父さんがその女の横を通り過ぎても、女は叔父さんの後姿をずっと見てたよ。ちなみに…」

そこで言葉を切って、

「叔父さんの後ろにはズラーって行列ができてて、本当にみんな叔父さんの後ろについていってた」


その叔父さんは、それからすぐに身体を壊し入院したそうです。

その知らせの電話がかかってきた時、弟はうつむいてすぐ部屋に行ってしまい、それから弟はもう自分が見えることを家族にも話さなくなった、と言っていました。
友人の話なんだが、かなり嫌な体験をしたらしい(ちなみに今その友人は音信不通)。

夜中の2時頃だったらしいんだが、見知らぬ携帯番号から電話があったそうだ。
普通の09/0−※※※※−××○○という番号だったそうだ。

寝てたのを起こされてイライラしながら出たが、相手からは無言。
後ろで誰かがブツブツ言ってたらしい。

友達からのイタ電か間違いだと思って切ったら、またかかってきて、また無言。
4回かかってきたらしい。

流石にキレて「誰だお前!」って言ったらプツンて切れた。
やっぱイタ電か、とそのまま眠りについたら、朝方留守電が入ってたらしい。

「今から……飛び降ります。何度もすいませんでした」

ギョっとして聞いてたら携帯が鳴って、警察から電話があったらしい。

「この方とはどういう関係で?」

と聞かれ

「夕べ急に間違い電話かけてきたんですよ」

と言うと、

「おかしいですね、この携帯、3日前に見つかった携帯ですよ?」

と言われたそうだ。

今まで電話帳も空っぽで、着信もリダイヤルも0件だったのに、夕べ友人の電話にかけた履歴だけが残っていたそうだ。

警察に一応アリバイを聞かれて、俺もその証言に立ち会った。
詳しくは教えてくれなかったが、どうも荷物と靴を置いて飛込みしたらしい。
私が実際に体験した話をします。

私は元々霊感が強く、良く霊を見ます。
小さい頃から見ている霊がいて、その霊は白い着物を着た人で髪は長い女の人です。

別に怖くはありませんでした。
普通に金縛りにもあいましたが、毎日のように続いたので怖くなかったんですが。

ある日を境に金縛りが怖くなって不眠症になりました。

それから月日が経ち、中学一年の頃、普通にテレビ見てのんびりしてました。

部屋に戻って眠くなって寝ようとしたんですが、視線を感じて周りを見たら、ベッドの上に1人、周りに5人、頭の所に1人、計7人の人が居ました。

怖くなり親の所に行こうとしましたが体が動かず、5分ぐらい経ってようやく解けましたが、周りにはまだ居ました。

怖くて体が思うように動かず、泣きながら親に助けを求めました。
親が私の声に気づき来たときには消えてましたが、とにかく怖かったです。

母親は部屋に盛り塩を置いてくれました。
置いてる時には出たり金縛りにあいませんが、無くなった途端に出てきます。

それから、今日は何か嫌だなって時に塩を置いてます。

この前は小さい時に見た女の人が上に乗っかり、首を締められました。
今でも続いています。
僕の友達のお姉さんが体験した話です。

仮にAさんとします。
Aさんはとても霊感が強く、よく幽霊とか見えるそうなんです。
夜とかもよく見えてたりして、もう慣れてしまったらしいのですが、その日の夜は違いました。

ある日、Aさんが寝ていると何か胸騒ぎがして、目が覚めたところ、閉めたはずのカーテンが開いてたそうです。

そしてその先には、ベランダの鉄ごうしのところから女の人がまるで牢屋から出してくれ、といった感じでこっちを睨みつけていたのです。

Aさんはまたかと思ってまた眠りはじめました。

そして次の日の朝、ニュースを見ていると、Aさんの住んでいる所で通り魔があったというニュースが流れていました。

そして被害者の顔が写しだされた時、Aさんは愕然としました。
それは昨夜見た女の人だったのです。

Aさんは少しの間恐怖感でいっぱいでしたが、夜には忘れ、またいつものように眠っていたそうです。

するとまた胸騒ぎがして、目を覚ますと、今度はAさんの部屋の隅で女の人がAさんを睨みつけていたそうです。

Aさんは布団にもぐり、「消えろ!! 消えろ!!」と思いながら一睡もすることなく布団にもぐっていたそうです。

そして次の日の夜、Aさんはまた胸騒ぎがして目を開けた時…。

今度は、横になっているAさんの目の前に女の人がいて睨みつけていました。

Aさんはそのまま気絶し、気付いたときはもう朝でした。

その日の朝、ニュースを見ていると、通り魔が捕まったと速報でやっていたそうです。

Aさんは今までにない恐怖感に襲われました。
その通り魔は、Aさんと同じ同姓同名の女の人だったのです。
一昨年の夏の話なんだけど、ウチの嫁さんと二人で美味しいラーメン屋さんに行ったんだ。
腹も膨れ、俺はそのラーメン屋さんが夜景スポットに近い事を思い出し、帰り道にドライブがてら寄って帰る事にした。

何年も行ってなかったので少し迷いながらも夜景スポットへ向かってると、どうやら道を間違えたらしく、ドンドン山奥へと進む羽目になってしまった。

山奥へ進むにつれて助手席の嫁が無口になっていくのを見て、俺は嫁の霊感が強い事を思い出した。

Uターンする程の道幅も無い細い道になってしまい、先に進むしかない道を真っ直ぐ行くと、《○○霊園》への案内看板が目に入り、助手席の嫁は俯いたまま全く喋らなくなってしまった。

今までも薄気味悪い所や霊的な物を感じる場所では無口になっていた嫁なので、今回もヤバそうな雰囲気を悟った俺は、気を紛らわせようと大きな声を出し、明るい話題で場を和ませようとした。
しかし、嫁は相変わらず黙って俯いたままだった。

俺も気味が悪かったが、仕方なく車を走らせていると、道が広く開けた場所を見つけ、すぐにUターンをして来た道を急いで戻って帰った。

ある程度戻った所で、見た事のある景色になり、そこがまさしく目的地だった夜景スポットだと気付き、嫁に言うと、夜景なんていいから早く帰ろうと言うので、結局その日は夜景スポットへは行かずに帰路に着いた。

市街地まで戻り、ネオンで明るくなった所で、俺は恐る恐る嫁に聞いてみた。

「ねぇ、ずっと俯いて黙ってたけど、さっきの所ってやっぱり何か居たの?」

すると嫁は、

「え? 見えてなかったの? 細い道沿いの両脇に人がズラリと並んでジッとこっちを見てたのが…」

それ以来その場所には行ってない。
小さい頃の体験談です。

私の実家の近くに、自殺で有名な寺があります。
小学校の先生からも“自殺が多いので行くな”と日頃注意されていました。

ですが、興味心で小学生の私と兄と、兄の友達と私の友達の4人で、夕方に肝だめし? に行ったんです。

裏道から行ったので林みたいな所で、途中に柵がしてあり行き止まりになっていたんですが、冒険心で柵を壊して進みました。
だけど奥へ奥へ行ってしまい、疲れてきたのと靴が捨ててあったりで怖くなり、戻ろうとしたんですけど、来た道がわからなくなってしまい、とりあえず進む事に…。

なんとか林から出れたと思って安心していたら、遊具が全て真っ赤な公園があったんです。

ペンキを塗って時間があまりたってないのか、赤いペンキの色が手について、小学生には楽しく感じ皆で遊びました。

そして、私は疲れてシーソーの上で寝てしまいました。


気がついたら家でした…。

私は、兄が連れて帰ってくれたんだと思い、

「お兄ちゃんがおぶって帰ってくれたん? ありがとぉ」

とお礼を言いました。すると兄が変な顔をして

「何が? 何言ってん?」

って言うんです。だから

「肝だめし終わった後、公園で寝ちゃったやんか?」

と色々説明すると、兄は

「俺も友達も肝だめしとか行ってへんで。〇〇寺とか怖くて入られへんし…」

と言うんです。

次の日に学校へ行って肝だめしの事を友達に確認しました。
すると友達は、

「でも私、入口で怖くなって帰ったから後の事は知らんしなぁ〜」

って言うんです…。

私はいったい誰と遊んでいたのか、未だに謎です…
これは、私の友達の先生が学生時代に実際に体験した話です。

あるとき、先生は友達Aと興味本位で、近くの出るという噂の墓地に肝試しに行ったそうです。
そのとき友達Aが、

「白い着物着た女おる」

などと言い出したのです。

でもその先生には見えなかったので、またこいつ嘘ついてるな、ぐらいにしか思わなかったそうです。

数日後、先生は他の友達Bとまた墓地に行きました。
すると友達Bも、

「白い着物着た女が見える」

と言い出したのです。

先生はこれはもう本物だなと思い、その日はすぐ家に帰りました。

また数日後、友達Bと遊んでいた先生達は、横断歩道で信号が青になるのを待っていました。

ふと道路の向こう側を見ると、なんとあの女がいるのです。
横断歩道を挟んで向こう側に。

先生は友達Bに言いました。

「目、合わせるなよ。付いてくるから。絶対」

そして、なんとかその時は目を合わせずに済んだらしいです。

でもその日の夜、友達Bから電話がかかってきて、

「実は俺今日、目合ってしまった…」

と言うのです。
で、今もその女は友達Bの後ろについてきているそうです。

このままじゃやばい、と思い、次の日二人はお祓いに行きました。
そして無事に幽霊を追い払うことができ、二人は安心して家に帰りました。

友達Bが家に着き、玄関を開けると、なんとあの女がいたのです。

そして言いました…。

「おかえり」と。


後日談ですが、その友達Bはそのあと自殺したらしいです。