1 無名さん

独り言1324

(о´∀`о)
2 無名さん
あげ
3 無名さん
取り敢えずこれ使えば
4 無名さん
自演だったのかな?
5 無名さん
これ使うの?
んじゃおはよー
6 無名さん
こっち使えばよくね?
7 無名さん
お風呂入るー
8 無名さん
オチってるサイトしばらくしたら晒そう
9 無名さん
あげ
10 無名さん
ふぬ
11 無名さん
あげ
雪山

ある雪山に助手と撮影に行った。雑誌の仕事だった。

撮影何日か目に助手が怪我をした。
まだ予定枚数撮れてないので、雪山を降りる事は出来ず撮影を続行した。

助手の怪我は悪化し、何日後かに助手は死亡。
それでも仕事を終えてなかったので山を降りる事が出来ず、泊まっていた山小屋の側に助手を埋め、一人で撮影を続けた。

朝、カメラマンが目を覚ますと、何故か助手の死体が横にある。

「埋めたはずなのにな...」

と、また助手の死体を埋めて撮影へ。

これが何日も続くのでさすがにおかしいと思い、最終日に自分の寝姿が写る位置で連続写真が撮れるカメラを設置して寝た。
次の朝、やはり助手の死体は自分の横にあった。

そして下山した。
会社に戻ったカメラマンは、昨夜山小屋に設置したカメラのフィルムを自分で現像した。

そこに写っていたのは、起き上がり、寝袋から出、山小屋から出、助手の死体を担ぎ、自分の横に置く、自分の姿だった。
マユミという名の女子高生が、学校に向かって歩いていました。
すると、ふと目の前に同じ学校の制服が見えた。
それは同じクラスのいつもいじめられている女の子だ。
クラス全員が彼女をイジメていた。
先生もイジメを知りながらも見て見ぬふりをしていた。
マユミも、特に彼女を憎らしいと思ったことはなかったが、自分だけイジメをしないわけにもいかず、周りに合わせて無視やひどいことを言ったりしていた。
だんだん近づいていくと、いじめられっこの彼女がとっても嬉しそうな顔をしているのが見えた。
幸せそうな笑顔で飛び跳ねている。
マユミは、その姿を不思議に思いながらも彼女のすぐ近くまで来た。
彼女はマンホールの上で跳ねていた。
とっても幸せそうな顔をして、なぜか「九、九、九…」と言っている。
「何してるの?」
尋ねてみた。
しかし、彼女は返事をせずに「九、九、九…」と言いながら跳ねている。
「無視してんじゃないよ」
今度は口調を強めて言った。
しかし、彼女は返事をしないで、相変わらず同じことを続けている。
今まで特別に彼女を憎らしく思っていなかったが、嬉しそうに、しかも自分を無視したことで、急にとてつもなく強い感情が湧き起こってきた。
「なんで、そんなことしてんのよ?」
もう一度尋ねた。
それでも、彼女は何も聞こえないみたいに嬉しそうに跳ねている。
ここにきて、マユミの中で今までと違った感情が生まれた。
ひょっとしたら『マンホールの上で数字を言いながら跳ねる』ということは、とっても楽しいことではないのか、そんなことを思った。
バカらしいとは考えつつも、微かにそんな思いが頭の中をよぎった。
複雑な思いに戸惑いを感じながらも、とにかくマンホールの上で楽しそうに跳ねる彼女の邪魔をしたくなった。
いじめられっこの彼女がなんでこんな楽しそうにしているの、なにか納得できない、そんな感情に身を任せ、
「ちょっと退きなさい。私がやるから」
そう言って、強引に彼女を押しのけ、マンホールの上に立った。
足をわずかに曲げ、すこし腰を低くしてから思いっきり上に跳びあがる。
その瞬間、となりに押しのけられた彼女がすばやく渾身の力でマンホールの蓋を取った。
マユミは真っ直ぐマンホールの下に落ちていく。
彼女は蓋を閉めて、とっても幸せそうな顔で、再びその上でジャンプして、今度は「十、十、十…」と言いはじめた。
高校のころ友達Mから聞いた話です。

Mの兄は、大学の友人2人と南国(国忘れた)に卒業旅行に行ったそうです。
で、観光してるときにバンジ−ジャンプがあったので3人はやってみることにしました。

Mの兄と1人はすぐ飛んだのですが、もう1人がなかなか飛びません。
痺れを切らしたスタッフの人は、その人を押して飛ばしてしまったそうです。

Mの兄は下にいて、その飛んだ瞬間を写真に撮りました。
が、なんとその人はバンジーのひもが切れて、下の湖に落ちて亡くなってしまったそうです。

押した人はもちろん、Mの兄も罪悪感でいっぱいだったそうです。
日本に帰ってから、Mの兄はそのカメラを写真屋に出し、取りに行くと、その写真屋は、

「これは渡せない」

と言ってなかなか渡してくれなかったそうです。

それでもなんとか写真をもらい、うちに帰ってきたMの兄は「怖いからいっしょに見てくれ」とMに言い、二人でその写真を見ることになりました。
そこには、その友人が足についているゴムを伸ばしきって、下の湖に頭の先をつけている写真だったそうです。

それはただのバンジーの瞬間の写真だったのですが、一つ違うのはその湖から大きな白い人が出ていて(もう写真いっぱいに写っていたそうです)腕を伸ばし、手をチョキの形にしてその友人を釣っているゴムをまさに切ろうとしていた瞬間だったそうです。

これを聞いて以来、いつかやろうと思っていたバンジーをやる気がなくなりました…。
『女優霊』という映画がありましたよね。
観たことがない人にはおもしろくない話なんですが、この映画や他のホラー映画のビデオを借りてきて、数人で観ようというグループがありました。

そのうちの1カップルは前にその映画を観たことがあったので、クライマックスの女が笑い続けるシーンに合わせて女の方が大笑いし、他のみんなを驚かせてやろうと目論んでいたそうです。

で、問題のシーンになりました。

画面の中の女の笑いが止んだ瞬間、部屋の端にいた女が立ち上がってはじけるように笑い始めました。
当然、何も知らない二人以外の人たちは、最初ぎょっとしたけど、すぐにやられたと気づきました。

「もう、やめろよ」

「よしてよー」

でも女は笑い続けています。
何か不穏な気配が漂いだしたそうです。

連れの彼も皆に事情をうち明け、「もういいよ」と止めさせようとしましたが、彼女は一向に笑うのを止めません。
なんのことはない、実は彼女は彼のこともひっかけようと笑い続けていたのでした。

しかし彼女は次の瞬間、自分が笑うのを止められないのを知って愕然としました。
救急車で運ばれる時も笑いながらで、頬を涙が、口の端からは涎が伝っていたそうです。

結局、精神病院なんかの入院には至らず、通院・投薬で済んでいるそうですが、なぜそうなったのかという原因はわからず、今も時折笑いの発作が出るそうです。

陳腐なオチですが、その時一緒にいた女の子が後日、電話で打ち明けられたっていう実話です。
笑い顔、笑い声、そこに恐怖で一杯のまなざしとは。

ここの皆もこういうおふざけをやるなら、気をつけた方がいいと思います。
手をつないで

私が小学生の時の話です。
私の母の実家は、私達家族が住んでいる県の田舎にありました。

毎年お盆にはその母の実家に里帰りするのが、私はとても楽しみでした。
当時、近所の子供たちの間でカブトムシやクワガタムシなどが流行っており、里帰りの際に捕まえて帰って、地元で皆に見せたりあげたりするのが自慢でした。

私が五年生の時です。実家に着いた次の日、親戚のYちゃんが遊びに来ました。
早速その日の夜、私と二年生の弟、Yちゃんの三人で虫捕りに行きました。

虫は明るいところに飛んできます。なので電灯や水銀灯の近くを探して回るのです。
ひとしきり近所を探して、三人で手をつないで帰りました。

そこで弟が眠いと家に入って行き、私はYちゃんともう少し探そうと、二人である場所に行くことにしました。
そこは近くの坂道を登ったところにあるのですが、建物と駐車場があり、明るい水銀灯があります。

その当時私は知らなかったのですが、その建物は火葬場でした。

周りが木で囲まれており、そこに明るい水銀灯があるのでYちゃんがいっぱい捕れると知っていたようでした。
その坂道は真っ暗で怖かったので、懐中電灯を持ったYちゃんと手をつないで歩いていました。

「!!!!?」

違和感がありました。
右手はYちゃんとつないでいる。左手は…

弟は家に帰っている。でも確かに握られている?

私は叫びながらそれをふりほどいて走りました。
Yちゃんも私にびっくりして一緒に走りました。
そして家について必死に手を洗いました。

何と手をつないでいたのかわかりませんが…
これが私の唯一の体験です。

今でも握手など人と手を握るのが苦手です
一人暮らしをしていた大学生の頃。

ある日のこと、電話の音で起こされた。
時刻は昼に近かったと思う。

受話器を取ると、電話の向こうから「プツッ」という音とともに、テープレコーダーから発せられているらしい人の声が聞こえてきた。

「違います、違います、違います、違います、違います…」

その一言ずつが、すべて老若男女の、何の規則性も無いばらばらの声で。

寝ぼけた頭でずっと聞いていたが、30人目くらいの「違います」で電話は切られた。
夜中だったらちびってたかもしれない。
私が小学6年生の時、新しい家に引っ越したばかりの頃の話。

とある週末、新しい近所を散策しようという事で、私と父親と妹の3人で散歩に出かけた。
家の近くにあった川沿いの道を上流に向かって歩いて行くと、林に囲まれた広場に辿り着いた。

いつもは草野球に使われているようで、一側面には高いフェンスが立てられていた。
他に誰もいなかったので、父と妹は持ってきたボールで遊び始めた。
私はそんな風に戯れる気になれなかったので、フェンスの反対側にあった林に入った。

林の中は10メートル程の急な上り坂になっていて、その坂の上は林が開けていてどうやら道があるようだった。
どんな道があるんだろう、という子供特有の好奇心が働いた私は、坂を登ってみることにした。

林の中の坂は思った以上に急で、細い木に足をかけながら登らなければならなかった。
おまけに真昼間なのに妙に薄暗くて、文字通り鬱蒼とした感じだった。

やっと登った先は、舗装されていない道と何の変哲もない畑があるだけだった。
「なーんだ」とがっかりして坂を下る事にした。下りも木に足をかけながらゆっくり下りた。

すると、とある木に足をかけた時目に何かが映った。
木の中程の黒い皮が縦に20センチ程剥げて、中の白い部分がむき出しになっていた。

「何だろ」

と思ってよく見ると、その白い部分にはおびただしい量の文字が刻み込んであった。

『オカアサンニコロサレルオカアサンニコロサレルオカアサンニコロサレルオカアサンニコロサレル……』

残りの坂はダッシュで駆け下りた。
夜、いつも通りに眠ってたら、ふっと目が覚めた。
かすかな電子音が聞こえるんだよね。プーって。

でも寝ぼけてるから、それが何の音なのかすぐに分からなかった。
続けて「ぴ…ぽ…ぱ…」って電話をかけるときのプッシュ音。

一気に目が覚めた。
電話がオンフック状態になってて、しかも電話がかけられてる!
一人暮らしワンルームでそれはないだろ!

ベッドから1メートルくらい離れたとこにある電話台の上で、窓の外から入る街灯のあかりに照らされた電話機の液晶バックライトが確かに点いてる。
飛び起きてそのまま家を出て、一晩ネカフェで過ごしたよorz

部屋を出る瞬間「るるるるるる」って呼び出し音が聞こえた。

「リダイヤルして、どこにかけたか確認すれば良かったじゃん」

と友達は言うが、怖ろしくてそんなことオレにはできねえ。
私が子供の頃のほんのり怖い話。

夏休みに従姉妹の子達と、岐阜の田舎の親戚の家に泊まりに行った。
何にもない田舎で、遊ぶ場所と言ったら家の前の川とか近所の山しかないけど、毎日楽しかった。
親戚の家にも子供が居たので、その同級生も混ざって総勢10数人で遊びまわってた。

山を探検してる時に、空き地のような所に出た。
急にそこだけ山道が開けていて、草もあまり生えてない。
地元の子達も知らなかったらしく、地面は平らで遊ぶには丁度良いため、皆で「アジトだー」と喜んだ。

けど何か空気が変だな、と違和感を感じていたら、従姉妹の子が変な顔して、

「蟻も這ってないし虫も飛んでないね」

と言う。
なるほど確かにそうだと思っていたら、誰かが「抜け道発見!」と叫んでいた。
見に行くと道?と言えなくもない草に埋もれた所に、飛び石が置いてあった。

皆でその道を抜けようと足を踏み入れた時、口の中に突然異物感。
全員ではないけど数人の子が、同じように舌を出しぺっぺし出した。
口の中のモノを指でつまむと、数センチの白いうねり毛。

皆気味が悪くなり急いでひき返したけど、男の子2人(地元の子)が見当たらない。
国道横まで戻ってしばらくしたら、彼らも興奮しながら走って戻ってきて一安心した。

聞けば道の終わりには大きな岩があって、その上にまた石が積んであり、奇妙な事に綺麗な白い紙が敷いてあったらしい。
帰宅して叔母さんにその事を言ったら、

「変な所に行って迷子になって帰って来れんくなっても知らんよ!」

と怒られた。
幸い皆無事に帰宅できたので良かった。

何年かして親戚の子と話してた時に後日談を聞いたんだけど、あの夏休み私達が帰って行ったすぐ後に、例の男の子達がまた確かめようと山に入って行き、一人は行方知れずでもう一人は未だに子供のまんまの状態だって。
学生時代、まぁ電車に乗り遅れた友達を泊めたことがあるのよ。
ちょっと複雑な家庭事情を俺が聞いてたヤツなんだけどね。
2人で飲んで、いい加減そろそろ眠いということになり、オレは1F、ヤツはロフトの部分に寝ることにしたんだ(ワンルームのアパートなんだが、事実上2フロア分のスペースがあるのよ)。
そしてウトウトしてたら、突然なんか“ウワァン”というサイレンみたいな音とともに、金縛り。
そして子供の声が聞こえてきたんだ。
「霊が出ても指差しちゃだめだよ」
って。やたらハッキリした声で。
は? なに? 指差すなって言われてもオレ金縛りだし、と軽くパニック。

一応目は開けられるのよ。そしたら頭上になんか女の人がいるんだよね。
体はオレの方に向け、顔はその友達の方を見てる感じ。

ただ、1Fにいる俺は仰ぎ見るカタチになって顔はよく見えない。
その時は霊ってほんとに足がないんだなぁとか、霊は立体的に見えるんだ、角度を変えるとどうなるんだろうとか、ぼんやり思ってた。

まぁ別に危害を加える様子もなかったが、段々動けないことに腹が立って、そいつを指差そうとしたんだ。
だけどやっぱり金縛りで動かない。面倒になって、そのまま寝ちゃったんだけど。

翌朝、そのことを友達に話したら、「女の人?」とのこと。
まだ「霊が出た」としか話してないのに。オレがそうだと告げると、「オレを泊めた家でよく出るんだよねぇ‥」と話していた。

でも、あの子供の声は一体なんだったんだろう。
金縛りのヤツに「指差すな」ってワケワカラン。
指したらどうなってたんだろうね。
あるアパートに母子家庭が住んでいた。
乳飲み子を抱えた母親は、若く働き者だったが、ある日交通事故で死んでしまった。

母子には親戚も知り合いもなく、残された赤ちゃんの存在には誰も気付かなかった。
しばらく経ち、アパートの大家がその部屋を片付けようと訪れた。

部屋は事故当時のまま、そして部屋の真ん中には、黒いキューピー人形がころがっていた。
大家は特に意味もなく、そのキューピー人形を抱き上げた。

その瞬間、キューピーは粉々に崩れ落ちた。
大家が抱き上げたそれは、黒いキューピー人形ではなく、腐った赤ちゃんの死体にゴキブリが群がったものだった。
俺が通っていた小学校の近くにある橋は、自殺の名所として知られていた(と言っても地元での話であり、全国的に有名なわけではない)。

小学生の間でも時々話題になっていたが、どちらかというと面白がっているだけで、本気で怖がってる奴なんかいなかった。
それどころか、その橋の上からティッシュペーパーやビニール袋を落とす遊びなんかが流行っていた。
とにかく高いところにあるので、ティッシュやビニール袋が時間をかけてフワフワ飛ぶように落ちていく様が面白かったわけだ。

そんなある日、俺の同級生のある生徒が、下校途中その橋から落ちそうになった。
そいつはいつものように近くで拾ったビニール袋を落とした直後、橋の下を覗き込んでいた格好のまま足を滑らせたらしい。
近くで工事をやっていた作業員達が助けてくれたから良かったものの、誰も付近にいなかったことを考えると恐ろしい。

それから半年くらいたったある日、授業中救急車のサイレンが聞こえ、何事かと思えばその橋からまた飛び降りた人が出た、とのことだった。
その人はタクシーに乗っていて、橋にさしかかったところで突然運転手に車を止めるよう指示を出し、そのままドアを開け、運転手が止めるまもなく飛び降りたらしい。
その人は病院に運ばれたが結局死んでしまった。

それからというもの、今まで面白がっていた子供達は、飛び降り自殺が実際にリアルタイムで自分達の周りで起きたため、一変してその橋を怖がるようになった。
橋を渡り終えるまで絶対に横を見てはいけないとか、橋を渡る間はポケットに手を入れてないと霊に手を引っ張られ引きずり込まれる、などという噂も広まっていた。

今では毎年秋になるとその橋にはサルビアの植えられたプランターが置かれ、その数は今までそこで自殺した人の数でもあり、彼らを一人一人成仏させるためだそうだ。
例の落ちそうになった同級生と大学時代に会った時言っていた。

「あそこから離れたところにいる今だから言えるけどさ、俺足滑らせたんじゃないよ。誰かに背中を押されたんだよ」
去年の夏休みの話。
実家からアパートに戻ると、上の階の人が水漏れを起こした為、階下の私の部屋は水浸しの状態になってしまっていた。
それで大家さんから、
「夏だし部屋を完全に乾かすには、窓・玄関の扉を開けて風通しを良くしないとイケナイよ。これでカビたら今度はあなたのせいだから…」
みたいなコトを言われ、その日からしばらくの間、玄関の扉と窓を開けっぱなしにする生活をするようにした(さすがに出かけるときは閉めましたが)。
それである日の夜、いつものように両方を開けっぱなしで寝ていると、人の気配で起きた。
横を誰かが通る音が聞こえる。
パタパタパタと、玄関あたりまで行ってはこっちまで戻ってくる…そんな具合に(ちなみに私の部屋は1ルームでそれほど広くは無い)。
私も玄関を開けている以上、泥棒が来るかも知れないと思っていたが、まさか本当に…という感じだった。
私は女なので、下手に泥棒を刺激しては返り討ちにあうだろうと思い、目も開けずに寝たふりをすることにした(なんだか、目があったら終わりな気がした。というのと、身体もあまり動かせる感じがしなかったから)。
そして実際に寝てしまった…。
朝起きると何事もなく、自分の部屋も荒らされている形跡はない。
すぐに通帳や財布を調べたが、何も捕られてはいなかった。
その後友人にその話をしたら、玄関のドアと窓が一直線で結ばれている家は、両方の扉を開けていると霊の通り道になるとのこと…。

これって家の間取りのこと?
ではあの気配や足音って…まさか…ね?
ある日、曾祖父は知合いと漁に出たんです。
嵐になりそうな日だったらしいです。
魚って嵐の前とかって海でじっとしてるから釣れやすいんですよ。
それで、どんどん釣れるのでどんどん沖に出て漁をしていたらしいのです。
知合いの船とはとっくに離れてしまって、もう見えなくなっていたみたいです。
そうしたら、急に風が強くなってきて海が荒れてきて、かなりやばい状態になったそうです
そろそろ帰らないとやばい、と思って帰ろうとしたそうなんですが、魚がたくさん釣れるのに夢中で、島はかなり遠ざかっているのに気付かなかったそうです。
霧は濃くなってきたし波は荒れてくるし、かなり覚悟を決めたそうです。

そうしたところ、霧の向こうから何やら大きな舟の影が見えたんです。
乗り移らせて貰えば助かる! そう咄嗟に思って、舟がこちらに近付いて来るのを待っていました。

当時木舟には水が入って来た時、すくって捨てるように杓子が備え付けられていたんです。
近付いてきた大きい舟の人が、上から杓子を渡すようにジェスチャーしました。

曾祖父は嫌な予感がして、咄嗟に杓子の底を割って、大きい舟に乗っている人に渡したんです。
そうしたら、その人は杓子で何回も曾祖父の舟に水をすくって入れようとするんです。

もちろん底が割ってあるので水は漏れます。
曾祖父は気が長くなる程、ずっと大きい舟の人たちに杓子で水を入れられていたそうです(木舟って本当に小さいので、長い時間されるとやっぱり沈んでいくんでしょうね)。

それから霧が晴れてきて、大きい舟はどんどんと遠くなっていきました。
曾祖父は必死に舟を島まで漕いで帰ったそうです。

沖ではみんな、もう曾祖父はダメだろうと思っていたみたいなので、かなり吃驚されたそうですが。

最後に曾祖父が言ったのは、

「あの幽霊舟に、一緒に漁にでた知合いが乗っているのが見えた。 そいつは帰ってこなかった」

それから数カ月して曾祖父は亡くなりました。
つい夕べの事なんだけど、友だちに借りたPC用RPGをやってた。
割と単調なゲームなんだけど、他にすることもないので深夜までだらだらやってたのさ。

ところがある時間を過ぎた頃から、なんだか画面の様子がおかしくなり始めた。
一瞬だけど画面全体が斜めに傾いだり、モンスターの攻撃を受けてもいないキャラが突然死んだり……。

なんだよ、えらいバグだなあと呆れながら何回か起動し直していたら、いきなり画面が真っ暗になって中央に文字が現れた。

「どうしてこんなことになってるか、ぼくはしってるよ」

それを見たか見終わらないかって瞬間、傍らに置いてあったクッションもろとも、オレの身体が「ずずずずずーっ!」と真後ろに引きずられた。
部屋の端っこまで。

驚くも何も、叫び声すら上げられなかった。
しばらく部屋の隅で固まってたけど、怪現象はそれっきり。
もちろんCD−ROMは抜いたけど、どうしたもんかな。
小学生の頃に保健の先生に聞いた話だけど、岐阜の民家であったゾンビ事件は怖かったです。

その村は岐阜の小さな村で、人口が少ないため家同士が隣接していなく、隣の家との距離が100メートル程離れていました。
ある雪の日、休憩させてもらおうと思い空家に入ったら、老婆がいました。

老婆に案内され、後ろからついて二階に行ったら(その家は古い家なので20畳ある部屋が一階と二階にありました)老婆が消えてしまいました。
仕方ないので一階に戻り、気味が悪いので帰ろうとすると、一階の畳の真ん中で老婆がカマを持って立っていました。

急いで逃げて入り口までたどり着き、戸を開けようとしましたがなぜか開きません。
そうこうしている内に老婆に手を掴まれました。

さっきまでは暗くて気付かなかったのですが、その老婆はよく見ると肌が腐っていて、生きているとは思えませんでした。
そしてその老婆は言いました。

「よく聞け! ここには13体の死体が眠っている。供養しろ! さもなけりゃおまえを殺す」

そう言われた後、気を失ってしまいました。

どれくらい経ったか、目が覚めて夢かもしれないと思い帰ろうとしたら、畳の真ん中(老婆が立っていたところ)にシミがありました。
なんだろうと思いその畳をひっくり返したら、畳の下に人骨がきれいに並べてありました。

よく見ると人骨は14体ありました。
14体目はさっきの老婆だったんです。
近所の公園にシーソーがありました。
ごく普通のシーソーで、右に下がったり左に下がったり、ちゃんと動いていました。

ところがある日、近所の少し頭の変な子供が野良猫を捕まえて来て、シーソーの下に置き思いっきりシーソーを下げてぐしゃぐしゃに殺してしまったのです。

それからというもの、なぜかシーソーに何も乗せてない時は、猫の死んだ側にシーソーがぎーーーっと下がってしまうようになったのです。
反対側を下げても、猫の死んだ側がぎーーーーーっと下がるのでした。

不気味で不気味で……。
子供の頃の話です。
実話です。小学生の時、友達の先輩に「ザキ」を使える人がいたらしいです。
ザキというのは、ドラゴンクエストというゲームに登場する魔法の名前で、息の根を止める呪文のこと。

本人も怖くて封印しているそうなんですが、その友達が夕方、先輩の家に遊びに行ったとき、その先輩のクラスの副担任が嫌なヤツで

「こいつ、死んでもいいよなぁ。ザキ!」

と先輩がクラス写真を指さして念じたらしいんです。

翌日、学校へ行くといきなり体育館で全校集会があり、その副担任が昨夜首を吊って死んだ、と。
嫌な偶然だなぁと思いつつ、軽い気持ちでその先生が亡くなった時間を聞くと、やっぱり7時半頃で、ちょうどドラゴンボール見終わった頃、まさに念じてた時間だったそうです。

その夜、また先輩の家に行って、「さすがにやばいよねぇ」と昨日の写真を見たら、その写真が変な風になっていて、その死んだ副担任の顔が、昨日はなんともなかったのが、すごい苦しそうな顔になっていたそうです。

で二人ともびびって、その写真は速攻ガスコンロで燃やしてしまったんだって。
ボーイスカウト活動で仲の良かったC君は、よく仲間と共に困難な場所でのキャンプを行いました。
木の枝の上に足場を作って野営をしたり、斜面でテントを貼って寝たりとか、なかなかハードな日々を過ごしていました。
ある年の事、春になってある山に友人とキャンプに行った時の事。
山の渓谷のような場所でキャンプをしたそうです。
雪解けの水が冷たく、大変おいしい水だったそうです。
あまりにおいしいので、同行した女性が水で割って作る濃縮のオレンジジュースをその水で割ってくれて、仲間で飲んだそうです。
その場所でその夜はキャンプをする事になったのですが、深夜の事、テントの周りを歩く音がします。

「ぱさ、ぱさ、ぱさ」

枝を踏み、歩き回る音が聞えます。

誰だ、こんな深夜に登山はないだろう。
C君はゆっくりと起き上がると仲間を起こしました。

確かに足音は聞えます。泥棒か。
怖くなったC君達は、そっとテントのふちを持ち上げました。

するとそこには、全身にうじ虫が湧いた腐乱死体のような男が歩いていたのです。

「うわーっ」

全員が飛び上がり絶叫すると、男はすーっと消えていったのです。

翌日、C君達は渓谷の100メートルほどの上流で腐乱死体を見つけ、警察に届け出たそうです。
冬山で遭難し雪に埋もれていた遺体が、雪解けと共に渓谷に押し流されてきたものだったそうです。

春になり雪も解け、一気に腐敗しうじが湧いた状態で発見されたそうです。

C君はそのあと付け加えました。

「あの遺体発見の前夜、うかつにも下流で水で割ったオレンジジュースを飲んだだろう。俺だけつぶつぶが入っていたんで、濃縮ジュースでつぶつぶなんてあるんだって同行した女の子に聞いたら、いや普通のオレンジだっていうんだ。おれのカップには確かにつぶつぶが3、4粒入ってたんだよね。今思うとちょっと動いた気がするけど」
昔、洗濯機が故障してコインランドリーに行った。

女性の先客がいたが、気にせず自分の洗濯物を入れて回してる間、置いてあったジャンプか何かを読んでいた。
先客は身動きせずに座っていたが、しばらくすると乾燥機を開けて洗濯物を取り出して胸元に抱えているのが視界の端に入った。

すると突然赤ん坊の泣き声が聞え始め、ギョッとして女性の方へ視界を向けると、洗濯物と思ったのは赤ん坊だった。
女性は去っていったから真相は分からない。
32 無名さん
((( ;゚Д゚)))
別に信じてもらわなくてもいいんですが、結構心霊には縁があります。
長崎県S市出身なのですが、小学生〜中学時代はよく、家の近くの崖の上に建っているビジネスホテルの社員寮を見上げながら登校していました。

ある日の夜、その寮の陰から、焼けただれた顔のおじさんやおばさんがこっちを睨みつけているのに気付きました。
数回見てしまい、怖いので親にも話したのですが笑われて終わりでした。

高校生になり、少々冷静な判断も出来るようになると、あの頃は思春期で色々不安定な面もあったのだろう、などと大人ぶっていました。

ある日、その寮が火事を出して2人の死者を出しました。
寮は取り壊され、崖も機械で崩されたのですが、崖の中からコンクリートで固められた防空壕が出てきたのです。

防空壕からは、頭巾をかぶった男女と思われる白骨が出てきました。
大空襲で亡くなったあと、なぜかそのまま塗り固められたのですね。

あの時見た、おじさん、おばさんはきっと出して欲しかったのでしょうね。
人を2人も道連れにしてまで、なにか言いたい事でもあったのでしょうか?

でも、成仏はしてないようです。
また見ちゃったんですよ、その人たちを…です。

ちなみにこの場所はS市(といえばわかりますよね)の体育文化舘のすぐ横です。
今も削られた崖に防空壕の跡が残っています。
先輩から聞いた話。
先輩が彼女と友達、友達の彼女の4人で、自分の通っていた中学校に真夜中に遊びに行ったそうです。
が、行った所で何をする訳でもなく、ただ校庭の真ん中で座ってタバコを吹かして彼女と話をしていたそうです。
すると、校庭に置いてある先生達が朝礼で上がる台の横に、白い物が動いてるのが目に入ったそうです。
犬かな?と思いながらも、先輩は彼女を連れてその台の方へと近づいて行きました。
台の横では、白い物があちこちに跳ね回るように動いていたそうです。
ある位置まで来たところで、先輩は心臓が止まりそうになったそうです。
それは白い犬ではなく、人間の足、それも膝から下だけが2本、校庭の隅でダンスをするかのように踊っていたからです。
先輩はあまりに恐ろしくて、すぐに彼女を連れてそこから逃げたそうです。
その後は何事も無く無事ですが、二度と夜中にその学校には行かないと言っていました。
私の友達に、S君という高校生の頃からの友達がいまして、そのS君は家で色んな体験をしてるんですよ(ちなみに場所はうちの実家である都内の某団地で、隣の棟だったりします)。
この話はそんな色んな体験のうちの1つです。

10年位前の話ですが、S君と私の共有の友達に、K君とその彼女のHさんがいて、ある日その2人がS君の家に遊びに来たそうです。
S君は当時一人暮らしをしていたので、よく色んな人が遊びに来ていて、その2人もしょっちゅう遊びに来ていました。

その日、しばらくするとHさんが「気分が悪い」と言い出し、ちょっとすぐには動けそうにない状態だと言うので布団に寝かせてあげたそうです。
K君も彼女が心配なので、

「Hの具合が良くなったら、俺ら帰るよ」

という事になり、それまではS君とK君の2人で他愛もない話をしてたとか。

そしてS君が何気にふっと寝ているHさんの方を見た時、彼は「えっ!?」と驚きました。
見てしまったのです。
彼女の胸のあたりに正座をした女の人の姿を…。

S君は、このままじゃヤバい気がする! と感じ、寝ているHさんに

「ここで寝てても良くならないみたいだから、家に帰った方が良いんじゃない?」

と言いました。
彼女もその方が良いと思ったらしく、2人で帰り支度を始めました。

しかし2人が玄関に向った時、S君はまた見てしまったのです。
Hさんの後ろにさっきの女の人の姿を…。

そして女の人がS君とすれ違った時、彼ははっきり聞いたそうです。

「余計な事を…」

という言葉を。
数年前、私の先輩のFさんから聞いた話です。
Fさんが自宅のすぐ近所に住んでいる従兄弟の家へ行った時のこと。

その日、従兄弟はいつになく沈んだ顔をしていたそうです。
上がって飯でも食べて行けという話になり、そのままずるずるとお酒を飲み始めた頃、従兄弟がぽつりと話し始めました。

「一昨日、すげぇのが来たんだよ」

その夜は真夏にもかかわらずわりあい涼しかったので、今日はゆっくり眠れるだろうと思っていたところ、なかなか寝付けなかったんだそうです。

そのうち、遠くで赤ん坊の泣き声が聞こえたそうです。
もちろん近所に赤ん坊のいる家などありません。

次第に赤ん坊の声は近づいてきます。
やばいと感じたものの、逃げることはできませんでした。

やがて泣き声に混じって、ザッ、ザッ、っと畳の上を這うような音まで聞こえ始めました。
赤ん坊の声を右耳の側で聞いたその時、仰向けに寝ていた従兄弟の胸の上にずしりとした重みが乗りかかりました。

怖くて目を開けることもできずにじっとしていると、すぐにその赤ん坊は胸から降り、通り過ぎて行きました。
その間もずっと泣き声は続いていたそうです。

Fさんは、「一昨日通過したものが昨日は戻って来ていないのだから良いじゃないか」と従兄弟をなだめてその夜は終わりました。

――その夜。
Fさんはまさか、従兄弟が聞いたそれを数日後に自分も聞く、という羽目に陥るとは思っていませんでした。

従兄弟の部屋とFさんの部屋は一直線上にあり、数日がかりで這って来たようです。
その赤ん坊はFさんの家も通過してどこかへ去ったらしいです。
俺は出会い系サイトにおぼれていた。
週に3人くらい会わないと気がすまない。

その日も携帯で連絡を取り合ってホテルに入った。
顔もまぁまぁで性格も明るかったんで、「ラッキー!」と喜んでいたんだな、その時は。

2人でベッドに入って色々話しているうちに、普通と違うことに俺はすぐ気がついた。
笑いながら会話してるのに、ある瞬間その表情がいきなり変わって、物凄い表情で俺を睨んでる。

「え? 何か気に障ること言った?」

慌てて聞くと、え? 別にってまた元の表情に戻っている。
…なんかヤダナ〜って思いながら、先にシャワーを浴びに部屋を出た。

シャワー室はガラス張りなんで、ベットルームから丸見えです。
体を洗って、何気に部屋にいる彼女の方を見たら…!!!

ものすごい形相で両手と両足、顔をベットルームからシャワー室のガラスにへばりつけて俺を睨んでる!!
マジ凍りついた。目をそらすこともできず、俺は固まった。

シャワーのお湯だけは流れっぱなし、だが俺はびびってしまってぴくりとも動けない。
その時初めてとんでもない状況になっていることが分かった。

視線を部屋の隅に移すと、ベットの脇に影のようなものが立っている。髪の長い女性だ。
さっきまで二人が話していたベットを見下ろすような形で、横を向いて立っている。

何がなんだか分からない、ただ「どうしよう…どうしよう…」と頭の中でこの言葉がぐるぐる回っているだけで、俺は何もできなかった。

ふと、後ろの女の影がゆっくりこちらに体を向けるのが分かった。
その時、俺の頭の中に

「すぐにこの部屋を出なさい」

って言葉が鐘のようにガンガン鳴り響いた。

耳鳴りなんてもんじゃない。
頭のすぐ横で鐘を鳴らされているような大音響だった。

その声にびっくりしてはじかれたように俺はシャワー室を飛び出した。
素っ裸なんて関係ない。一目散に部屋を飛び出し、ホテルのフロントに駆け込んだ。

何を話したかはよく覚えていないが、ガチガチに震えていたと思う。
後で服を取りに言ってもらった時は、部屋には誰もいなかったようだ。
旅先で知り合ったアニキに聞かせてもらった話。
このアニキが昔、長野と岐阜の県境あたりを旅していたころ、山あいの小さな集落を通りかかった。
陽も暮れかけて、夕焼け空に照らされた小さい村の約半数近くが廃屋で、残りの半数近くも結構古い建物ばかり。
そして、小さい学校らしき建物にはちゃんと校庭もあった。
季節は夏で、このアニキは今日はここで野宿することに決め、校庭と校舎の間にある階段(幅6〜7mくらい)に腰掛けてくつろいでいた。
夜になり、タバコを吸いながら何気なく周りを見渡すと、月明かりでかろうじて物が見えるほどの暗い中を、校庭の向こう側からこちらに向かって誰かが歩いてくるのが見えた。
それは24、5歳くらいの女の人で、白っぽい服を着ていた。
最初はアニキも期待はしたけど、その人が近くまで来たときにはむしろ不安がよぎっていた。
その人はずっと笑いつづけていたから。
しかもアニキと同じように階段の端っこに腰掛け、ずっと笑い続けている。
ヘタに動くと余計マズいんじゃないかと、アニキはとても緊張していた。
スキを見て逃げようとすればするほど余計に怖くなる。
が、他に行き場がないし旅の疲れも溜まっているので、いつしか眠ってしまっていたそうだ。
朝になって目が覚めると、夕べの気のふれた女はいなくなっていた。
でも、着ていたシャツのあちこちに女の人の手で触ったような汚れというか、跡がついていたそうだ。
近所の人に、この辺りでちょっとおかしい人はいないかと聞いてみても、知らないという。
このアニキ曰く、ヘタなユーレイよりも生きている人間の方が怖いんだそうだ。
あるところに盲目の女の子が居たんだって。

女の子は一人っ子だったので、よく隣のお婆ちゃん家に遊びに行っていた。
お婆ちゃんはいつも面白い話を聞かせてくれていたのに、ある日ぱったりいなくなった。

近所の人の話では、近くのスーパーで見かけたのが最後らしい。
最近、お婆ちゃん家に見かけない大人の人が出入りしていた、という噂も…。

ある日、女の子のお母さんがお婆ちゃんの家の前を通ると、お婆ちゃんが居ないのにも関わらず女の子はいつもの様にあがりこんでいる。
注意しようとするが、何やら誰かと会話している様子。

不思議に思い陰で聞いてみると…。

「ふふふ、お婆ちゃんのお話はいつも面白いね」

「……」

「あれ? どこか痛いの? お婆ちゃん」

「……」

「咳してるの? お婆ちゃん」

「……」

「これ、ハンカチよ。貸してあげるね」

「……」

誰もいない空間に差し出されたそのハンカチは、みるみるうちに血で染まっていった。

お母さんは恐ろしくなり、堪らず声をかけて帰ろうとしたが、

「どこ行くの? お婆ちゃん!」

と言って女の子は庭の真っ赤な椿の花の前まで駆け寄った。

後で聞いたところ、お婆ちゃんは家を売って欲しいという不動産屋ともめて殺されたということだ。
椿の花のちょうど真下を掘ると、血だらけのお婆ちゃんの死体が埋まっていたんだって
以前勤めてた会社のある営業所、「夜は出る」という評判だった。

オレはその営業所所属ではなかったのだが、ある時ヘルプに行ってくれと言われた。
しかも夜勤で…すごくイヤだったのだが、2名体制だっていうから渋々引き受けた。
ところが相棒となるべきヤツがばっくれた…。

いくら忙しい会社でも終電時間を過ぎると社内はシーンとなる。
オレは事務所で鳴りもしない電話番…。

一応夜勤中に入力しなければならない伝票類があるのだが、時間に対して量が少ない。
オレはそれをササッと片付けて、あとは食堂からマンガを持ってきて時間を潰していた…。

すると、機械警備中の一階から音がする…。
何の音かと耳を澄ますと、何かを引きずるような音…そして、それは階段の方からこっちへ近づいてくる…。

もう心臓はバクバクだが、どうしていいのか分からない。
どれくらい時間が経ったのかはっきり覚えていないが、いつのまにか音が消えていた…。

いや、正確にはその音の主はもう到着していたのだろう…。
そして、急に耳元で

「グゥーワッ!」

と声とも音ともとれないモノと生暖かい吐息をかけられて、オレはイスから転げ落ちた。

もう後ろを振り返る勇気もなく、夢中で会社を飛び出してそのままタクシーで家に帰ったよ。
翌日、上司には怒られるどころか「大丈夫だったか」と真顔で言われたよ…。

あれ以来、仕事は変わってもオフィスでは最後の一人にならないようにしている…。
みなさんの会社は、大丈夫?
友達の田舎の、ボロくてでかい日本家屋に遊びに行ったとき。
マジ信じてもいなかったので、ゲラゲラ笑いながらお盆の夜中に二人で怪談話してたら、意味もなく気分が沈んできた。
鳥肌とまんねー、なにか大量の視線感じるし。
友達も同じことを感じているらしく、気付いたらお互い無言で体育座り。
特に自分の左側、廊下に通じる障子のあたりが気になって仕方ない。
そこになにかの気配がする。
見たらだめだ、見たら後悔する〜。
でも見ちゃった俺。
破けた障子の穴、廊下の向こう側の空間が見えるのではなく、穴は黒かった。
黒が少し動きだす。黒いのは髪の毛だ。
肌色を確認した瞬間、俺はできるだけなにくわぬ速度でそっぽ向いた。
目合わせたらヤバい。気付いてることに気付かれてもヤバい。

俺は怖くて「南無阿弥陀仏」と唱えてました。

そしたら後ろから、

「そんな事言っても無駄だよ」

って声が聞こえ、そのまま気を失いました。
高校時代に付き合っていた元彼氏と、ふとしたきっかけで再会した。
私は地元大阪に住んでいて、元彼は京都で学生生活を送っていた。
再会して以来、メル友として仲良くしてたけど、少しずつ元彼の事をまた好きになってきた。

しかし元彼には彼女がいたので、気持ちが一方通行になるのが嫌でその感情は必死で抑えた。
ある日、珍しくメールではなく電話で連絡が来たので、どうしたのかと思うと、結婚寸前だった彼女と別れたとのこと。

「なあ、逢わないか?」

元彼の言葉に正直、胸が高鳴ったけど(私は単にその子の代わりな訳?)と必死で気持ちを抑えた。

「ダメよ、今逢うと、あんたのことがまた好きになるやんっ」

「こっちへ来いよ」

「ううん、ダメ、ごめんね」

私はそう言って電話を切ると、翌日には携帯電話の番号とメルアドを変えて、二度と連絡が取れないようにした。

これで良かったハズだと自分に言い聞かせて過ごしていると、京都にいる女友達から連絡が入った。

「あのね、先日、あんたの元彼の葬儀に出たの。一応あんたにもあいつが死んだ事は知らせておくわ」

話を聞きながら私は青ざめた。

友人の話が全て事実なら、この前電話がかかってきた時、既に元彼は首を吊っていた事になる。

「こっちへ来いよ」

って、京都じゃなくて「あの世」だった?
最近はよく知らないけど、俺が若い頃は三ノ宮でナンパして六甲山までドライブし、そこで女がセッ/クスに同意しないと山の中に女を下ろして帰る事を、「六甲おろし」と言ってた。

昔の話だが、走り屋の男2人組が夜中に六甲山を走っていたら、女の子が道の真ん中に突っ立っていた。

「ほう、これが噂の六甲おろしか!?」

って、車のスピードを落として可哀想な女の子をピックアップしてやろうと思った。

すると助手席の男が、

「あれは幽霊だ。そのまま突っ切れ」

と言うもんだからドライバーは動転した。

確かに近づくと女の子は体が半透明だったが、幽霊でも跳ね飛ばして行くのは躊躇する。
スピードを緩めて女の子をかわそうとすると、助手席の男は怒鳴った。

「あの女はオトリだ。バックミラーを見ろ!」

バックミラーには、どう見ても死んでる女が今にも車に飛びつこうとしている姿が映っていた。
よくファミレスとかに行くと、お客様アンケートの用紙がテーブルの上に置いてあるでしょ。

私がつい先日までバイトしてたラーメン屋さんもそうゆうのをしてたの。
人気ラーメン店の3号店。

新規開店からバイトに入って2週間で辞めたんだけど、接客の私がアンケート用紙を回収してたのね。
まあ一日に2,3枚だよ。それが味とか店員の態度とかまるで書いてないわけ。

ほとんどの紙にこう書いてあるの。

「厨房に変な女が立っている」
これは私が中学生の頃です。
朝練のために朝早く登校した私の友達が、運悪く学校の側の川(といってもほとんど用水路くらいの川幅しかないところですが)で、自殺したおばあさんを見つけてしまったのです。
その日はもちろん大騒ぎになり、友達も警察で事情聴取を受けました。
後から聞いた話では、そのおばあさんは長らく病気を患っており、それを苦にしての自殺だったらしいのですが。
当時の私たちには、そのような汚いヘドロだらけの川で自殺するということが信じられず、あれは他殺に違いない、と色々想像を巡らしては騒いでおりました。
当時流行っていたコックリさんに、自殺したおばあさんのことを聞いたりする子もいました。そのメンバーには私も入っていたのですが。
それから10日も経たないある夜のこと。
二段ベッドの上で寝ていた私は、夏でもないのにひどく寝苦しさを感じて目を覚ましました。
するとそこには、天井いっぱいに広がる老婆の顔が……。
その顔は怒りに満ち溢れていました。
同時に金縛りにあい、私は声を出すことすらできませんでした。
目を閉じても気配は続いていました。
私はひたすら心の中で「ごめんなさい」と繰り返しました。
気が付くと、いつの間にか朝でした。
眠ったのか気を失ったのか、記憶は定かではありません。
あれが亡くなった方からの警告だったのか、コックリさんの悪戯かはわかりませんが、その日から私がその話題に近づくことはありませんでした。
友達のS君の話です。
S君が小学生だった頃、一匹のリスを飼っていました。
毎日、彼はエサをあげたり小屋を掃除したりと小学生ながら頑張って可愛がっていたわけですが、ある日、そのリスが小屋の入り口をうまく開けてしまったらしく逃げ出してしまいました。
小屋があったのは部屋の中だったので、すべての部屋のありとあらゆる所を探しますが見つかりません。
彼が住んでいるのは団地の5階。
ひょっとしてベランダから落ちて死んでしまったのでは!? と思い、急いで外に出てベランダの真下に当たる周辺を探しますが、死体らしきものもありません。
更に家の中を捜しても見つからず(ベランダも探しました)もしかしたら下に落ちても何らかの形でうまく生きてて、そのまま何処かに逃げてしまったのかなぁと、外の木を探したり色々な所を探しながらも気持ち的には諦め始めていました。
そんなある日、新聞受けにちょっと大きい封筒が入っていました。
通常の郵便物は1階にある集合ポストに入るのに、その封筒は玄関の新聞受けに入っていたので誰かが直接入れた事になります。
「何だ?」と思ったS君が中を覗くと、そこには…
リスのしっぽのみが入っていたそうです…。
誰がそんな事をしたのか? 近所の人か? 何の為にしっぽだけを? 本体は?
何故そのリスがS君の家のものだと分かったのか?
…結局、何もわからず。
S君は泣きながらしっぽを埋めてあげる事しか出来なかったそうです…。
47 無名さん
はげ
ある4人グループで(男2,女2)廃墟になったビルに肝試しに行こうってことになったんだ。
その男2人はけっこうワルで有名だったらしいんだけど。

そこはとにかく出る出るって噂の廃墟ビルなんだ。
4人は中に入っておもしろおかしく荒してたりしてたみたいなんだけど、不意にグループの一人の霊感の強い女の子が、

「もう帰ろう、もう止めよう」

って言い出してきたんだって。
そしたら男達がなんだよ、ってムカついたみたいで。

その女の子を一人ビルの中の部屋に閉じ込めて、絶対に中からは出られないように置き去りにしてきたんだよ。
そのままそいつらは女の子を1晩だったかな、放置したみたいで。

で次に女の子を出してやろうと様子を見に行ったら、その女の子は部屋の隅でうずくまりながらぶつぶつつぶやいてた。
それで髪は真っ白、精神状態にも異常をきたしちゃったんだって。

その後入院したりしてだいぶ元気になったらしいけどね。

ていうか、これ書いてる途中いきなりCDが音飛びしてビビッた。
廃墟ビルに閉じ込められて放置なんて、普通は発狂するよ、そりゃ。
49 無名さん
へえ
私が小学校3年生の時にゾッとする話があった。
そいつ(W君)は頻繁に学校を休むような暗い奴で、友達もおらずほとんど誰とも口をきいたりするような子じゃなかった。

そして、W君は給食のパンをいつも机の中にため込んでいた。
生徒はみんな知っていたが先生は知らなかった。

冬休み前の大掃除があって、先生がついにW君の机の中のパン見つけた。
先生は「誰か片付けろ」って言うんだけど、本人はいつものように欠席していたので、仕方がないからみんなで詰め込まれた机の中のパンを引きずり出していった。

すると途中からかなりの悪臭がし始めて、みんなでギャーギャー言いながらも奥のほうに詰まってコチコチになったパンを出していったら、固いパンに付着している何か人間の指先くらいの大きさのものがポトリと床に落ちた。
最初はそれが何だったかわからなかったけど、よく見ると正体がわかった。

その瞬間は、みんな叫び出すこともできないくらい恐ろしくなり、しばらくシーンとしてしまった。
なんとそれは、以前教室で飼っていたハムスターの、生まれたばかりの赤ちゃんの死体だった。

私はそのハムスターの赤ちゃんが生まれた頃、一晩で数匹いたのが消えてしまい騒ぎになったことを思い出した。
その時は結局「逃げてしまったんだ」なんてありえない結論が出て終わってしまっていたのだ。

よく見ると机の奥のほうには、パンにまぎれて数個の肉片となったハムスターの赤ちゃんが突っ込まれていた。
このときは本気で吐きそうになった。

さらに恐かったのは、冬休み開けに登校してきたW君が机の中のパンとハムスターの赤ちゃんが消えたのを知り、普段のおとなしい姿からは想像も出来ないくらいに火のついたように泣きわめいて手がつけられない状態になったことだ。
51 無名さん
うんうん
女教師が学生時代、夏休みにキャンプに行く事になりました。

テントを張る場所から一番近くにあるトイレはめちゃくちゃ薄暗くて汚く、個室が二つあるだけ。
女教師はあんまり入りたくないな、と思っていたそうです。

そのうちに夜が更け、お決まりのキャンプファイヤーが始まりました。

キャンプファイヤーで盛り上がっている最中、不覚にも女教師はトイレに行きたくなりました。
しかし自分一人であの薄暗くて汚いトイレに行くのは冗談じゃないので、友達についてきてもらう事にしたそうです。

女教師と友達は足早にトイレに向かいました。
昼間でも薄暗いトイレは夜に見るともう真っ暗。
女教師は、早く用を足してここから逃げたいと思ったそうです。

即行でトイレの豆電球をつけ、友達に外で待っててもらって中に入りました。
そして入り口から一番近い個室のドアを開けようとした時です。

なんと、戸が開かないのです。
押しても引いても。

(あれ? 何で?)

と女教師は疑問に思いましたが、すぐにある事に気がつきました。

トイレのドアの隙間をよく見ると、豆電球の薄明かりに紛れて人影が見えるのです。
そしてその人影がドアを引っ張っているのです。開けさせまいとするかの様に。

女教師は、

(ああ、ここには誰か人が入ってたんだ。じゃあ奥のトイレに入ろう)

と思い直し、急いで奥のトイレに向かいました。
しかしその時、ふと気づいたのです。

(ちょっと待って…?) 

(私が入ってくるまで、このトイレは電気がついてなくて真っ暗だったはず。この人はどうして電気もつけずにトイレに入ってるんだろう…?)

女教師は次の瞬間、背筋がゾーーッとしたそうです。

こんな夜中にこんな真っ暗なトイレで、この人は何をしているのか。
彼女はもはやトイレなどどうでも良くなり、外に飛び出して友達をせきたて、慌ててそこから逃げ出しました。
53 無名さん
ほう…
右腕と右足を無くした人の本がある。

リアル中学生だった数年前に、近所の古本屋でマンガの単行本を数冊買って帰ったんです。
その時はあるマンガのシリーズを5,6,7,8巻みたいに通しで買ったんで、家に帰って古いのから順番に読み始めました。

それで2冊を普通に読み終わって、3冊目を手にとってペラペラめくってるうちに段々と怖くなって来て、その本を持ってるのも嫌になり、中学生の時からしたら結構遅い時間(夜の12時ぐらい)だったにも関わらず家を出て、その本を近所の公園に即行で捨てに行きました。

何故、急にその本を持ってるのも嫌になるぐらい怖くなったのかというと、マンガでも小説でもああいうカバーがついてる単行本って、まず開くと目次とかの前に何も無いスペースがありますよね。右側にカバーが引っ掛かってて。
その何も無いスペースに、変な事が書いてあったんです。

初めの単行本を開いたところに、

「痛い嫌だ信じられない嘘だ信じられない、嘘だ痛いもう嫌だ嘘だ眠い嫌だ信じたくない、眠い嫌だ痛い眠い嫌だ眠い…」

って延々と。

その時点で「うわ、気持ちわる」とか思ったんですけど、まぁ前に持ってたやつのイタズラだろ、とか思って大して気にせずに読み始めたんですが、マンガの中身は中身で、マンガに出てくる登場人物というかマンガの中の全ての人間の「右腕と右足」が、黒のマジックで雑に真っ黒に、腕と足の元の絵が全然見えなくなるまで塗り潰されていたんです。

という話を、高校生の時に友達の家に数人で泊まった時に友達が話してくれました。

俺は、

「うわ、気持ち悪いなぁ。その人事故かなんかで右手と右足が無くなったんやろなぁ。だから痛いとか、嫌やとか書いてあって。…ほんで、ほんまにそんな本買うてしもたん?」

ってそいつに聞いたら、

「いや、昨日自分で考えてきた話やで(笑)」

って言ってました。

でも、その数日後、その友達は事故で
55 無名さん
うむ
3年前、富山の白倉トンネルってとこに夜友達と二人で行ったのね。

でも場所がわからなくって途中で地図見ようとしてコンビニに寄ったんだ。
多分午前3時くらいだったと思うんだけど…。

で、車に乗り込んだ時に俺の携帯が鳴り出したんだ。

当時は頭が「090」とかじゃなくって「010」とか「050」だった。
そのかかってきた番号は確か頭が「040」だった。

で、俺の知らない番号だから「誰か携帯買ったのかな?」くらいに思って電話に出たんだ。
そしたら無言状態。

で、しばらくして白倉トンネルに近づいた頃、また同じ番号からかかってきたのね。
さっきのが気になってたから出たんだけど、また無言ですぐ切れちゃった。
まあ山道だし電波悪かったから切れたんだと思って放っといたんだ。

で、白倉トンネルのすぐ近くに来た時に、また携帯が鳴り出した。
やっぱり同じ番号なんだけど、おかしいのはそこって圏外なんだよね。
掛かってくるはずないじゃん。圏外なんだもん。

だから恐くなって、友達と二人で逃げるように帰ってきたんだ。
その電話も電源切ってさ。

でもね、圏外で掛かってきたのも変だけど、着信音も3回とも俺が設定したのと違って「エリーゼの為に」が流れてたんだ。
でもそんな音俺の携帯に入ってない。

だからますます恐くなっちゃったんだけど、やっぱ真相を知りたくって昼にその番号に電話したんだ。
そしたら、

「この電話番号は現在使われておりません」

ってアナウンスが流れてた…。
57 無名さん
きゃー!!
58 無名さん
赤司きゅう〜ん!
アタシこわぁい!!
専門学校生だった時に友人から聞いた話です。

良くある話ですが、そのマンションの一室は人が居着かない場所でした。
入居しても1週間以内には出ていってしまうのです。
その部屋はちょうど2階の端っこ、7段ある階段を上ったすぐのところにありました。

大家さんは嫌な感じがして気になっていたのですが、ある日ついに1週間以上経っても出ていかない人が現れたのです。
大家さんは安心しながらも、気になって訪ねていきました。住人は出てきませんでした。

様子がおかしいので、大家さんは警察を呼び一緒に中に踏み込んだところ、住人が変死しているのを発見しました。
死亡原因がはっきりしないと言うことで、警察は原因を突き止めるために、今までそこに入居したことのある人達を訪ねたそうです。

ところが一様に話したがらない。
どうにか「刑事さんがそこまで言うなら…」と聞けた話は…。

夜になると、子供の声がするそうです。

初日は、

「かいだんひーとつのーぼった」

なんだ? と思い起きてみるが、それ以上何事もなく気のせいだと思ってやり過ごす。

が、次の日

「かいだんふーたつのーぼった」

3日目。

「かいだんみーっつのーぼった」

4日目…5日目…6日目。

徐々に近くなってくる声。

階段は7段しかありません。
それを恐れた住人は皆逃げ出していたのです。

結局7日目に何が起こるのか、それを知っているのは死んだ彼だけなのです。
小学校6年の時に担任の先生から聞いた話です。
本当にあった話だからあんまり人に言わないで欲しい、と先生は生徒に念を押していました。

大学の登山サークルのTとNは、二人で登山をすることになりました。

山を登り始めた頃は天候も良かったのですが、急に天候が変わって風も激しくなってきました。
しかもそのうち、Nが転んで足を怪我してしまったんです。

Nがあまりにも痛がるのでTは骨折かもなと思いつつ、仕方ないのでNをおぶってそのまま下山方向で進んでいきました。
すると、丁度向こうの方に山小屋がありました。

いいタイミングだと思い、TはNをおぶったまま山小屋に入っていきました。
中は至って普通の山小屋でしたが、山小屋にしては珍しく? 便所がついていました。

Nをおぶったまま下山するのはかなり危険なことだし、Nがあまりにも痛がるので、とりあえずTはNを山小屋に寝かせて、下まで助けを一人で呼びに行く事になりました。

数時間してから、Tが助けを何人か引き連れて山小屋に戻ってきました。
でも中に入ってみるとNの姿がありません。

あれおかしいな、と探してみると、一人が便所に鍵がかかってる事に気が付きました。

「あれ、Nが中に入ってるのかな」

「おーい、N! 開けろー」

と便所の戸を叩いても中からは何の反応もありません。
変だと思い、Tと何人かで力づくで戸をこじ開けてみると…。

髪は真っ白になって逆立ち、目は剥き出すくらいに見開いて、口は裂けるほどに大きく開き、両腕を挙げ、そのまま青白く硬直したまま倒れ死んでいるNがいました。

原因は未だ不明のままです。
ただ彼のその様子は、まさに「恐怖」そのものを表していました。

怪我をして歩けない筈のNがどうして便所の中に入ることが出来たのか。
そしてTが助けを呼びに行ってる間に、Nは一体何を見てしまったのか。
61 無名さん
やっだぁ〜!
それ裸でしょ!!?
覚めない夢って知ってる?
高校の頃の先輩から聞いた話なんだけど。

夢の中で「これは夢」だと気付くんだけど、最初の内は意識的に目覚められるんだそうだ。
夢の内容はこれと言ってなく、今居る場所で金縛りになっている感じ。

何度も同じ夢を見続けると、だんだん目覚めても目覚めても夢から抜け出せなくなっていく。
そのうち誰かの気配と、濡れたモップが地面にぶつかるような音がしてきて、夢を見る度にそれが近づいてくるらしい。

先輩の連れが体験してて相談を受けてたらしいけど、その人は病院やお祓いを何度もしたけど結局夢は止められなかったみたいで、自分の家の風呂でしゃがみ込むような姿勢で溺死したらしい。

その後、相談を受けてた他の連れも同じ夢を見るって言い出して精神病院で入院中なんだけど、一度興味本位で見舞いに付いていって後悔したよ。

ものすごいやつれてて、パッと目が飛び出てるのかと思うぐらい。
聞いたところによると水をあまりに怖がって、最近じゃ飲み水だけでなく点滴も打たせてくれないらしい…。

これが伝染系の話だったら俺もその人みたいになるのかもしれない。
63 無名さん
・・・・・で?
64 無名さん
やっだぁ〜!
緑間きゅう〜ん!
アタシ激こわぁ〜!
ある男が家に帰る途中、のどが乾いたのでジュースを買った。
すぐに飲んでしまって缶を捨てようと思ったらゴミ箱がない。

仕方なく道に置いてこうと思った時、少し先に公園が見えた。
どこの公園にもあるように、そこにもゴミ箱があった。

だが捨てようとした缶が入らない。どうやらゴミがいっぱいらしい。
男は一つくらい入るだろうと缶を押し付けながらかがんでみると、ゴミ箱の入り口に女の顔が挟まっていた。

女は自分の顔に押し付けられている缶を睨みつけ、半分ほど食いちぎると一生懸命もぐもぐ噛み始めた。
しばらくして男と目を合わせると、顔を痙攣させながら笑った。

口から缶の破片と一緒に黒っぽいものがどろどろとこぼれた。
66 無名さん
あぁん!
チョロ松きゅう〜ん!アタシこ〜わ〜い〜!
67 無名さん
あっ…!
待って!あっ…青峰きゅう〜ん!……なんか…臭う……
68 無名さん
青峰くんは臭くない!
69 無名さん
常に汗臭そう
70 無名さん
そんな事ないもん!
臭いのは若松だもん!
71 無名さん
くちゃい
72 無名さん
青峰くんはきっとフローラルなかほりよ
73 無名さん
つんでれんこのアプデすごい親切
エンターキーとYを押しとけば勝手にアプデしてくれるとかほんとしゅごい
74 削除済
75 削除済
76 無名さん
こっちだお
77 無名さん
こっちゃあこぉ
78 無名さん
>>73たん戻ってきてたもぉ
79 無名さん
こっちゃあこぉよぉ〜
80 無名さん
>>73タソ〜
81 無名さん
つんでれんこ使う場面少なくないか
82 無名さん
>>81たんようこそ!あなたは大親友!
83 無名さん
>>74たん〜戻ってこぉよ〜
84 無名さん
下げてやれよクソが
85 無名さん
>>84たんいらっさぁ〜い
86 無名さん
こらああああ人を巻き込まないっていつも言ってるでしょ!!!!!
87 無名さん
ワンピース詳しい人いる?
まじ教えてよお(´;ω;`)
88 無名さん
ふええっ…ふええっ…
89 無名さん
>>74たん〜>>81たん〜>>84たん〜>>86たん〜>>87たん〜ずっ友だお!
90 無名さん
>>88たんようこそ!あなたは大親友!
91 無名さん
>>89たん…!

すきすきちゅっちゅ!

もちろんズッ友だよお〜!

当たり前じゃ〜ん!


ただしこのスレが埋まるまでな
92 無名さん
大親友の>>88たんが泣いてると悲しいがなぁ〜
93 無名さん
>>91たん〜次スレはまかせてね
また遊びにきてくれる〜?
94 無名さん
>>92たん…!
ふええっ…もう泣かないよおっ…!

ありがとちゅっちゅ!
さっさとスレ埋めよ
95 無名さん
>>94
例の件どうなった?
96 無名さん
ワンピースは実在するよお!
97 無名さん
ならさっさと見つけてください
何年探してるんですか
98 無名さん
ふえぇ
99 無名さん
さようなら友よ
100 無名さん
またな