1 無名さん

夢雑ヲチ

前>>
2 無名さん
3 無名さん
糞スレは…
   ∧_∧  ∧_∧
   ( ´∀) (´∀`)
三(⌒)   ノつ( >>1 )
  ~/ /) ) | | |
  (_ノ \) (__(__)

立てんなって
   ∧_∧  ∧_∧
   ( ´∀) (´∀`)
  =≡三三⌒) >>1 )
  / /) ) ̄| | |
  (_ノ(_) (__(__)

言ったろうが
   ∧_∧ _ ∧_∧
   ( ´/ )∴)∀`)
   /   /(/ >>1 )
  C  / / / ノ
  / / 〉 (_(_/
  (_ノ\)

ヴォケがーー!   \l/
   ∧_∧(⌒) ―★―
  (   ) /‖/|\
  (/   / || |
  (O ノ ノノノ
   / /|
  (_ノ_)
5 無名さん
あげ
6 無名さん
あげ
るな
8 無名さん
あげ
9 無名さん
あげ
10 無名さん
あげ
11 無名さん
あげ
糞スレは…
   ∧_∧  ∧_∧
   ( ´∀) (´∀`)
三(⌒)   ノつ( >>1 )
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  (_ノ \) (__(__)

立てんなって
   ∧_∧  ∧_∧
   ( ´∀) (´∀`)
  =≡三三⌒) >>1 )
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  (_ノ(_) (__(__)

言ったろうが
   ∧_∧ _ ∧_∧
   ( ´/ )∴)∀`)
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  C  / / / ノ
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  (_ノ\)

ヴォケがーー!   \l/
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  (O ノ ノノノ
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  (_ノ_)
13 無名さん
あげ
14 無名さん
あげ
15 無名さん
あげ
16 無名さん
>>12
最後のキラーンラピュタのラストシーン辺りを思い出した
17 無名さん
あのち〜へいせ〜ん〜
18 無名さん
あげ
19 無名さん
あげ
20 無名さん
あげ
21 無名さん
ひーはー!
何年勉強しても絶対に身につかないものは? 

「日本人の英語教育」 
「アメリカ人の反戦教育」 
「ロシア人の道徳教育」 
「イタリア人の性教育」 
「中国人のマナー教育」
僕の日本史のノートは本物のデスノートかもしれない! 

だって書いた人物がみんな亡くなっているんだよ! 
織田信長も豊臣秀吉も明智光秀も!みんなみんな! 

僕が新世界の神になるんだ!!
俺5流大学で資格もまったく持ってないんだけど、勝負をかけて大手航空会社を受けた。 
普通にやっても受からないと思ったから、ウケを狙ってやろうと思って、アラレちゃんみたいに手を広げて入室。 
「キーーーン、ちゃくりくー」 

って着席した。 
面接官は冷静に 
「入室するところからやり直していいですよ。」 

って言ったが、恥ずかしくてそのまま帰った。 
救命の講習で真剣にやらなかったと言われてハンコを押してもらえず 
人形を友人だと思ってやれと言われたので、演劇部だった経験を生かして 

「・・・嘘だろ、、目を開けてくれよ。助かるから、もうすぐ救急車が来るからがんばろうな。」 
「ほら、来年はお前、商船大学に入るんだろ。夢を叶えるんだよな・・・・・・だから目を開けてくれよ。。」 

と半泣きになって人工マッサージしてたら、他の生徒からは拍手をもらったけど教官はハンコを押してくれなかった・・・(´・ω・`)
2chで祭りっぽくなった某番組のクレーム処理したことあるけど 
お前らってまじで日本語しゃべれない奴いるのな 
マジキチとかそういうんじゃなくて本当に言葉しゃべれないの 
電凸するならテンプレぐらい読んでからかけろよ 
「あああああの番組だけど・・・その・・・あの・・・あ、あやまれぇぇぇぇぇ!」て第一声は吹きそうなの必死にこらえたぞ
27 削除済
28 無名さん
あげ
(^ω^三^ω^)
     /ヽ  スッ
 / ̄\ | | スッ
`|^o^|/ ノ|
 \_// ||| バチーン!
/ ̄  / ||‖| バチーン!
`∧  / ̄\‖||
| ̄\ / ヽ \从//
\ ̄ ̄ ̄ ̄\__);<
‖\ __/ ̄\∵∴
‖\‖ |^o^| ̄‖
‖ ‖ ̄ \_/  ̄‖
  ‖ / ̄  ̄\ ‖
し や / ∧  / ̄\
ん め | ̄ \ / ヽ \_
で て \ ̄ ̄ ̄ ̄ \__)
し く ‖\      \
ま だ ‖\‖ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄‖
い さ ‖ ‖ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄‖
ま い   ‖     ‖
糞スレを!!

ヘヘヘヘヘ ヘヘヘヘ
\ヾ||// ∧∧ ||///
 \|//(#゚Д)|//
  凵と_  つ凵 パン
  〜(  ノ ☆∧_∧
    ∪∪  (´∀`)
       (   )
       | | |
       (_)_)
立てるなって

ヘヘヘヘヘ
\ヾ||///
 \|//
  凵∧∧ パッシン!!
  ∩#゚Д)   ∧_∧
  ヽ  ヽ ☆(´∀`)
   (/⌒)U  (   )
 彡 (ノ⊃冂  | | |
    //|\彡゙゙゙゙゙゙
   ///||ヾ\彡
   VVVVV
何度云われれば!!

   バッコン!! __
  ヘ    ||/\
 <\\ ∧∧ | / />
`< \\(#゚Д)|//イ >
「二二/ 二つ二二☆彡
  〜(  ノ  (´∀`)
   ∪∪  (   )
       ゙゙゙゙゙゙゙

理解できるんだ!ゴルァ!

バッコン!
    ビッコン!
ヘヘヘヘヘ ヘ ブッコン!
\ヾ||/////ミ
 \|////ミ__ベッコン!
  凵 凵  _L| /\
  ∩ ∩ ||/\/>
  ||∧∧ | / />″>
  ||#゚Д)|//イ >二>
  ノ 二つつ二二二>☆
`〜(  ノ  ミミ☆∧
  ∪∪    (´∀`)
        ゙゙゙゙゙゙゙
γ⌒ヽ
\γ⌒ヽ
 \γ⌒ヽ
  \γ⌒ヽ
   \γ⌒ヽ
    \_⊂゙⌒゙∩
     \⊂(。Д。)
      \ ∨∨
       \
        \
         \


       γ⌒ヽ
      γ⌒ヽ/
     γ⌒ヽ/
    γ⌒ヽ/
  ∩γ⌒ヽ/
`∧∧⌒゙⊃/
(゚々。)⊃/
 ∪ /
  /
 /
|
|゙、∩
|。Д。) モ、


| ゴロゴロ
|γ⌒X⌒ヽ ∩゙⌒゙⊃
|ヽ_乂_ノ(。Д。)⊃
         モファ

| ゴロゴロ
|γ⌒X⌒ヽ⊂゙⌒゙∩
|ヽ_乂_ノ ⊂(。Д。)
         ヘファ
〃∩ _,,
⊂⌒(`Д)
\ヽつ⊂ノ/)
 \ ミ( ⌒ヽつ
  \⊂(,∀、)つ
   \ 〃∩ _,,
    \⊂⌒(`Д)
     |ヽつ⊂ノ
     |
     | ザバーン
     |〃∩ 。o
     |⊂⌒从从゚
     |~~~~~~~~~
もう帰さないぞ〜

      ゴロン
  (~Y ̄ヽ ∧/( ̄))
  と_  | ( ∩( ((
ゴロン <_ノ ヽ__ノ
 /⌒ヽ_    ∧∧
 ))   )   (・∀・)
((_ノUV >>1 | つつ
`∧∧  ∧_∧ ヽ_)_)
(  ) (´Д`) ∧∧
|  つ (U U) (∀・ )
ヽ_ノ)   ̄ ̄~ (つと)
  ∧∧     ( Y )
 (・  ) ( ̄))ヘ∧ ̄ ̄
 と  ヽ ) ))∩ )
  (ヽ_ノ \__ノ ゴロン
   ̄ ゴロン
おらっ!出てこい>>1!!

  ドッカン   ゴガギーン
    _ ドッカン  ☆
===( )   /
`∧∧_||___ ∧∧
(  )|||   |(Д`)
f  ⌒~ ||   ||  \
|  / ̄ |   |/| / /
|  |  | ヘ/\|_/ /
|  | ロ|ロ\/\(_ノ)
( (_ \ |   | Y /
| ||\ ヽ|   | ||
| || / / |   | ||
| ||/ /_|___| ||
(_(_)     (__)
いいか、おまえら

   (゚д゚ )
   (|y |)

いがみあいの続く
    アジアだが

 亜 ( ゚д゚) 心
  \/| y|\/

心合わされば…

    ( ゚д゚) 悪
    (\/\/

     _,._
    (;゚Д゚) 悪
    (\/\/
た〜らこ〜た〜らこ〜

    /⌒ヽ
   ((゚д゚)
   |  イ
   |  |
⌒Y⌒(__ノ

たっぷりた〜らこ〜が
や〜ってく〜る〜

   /⌒ヽ⌒ヽ⌒ヽ
  (( ゚д)゚д)゚д)
  |  イ  イ  イ
  |  |  |  |
Y⌒(__ノ_ノ_ノ

たーらこーたーらこー
たーっぷりたーらこー

   /⌒ヽ/⌒ヽ/⌒ヽ
  (゚д゚(゚д゚(゚д゚)
  /⌒ヽ/⌒ヽ/⌒ヽ |
 (゚д゚(゚д゚(゚д゚)ノ
`/⌒ヽ/⌒ヽ/⌒ヽ |
(゚д゚(゚д゚(゚д゚)ノ
|  |  |  |
ヽ_ノヽ_ノヽ_ノ
あーこんぶきたこんぶ
 〃∩ ∧_∧
 ⊂⌒ ( ・ω・)
  `ヽ_つ  /⌒ヽ
       / ‖ ヽ
      ( ‖ )
       ) ‖ (
      ( ‖ )
 わかめだよ ) ‖ (
      ヽ ‖ ノ
       ヽ‖/
        ‖ ))))


    〃∩ ∧_∧
    ⊂⌒ (・ω・ )
     `ヽ_つ_〜つ
  /⌒ヽ
  / ‖ ヽ
 ( ‖ )
  ) ‖ (
 ( ‖ )
  ) ‖ (
 ヽ ‖ ノ
  ヽ‖/
   ‖ ))))
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 \       /
  \     /
   \∧∧∧/
   <  俺 >
   < 予し >
   <  か >
───< 感い >───
   <  な >
   < !!い >
   /∨∨∨\
  /     \
 /       \
/  _| ̄|○   \
42 無名さん
あげ
43 無名さん
AA気持ち悪い無駄スレから出てこないで
44 無名さん
あげ
45 無名さん
あげ
88 無名さん
あげ
89 無名さん
残業で帰りが遅くなってしまった。
帰り道に学校の横を通るんだが、いつもの時間だと野球部が照明つけて練習を頑張ってるが、今日はさすがにもういない。

夜の学校てのは怖いもんだ。
怖いからこそ意識しすぎないようになんとなく見ていた。

すると、中に誰かいることに気づいた。
守衛さんの見回りかな? とも思ったが、どうも違う。懐中電灯をつけてないし、足取りがふらふらしている。

髪が長い…女?

窓と窓の間の壁に入って見えなくなってしまった。

いくら待っても出てこない。
「ま、いっか」とわざわざ声に出して歩き出した。

もう一度振り返ってみる。
やはり出てきていない…が、角度が変わったので見えてきた。

さっきから女はほんの少しだけ顔を出して、ずっとこっちを見ていたらしい。

目が合ってしまった。
とたんに俺は弾かれたように走り出した。

「何を焦ってるんだ、落ち着けよ俺」と思う冷静な気持ちもあったが、足は止まることはなかった。

人通りの多いところに出てやっと立ち止まり、息を荒くしていると、知り合いが通りかかって言った。

「なんか背中汚れてるけど」

手形がついていて、指は六本だった。
ある休日、Aは余りにも暇だったので、近所の古びたレンタルビデオ屋にビデオを借りに行った。
するとそこはもう閉めるらしく、閉店セール中だった。
店内にはどれでも一本百円で古いビデオを売り払っているコーナーもあり、Aはそこでどうせなら埋もれている名作を見つけて得しようと、張り切ってビデオを漁った。
しかし思った以上に殆ど聞いたこともない駄作ばかりで、Aはガッカリした。
諦めかけたAだが、一つだけ目に止まるビデオがあった。
『走る男』
そうタイトルだけ記された、何とも斬新? なパッケージのビデオ。
「しょうがない、どうせ百円だし暇つぶしになればそれでいいか」
Aは自宅に帰ると早速ビデオを再生した。
タイトルも出ずに、いきなりホームレスのようなボロボロの服を着た痩せ型の男が走っている映像が映し出された。
「? 手に何か持っている…鋸だ。何で鋸なんか持っているんだ?」
それにしてもこの男、こんな全力疾走しているのにバテるどころか汗一つかかず、スピードを落とす気配さえ一向に見せない。
「ん…? そう言えばさっきからこの男、見たことあるような道を走ってないか?」
Aは段々と胸騒ぎがし始めた。…嫌な予感がする。

「あれ? この道は…? この角を曲がったら…?」
ヤッパリだ。この男は家に向かってきている。
しかし、気付いたときには男は家のすぐ前まで着いていた。
いつの間にか、カメラは男の視点になっていた。
画面は古いアパートのAが住んでいる二階部分を映している。
急いでベランダから外を覗くと…いる。あの男が。
男は迷わずベランダの柱を鋸で切り始めた。
訳の分からないAはとりあえず、
「おい! なにすんだよ!」
と男に怒鳴った。
すると男はAを見上げた。Aは思わず息をのんだ。
画面からは確認できなかったが、男は両目がロンパッてカメレオンのようだ。
そしてボロボロの歯をむき出しにしてニヤッと笑い、走って視界から消えたかと思うと、階段を駆け上がる音が聞こえる。

「ヤバい! ここに来る!」

鍵を閉めようと玄関に急ぐが、男はもうそこに立っていた。

居間まで追いつめ、鋸を振りかざす男。Aはとっさにリモコンで停止ボタンを押した。

その瞬間、男は居なくなっていた。鋸もない。

Aはすぐにビデオからテープを引っ張り出してゴミ箱に捨てた。
Aの部屋のベランダの柱には、深々と鋸の痕が残っていた。
標高200メートルくらいの山があった。山と言うより丘に近い感じだ。
地元の人たちはその山で、春は山菜取り、夏は薬草取り、秋は栗ときのこの採集、冬は子供達がスキーで遊ぶ(ここは豪雪地帯で有名な、川端康成の小説の舞台にもなったN県です)と、まあ、地域の人たちにとって無くてはならない山であった。

頂上につながる山道があるわけだが、その途中が二股に別れていて、地元の人たちは左側の山道には決して入ろうとしない。
誰も入らないから、その道は雑草が生い茂り道があるかどうかも分からなくなる。

その道無き道を歩いていくと、行き止まりは灌木に囲まれた平地で、と言っても直径3メートルくらいしかなく、そこには中学生くらいの背丈の木造の祠があり、周囲が鎖で縛られて錠が掛かっている。鎖も相当古くて錆びている。

古くからの言い伝えによると、この祠を開けて中を見るとあまりの恐怖に即死するか発狂してしまうので、中がどうなっているのか誰も知らない。

「牛の首」と全く同じ話である。
ただ、鎖の掛かった祠を見た人は大勢いる。怖くて中は見られない。

俺もその一人で、中学2年の6月、同級生と連れだって祠のある場所まで登ってみたのだが、鎖で縛られた祠を目の前にすると、何か畏敬の念に襲われて祠に手を触れることも出来なかった。

帰宅してその話をすると、祖父には罰当たりと叱られ、唯物論的な父親に迷信を信じるなんて愚かだ、とこれまた叱られた。

その年の秋、その山に登ってきのこを採って山中できのこ汁を楽しんだ人たちがツキヨタケの中毒で死んだり、地元の高校生が冬山登山の練習で心臓発作で死んだりするたびに(丘のような山なのに)俺はあの鎖で縛られた祠のことを思い出して背筋が寒くなる。

故郷を離れて20年近くなるが、あの祠は今はどうなっているのやら。
興味のある人は、N県M市F日町I沢地区の、地元の人たちがB餅山と呼んでいる山の祠を訪ねてみてください。
深夜2時過ぎ、彼女を送る為車を走らせていた。

甲州街道から右折して〇〇街道に入り少し走った辺り。そんなに長くない橋がかかっている。
ラブラブモード全開でフラフラとチンタラ走っていたんだが、日曜の深夜ってせいもあり、誰の邪魔にもならないくらい空いていた。

で、橋を渡り始めた辺りで左手を見ると小さな公園が見えた。
外灯が多分1つ点いていて、ボ〜っと公園内を照らしていた。

「ねぇアレ見て」

と彼女が公園の方を指さして言った。
速度を少し落とし、ちょっと乗り出して振り返るように見ると、ブランコに赤いスカートの女の子が一人で乗って遊んでいた。

「何だろ? こんな時間にね」

気になって更に速度を落とし、周りに親がいるのか? とキョロキョロしたが親らしき姿もない様子。
橋を渡りきり車を止め二人で見に行くと、ブランコは前後に乱れなく揺れていたけれど女鋸はいなくなっていた。

当然2人とも怖くなり「ヤベーよ。行こう」と彼女の冷たい右手を引っ張るように車まで走った。
車の後ろで彼女は助手席の方へ、俺は運転席の方へと繋いだ手を離して見送る様に左側を見ると、赤い布がヒラッとした様な気がした。

それで、何気なく後ろを振り返ると、

「あんたサイテー」

と、まだ橋のたもと辺りを彼女はふてくされた様に投げ掛けながら歩いて来てる。

あれ? え?
一緒に走って来たはずなのに。

結局信じて貰えなかったが、冷たい手の感触は忘れない。
何だったんだろう。それ以降は何度も通ったけど見ていない。
うちの近くはマンションや団地が立ち並んでいて、結構飛び降り自殺が多い。
飛び降りが多い上に、周囲が山だったりするから首吊りまで多い。

そんなとこで、13年前に近所で一番高いマンションから飛び降りがあった。
飛び降りたのは中年の主婦。即死。さらに、下で遊んでいた女子小学生が巻き添えになった。彼女も即死。
新聞には小さく載るだけの事件だった。

その日は明日の体育で縄跳びのテストがあるため、みんなで二重飛びの練習をしてた。
地面に輪を書いて、誰が一番多く飛べるかって競ってた。

その子が輪の中で飛んでる最中、その上に人間が降って来た。
瞬きする間に、その子は降ってきた物に押し潰され、千切れ、混ざりなんだか分からないものになった。

ただ赤と白と絡まった縄跳びが印象的だった。
飛んだ骨のかけらや肉片っぽいのが足に刺さって怪我をした。

今だにビデオのようにその瞬間が目に焼きついて離れない。
不動産屋で働く友人から聞いた話。

その友人が担当するマンションの空室に、一部屋だけ他と雰囲気の違う部屋があった。

その部屋に入るといつも何か違和感を感じていたのだが、ある日、その部屋の廊下が他の部屋より1メートル位短いことに気が付いた。
他の部屋よりも短い廊下が、いつもこの部屋で感じる違和感の原因なのかと友人は思ったそうだ。

しかしなぜ短いのだろうかと思い、廊下の突き当たりの壁を叩いてみると、どうやら本来の壁と今叩いている壁との間に空間があるようだった。
イヤな予感がした友人は支店長の許可をもらい、管理人と一緒にその壁を壊してみた。

友人「白骨死体でも出てきた方がスッキリしたんだけどさ」

でも実際は、その空間の壁一面にびっしりと赤いクレヨンで

「お母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さん……」

と書かれていたそうだ。

結局その「お母さん」は消さずに壊した壁を元に戻し、友人はそのマンションの担当を後輩に譲ったんだって。
霊視

まずは簡単なインタビューを撮影。
母親、息子、娘の3人家族だったそうです。

母親や子供達は彼らの計画通り、涙ながらに父親の事を話してくれました。
良いモノが撮れそうだ。Aさんは喜んだそうです。

そして、霊視おばさん登場! 霊視が始まりました。
父親が着ていた服から霊視(サイコメトリー)をする様でした。

服を握り締める霊視おばさん。

長い沈黙。
沈黙。

…沈黙。
またまた沈黙。

…困った。
いつもは図々しいぐらいに喋りまくると言う霊視おばさんが、何故か今日は期待に反して、霊視についてのコメントがしどろもどろ…。

コメントを引き出そうとするAさんの努力の甲斐もなく、霊視の良いコメントは撮れませんでした。
…スタッフは沈黙。これでは番組が作れない。Aさんはパニック。

(裏山と池の撮影素材ではどうしょうもね〜ぞ! …やばいな。…やばいぞ! 仕切直しだぁぁぁぁぁ!)

帰りのマイクロバス内のスタッフ達は無言。
Aさん一人がエキサイトしながら、電話で誰かと話していました。

そんなAさんに、ゆっくりと近づいて来た霊視おばさん。
Aさんが携帯電話を切ると同時に、霊視おばさんは呟きました。

霊視おばさん「惨殺されてるよ」

Aさん「え!」

霊視おばさん「惨殺されてるよ、あの家族に」

Aさん「家族に!」

霊視おばさん「殺人者の前では、わしゃ、言えんよ。…裏山の土管みたいなもんが有るところに埋められているな」
はじめてのかていか

7がつ5にち

きょう、はじめてかていかをならった。

ケンちゃんは「かていかはおんなのかもく!」といってせんせいにおこられた。
せんせいは「いまはだんしもさいほうやおりょうりができないといけないじだい」といった。

はじめてのじゅぎょうはおりょうりだった。
1ぱんはごはんをたいた。2はんはおみそしるをつくった。3ぱんはカレーをつくった。ぼくは3ぱんです。

じゃがいもやにんじんをほうちょうできるときはドキドキした。
「てをきらないようにゆっくりね」とせんせいがいった。

じゃがいもやにんじんやたまねぎやおにくをゴトゴトにた。カレーのルーをいれた。しばらくしたらカレーができた。
やさいやおにくをきるときはきんちょうしたけど、そのあとはかんたんだった。

がっこうのかえりにびょういんにいった。ママにカレーをつくったといったら、にっこりわらった。
ママがいえにいなくてさびしいといったら、もうすぐいえにかえれるといった。うれしかった。

「そのときはいもうともいっしょよ」といった。

いもうとは、ともよというなまえだ。
ママはともよをうんだので、びょういんにいる。

「ともよもカレーをたべるかな」ときいた。「もうちょっとおおきくなったらたべる」とママはいった。
おおきくなったら、ともよにいっぱいカレーをつくってあげようとおもった。

7がつ8にち

ママとともよがいえにかえってきた。パパはにこにこしている。
ぼくはママとパパにカレーをつくってあげようとおもってそういった。

「いいから、おとなしくしていなさい」

パパがそういって、なにもさせてくれなかった。
ママにあそんでもらおうとおもった。でも、ママはずっとともよとあそんでいる。

7がつ10にち

きょういえに、しんすけおじさんとかおりおばさんとおじいちゃんとおばあちゃんがきた。
おしょうがつみたいでうれしかった。

しんすけおじさんとあそんでもらおうとおもった。だけどあそんでくれなかった。
かおりおばさんにほんをよんでもらおうとおもった。だけどよんでもらえなかった。
おじいちゃんとおばあちゃんもあそんでくれなかった。みんなともよとあそんでいる。

「おへやにかえっておとなしくあそんでいなさい」

みんなにそういわれた。
7がつ12にち

こんどのにちようびに、またおじさんやおばさんやおじいちゃんやおばあちゃんがくる。
みんなともよとあそびにくる。ぼくとあそんでくれない。

「たべちゃいたいくらいかわいいって」

ママはともよをだっこしていった。パパも「そのとおりだよ」といった。
「よかったねともよ」とママはいった。

7がつ18にち

はやおきしてカレーをつくった。
やさいはじょうずにきれた。おにくはむずかしかった。やわらかくてプニャプニャしてて、ちがいっぱいでた。

「ともよー! ともよー!」

ママがともよをさがしてる。もうすぐみんながくる。カレーがぐつぐつにえている。

「ともよー! ともよー!」

たべちゃいたいぐらいかわいいともよ。
99 無名さん
 
記念撮影

小学生の仲が良い男の子4人が海へ遊びに行った。
初めは海水浴場の方で遊んでいたのだけれど、そのうち飽きてしまい、ひと気のない岩場へと移動。
散々遊んでさぁ帰ろうという事で、記念撮影を撮ることにした。
しかし、普通に写真を撮ったのでは面白くないので、一度水に潜り、
「せ〜の!!」
で水面から飛び出たところをパシャリ、で撮る事になった。
そうすると、髪の毛が顔に張り付いて面白いだろうって理由だったようですが。
で、まぁ写真を撮影。
横一列に並んだ男の子達は、ドボンと一度潜ります。
「せ〜の!!」
でパシャ!!
ところが.....。
何故だか、真ん中の男の子が顔を出さない。
「お〜い何してんだよ」
まぁ、冗談だと思いそんな雰囲気で探したんでしょうな。
しかし、いくら探しても見つからない訳ですよ、その真ん中の男の子が。
結局、海難救助隊が出て捜索するという大騒ぎにまでなって、男の子は離れた沖合いで水死体となって発見される訳ですが。
家族が悲しみにくれていた時、フト写真のことを思い出しました。
もしかしたら、自分の息子はちゃんと写真に写っているかもしれない、そうすれば最後の姿を治めた形見になるだろう。
そう思いたった母親が、鑑識の方へ写真を譲ってくれないか? と申し出ました。
ところが、どうしてもこの写真は見せる事が出来ない、と鑑識が強く拒むのです。
息子の形見なのだから、と散々のお願いによりやっと見せて貰った。
その写真に写っていたものは.....。
横の二人はちゃんと写っていました。
しかし真ん中には、ずぶ濡れになった見た事もないようなおばあさんが写っており、真ん中の子供の頭を上から押さえつけていたのだそうです。