2 削除済
昔聞かされた父ちゃんの話。
うちの父ちゃんは筋金入りのバカだったので、大学のサークルも「オカルト研究会」とかいうのに入って毎シーズン心霊スポットに凸ばっかりしていた。
2年の夏休み、その年はちょっと遠出をして岩手の「慰霊の森」に行こうという話になった。
メンバーは父ちゃん、同期、先輩×2で、4人を乗せた灰色のバンは夜の1時頃に目的地に到着した。
車を停めて、一行は懐中電灯片手に慰霊碑へ。途中、足場が悪くて何度か転んだがそれ以外は特に何事もなく線香をあげて下山。
何も起こらなかったな、と談笑しながら4人は乗ってきたバンのもとへ。
乗り込んで、エンジンをかけたところで父ちゃんはションベンがしたくなったという。ひとりの先輩とともに立ちションをしに降りた。
ややしてションベンを済ませ、車の方に向き直ると、車の上に何か居た。
そいつは車の上に仰向けに寝そべり、手や足をめちゃくちゃに振り回して激しいブレイクダンスを踊っているように見えた。
ただ、体中にやたらと多い関節がありえない方向に曲がりまくっていた。
しばらく呆然としてその光景を眺めていた父ちゃんだが、そいつが勢いのあまり車から落ちたところではっと我にかえった。
いつの間にかションベンが終わった先輩が横に居た。
父ちゃんが興奮気味に「ヤバイっすね!見ました!?今の!すげえ踊り!」と横を向くと先輩は「ちげえよ、ありゃ千切れかけの手足振り回してただけだ」と言って泣きそうな顔。
車の下ではまだなにかがバタバタともがいているようだったが、父ちゃんたちはそれを見ないようにして車に乗った。
因みに、あの事故で手足がちぎれそうになりながらも僅かの間生きながらえたような犠牲者はいない。
きっとあそこには事故犠牲者以外の何かが居る。
うちの父ちゃんは筋金入りのバカだったので、大学のサークルも「オカルト研究会」とかいうのに入って毎シーズン心霊スポットに凸ばっかりしていた。
2年の夏休み、その年はちょっと遠出をして岩手の「慰霊の森」に行こうという話になった。
メンバーは父ちゃん、同期、先輩×2で、4人を乗せた灰色のバンは夜の1時頃に目的地に到着した。
車を停めて、一行は懐中電灯片手に慰霊碑へ。途中、足場が悪くて何度か転んだがそれ以外は特に何事もなく線香をあげて下山。
何も起こらなかったな、と談笑しながら4人は乗ってきたバンのもとへ。
乗り込んで、エンジンをかけたところで父ちゃんはションベンがしたくなったという。ひとりの先輩とともに立ちションをしに降りた。
ややしてションベンを済ませ、車の方に向き直ると、車の上に何か居た。
そいつは車の上に仰向けに寝そべり、手や足をめちゃくちゃに振り回して激しいブレイクダンスを踊っているように見えた。
ただ、体中にやたらと多い関節がありえない方向に曲がりまくっていた。
しばらく呆然としてその光景を眺めていた父ちゃんだが、そいつが勢いのあまり車から落ちたところではっと我にかえった。
いつの間にかションベンが終わった先輩が横に居た。
父ちゃんが興奮気味に「ヤバイっすね!見ました!?今の!すげえ踊り!」と横を向くと先輩は「ちげえよ、ありゃ千切れかけの手足振り回してただけだ」と言って泣きそうな顔。
車の下ではまだなにかがバタバタともがいているようだったが、父ちゃんたちはそれを見ないようにして車に乗った。
因みに、あの事故で手足がちぎれそうになりながらも僅かの間生きながらえたような犠牲者はいない。
きっとあそこには事故犠牲者以外の何かが居る。
今から10年前の話です。当時、車の免許を取り立てで友達と祖母の家(福島の山奥)までドライブする事になりました。
夕方出発して一泊して帰る予定を立て、交代で運転しながら向かいましたが、峠のいくつかの分岐点を間違えたらしく見覚えの無い山道に迷い込んでしまいました。9時を回って辺りは真っ暗、民家もポツポツしか有りません。
いくつかトンネルを抜けた時、田んぼの畦道に中年の女性を見つけました。長い髪に白い長めのスカート、犬の散歩なのか赤いロープを持っていました(先端は土手の下で見えません)。
とにかく「良かった、道を聞こう」って事で俺が助手席で窓を下ろし「すみませ〜ん、羽鳥湖へ向かってるんですが道に迷っちゃったみたいで…」。
すると女性が後で思えば暗い表情で振り返り色白の顔で「少し来過ぎたみたいね、この道を戻れば看板が出るはずですよ」と教えてくれました。
「ありがとうございます!」と言って友達がUターンするとさっきの女性がどこにも見当たりません。「あれ?居なくない?」と友達と顔を見合わせましたが、辺りが暗いせいも有りその時は何も思いませんでした。
それから1キロ程戻った二つ目のトンネルに入った時です。トンネルの中にさっきの女性の後ろ姿が。
「嘘!?何で?」
そして通り過ぎる直前女性は髪を振り乱して振り返りました。その顔は間違いなくさっきの女性ですが目は怒りに満ち溢れ眉間にシワを寄せ口は笑い般若の様な形相でした。
友達がミラーを見ながら慌ててアクセルを踏むので後ろを見ると、赤いロープを持って手を上げ何か叫びながら車を追うように走って来ます。
あまりの怖さに鳥肌が立ち声も出ないくらいでした。峠をとばす友達の運転もかなり危険でしたが何とか祖母の家にたどり着きました。
後日その近くの地区に住む親戚に話すと、何年か前にトンネルの出口で女性が車に跳ねられて亡くなったと聞いてさらに鳥肌が立ちました。
幽霊を信じない俺の不思議な体験談でした。
夕方出発して一泊して帰る予定を立て、交代で運転しながら向かいましたが、峠のいくつかの分岐点を間違えたらしく見覚えの無い山道に迷い込んでしまいました。9時を回って辺りは真っ暗、民家もポツポツしか有りません。
いくつかトンネルを抜けた時、田んぼの畦道に中年の女性を見つけました。長い髪に白い長めのスカート、犬の散歩なのか赤いロープを持っていました(先端は土手の下で見えません)。
とにかく「良かった、道を聞こう」って事で俺が助手席で窓を下ろし「すみませ〜ん、羽鳥湖へ向かってるんですが道に迷っちゃったみたいで…」。
すると女性が後で思えば暗い表情で振り返り色白の顔で「少し来過ぎたみたいね、この道を戻れば看板が出るはずですよ」と教えてくれました。
「ありがとうございます!」と言って友達がUターンするとさっきの女性がどこにも見当たりません。「あれ?居なくない?」と友達と顔を見合わせましたが、辺りが暗いせいも有りその時は何も思いませんでした。
それから1キロ程戻った二つ目のトンネルに入った時です。トンネルの中にさっきの女性の後ろ姿が。
「嘘!?何で?」
そして通り過ぎる直前女性は髪を振り乱して振り返りました。その顔は間違いなくさっきの女性ですが目は怒りに満ち溢れ眉間にシワを寄せ口は笑い般若の様な形相でした。
友達がミラーを見ながら慌ててアクセルを踏むので後ろを見ると、赤いロープを持って手を上げ何か叫びながら車を追うように走って来ます。
あまりの怖さに鳥肌が立ち声も出ないくらいでした。峠をとばす友達の運転もかなり危険でしたが何とか祖母の家にたどり着きました。
後日その近くの地区に住む親戚に話すと、何年か前にトンネルの出口で女性が車に跳ねられて亡くなったと聞いてさらに鳥肌が立ちました。
幽霊を信じない俺の不思議な体験談でした。
地元の先輩から聞いた話です。学生のときに聞いたのでだいぶ昔の話だと思います。
夏に地元の海で小学生くらいの男の子たち3人で遊んでたそうです。
海水浴場ではないので人もいなくはしゃいでいたらしいんですが、日が落ち始めそろそろ帰ろうかと思っていると、1人の男の子の姿が見えないことに気づいたそうです。
他の男の子2人であたりを見回すと遠くの方で溺れて助けを求めてるのが見えたので、小学生ではあそこまで助けに行くのは難しいので、大人の人に助けを求めに走りました。そして駆けつけたときには男の子の姿は見えなくなっていたそうです。
救急隊が出動し男の子は水死体で見つかりました。
亡くなった男の子の両親が駆けつけると警察が現場検証を行っていて、両親に男の子の死体の確認をさせました。しかし男の子の体には長いブルーシートがかけられていて顔しか確認できなかったんです。
両親がなぜブルーシートをかけているのかと聞いても警察はあやふやな説明しかしないので、母親がブルーシートを無理矢理はがすと、身元不明のおばあさんが男の子の足にしがみついていたそうです。
夏に地元の海で小学生くらいの男の子たち3人で遊んでたそうです。
海水浴場ではないので人もいなくはしゃいでいたらしいんですが、日が落ち始めそろそろ帰ろうかと思っていると、1人の男の子の姿が見えないことに気づいたそうです。
他の男の子2人であたりを見回すと遠くの方で溺れて助けを求めてるのが見えたので、小学生ではあそこまで助けに行くのは難しいので、大人の人に助けを求めに走りました。そして駆けつけたときには男の子の姿は見えなくなっていたそうです。
救急隊が出動し男の子は水死体で見つかりました。
亡くなった男の子の両親が駆けつけると警察が現場検証を行っていて、両親に男の子の死体の確認をさせました。しかし男の子の体には長いブルーシートがかけられていて顔しか確認できなかったんです。
両親がなぜブルーシートをかけているのかと聞いても警察はあやふやな説明しかしないので、母親がブルーシートを無理矢理はがすと、身元不明のおばあさんが男の子の足にしがみついていたそうです。
先輩が「行くか」って言ったのを皮切りに、さっきまでののんびりムードが一転緊張が走った。
当時は自分が運転で雨の中現場まで向かった。
サイレンがけたたましく鳴る中助手席の班長が一言。
「こういう小雨の日って決まって変な事が起きるんだよな…」
俺は「変な事ってなんですか?まさか幽霊とか?(笑)」
すると後ろの席の先輩が「そのまさかだぜ」。
俺自身怪談ものとか大好きだったので興味深々の中現場に到着。
死亡ひき逃げ事件との話だったので遺体を確認しようと、器材一式を持って班長と制服警官の方に向かった。
班長が「マルガイ(被害者)は?」
すると警官が「あそこです」と目を伏せながら向こうを指差した。
そこには1台の車が停車していた。
ひき逃げとのことであったがどうやらマルヒ(被疑者)は戻ってきたらしい。
その車の屋根を見た俺は言葉を失った。頭が完全に潰れた遺体がしがみついていたのだ…
さすがに班長も驚いてたがすぐに「現場検証はじめるぞ」と私たちに言って作業しだした。
マルヒの話では轢いて一旦止まったが怖くなって逃げたとの事。
車を出そうとした時その死体が車にしがみついてきたとの事。
結局科学的に証明できないので偶然轢いた死体が乗ったという事で、報告書は出されたが検証に立ち会った俺が言う。
遺体の手はしっかりと屋根の上に付いているスキーなんかを載せる台にしがみ付いていた。
班長や先輩にもこんな事いちいち気にするなと軽く言われた。
警察や消防みたいに現場に行く人間はしょっちゅう不思議な体験するからと。
この後も色々あったがそれはまたいつか。因みに今は地域課だがいろいろある…。
当時は自分が運転で雨の中現場まで向かった。
サイレンがけたたましく鳴る中助手席の班長が一言。
「こういう小雨の日って決まって変な事が起きるんだよな…」
俺は「変な事ってなんですか?まさか幽霊とか?(笑)」
すると後ろの席の先輩が「そのまさかだぜ」。
俺自身怪談ものとか大好きだったので興味深々の中現場に到着。
死亡ひき逃げ事件との話だったので遺体を確認しようと、器材一式を持って班長と制服警官の方に向かった。
班長が「マルガイ(被害者)は?」
すると警官が「あそこです」と目を伏せながら向こうを指差した。
そこには1台の車が停車していた。
ひき逃げとのことであったがどうやらマルヒ(被疑者)は戻ってきたらしい。
その車の屋根を見た俺は言葉を失った。頭が完全に潰れた遺体がしがみついていたのだ…
さすがに班長も驚いてたがすぐに「現場検証はじめるぞ」と私たちに言って作業しだした。
マルヒの話では轢いて一旦止まったが怖くなって逃げたとの事。
車を出そうとした時その死体が車にしがみついてきたとの事。
結局科学的に証明できないので偶然轢いた死体が乗ったという事で、報告書は出されたが検証に立ち会った俺が言う。
遺体の手はしっかりと屋根の上に付いているスキーなんかを載せる台にしがみ付いていた。
班長や先輩にもこんな事いちいち気にするなと軽く言われた。
警察や消防みたいに現場に行く人間はしょっちゅう不思議な体験するからと。
この後も色々あったがそれはまたいつか。因みに今は地域課だがいろいろある…。
これは旧友のチンピラに聞いた話なんだが、そいつと、ある組の若い衆とでよく若い女を街でさらっては交尾をしていたんだそうだ。まあナンパ仲間と云った所だな。
で、いつも二人で車に乗って街中を流して物色していたのだが、ある日もチンピラは何時もの様に若い奴に誘われて街中に繰り出そうとしていたそうだ。だが、どうも急に体調が悪くなり、今日の所は止めといて一人自宅で寝込んでいたそうだ。
で、若い衆の方は単身街に繰り出したと。それで上手く上玉の女子を引っ掛けることに成功したそうだ。
厭がる娘を押さえつけ、まあ打つ物を打ってぐったりした娘と無理矢理性交して楽しんでいたそうなのだが、明け方その女子の容態が急変し、あっさり死んでしまったらしい。
原因は暴力と薬物の過剰摂取といったところだろう。娘はそう云う物をやるのは初めてだったらしい。
警察沙汰になるのだけは避けようと、早朝からそいつは自分の組にその娘の死体を持って行き、若頭に泣きついた。しかし、その娘の顔を見た若頭が凍り付く。
どうやらその娘、ある名のある組長の関係者で、その筋の人々が手を出すのはヤバい、さらに輪をかけてご法度の粉にまで手を付けていて、娘にも投与してしまっている。体中に青々と暴力の痕も残っている。
これはまずい、ということで、組員数名で取り急ぎ、その娘を奥多摩の山中に埋めに向かった。しかしその道中はそれだけの目的ではなかった。
察しの通り、若頭は失態を晒した若い衆も一緒に埋めようと考えていたわけだ。
娘を埋める穴を苦労して掘った後、疲れた様子の若い衆の四肢をガムテープで縛り、生きたまま娘の隣に放り込んだ。激しく暴れるが構わず土を順調に振りかけて行き、生き埋めに。
組に帰りこのことを組長に伝えるが、なんとその組愛用の廃棄所は新しく道路が通るとかで、工事が来月にも始まる予定で既に使ってはいけない所だったらしい。
→
で、いつも二人で車に乗って街中を流して物色していたのだが、ある日もチンピラは何時もの様に若い奴に誘われて街中に繰り出そうとしていたそうだ。だが、どうも急に体調が悪くなり、今日の所は止めといて一人自宅で寝込んでいたそうだ。
で、若い衆の方は単身街に繰り出したと。それで上手く上玉の女子を引っ掛けることに成功したそうだ。
厭がる娘を押さえつけ、まあ打つ物を打ってぐったりした娘と無理矢理性交して楽しんでいたそうなのだが、明け方その女子の容態が急変し、あっさり死んでしまったらしい。
原因は暴力と薬物の過剰摂取といったところだろう。娘はそう云う物をやるのは初めてだったらしい。
警察沙汰になるのだけは避けようと、早朝からそいつは自分の組にその娘の死体を持って行き、若頭に泣きついた。しかし、その娘の顔を見た若頭が凍り付く。
どうやらその娘、ある名のある組長の関係者で、その筋の人々が手を出すのはヤバい、さらに輪をかけてご法度の粉にまで手を付けていて、娘にも投与してしまっている。体中に青々と暴力の痕も残っている。
これはまずい、ということで、組員数名で取り急ぎ、その娘を奥多摩の山中に埋めに向かった。しかしその道中はそれだけの目的ではなかった。
察しの通り、若頭は失態を晒した若い衆も一緒に埋めようと考えていたわけだ。
娘を埋める穴を苦労して掘った後、疲れた様子の若い衆の四肢をガムテープで縛り、生きたまま娘の隣に放り込んだ。激しく暴れるが構わず土を順調に振りかけて行き、生き埋めに。
組に帰りこのことを組長に伝えるが、なんとその組愛用の廃棄所は新しく道路が通るとかで、工事が来月にも始まる予定で既に使ってはいけない所だったらしい。
→
>>9
大急ぎで山に取って返し、場所を移さなければ。組員数名で現場に着いてまだ柔らかい先程の土を掘り返すと、少しずつ男女の抱き合っているような死体二つが姿を現す。
すでに男も息絶えている様子だった。しかし、何かおかしい。
先程は女の死体を放り込んだ後、その上から男を生きたまま放り込んだ。ところが掘り返すと横に抱き合っているような形になっている。
何よりも奇妙なのは、死んでいたはずの女の両手が男の首に絡み付いていて、くっきりと男の首に赤黒い指の跡が浮き出ていたことだったそうだ。
どうやっても女の両手が男の首から外れず、結局その場で焼き捨てたそうだ。
男の死因はどちらだったのだろうか。
大急ぎで山に取って返し、場所を移さなければ。組員数名で現場に着いてまだ柔らかい先程の土を掘り返すと、少しずつ男女の抱き合っているような死体二つが姿を現す。
すでに男も息絶えている様子だった。しかし、何かおかしい。
先程は女の死体を放り込んだ後、その上から男を生きたまま放り込んだ。ところが掘り返すと横に抱き合っているような形になっている。
何よりも奇妙なのは、死んでいたはずの女の両手が男の首に絡み付いていて、くっきりと男の首に赤黒い指の跡が浮き出ていたことだったそうだ。
どうやっても女の両手が男の首から外れず、結局その場で焼き捨てたそうだ。
男の死因はどちらだったのだろうか。
>>11
埋め手伝ってくれてありがとねwww
3ヶ月程前、大学の旅行好きな友人がインドでの仏教遺跡巡りから帰って参りました。
ゼミで親しくしていたメンバーにいろんなお土産を持ってきました。
インドのタバコ、お菓子、置物、書籍etc…
私は置物をもらって、本棚の上に飾りました。
それから約1ヶ月くらい経った頃でしょうか、見た事がない虫がわくようになりました。
そう、どうやら卵の状態でお土産についてきたらしいのです。
その虫は5mm〜10mmほどの蛆を細くしたような形をしており、本棚にあった古い本がいくらか喰われており処分しました。
どうやら同じお店で買った物ほとんどに卵がついてたらしく、お土産を貰ったメンバー殆どの家でわきました。
私はこの程度で済みましたが、タバコや書籍を貰った友人は置いておいたお土産から大量に虫がわきだしてしまい、業者に駆除を頼んだ程でした。
そして、メンバーで話をしている時に気付いたのですが、既にビニール包装なんてなかったお土産のお菓子は全員のお腹の中…
もちろん実害はありませんでしたが、食べた人の中で私含む数人が嘔吐したようです…
埋め手伝ってくれてありがとねwww
3ヶ月程前、大学の旅行好きな友人がインドでの仏教遺跡巡りから帰って参りました。
ゼミで親しくしていたメンバーにいろんなお土産を持ってきました。
インドのタバコ、お菓子、置物、書籍etc…
私は置物をもらって、本棚の上に飾りました。
それから約1ヶ月くらい経った頃でしょうか、見た事がない虫がわくようになりました。
そう、どうやら卵の状態でお土産についてきたらしいのです。
その虫は5mm〜10mmほどの蛆を細くしたような形をしており、本棚にあった古い本がいくらか喰われており処分しました。
どうやら同じお店で買った物ほとんどに卵がついてたらしく、お土産を貰ったメンバー殆どの家でわきました。
私はこの程度で済みましたが、タバコや書籍を貰った友人は置いておいたお土産から大量に虫がわきだしてしまい、業者に駆除を頼んだ程でした。
そして、メンバーで話をしている時に気付いたのですが、既にビニール包装なんてなかったお土産のお菓子は全員のお腹の中…
もちろん実害はありませんでしたが、食べた人の中で私含む数人が嘔吐したようです…
奴は明るく社交的な奴だった。
奴は地方の出身で、新築ながらものすごく家賃の安いアパートを見つけた。
安い割には豪華な新居に喜び自宅アパートのあちこちをデジカメで撮りまくっていると、そのうちの1枚にものすごい数のオーブが写っているのを発見した。
それ以来そいつは何故かそのオーブが写った部屋に閉じこもってしまった。奴曰く「この部屋に宿る霊に謝っている」のだそうだ。
それから奴は大学に来なくなり、体も弱っていった。そして1年後、そいつは死んだ。呼吸器をやられたという。
死後、そいつが閉じこもっていた部屋に親や親族が入ると、途端に気分が悪くなったり体調を崩すという現象が起こった。
その親族の一人が専門家に調査してもらったところ、その部屋からは大量の有害な化学物質が検出された。
調べてみると悪質な施工業者が安価で有害な建材を使い、それに含まれる有害物質が部屋の中に漏れてしまったらしい。
写真に写った大量のオーブは、空気中に飛散した有害物質だったのだ。
奴は地方の出身で、新築ながらものすごく家賃の安いアパートを見つけた。
安い割には豪華な新居に喜び自宅アパートのあちこちをデジカメで撮りまくっていると、そのうちの1枚にものすごい数のオーブが写っているのを発見した。
それ以来そいつは何故かそのオーブが写った部屋に閉じこもってしまった。奴曰く「この部屋に宿る霊に謝っている」のだそうだ。
それから奴は大学に来なくなり、体も弱っていった。そして1年後、そいつは死んだ。呼吸器をやられたという。
死後、そいつが閉じこもっていた部屋に親や親族が入ると、途端に気分が悪くなったり体調を崩すという現象が起こった。
その親族の一人が専門家に調査してもらったところ、その部屋からは大量の有害な化学物質が検出された。
調べてみると悪質な施工業者が安価で有害な建材を使い、それに含まれる有害物質が部屋の中に漏れてしまったらしい。
写真に写った大量のオーブは、空気中に飛散した有害物質だったのだ。
友人Aから聞いた話。
Aが都内のある雑居ビルでバイトをしていたときのこと。
仕事がなかなか片付かず、先輩と二人で夜1時すぎまで4階の事務所にいたのだが、どうにか残りの仕事は先輩一人で終わらせられるところまで来たので、先輩が先に帰れと言ってくれた。
これさいわいと、「すいません、あとはお願いします」とAは事務所を後にして、ボロいエレベータに乗って1階のボタンを押してぼーっとしていたのだが、階数の表示が4→3→2→1となったがエレベータが止まらなかった。
そのビルには地下階はなく、エレベータのボタンも1階までだし、階段も1階で終わっているという。
えっ?と思っていると、階数表示が消えて、それでもしばらくエレベータは動き続け、時間的に地下2、3階ぐらいの位置でようやく止まってドアが開いたらしい。
開いたドアの外は真っ暗で、エレベータから漏れる照明の光は広い床だけを照らしていた。
びびったAは何も考えずにエレベータの1階のボタンを押した。ところが、ボタンを押したとたん、エレベータの照明も消えて、完全な真っ暗闇になってしまった。
恐怖でパニックになりかけたが、とにかく光が欲しいという思いで、尻のポケットに入れてあった携帯電話を取りだそうとしたとき、Aは周囲に何かの気配を感じて固まった。
そして、その瞬間から後の記憶がないのだそうだ。
気づいたときAはそのビルの1階の階段の上に倒れていて、時間は午前3時を過ぎていたらしい。そして猛烈な頭痛を感じたという。
階段で4階に上がったが、もう先輩は帰宅していたようで、Aはふたたび階段を下りて帰宅したという。
そして翌日、唐突にそのバイトは首になったそうだ。
Aはそのビルを調べたいと言っていた。俺は消されるからやめとけと忠告しておいた。
Aが都内のある雑居ビルでバイトをしていたときのこと。
仕事がなかなか片付かず、先輩と二人で夜1時すぎまで4階の事務所にいたのだが、どうにか残りの仕事は先輩一人で終わらせられるところまで来たので、先輩が先に帰れと言ってくれた。
これさいわいと、「すいません、あとはお願いします」とAは事務所を後にして、ボロいエレベータに乗って1階のボタンを押してぼーっとしていたのだが、階数の表示が4→3→2→1となったがエレベータが止まらなかった。
そのビルには地下階はなく、エレベータのボタンも1階までだし、階段も1階で終わっているという。
えっ?と思っていると、階数表示が消えて、それでもしばらくエレベータは動き続け、時間的に地下2、3階ぐらいの位置でようやく止まってドアが開いたらしい。
開いたドアの外は真っ暗で、エレベータから漏れる照明の光は広い床だけを照らしていた。
びびったAは何も考えずにエレベータの1階のボタンを押した。ところが、ボタンを押したとたん、エレベータの照明も消えて、完全な真っ暗闇になってしまった。
恐怖でパニックになりかけたが、とにかく光が欲しいという思いで、尻のポケットに入れてあった携帯電話を取りだそうとしたとき、Aは周囲に何かの気配を感じて固まった。
そして、その瞬間から後の記憶がないのだそうだ。
気づいたときAはそのビルの1階の階段の上に倒れていて、時間は午前3時を過ぎていたらしい。そして猛烈な頭痛を感じたという。
階段で4階に上がったが、もう先輩は帰宅していたようで、Aはふたたび階段を下りて帰宅したという。
そして翌日、唐突にそのバイトは首になったそうだ。
Aはそのビルを調べたいと言っていた。俺は消されるからやめとけと忠告しておいた。
中学一年の時、結構陰湿ないじめにあって学校を休みたかったが親は休ませてくれず、嫌々学校へ行く途中、横からいじめをする一人が飛び出して来て突然俺を突き飛ばした。
突き飛ばされてそのまま車道へ転倒、強い衝撃が来てそのまま意識を失った。
気がついたら、薄明るいトンネルの中みたいなところで薄明るい光の道の上にいて、作業服のようなものを着たおっさんが「どうしてここにいるのかな?」と聞いてきた。
同級生に道路に突き飛ばされて気がついたらここにいたということを動揺しながら伝えたら、「それは大変なことになったね」ともの凄く優しい声で言われ「君はどうしたい?」と聞かれた。
このとき状況から自分が死んだか、死にかけているんだと思った。ただそれをおっさんに聞いたら、もう全部終わるような気がした。
で 自分を付き飛ばした同級生の名前を告げ、許せないからここに連れてきて欲しいとそして俺は死にたくないから奴の命を俺にくれと言った。おっさんびっくりした顔して、そのあと笑ったよ。
また真っ暗になって目を覚ましたら病院のICU、車道で車に轢かれて重体だったそうだ。
1ヶ月ICUで過ごし普通病棟へ移って3ヶ月、リハビリとか辛い思いも結構して何とか退院、その間、枕元に事情を聞きに来た警察にも同級生の名前とそいつが車道に突き飛ばしたことを告げ、見舞いに来た教師にも告げた。ただ今思えば皆一様に顔が硬く変だった。
退院した日に聞かされたのはその同級生は亡くなっていること、不思議にも夕立でできた水たまりで溺死するという非常に不自然な死に方と、日頃の行状から警察は殺人も疑ったらしい。
俺がICUで意識を取り戻した時刻頃が奴の死亡時刻ということだった。
おっさんに感謝しつつ、俺は笑いが止まらなかった
突き飛ばされてそのまま車道へ転倒、強い衝撃が来てそのまま意識を失った。
気がついたら、薄明るいトンネルの中みたいなところで薄明るい光の道の上にいて、作業服のようなものを着たおっさんが「どうしてここにいるのかな?」と聞いてきた。
同級生に道路に突き飛ばされて気がついたらここにいたということを動揺しながら伝えたら、「それは大変なことになったね」ともの凄く優しい声で言われ「君はどうしたい?」と聞かれた。
このとき状況から自分が死んだか、死にかけているんだと思った。ただそれをおっさんに聞いたら、もう全部終わるような気がした。
で 自分を付き飛ばした同級生の名前を告げ、許せないからここに連れてきて欲しいとそして俺は死にたくないから奴の命を俺にくれと言った。おっさんびっくりした顔して、そのあと笑ったよ。
また真っ暗になって目を覚ましたら病院のICU、車道で車に轢かれて重体だったそうだ。
1ヶ月ICUで過ごし普通病棟へ移って3ヶ月、リハビリとか辛い思いも結構して何とか退院、その間、枕元に事情を聞きに来た警察にも同級生の名前とそいつが車道に突き飛ばしたことを告げ、見舞いに来た教師にも告げた。ただ今思えば皆一様に顔が硬く変だった。
退院した日に聞かされたのはその同級生は亡くなっていること、不思議にも夕立でできた水たまりで溺死するという非常に不自然な死に方と、日頃の行状から警察は殺人も疑ったらしい。
俺がICUで意識を取り戻した時刻頃が奴の死亡時刻ということだった。
おっさんに感謝しつつ、俺は笑いが止まらなかった
これは友達から聞いた、実際にあったらしい話。
あるところにごく普通の高校生(男)がいた。
その高校生(以下Aと記載)はいつも自転車で通学していた。
事が起きたのはある日の帰り。
いつものように校舎から出て、いつものように自転車置き場に行き、いつものように自転車のロックを外し、いつものように自転車にまたがり、いつものように帰路についた。
唯一違ったのはいつもより時間が遅かったということだけ。
Aの帰り道は基本的に二つある。一つは大通りで明かりも多い道。もう一つは薄暗い道ですぐ横がお墓になっている道。
いつもなら大通りの道を通るが、これだと遠回りだったため薄暗くてお墓がある道にした。
この日はいつもより暗いような気がしてちょっと急いでペダルを漕いだ。そしてお墓があるところに行き着いた。
ふとそこで違和感に襲われた。お墓が増えているのだ。Aはかわいそうに思い、自転車からは降りずにそのまま手を合わせた。
少しして、よし行くかと思い、ペダルを漕いだ瞬間、また違和感に襲われた。さっきよりペダルが重いのだ。二人乗りしてる時みたいに。
Aは怖かったが、後ろを見る勇気もなく、だがペダルが重いため急ぐこともできない。
やがて数少ない電灯の前を通った。
明かりの影にいたのだ。小さな女の子のような人影が、Aの自転車に乗っているのだ(二人乗りするときに座るところに)。
Aは恐怖に支配され、全速力でペダルを漕いだ。
しかし、それに抵抗するように女の子がAの腰に手を回してきたのだ。がっちりと。
Aは無我夢中でペダルを漕ぐ。
漕いで漕いで漕いだ。
すると気付いたら家の前に着いていた。
Aはこのことを家族に話したが、新しいお墓なんてできてないよってさ。
Aには意味がわからなかった。だって自分は見たのだから。あのお墓も、あの影も、がっちり掴んでいた小さな手も。
そして耳元で聞こえたあの声も…。
次の日、Aは昨日のことを確かめるためにまたお墓の前に来た。
そしたら、昨日あったお墓がなくなっているのだ。
意味がわからず、Aはしばらくそこで時間だけが過ぎていく全く意味のない思考をしていた。
すると急に空気が重くなった。
耳元に息がかかる。
『ふふふっ。わたしと一緒に逝こう』
これにておしまい。いつもと違う時は気をつけて下さい。
てか遅かったら普通墓の前なんか通りたくないよね…?
あるところにごく普通の高校生(男)がいた。
その高校生(以下Aと記載)はいつも自転車で通学していた。
事が起きたのはある日の帰り。
いつものように校舎から出て、いつものように自転車置き場に行き、いつものように自転車のロックを外し、いつものように自転車にまたがり、いつものように帰路についた。
唯一違ったのはいつもより時間が遅かったということだけ。
Aの帰り道は基本的に二つある。一つは大通りで明かりも多い道。もう一つは薄暗い道ですぐ横がお墓になっている道。
いつもなら大通りの道を通るが、これだと遠回りだったため薄暗くてお墓がある道にした。
この日はいつもより暗いような気がしてちょっと急いでペダルを漕いだ。そしてお墓があるところに行き着いた。
ふとそこで違和感に襲われた。お墓が増えているのだ。Aはかわいそうに思い、自転車からは降りずにそのまま手を合わせた。
少しして、よし行くかと思い、ペダルを漕いだ瞬間、また違和感に襲われた。さっきよりペダルが重いのだ。二人乗りしてる時みたいに。
Aは怖かったが、後ろを見る勇気もなく、だがペダルが重いため急ぐこともできない。
やがて数少ない電灯の前を通った。
明かりの影にいたのだ。小さな女の子のような人影が、Aの自転車に乗っているのだ(二人乗りするときに座るところに)。
Aは恐怖に支配され、全速力でペダルを漕いだ。
しかし、それに抵抗するように女の子がAの腰に手を回してきたのだ。がっちりと。
Aは無我夢中でペダルを漕ぐ。
漕いで漕いで漕いだ。
すると気付いたら家の前に着いていた。
Aはこのことを家族に話したが、新しいお墓なんてできてないよってさ。
Aには意味がわからなかった。だって自分は見たのだから。あのお墓も、あの影も、がっちり掴んでいた小さな手も。
そして耳元で聞こえたあの声も…。
次の日、Aは昨日のことを確かめるためにまたお墓の前に来た。
そしたら、昨日あったお墓がなくなっているのだ。
意味がわからず、Aはしばらくそこで時間だけが過ぎていく全く意味のない思考をしていた。
すると急に空気が重くなった。
耳元に息がかかる。
『ふふふっ。わたしと一緒に逝こう』
これにておしまい。いつもと違う時は気をつけて下さい。
てか遅かったら普通墓の前なんか通りたくないよね…?
ある日の夜、友達5人と遊ぶ事になり、その日は珍しく公園の奥のベンチに夜11時に集合と決まった。
私が公園に着いたのは10時57分、公園の奥のベンチに行くには遊具の前を通らなければいけない。
「夜の公園って意外と怖いなぁ…あれ?ブランコに誰かいる!」
白い服を着て髪の毛の長い女の人がブランコに乗って、ただ下を向いていて表情や顔は全く見えないのですが、それがこの世の人じゃないと思い私は走って奥のベンチに行きました。
「え…もう10時57分なのにまだ誰も来てないよ…」
するとすぐに友達の朋美と静香が来ました。
私は朋美と静香に
「ブランコに誰かいなかった?」
と聞くと
「いたいた!ずっと下向いてて気持ち悪かったよー」
二人も私と同じ人を見ています。
あたしだけじゃなくて良かった…そう思っていました。
やがて裕美と沙希が来ました。裕美と沙希も見たと言っています。
みんなでもう一度見てみる事になり、5人でブランコへと向かいました。
やはりずっと下を向いています。
私はみんなに
「場所変えない?カラオケでも行こうよ!」
この場から離れたい、とっさにそう思いました。
すると急に沙希が私達に
「ねぇ、あの女の人どんな格好してる?」
と言い出すのです。静香が
「白い服着た髪の毛の長い女の人!ずっと下向いてて気持ち悪い」
私と朋美と静香と裕美は
「たしかに」
と言わんばかりに頷きました。
沙希は
「嘘だ… あの人ずっとあたし達を見てるよ。笑いながら…ずっと…」
私が公園に着いたのは10時57分、公園の奥のベンチに行くには遊具の前を通らなければいけない。
「夜の公園って意外と怖いなぁ…あれ?ブランコに誰かいる!」
白い服を着て髪の毛の長い女の人がブランコに乗って、ただ下を向いていて表情や顔は全く見えないのですが、それがこの世の人じゃないと思い私は走って奥のベンチに行きました。
「え…もう10時57分なのにまだ誰も来てないよ…」
するとすぐに友達の朋美と静香が来ました。
私は朋美と静香に
「ブランコに誰かいなかった?」
と聞くと
「いたいた!ずっと下向いてて気持ち悪かったよー」
二人も私と同じ人を見ています。
あたしだけじゃなくて良かった…そう思っていました。
やがて裕美と沙希が来ました。裕美と沙希も見たと言っています。
みんなでもう一度見てみる事になり、5人でブランコへと向かいました。
やはりずっと下を向いています。
私はみんなに
「場所変えない?カラオケでも行こうよ!」
この場から離れたい、とっさにそう思いました。
すると急に沙希が私達に
「ねぇ、あの女の人どんな格好してる?」
と言い出すのです。静香が
「白い服着た髪の毛の長い女の人!ずっと下向いてて気持ち悪い」
私と朋美と静香と裕美は
「たしかに」
と言わんばかりに頷きました。
沙希は
「嘘だ… あの人ずっとあたし達を見てるよ。笑いながら…ずっと…」
先日実家に帰った時、母が私の小さい頃のアルバムを見せて来ました。
久しぶりにアルバムを見たら記憶にない子供が写ってる、しかもこんな写真は撮った覚えがないと言って。
幼稚園の頃の写真でした。公園で遊ぶ私と、同じ年頃の女の子のが写った写真が14〜15枚程あります。
近所に住んでる子でも、町内の御老人のお孫さんでもなく、全く見覚えのない女の子だと母は気味悪がりました。
私は覚えています。正確には思い出したんです。
二日間だけ一緒に遊んだ、私をお母さんと呼ぶ少し変な女の子を。
初夏の頃、見覚えのない女の子が私を「お母さん」と呼びながら抱き着いてきました。
お母さんじゃないよと何度否定しても聞かず、そのうち否定すること自体が面倒になってやめてしまったのですが。
その女の子は最初は普通に一緒に遊ぶのですが、時折私の下腹部に頭を押し当ててくるのです。
何してるの?と尋ねると「早く産まれたいから」「〇〇(女の子の名前)が産まれる前にみんな死んでしまうから〇〇は産まれてこれない」としか言いません。
次の日も公園に行くと彼女がいてまた下腹部に頭を押し当ててきます。
私はそれがとても怖くなって彼女を突き飛ばして「〇〇ちゃん気持ち悪い、もう遊ばない」といいました。
すると彼女はボロボロと泣き出して、私のポケットに紙を捩込んでどこかに走っていきました。
母がアルバムと一緒にだしてきたのはその時の紙でした。
黄色く色あせたノートの切れ端。ぐちゃぐちゃな字で「2017ねんくがつ6にち はやくうんでね」と書いてありました。
今まで何も覚えていなかったのに突然思い出してとても具合がわるいです。
いまもまだ。
久しぶりにアルバムを見たら記憶にない子供が写ってる、しかもこんな写真は撮った覚えがないと言って。
幼稚園の頃の写真でした。公園で遊ぶ私と、同じ年頃の女の子のが写った写真が14〜15枚程あります。
近所に住んでる子でも、町内の御老人のお孫さんでもなく、全く見覚えのない女の子だと母は気味悪がりました。
私は覚えています。正確には思い出したんです。
二日間だけ一緒に遊んだ、私をお母さんと呼ぶ少し変な女の子を。
初夏の頃、見覚えのない女の子が私を「お母さん」と呼びながら抱き着いてきました。
お母さんじゃないよと何度否定しても聞かず、そのうち否定すること自体が面倒になってやめてしまったのですが。
その女の子は最初は普通に一緒に遊ぶのですが、時折私の下腹部に頭を押し当ててくるのです。
何してるの?と尋ねると「早く産まれたいから」「〇〇(女の子の名前)が産まれる前にみんな死んでしまうから〇〇は産まれてこれない」としか言いません。
次の日も公園に行くと彼女がいてまた下腹部に頭を押し当ててきます。
私はそれがとても怖くなって彼女を突き飛ばして「〇〇ちゃん気持ち悪い、もう遊ばない」といいました。
すると彼女はボロボロと泣き出して、私のポケットに紙を捩込んでどこかに走っていきました。
母がアルバムと一緒にだしてきたのはその時の紙でした。
黄色く色あせたノートの切れ端。ぐちゃぐちゃな字で「2017ねんくがつ6にち はやくうんでね」と書いてありました。
今まで何も覚えていなかったのに突然思い出してとても具合がわるいです。
いまもまだ。
先日、大学時代の友人に呼び出され、スタバで会った時の話。
友人は学生の頃からカメラが好きで、フリーのカメラマンとなった今では自宅で現像なんかもしてるらしい。
フリーのカメラマンと言ったら聞こえは良いが、リーマンな俺からするとフリーターみたいなもんで、自分で撮影した景色や芸能人の写真なんかを雑誌社に買ってもらうような感じで、とても定職とは言えない。
そんな友人がスタバで俺に一枚の写真を見せた。
先日、その友人が自宅にいる時、何かが衝突するような物凄い轟音を聞いたそうだ。
「事故だ!」そう咄嗟に思った友人はカメラを片手に表へ出た。
現場は友人のアパートのすぐ近くの交差点で、電信柱に激突した車の単独事故らしい。
この交差点は事故が1年に1度くらいの頻度で起きるとの事だ。
運転席側のドアがひしゃげ、外からでも運転していた女性の上半身が見えていた。
女性は既に意識は無い模様でハンドルに突っ伏していて顔や表情は見えない。
友人はその事故の光景を数枚角度を変えてカメラに収めた。
誰かが呼んだらしい救急車と警察がやっと到着したが、女性は意識が無く、車内の血らしきものの量から、きっと助からないだろうな、と友人は思ったそうな。
こんな写真は安くしか売れないだろうと思ったそうだが、自宅に戻った友人は早速現像を開始した。
少しずつ鮮明になる写真を見た友人は、酷く驚いたそうだ。
スタバでそんな話をしながら、友人は1枚の写真を俺に見せた。不気味な写真だった。
車を運転席側の方(側面)から撮影した写真で、運転席の女性が写っていた。両腕をハンドルにかぶせるような感じでハンドルにもたれかかっているが、その女性の表情だけは睨みつけるようなカメラ目線。
それだけでは無く、友人は他の写真も狭いテーブルの上にひろげた。
全て同じ写真だった。全てのその写真の女性がこちらを睨みつける写真。
気味悪くなり、友人に「何故同じ写真を何枚も現像したのか」と訊ねた。
友人が言うには、同じ写真を現像したつもりは無く、他に色々な写真が(景色とか)収められてたはずのフィルム、しかし、そのフィルム全てがこの女性の写真にすり変わっていたという事だった。
気味が悪いのでお寺に持って行きたいという話で、一緒についてきて欲しいと言う相談だった。
…俺は変な事に巻き込まれたくなくて、友人の誘いを断った。
友人は学生の頃からカメラが好きで、フリーのカメラマンとなった今では自宅で現像なんかもしてるらしい。
フリーのカメラマンと言ったら聞こえは良いが、リーマンな俺からするとフリーターみたいなもんで、自分で撮影した景色や芸能人の写真なんかを雑誌社に買ってもらうような感じで、とても定職とは言えない。
そんな友人がスタバで俺に一枚の写真を見せた。
先日、その友人が自宅にいる時、何かが衝突するような物凄い轟音を聞いたそうだ。
「事故だ!」そう咄嗟に思った友人はカメラを片手に表へ出た。
現場は友人のアパートのすぐ近くの交差点で、電信柱に激突した車の単独事故らしい。
この交差点は事故が1年に1度くらいの頻度で起きるとの事だ。
運転席側のドアがひしゃげ、外からでも運転していた女性の上半身が見えていた。
女性は既に意識は無い模様でハンドルに突っ伏していて顔や表情は見えない。
友人はその事故の光景を数枚角度を変えてカメラに収めた。
誰かが呼んだらしい救急車と警察がやっと到着したが、女性は意識が無く、車内の血らしきものの量から、きっと助からないだろうな、と友人は思ったそうな。
こんな写真は安くしか売れないだろうと思ったそうだが、自宅に戻った友人は早速現像を開始した。
少しずつ鮮明になる写真を見た友人は、酷く驚いたそうだ。
スタバでそんな話をしながら、友人は1枚の写真を俺に見せた。不気味な写真だった。
車を運転席側の方(側面)から撮影した写真で、運転席の女性が写っていた。両腕をハンドルにかぶせるような感じでハンドルにもたれかかっているが、その女性の表情だけは睨みつけるようなカメラ目線。
それだけでは無く、友人は他の写真も狭いテーブルの上にひろげた。
全て同じ写真だった。全てのその写真の女性がこちらを睨みつける写真。
気味悪くなり、友人に「何故同じ写真を何枚も現像したのか」と訊ねた。
友人が言うには、同じ写真を現像したつもりは無く、他に色々な写真が(景色とか)収められてたはずのフィルム、しかし、そのフィルム全てがこの女性の写真にすり変わっていたという事だった。
気味が悪いのでお寺に持って行きたいという話で、一緒についてきて欲しいと言う相談だった。
…俺は変な事に巻き込まれたくなくて、友人の誘いを断った。
学生の時、構内にお気に入りの休憩場所があった。
高台にある棟の裏手で崖っぷちのようになっていて、見晴らしが良し&人気無しで、講義の合間に一服するのに良い場所だった。
ある日、いつもの様にそこへ行ったら、崖すれすれのところで正座して、上半身をぐるんぐるんと回転させてる奴が居た。
同じ歳(当時自分は20歳)くらいの男で、小奇麗なシャツ着てて。真昼間だったし、普通の奴に見えたから怖くは無かった。
自分の大学は変人が多かったので、パフォーマンスの練習でもしてるのかと思った。
「俺様のお気に入りスポットで、何キモいことしとるんじゃああああ」ってムカついたけど。そんな奴の近くじゃ落ち着いて一服出来ないから、その場を離れた。
それからも何度かそいつには遭遇した。毎回同じように、上半身ぐるんぐるん。シャツの色は、ちょくちょく変わってたけど。
「俺様のお気に入ry」ってことで、遭遇したら去るようにしてたから、誰なのかは把握出来なかった。
四年になってから、高台の棟の授業をあまり取らなかったので、お気に入りスポットには殆ど行かなくなった。
結局、そいつが何だったのかは分からぬまま卒業。
それから六年経って。学校の教授に、講義の補助というか手伝いみたいなので呼ばれたのね。
それが終わってから、教授とかと飲みに行くことになったんだけど。
飲み屋の予約まで時間が空いたから、久々にお気に入りスポットに行ったのよ。夕方に。
歩きながら煙草を箱から出して口に咥えて、さあライターで火を点けましょうかって所で到着したらさ。
例のそいつが居た。
学生時代と同じように、正座でぐるんぐるんと回転しながら。
頭の中に重りを落とされたみたいに、ゾクッとした。漫画みたいに、口からポロっと煙草落とした。
でも勿体ないから煙草は拾って、それから無言で全力疾走して逃げて、教授たちのところに戻った。
同じ年頃だった奴が、何で六年後も居たのか。いやまあ、もしかしたら卒業後に学校の職員になったのかもしれない。
でも、普通に生きてる人間だったとしても気味が悪い。
高台にある棟の裏手で崖っぷちのようになっていて、見晴らしが良し&人気無しで、講義の合間に一服するのに良い場所だった。
ある日、いつもの様にそこへ行ったら、崖すれすれのところで正座して、上半身をぐるんぐるんと回転させてる奴が居た。
同じ歳(当時自分は20歳)くらいの男で、小奇麗なシャツ着てて。真昼間だったし、普通の奴に見えたから怖くは無かった。
自分の大学は変人が多かったので、パフォーマンスの練習でもしてるのかと思った。
「俺様のお気に入りスポットで、何キモいことしとるんじゃああああ」ってムカついたけど。そんな奴の近くじゃ落ち着いて一服出来ないから、その場を離れた。
それからも何度かそいつには遭遇した。毎回同じように、上半身ぐるんぐるん。シャツの色は、ちょくちょく変わってたけど。
「俺様のお気に入ry」ってことで、遭遇したら去るようにしてたから、誰なのかは把握出来なかった。
四年になってから、高台の棟の授業をあまり取らなかったので、お気に入りスポットには殆ど行かなくなった。
結局、そいつが何だったのかは分からぬまま卒業。
それから六年経って。学校の教授に、講義の補助というか手伝いみたいなので呼ばれたのね。
それが終わってから、教授とかと飲みに行くことになったんだけど。
飲み屋の予約まで時間が空いたから、久々にお気に入りスポットに行ったのよ。夕方に。
歩きながら煙草を箱から出して口に咥えて、さあライターで火を点けましょうかって所で到着したらさ。
例のそいつが居た。
学生時代と同じように、正座でぐるんぐるんと回転しながら。
頭の中に重りを落とされたみたいに、ゾクッとした。漫画みたいに、口からポロっと煙草落とした。
でも勿体ないから煙草は拾って、それから無言で全力疾走して逃げて、教授たちのところに戻った。
同じ年頃だった奴が、何で六年後も居たのか。いやまあ、もしかしたら卒業後に学校の職員になったのかもしれない。
でも、普通に生きてる人間だったとしても気味が悪い。
最近、大学の友人がどうしてもというので、近くの心霊スポットに行った話。
俺と友人(以下N)と先輩の三人で行く事になった。
先に先輩が神社の入り口の前で待っていて、俺とNは後から合流する予定となっていた。
神社に着くと先輩が震えている。
「何かあったんですか?」
俺が聞くと
「色が…違う…」
ただそういっただけで、黙ってしまう。
先輩自身、多少はわかる人だったから、念の為に入り口で待機してもらっていた。
俺は入り口から鳥居までを見る。その日は、満月で奥までよく見えた。
一面緑色。
それが視界に入った瞬間に、不覚にも軽い吐き気がきて、そのまま吐いてしまった。
心配する二人を見ながら、内心、負けられるかという気持ちでいっぱいになっていた。
先輩は入り口で待ってもらう事にして、俺とNだけで神社に入っていった。
本殿をまわって、末社の所でNが写真を撮った。
それで終わり。あとは帰るだけ、だったのに。
先輩の待つ鳥居をくぐり抜けて、本殿へ目を向ける。
中のもう一つの鳥居の所で舞っている誰かがいた。
くるくると。
男の人で、直衣を着た人が舞っている。
三人が同時に見た。
Nは零感だから、Nに見えただけで、事態は異常だった。
Nは「近づいてみようか…」と、鳥居の中に入ろうとした。
「やめろ!」
俺と先輩の声は重なっていた。
正直、産砂の神から遠ざかっているこの土地で、舞っている人物の領域では、舞っている人物の方が強い。
神霊は領域によって、異なるもの。
例えば、伊勢で出雲の神を呼んでも、領域が異なる為に、負ける。
昔、聞いた話を思い出した。
土地とは頭茅であり吐血であり、杜稚なのだ。
最近のパワースポットのブームは俺にとって信じれない事の一つだ。
誰かれ構わず利益を与えるなんて、そんな神や力は存在しない。
爺さんが言っていた。
その場の力は、その場に根付いたものしか影響されない。
舞っていた彼が、何の目的かはわからないけれど、良い印象はなかったし、何より、あの場にいたのは、強い孤独の姿に思えた。
俺と友人(以下N)と先輩の三人で行く事になった。
先に先輩が神社の入り口の前で待っていて、俺とNは後から合流する予定となっていた。
神社に着くと先輩が震えている。
「何かあったんですか?」
俺が聞くと
「色が…違う…」
ただそういっただけで、黙ってしまう。
先輩自身、多少はわかる人だったから、念の為に入り口で待機してもらっていた。
俺は入り口から鳥居までを見る。その日は、満月で奥までよく見えた。
一面緑色。
それが視界に入った瞬間に、不覚にも軽い吐き気がきて、そのまま吐いてしまった。
心配する二人を見ながら、内心、負けられるかという気持ちでいっぱいになっていた。
先輩は入り口で待ってもらう事にして、俺とNだけで神社に入っていった。
本殿をまわって、末社の所でNが写真を撮った。
それで終わり。あとは帰るだけ、だったのに。
先輩の待つ鳥居をくぐり抜けて、本殿へ目を向ける。
中のもう一つの鳥居の所で舞っている誰かがいた。
くるくると。
男の人で、直衣を着た人が舞っている。
三人が同時に見た。
Nは零感だから、Nに見えただけで、事態は異常だった。
Nは「近づいてみようか…」と、鳥居の中に入ろうとした。
「やめろ!」
俺と先輩の声は重なっていた。
正直、産砂の神から遠ざかっているこの土地で、舞っている人物の領域では、舞っている人物の方が強い。
神霊は領域によって、異なるもの。
例えば、伊勢で出雲の神を呼んでも、領域が異なる為に、負ける。
昔、聞いた話を思い出した。
土地とは頭茅であり吐血であり、杜稚なのだ。
最近のパワースポットのブームは俺にとって信じれない事の一つだ。
誰かれ構わず利益を与えるなんて、そんな神や力は存在しない。
爺さんが言っていた。
その場の力は、その場に根付いたものしか影響されない。
舞っていた彼が、何の目的かはわからないけれど、良い印象はなかったし、何より、あの場にいたのは、強い孤独の姿に思えた。
去年の夏、家の近所であった怖い体験。
俺は大通りから二つほど入った道の脇にあるマンションに住んでいる。
ある日の夜23時ごろ、コンビニに行く用事があって家を出た。
家の前の道は薄暗くて決して広くはないが、普段ならその時間でも駅の方角から歩いてくる人があんまり途絶えないような道。
でもなぜだかその時は人が全く歩いていなくて、変に静まり返っていた。車は二台くらいは通り過ぎていたかな。
まあだからと言ってそれがなにということもなく普通にコンビニに向かっていたんだけど、高架下に向かって角を曲がった時に、遠くのほうから「ガラガラッ…ガラガラッ」と変な音が聞こえてきた。
周りが静かだっただけに、その音が妙に辺りに響き渡ってちょっと不気味な感じで。
で音がするほうを見ると、髪が長くて若いかんじの女の人がスーツケースを引いて歩いていた。
100mほど先を俺と同じ方向に歩いていたので背中が見えている状況。まあ遅い時間ではあったけど、それだけだったら別に変には思わなかった。
で違和感を感じたのは歩き方。片足をすごく痛そうな感じで引きずって歩いていた。
足を引きずりつつスーツケースを引いているもんだから、「ガラガラッ…ガラガラッ」と断続的な音になっていたみたい。
正直気味は悪かったけど。
もし困ってるんならなんか声かけてみようかな…?と思い、ちょっと足を速めて追いつこうとしたんだけど(この時点でまだかなり距離はある)。
その瞬間その女の人がクルッと振り向いて、俺のほうに例の「ガラガラッ…ガラガラッ」という音を立てながら向かってきた。
その振り向き方も、明らかに俺に気付いて向かってたっていう感じ。
ぎょっとして一瞬全身に鳥肌がたったんだけど、さらに怖い思いをしたのはその次の瞬間。
女は目は大きく見開き、口を横にカッと開いて思いっきり笑っていた。薄暗い上にまだ80m近く離れているにも関わらず、女の表情がはっきりと見えた。
視覚的に見えたというか、その女のイメージが目前にズームアップされたような感じ。
で耳元で「キェーーーーーーキェーーーーーー!!」と耳鳴りにも似た甲高い笑い声が聞こえてきた。
腰が砕けるかと思った。
→
俺は大通りから二つほど入った道の脇にあるマンションに住んでいる。
ある日の夜23時ごろ、コンビニに行く用事があって家を出た。
家の前の道は薄暗くて決して広くはないが、普段ならその時間でも駅の方角から歩いてくる人があんまり途絶えないような道。
でもなぜだかその時は人が全く歩いていなくて、変に静まり返っていた。車は二台くらいは通り過ぎていたかな。
まあだからと言ってそれがなにということもなく普通にコンビニに向かっていたんだけど、高架下に向かって角を曲がった時に、遠くのほうから「ガラガラッ…ガラガラッ」と変な音が聞こえてきた。
周りが静かだっただけに、その音が妙に辺りに響き渡ってちょっと不気味な感じで。
で音がするほうを見ると、髪が長くて若いかんじの女の人がスーツケースを引いて歩いていた。
100mほど先を俺と同じ方向に歩いていたので背中が見えている状況。まあ遅い時間ではあったけど、それだけだったら別に変には思わなかった。
で違和感を感じたのは歩き方。片足をすごく痛そうな感じで引きずって歩いていた。
足を引きずりつつスーツケースを引いているもんだから、「ガラガラッ…ガラガラッ」と断続的な音になっていたみたい。
正直気味は悪かったけど。
もし困ってるんならなんか声かけてみようかな…?と思い、ちょっと足を速めて追いつこうとしたんだけど(この時点でまだかなり距離はある)。
その瞬間その女の人がクルッと振り向いて、俺のほうに例の「ガラガラッ…ガラガラッ」という音を立てながら向かってきた。
その振り向き方も、明らかに俺に気付いて向かってたっていう感じ。
ぎょっとして一瞬全身に鳥肌がたったんだけど、さらに怖い思いをしたのはその次の瞬間。
女は目は大きく見開き、口を横にカッと開いて思いっきり笑っていた。薄暗い上にまだ80m近く離れているにも関わらず、女の表情がはっきりと見えた。
視覚的に見えたというか、その女のイメージが目前にズームアップされたような感じ。
で耳元で「キェーーーーーーキェーーーーーー!!」と耳鳴りにも似た甲高い笑い声が聞こえてきた。
腰が砕けるかと思った。
→
>>22
そのまま方向を変えて別の道に入り、早歩きでその場を離れた。
怖くて何度も何度も後ろを振り向きながらコンビニに到着。そこでやっと胸を撫で下ろした。
正直あれがただの頭がおかしい人なのか、霊的なものか分からないけど、あんな怖い思いはもうしたくない。
それも家のすぐ近所で。
ちなみにコンビニからの帰り道も怖くて仕方なかったけど、人が多い道を選んで歩いたら全く出くわさなかった。
そのまま方向を変えて別の道に入り、早歩きでその場を離れた。
怖くて何度も何度も後ろを振り向きながらコンビニに到着。そこでやっと胸を撫で下ろした。
正直あれがただの頭がおかしい人なのか、霊的なものか分からないけど、あんな怖い思いはもうしたくない。
それも家のすぐ近所で。
ちなみにコンビニからの帰り道も怖くて仕方なかったけど、人が多い道を選んで歩いたら全く出くわさなかった。
随分前に、中学の同級生が自殺した。どうやら飛び降りらしい。
ほとんど関わりはなかったが、同じ中学を卒業したやつが自殺なんて。と思ってショックだった。
葬式にはカメラも来ていて「実際来るんだな」と思って見ていた。
葬式で聞いた話だと、そいつはホームで人を突き落としてムショに入っていたらしい。それが原因で自殺したんだろうと。
殺人やら自殺やら、俺とは全く関係ないものだと思っていたので、聞いた時は気分が悪かった。
それから数年たって中学の同窓会(あんまり人集まらなかったけど)があった時もそいつの話が出た。
話の流れだったか、そいつと親しかったらしい友人がぽつぽつと話し始めた。
そいつは仕事が深夜で終わり終電で帰るような仕事をしていたらしい。その日もそいつは終電を待ってホームに立っていた。
すると後ろから「尻尾の生えた姉妹の合い言葉なーんだ」と聞かれた。後ろを振り返ると小学生くらいの可愛らしい子どもが立っていた。
こんな時間に子ども?と思ってまわりを見渡したけど親らしき人もいない。すると子どもが
「尻尾の生えた姉妹の合い言葉なーんだ」
とまた聞いてくる。謎なぞだと思って考えてはみたものの、全く答えが分からない。
「分からないなあ」
とそいつが言うと、少女は少し笑い
「それはね」
その瞬間子どもがそいつを押した。
大した力がなくても不意に押されたらしっかり立ってはいられない。そいつはよろめき、前に並んでいた人に倒れこんだ。
前の人はホームに押し出され、ホームに突っ込んできた列車に轢かれ死亡。そいつはムショに入った。
話が終わった頃には誰もしゃべらなくなり、シーンとしていた。
「そんなん誰かが作った作り話だろ。死んだやつに失礼だぞ」
誰かが言った。確かに人を殺したという過ちがあるやつでも、死んだやつのことをこういう話に使うのはどうかと思う。
その日はすっかり冷めてしまい、俺は一次会でそそくさと帰った。
→
ほとんど関わりはなかったが、同じ中学を卒業したやつが自殺なんて。と思ってショックだった。
葬式にはカメラも来ていて「実際来るんだな」と思って見ていた。
葬式で聞いた話だと、そいつはホームで人を突き落としてムショに入っていたらしい。それが原因で自殺したんだろうと。
殺人やら自殺やら、俺とは全く関係ないものだと思っていたので、聞いた時は気分が悪かった。
それから数年たって中学の同窓会(あんまり人集まらなかったけど)があった時もそいつの話が出た。
話の流れだったか、そいつと親しかったらしい友人がぽつぽつと話し始めた。
そいつは仕事が深夜で終わり終電で帰るような仕事をしていたらしい。その日もそいつは終電を待ってホームに立っていた。
すると後ろから「尻尾の生えた姉妹の合い言葉なーんだ」と聞かれた。後ろを振り返ると小学生くらいの可愛らしい子どもが立っていた。
こんな時間に子ども?と思ってまわりを見渡したけど親らしき人もいない。すると子どもが
「尻尾の生えた姉妹の合い言葉なーんだ」
とまた聞いてくる。謎なぞだと思って考えてはみたものの、全く答えが分からない。
「分からないなあ」
とそいつが言うと、少女は少し笑い
「それはね」
その瞬間子どもがそいつを押した。
大した力がなくても不意に押されたらしっかり立ってはいられない。そいつはよろめき、前に並んでいた人に倒れこんだ。
前の人はホームに押し出され、ホームに突っ込んできた列車に轢かれ死亡。そいつはムショに入った。
話が終わった頃には誰もしゃべらなくなり、シーンとしていた。
「そんなん誰かが作った作り話だろ。死んだやつに失礼だぞ」
誰かが言った。確かに人を殺したという過ちがあるやつでも、死んだやつのことをこういう話に使うのはどうかと思う。
その日はすっかり冷めてしまい、俺は一次会でそそくさと帰った。
→
>>24
んで、昨日家に甥っ子が遊びに来た。一緒にテレビを見ていたら甥っ子が謎なぞをしようと言ってきた。
「尻尾の生えた姉妹の合い言葉なーんだ」
それを聞いた瞬間、あの同窓会の話を思い出して背筋がぞっとした。
答えても、答えを聞くのも嫌になり、部屋ににげた。
最近の中学では、この謎なぞ流行ってんの?
追記。多分あの謎なぞの答え「おしまい」だと思うわ。多分。
んで、昨日家に甥っ子が遊びに来た。一緒にテレビを見ていたら甥っ子が謎なぞをしようと言ってきた。
「尻尾の生えた姉妹の合い言葉なーんだ」
それを聞いた瞬間、あの同窓会の話を思い出して背筋がぞっとした。
答えても、答えを聞くのも嫌になり、部屋ににげた。
最近の中学では、この謎なぞ流行ってんの?
追記。多分あの謎なぞの答え「おしまい」だと思うわ。多分。
A県の山中にあるトンネルには女の幽霊が出ると言う噂がある。
そこは旧〇〇トンネルって言って、いかにもって感じの場所なんだ。
トンネルの真ん中に車を止めてクラクションを3回鳴らすと…
余りにもベタな話しで僕は全く信じていなかった。
だって、そのトンネルで事故があって人が死んだなんて話しは聞いた事無いし、近くに墓が在るわけでもない…
ましてや人里離れた山の中だから、トンネルが出来る以前は人なんて近づかない所だから死人が出る訳無いんだ。よって幽霊も出る訳が無い。
しかし、友達が試しに行ってみたら、出たって言うんだよ、白い着物を着た女の幽霊が…
僕は話しを聞いて笑った。白い着物って余りにもベタ過ぎる。
バカにする僕にムキになった友達が僕を連れて行ったんだよ。そのトンネルに…
そして儀式のように車止めてクラクションを鳴らした。
何も出ない…僕はまた馬鹿にして笑った。だけど急に笑えない事態になった。
僕は見てしまった…運転席の友達の向こうの窓に顔をベッタリくっつけて、車内を覗き込む男の子を…
そいつは裂けだしそうなほど見開いた目をギョロギョロと車内に走らせていた。
その目は血走り、黒目は灰色に濁っていた。
僕はトンネルから早く出るようにと友達を促した。
トンネルから出るまで、僕は運転席側の窓を見る事が出来なかった。とてつもない長い時間をかけてトンネルからようやく出たように感じた。
運転席側の窓を見る…そいつは居なかった。
前、後ろ、助手席と全部の窓を確認した。居ない…
ホッとした所で僕は思った。
(話しと違うじゃん、女じゃね〜のかよ)
因みに友達には僕が見た者については話していない。
そこは旧〇〇トンネルって言って、いかにもって感じの場所なんだ。
トンネルの真ん中に車を止めてクラクションを3回鳴らすと…
余りにもベタな話しで僕は全く信じていなかった。
だって、そのトンネルで事故があって人が死んだなんて話しは聞いた事無いし、近くに墓が在るわけでもない…
ましてや人里離れた山の中だから、トンネルが出来る以前は人なんて近づかない所だから死人が出る訳無いんだ。よって幽霊も出る訳が無い。
しかし、友達が試しに行ってみたら、出たって言うんだよ、白い着物を着た女の幽霊が…
僕は話しを聞いて笑った。白い着物って余りにもベタ過ぎる。
バカにする僕にムキになった友達が僕を連れて行ったんだよ。そのトンネルに…
そして儀式のように車止めてクラクションを鳴らした。
何も出ない…僕はまた馬鹿にして笑った。だけど急に笑えない事態になった。
僕は見てしまった…運転席の友達の向こうの窓に顔をベッタリくっつけて、車内を覗き込む男の子を…
そいつは裂けだしそうなほど見開いた目をギョロギョロと車内に走らせていた。
その目は血走り、黒目は灰色に濁っていた。
僕はトンネルから早く出るようにと友達を促した。
トンネルから出るまで、僕は運転席側の窓を見る事が出来なかった。とてつもない長い時間をかけてトンネルからようやく出たように感じた。
運転席側の窓を見る…そいつは居なかった。
前、後ろ、助手席と全部の窓を確認した。居ない…
ホッとした所で僕は思った。
(話しと違うじゃん、女じゃね〜のかよ)
因みに友達には僕が見た者については話していない。
水死体)を前に載せていただきました。
そのN岬に関する実話のなかで個人的に怖いと思った話。
ロシアとの国境がすぐそこのN沖。そこはウニやカニがよくとれる場所です。
ロシアの密漁者(一部)はウニなどをとるとき、海の中に潜るため宇宙服のような物を着て、乗ってきた船からホースで空気を送ってもらいながら自らの手でウニを拾って浮上 という方法をとっているそうです。
機械を導入したらコストかかるし、ボンベだけの空気だと時間が限られてくるから。
見つからなければ捕り放題。コストも低いし大儲けです。
でも、密漁だから(?)よく日本側に見つかってしまうみたいで。
捕まる前に逃げなきゃなんない。でも船の下ではホースで息しながらウニ拾ってる人がいる。
…空気送るホースを切り離して、船だけ逃げるそうです。
そんなことされたら海底に残された人、息出来なくなって死んじゃいますよね…
そしてその死体がN岬に流れ着くわけです。
海底でいつ切り離されるかわからない恐怖。想像するだけでゾッとしました。
余談ですが…そんな岬にある家に泊まりに行った時こんなこともありました。
夜中二階の部屋で寝ていると、誰も居ない一階から人が数人階段を上がってくる足音がする。
ベタな話ですが、上ってきたのは海底に置き去りにされたロシア人だったのかも…
そのN岬に関する実話のなかで個人的に怖いと思った話。
ロシアとの国境がすぐそこのN沖。そこはウニやカニがよくとれる場所です。
ロシアの密漁者(一部)はウニなどをとるとき、海の中に潜るため宇宙服のような物を着て、乗ってきた船からホースで空気を送ってもらいながら自らの手でウニを拾って浮上 という方法をとっているそうです。
機械を導入したらコストかかるし、ボンベだけの空気だと時間が限られてくるから。
見つからなければ捕り放題。コストも低いし大儲けです。
でも、密漁だから(?)よく日本側に見つかってしまうみたいで。
捕まる前に逃げなきゃなんない。でも船の下ではホースで息しながらウニ拾ってる人がいる。
…空気送るホースを切り離して、船だけ逃げるそうです。
そんなことされたら海底に残された人、息出来なくなって死んじゃいますよね…
そしてその死体がN岬に流れ着くわけです。
海底でいつ切り離されるかわからない恐怖。想像するだけでゾッとしました。
余談ですが…そんな岬にある家に泊まりに行った時こんなこともありました。
夜中二階の部屋で寝ていると、誰も居ない一階から人が数人階段を上がってくる足音がする。
ベタな話ですが、上ってきたのは海底に置き去りにされたロシア人だったのかも…
この話は、私が中1の夏休みに体験した話です。
私の家族は毎年、夏休みになると母親の母親!?(ひいおばあちゃんと呼んでいました)の家がある愛媛の小さな島にひいおじいちゃんの墓参りに行っていました。
その島には山と海しかなかったので、毎日のように弟と海で泳いでいました。
しかし、その日は山へ行こうとなりました。
昼御飯を早く済ませ、飴と虫除けスプレー、私の携帯、水筒を持って行った。最初は緩やかな道でミカン畑もあり休憩しつつ登っていた。
一時間後には、急な道になり、休憩する場所もなく歩き続けていたがお茶もなくなったし帰ることにした。だんだん緩やかな道になって少し休憩していた。
すると、急に
「ねえねえ(私)静かに!!」
と弟が言った。
静かにしていたら、何処からかハイヒールの音がした。
「カツ コツコツ カツ」
その音はまばらで酔っぱらいのように歩いている。それが背後から聞こえる。
振り向くと、10mぐらい先に誰かがこっちに来ている。目をこらして見ると(私は目が悪い;;)、黒いセーター?に白いスカートに黒いハイヒールの女の人がいる。
私はとっさに何かがおかしいと思った。もちろんセーターもおかしいがそれ以上に全体がおかしい。
弟が悲鳴をあげた。私の手を引っ張りガードレール的なものを越えてミカン畑に入った。
私「畑に入ったらあかんやろー」
弟「(ひっく ひっく)」
弟は泣きながら走る。後ろからはあの音。私も何だか泣けてきた。
しばらくして、家の近くの道に出た。ハイヒールの音はやんだ。
そのまま、家へ帰った。
そして、そのまま帰る日がきた。車の中で思いきって何を見たのか聞いた。
「なあなあ、あの時…」
嫌そうな顔したが、しばらくしてこう言った。
「あれは多分生きてる人ちゃう」
と言った。続きはこうだ。
弟によると、その女は顔が逆向きで胴体は後ろで顔はこっち向きで目は充血していて、口はパクパクしていた。よく見ると口パクでおいでと言ってたらしい。
今でもあの正体はわからないが、私達は二度と山へ行くことはない。
私の家族は毎年、夏休みになると母親の母親!?(ひいおばあちゃんと呼んでいました)の家がある愛媛の小さな島にひいおじいちゃんの墓参りに行っていました。
その島には山と海しかなかったので、毎日のように弟と海で泳いでいました。
しかし、その日は山へ行こうとなりました。
昼御飯を早く済ませ、飴と虫除けスプレー、私の携帯、水筒を持って行った。最初は緩やかな道でミカン畑もあり休憩しつつ登っていた。
一時間後には、急な道になり、休憩する場所もなく歩き続けていたがお茶もなくなったし帰ることにした。だんだん緩やかな道になって少し休憩していた。
すると、急に
「ねえねえ(私)静かに!!」
と弟が言った。
静かにしていたら、何処からかハイヒールの音がした。
「カツ コツコツ カツ」
その音はまばらで酔っぱらいのように歩いている。それが背後から聞こえる。
振り向くと、10mぐらい先に誰かがこっちに来ている。目をこらして見ると(私は目が悪い;;)、黒いセーター?に白いスカートに黒いハイヒールの女の人がいる。
私はとっさに何かがおかしいと思った。もちろんセーターもおかしいがそれ以上に全体がおかしい。
弟が悲鳴をあげた。私の手を引っ張りガードレール的なものを越えてミカン畑に入った。
私「畑に入ったらあかんやろー」
弟「(ひっく ひっく)」
弟は泣きながら走る。後ろからはあの音。私も何だか泣けてきた。
しばらくして、家の近くの道に出た。ハイヒールの音はやんだ。
そのまま、家へ帰った。
そして、そのまま帰る日がきた。車の中で思いきって何を見たのか聞いた。
「なあなあ、あの時…」
嫌そうな顔したが、しばらくしてこう言った。
「あれは多分生きてる人ちゃう」
と言った。続きはこうだ。
弟によると、その女は顔が逆向きで胴体は後ろで顔はこっち向きで目は充血していて、口はパクパクしていた。よく見ると口パクでおいでと言ってたらしい。
今でもあの正体はわからないが、私達は二度と山へ行くことはない。
31 削除済
近所の奥様に聞いた話だけど、バブル時代、就職先として商社の人気の高かった頃、某財閥系名門商社で、将来を有望視されていたある新入社員が急に精神的に不安定になって退職した。
何をやっても常に際立って優秀でかっこよくて、しかも、社内一の美人社員と婚約間近だったというのに、別人のように異様になって、傍目にはもう、いわゆる「何かに取り憑かれた」としか思えない様子だったそうです。
その後ずっとたってから聞いた話で、その人は部落出身で、それを必死に隠していたそうで、それがかえってよくなくて、同じ部落の人に「生意気だ」と憎まれて勤務先にバラされそうになって、頑張って築いてきたものが破壊される絶望から狂ってしまったということでした。
お年寄りに聞いた話で、戦後しばらくして日本がだんだん経済成長期に入ったころのこと。
今 JR、当時「国鉄」と呼ばれていて、そこの貨物関係の関連会社で、日頃ひじょうに勤務態度が真面目だったある中年の下級職員が、その人を貨物部門から事務職に配置換えをして出世させようとしてくれた上司を殺害するという事件があって、なんで有利になるよう計らってくれた人を殺すのか周囲の人にはさっぱりわからなかったそうです。
殺人の動機は、その中年職員は複雑な環境に生まれ育った関係で学校に行ったことがなく、文盲だったからということでした。
偶然から、読み書きの必要がない貨物関係の仕事に就くことができたので、これで字が読めないことを知られないで済むと満足していたら、皮肉なことに、それを知らない上司が好意から出世・昇給させてやろうと、読み書きが必要な事務部門に移動させると決めてしまったのでパニック状態になり、抗議して争ううちにもののはずみで殺してしまった、ということでした。
話してくれたお年寄りは「人には犯罪者になってでも隠し通したいものがある、たとえ世間から見たらたいしたことではなくてもな」と言っていました。
何をやっても常に際立って優秀でかっこよくて、しかも、社内一の美人社員と婚約間近だったというのに、別人のように異様になって、傍目にはもう、いわゆる「何かに取り憑かれた」としか思えない様子だったそうです。
その後ずっとたってから聞いた話で、その人は部落出身で、それを必死に隠していたそうで、それがかえってよくなくて、同じ部落の人に「生意気だ」と憎まれて勤務先にバラされそうになって、頑張って築いてきたものが破壊される絶望から狂ってしまったということでした。
お年寄りに聞いた話で、戦後しばらくして日本がだんだん経済成長期に入ったころのこと。
今 JR、当時「国鉄」と呼ばれていて、そこの貨物関係の関連会社で、日頃ひじょうに勤務態度が真面目だったある中年の下級職員が、その人を貨物部門から事務職に配置換えをして出世させようとしてくれた上司を殺害するという事件があって、なんで有利になるよう計らってくれた人を殺すのか周囲の人にはさっぱりわからなかったそうです。
殺人の動機は、その中年職員は複雑な環境に生まれ育った関係で学校に行ったことがなく、文盲だったからということでした。
偶然から、読み書きの必要がない貨物関係の仕事に就くことができたので、これで字が読めないことを知られないで済むと満足していたら、皮肉なことに、それを知らない上司が好意から出世・昇給させてやろうと、読み書きが必要な事務部門に移動させると決めてしまったのでパニック状態になり、抗議して争ううちにもののはずみで殺してしまった、ということでした。
話してくれたお年寄りは「人には犯罪者になってでも隠し通したいものがある、たとえ世間から見たらたいしたことではなくてもな」と言っていました。
駅員をしている友人から聞いた話。
鉄道の飛込み自殺なんかで、よく話題になるのが、特定の駅や踏切の話。
ただ、現場で言われるのが、特定の電車や運転士に集中することがあるということ。
例えば、電車には個別の車両番号があって、JRだと「クモハ103-251」とか、私鉄だと「5554」番(番号は、適当に書いてます)など。
また、「5554」番がやったとか、「103-251」が、今年ふたり目だとか…。
あとかわいそうなのが、ある先輩の運転士さんの場合。
もう、何度も運転中に飛込まれているけれど、一番多い年で3回。1回は、心中だったので、年間4人。
もちろん、死体(事故の直後は、生きてることもある)の「救護」をしなくちゃならないし、乗客の誘導をしなくちゃならないし、警察の事情聴取はあるし…。飛び込む瞬間の人間と目が合うことも。
事故の後は、やはり体調が悪くなることが多いそうです。
「俺、死神が憑いてるのかな?」って聞かれて返事ができなかったそうです。
鉄道の飛込み自殺なんかで、よく話題になるのが、特定の駅や踏切の話。
ただ、現場で言われるのが、特定の電車や運転士に集中することがあるということ。
例えば、電車には個別の車両番号があって、JRだと「クモハ103-251」とか、私鉄だと「5554」番(番号は、適当に書いてます)など。
また、「5554」番がやったとか、「103-251」が、今年ふたり目だとか…。
あとかわいそうなのが、ある先輩の運転士さんの場合。
もう、何度も運転中に飛込まれているけれど、一番多い年で3回。1回は、心中だったので、年間4人。
もちろん、死体(事故の直後は、生きてることもある)の「救護」をしなくちゃならないし、乗客の誘導をしなくちゃならないし、警察の事情聴取はあるし…。飛び込む瞬間の人間と目が合うことも。
事故の後は、やはり体調が悪くなることが多いそうです。
「俺、死神が憑いてるのかな?」って聞かれて返事ができなかったそうです。
友人から聞いた話、友人の親父さんがある大学病院の医師でその親父さんの話。
友人は医師でなくただのサラリーマンだけど(笑)
30年近く前、親父さん(以降T医師)がまだ駆け出し医師の頃の話、T医師は悪性腫瘍の除去手術に立ち会った。
執刀医は当時T医師の指導医師として20年近く医師をしてきたF医師だった。
手術を開始して黙々と手術は続く、F医師が「これだ」と一言。
それは脳のある部分に脂肪のように付いた悪性腫瘍、その時にF医師が
「あ〜・・・こりゃアレだな、いつもの頼んでおいてくれ」
F医師はそう言うと悪性腫瘍の除去に入る。無言で頷く看護婦。
「ヒギャアアアアッ!」
T医師が叫び声に驚いて「うわあっ!」と叫ぶとF医師が
「T君、聞こえたのか」
T医師は頷きながら回りを見たが無論、患者は麻酔で静かだし、まさか看護婦などが叫ぶはずもなく・・・F医師は手術をしながら
「T君、終わったら3階の休憩室に来なさい」
その間も
「ンゲェェェ!」
「ヒィエァァァァ!」
と叫ぶ声が聞こえるがF医師を始め他の医師や看護婦は取り乱さない。
「よし、もう大丈夫だ・・・T君、行くぞ」
F医師がそう言うと他の医師に残りを任せて手術室を後にした。
T医師が着替えてF医師がいる休憩室に入るとF医師がお経を唱えながら塩を舐め、時に背中や肩にふっていた。
「おっ、来たな・・・よし、ここに座ってくれ」
F医師はお祓いをするかのようにお経を唱えながら塩をT医師に舐めさせ肩や背中にふった。
T医師も唖然としつつもF医師に何が何だか分からないので教えて欲しいと聞いてみた。
以降F医師より
「あの悪性腫瘍は「病魔」。
病魔はいわゆる悪霊の一種だが物理的に引き剥がせる、だが引き剥がすだけで病魔そのものは存在していて近くにいる者にとり憑く、特に霊感が強いと憑かれやすい。
友人は医師でなくただのサラリーマンだけど(笑)
30年近く前、親父さん(以降T医師)がまだ駆け出し医師の頃の話、T医師は悪性腫瘍の除去手術に立ち会った。
執刀医は当時T医師の指導医師として20年近く医師をしてきたF医師だった。
手術を開始して黙々と手術は続く、F医師が「これだ」と一言。
それは脳のある部分に脂肪のように付いた悪性腫瘍、その時にF医師が
「あ〜・・・こりゃアレだな、いつもの頼んでおいてくれ」
F医師はそう言うと悪性腫瘍の除去に入る。無言で頷く看護婦。
「ヒギャアアアアッ!」
T医師が叫び声に驚いて「うわあっ!」と叫ぶとF医師が
「T君、聞こえたのか」
T医師は頷きながら回りを見たが無論、患者は麻酔で静かだし、まさか看護婦などが叫ぶはずもなく・・・F医師は手術をしながら
「T君、終わったら3階の休憩室に来なさい」
その間も
「ンゲェェェ!」
「ヒィエァァァァ!」
と叫ぶ声が聞こえるがF医師を始め他の医師や看護婦は取り乱さない。
「よし、もう大丈夫だ・・・T君、行くぞ」
F医師がそう言うと他の医師に残りを任せて手術室を後にした。
T医師が着替えてF医師がいる休憩室に入るとF医師がお経を唱えながら塩を舐め、時に背中や肩にふっていた。
「おっ、来たな・・・よし、ここに座ってくれ」
F医師はお祓いをするかのようにお経を唱えながら塩をT医師に舐めさせ肩や背中にふった。
T医師も唖然としつつもF医師に何が何だか分からないので教えて欲しいと聞いてみた。
以降F医師より
「あの悪性腫瘍は「病魔」。
病魔はいわゆる悪霊の一種だが物理的に引き剥がせる、だが引き剥がすだけで病魔そのものは存在していて近くにいる者にとり憑く、特に霊感が強いと憑かれやすい。
>>35
ただ病魔そのものの力ってのは弱い、だが人間の体内はもっと弱い、だから病魔はそこを付け狙う。あの叫び声は病魔の声、引き剥がされる時の叫び声。
病魔は自分の存在に気付いた人間に目を付ける、または精神的に病んでいる人間など弱っている人間などにも憑く。
ただし病魔そのものが引き起こす病気は全体の一割程度、だが引き起こす病気は大抵が大病なんだ」
事が終わりF医師は一呼吸置きまた続けた。
「あの患者は精神的に病んでいた、そこを憑かれた」
F医師は最後にこう締めくくった。
「T君、医師も人間、特に職業上悩みが多い。悩みがあれば逆に吹っ切れよ」
しかしF医師はT医師の指導医を終えた四年後に病気(とても珍しい病気らしい)で死んだ。
友人の親父のT医師は病魔に・・・と今でも考えているそうだ。
ただ病魔そのものの力ってのは弱い、だが人間の体内はもっと弱い、だから病魔はそこを付け狙う。あの叫び声は病魔の声、引き剥がされる時の叫び声。
病魔は自分の存在に気付いた人間に目を付ける、または精神的に病んでいる人間など弱っている人間などにも憑く。
ただし病魔そのものが引き起こす病気は全体の一割程度、だが引き起こす病気は大抵が大病なんだ」
事が終わりF医師は一呼吸置きまた続けた。
「あの患者は精神的に病んでいた、そこを憑かれた」
F医師は最後にこう締めくくった。
「T君、医師も人間、特に職業上悩みが多い。悩みがあれば逆に吹っ切れよ」
しかしF医師はT医師の指導医を終えた四年後に病気(とても珍しい病気らしい)で死んだ。
友人の親父のT医師は病魔に・・・と今でも考えているそうだ。
村の年寄りから、キヒサル(キヒザル)という話を聞いたことがあります。
聞いただけなので字は分からないですが、話の内容からすると「忌避猿」となるのかもしれません。
キヒサルは群れからはぐれた猿を狙って体の中に入り込みます。
乗り移られた猿(以下キヒサル)は獣を殺し、その肉を食うようになります。
また、その外見を利用して猿の群れに近づき、手当たり次第に殺して食べます。
その食欲は尋常ではなく、キヒサルが現れた山では獣の数が一気に減るとまで言われています。
結果、山には獣の死骸がゴロゴロ転がることとなり、それで猟師や杣はキヒサルの存在に気付くのです。
共食いをするキヒサルを、特に猟師は忌み嫌います。
ただ、トラバサミや柵で捕らえても、キヒサルの本体(ヌシ)は乗り移った体(グヨリ?)から逃げてしまいます(そんな時、残されたクヨリは抜け殻のように、がらんどうになっているそうです)。
また、鉄砲で撃ってもキヒサルは、なかなか死にません。
だから、キヒサルが現れると、猟師と杣は手分けして山狩りをします。
人と違って、キヒサルは道を通るとは限らず、その一方で火や金物の音を恐れるので、松明を持って銅鑼や半鐘、鍋などを叩いて、山裾から山頂へ追いやるようにします。
キヒサルが近くにいる気配は匂いで分かるそうです(私が聞いた話では、キヒサルが近づくとサビのような匂いがするとなっていましたが、これは金気臭い匂いではないかと推測します)。
キヒサルを見つけても、間違っても触れてはいけません(ただ、その理由や触るとどうなるかは覚えてません)。
山狩りに参加した人は、ひたすら山頂近くに設置した罠のところへキヒサルを追い込みます。
草を刈った平地に追い込んだら、木の上に渡してある油を染みこませた布をキヒサルの上に落として捕らえ、すぐさま焼き殺します。
ヌシの姿を直接見ると目が潰れると言われているので、このような方法を使うのだそうです。
キヒサルの起源は分かりません。もしかしたら、何らかの伝染病(狂犬病みたいなもの)に対する恐怖がこのような怪物(妖怪?)を創造したのかもしれませんが、猿を媒介する伝染病が当時の日本に存在したのかは、私の知識ではなんとも言えません。
聞いただけなので字は分からないですが、話の内容からすると「忌避猿」となるのかもしれません。
キヒサルは群れからはぐれた猿を狙って体の中に入り込みます。
乗り移られた猿(以下キヒサル)は獣を殺し、その肉を食うようになります。
また、その外見を利用して猿の群れに近づき、手当たり次第に殺して食べます。
その食欲は尋常ではなく、キヒサルが現れた山では獣の数が一気に減るとまで言われています。
結果、山には獣の死骸がゴロゴロ転がることとなり、それで猟師や杣はキヒサルの存在に気付くのです。
共食いをするキヒサルを、特に猟師は忌み嫌います。
ただ、トラバサミや柵で捕らえても、キヒサルの本体(ヌシ)は乗り移った体(グヨリ?)から逃げてしまいます(そんな時、残されたクヨリは抜け殻のように、がらんどうになっているそうです)。
また、鉄砲で撃ってもキヒサルは、なかなか死にません。
だから、キヒサルが現れると、猟師と杣は手分けして山狩りをします。
人と違って、キヒサルは道を通るとは限らず、その一方で火や金物の音を恐れるので、松明を持って銅鑼や半鐘、鍋などを叩いて、山裾から山頂へ追いやるようにします。
キヒサルが近くにいる気配は匂いで分かるそうです(私が聞いた話では、キヒサルが近づくとサビのような匂いがするとなっていましたが、これは金気臭い匂いではないかと推測します)。
キヒサルを見つけても、間違っても触れてはいけません(ただ、その理由や触るとどうなるかは覚えてません)。
山狩りに参加した人は、ひたすら山頂近くに設置した罠のところへキヒサルを追い込みます。
草を刈った平地に追い込んだら、木の上に渡してある油を染みこませた布をキヒサルの上に落として捕らえ、すぐさま焼き殺します。
ヌシの姿を直接見ると目が潰れると言われているので、このような方法を使うのだそうです。
キヒサルの起源は分かりません。もしかしたら、何らかの伝染病(狂犬病みたいなもの)に対する恐怖がこのような怪物(妖怪?)を創造したのかもしれませんが、猿を媒介する伝染病が当時の日本に存在したのかは、私の知識ではなんとも言えません。
爺様に聞いた話。
爺様は、御年93才。20代から80過ぎて足腰が弱るまで猟に出てた。
猟といっても職業でなく、冬季の猟期のみ趣味と実益を兼ねてらしい。
その筋では結構有名な爺らしく、20年近く地元の猟友会長をやってた。
んで、彼岸に墓参りに帰った時、洒落怖で気になった話を聞いてみた。
半惚けなんで聞き取るのに非常に苦労したが、そういう物はおったとの事。
地元では「鬼猿(きさる)」とか「食猿(くいざる)」とか呼ばれていたらしい。
昔から、猟をする連中の間で先輩から教えられている。
「ここいらだけでなく、そんな物は山じゃあっちこっちに居らあ」と言ってた。
別に定期的ってわけではないらしいが、何年かおきに獲物が居なくなる地域がでる。
そんな山に入ると、まず連れている猟犬が異常に怯えるので何となく判るという。
また、奴に近づくと獣臭とはあきらかに違う、血生臭さを感じる。
姿は大体が猿だが、熊や猪の場合もある。奴らは仲間でもなんでも皆食ってしまう。
そんな時にはすぐ山から出て、そこら一帯の山は2〜3年あきらめろ。
もし山に入っても、そこで獲った獲物は触るな・持ち帰るな、触ると移るぞと爺様は教わったとの事。
爺様が実際にそれらしき物に遭った時はまだ40代の頃、猿だったという。
教えられたとおり犬は騒ぐし、近くに獲物は居らず、臭かったという。
近くに普通より一回り大きい挙動不審の猿がいて、「これがそうか」と思った途端に怖くなって直ぐ山を降りたそうだ。
「なんで猿なのか」と聞いてみたところ、「猿は群れるから、しばらく食う物に困んねえからかな」って笑ってた。
爺様の所には、今でも後輩から猪・鹿・熊肉などが届けられていてたまには山の話が集まってくる。
60才位までは、どこの山に食猿が出たとかいう話がちらほらあったというが、ここ30年位全く話を聞かなくなったという。
これは爺様と俺の推測だが、爺様は「町の馬鹿奴等が連れてったんじゃねえか」との事だった。
爺様の住む村も、年々過疎化が進んでおり、村の猟人口も減少する一方である。それに反して村から出ていった者の伝で、猟に参加させて欲しいという申し込みがどんどん増えている。
詳しくは判らないが、猟をするには地元の住民でも、各々テリトリーが決まっており、地元住民と同行しなければ許可されないらしい。
→
爺様は、御年93才。20代から80過ぎて足腰が弱るまで猟に出てた。
猟といっても職業でなく、冬季の猟期のみ趣味と実益を兼ねてらしい。
その筋では結構有名な爺らしく、20年近く地元の猟友会長をやってた。
んで、彼岸に墓参りに帰った時、洒落怖で気になった話を聞いてみた。
半惚けなんで聞き取るのに非常に苦労したが、そういう物はおったとの事。
地元では「鬼猿(きさる)」とか「食猿(くいざる)」とか呼ばれていたらしい。
昔から、猟をする連中の間で先輩から教えられている。
「ここいらだけでなく、そんな物は山じゃあっちこっちに居らあ」と言ってた。
別に定期的ってわけではないらしいが、何年かおきに獲物が居なくなる地域がでる。
そんな山に入ると、まず連れている猟犬が異常に怯えるので何となく判るという。
また、奴に近づくと獣臭とはあきらかに違う、血生臭さを感じる。
姿は大体が猿だが、熊や猪の場合もある。奴らは仲間でもなんでも皆食ってしまう。
そんな時にはすぐ山から出て、そこら一帯の山は2〜3年あきらめろ。
もし山に入っても、そこで獲った獲物は触るな・持ち帰るな、触ると移るぞと爺様は教わったとの事。
爺様が実際にそれらしき物に遭った時はまだ40代の頃、猿だったという。
教えられたとおり犬は騒ぐし、近くに獲物は居らず、臭かったという。
近くに普通より一回り大きい挙動不審の猿がいて、「これがそうか」と思った途端に怖くなって直ぐ山を降りたそうだ。
「なんで猿なのか」と聞いてみたところ、「猿は群れるから、しばらく食う物に困んねえからかな」って笑ってた。
爺様の所には、今でも後輩から猪・鹿・熊肉などが届けられていてたまには山の話が集まってくる。
60才位までは、どこの山に食猿が出たとかいう話がちらほらあったというが、ここ30年位全く話を聞かなくなったという。
これは爺様と俺の推測だが、爺様は「町の馬鹿奴等が連れてったんじゃねえか」との事だった。
爺様の住む村も、年々過疎化が進んでおり、村の猟人口も減少する一方である。それに反して村から出ていった者の伝で、猟に参加させて欲しいという申し込みがどんどん増えている。
詳しくは判らないが、猟をするには地元の住民でも、各々テリトリーが決まっており、地元住民と同行しなければ許可されないらしい。
→
>>38
最近は地元住民でさえ、爺様連中の話は迷信と考えて小馬鹿にしたような態度をとるものがいるというから、そいつらは町の連中にこんな話をしないだろう。
話を知らない者が、山に猟に入り散々獲物を探し回った挙句、やっと獲物を見つけたとしたら喜んで仕留めるだろう。猿だったとしたらおそらくあきらめるだろう。
爺様も「猿は人間に似ているから撃ちたくないない」と言っている。だが、猪や熊だとしたら喜んで持って帰るんじゃないか?
「人間に移ったらどうなんの」と聞いたら、「俺も見たわけじゃねえから判んねえよ。おんなじようになるって事だろ」と言われた。
爺様としては山の中が静かになって喜ばしいみたいだ。
これはキヒサルという話と同じようなものだろ。
最近は地元住民でさえ、爺様連中の話は迷信と考えて小馬鹿にしたような態度をとるものがいるというから、そいつらは町の連中にこんな話をしないだろう。
話を知らない者が、山に猟に入り散々獲物を探し回った挙句、やっと獲物を見つけたとしたら喜んで仕留めるだろう。猿だったとしたらおそらくあきらめるだろう。
爺様も「猿は人間に似ているから撃ちたくないない」と言っている。だが、猪や熊だとしたら喜んで持って帰るんじゃないか?
「人間に移ったらどうなんの」と聞いたら、「俺も見たわけじゃねえから判んねえよ。おんなじようになるって事だろ」と言われた。
爺様としては山の中が静かになって喜ばしいみたいだ。
これはキヒサルという話と同じようなものだろ。
ある日、私はある友達と同じ電車の中でバッタリ会った。
すると何やら話したいことがあるようで、ヒソヒソとこの話をし始めた。
「なぁ、1週間前にウチの団地である事件が起きたんだ」
その友達の家は田舎にある小さな団地にあり、そこから大学に通っていた。
割りと私の家からも近く、自転車で行けるような距離の場所だった。そのため、その団地の名称は私も昔から知っていた。
「あのな、×××団地の○○○さん家の犬のシロが殺されて、その死体が家の前に置かれていたんだ。でもな、本当に怖いのはそれからなんだよ」
私はその話はいつもの冗談なのだろうと思った。しかし、彼の表情は真剣で嘘をついているようには見えなかった。
「1週間前に首を切られ、身体の中身を乱暴に抜きとられて置かれたシロを俺も偶然見たんだ。それを見た限り犯人は乱暴な大人だと思ってた。でも違ったんだ」
彼は犯人を既に知っているような口調で話し始めた。
「俺はもう知ってるんだ。一体誰が犯人なのか…」
「なんだよ、もったいぶるのはやめてくれよ」
「あぁ、今言うよ。俺は4日前、気になってまたその家の前に行ったんだ。事件があった後だからなのか分からないけど、何だか暗い雰囲気だった。当たり前だけど、飼い主からしたら凄く悲しい出来事だよな。そして、しばらくしてそこに花をお供えして手を合わせたりしてたんだ。そしたらな…」
「う、うん…」
→
すると何やら話したいことがあるようで、ヒソヒソとこの話をし始めた。
「なぁ、1週間前にウチの団地である事件が起きたんだ」
その友達の家は田舎にある小さな団地にあり、そこから大学に通っていた。
割りと私の家からも近く、自転車で行けるような距離の場所だった。そのため、その団地の名称は私も昔から知っていた。
「あのな、×××団地の○○○さん家の犬のシロが殺されて、その死体が家の前に置かれていたんだ。でもな、本当に怖いのはそれからなんだよ」
私はその話はいつもの冗談なのだろうと思った。しかし、彼の表情は真剣で嘘をついているようには見えなかった。
「1週間前に首を切られ、身体の中身を乱暴に抜きとられて置かれたシロを俺も偶然見たんだ。それを見た限り犯人は乱暴な大人だと思ってた。でも違ったんだ」
彼は犯人を既に知っているような口調で話し始めた。
「俺はもう知ってるんだ。一体誰が犯人なのか…」
「なんだよ、もったいぶるのはやめてくれよ」
「あぁ、今言うよ。俺は4日前、気になってまたその家の前に行ったんだ。事件があった後だからなのか分からないけど、何だか暗い雰囲気だった。当たり前だけど、飼い主からしたら凄く悲しい出来事だよな。そして、しばらくしてそこに花をお供えして手を合わせたりしてたんだ。そしたらな…」
「う、うん…」
→
>>40
「そこにある親子がやってきたんだ。子供はランドセルを背負った顔の整った男の子で、母親の方も凄く綺麗だった。母親は手に花を持っていて、その親子は俺と同じでお供えに来ただけなんだろうと思った。でも子供の方の様子が何だかおかしかったんだ。確かに俺にはその子が笑っているように見えたんだ」
「えっ、それって一体どういうことなんだ?」
「だからな、その子が犯人なんだよ。俺は確かにこう言われたんだ。"お兄ちゃん3日前もここで見てたよね?実は僕があの犬をヤッちゃったんだ。もちろんママは何も知らない。だから誰にも言わずに内緒でお願いね"って」
「えっ、そんなことって…早く警察に言った方がいいんじゃないのか!?」
「いや、言えない。その子を昨日から俺の家の前で見かけるんだ。きっと見張ってるんだ」
「でもたかがガキだろ」
その時、電車は次の駅で停車した。そして何人か降り、また何人か乗り込んできた。俺たちが降りる駅はそのまた次の駅だった。
「あっ」
すると突然、友達は悲鳴のような声をあげた。
その視線の先には母親に手をひかれ、ランドセルを背負った少年が不気味に笑っていた。
「そこにある親子がやってきたんだ。子供はランドセルを背負った顔の整った男の子で、母親の方も凄く綺麗だった。母親は手に花を持っていて、その親子は俺と同じでお供えに来ただけなんだろうと思った。でも子供の方の様子が何だかおかしかったんだ。確かに俺にはその子が笑っているように見えたんだ」
「えっ、それって一体どういうことなんだ?」
「だからな、その子が犯人なんだよ。俺は確かにこう言われたんだ。"お兄ちゃん3日前もここで見てたよね?実は僕があの犬をヤッちゃったんだ。もちろんママは何も知らない。だから誰にも言わずに内緒でお願いね"って」
「えっ、そんなことって…早く警察に言った方がいいんじゃないのか!?」
「いや、言えない。その子を昨日から俺の家の前で見かけるんだ。きっと見張ってるんだ」
「でもたかがガキだろ」
その時、電車は次の駅で停車した。そして何人か降り、また何人か乗り込んできた。俺たちが降りる駅はそのまた次の駅だった。
「あっ」
すると突然、友達は悲鳴のような声をあげた。
その視線の先には母親に手をひかれ、ランドセルを背負った少年が不気味に笑っていた。
42 削除済
今から数年前の僕がまだ高校を卒業してすぐだったときの話。
高校3年の3月というのは卒業式を終え、進路が決まっている人は大概が暇というか自由な時間が多かったと思います。僕もそんな1人でした。
ある日、友人の1人が肝試しでもしようと言い出して僕も入れた4人で某廃料亭に行くことに。僕の地元では結構有名な心霊スポットだと思います。
そこは山奥にあって車では入っていけないので、行けるところまで車で行き途中からは歩いて行きました。
友人の中に自称霊感がある奴がいて、僕たちはその日まではよくそれをからかっていました。
「そこで2人こっちを見てる」
なんて突然言いだすような奴ですよ。信じる人のほうが珍しいです(笑)
目的地に着いて車を降りて歩いていると、廃料亭に向かって進んで行く程その友人の顔色が悪くなっていき、「帰りたい」と言い出したのです。
僕は「また始まった…」と思っていました。
僕はこうなるのが目に見えていたので、その友人を連れていくのは反対だったんですが、友人が
「そういうところに行くならあいつがいたほうがおもしろい」
と言うので半強制的に連れて行きました。
そしてその友人はその場でうずくまり、吐き出してしまいました。
それを見て僕たちもただ事ではないと思いその日は帰ることにしました。
それから数日後、その廃料亭に肝試しに行った別のグループの人たちが亡くなったそうです。
事故死と新聞には書いてありましたが、僕はあの時の友人を思い出すとそうは思えませんでした。
友人にあの日のことを聞くと
「たくさんの『何か』にずっと見られてる気がして、あの料亭に誘導されてる感じがした。普段はほんとに霊がよく見えるのに、あの時は1人も見えなかったのが更に気持ち悪かった」
と言っていました。
その日から誰も霊感のことではその友人を馬鹿にすることはなく、僕はむしろ恩人と思っています。
高校3年の3月というのは卒業式を終え、進路が決まっている人は大概が暇というか自由な時間が多かったと思います。僕もそんな1人でした。
ある日、友人の1人が肝試しでもしようと言い出して僕も入れた4人で某廃料亭に行くことに。僕の地元では結構有名な心霊スポットだと思います。
そこは山奥にあって車では入っていけないので、行けるところまで車で行き途中からは歩いて行きました。
友人の中に自称霊感がある奴がいて、僕たちはその日まではよくそれをからかっていました。
「そこで2人こっちを見てる」
なんて突然言いだすような奴ですよ。信じる人のほうが珍しいです(笑)
目的地に着いて車を降りて歩いていると、廃料亭に向かって進んで行く程その友人の顔色が悪くなっていき、「帰りたい」と言い出したのです。
僕は「また始まった…」と思っていました。
僕はこうなるのが目に見えていたので、その友人を連れていくのは反対だったんですが、友人が
「そういうところに行くならあいつがいたほうがおもしろい」
と言うので半強制的に連れて行きました。
そしてその友人はその場でうずくまり、吐き出してしまいました。
それを見て僕たちもただ事ではないと思いその日は帰ることにしました。
それから数日後、その廃料亭に肝試しに行った別のグループの人たちが亡くなったそうです。
事故死と新聞には書いてありましたが、僕はあの時の友人を思い出すとそうは思えませんでした。
友人にあの日のことを聞くと
「たくさんの『何か』にずっと見られてる気がして、あの料亭に誘導されてる感じがした。普段はほんとに霊がよく見えるのに、あの時は1人も見えなかったのが更に気持ち悪かった」
と言っていました。
その日から誰も霊感のことではその友人を馬鹿にすることはなく、僕はむしろ恩人と思っています。
本屋で本を読んでいたら、本棚の横から顔だけが出てきて「何読んでるの?何読んでるの?」とクソガキに言われた。
俺に言ってるんだな、と直ぐに分かるぐらいに俺を見ていた。「何?」とちょっとキレ気味に言うとスッと顔を引っ込めた。
数分後、また同じ様に「何読んでるの?何読んでるの?」と声が聞こえたので横の本棚を見るも誰も居なかった。
どこだ?どこかで他の客にでも言ってるのか?と思いつつも本に目を戻した瞬間に、俺の股から「なんだー、○○(本の題名)を読んでるのかー」と言いながら顔を出してるクソガキがいた。
あまりにも常軌を逸した行動に「おい!いい加減にしろ」と怒りながら顔を足で挟もうとすると、顔だけでズルズルと滑りながら本来体が在るべき方向とは逆側に動いていった。
そしてその顔はズルズルとそのまま横の本棚まで這っていき、本棚の横から顔を出して「次は何読むの?次は何読むの?」と目を見開いて言い出した。まるで整形手術でもしたんじゃないか?というぐらいに目は大きく開いた。
あまりの恐怖に本を置いて本屋から出ると、その間際に「家どこ?家どこ?」と聞かれたが無視して帰って来た。
んで、さっき、小便があまりにもしたくなってトイレに起きたら、外で女の人の悲鳴が聞こえた。
「きゃああ」と言いながら逃げてる女性の声に混じって、確かに「ここどこ?ここどこ?」とあの声が聞こえた。
俺に言ってるんだな、と直ぐに分かるぐらいに俺を見ていた。「何?」とちょっとキレ気味に言うとスッと顔を引っ込めた。
数分後、また同じ様に「何読んでるの?何読んでるの?」と声が聞こえたので横の本棚を見るも誰も居なかった。
どこだ?どこかで他の客にでも言ってるのか?と思いつつも本に目を戻した瞬間に、俺の股から「なんだー、○○(本の題名)を読んでるのかー」と言いながら顔を出してるクソガキがいた。
あまりにも常軌を逸した行動に「おい!いい加減にしろ」と怒りながら顔を足で挟もうとすると、顔だけでズルズルと滑りながら本来体が在るべき方向とは逆側に動いていった。
そしてその顔はズルズルとそのまま横の本棚まで這っていき、本棚の横から顔を出して「次は何読むの?次は何読むの?」と目を見開いて言い出した。まるで整形手術でもしたんじゃないか?というぐらいに目は大きく開いた。
あまりの恐怖に本を置いて本屋から出ると、その間際に「家どこ?家どこ?」と聞かれたが無視して帰って来た。
んで、さっき、小便があまりにもしたくなってトイレに起きたら、外で女の人の悲鳴が聞こえた。
「きゃああ」と言いながら逃げてる女性の声に混じって、確かに「ここどこ?ここどこ?」とあの声が聞こえた。
友人と二人で買い物してたんだが、友人の趣味の雑貨屋に行ったら、友人は趣味のグラスを眺めるのに夢中になってしまって。
自分はそんなにグラスに興味無いので、友人の横で、その辺の棚の物を見てた。
そうしていたら、通路隔てた数メートル先の売り場に、こちらをガン見している女が居ることに気付いた。
それなりにお洒落してる今風の姉ちゃんだったんだが、目がヤバかった。泣き笑いみたいな表情で、瞳がビー玉みたいに無機質でギラギラしてた。
明らかに尋常じゃないんで、直ぐに目を逸らしたんだが。数秒後、ドタドタドタッと凄い音を立てて、こちらに女が駆け寄って来た。
自分は直ぐに避けられたんだが、その女、肋骨を折りそうな勢いで友人の背中に抱きつきやがった。
「○○ぅ〜、わかるよね?!!わかるよねぇ??!!」と、叫びながら。
女は小柄(155cmくらい)で、友人は大柄(178cmくらい)だったが、あまりにも突然だったもんで友人がグラスの棚に向かって倒れた。
破片が友人と女に刺さって、えらいことに(大怪我にはならなかったが)。友人は茫然。女は笑いながら、超早口で聞き取り不能なことをまくし立ててた。
○○ってのは友人のあだ名。その女、友人の元カノだった。メンヘラっぷりに耐えられなくなった友人が振ったらしいんだが。
瞳孔全開の女が、短い距離とは言え全力疾走でこちらに向かってくる姿は、いまだにトラウマ。怖かった
自分はそんなにグラスに興味無いので、友人の横で、その辺の棚の物を見てた。
そうしていたら、通路隔てた数メートル先の売り場に、こちらをガン見している女が居ることに気付いた。
それなりにお洒落してる今風の姉ちゃんだったんだが、目がヤバかった。泣き笑いみたいな表情で、瞳がビー玉みたいに無機質でギラギラしてた。
明らかに尋常じゃないんで、直ぐに目を逸らしたんだが。数秒後、ドタドタドタッと凄い音を立てて、こちらに女が駆け寄って来た。
自分は直ぐに避けられたんだが、その女、肋骨を折りそうな勢いで友人の背中に抱きつきやがった。
「○○ぅ〜、わかるよね?!!わかるよねぇ??!!」と、叫びながら。
女は小柄(155cmくらい)で、友人は大柄(178cmくらい)だったが、あまりにも突然だったもんで友人がグラスの棚に向かって倒れた。
破片が友人と女に刺さって、えらいことに(大怪我にはならなかったが)。友人は茫然。女は笑いながら、超早口で聞き取り不能なことをまくし立ててた。
○○ってのは友人のあだ名。その女、友人の元カノだった。メンヘラっぷりに耐えられなくなった友人が振ったらしいんだが。
瞳孔全開の女が、短い距離とは言え全力疾走でこちらに向かってくる姿は、いまだにトラウマ。怖かった
仕事の同僚から聞いた話です。
その同僚の先輩がある日、友達と一緒に山の中腹にある廃寺に肝試しに向かったそうです。
廃寺に向かう為の山道は山道特有のグネグネ道で、途中少し開けた広い場所にて先輩と友達は乗ってきたバイクを止めて少し休憩していたそうです。
そこへ手の甲を下向きに合わせた農作業をするような格好をした腰の曲がったおばあさんがやって来て、二人に話しかけてきました。
おばあさん「あんた達何しに来たんだね?」
先輩「この上の廃寺に肝試しに来たんです」
おばあさん「ああ、この上の廃寺ね、でも行ったって何もないよ」
先輩「せっかくここまで来たんだし、覗くだけ覗いてきます」
おばあさん「そうかあ、まあ気を付けて行って来るんよ」
そんな会話をした後、先輩と友達は廃寺への山道を再びバイクで登って行きました。
お目当ての廃寺に到着した二人は二時間程ばかり寺を散策しましたが、特に何も変わった事がなく再びもと来た山道を下って帰ることにしました。
途中行きに寄った開けた場所にて再び休憩していると、
「やっぱり何もなかっただろ?」
と行きに会ったおばあさんから再び話しかけられました。
先輩「何もなかった、やっぱり幽霊とかに会うのってそんな簡単にはいかないもんなんだな」
おばあさん「へっへっへ、まあ気を付けて帰りなさい」
そう話してる間もおばあさんは手の甲を終始下向きに合わせたまんまだったそうです。
その時は何も考えなかったのですが、家までの帰り道で先輩は少し疑問に思った事がありました。
→
その同僚の先輩がある日、友達と一緒に山の中腹にある廃寺に肝試しに向かったそうです。
廃寺に向かう為の山道は山道特有のグネグネ道で、途中少し開けた広い場所にて先輩と友達は乗ってきたバイクを止めて少し休憩していたそうです。
そこへ手の甲を下向きに合わせた農作業をするような格好をした腰の曲がったおばあさんがやって来て、二人に話しかけてきました。
おばあさん「あんた達何しに来たんだね?」
先輩「この上の廃寺に肝試しに来たんです」
おばあさん「ああ、この上の廃寺ね、でも行ったって何もないよ」
先輩「せっかくここまで来たんだし、覗くだけ覗いてきます」
おばあさん「そうかあ、まあ気を付けて行って来るんよ」
そんな会話をした後、先輩と友達は廃寺への山道を再びバイクで登って行きました。
お目当ての廃寺に到着した二人は二時間程ばかり寺を散策しましたが、特に何も変わった事がなく再びもと来た山道を下って帰ることにしました。
途中行きに寄った開けた場所にて再び休憩していると、
「やっぱり何もなかっただろ?」
と行きに会ったおばあさんから再び話しかけられました。
先輩「何もなかった、やっぱり幽霊とかに会うのってそんな簡単にはいかないもんなんだな」
おばあさん「へっへっへ、まあ気を付けて帰りなさい」
そう話してる間もおばあさんは手の甲を終始下向きに合わせたまんまだったそうです。
その時は何も考えなかったのですが、家までの帰り道で先輩は少し疑問に思った事がありました。
→
>>46
まず、おばあさんは自分達が行って戻ってくる二時間少しもの間あんな所で何をしていたんだろう。
農作業をするような格好をしていたが近くに畑などはなさそうであったし民家も当然なかった、それにあんな山の中腹に腰の曲がった姿勢で歩いて登るのはまず不可能なはずなのにあの場所には登って来る為の車などの乗り物なんてなかった。
それとこちらに話しかける際に終始手の甲を下に合わせたあの姿が妙に気になって仕方ない。
家に帰って来た先輩は、早速同居している自分のおばあさんにその事を聞いてみたそうです。
すると、おばあさんは手の事についてこう教えてくれました。
「合掌、手のひらを合わせるというのは生きた人が亡くなった方(仏様)に語る際の礼儀作法、その逆で手の甲を下向きに合わせるのは、亡くなった方から生きた人に話しかける際の礼儀作法なんだよ」と。
そのおばあさんが本当に亡くなった方なのかどうかは私には分かりませんが、久しぶりに他人から聞いた話で背筋がゾッといたしましたのでこの度投稿させて頂きました。
まず、おばあさんは自分達が行って戻ってくる二時間少しもの間あんな所で何をしていたんだろう。
農作業をするような格好をしていたが近くに畑などはなさそうであったし民家も当然なかった、それにあんな山の中腹に腰の曲がった姿勢で歩いて登るのはまず不可能なはずなのにあの場所には登って来る為の車などの乗り物なんてなかった。
それとこちらに話しかける際に終始手の甲を下に合わせたあの姿が妙に気になって仕方ない。
家に帰って来た先輩は、早速同居している自分のおばあさんにその事を聞いてみたそうです。
すると、おばあさんは手の事についてこう教えてくれました。
「合掌、手のひらを合わせるというのは生きた人が亡くなった方(仏様)に語る際の礼儀作法、その逆で手の甲を下向きに合わせるのは、亡くなった方から生きた人に話しかける際の礼儀作法なんだよ」と。
そのおばあさんが本当に亡くなった方なのかどうかは私には分かりませんが、久しぶりに他人から聞いた話で背筋がゾッといたしましたのでこの度投稿させて頂きました。
大学から帰宅途中のことだ。
いつも同じ道を通って帰るのだが、その道すがらにある一軒家で、大型犬を飼っている家があった。
車庫の中に犬小屋があり、車庫には格子状のシャッターが下りていて、その中で自由に犬が動き回れるような状態になっている。
ゴールデンレトリバーだろうか、詳しくないから犬種はわからないが人懐っこい犬で、ちょうど俺が帰る時間にはシャッターの傍に座っており、道行く人をじーっと眺めている。
名前を『アル』(表札に書いてあった)といって、帰り際にこいつを撫でてやるのが俺の日課になっていた。
ある日の帰宅中、いつものようにそこを通りがかると、アルの姿がなかった。
珍しいなとは思ったが、別段気にはならなかった。たまに、この時間になっても小屋から出てこないことがあったから。気分の問題かなんかだろう。
しかしそういうときでも、名前を呼べばうれしそうに小屋から出ててくるので、俺は小声でアルの名前を呼んだ。
すると、
ズル…ズル…
車庫の奥から、何かを引きずるような音が聞こえてきた。やはり小屋に居たらしい。
しかし、何か変だった。いつもは勢いよく飛び出してくるのに。それにこの引きずるような音は…
犬小屋のある奥の方は暗がりになっており、様子を窺い知ることはできない。
ズル…ズル…
音が段々大きくなってきた。それになんだか、生臭い。
俺はもう嫌な予感しかしなくなっていたが、アルが現れるのを待った。
やがて、日の光が差し込むところまで、音の主がやってきた。
「そいつ」は足が7本あった。
7本とも大きさは不ぞろいで、中には地面に接していない足もあった。体毛はところどころ抜け落ち、体のあちこちで骨や肉が露出して、内臓が垂れ下がっている。
そして、顔があるべき場所には顔がなかった。いや、というより、顔がふたつあった。
人間の顔だった。
う、あああああああああ!!
叫び声をあげて、俺は逃げ出した。走り際に表札を見ると、『アル』と書いてあるはずの場所には『ネ・遙?シ』とだけ書いてあった。
後になって、話を信じない友人と二人でその家に行ったのだが、「アルは天国に旅立ちました。アルをかわいがって下さった皆さん、本当に感謝しております」という張り紙が車庫のシャッターに張られていた。表札の『アル』の文字は取り外されていた。
いつも同じ道を通って帰るのだが、その道すがらにある一軒家で、大型犬を飼っている家があった。
車庫の中に犬小屋があり、車庫には格子状のシャッターが下りていて、その中で自由に犬が動き回れるような状態になっている。
ゴールデンレトリバーだろうか、詳しくないから犬種はわからないが人懐っこい犬で、ちょうど俺が帰る時間にはシャッターの傍に座っており、道行く人をじーっと眺めている。
名前を『アル』(表札に書いてあった)といって、帰り際にこいつを撫でてやるのが俺の日課になっていた。
ある日の帰宅中、いつものようにそこを通りがかると、アルの姿がなかった。
珍しいなとは思ったが、別段気にはならなかった。たまに、この時間になっても小屋から出てこないことがあったから。気分の問題かなんかだろう。
しかしそういうときでも、名前を呼べばうれしそうに小屋から出ててくるので、俺は小声でアルの名前を呼んだ。
すると、
ズル…ズル…
車庫の奥から、何かを引きずるような音が聞こえてきた。やはり小屋に居たらしい。
しかし、何か変だった。いつもは勢いよく飛び出してくるのに。それにこの引きずるような音は…
犬小屋のある奥の方は暗がりになっており、様子を窺い知ることはできない。
ズル…ズル…
音が段々大きくなってきた。それになんだか、生臭い。
俺はもう嫌な予感しかしなくなっていたが、アルが現れるのを待った。
やがて、日の光が差し込むところまで、音の主がやってきた。
「そいつ」は足が7本あった。
7本とも大きさは不ぞろいで、中には地面に接していない足もあった。体毛はところどころ抜け落ち、体のあちこちで骨や肉が露出して、内臓が垂れ下がっている。
そして、顔があるべき場所には顔がなかった。いや、というより、顔がふたつあった。
人間の顔だった。
う、あああああああああ!!
叫び声をあげて、俺は逃げ出した。走り際に表札を見ると、『アル』と書いてあるはずの場所には『ネ・遙?シ』とだけ書いてあった。
後になって、話を信じない友人と二人でその家に行ったのだが、「アルは天国に旅立ちました。アルをかわいがって下さった皆さん、本当に感謝しております」という張り紙が車庫のシャッターに張られていた。表札の『アル』の文字は取り外されていた。
あるマンションの上層階に住んでる人(Aとする)がいて、Aは寝る前に牛乳を飲むのが習慣だった。
その日も寝る前に牛乳を飲もうと思ったが、冷蔵庫に牛乳が入ってない。
車の中に忘れたと気付き、Aは部屋の外に出てエレベーターへ向かっていると、「トントントントントントン!」と物凄い勢いで非常階段を昇って来る音が聞こえた。
「エレベーターを使わないでなんで非常階段なんか使ってるんだろ?」と少し疑問に思ったが、その時はそれほど気にはしなかった。
エレベーターがAの階に着き、扉が開くと、おばさんがこちらに背を向けて(後ろ向き)乗っていた。
ちょっと不気味に思ったが、気にしないようにして一階のボタンを押し一階へ降りた。
車の中の忘れ物の牛乳を取り、自分の部屋へ戻ろうとエレベーターのボタンを押した。少し待っているとエレベーターが一階に着いた。
扉が開き、中を見ると、なんとさっきのおばさんがまだ後ろ向きで乗っていた。
Aはとても気持ち悪くなり、エレベーターに乗らず非常階段を使って自分の部屋へ戻った。
Aは部屋に戻って気付いた。
「あ…、さっきの非常階段を使った人も、きっとあのおばさんを見たんだろう…」
その日も寝る前に牛乳を飲もうと思ったが、冷蔵庫に牛乳が入ってない。
車の中に忘れたと気付き、Aは部屋の外に出てエレベーターへ向かっていると、「トントントントントントン!」と物凄い勢いで非常階段を昇って来る音が聞こえた。
「エレベーターを使わないでなんで非常階段なんか使ってるんだろ?」と少し疑問に思ったが、その時はそれほど気にはしなかった。
エレベーターがAの階に着き、扉が開くと、おばさんがこちらに背を向けて(後ろ向き)乗っていた。
ちょっと不気味に思ったが、気にしないようにして一階のボタンを押し一階へ降りた。
車の中の忘れ物の牛乳を取り、自分の部屋へ戻ろうとエレベーターのボタンを押した。少し待っているとエレベーターが一階に着いた。
扉が開き、中を見ると、なんとさっきのおばさんがまだ後ろ向きで乗っていた。
Aはとても気持ち悪くなり、エレベーターに乗らず非常階段を使って自分の部屋へ戻った。
Aは部屋に戻って気付いた。
「あ…、さっきの非常階段を使った人も、きっとあのおばさんを見たんだろう…」
あれは私がまだ女子高生だった頃。
O線上りで通学していた私は毎日満員電車に乗っていました。
ある日いつものように揉みくちゃにされていたら、次の駅で10人くらい降り20人くらい乗ってきました(私の近くのドアだけで)。
なんやかんやと配置換えになり、50代後半くらいのおばさんと真正面に向かう体勢になってしまいました。
普通こんな時はお互いが気まずくならないよう顔を逸らしたりして、次に配置が換えられるまで耐えるのですが、そのおばさんは信じられないことに、私の顔面めがけてフーフー息をかけてきました。
アツアツのラーメンを冷ますときの風量で吹きかけられたらたまったもんじゃなく、勇気を振り絞って「やめて下さい」と言っても完全に無視。
スイッチが入ったロボットみたいに目がイッちゃってて、急に寒気がしてヤバいな…と思って逃げたかったんですが、そこは密室状態。
身動き一つとれるわけもなく、新宿まで私が耐えるか、ババアが酸欠で倒れるか二つに一つ。
そんなふうに覚悟をしていたら、隣にいたOL風のお姉さんが無理矢理私とおばさんの間に半身割り込んでくれ、お姉さんの背中が代わりに風を受けてくれて私は無事新宿で降りることが出来ました。
あれから5年経つけれど、未だに何だったのかわかりません。
O線にラッシュ時に乗られる方はお気を付け下さい
O線上りで通学していた私は毎日満員電車に乗っていました。
ある日いつものように揉みくちゃにされていたら、次の駅で10人くらい降り20人くらい乗ってきました(私の近くのドアだけで)。
なんやかんやと配置換えになり、50代後半くらいのおばさんと真正面に向かう体勢になってしまいました。
普通こんな時はお互いが気まずくならないよう顔を逸らしたりして、次に配置が換えられるまで耐えるのですが、そのおばさんは信じられないことに、私の顔面めがけてフーフー息をかけてきました。
アツアツのラーメンを冷ますときの風量で吹きかけられたらたまったもんじゃなく、勇気を振り絞って「やめて下さい」と言っても完全に無視。
スイッチが入ったロボットみたいに目がイッちゃってて、急に寒気がしてヤバいな…と思って逃げたかったんですが、そこは密室状態。
身動き一つとれるわけもなく、新宿まで私が耐えるか、ババアが酸欠で倒れるか二つに一つ。
そんなふうに覚悟をしていたら、隣にいたOL風のお姉さんが無理矢理私とおばさんの間に半身割り込んでくれ、お姉さんの背中が代わりに風を受けてくれて私は無事新宿で降りることが出来ました。
あれから5年経つけれど、未だに何だったのかわかりません。
O線にラッシュ時に乗られる方はお気を付け下さい
これは友人(以降M)が実際に体験した出来事です。
僕とMは小学校からの付き合いで、かれこれ10年以上の長い間柄でした。時には恋愛話や悩み相談をお互いしていました。
そんなある日、Mがある相談を持ち掛けてきました。
何やら焦っているのか早口で聞き取りづらかったけど彼はこう言ってました。
「やばい!このままじゃ俺は殺されるよ!あの女に殺されちまうよ!!」
とりあえず何があったのか分からないので「落ち着けよ!何があった?」と言って自販機で缶コーヒーを2本買い渡してやりました。
友人が言うには、先週の夜クラブで朝まで踊り明かしていて、ふとトイレに行きたくなったそうです。
そして外の空気を吸おうと一服しに行くと、一人の女性がうずくまっていたそうなので「どうかしましたか?」と話しかけると、女の人はゆっくりと顔をあげながらこう言ったそうです。
「私の左半分を返せ!!!!」
よく見るとその女性は頭から足まで左半分が無くなっていたらしいです。
友人は恐怖に駆られ逃げ出したそうなんですが、それから毎日夢にその女性が現れるそうです。
そして小さな声で「もうすぐであなたも私と一緒」と囁いているそうです。そして女性の右半分の手と足の爪が日を増すごとに剥げていくそうです……。
さすがに僕もどうすればいいかわかりませんでした。
僕が聞いた話は以上です。また何かあれば投稿させていただきたいと思います。
皆さんくれぐれも気安く知らない人に話かけない方が身のためですよ。
僕とMは小学校からの付き合いで、かれこれ10年以上の長い間柄でした。時には恋愛話や悩み相談をお互いしていました。
そんなある日、Mがある相談を持ち掛けてきました。
何やら焦っているのか早口で聞き取りづらかったけど彼はこう言ってました。
「やばい!このままじゃ俺は殺されるよ!あの女に殺されちまうよ!!」
とりあえず何があったのか分からないので「落ち着けよ!何があった?」と言って自販機で缶コーヒーを2本買い渡してやりました。
友人が言うには、先週の夜クラブで朝まで踊り明かしていて、ふとトイレに行きたくなったそうです。
そして外の空気を吸おうと一服しに行くと、一人の女性がうずくまっていたそうなので「どうかしましたか?」と話しかけると、女の人はゆっくりと顔をあげながらこう言ったそうです。
「私の左半分を返せ!!!!」
よく見るとその女性は頭から足まで左半分が無くなっていたらしいです。
友人は恐怖に駆られ逃げ出したそうなんですが、それから毎日夢にその女性が現れるそうです。
そして小さな声で「もうすぐであなたも私と一緒」と囁いているそうです。そして女性の右半分の手と足の爪が日を増すごとに剥げていくそうです……。
さすがに僕もどうすればいいかわかりませんでした。
僕が聞いた話は以上です。また何かあれば投稿させていただきたいと思います。
皆さんくれぐれも気安く知らない人に話かけない方が身のためですよ。
去年の話。
ヘトヘトで仕事から帰って来て、テレビも電気もつけっぱなし着替えもしないで帰ってきたままの格好でソファーの上で寝ちゃったんだわ。
ハッと目が覚めたら、部屋が真っ暗でちゃんとパジャマを着て布団に入ってるの。
「あれ〜いつの間に??」と思いつつ時間を確認するため携帯を取ろうと体を動かそうとするも、何故かビクとも動かない。金縛りとかそういうことは全然頭に無くてただひたすら「??」状態。
すると玄関のドアノブをガチャガチャ回す音が。
狭小ワンルームなので今いる場所から玄関までは見渡せるので、体は動かせなくても玄関の様子は視界に入る状態。
すると誰かが入ってきた。
強盗とかそういう感じではなく、靴をポイポイっと脱ぎ捨て自分のうちに帰ってきたかのような堂々とした雰囲気。
私も「隣の人が間違えて入ってきた!ギャー部屋汚いのに恥ずかしい!!こっち来る前に間違えてることに気づいてー!!」なんて思ってた。
私の願いも虚しくその人物は短い廊下をツカツカと渡りきり、部屋の電気のスイッチを押した。
電気ってすぐパッと付くわけじゃなくて、何回か点滅するじゃない。
そのチカッチカッチカッの間に、黒のフルフェイスのヘルメット、黒のライダースジャケット、黒のパンツ、左手に灯油なんかを入れるような青いポリタンクを持った男が見えた。
そこで目が覚めた。電気もテレビもつけっぱなしで、帰ってきたままの格好でソファーに寝転がってた。
「なんだ夢かー!」と時間を確認したら、帰ってきてから35分くらいしか経ってなかった。
私はエントランスのオートロックを過信してドアの鍵をしめない癖があり、その日も案の定しめてなくて、でも変な夢を見たあとだったから一応鍵をかけに行った。
そしたら、鍵をガチャンとしめたと同時くらいに向こうからドアノブをガチャガチャッと回された。
本当に同時くらい。すごいタイミング。
私はびっくりして動けなかったんだけど、その間もノブは忙しなく回ってた。ドアの向こうのやつに部屋にいることを悟られてはいけないような気がして、息を殺してジッとしてた。
ノブのガチャガチャが止んでしばらくして、ドアスコープから外を覗いたけど誰もいなかった。
あの変な夢は予知夢だったのか、もし鍵をかけるのがあと一歩遅かったら誰が入ってきたのか、と思うとゾーッとする。
ヘトヘトで仕事から帰って来て、テレビも電気もつけっぱなし着替えもしないで帰ってきたままの格好でソファーの上で寝ちゃったんだわ。
ハッと目が覚めたら、部屋が真っ暗でちゃんとパジャマを着て布団に入ってるの。
「あれ〜いつの間に??」と思いつつ時間を確認するため携帯を取ろうと体を動かそうとするも、何故かビクとも動かない。金縛りとかそういうことは全然頭に無くてただひたすら「??」状態。
すると玄関のドアノブをガチャガチャ回す音が。
狭小ワンルームなので今いる場所から玄関までは見渡せるので、体は動かせなくても玄関の様子は視界に入る状態。
すると誰かが入ってきた。
強盗とかそういう感じではなく、靴をポイポイっと脱ぎ捨て自分のうちに帰ってきたかのような堂々とした雰囲気。
私も「隣の人が間違えて入ってきた!ギャー部屋汚いのに恥ずかしい!!こっち来る前に間違えてることに気づいてー!!」なんて思ってた。
私の願いも虚しくその人物は短い廊下をツカツカと渡りきり、部屋の電気のスイッチを押した。
電気ってすぐパッと付くわけじゃなくて、何回か点滅するじゃない。
そのチカッチカッチカッの間に、黒のフルフェイスのヘルメット、黒のライダースジャケット、黒のパンツ、左手に灯油なんかを入れるような青いポリタンクを持った男が見えた。
そこで目が覚めた。電気もテレビもつけっぱなしで、帰ってきたままの格好でソファーに寝転がってた。
「なんだ夢かー!」と時間を確認したら、帰ってきてから35分くらいしか経ってなかった。
私はエントランスのオートロックを過信してドアの鍵をしめない癖があり、その日も案の定しめてなくて、でも変な夢を見たあとだったから一応鍵をかけに行った。
そしたら、鍵をガチャンとしめたと同時くらいに向こうからドアノブをガチャガチャッと回された。
本当に同時くらい。すごいタイミング。
私はびっくりして動けなかったんだけど、その間もノブは忙しなく回ってた。ドアの向こうのやつに部屋にいることを悟られてはいけないような気がして、息を殺してジッとしてた。
ノブのガチャガチャが止んでしばらくして、ドアスコープから外を覗いたけど誰もいなかった。
あの変な夢は予知夢だったのか、もし鍵をかけるのがあと一歩遅かったら誰が入ってきたのか、と思うとゾーッとする。
今朝、いつも通りの電車に乗った。相変わらずの満員電車に押し込まれた。
毎日聞き慣れたアナウンス、電車の音…に混じりギギィ…ギギィ…と妙な音が聞こえた。かなり近い場所で鳴っている。
周りを確認すると、どうやら目の前にいる女のヒトからの音だとわかった。何か異様に細くて華奢なヒトだった。
そのヒトは後ろを向いていたのだが、俺が気付いた瞬間、ギギギィーと妙な音をたてて首だけがこっちを向いた…身体は前を向いてる…どう考えてもあり得ない動きなんだよ。
で目が合った…顔半分しかないの、でピンクの肉が見えてんの、顎も半分砕けてて舌がベローって出てて、目は血走ってた…血の匂いまでしていて気持ち悪くなった。
俺、動けなくて吐きそうで涙目になっちゃって次の駅で降りた。改札まで振り向かず走って出てとりあえず近くのコンビニに入った。
会社に電話して今日は休む事にした。電車に怖くて乗れないから徒歩で自宅に帰り中です。
毎日聞き慣れたアナウンス、電車の音…に混じりギギィ…ギギィ…と妙な音が聞こえた。かなり近い場所で鳴っている。
周りを確認すると、どうやら目の前にいる女のヒトからの音だとわかった。何か異様に細くて華奢なヒトだった。
そのヒトは後ろを向いていたのだが、俺が気付いた瞬間、ギギギィーと妙な音をたてて首だけがこっちを向いた…身体は前を向いてる…どう考えてもあり得ない動きなんだよ。
で目が合った…顔半分しかないの、でピンクの肉が見えてんの、顎も半分砕けてて舌がベローって出てて、目は血走ってた…血の匂いまでしていて気持ち悪くなった。
俺、動けなくて吐きそうで涙目になっちゃって次の駅で降りた。改札まで振り向かず走って出てとりあえず近くのコンビニに入った。
会社に電話して今日は休む事にした。電車に怖くて乗れないから徒歩で自宅に帰り中です。
電車で遭遇した親子の話。
電車に乗り込み座席に座ったら、向かいに3人親子が座ってた。順番的には母親・小さい男の子・父親。電車は立っている人がちらほらいるくらいの混み具合。
父親と思われるおっさんはにこにこしながら大声で二人に話かけていて、母は愛想笑いのようにずっと笑っているだけ、子供は何故か無表情だった。
大人二人の格好や見た目もなんか変だってたし、大声で喋るおっさんは何言ってるかよくわからない、失礼だけどなんか気持ち悪い親子だなあなんて思っていた。
視界に入るし俺はチラチラ見ていたが、時々おっさんは子供の頭撫でたり、顔近づけてキスしようとしていた。やっぱり声もでかいしかなり目立っていた。
しばらく電車に乗っていて、どこかの駅についた瞬間、母親と子供だけがすっと立ち上がったんだ。そして二人は手を繋いでドアに向かったんだけど、おっさんが子供の手を思い切り掴んだ。
そしたら今まで暗い顔して無口だった男の子が大声で「お母さん助けてーーーーー!!!」母親は思い切り男の子をひっぱり、二人は外に出た。
俺以外の乗客も皆、驚いてたと思う。残されたおっさんはふらふらと別の車両に行った。父親じゃなかったのかよ…
ずっと気持ち悪い親父にベタベタ触られてた男の子がかわいそうだった。母親も途中でどうにかできなかったのだろうか…
自分の中ではけっこう気味悪かった体験です。
電車に乗り込み座席に座ったら、向かいに3人親子が座ってた。順番的には母親・小さい男の子・父親。電車は立っている人がちらほらいるくらいの混み具合。
父親と思われるおっさんはにこにこしながら大声で二人に話かけていて、母は愛想笑いのようにずっと笑っているだけ、子供は何故か無表情だった。
大人二人の格好や見た目もなんか変だってたし、大声で喋るおっさんは何言ってるかよくわからない、失礼だけどなんか気持ち悪い親子だなあなんて思っていた。
視界に入るし俺はチラチラ見ていたが、時々おっさんは子供の頭撫でたり、顔近づけてキスしようとしていた。やっぱり声もでかいしかなり目立っていた。
しばらく電車に乗っていて、どこかの駅についた瞬間、母親と子供だけがすっと立ち上がったんだ。そして二人は手を繋いでドアに向かったんだけど、おっさんが子供の手を思い切り掴んだ。
そしたら今まで暗い顔して無口だった男の子が大声で「お母さん助けてーーーーー!!!」母親は思い切り男の子をひっぱり、二人は外に出た。
俺以外の乗客も皆、驚いてたと思う。残されたおっさんはふらふらと別の車両に行った。父親じゃなかったのかよ…
ずっと気持ち悪い親父にベタベタ触られてた男の子がかわいそうだった。母親も途中でどうにかできなかったのだろうか…
自分の中ではけっこう気味悪かった体験です。
とある友人の話です。
この友人は幼い頃夢遊病っけがあり、たまに布団から離れたところに寝てた事もあったそうです。
両親もそれを知っていろいろ手を尽くしてくれたそうです(詳しくはよくわかりませんが)。
そして数年経ち、夢遊病の症状も無くなり忘れかけていたある日、友人は真冬のなかベランダで目が覚めたそうです。
幸い普段より暖かい夜で、風が凌げる壁側に丸くうずくまっている状態だったそうなので何ともなかったそうです。
部屋に戻ると自分の布団のそばに包丁が落ちていたそうです。
家族も当然持ち出した記憶はなく、「外部の人間が誘拐しようと忍び込んだが、なんらかの理由で断念した」「夢遊病が再発生したんじゃないか」などと確証のない話し合いが行われたそうです。
そして、そんな事件の次の日(2日後だったかもしれませんが)夜寝ていると友人は体が布団から起き上がる感覚をうけて目が覚めました。
するとそこには、自分を片腕に抱えて包丁を何かを追い払うかの様に振り回している父親の姿がありました。
友人が父親を呼び掛けたとたんに何事もなかったかの様に包丁を床に置き、寝ぼけながら自分の寝室に戻って行ったそうです。
まだその出来事が信じられずにいた友人は呆然としていると、遠くのほうから
「邪魔しやがって…」
と聞こえたそうです。
その声は父親の声ではなかったそうです。
この友人は幼い頃夢遊病っけがあり、たまに布団から離れたところに寝てた事もあったそうです。
両親もそれを知っていろいろ手を尽くしてくれたそうです(詳しくはよくわかりませんが)。
そして数年経ち、夢遊病の症状も無くなり忘れかけていたある日、友人は真冬のなかベランダで目が覚めたそうです。
幸い普段より暖かい夜で、風が凌げる壁側に丸くうずくまっている状態だったそうなので何ともなかったそうです。
部屋に戻ると自分の布団のそばに包丁が落ちていたそうです。
家族も当然持ち出した記憶はなく、「外部の人間が誘拐しようと忍び込んだが、なんらかの理由で断念した」「夢遊病が再発生したんじゃないか」などと確証のない話し合いが行われたそうです。
そして、そんな事件の次の日(2日後だったかもしれませんが)夜寝ていると友人は体が布団から起き上がる感覚をうけて目が覚めました。
するとそこには、自分を片腕に抱えて包丁を何かを追い払うかの様に振り回している父親の姿がありました。
友人が父親を呼び掛けたとたんに何事もなかったかの様に包丁を床に置き、寝ぼけながら自分の寝室に戻って行ったそうです。
まだその出来事が信じられずにいた友人は呆然としていると、遠くのほうから
「邪魔しやがって…」
と聞こえたそうです。
その声は父親の声ではなかったそうです。
いやぁ…深夜徘徊してたら久しぶりに遭っちゃったよ。
レポートが終わらなくて気晴らしついでに散歩兼買い物しにいったんだけど、2時間ほど歩いてから目的のたばこを買って、さぁ帰るかなと思ってコンビニを出た。
コンビニを出てすぐのところに工事現場があって、こんな時間だからもう明かりも点いてなくて真っ暗で、そこの横を通りすぎて角を曲がろとしたら、その先から「ギャイ、ギャイ」って聞こえてきた。
嫌な予感がしてうわ〜と思いながら角を曲がったら四つん這いになった人がいた。さっきの「ギャイ、ギャイ」という声はその人が発している声?だった。
と、その人は急に俺の方へ振り向いた。やばい!と思い俺はUターンしてさっきタバコを買ったコンビニまで走った。
後ろからはまだ「ギャイ、ギャイ」と聞こえてきたんで後ろを振り返ることは怖くて出来なかった。
コンビニの前にたどり着き、息を整えてたばこに火を点けてそのまま一服してから、今度は別の道から帰ろうと歩いた。
ここで問題なのは、この別の道はさっきの人がいた道と交差していることだ。しかも帰り道はこの2通りしかない。
また遭ったらいやだなぁと考えつつ、またたばこに火を点けて交差している道路付近まで来た。
交差しているさっきの道のほうに目を向けると、まだその人は四つん這いのままさっきいたところをうろうろしていた。
全身が粟立つのを感じながらも急いで交差点を横断し、そのまま走って家まで帰ってきた。
追いかけられたりしたらもっと怖かったんだろうけどそういうのは無かった。
まぁ、その後家についてからトイレに入ったらまた外から「ギャイ、ギャイ」と聞こえてきたのが一番びっくりした。
レポートが終わらなくて気晴らしついでに散歩兼買い物しにいったんだけど、2時間ほど歩いてから目的のたばこを買って、さぁ帰るかなと思ってコンビニを出た。
コンビニを出てすぐのところに工事現場があって、こんな時間だからもう明かりも点いてなくて真っ暗で、そこの横を通りすぎて角を曲がろとしたら、その先から「ギャイ、ギャイ」って聞こえてきた。
嫌な予感がしてうわ〜と思いながら角を曲がったら四つん這いになった人がいた。さっきの「ギャイ、ギャイ」という声はその人が発している声?だった。
と、その人は急に俺の方へ振り向いた。やばい!と思い俺はUターンしてさっきタバコを買ったコンビニまで走った。
後ろからはまだ「ギャイ、ギャイ」と聞こえてきたんで後ろを振り返ることは怖くて出来なかった。
コンビニの前にたどり着き、息を整えてたばこに火を点けてそのまま一服してから、今度は別の道から帰ろうと歩いた。
ここで問題なのは、この別の道はさっきの人がいた道と交差していることだ。しかも帰り道はこの2通りしかない。
また遭ったらいやだなぁと考えつつ、またたばこに火を点けて交差している道路付近まで来た。
交差しているさっきの道のほうに目を向けると、まだその人は四つん這いのままさっきいたところをうろうろしていた。
全身が粟立つのを感じながらも急いで交差点を横断し、そのまま走って家まで帰ってきた。
追いかけられたりしたらもっと怖かったんだろうけどそういうのは無かった。
まぁ、その後家についてからトイレに入ったらまた外から「ギャイ、ギャイ」と聞こえてきたのが一番びっくりした。
5年前の秋。社会人になって初めての秋だった。年末にむけて業務が立て込み、事務職とはいえ、帰宅が遅くなることも増えていた。
その日も疲れ果てて、最寄りの駅からゆるゆるした足取りで自宅へと向かった。私の自宅は最寄り駅から15分程。足は重く、眠くて堪らない。
駅前の大通りから人通りのない一本道に差し掛かり、少し足を早める。後ろから、誰かに追いかけられそうでいつもこの道が怖いのだ。
急に人の気配を感じ、一瞬どきりとする。前方から、若い女が歩いて来る。女と分かりほっとする。
いきなり現れたような気がしたが、ずいぶん足の早い女のようだ。ずんずん歩いてくる。すれ違い様、いきなり
『今、何時ですか?』
心臓が一瞬鼓動を止めたような気がした。
『…11時45分です』
ありがとうも、言わず女は再びずんずん歩き出した。
最終電車の時刻が気になるのだろうか?女もスーツ姿だった。スーツの形と真っ赤な口紅に違和感を覚えた。若く見えたが、そうでもないのだろうか?
気を取り直し、こちらも歩き出す。しかし、また前から女が現れた。一緒だ。スーツ姿のさっきの女。ずんずんずんずんこちらへ歩いてくる。
確かに路地を駆使すれば一旦すれ違った女が前方から現れることも可能かもしれない。回り道できるのかもしれない。たが、何のために?
何もかもが不自然である。足が竦み、眠気が吹き飛ぶ。
『今、何時ですか?』
その日も疲れ果てて、最寄りの駅からゆるゆるした足取りで自宅へと向かった。私の自宅は最寄り駅から15分程。足は重く、眠くて堪らない。
駅前の大通りから人通りのない一本道に差し掛かり、少し足を早める。後ろから、誰かに追いかけられそうでいつもこの道が怖いのだ。
急に人の気配を感じ、一瞬どきりとする。前方から、若い女が歩いて来る。女と分かりほっとする。
いきなり現れたような気がしたが、ずいぶん足の早い女のようだ。ずんずん歩いてくる。すれ違い様、いきなり
『今、何時ですか?』
心臓が一瞬鼓動を止めたような気がした。
『…11時45分です』
ありがとうも、言わず女は再びずんずん歩き出した。
最終電車の時刻が気になるのだろうか?女もスーツ姿だった。スーツの形と真っ赤な口紅に違和感を覚えた。若く見えたが、そうでもないのだろうか?
気を取り直し、こちらも歩き出す。しかし、また前から女が現れた。一緒だ。スーツ姿のさっきの女。ずんずんずんずんこちらへ歩いてくる。
確かに路地を駆使すれば一旦すれ違った女が前方から現れることも可能かもしれない。回り道できるのかもしれない。たが、何のために?
何もかもが不自然である。足が竦み、眠気が吹き飛ぶ。
『今、何時ですか?』
20年程前、10歳ぐらいの時家族で和歌山にある祖母の家に行ったとき、近くの川で妹と遊んでいたら、妹が赤ん坊の頭ほどある綺麗な赤色の石を見つけた。
妹は泳ぐのを急に止めてその石を抱いて何かボソボソと呟いていた。なんか様子がおかしかった。
帰る時に妹がその石を持って帰ろうとしたので「重いから放っていきなよ」と言ったら「うるさい」とすごい形相で言われた。今から考えるとかなり様子がおかしかった。
そして祖母の家に帰ると祖母が迎えてくれたんだけど、いつもは優しい祖母が血相を変えて「どっから付いて来たこんガキャー!」と叫び、妹の石を取り上げ地面に叩きつけて割った。妹は「ぎぃやあー」と聞いた事のないような声を上げて泣いていた。
祖母は妹の手を引っ張り仏壇の前に連れて行き、お経を唱えながら数珠で妹の体をさすり、「出ていけこら!出て行かんか!」と叫んでいた。自分は何が起こっているのか解らず怖くて泣きながら見ていた。
そのうち妹は落ち着いたみたいで、何かあったのという感じでぼーっとした顔をしていた。祖母は「良かったよもう大丈夫やで」と言って妹を抱きしめてた。
一昔前、祖母の家の辺りは大きな水害があってかなりの人が亡くなった。その水害で亡くなった人が妹に憑いて来たらしい。
祖母が割った石は、近所の人を集めお坊さんを呼んでお経をあげ、お酒や線香をあげてさらに細かく砕いて川に流した。
妹は全く覚えがないらしい。自分が見た恐怖体験でした。
妹は泳ぐのを急に止めてその石を抱いて何かボソボソと呟いていた。なんか様子がおかしかった。
帰る時に妹がその石を持って帰ろうとしたので「重いから放っていきなよ」と言ったら「うるさい」とすごい形相で言われた。今から考えるとかなり様子がおかしかった。
そして祖母の家に帰ると祖母が迎えてくれたんだけど、いつもは優しい祖母が血相を変えて「どっから付いて来たこんガキャー!」と叫び、妹の石を取り上げ地面に叩きつけて割った。妹は「ぎぃやあー」と聞いた事のないような声を上げて泣いていた。
祖母は妹の手を引っ張り仏壇の前に連れて行き、お経を唱えながら数珠で妹の体をさすり、「出ていけこら!出て行かんか!」と叫んでいた。自分は何が起こっているのか解らず怖くて泣きながら見ていた。
そのうち妹は落ち着いたみたいで、何かあったのという感じでぼーっとした顔をしていた。祖母は「良かったよもう大丈夫やで」と言って妹を抱きしめてた。
一昔前、祖母の家の辺りは大きな水害があってかなりの人が亡くなった。その水害で亡くなった人が妹に憑いて来たらしい。
祖母が割った石は、近所の人を集めお坊さんを呼んでお経をあげ、お酒や線香をあげてさらに細かく砕いて川に流した。
妹は全く覚えがないらしい。自分が見た恐怖体験でした。
池袋の人混みの中、あるカップルが目につきました。
どこにでもいる普通の男女。
でも、明らかにおかしかったのは、彼氏・彼女・そしてもう1人、彼氏の後を付いて歩いている女でした。
その女は彼女をずっと睨みつけ、彼氏の肩に顎を乗せる様な仕草をしています。
(うわ…怖…カップル気づいてへんのかな?)
そう思った直後です。彼女が不意に立ち止まり、ポケットから紙に包まれた白い粉(塩?)を取り出し、その女に投げつけました!
「キギィィィーーーーーー!!!!!!!」
その途端、女のもの凄い絶叫…鼓膜が破れるかと思いました…。
更に彼女はこれでもか!というほど女に塩を振りかけ、彼氏の背中にも塗りつけていました。
この光景に周囲の人々も驚いていましたが、女は彼女にしか見えていないようでした。
彼女は彼氏の腕を引っ張ってずんずんと歩いて行きます。
その後をよろよろと付いていく女…。
全く状況が読めませんでしたが、あの女が決して良い物でないことだけは確かです。
どこにでもいる普通の男女。
でも、明らかにおかしかったのは、彼氏・彼女・そしてもう1人、彼氏の後を付いて歩いている女でした。
その女は彼女をずっと睨みつけ、彼氏の肩に顎を乗せる様な仕草をしています。
(うわ…怖…カップル気づいてへんのかな?)
そう思った直後です。彼女が不意に立ち止まり、ポケットから紙に包まれた白い粉(塩?)を取り出し、その女に投げつけました!
「キギィィィーーーーーー!!!!!!!」
その途端、女のもの凄い絶叫…鼓膜が破れるかと思いました…。
更に彼女はこれでもか!というほど女に塩を振りかけ、彼氏の背中にも塗りつけていました。
この光景に周囲の人々も驚いていましたが、女は彼女にしか見えていないようでした。
彼女は彼氏の腕を引っ張ってずんずんと歩いて行きます。
その後をよろよろと付いていく女…。
全く状況が読めませんでしたが、あの女が決して良い物でないことだけは確かです。
社内では有名な話なんだが、俺が某国に行ったときの話。
詳しい場所は省くけど、まだまだ戦争ど真ん中。思いっきり米と黒が戦争してる。
って言えばもうみんなどの辺かわかるだろうけど。
白人の同僚と俺、地引、護衛3人で取材に。
取材は円満に終了、子供の死体とかかなり見た。変な話だけど慣れてきて、そこまでショッキングな映像だと思わなくてあまりしっかり撮らなかった。
問題は帰り道、2台に分かれて車乗ってたんだが走行中にいきなり前の車が逸れた。
同時に首の後ろ叩かれて何も聞こえなくなって真っ暗になった。
目を覚ましたら汚い病院の中で医者っぽいのと同僚2人がいた。
体中がチクチクというか切り傷みたいな痛みがある。
何が起こったのか聞いたら、前の車が銃撃されたあと、俺が乗ってた方の車にロケット弾があたって地引に直撃、脇から上が全部なくなった。
斜め前に座ってた俺は衝撃波で昏倒して護衛に助けてもらったらしい。
最高に気持ち悪かったのがチクチクの原因。
ロケット弾が当たって体がなくなった地引の骨とかが俺の体に刺さりまくってる。
ロケット弾の破片はシートのおかげでわき腹に少し食い込んだだけで済んだんだけど、地引の骨は体中に刺さりまくった。
爪ではさんで取れる位に浅いのしかなかったけどね。
もう全部取ったんだが今でもチクチクする幻覚を見るんだよなこれが。
銃で撃たれたり爆死したりってのは考えてたけど骨が刺さるってのは考えてなかった。
詳しい場所は省くけど、まだまだ戦争ど真ん中。思いっきり米と黒が戦争してる。
って言えばもうみんなどの辺かわかるだろうけど。
白人の同僚と俺、地引、護衛3人で取材に。
取材は円満に終了、子供の死体とかかなり見た。変な話だけど慣れてきて、そこまでショッキングな映像だと思わなくてあまりしっかり撮らなかった。
問題は帰り道、2台に分かれて車乗ってたんだが走行中にいきなり前の車が逸れた。
同時に首の後ろ叩かれて何も聞こえなくなって真っ暗になった。
目を覚ましたら汚い病院の中で医者っぽいのと同僚2人がいた。
体中がチクチクというか切り傷みたいな痛みがある。
何が起こったのか聞いたら、前の車が銃撃されたあと、俺が乗ってた方の車にロケット弾があたって地引に直撃、脇から上が全部なくなった。
斜め前に座ってた俺は衝撃波で昏倒して護衛に助けてもらったらしい。
最高に気持ち悪かったのがチクチクの原因。
ロケット弾が当たって体がなくなった地引の骨とかが俺の体に刺さりまくってる。
ロケット弾の破片はシートのおかげでわき腹に少し食い込んだだけで済んだんだけど、地引の骨は体中に刺さりまくった。
爪ではさんで取れる位に浅いのしかなかったけどね。
もう全部取ったんだが今でもチクチクする幻覚を見るんだよなこれが。
銃で撃たれたり爆死したりってのは考えてたけど骨が刺さるってのは考えてなかった。
お姉ちゃんの話。
お姉ちゃんは今は普通だけど、十代後半から二十代後半ぐらいまで霊感らしき物がありました。
本人は嫌な感じが分かるとか心霊体験したとか、嘘くせえんだよと思っていました。
ある夏休み、一人暮らしのお姉ちゃんの家にお泊りに行きました。
かなり夜更かしして、そろそろ寝ようとなり、布団を並べて一緒に寝ました。
お姉ちゃんの部屋は2階で、ベランダ側にお姉ちゃんの布団、すぐ隣に私でした。
私は興奮して眠れなかったのですが、お姉ちゃんはすぐに寝息をかいて寝てしまいました。
外もだんだん明るくなりはじめていたのですが…。
どうしても眠れなかった私は、姉を起こすと怖いので、横になったまま薄暗いなかこっそり漫画を読みはじめました。
しばらくすると姉が唸り声をあげ、ガバッと起き上がりました。
「お前のせいで目が覚めた!」…と、怒られると思ってビビッたんですが、お姉ちゃんはすごい剣幕で…。
「あんた、今、私の顔覗かなかったよね?」と…。もちろん私は否定します。
するとまた「じゃあ、ベランダから誰か入って来てないよね?」と、言います。
全く意味不明で怖いので詳しく聞くと
「さっきベランダ側から髪の長い女が顔を覗いてた。胸から上だけだった。なんで○○○は変な人来てるのに助けてくれなかったのか?」
「その人は数秒覗き込むとビデオの巻き戻しみたいにキュルキュルって、ベランダに戻ってまた覗き込んで…何回も!何回も!戻るとき超早いし!!」
と早口で言いました。
私は姉の普通じゃない雰囲気に怖くなり、そんな人は居ないし私も覗いていないしカーテンすら揺れていないと、夢でも見たんだと説得しました。
「でも、だって…」と否定されると思ったのですが、お姉ちゃんは即納得し「そうだよね。もしオバケが来ても○○○が居るから安心だよね!」と直ぐに寝直しました。
いきなり怖い話もどきをされて凄い怖くなって私も無理矢理寝る事にしました。
もうすでに外は大分明るくなっています。安物のカーテンでは日の光は遮れません。
眩しいな…とベランダ側を見ました。カーテンが揺れています。
何でカーテンが揺れて居るのか考えると怖いので、お姉ちゃんだなと言い聞かせ、反対側を向いてずっと目を閉じたまま昼を迎えました。
お姉ちゃんは今は普通だけど、十代後半から二十代後半ぐらいまで霊感らしき物がありました。
本人は嫌な感じが分かるとか心霊体験したとか、嘘くせえんだよと思っていました。
ある夏休み、一人暮らしのお姉ちゃんの家にお泊りに行きました。
かなり夜更かしして、そろそろ寝ようとなり、布団を並べて一緒に寝ました。
お姉ちゃんの部屋は2階で、ベランダ側にお姉ちゃんの布団、すぐ隣に私でした。
私は興奮して眠れなかったのですが、お姉ちゃんはすぐに寝息をかいて寝てしまいました。
外もだんだん明るくなりはじめていたのですが…。
どうしても眠れなかった私は、姉を起こすと怖いので、横になったまま薄暗いなかこっそり漫画を読みはじめました。
しばらくすると姉が唸り声をあげ、ガバッと起き上がりました。
「お前のせいで目が覚めた!」…と、怒られると思ってビビッたんですが、お姉ちゃんはすごい剣幕で…。
「あんた、今、私の顔覗かなかったよね?」と…。もちろん私は否定します。
するとまた「じゃあ、ベランダから誰か入って来てないよね?」と、言います。
全く意味不明で怖いので詳しく聞くと
「さっきベランダ側から髪の長い女が顔を覗いてた。胸から上だけだった。なんで○○○は変な人来てるのに助けてくれなかったのか?」
「その人は数秒覗き込むとビデオの巻き戻しみたいにキュルキュルって、ベランダに戻ってまた覗き込んで…何回も!何回も!戻るとき超早いし!!」
と早口で言いました。
私は姉の普通じゃない雰囲気に怖くなり、そんな人は居ないし私も覗いていないしカーテンすら揺れていないと、夢でも見たんだと説得しました。
「でも、だって…」と否定されると思ったのですが、お姉ちゃんは即納得し「そうだよね。もしオバケが来ても○○○が居るから安心だよね!」と直ぐに寝直しました。
いきなり怖い話もどきをされて凄い怖くなって私も無理矢理寝る事にしました。
もうすでに外は大分明るくなっています。安物のカーテンでは日の光は遮れません。
眩しいな…とベランダ側を見ました。カーテンが揺れています。
何でカーテンが揺れて居るのか考えると怖いので、お姉ちゃんだなと言い聞かせ、反対側を向いてずっと目を閉じたまま昼を迎えました。
近所にある嫌いな場所の話。
そこはJRの線路下をくぐるように作られたトンネルで、右脇に細い歩道がついている。
通る時は坂を下ってからまた上るかたちになるので、見通しが悪く昼でも薄暗い。距離が短いからか街灯の類はなく、交通量は多いという危険な場所だ。
ある日の夕方、近くを通りかかったときに、トンネルの中で泣いている小さな女の子をみつけた。
近くに親らしき人物もおらず、危険だと思った俺は声をかけることにした。
「なんで泣いてんの?」
女の子は俺を見ると、泣きじゃくりながら車道を指差した。
そこには車に轢かれたネコの死骸が転がっていた。
「……君の?」
とっさに出たのはそんな言葉だった。女の子が大きく肯く。
涙でびちゃびちゃの大きな目が、無残な亡骸をじっと見つめていた。
女の子もネコも可哀想だが、とにかくこの子をトンネルから連れ出そうと思った。
この子まで車に轢かれるようなことになってはいけないし、死骸を見続けるのは辛いだろう。
それに、次に来る車がネコの死骸を轢かないとは限らないのだ。そんな光景はとても見せられない。
そうして俺は女の子をなだめ、抱きかかえてトンネルを出た。
外に出たとたん悲鳴があがった。通行人の女性が俺を見て声を張り上げている。
まさかこの子のお母さんか。これは誘拐じゃないぞと憤慨しかけたが、そういうことじゃなかった。
女の子を抱えたはずの俺の腕の中にいるのは、哀れなネコの死骸だった。
そこはJRの線路下をくぐるように作られたトンネルで、右脇に細い歩道がついている。
通る時は坂を下ってからまた上るかたちになるので、見通しが悪く昼でも薄暗い。距離が短いからか街灯の類はなく、交通量は多いという危険な場所だ。
ある日の夕方、近くを通りかかったときに、トンネルの中で泣いている小さな女の子をみつけた。
近くに親らしき人物もおらず、危険だと思った俺は声をかけることにした。
「なんで泣いてんの?」
女の子は俺を見ると、泣きじゃくりながら車道を指差した。
そこには車に轢かれたネコの死骸が転がっていた。
「……君の?」
とっさに出たのはそんな言葉だった。女の子が大きく肯く。
涙でびちゃびちゃの大きな目が、無残な亡骸をじっと見つめていた。
女の子もネコも可哀想だが、とにかくこの子をトンネルから連れ出そうと思った。
この子まで車に轢かれるようなことになってはいけないし、死骸を見続けるのは辛いだろう。
それに、次に来る車がネコの死骸を轢かないとは限らないのだ。そんな光景はとても見せられない。
そうして俺は女の子をなだめ、抱きかかえてトンネルを出た。
外に出たとたん悲鳴があがった。通行人の女性が俺を見て声を張り上げている。
まさかこの子のお母さんか。これは誘拐じゃないぞと憤慨しかけたが、そういうことじゃなかった。
女の子を抱えたはずの俺の腕の中にいるのは、哀れなネコの死骸だった。
あれは俺が中学3年だった頃の話。
俺は当時受験シーズンで塾に通っており、そこの塾の先生が心霊スポットを巡るのが好きで良く心霊写真を見せてもらっていた。
ある日、先生がいつものように心霊写真を見せてくれたんだが、その写真を友達にも見せようって思って、塾の先生から借りて家に持って帰ったんだ。
ちなみに、その写真はある神社の祠を撮ったものなんだが、祠の横には緑色に移った顔(目と鼻の部分しか映っていなかったがおそらく女)が映っており、その祠の横にあった木々にはたくさんの白い顔があったのを覚えている。
それで、家に持って帰るなり親に見せると、その瞬間、親は大声で「なんでこんなもの持ってきたの!」と怒られた(実はこのとき俺は知らなかったのだが、母はどうやら霊感があったらしく、この写真に恐ろしいものを感じたらしい)。
しかし、もう時間は夜の12時だったので塾の先生に返すことができず、仕方なく写真を神棚に置くことになった。
そして、その日の深夜に俺は寝始めたのだが、なかなか寝付くことができず、夜中に1階から足跡が聞こえた。
初めは姉がいたのかと思った(当時姉の部屋は1階だった)が、さすがに1時間近く歩いていたので違うと思い、怖くなった俺は無理やり眠りについた。
次の日の朝、俺はいつものように1階に下り居間に行くと、そこには真っ黒な隈ができた母親が頭を抱えながら椅子に座っていた。
心配になった俺は「どうしたの?」と聞いた。その問いに母は、「昨日私の部屋にたくさんの侍が来た」と答えた。
そのことについて詳しく聞くと、どうやら夜俺が聞いた足音はあの写真に写っていた霊たちで、その霊はお侍さんたちだったらしい。
そのお侍さんたちは当時徳川家に仕えていた人たちで、徳川の埋蔵金を埋める際、その在り処を隠すために埋められた人たちだそうだ。
そして、あの写真に写っていた緑色の女性は、当時慰安婦として慰め物にされ、武士と一緒に埋められた人らしい。
その話を聞いて怖くなった俺は、次の日すぐに塾の先生に返した。
それから数年たった今、その先生は当時の知り合いとの連絡を絶ち、行方が分からなくなっています。
俺は当時受験シーズンで塾に通っており、そこの塾の先生が心霊スポットを巡るのが好きで良く心霊写真を見せてもらっていた。
ある日、先生がいつものように心霊写真を見せてくれたんだが、その写真を友達にも見せようって思って、塾の先生から借りて家に持って帰ったんだ。
ちなみに、その写真はある神社の祠を撮ったものなんだが、祠の横には緑色に移った顔(目と鼻の部分しか映っていなかったがおそらく女)が映っており、その祠の横にあった木々にはたくさんの白い顔があったのを覚えている。
それで、家に持って帰るなり親に見せると、その瞬間、親は大声で「なんでこんなもの持ってきたの!」と怒られた(実はこのとき俺は知らなかったのだが、母はどうやら霊感があったらしく、この写真に恐ろしいものを感じたらしい)。
しかし、もう時間は夜の12時だったので塾の先生に返すことができず、仕方なく写真を神棚に置くことになった。
そして、その日の深夜に俺は寝始めたのだが、なかなか寝付くことができず、夜中に1階から足跡が聞こえた。
初めは姉がいたのかと思った(当時姉の部屋は1階だった)が、さすがに1時間近く歩いていたので違うと思い、怖くなった俺は無理やり眠りについた。
次の日の朝、俺はいつものように1階に下り居間に行くと、そこには真っ黒な隈ができた母親が頭を抱えながら椅子に座っていた。
心配になった俺は「どうしたの?」と聞いた。その問いに母は、「昨日私の部屋にたくさんの侍が来た」と答えた。
そのことについて詳しく聞くと、どうやら夜俺が聞いた足音はあの写真に写っていた霊たちで、その霊はお侍さんたちだったらしい。
そのお侍さんたちは当時徳川家に仕えていた人たちで、徳川の埋蔵金を埋める際、その在り処を隠すために埋められた人たちだそうだ。
そして、あの写真に写っていた緑色の女性は、当時慰安婦として慰め物にされ、武士と一緒に埋められた人らしい。
その話を聞いて怖くなった俺は、次の日すぐに塾の先生に返した。
それから数年たった今、その先生は当時の知り合いとの連絡を絶ち、行方が分からなくなっています。
当時、私は高校1年生でお盆明けのことでした。
近所の中学校のロータリーで友人と2人で花火をしていました。
花火も終わりに近付いた頃、遠くから“ザッ、ザッ”と、砂利の上をこちらにゆっくりと歩いてくる1人の足音が聞こえました。
(後から考えると、この中学校はグラウンド以外は全て舗装されている)
最初は友人と「用務員さんかなぁ?」と呑気に話していました。
ところが、こちらに近付くにつれ、足音は2人・3人・・・と徐々に増えて行きます。
「なんかヤバくね?」と思い始めた頃には足音は十数人になり、徐々に足早になってきています。
足音の距離からして姿が見えても良いはずなのに、一向に姿は見えません。しかし、足音だけは更に増え続け どんどんこちらに近付いてきます。
足音が数メートル先まで迫った時に、ぴたりと足音が止まりました。しかし、相変わらず姿は見えません。
私と友人は何が起きているのか全くわからず、ただ蒼白になったお互いの顔を見合わせているだけでした。
その数秒後、突然に足音は“ザザザザザッー!!”と一斉にこちらに駆け出しきました。
私たちは「うぉー!!」と意味不明な声を上げ、慌てて直ぐ近くに止めてあった自転車に飛び乗って逃げました。
私は怖くて後ろを振り返ることができませんでしたが、友人は見たそうです。
ゲートルを巻いた兵隊の無数の足を・・・。
近所の中学校のロータリーで友人と2人で花火をしていました。
花火も終わりに近付いた頃、遠くから“ザッ、ザッ”と、砂利の上をこちらにゆっくりと歩いてくる1人の足音が聞こえました。
(後から考えると、この中学校はグラウンド以外は全て舗装されている)
最初は友人と「用務員さんかなぁ?」と呑気に話していました。
ところが、こちらに近付くにつれ、足音は2人・3人・・・と徐々に増えて行きます。
「なんかヤバくね?」と思い始めた頃には足音は十数人になり、徐々に足早になってきています。
足音の距離からして姿が見えても良いはずなのに、一向に姿は見えません。しかし、足音だけは更に増え続け どんどんこちらに近付いてきます。
足音が数メートル先まで迫った時に、ぴたりと足音が止まりました。しかし、相変わらず姿は見えません。
私と友人は何が起きているのか全くわからず、ただ蒼白になったお互いの顔を見合わせているだけでした。
その数秒後、突然に足音は“ザザザザザッー!!”と一斉にこちらに駆け出しきました。
私たちは「うぉー!!」と意味不明な声を上げ、慌てて直ぐ近くに止めてあった自転車に飛び乗って逃げました。
私は怖くて後ろを振り返ることができませんでしたが、友人は見たそうです。
ゲートルを巻いた兵隊の無数の足を・・・。
これは私が体験した話です。
当時高校生だった私。霊感はあるかないかと言われればない方なんですが、勘はよくあたる方です。
ある日電車通学の私はいつも通り電車に乗り帰宅しようかとしていました。友達と遊び、時間はけっこう遅かったです。
そして電車が自分が降りるべき駅に着いたので降りようとした時に、違和感を感じました。
嫌な感じがするなぁと思ったのですが降りなければ帰れないので降ります。
田舎なので夜道は街灯はあるけれど暗く、怖がりな私は速足で家を目指します。
そして曲がり角にきた時です。街灯の根元に人影が見えます。まずいなぁ、と勘で思いました。
人って真っ直ぐを見ていても視界の端は見えるじゃないですか。
そんな感じでその人影を直接見ないように注意しながら通り過ぎようとしました。
ところがその人影は私をずっと見ています。
まだ、自分に合わせて体を動かして見てるならいいのですが(それでも怖いですが…)、その人影は顔だけ歩く私に合わせて見ているのです。
ついに人では無理な角度にまで首を曲げて私を見て、ぶつぶつ何か呟いてきます。
絶対に直視してはならないと思いました。
その人影をなんとか通り過ぎて歩いていると、正面からヨロヨロとお婆さんが歩いてきました。
夜遅くにこんなヨロヨロのお婆さんが散歩? と思いましたが一刻も早く帰りたいので気にせず歩きます。
すれ違う間際、お婆さんは足を止めてじっとこちらを見てきます。今思えば私の後ろを見ていたのかもしれません。
そして私に言ってきたのかわかりませんが小声で言ってました。
『うしろ向いちゃいかん。首がまが…』
自分は歩きながらだったので後半は聞き取れませんでしたが、私はもう心臓ばくばくで後ろを振り向かないで走って家に向かいました。
無事家に着いたものの半端なく怖い思いをしたのでその通りを夜には歩いていません。
あれは一体なんだったんでしょうか…。
当時高校生だった私。霊感はあるかないかと言われればない方なんですが、勘はよくあたる方です。
ある日電車通学の私はいつも通り電車に乗り帰宅しようかとしていました。友達と遊び、時間はけっこう遅かったです。
そして電車が自分が降りるべき駅に着いたので降りようとした時に、違和感を感じました。
嫌な感じがするなぁと思ったのですが降りなければ帰れないので降ります。
田舎なので夜道は街灯はあるけれど暗く、怖がりな私は速足で家を目指します。
そして曲がり角にきた時です。街灯の根元に人影が見えます。まずいなぁ、と勘で思いました。
人って真っ直ぐを見ていても視界の端は見えるじゃないですか。
そんな感じでその人影を直接見ないように注意しながら通り過ぎようとしました。
ところがその人影は私をずっと見ています。
まだ、自分に合わせて体を動かして見てるならいいのですが(それでも怖いですが…)、その人影は顔だけ歩く私に合わせて見ているのです。
ついに人では無理な角度にまで首を曲げて私を見て、ぶつぶつ何か呟いてきます。
絶対に直視してはならないと思いました。
その人影をなんとか通り過ぎて歩いていると、正面からヨロヨロとお婆さんが歩いてきました。
夜遅くにこんなヨロヨロのお婆さんが散歩? と思いましたが一刻も早く帰りたいので気にせず歩きます。
すれ違う間際、お婆さんは足を止めてじっとこちらを見てきます。今思えば私の後ろを見ていたのかもしれません。
そして私に言ってきたのかわかりませんが小声で言ってました。
『うしろ向いちゃいかん。首がまが…』
自分は歩きながらだったので後半は聞き取れませんでしたが、私はもう心臓ばくばくで後ろを振り向かないで走って家に向かいました。
無事家に着いたものの半端なく怖い思いをしたのでその通りを夜には歩いていません。
あれは一体なんだったんでしょうか…。
この話をするのは何年ぶりか分かりません。話すのも嫌な気持ちになりますがどうかお付き合い下さい。
あれは10年程前の夏、友達の(以下仮名)クニ、順平、剛と僕の四人で軽に乗り、京都の首塚に大阪から向かったのです。
その頃は毎週のように肝試しに行っていました。
出発した時は意気揚々としていたのですが、なぜか山道になり鬱蒼として気味が悪い道に出ると皆無口になり、しばらくして目的の首塚の入口が見えました。
こういうのもなんですが、いたって普通の小さな神社みたいな感じでした。
僕は入口で霊感もないのに強い吐き気がし、中には行かないと言いました。しかし三人はせっかくだからと首塚に行きたがります。
僕は尋常じゃない雰囲気に圧倒され中には入らないと強く拒否し、結局残る事になり僕一人で残るのは嫌だったのでクニと車に残りました。
二人が首塚に向かうとシーンとしていた空気が急にざわついた感じがしました。そして車が左右に揺れはじめました。
何十分も揺れつづけ、その時はパニックで二人が首塚に残ってる事等考えず逃げ出そうとクニと話しましたが、怖くて目があけられず何もできませんでした。
そしてしばらくして剛と順平は帰ってきたのですが、明らかに顔色が悪かったのです。
その時は無事帰宅でしたが、クニは精神に異常をきたし入院、順平は失踪、剛は真面目なのに殺人、僕は強盗事件を起こしました。
その事件の記憶は僕はありません、まるで夢の中のような感覚で事件を起こしました。
僕は服役を終えて帰ってきました。そしてクニと二人で花を持って首塚に謝りにいきました。
そうして一年ほどすると順平がふと帰ってきました。クニの精神は回復を迎え、剛は来年出所予定です。
もう二度と怖いと言われる所には行きません。
あれは10年程前の夏、友達の(以下仮名)クニ、順平、剛と僕の四人で軽に乗り、京都の首塚に大阪から向かったのです。
その頃は毎週のように肝試しに行っていました。
出発した時は意気揚々としていたのですが、なぜか山道になり鬱蒼として気味が悪い道に出ると皆無口になり、しばらくして目的の首塚の入口が見えました。
こういうのもなんですが、いたって普通の小さな神社みたいな感じでした。
僕は入口で霊感もないのに強い吐き気がし、中には行かないと言いました。しかし三人はせっかくだからと首塚に行きたがります。
僕は尋常じゃない雰囲気に圧倒され中には入らないと強く拒否し、結局残る事になり僕一人で残るのは嫌だったのでクニと車に残りました。
二人が首塚に向かうとシーンとしていた空気が急にざわついた感じがしました。そして車が左右に揺れはじめました。
何十分も揺れつづけ、その時はパニックで二人が首塚に残ってる事等考えず逃げ出そうとクニと話しましたが、怖くて目があけられず何もできませんでした。
そしてしばらくして剛と順平は帰ってきたのですが、明らかに顔色が悪かったのです。
その時は無事帰宅でしたが、クニは精神に異常をきたし入院、順平は失踪、剛は真面目なのに殺人、僕は強盗事件を起こしました。
その事件の記憶は僕はありません、まるで夢の中のような感覚で事件を起こしました。
僕は服役を終えて帰ってきました。そしてクニと二人で花を持って首塚に謝りにいきました。
そうして一年ほどすると順平がふと帰ってきました。クニの精神は回復を迎え、剛は来年出所予定です。
もう二度と怖いと言われる所には行きません。
これは実話です。
ある家で子犬が産まれました。
その近所に住むAさんという女性が「わたし、子犬が大好き」と可愛がるからと言って、貰って行きました。
ある家さんは、「子犬はだいぶ大きくなっただろうか」とAさんの家へ見に行きました。
すると、もう、その家には別の子犬がいました。
「うちからあげた子犬はどうしたの?!」とAさんに問い詰めると、あそこにいる、と家の裏を指差します。
Aさんは「わたしは子犬が大好きなのに、すぐ大きくなってしまったので、かまっていない」
ある家さんのあげた子犬は、子犬の間だけ可愛がられ、大きくなると餌も与えられずに餓死して、ミイラになっても放置されていたのです。
恐ろしい事に、その前の子犬たちも皆、飽きたら餓死、ミイラ化したまま放置、を繰り返していたのです。
犬を殺す罪は、器物損壊罪・動物愛護法違反と、どちらも軽い罰金刑にすぎません。
Aさんは、飲食店の経営者でしたが、商売に行き詰まって、今は人間のお年寄りを大勢預かる、デイケアハウスに職業替えしています。
そこのデイケアに預けられたお年寄りはなぜかすぐボケてしまう、という噂がたっています。
Aさんは今日も元気にお仕事をしていて、出会う人に「わたし、子犬が好きなの。欲しいわ」と言っているそうです。
名誉棄損になるので実名はあげられませんが、どうかAさんに子犬が手に入りませんように、と祈っています。
ある家さんは、あげた子犬の次に飼われていた子犬がやはり、えさを貰えなくなってやせ細って行くのが不憫で、こっそり毎日餌をやりにいったそうです。
でも、結局は、その子犬も散歩もさせてもらえず、予防接種や狂犬病予防・ワクチン等も全くしてもらえず、犬フィラリアになって、こんこんせき込むようになって、やがて、腹水がたまって死んでしまったそうです。
この話は、ある家さんが私に涙ながらに話してくれました。
そんな恐ろしい人に子犬を貰われることもあるのだから、不妊・去勢はしたほうがいい、と。
Aさんの背中にはきっと、たくさんの子犬たちの飢えや悲しみの念が渦巻いていると思います。
ある家で子犬が産まれました。
その近所に住むAさんという女性が「わたし、子犬が大好き」と可愛がるからと言って、貰って行きました。
ある家さんは、「子犬はだいぶ大きくなっただろうか」とAさんの家へ見に行きました。
すると、もう、その家には別の子犬がいました。
「うちからあげた子犬はどうしたの?!」とAさんに問い詰めると、あそこにいる、と家の裏を指差します。
Aさんは「わたしは子犬が大好きなのに、すぐ大きくなってしまったので、かまっていない」
ある家さんのあげた子犬は、子犬の間だけ可愛がられ、大きくなると餌も与えられずに餓死して、ミイラになっても放置されていたのです。
恐ろしい事に、その前の子犬たちも皆、飽きたら餓死、ミイラ化したまま放置、を繰り返していたのです。
犬を殺す罪は、器物損壊罪・動物愛護法違反と、どちらも軽い罰金刑にすぎません。
Aさんは、飲食店の経営者でしたが、商売に行き詰まって、今は人間のお年寄りを大勢預かる、デイケアハウスに職業替えしています。
そこのデイケアに預けられたお年寄りはなぜかすぐボケてしまう、という噂がたっています。
Aさんは今日も元気にお仕事をしていて、出会う人に「わたし、子犬が好きなの。欲しいわ」と言っているそうです。
名誉棄損になるので実名はあげられませんが、どうかAさんに子犬が手に入りませんように、と祈っています。
ある家さんは、あげた子犬の次に飼われていた子犬がやはり、えさを貰えなくなってやせ細って行くのが不憫で、こっそり毎日餌をやりにいったそうです。
でも、結局は、その子犬も散歩もさせてもらえず、予防接種や狂犬病予防・ワクチン等も全くしてもらえず、犬フィラリアになって、こんこんせき込むようになって、やがて、腹水がたまって死んでしまったそうです。
この話は、ある家さんが私に涙ながらに話してくれました。
そんな恐ろしい人に子犬を貰われることもあるのだから、不妊・去勢はしたほうがいい、と。
Aさんの背中にはきっと、たくさんの子犬たちの飢えや悲しみの念が渦巻いていると思います。
俺には仲良い友人が居て、そいつは標準語の大阪人U(男)。霊感があるくせ心霊スポットの類が好きな奴で。要するにちょっとアホだ。
そんなアホと夜中の心霊スポットとやらに行ったことがある俺も相当アホなのだろう。
U「有名な廃ビルだ、ココなんか居んぞ」
俺「U、ちょっと黙れ」
実際 霊感があまり無い俺も、なんだかヤバそうな雰囲気を感じとっていた。
煤けた汚いビル。窓ガラスは割れて地面に散乱し、辺りには重々しい空気が立ち込めている。
「…武器持ってく?」
おどけてガラスの破片を掴むU。手ぇ切るぞ、と軽くいなして いざ中へ。
ザシ、ザシ、と足音が反響する。ビルの中は不気味な静けさで、自分達の足音が不安を掻き立てた。
なんとなく後戻り出来ない雰囲気の中、Uと俺はムリにテンションを上げて会話しながら奥へ進んでいたのだが――
俺「おい、懐中電灯…明かり弱まってないか?」
U「…ちゃうわ…空気が澱んでんねん」
チカチカと点滅しだす明かりに、Uは動揺を隠せないのか関西弁がポロリした。
カタン
U・俺「……」
何かが、背後で動いた。
気配に気付いたその瞬間、一気に悪寒が駆け抜ける。
U「ヤバいわ!アカンて!アカン!」
俺「何!?何か見えんの!?」
U「後ろいる!振り向いたらあかんで!」
ズル… ズルリ…
怖い。それしかなかった。
明らかに今 後ろに得体の知れない「モノ」が居て、隣でUが震えている。心臓が張り裂けそうなほどの恐怖。
_ズル、ズル…
ズ… ズルリ…
何かが這う音。布の擦れる音。
ゆっくりと、近づいてきている。
ズズ…ズル…
ズル…ズルリ…_
…音が、止まった。
俺「今のうちに、逃げっ…!!」
『ア゛ア゛ア゛ァア゛ア゛ァア゛ァ゛アア!!!!』
U「アカー―――――――ン!!!!」
Uが叫んだ。
怖さに耐えきれず二人で無茶苦茶に走って逃げた。
床を這っていたモノ。汚い布を体に巻き付けた女。
女には、目が無かった。
→
そんなアホと夜中の心霊スポットとやらに行ったことがある俺も相当アホなのだろう。
U「有名な廃ビルだ、ココなんか居んぞ」
俺「U、ちょっと黙れ」
実際 霊感があまり無い俺も、なんだかヤバそうな雰囲気を感じとっていた。
煤けた汚いビル。窓ガラスは割れて地面に散乱し、辺りには重々しい空気が立ち込めている。
「…武器持ってく?」
おどけてガラスの破片を掴むU。手ぇ切るぞ、と軽くいなして いざ中へ。
ザシ、ザシ、と足音が反響する。ビルの中は不気味な静けさで、自分達の足音が不安を掻き立てた。
なんとなく後戻り出来ない雰囲気の中、Uと俺はムリにテンションを上げて会話しながら奥へ進んでいたのだが――
俺「おい、懐中電灯…明かり弱まってないか?」
U「…ちゃうわ…空気が澱んでんねん」
チカチカと点滅しだす明かりに、Uは動揺を隠せないのか関西弁がポロリした。
カタン
U・俺「……」
何かが、背後で動いた。
気配に気付いたその瞬間、一気に悪寒が駆け抜ける。
U「ヤバいわ!アカンて!アカン!」
俺「何!?何か見えんの!?」
U「後ろいる!振り向いたらあかんで!」
ズル… ズルリ…
怖い。それしかなかった。
明らかに今 後ろに得体の知れない「モノ」が居て、隣でUが震えている。心臓が張り裂けそうなほどの恐怖。
_ズル、ズル…
ズ… ズルリ…
何かが這う音。布の擦れる音。
ゆっくりと、近づいてきている。
ズズ…ズル…
ズル…ズルリ…_
…音が、止まった。
俺「今のうちに、逃げっ…!!」
『ア゛ア゛ア゛ァア゛ア゛ァア゛ァ゛アア!!!!』
U「アカー―――――――ン!!!!」
Uが叫んだ。
怖さに耐えきれず二人で無茶苦茶に走って逃げた。
床を這っていたモノ。汚い布を体に巻き付けた女。
女には、目が無かった。
→
>>68
いきなり顔の前に現れた女に、俺は本気でちょっとチビって、Uは本気でアカー―ンだった。
霊感の無い俺でもハッキリだったあれは相当にヤバいもんだったに違いない。
Uは逃げ帰ったあと「アカンかった…あと少しで憑いてくるとこやった」などと縁起でもないことを呟いて、俺にも気を付けるように言った。
そんなことがあってからというもの、Uはすっかり小心者になり、心霊なんちゃらには一切関わろうとしなくなった、とは言い切れない。やはりアホなのである。
そして。その時の廃ビルは、今は取り壊され マンションに建て替えられている。
いきなり顔の前に現れた女に、俺は本気でちょっとチビって、Uは本気でアカー―ンだった。
霊感の無い俺でもハッキリだったあれは相当にヤバいもんだったに違いない。
Uは逃げ帰ったあと「アカンかった…あと少しで憑いてくるとこやった」などと縁起でもないことを呟いて、俺にも気を付けるように言った。
そんなことがあってからというもの、Uはすっかり小心者になり、心霊なんちゃらには一切関わろうとしなくなった、とは言い切れない。やはりアホなのである。
そして。その時の廃ビルは、今は取り壊され マンションに建て替えられている。
なりきりチャットって遊び知ってるか?
設定したキャラクターになりきって遊ぶごっこ遊びみたいなものだ。
例えば山田太郎 年齢30歳 無職とか設定して、それになりきりながらやるんだ。
俺は、結構変態的趣味を持ってる。勿論表に出すつもりはない。
だから、行き着いた先が、このなりきりチャットだった。
ある日俺はSM好きというキャラクターと出会った。仮にフィオナとしておく。
遊んでいるうちに、相手からささやき(非公開メッセージのこと)でどういうふうにせめて欲しいとかおねだりがくるようになった。
その内容があまりに残虐であったので、俺は躊躇したけれど、結局は興味もあったので、試すことになった。
大事な場所に、悪魔が剣をつきたてる、そんな凶悪なプレイだった。
終わってみたら、結構楽しかった。俺自身が、俺が扱っていた悪魔を強く憎むくらい。
自分が打っているチャットのはずなのに、観客として楽しめていた。
フィオナ「ありがとう。されたときのことを思い出して、とても懐かしかったです」
俺の背筋は一瞬で凍りついた。
このショッキングな一言を言った直後にチャットに彼女の退室が記録された。
以来、俺はあの人と二度と出会わないようにと、別のサイトを点々としている。
これは、物語とかを書くことに興味があり、空想の中で欲望をかなえるゲームであって、断じて、現実ではないと言い聞かせながら。
時折、彼女と遊んだチャットのログの内容を思い出して、はきそうになる。
設定したキャラクターになりきって遊ぶごっこ遊びみたいなものだ。
例えば山田太郎 年齢30歳 無職とか設定して、それになりきりながらやるんだ。
俺は、結構変態的趣味を持ってる。勿論表に出すつもりはない。
だから、行き着いた先が、このなりきりチャットだった。
ある日俺はSM好きというキャラクターと出会った。仮にフィオナとしておく。
遊んでいるうちに、相手からささやき(非公開メッセージのこと)でどういうふうにせめて欲しいとかおねだりがくるようになった。
その内容があまりに残虐であったので、俺は躊躇したけれど、結局は興味もあったので、試すことになった。
大事な場所に、悪魔が剣をつきたてる、そんな凶悪なプレイだった。
終わってみたら、結構楽しかった。俺自身が、俺が扱っていた悪魔を強く憎むくらい。
自分が打っているチャットのはずなのに、観客として楽しめていた。
フィオナ「ありがとう。されたときのことを思い出して、とても懐かしかったです」
俺の背筋は一瞬で凍りついた。
このショッキングな一言を言った直後にチャットに彼女の退室が記録された。
以来、俺はあの人と二度と出会わないようにと、別のサイトを点々としている。
これは、物語とかを書くことに興味があり、空想の中で欲望をかなえるゲームであって、断じて、現実ではないと言い聞かせながら。
時折、彼女と遊んだチャットのログの内容を思い出して、はきそうになる。
大学時代の友人から、「うちに遊びに来ない?」と電話が入った。
声を聞くのは半年ぶり、実際に会うとなれば1年ぶりにもなるのだなあと、仕事明けのぼんやりした頭で話半分に聞いていたらいつの間にか、2週間後の週末を彼女の家で過ごすということになっていた。
当日は急な仕事が入ってしまい、夜、仕事が終わるとそのまま彼女の家へ向かった。
着いてすぐに手料理を振舞われ、彼女の仕事の愚痴を聞き、土産にと持って行った酒やつまみを空けきるころには日付を越えてしまっていた。
それではもう寝よう、と気分良く横になりまぶたを閉じたのだが、落ち着かない様子で寝返りを打つ彼女が気になってうまく眠れない。
どうしたのかと聞けば、実は言っていない事があるの、と気まずげな様子で彼女が言う。
「2週間前からなんだけどね。手首がでるのよ」
よくわからない、と首を傾げると、彼女は少し離れた位置のベッドの真正面いちにあるクローゼットを指差した。
「一番初めは、クローゼットの隙間から指が出ていたの。そのときはただの見間違いだろうと思って、気にしなかったのよね」
でも次の日、今度は本棚の影に指を見つけて、また次の日はテーブルの横に手が見えた、と彼女は言った。
言われた通りの順に目線を動かして行けば、その"手"は明らかにベッドを目指して移動している。実際に見たわけでも無いのに、背筋がぞわぞわした。
それでね、と強張った顔で彼女が言う。
「それでね。昨日ついに、ベッドの縁に手首があったのよ」
だからもしかしたら、今日、何か起こるかもしれない。と力なく続けられた言葉に色々と思うところが無いではないけれど、結局何も言えなくなってしまった。
そのまましばらく私が無言でいると、彼女は急に笑い出して、嘘よ、と言った。
「誰か泊まりに来たときに、驚かそうと思って考えた話なの」
怖かった?と笑う彼女はとても楽しそうだったので、私は少し困ってしまった。
→
声を聞くのは半年ぶり、実際に会うとなれば1年ぶりにもなるのだなあと、仕事明けのぼんやりした頭で話半分に聞いていたらいつの間にか、2週間後の週末を彼女の家で過ごすということになっていた。
当日は急な仕事が入ってしまい、夜、仕事が終わるとそのまま彼女の家へ向かった。
着いてすぐに手料理を振舞われ、彼女の仕事の愚痴を聞き、土産にと持って行った酒やつまみを空けきるころには日付を越えてしまっていた。
それではもう寝よう、と気分良く横になりまぶたを閉じたのだが、落ち着かない様子で寝返りを打つ彼女が気になってうまく眠れない。
どうしたのかと聞けば、実は言っていない事があるの、と気まずげな様子で彼女が言う。
「2週間前からなんだけどね。手首がでるのよ」
よくわからない、と首を傾げると、彼女は少し離れた位置のベッドの真正面いちにあるクローゼットを指差した。
「一番初めは、クローゼットの隙間から指が出ていたの。そのときはただの見間違いだろうと思って、気にしなかったのよね」
でも次の日、今度は本棚の影に指を見つけて、また次の日はテーブルの横に手が見えた、と彼女は言った。
言われた通りの順に目線を動かして行けば、その"手"は明らかにベッドを目指して移動している。実際に見たわけでも無いのに、背筋がぞわぞわした。
それでね、と強張った顔で彼女が言う。
「それでね。昨日ついに、ベッドの縁に手首があったのよ」
だからもしかしたら、今日、何か起こるかもしれない。と力なく続けられた言葉に色々と思うところが無いではないけれど、結局何も言えなくなってしまった。
そのまましばらく私が無言でいると、彼女は急に笑い出して、嘘よ、と言った。
「誰か泊まりに来たときに、驚かそうと思って考えた話なの」
怖かった?と笑う彼女はとても楽しそうだったので、私は少し困ってしまった。
→
>>71
実は私も、さきほどから彼女に言えていないことがあったのだ。
手の話を彼女が始めたとき、彼女の背後をとるように座り込んでいた男がじょじょに前へと傾ぎ始め、話が終わる頃には彼女に覆いかぶさり、それからずっと、笑う彼女の顔を凝視しつづけているのだけれど、果たしてそれを告げるべきなのか、どうか。
私はゆっくりと布団の中へもぐりこみ、何も見えないよう固くまぶたを閉ざした。いつの間にか外では、雨が降り出していた。
実は私も、さきほどから彼女に言えていないことがあったのだ。
手の話を彼女が始めたとき、彼女の背後をとるように座り込んでいた男がじょじょに前へと傾ぎ始め、話が終わる頃には彼女に覆いかぶさり、それからずっと、笑う彼女の顔を凝視しつづけているのだけれど、果たしてそれを告げるべきなのか、どうか。
私はゆっくりと布団の中へもぐりこみ、何も見えないよう固くまぶたを閉ざした。いつの間にか外では、雨が降り出していた。
すごく腕が痒いことに気づいたんですよ。
もう耐えきれない痒みで、何かに刺されたような痕はないし原因不明。
手で掻くんじゃ我慢出来ないのでキッチンに足を運んでフォークでガリガリと掻いてみる。
血が滲み出てくるけど痒みでそれどころじゃない!!痒すぎ!
思い切ってフォークを痒みが止まらない場所に勢いよく刺してみました。
なんだか絵的に漫画に出てくるようなお肉みたいで少しおかしいですね(笑)でも出てくるのはジューシーな肉汁じゃなくて鮮赤色の血液なんですよ。
フォークが動脈を貫通してるんだろうなぁなんて考えてたら無性にスパゲッティが食べたくなりまして。おもむろにそのフォークを力一杯回転させてみました。
肉がグチャグチャになってしまいましたが、思った通り血管がスパゲッティのようにフォークに絡みついて千切れました。
食べたら自給自足だなぁなんて思いながらそのスパゲッティを食べましたね(笑)
さすがに周囲の毛細血管まで残さず食べてしまうとお腹いっぱいで、痒いってことはもう忘れられちゃいましたね。
みなさんもどこか痒くなってしまったときは是非お試しください、美味ですよ。
もう耐えきれない痒みで、何かに刺されたような痕はないし原因不明。
手で掻くんじゃ我慢出来ないのでキッチンに足を運んでフォークでガリガリと掻いてみる。
血が滲み出てくるけど痒みでそれどころじゃない!!痒すぎ!
思い切ってフォークを痒みが止まらない場所に勢いよく刺してみました。
なんだか絵的に漫画に出てくるようなお肉みたいで少しおかしいですね(笑)でも出てくるのはジューシーな肉汁じゃなくて鮮赤色の血液なんですよ。
フォークが動脈を貫通してるんだろうなぁなんて考えてたら無性にスパゲッティが食べたくなりまして。おもむろにそのフォークを力一杯回転させてみました。
肉がグチャグチャになってしまいましたが、思った通り血管がスパゲッティのようにフォークに絡みついて千切れました。
食べたら自給自足だなぁなんて思いながらそのスパゲッティを食べましたね(笑)
さすがに周囲の毛細血管まで残さず食べてしまうとお腹いっぱいで、痒いってことはもう忘れられちゃいましたね。
みなさんもどこか痒くなってしまったときは是非お試しください、美味ですよ。
友人が体験した話です。
ある夏の夜のこと、自宅で缶ビールを開け、ダラダラとPCを見てそのまま眠ってしまったそうです。
しばらくして目を覚ますともう午前2時過ぎ。
明日も仕事、風邪を引かないようにタオルケットをかけ、PCの電源を落とし、テーブルを離すため少し押しました。
実は友人、一度寝返りをうってテーブルの上の缶ビールを蹴り倒してしまってから、テーブルにキャスターを付けて簡単に押せるようにしているんだとか。
友人がテーブルを押すとテーブルの下から小さいおかっぱ頭の女の子の顔が現れたらしいのです。
もちろん友人に子供はいません。オマケにその子供との距離わずか30a。
その状況に理解できず友人が固まっていると子供の目玉がギョロっと動き友人を見つめてきました。
友人が背筋の凍る恐怖を感じていると子供は白い歯が見えるほどに笑みを浮かべ、そのまま消えてしまったそうです。
それっきりなにも恐怖体験はないものの、友人はテーブルにキャスターを付けるのをやめました。
ある夏の夜のこと、自宅で缶ビールを開け、ダラダラとPCを見てそのまま眠ってしまったそうです。
しばらくして目を覚ますともう午前2時過ぎ。
明日も仕事、風邪を引かないようにタオルケットをかけ、PCの電源を落とし、テーブルを離すため少し押しました。
実は友人、一度寝返りをうってテーブルの上の缶ビールを蹴り倒してしまってから、テーブルにキャスターを付けて簡単に押せるようにしているんだとか。
友人がテーブルを押すとテーブルの下から小さいおかっぱ頭の女の子の顔が現れたらしいのです。
もちろん友人に子供はいません。オマケにその子供との距離わずか30a。
その状況に理解できず友人が固まっていると子供の目玉がギョロっと動き友人を見つめてきました。
友人が背筋の凍る恐怖を感じていると子供は白い歯が見えるほどに笑みを浮かべ、そのまま消えてしまったそうです。
それっきりなにも恐怖体験はないものの、友人はテーブルにキャスターを付けるのをやめました。
私が大学生の時の話です。
私には当時本気で好きになった同じサークルの人がいたのですが、その人が友達のKと付き合っているという事がわかりました。
Kには彼を好きだと教えていたのですが、その時から二人は付き合っていたそうです。
「ずっと言わなきゃと思ってたんだけど、私ちゃんが嬉しそうに彼の事を話すのを聞いてたら、どうしても言い出せなくて…」
Kは謝りましたが、私は絶対許さない!殺してやる!と思いました。
でも(殺すのはさすがにかわいそうだよなぁ…)と思い直し、Kが痛い目にあえばいいとKを呪う事にしました。
でも(『人を呪わば穴二つ』って言うしなぁ…)と本格的な呪いをかける事はせず、ノートにKの名前を書いてそこをカッターで切り刻んだり、ぶっ刺すという事をしました。
そしてその次の日、バイトしてるコンビニに行って制服に着替え「さてやるかー」と仕事を始めた瞬間、突然の寒気に襲われました。
風邪をひいた時みたいに体がガタガタ震え、次に物凄い熱がやってきました。
もう息苦しくて(ちょっ…これヤバイ!!)と主任に今日は休ませて下さいと電話しようとしたのですが、もう熱で立っていられず、倒れてしまいました。
(死ぬ…誰か助けて…!)
私は体を這って自動ドアまで行きました。そこにたまたま通り掛かったサラリーマンのおじさんが私に気付いて、救急車を呼んでくれました。
初めて乗る救急車で熱を計ってもらったら、40度もありました。
そして病院で色々と検査をしたのですが、全く原因がわからず、一週間ほど点滴をつけて入院するはめになりました。
私は真っ先に自分がKを呪ってやろうとした事が関係してると思いました。
ただの偶然かもしれませんが、私は今まで入院するほどの病気にかかった事がありませんし、突然の高熱に襲われるなんてまずありません。
肝心のKは特に異常はなく、入院した私の心配をしてました。
やっぱり人を呪おうとするなんてやっちゃいけない事ですね。
私は正直、反省したというより「もう呪いなんてコリゴリ」という感じです。
私には当時本気で好きになった同じサークルの人がいたのですが、その人が友達のKと付き合っているという事がわかりました。
Kには彼を好きだと教えていたのですが、その時から二人は付き合っていたそうです。
「ずっと言わなきゃと思ってたんだけど、私ちゃんが嬉しそうに彼の事を話すのを聞いてたら、どうしても言い出せなくて…」
Kは謝りましたが、私は絶対許さない!殺してやる!と思いました。
でも(殺すのはさすがにかわいそうだよなぁ…)と思い直し、Kが痛い目にあえばいいとKを呪う事にしました。
でも(『人を呪わば穴二つ』って言うしなぁ…)と本格的な呪いをかける事はせず、ノートにKの名前を書いてそこをカッターで切り刻んだり、ぶっ刺すという事をしました。
そしてその次の日、バイトしてるコンビニに行って制服に着替え「さてやるかー」と仕事を始めた瞬間、突然の寒気に襲われました。
風邪をひいた時みたいに体がガタガタ震え、次に物凄い熱がやってきました。
もう息苦しくて(ちょっ…これヤバイ!!)と主任に今日は休ませて下さいと電話しようとしたのですが、もう熱で立っていられず、倒れてしまいました。
(死ぬ…誰か助けて…!)
私は体を這って自動ドアまで行きました。そこにたまたま通り掛かったサラリーマンのおじさんが私に気付いて、救急車を呼んでくれました。
初めて乗る救急車で熱を計ってもらったら、40度もありました。
そして病院で色々と検査をしたのですが、全く原因がわからず、一週間ほど点滴をつけて入院するはめになりました。
私は真っ先に自分がKを呪ってやろうとした事が関係してると思いました。
ただの偶然かもしれませんが、私は今まで入院するほどの病気にかかった事がありませんし、突然の高熱に襲われるなんてまずありません。
肝心のKは特に異常はなく、入院した私の心配をしてました。
やっぱり人を呪おうとするなんてやっちゃいけない事ですね。
私は正直、反省したというより「もう呪いなんてコリゴリ」という感じです。
10年以上前でオレが中学の時の話だけど、何の突拍子もなく、ものすごい自殺願望に駆られた事があった。
その時はまだ夜明け前で寝てたんだけど、急にガバッと起きたら「今すぐ死ななければ」とものすごい衝動に駆られて(原因不明)、家族が寝てる部屋に猛ダッシュで走り込み、電気をつけて母と兄に泣きながら抱きついて謝って、裸足と寝巻きのまま家を飛び出した(目覚めてからこの間15秒位)。
走ってる間の事はハッキリ覚えていて、とにかく全力疾走で頭の中にあるのはひたすら「死ななければ」だった。まだ夜明け前で小雨だった中、泣きながら10分位闇雲に走った。
近所の公園を走り抜けた所らへんで我に返ったというか、急に落ち着いたんで、軽い放心状態のまま家の方に向かって歩いたら、半泣きの母と兄が傘もささずにオレの事探してた。
家に帰って家族に問いただされたけど自分でも何故そういう行動に出たのかはサッパリ分からなかった。
オレの家はマンションの上の方なんだけど、もしこの時に飛び降りたら死ねるって事にまで頭が回ってたら何の迷いもなく飛び降りてたな。責任感にも近いかなり強い自殺願望だった。
関係あるかは分からないがオレのマンションは飛び降り自殺者が多くて近所では有名。
ちなみに前日は風邪の治りかけ期間だったから、もしかしてコレがタ○フル効果なのかな・・・今思い出してもゾっとするw
その時はまだ夜明け前で寝てたんだけど、急にガバッと起きたら「今すぐ死ななければ」とものすごい衝動に駆られて(原因不明)、家族が寝てる部屋に猛ダッシュで走り込み、電気をつけて母と兄に泣きながら抱きついて謝って、裸足と寝巻きのまま家を飛び出した(目覚めてからこの間15秒位)。
走ってる間の事はハッキリ覚えていて、とにかく全力疾走で頭の中にあるのはひたすら「死ななければ」だった。まだ夜明け前で小雨だった中、泣きながら10分位闇雲に走った。
近所の公園を走り抜けた所らへんで我に返ったというか、急に落ち着いたんで、軽い放心状態のまま家の方に向かって歩いたら、半泣きの母と兄が傘もささずにオレの事探してた。
家に帰って家族に問いただされたけど自分でも何故そういう行動に出たのかはサッパリ分からなかった。
オレの家はマンションの上の方なんだけど、もしこの時に飛び降りたら死ねるって事にまで頭が回ってたら何の迷いもなく飛び降りてたな。責任感にも近いかなり強い自殺願望だった。
関係あるかは分からないがオレのマンションは飛び降り自殺者が多くて近所では有名。
ちなみに前日は風邪の治りかけ期間だったから、もしかしてコレがタ○フル効果なのかな・・・今思い出してもゾっとするw
何線だか忘れたけど、数年前の夏に東京へ旅行したときの話。
電車でうとうとしてたら、急に「ゴキャ」っていう鈍い音が。
何事かと思って目を開けたら、斜め向かいに座ってる女の子の頭を、男が思いっきり横にねじってたんだ。
俺を含め客もボーゼン。リアルに口ポカーンと開けてたら、その女の子が目を覚ましたらしく、
次の瞬間
「ああぁぁぁーーーーーーーっ!!!!!」
と叫んで別の車両に猛ダッシュで逃げ込んだ。そしてそれを小走りで追う男。
俺の目の前を通ったんだが、女の子はワンピース着たごく普通の女の子。ただ男が色白で異常なほどガリガリに痩せてた。
あの後どうなったんだろう・・・てか首折れなかったのかな・・・
電車でうとうとしてたら、急に「ゴキャ」っていう鈍い音が。
何事かと思って目を開けたら、斜め向かいに座ってる女の子の頭を、男が思いっきり横にねじってたんだ。
俺を含め客もボーゼン。リアルに口ポカーンと開けてたら、その女の子が目を覚ましたらしく、
次の瞬間
「ああぁぁぁーーーーーーーっ!!!!!」
と叫んで別の車両に猛ダッシュで逃げ込んだ。そしてそれを小走りで追う男。
俺の目の前を通ったんだが、女の子はワンピース着たごく普通の女の子。ただ男が色白で異常なほどガリガリに痩せてた。
あの後どうなったんだろう・・・てか首折れなかったのかな・・・
俺の友達Tの話。
Tが地元の女友達と海で飲み会してた。いわゆる女子会()
夜の1時を回った頃、みんな程よく酒が回った時に2人組の男が乱入してきたらしい。
その男達とはしばらく話が盛り上がってたらしい。
でも、Tは少し違和感を感じてたんだって。
男達、笑う時は手を叩いて笑うんだけど、叩いた時の音が
「ぺチン、ぺチン」
で不自然だった、と。
まぁ、酒が入ってるから気のせいにした。
少しして、男達は海に入りたがったらしい。男達はみんなをしきりに誘ってたらしいが、さすがに誰も入らない。
男達のしつこい誘いのせいで場の雰囲気もシラけたらしく、その日は解散した。
明け方、何気なくニュースを見たらその海で水死体が二体あがってた。
死後どれだけ経ったかわからないほどに、水ぶくれがひどかったとか。
あの時、誘われるがままに海に入ってたらどうなってたか、を考えると今でも怖いらしい。
地元、沖縄のSビーチでの話。
Tが地元の女友達と海で飲み会してた。いわゆる女子会()
夜の1時を回った頃、みんな程よく酒が回った時に2人組の男が乱入してきたらしい。
その男達とはしばらく話が盛り上がってたらしい。
でも、Tは少し違和感を感じてたんだって。
男達、笑う時は手を叩いて笑うんだけど、叩いた時の音が
「ぺチン、ぺチン」
で不自然だった、と。
まぁ、酒が入ってるから気のせいにした。
少しして、男達は海に入りたがったらしい。男達はみんなをしきりに誘ってたらしいが、さすがに誰も入らない。
男達のしつこい誘いのせいで場の雰囲気もシラけたらしく、その日は解散した。
明け方、何気なくニュースを見たらその海で水死体が二体あがってた。
死後どれだけ経ったかわからないほどに、水ぶくれがひどかったとか。
あの時、誘われるがままに海に入ってたらどうなってたか、を考えると今でも怖いらしい。
地元、沖縄のSビーチでの話。
もう10年ほど昔になるのですが、当時長野県に住んでおり、ボーイスカウト(私は女でしたが)でキャンプをやっていた時の話です。
私は(いまもそうですが)当時霊感がありました。母も、祖母もそうでしたので、遺伝かと思います。
小学校からの付き合いになる男友達がいまして、ボーイスカウトも一緒にやっておりました。
すごく静かで、星空も見えるような日だったかと思います。恒例行事の肝試しをすることになり、支度をしていたところです。
急に突風が吹き出しました。
テントもペグが飛んでずりずり移動し、フライも崩れてしまい、慌てて皆で止めようとしたとき、断末魔の叫びのような音が聞こえました。※全員ではなかったようです。霊感が関係しているかも?
それと共に、いままで一度も感じたことのないようなおぞましいものが、山の上の方からすごい勢いで降りてきました。
普段、心霊現象が起こった際には、みんなを助けてあげていた私でしたが、このときばかりは相手が悪すぎました。逃げるにしても、とても逃げ切れるような早さではなく、私はただ震えるしかありませんでした。
さらに補足しておきますと、その場にいる人のなかには、守護霊を持たれる方もいたのですが、そのすべてが身をすくめて恐怖しておりました。
すぐ目の前まで、いわゆる鬼の集合体のような肉の塊のようなものが来たときです。もうだめか、とも思いましたが、結果は違いました。
信じられない話かとは思いますが、冒頭で話にあげた男友達の体が急にえぐれ、そのえぐれ部分から鬼?を吸収してしまいました。
その後すぐに風などもおさまり、この一件はおさまりました。
その日から男友達から不思議な力を感じるようになったため、吸収して自分の力にしてしまったのかなぁと考えています。
世の中には、霊的なものを食べてしまう人間もいるのかも知れません。
PS:去年、だったか、その友達に地元のお祭りであったのですが、以前より感じる力が強くなっていました。
本人も気がつかないまま、各地の霊を吸収しているのかも知れません。
私は(いまもそうですが)当時霊感がありました。母も、祖母もそうでしたので、遺伝かと思います。
小学校からの付き合いになる男友達がいまして、ボーイスカウトも一緒にやっておりました。
すごく静かで、星空も見えるような日だったかと思います。恒例行事の肝試しをすることになり、支度をしていたところです。
急に突風が吹き出しました。
テントもペグが飛んでずりずり移動し、フライも崩れてしまい、慌てて皆で止めようとしたとき、断末魔の叫びのような音が聞こえました。※全員ではなかったようです。霊感が関係しているかも?
それと共に、いままで一度も感じたことのないようなおぞましいものが、山の上の方からすごい勢いで降りてきました。
普段、心霊現象が起こった際には、みんなを助けてあげていた私でしたが、このときばかりは相手が悪すぎました。逃げるにしても、とても逃げ切れるような早さではなく、私はただ震えるしかありませんでした。
さらに補足しておきますと、その場にいる人のなかには、守護霊を持たれる方もいたのですが、そのすべてが身をすくめて恐怖しておりました。
すぐ目の前まで、いわゆる鬼の集合体のような肉の塊のようなものが来たときです。もうだめか、とも思いましたが、結果は違いました。
信じられない話かとは思いますが、冒頭で話にあげた男友達の体が急にえぐれ、そのえぐれ部分から鬼?を吸収してしまいました。
その後すぐに風などもおさまり、この一件はおさまりました。
その日から男友達から不思議な力を感じるようになったため、吸収して自分の力にしてしまったのかなぁと考えています。
世の中には、霊的なものを食べてしまう人間もいるのかも知れません。
PS:去年、だったか、その友達に地元のお祭りであったのですが、以前より感じる力が強くなっていました。
本人も気がつかないまま、各地の霊を吸収しているのかも知れません。
昔母から聞いた話。
知り合いのおばあちゃんが、体の調子がおかしいということで病院に行き、何やら検査とかしてて、すぐ終わるはずが長引いて結局そのまま入院した。
当時は肺結核とか多かったから隔離っての?サナトリウムみたいなところに入院したんだと。
そんなに悪かったのか、とおったまげてある日皆で見舞いに行ったとき。
なんかの拍子にそのばあちゃんと少女だった母以外の皆が別の話に夢中になってて、ぽつんと取り残されたようになった。
母が「おばあちゃん、大丈夫?」と聞いたところ、ポツリと「全然大丈夫じゃないよ・・・」との答え。
続けて「ここは何かおかしいのよ。検査といいながら紙に延々と同じ言葉書かされるし、頭に変なものかぶせられて少しでも動くと怒られるし、薬はとても多くて飲むのが大変だし」
少女だった母にはその異様さが伝わるわけも無く、ふうん? 程度で終わってしまっていた。
そのままさらに2ヶ月ほど入院していたそうだが、ある日ひょっこり退院することになった。
退院したばあちゃんを見て母は衝撃を受けた。
口が開きっぱなしでよだれがだらだら、体は小刻みに震え車椅子、「きてきてられられますおられますおられますらりらりられ・・・」とやたらラ行の多い、意味不明の言葉を繰り返す。
(どうでもいいが美味しんぼのマジキチ岡星思い出した)しゃんと背筋を伸ばして身だしなみに気を使っていた当時の姿は微塵も無かった。
どう見てもこれ退院できる状況じゃないだろと思いはしたが、医者の言うことだからと自宅療養? 結局完治していない? 引き取ることになった。
その10日後くらいにあっさりと逝った。スライス盤? みたいなよく切れるでかい円盤状のカッターに自ら飛び込んだのだ。
夫であるじいさんが造船作業員だったからその工場に入り込んで、勝手に機械を動かしたらしいとかなんとか。
その病院も今はすでに無く、当時を知るものも全員鬼籍に入ってしまっているのでもはや真相は闇の中、なわけで。
ただ、あの後何年かして母がふと気になって、当時の電話番号帳?(職業別と人名別の二つあったが両方調べたといってる)や住所録?を確認したが、どこにもそんな病院の名前は載っていなかったそうだ。
知り合いのおばあちゃんが、体の調子がおかしいということで病院に行き、何やら検査とかしてて、すぐ終わるはずが長引いて結局そのまま入院した。
当時は肺結核とか多かったから隔離っての?サナトリウムみたいなところに入院したんだと。
そんなに悪かったのか、とおったまげてある日皆で見舞いに行ったとき。
なんかの拍子にそのばあちゃんと少女だった母以外の皆が別の話に夢中になってて、ぽつんと取り残されたようになった。
母が「おばあちゃん、大丈夫?」と聞いたところ、ポツリと「全然大丈夫じゃないよ・・・」との答え。
続けて「ここは何かおかしいのよ。検査といいながら紙に延々と同じ言葉書かされるし、頭に変なものかぶせられて少しでも動くと怒られるし、薬はとても多くて飲むのが大変だし」
少女だった母にはその異様さが伝わるわけも無く、ふうん? 程度で終わってしまっていた。
そのままさらに2ヶ月ほど入院していたそうだが、ある日ひょっこり退院することになった。
退院したばあちゃんを見て母は衝撃を受けた。
口が開きっぱなしでよだれがだらだら、体は小刻みに震え車椅子、「きてきてられられますおられますおられますらりらりられ・・・」とやたらラ行の多い、意味不明の言葉を繰り返す。
(どうでもいいが美味しんぼのマジキチ岡星思い出した)しゃんと背筋を伸ばして身だしなみに気を使っていた当時の姿は微塵も無かった。
どう見てもこれ退院できる状況じゃないだろと思いはしたが、医者の言うことだからと自宅療養? 結局完治していない? 引き取ることになった。
その10日後くらいにあっさりと逝った。スライス盤? みたいなよく切れるでかい円盤状のカッターに自ら飛び込んだのだ。
夫であるじいさんが造船作業員だったからその工場に入り込んで、勝手に機械を動かしたらしいとかなんとか。
その病院も今はすでに無く、当時を知るものも全員鬼籍に入ってしまっているのでもはや真相は闇の中、なわけで。
ただ、あの後何年かして母がふと気になって、当時の電話番号帳?(職業別と人名別の二つあったが両方調べたといってる)や住所録?を確認したが、どこにもそんな病院の名前は載っていなかったそうだ。
東上線のT駅付近で5年前に投身自殺があった。
私はその時、先頭車両の一番前に立っていたけど、あの時の感覚は忘れない。
車両がふわっと浮かび、急停止した。最初は木の枝でも踏んだかと思ったが、乗客の一人が窓を開けて覗き込み
「あ〜轢いてるわ」
でぞっとした。しかも乗り合わせていたピクニック帰りの小学生たちが
「死体♪死体♪」
とハイテンション。
ショックで私は失神。それを興味津々で見に来る小学生ども。
一緒にいた友人たちが睨みを利かせて何とかなったが、いざ降りる段になると、梯子を作ると座席をどんどん乗務員が取っ払って行き、しまいには私の寝ている座席も取っ払い乗客を降ろしていく。
おかげで私は床に寝かされ、降りていく乗客たちの視線に晒されていた。そこにサラリーマンのおじさまが
「何してんだ!倒れた子を先に降ろしてやれよ!!」
と言って下さり何とか降りた(と後に友人たちが教えてくれた)。
そして運ばれた病院で聞いた第一声は
「自殺した人、四肢切断でもまだ生きていたとか。線路に座っていたそうですよ」
翌日、大事を取って大学休んだ。そして次の日に乗るのは怖いけど何とか乗れて大学行ったら、私が倒れたことをみんなが知っていた。
言い触らすような友人たちではないのに、どこから漏れたのか。
私はその時、先頭車両の一番前に立っていたけど、あの時の感覚は忘れない。
車両がふわっと浮かび、急停止した。最初は木の枝でも踏んだかと思ったが、乗客の一人が窓を開けて覗き込み
「あ〜轢いてるわ」
でぞっとした。しかも乗り合わせていたピクニック帰りの小学生たちが
「死体♪死体♪」
とハイテンション。
ショックで私は失神。それを興味津々で見に来る小学生ども。
一緒にいた友人たちが睨みを利かせて何とかなったが、いざ降りる段になると、梯子を作ると座席をどんどん乗務員が取っ払って行き、しまいには私の寝ている座席も取っ払い乗客を降ろしていく。
おかげで私は床に寝かされ、降りていく乗客たちの視線に晒されていた。そこにサラリーマンのおじさまが
「何してんだ!倒れた子を先に降ろしてやれよ!!」
と言って下さり何とか降りた(と後に友人たちが教えてくれた)。
そして運ばれた病院で聞いた第一声は
「自殺した人、四肢切断でもまだ生きていたとか。線路に座っていたそうですよ」
翌日、大事を取って大学休んだ。そして次の日に乗るのは怖いけど何とか乗れて大学行ったら、私が倒れたことをみんなが知っていた。
言い触らすような友人たちではないのに、どこから漏れたのか。
これは私が小学生低学年の時に実際に経験した話です。
私は母親と山中にある温泉に行こうとしていました。その温泉は大きな橋の近くにあり、そこは自殺の名所でした。
母はそのような心霊スポットのような所が嫌いなので、遠回りして行こうという話になりました。
しかし、道に迷ってしまい、山の中をぐるぐるしていて夜になってしまいました。
しょうがなく、母はあの橋を通って行くことを決め、橋を通り温泉に着きました。
着いたはいいものの、その日は休業日でした。
長時間車に乗っていて疲れた私を見た母は温泉の駐車場辺りで休むことにしました。
真っ暗な駐車場に止めようとすると、いきなり「そこは今止められない。こっちだよ。オーライオーライ」という声が聞こえてきました。
母は従業員の方かな?と思い車をその声に従ってバックさせていると、いきなりガッとなにかにタイヤがぶつかりました。
母は急いで外に出て確かめると大きめに石にぶつかっていました。
「まったく石があるならオーライって言わないでよね……キャー!!」といきなり母は叫び始めました。
私もその声に驚き外に出ると、その石の裏側から50mはあるであろうという崖があったのです。
もし石がなくその声の通りに車をバックさせていたかと考えると、ゾッとします。
私は母親と山中にある温泉に行こうとしていました。その温泉は大きな橋の近くにあり、そこは自殺の名所でした。
母はそのような心霊スポットのような所が嫌いなので、遠回りして行こうという話になりました。
しかし、道に迷ってしまい、山の中をぐるぐるしていて夜になってしまいました。
しょうがなく、母はあの橋を通って行くことを決め、橋を通り温泉に着きました。
着いたはいいものの、その日は休業日でした。
長時間車に乗っていて疲れた私を見た母は温泉の駐車場辺りで休むことにしました。
真っ暗な駐車場に止めようとすると、いきなり「そこは今止められない。こっちだよ。オーライオーライ」という声が聞こえてきました。
母は従業員の方かな?と思い車をその声に従ってバックさせていると、いきなりガッとなにかにタイヤがぶつかりました。
母は急いで外に出て確かめると大きめに石にぶつかっていました。
「まったく石があるならオーライって言わないでよね……キャー!!」といきなり母は叫び始めました。
私もその声に驚き外に出ると、その石の裏側から50mはあるであろうという崖があったのです。
もし石がなくその声の通りに車をバックさせていたかと考えると、ゾッとします。
私の母は介護施設で働いています。職業柄人の死に携わる事があるからなのか、よく不思議な体験をしているようです。
これは、その中でも一番最新の話。
母の職場は二階建て老人ホーム。1Fは認知もなく比較的自立型の方、2Fは認知などで要介護の方が入所しています。
ある日、2FのNさん(男性)が食事中突然意識不明になり、救急車で運ばれました。
それまでは何も問題はなく、元気に過ごしていたのに。結局、亡くなってしまいました。
そして数日後…その男性の家族の方が、藍染め和柄の女性物のきんちゃくを持ってきたそうです。
『Nさんの車イスにくくりつけられていたが、本人のものではない』と。
母含めスタッフは不思議に思いました。そのきんちゃくは、1FのMさん(女性)のものだったからです(車椅子は個人で使っているし、普段1Fと2Fはスタッフ以外行き来することはできません。きんちゃくが車椅子にくくりつけてあることは誰も気付かなかったようです)。
まあここまではたいして気にもとめなかったそうです。
しかし、返ってきたきんちゃくを持ち主Mさんに返した後、Mさんの体調が急変し病院へ。しかし、原因不明でホームに返されたのです。
その約一週間後、同じ1FのKさんが心臓麻痺で亡くなりました。Kさんはとても元気でどこも異常なく、スタッフの誰も予想しなかった死でした。
そして亡くなった後の部屋の片付けをしている時に、あのきんちゃくがタンスの上に置かれているのをスタッフが発見しました。
日ごろから各自の持ち物はスタッフがきちんと把握し、他人の持ち物を盗む入居者さんもいない。なぜMさんのきんちゃくがこんなところに?とスタッフも疑問に思いましたが、きんちゃくはまた持ち主のもとへ。
しかしさらに3日後、今度は1FのBさんが意識レベルの低下と低体温で救急搬送され、現在も意識不明の重体。Bさんもそれまで何も問題なく元気に過ごされていたそうです。
そして翌日、Bさんの部屋を掃除している最中…またあのきんちゃくが置かれていました。
ここまでくるとスタッフも不気味がり、そのきんちゃくは没収して事務所におかれたままなんだとか。
スタッフも誰もそのきんちゃくを触っていません。でも気づいたら、他の入居者さんのもとにあるのです。
しかもその入居者さんは必ず亡くなるか、急変している。
これは、その中でも一番最新の話。
母の職場は二階建て老人ホーム。1Fは認知もなく比較的自立型の方、2Fは認知などで要介護の方が入所しています。
ある日、2FのNさん(男性)が食事中突然意識不明になり、救急車で運ばれました。
それまでは何も問題はなく、元気に過ごしていたのに。結局、亡くなってしまいました。
そして数日後…その男性の家族の方が、藍染め和柄の女性物のきんちゃくを持ってきたそうです。
『Nさんの車イスにくくりつけられていたが、本人のものではない』と。
母含めスタッフは不思議に思いました。そのきんちゃくは、1FのMさん(女性)のものだったからです(車椅子は個人で使っているし、普段1Fと2Fはスタッフ以外行き来することはできません。きんちゃくが車椅子にくくりつけてあることは誰も気付かなかったようです)。
まあここまではたいして気にもとめなかったそうです。
しかし、返ってきたきんちゃくを持ち主Mさんに返した後、Mさんの体調が急変し病院へ。しかし、原因不明でホームに返されたのです。
その約一週間後、同じ1FのKさんが心臓麻痺で亡くなりました。Kさんはとても元気でどこも異常なく、スタッフの誰も予想しなかった死でした。
そして亡くなった後の部屋の片付けをしている時に、あのきんちゃくがタンスの上に置かれているのをスタッフが発見しました。
日ごろから各自の持ち物はスタッフがきちんと把握し、他人の持ち物を盗む入居者さんもいない。なぜMさんのきんちゃくがこんなところに?とスタッフも疑問に思いましたが、きんちゃくはまた持ち主のもとへ。
しかしさらに3日後、今度は1FのBさんが意識レベルの低下と低体温で救急搬送され、現在も意識不明の重体。Bさんもそれまで何も問題なく元気に過ごされていたそうです。
そして翌日、Bさんの部屋を掃除している最中…またあのきんちゃくが置かれていました。
ここまでくるとスタッフも不気味がり、そのきんちゃくは没収して事務所におかれたままなんだとか。
スタッフも誰もそのきんちゃくを触っていません。でも気づいたら、他の入居者さんのもとにあるのです。
しかもその入居者さんは必ず亡くなるか、急変している。
>>83
ちなみに、そのきんちゃくの中には、古いメモ帳のような小さなノートが入っているそう。Mさんが入居する際に持ってきたものらしいです。
もう、怖くて誰も触れないんだとか。
持ち主のMさんは、どんどん体調を崩していて、今では会話もできない状態だそうです。
スタッフはこのきんちゃくをどうすべきか、真剣に会議中なんだと母は言っていました。
どなたかアドバイスのある方、いらっしゃいませんか?
ちなみに、そのきんちゃくの中には、古いメモ帳のような小さなノートが入っているそう。Mさんが入居する際に持ってきたものらしいです。
もう、怖くて誰も触れないんだとか。
持ち主のMさんは、どんどん体調を崩していて、今では会話もできない状態だそうです。
スタッフはこのきんちゃくをどうすべきか、真剣に会議中なんだと母は言っていました。
どなたかアドバイスのある方、いらっしゃいませんか?
怖い話かはわかりませんがこの間不審者に部屋に入られました。
朝出るときは確実に消えていた家の明かりが帰宅途中に見えたため、誰かいる(もしくは入られた)と思ったのです。
しかしなぜか私は通報とかせずそのまま家に帰宅してしまいました。
案の定鍵は閉まっていましたが電気はついています。
私の家はマンションで小さいため玄関から部屋が丸見え、そこにもちろん人影はなく、されど得体のしれない気配があり……
たぶんユニットバスのお風呂場かクローゼットに隠れているんだろうなぁと思いつつ家の鍵を閉め、普通に夕食を作り始めました。
そのときの私は異様に冷静で普段の私ではない気がしました。
作った夕食は二人分 私の分とそこにいるあなた。
小さいテーブルを出し一人黙々と食べてクローゼット、風呂場からでも確認できるような場所にご飯を用意しました。
催促するようなことも言わずなにもせず床の間につき電気を消しました(一応真っ暗ではなく淡く緑色の発光を保つ電球なので不審者も夕食を確認できると思って消灯)。
「いなければそれでよし、いたら夕食でも食べてくれ、そして殺すなら私の就寝中に」。
朝、目を覚ますと昨日用意した夕食は手つかずのまま放置されていました。
いなかったのかな? とも考えましたが玄関をみると私の靴の位置がずらされ、鍵が開いてました(一応私には鍵を閉める習慣がついているのでかけ忘れはない、と思う)。
そしてよく考えてみると家具の位置、とくにその夕食が載っているテーブルが微妙に動かされていたと思います。
盗難の可能性もなく、なんだか奇妙な一日を過ごした気がしました。
知らない人がもし貴方の部屋に侵入していたとき、この方法がもしかしたら役に立つかもしれませんね。
記憶の片隅にでも置いといてください。
以上、私の一人暮らし中に起きた奇妙な話でした。
朝出るときは確実に消えていた家の明かりが帰宅途中に見えたため、誰かいる(もしくは入られた)と思ったのです。
しかしなぜか私は通報とかせずそのまま家に帰宅してしまいました。
案の定鍵は閉まっていましたが電気はついています。
私の家はマンションで小さいため玄関から部屋が丸見え、そこにもちろん人影はなく、されど得体のしれない気配があり……
たぶんユニットバスのお風呂場かクローゼットに隠れているんだろうなぁと思いつつ家の鍵を閉め、普通に夕食を作り始めました。
そのときの私は異様に冷静で普段の私ではない気がしました。
作った夕食は二人分 私の分とそこにいるあなた。
小さいテーブルを出し一人黙々と食べてクローゼット、風呂場からでも確認できるような場所にご飯を用意しました。
催促するようなことも言わずなにもせず床の間につき電気を消しました(一応真っ暗ではなく淡く緑色の発光を保つ電球なので不審者も夕食を確認できると思って消灯)。
「いなければそれでよし、いたら夕食でも食べてくれ、そして殺すなら私の就寝中に」。
朝、目を覚ますと昨日用意した夕食は手つかずのまま放置されていました。
いなかったのかな? とも考えましたが玄関をみると私の靴の位置がずらされ、鍵が開いてました(一応私には鍵を閉める習慣がついているのでかけ忘れはない、と思う)。
そしてよく考えてみると家具の位置、とくにその夕食が載っているテーブルが微妙に動かされていたと思います。
盗難の可能性もなく、なんだか奇妙な一日を過ごした気がしました。
知らない人がもし貴方の部屋に侵入していたとき、この方法がもしかしたら役に立つかもしれませんね。
記憶の片隅にでも置いといてください。
以上、私の一人暮らし中に起きた奇妙な話でした。
田舎に母と里帰りした時に地元の子に誘われて川に釣りに行ったんだ。
その時に「ぽ、ぽぽ。 ぽぽぽ」て鳩のような人のような声が聞こえた。
声のした方を向くともの凄く背の高い女の人が帽子かぶって立ってた。俺は地元の子と顔合わせてキョトンとしてたけどいつの間にか女はいなくなってた。
翌日、突然ほんとに何の前触れもなく一緒に釣りしてた子が死んだ。外傷もなんにもなく、子供がいつまでたっても起きてこないので起こしに行ったら死んでたそうだ。
当然なにか変わったことはなかったか問い詰められたけど、「怪我とか咳とかはなかったよ、ただ「ぽぽぽぽ」とか鳴く変な女の人と遭遇した」そう言うと大人たちの顔色が一斉にかわり、亡くなった子の両親は泣き崩れた。
うちの母親も真っ青に血相を変え、その日のうちに親戚に囲まれて家に帰らされた。
どういうわけか目隠しさせられたまま駅まで車で向かったんだけど、途中で例の「ぽぽぽ」って声が聞こえた。駅につく頃には聞こえなくなったけどね。
15年くらい前のガキの頃の話だけど未だにあれは何だったんだろうと考えることがあるよ。
その時に「ぽ、ぽぽ。 ぽぽぽ」て鳩のような人のような声が聞こえた。
声のした方を向くともの凄く背の高い女の人が帽子かぶって立ってた。俺は地元の子と顔合わせてキョトンとしてたけどいつの間にか女はいなくなってた。
翌日、突然ほんとに何の前触れもなく一緒に釣りしてた子が死んだ。外傷もなんにもなく、子供がいつまでたっても起きてこないので起こしに行ったら死んでたそうだ。
当然なにか変わったことはなかったか問い詰められたけど、「怪我とか咳とかはなかったよ、ただ「ぽぽぽぽ」とか鳴く変な女の人と遭遇した」そう言うと大人たちの顔色が一斉にかわり、亡くなった子の両親は泣き崩れた。
うちの母親も真っ青に血相を変え、その日のうちに親戚に囲まれて家に帰らされた。
どういうわけか目隠しさせられたまま駅まで車で向かったんだけど、途中で例の「ぽぽぽ」って声が聞こえた。駅につく頃には聞こえなくなったけどね。
15年くらい前のガキの頃の話だけど未だにあれは何だったんだろうと考えることがあるよ。
10年近く前のことです。当時私は京都に住んでいました。
夏の終わりに大阪から友達が遊びに来て、『京都の怖場に行きたい』と言うのでk滝トンネルに車三台で行きました。
k滝トンネルはトンネル自体は短いのですが、トンネル内で止まるとたくさんの霊が寄ってくるなど、ありきたりな怖場で京都では有名なトンネルです。
三台の一番後ろを友達の運転で走っており、私は助手席で後部座席に二人乗っていました。
私は少し霊感はありましたが、今までk滝トンネルでは何も感じた事がありませんでした。がこの日は少し頭痛がし、軽い耳鳴りがしていました。
トンネルまでの道のりで、後部座席の一人が『寒い寒い』と言い出したので、みんな開けていた窓を閉めました。それでもそのコは『寒い寒い』と言い続けていましたが誰もそのコを気にしませんでした。
前方の二台がトンネルを抜け、次は自分たちの番でゆっくりトンネルに入ると、入ったと同時に車の窓が一斉に開きました。
私と後部座席の一人が運転手に『ちょwアイツ寒がってるのに窓開けんなよw』て言ったら運転手は無言でした。寒いと言っていたコは『寒い寒い』しか言わない。
『?』
トンネル出る瞬間運転手が、『俺が窓開けたんじゃない。いきなり全部開いた。一番怖いの俺や!』と言い出しました。
一斉に全部の窓を開けられるのは運転手だけだからです。私達は怖くなり急いでみんなと合流しました。
トンネルを抜けてみんなで一服しながら、窓の話をしましたが他の二台は何もなく、私が乗ってた車だけでした。
みんな気持ち悪くなり、帰ろうと車に乗り込むが三台ともエンジンかかりません。携帯も全員圏外。
公衆電話があったので、何人かが見に行き数分後、ギャーと叫びながら戻って来ました。受話器を取った瞬間女性の声で
『か…えれ…な…い…ね…』
と言われたらしいです。
全員パニック。寒い寒いと言ってたコの体調もヤバそうだったので、みんな必死でエンジンかけてた。
30分くらいたってエンジンがかかり、急いで帰りました。寒い寒いと言ってたコは三日間高熱で寝込んだらしい…。
後日、他二台の車の屋根に大小無数の手形が付いていたそうです。
夏の終わりに大阪から友達が遊びに来て、『京都の怖場に行きたい』と言うのでk滝トンネルに車三台で行きました。
k滝トンネルはトンネル自体は短いのですが、トンネル内で止まるとたくさんの霊が寄ってくるなど、ありきたりな怖場で京都では有名なトンネルです。
三台の一番後ろを友達の運転で走っており、私は助手席で後部座席に二人乗っていました。
私は少し霊感はありましたが、今までk滝トンネルでは何も感じた事がありませんでした。がこの日は少し頭痛がし、軽い耳鳴りがしていました。
トンネルまでの道のりで、後部座席の一人が『寒い寒い』と言い出したので、みんな開けていた窓を閉めました。それでもそのコは『寒い寒い』と言い続けていましたが誰もそのコを気にしませんでした。
前方の二台がトンネルを抜け、次は自分たちの番でゆっくりトンネルに入ると、入ったと同時に車の窓が一斉に開きました。
私と後部座席の一人が運転手に『ちょwアイツ寒がってるのに窓開けんなよw』て言ったら運転手は無言でした。寒いと言っていたコは『寒い寒い』しか言わない。
『?』
トンネル出る瞬間運転手が、『俺が窓開けたんじゃない。いきなり全部開いた。一番怖いの俺や!』と言い出しました。
一斉に全部の窓を開けられるのは運転手だけだからです。私達は怖くなり急いでみんなと合流しました。
トンネルを抜けてみんなで一服しながら、窓の話をしましたが他の二台は何もなく、私が乗ってた車だけでした。
みんな気持ち悪くなり、帰ろうと車に乗り込むが三台ともエンジンかかりません。携帯も全員圏外。
公衆電話があったので、何人かが見に行き数分後、ギャーと叫びながら戻って来ました。受話器を取った瞬間女性の声で
『か…えれ…な…い…ね…』
と言われたらしいです。
全員パニック。寒い寒いと言ってたコの体調もヤバそうだったので、みんな必死でエンジンかけてた。
30分くらいたってエンジンがかかり、急いで帰りました。寒い寒いと言ってたコは三日間高熱で寝込んだらしい…。
後日、他二台の車の屋根に大小無数の手形が付いていたそうです。
誰の家にもある人形。人形だけではなくぬいぐるみも。あなたは粗末に扱っていませんか?
この話を見た後に、自分が人形をどのように扱ったか、深く考えてみて下さい。
私のおばあさんが10歳の頃の話です。当時おばあさんの家には不気味な日本人形があったそうです。
不気味なので人形の顔を隠したかったおばあさんは、タオルを人形の顔に巻きつけ、倉庫の奥にしまったそうです。
その夜おばあさんは金縛りにあったそうです。誰かがおばあさんの名前を呼んでいるんだそうです。
おばあさんの名前は峰代です。
「峰代ちゃん、峰代ちゃん」
昼間倉庫の奥にしまったはずの人形がおばあさんの顔の横に立っていたそうです。
「今日は峰代ちゃんにタオルで巻きつけられたから、今度は私が峰代ちゃんを巻きつけてあげる」
急におばあさんは誰かに全身を巻きつけられたように、全身が痛んだそうです。
次の日おばあさんは人形を燃やしたそうです。
しかしその夜
「今日は峰代ちゃんに灯油かけられ燃やされたから、今度は私が峰代ちゃんを燃やすね」
この話を見た後に、自分が人形をどのように扱ったか、深く考えてみて下さい。
私のおばあさんが10歳の頃の話です。当時おばあさんの家には不気味な日本人形があったそうです。
不気味なので人形の顔を隠したかったおばあさんは、タオルを人形の顔に巻きつけ、倉庫の奥にしまったそうです。
その夜おばあさんは金縛りにあったそうです。誰かがおばあさんの名前を呼んでいるんだそうです。
おばあさんの名前は峰代です。
「峰代ちゃん、峰代ちゃん」
昼間倉庫の奥にしまったはずの人形がおばあさんの顔の横に立っていたそうです。
「今日は峰代ちゃんにタオルで巻きつけられたから、今度は私が峰代ちゃんを巻きつけてあげる」
急におばあさんは誰かに全身を巻きつけられたように、全身が痛んだそうです。
次の日おばあさんは人形を燃やしたそうです。
しかしその夜
「今日は峰代ちゃんに灯油かけられ燃やされたから、今度は私が峰代ちゃんを燃やすね」
私の血族は昔から、女性に差はあれど霊感があるようです。
そのため、私自身も、よく見えるわけではないものの、見る時があります。
そんな私が今まででトップを争う怖かった体験は、ある秋のこと。
それは、私が一人暮らしをしていた時のことでした。
その日、私は特に用事もなく、貯まった家事などをし、1日を終えようとしていました。
何だか疲れた。そう思い、携帯片手にベッドに横になっていました。
そのまま、どうやら寝てしまったようで、夢の中にいました。その夢で、私は幽霊を見て、怖くて飛び起きました。
内容は割愛させて頂きますが、兎に角怖くて怖くて、友人に電話しようと携帯を持っていた手を持ち上げた瞬間でした。
多分、金縛り。しかし、携帯を持った手は動く。
やばい、と感じました。何となくですが、このままだといけない気がして携帯で連絡をしようと操作をします。
ところが、視界がテレビの砂嵐を白くしたような、靄のようなもので見えません。
それも、携帯を操作しようとしている手の周りだけ。部屋の奥は見えるのです。
指先の感覚だけで、助けを呼ぼうとした瞬間、お腹の辺りがずっしりと重くなりました。
しかし、先程述べた靄のようなもので近くが見えず、何がいるのかは分からない。
何となくです。女性がいるような気がしました。
そして、逃げ出したいのに動かせない体に泣きそうになっていると、首を絞められました。
もうだめだ、そう思い部屋の奥を見ると、お婆さんが立ってる。そこから火事の煙のようなものが充満し、体が途端に熱くなる。
それは、首を絞められていることより苦痛で、お婆さんがゆっくりと近づいてくる度に増す。
必死でした。
その時、動かないはずの体が僅かに動き、それでも体に重いものが乗った感覚のまま、お婆さんがいる場所と反対にあるベランダに這って行きました。
→
そのため、私自身も、よく見えるわけではないものの、見る時があります。
そんな私が今まででトップを争う怖かった体験は、ある秋のこと。
それは、私が一人暮らしをしていた時のことでした。
その日、私は特に用事もなく、貯まった家事などをし、1日を終えようとしていました。
何だか疲れた。そう思い、携帯片手にベッドに横になっていました。
そのまま、どうやら寝てしまったようで、夢の中にいました。その夢で、私は幽霊を見て、怖くて飛び起きました。
内容は割愛させて頂きますが、兎に角怖くて怖くて、友人に電話しようと携帯を持っていた手を持ち上げた瞬間でした。
多分、金縛り。しかし、携帯を持った手は動く。
やばい、と感じました。何となくですが、このままだといけない気がして携帯で連絡をしようと操作をします。
ところが、視界がテレビの砂嵐を白くしたような、靄のようなもので見えません。
それも、携帯を操作しようとしている手の周りだけ。部屋の奥は見えるのです。
指先の感覚だけで、助けを呼ぼうとした瞬間、お腹の辺りがずっしりと重くなりました。
しかし、先程述べた靄のようなもので近くが見えず、何がいるのかは分からない。
何となくです。女性がいるような気がしました。
そして、逃げ出したいのに動かせない体に泣きそうになっていると、首を絞められました。
もうだめだ、そう思い部屋の奥を見ると、お婆さんが立ってる。そこから火事の煙のようなものが充満し、体が途端に熱くなる。
それは、首を絞められていることより苦痛で、お婆さんがゆっくりと近づいてくる度に増す。
必死でした。
その時、動かないはずの体が僅かに動き、それでも体に重いものが乗った感覚のまま、お婆さんがいる場所と反対にあるベランダに這って行きました。
→
>>89
ベランダと部屋を区切るガラス戸を開けた瞬間、自分のベッドに寝ていることに気がつきました。
何だ夢か。そう思うのに、首を絞められた感覚や、熱いと感じた感覚がリアルで、ただの夢と思えない。それに、そこにいたような、残り香的なものを感じる。
部屋に居たくなく、しばらくベランダにいたものの、震えは止まらず、取り合えずコンビニでも行こうと外に出て歩くこと十数分。
そけには人だかりと、消防車。そして、黒く鎮火された後の家。
どうやら、ちょうどあの時に火事が起こったらしい。
ぞっとしました。
怖くて、死人がいたのかなど確認はしていません。関係があるのかないのか…夢なのか現実なのか未だに分かりません。
ただ、下手したら一番怖かった体験です。
ベランダと部屋を区切るガラス戸を開けた瞬間、自分のベッドに寝ていることに気がつきました。
何だ夢か。そう思うのに、首を絞められた感覚や、熱いと感じた感覚がリアルで、ただの夢と思えない。それに、そこにいたような、残り香的なものを感じる。
部屋に居たくなく、しばらくベランダにいたものの、震えは止まらず、取り合えずコンビニでも行こうと外に出て歩くこと十数分。
そけには人だかりと、消防車。そして、黒く鎮火された後の家。
どうやら、ちょうどあの時に火事が起こったらしい。
ぞっとしました。
怖くて、死人がいたのかなど確認はしていません。関係があるのかないのか…夢なのか現実なのか未だに分かりません。
ただ、下手したら一番怖かった体験です。
私は幼い頃、畑と家との間にあった大きな女郎蜘蛛の巣に石を投げるという酷いことをしていました。
もちろんその当時は巣に石で穴をあけて作り直す過程を見たかった気持ちで始めたことでしたが、まさか10年経った今でも後悔することになるなんて…
皆さんは小さい時トンボの羽ちぎりませんでしたか?たまにシーチキンが見えたりして。アリの巣埋めて集中攻撃されませんでしたか?
少なくとも私はしてしまっていたのです。
こんなおっきい女郎蜘蛛初めてみた!でっけー! なんていつもの様にそこら辺の石投げたんですよね、結構離れた15M位から。
すると当たり所悪く女郎蜘蛛本体に当たってしまったのです…
あ! 考える暇もなくさっきまで15Mも先にいた女郎蜘蛛が掌に乗ってるのです!!!!
やばいでかい…どうしよどうしよ。おとーさあん!!!!
必死に叫ぶものの首まで登ってきてしまっています。
もうだめだ…と諦めた時女郎蜘蛛はふっとまた飛んで自分の巣に戻っていきました。
あの時『掌に大きな女郎蜘蛛が乗った』感覚は今でも忘れられません。猫の爪をたてられたようにキッと締められるような感覚。間近でみるあの毒々しい模様。
この話を投稿したきっかけは、その当時住んでた家で私が女郎蜘蛛達に襲われる、糸や毒を吐かれる夢を見たからです。
これが初めてではありません。その度に女郎蜘蛛が怒っているんだな、と思い後悔しています。
そして夢に出てきた女郎蜘蛛はあの時石を当ててしまった女郎蜘蛛の子供ではないかと勝手に解釈しています。
もちろんその当時は巣に石で穴をあけて作り直す過程を見たかった気持ちで始めたことでしたが、まさか10年経った今でも後悔することになるなんて…
皆さんは小さい時トンボの羽ちぎりませんでしたか?たまにシーチキンが見えたりして。アリの巣埋めて集中攻撃されませんでしたか?
少なくとも私はしてしまっていたのです。
こんなおっきい女郎蜘蛛初めてみた!でっけー! なんていつもの様にそこら辺の石投げたんですよね、結構離れた15M位から。
すると当たり所悪く女郎蜘蛛本体に当たってしまったのです…
あ! 考える暇もなくさっきまで15Mも先にいた女郎蜘蛛が掌に乗ってるのです!!!!
やばいでかい…どうしよどうしよ。おとーさあん!!!!
必死に叫ぶものの首まで登ってきてしまっています。
もうだめだ…と諦めた時女郎蜘蛛はふっとまた飛んで自分の巣に戻っていきました。
あの時『掌に大きな女郎蜘蛛が乗った』感覚は今でも忘れられません。猫の爪をたてられたようにキッと締められるような感覚。間近でみるあの毒々しい模様。
この話を投稿したきっかけは、その当時住んでた家で私が女郎蜘蛛達に襲われる、糸や毒を吐かれる夢を見たからです。
これが初めてではありません。その度に女郎蜘蛛が怒っているんだな、と思い後悔しています。
そして夢に出てきた女郎蜘蛛はあの時石を当ててしまった女郎蜘蛛の子供ではないかと勝手に解釈しています。
沖縄の話。
琉球時代に、旦那は平凡だが、美人で割と夫想いで尽くすタイプの嫁が居た。
旦那は嫉妬深く、嫁が男と話をしてるのを見かけると暴力を振るっていた。
ある日嫁は、旦那を想い過ぎるあまりに、周りから見て綺麗過ぎる自分の顔が嫌になり、自ら鼻を削ぎ落とした。
一方旦那のほうは、醜い顔になった嫁を見て失望してしまい殺してしまう。
それから…毎晩、嫁が家の前に現れるようになり、頭がおかしくなった旦那は
「足に釘を打ち付ければさすがに来る事はないだろう…」
と、嫁の墓を掘り返して遺体の足に釘を打ち付けた。
それでも嫁は、旦那を想うあまりに、旦那が自殺するまで毎晩逆立ちで家まで来たらしい。
聞いた話はこんな感じ。
琉球時代に、旦那は平凡だが、美人で割と夫想いで尽くすタイプの嫁が居た。
旦那は嫉妬深く、嫁が男と話をしてるのを見かけると暴力を振るっていた。
ある日嫁は、旦那を想い過ぎるあまりに、周りから見て綺麗過ぎる自分の顔が嫌になり、自ら鼻を削ぎ落とした。
一方旦那のほうは、醜い顔になった嫁を見て失望してしまい殺してしまう。
それから…毎晩、嫁が家の前に現れるようになり、頭がおかしくなった旦那は
「足に釘を打ち付ければさすがに来る事はないだろう…」
と、嫁の墓を掘り返して遺体の足に釘を打ち付けた。
それでも嫁は、旦那を想うあまりに、旦那が自殺するまで毎晩逆立ちで家まで来たらしい。
聞いた話はこんな感じ。
飼っていた猫が死んだ。
ペットの火葬場で見送ってから誰もいない家の中で変な音を聞くようになった。コロン・コロン・ゴロン。動物が床で寝返りをうっているような音。
蒸し暑い日にはいたるところでコロコロ転がるのがうちの猫の癖だった。もしかしてあの子が帰って来たのかな、なんて思いつつ日々を過ごす。ちょっと元気出た。
また、夜寝ているとたまに布団の上、腹の上に重みを感じるようになった。どこか懐かしい重み。重みを感じる間は何故か目は開けられない。
あの子とはよく一緒に寝ていた。布団の上で丸まってたっけ。今みたいな夏の夜は暑くて邪険にしていたけど、こうして感じる重みには不思議な安心感がある。
でもなんか記憶にあるより随分重い。こいつ天国で太って来たのかな。ちょっと笑える。
月の明るい夜、いつものように布団で寝る。うとうとしてくるといつものように重みを感じた。ああ、今日も来たんだな。そう思って少しにやける。
なんとなく視線を横に向けると、開け放しの窓から綺麗な月が見えた。少し得した気分だと、眠気ではっきりとしない頭で思った。
そこで気がついた。何故だかわからないが今日は目を開けることができる。久々にあの子の姿が見えるかな、なんて考えて感じる重みの元に目を向けると
女がいた。髪が長く、手足のない女だ。それが布団の上に、腹の上にいてこっちを見ていた。
目が合うとそいつはニタリと笑った。女は手足のない体をくねらせながら布団の上を這いずって来る。
顔まで寄ってこられたらどうなるのか。身動きもできない恐怖の中、部屋の外から何かが駆け寄って来る音と、猫の鳴く声が聞こえた。
気が付いたら朝になっていた。訳が分からない。昨日のあれは夢だったのだろうか。恐る恐る起き上がると、ビリビリに裂かれた布団と、散乱する長い髪の毛が目に映った。
夢ではなかった。あの女はうちにいて、四肢のない体で毎晩寝所まで来ていたのだ。
だが気を失う直前に聞こえた猫の鳴き声。きっと逝ったはずのあの子が助けてくれたのだろうと思ってる
ペットの火葬場で見送ってから誰もいない家の中で変な音を聞くようになった。コロン・コロン・ゴロン。動物が床で寝返りをうっているような音。
蒸し暑い日にはいたるところでコロコロ転がるのがうちの猫の癖だった。もしかしてあの子が帰って来たのかな、なんて思いつつ日々を過ごす。ちょっと元気出た。
また、夜寝ているとたまに布団の上、腹の上に重みを感じるようになった。どこか懐かしい重み。重みを感じる間は何故か目は開けられない。
あの子とはよく一緒に寝ていた。布団の上で丸まってたっけ。今みたいな夏の夜は暑くて邪険にしていたけど、こうして感じる重みには不思議な安心感がある。
でもなんか記憶にあるより随分重い。こいつ天国で太って来たのかな。ちょっと笑える。
月の明るい夜、いつものように布団で寝る。うとうとしてくるといつものように重みを感じた。ああ、今日も来たんだな。そう思って少しにやける。
なんとなく視線を横に向けると、開け放しの窓から綺麗な月が見えた。少し得した気分だと、眠気ではっきりとしない頭で思った。
そこで気がついた。何故だかわからないが今日は目を開けることができる。久々にあの子の姿が見えるかな、なんて考えて感じる重みの元に目を向けると
女がいた。髪が長く、手足のない女だ。それが布団の上に、腹の上にいてこっちを見ていた。
目が合うとそいつはニタリと笑った。女は手足のない体をくねらせながら布団の上を這いずって来る。
顔まで寄ってこられたらどうなるのか。身動きもできない恐怖の中、部屋の外から何かが駆け寄って来る音と、猫の鳴く声が聞こえた。
気が付いたら朝になっていた。訳が分からない。昨日のあれは夢だったのだろうか。恐る恐る起き上がると、ビリビリに裂かれた布団と、散乱する長い髪の毛が目に映った。
夢ではなかった。あの女はうちにいて、四肢のない体で毎晩寝所まで来ていたのだ。
だが気を失う直前に聞こえた猫の鳴き声。きっと逝ったはずのあの子が助けてくれたのだろうと思ってる
心霊現象なのか精神的なもんなのか分からないけど、私はときどき人の顔に穴があいているように見えることがある。
知ってる人いるかな?奇病で顔面に穴が開いた人の画像。見たことある人なら分かると思うがあれと似ている。
顔面にぽっかり穴があいていて目も鼻も口もない状態。ただどっちかというと穴というより黒く塗りつぶされてるって言ったほうが正しいかな。
別に私自身に霊感があるわけじゃないし曰く付きの家系ってわけでもないし、生まれててこのかた心霊体験したこともない。
この顔の穴も最初から見えてたわけじゃない。高校生になってすぐの頃、突然見え始めた。
と言ってもそんな頻繁に見るものでもなく1か月に1、2回見かけるかどうか。
見始めたころは軽く混乱したしカウンセリングとかも受けてたけど慣れれば大したことない。
街中歩いててたまに出くわしても遠目に見る分には「またか…」程度にしか感じなくなった。
別に実害があるわけでもないしね。
ただ大学2年のころ同じサークルに入った後輩にそれが見えたときはさすがに堪えた。
今まで同じ学校内でも見かけたことはあったが幸い知り合いには1人もいなかったからね。初めて私の身近なとこでこの現象が起こったことになる。
先述のとおり別に害があるわけでもなくその後輩も普通にいいやつなんだが、なにせ今までこんな間近であの顔を見たことがなかったから正直キモかった。
極力その後輩とは顔合わせないようにしてた。
結局私が大学卒業するまで同じサークルで過ごしてたが私はその後輩の顔を知らないことになる。周りの反応からすると結構イケメンみたいだったが。
ちなみにその後輩が事故に遭ったとか死んだとかそういう不吉なことはまったくなく、たぶん今でも元気に過ごしてるんじゃないかな。
まあこういった感じで見た目キモイのさえ慣れればなんの支障もないので、今まで精神科に行こうとも思わなかったしお祓いしようとも思わなかった。
生涯このままでも別にいいと思ってた。
ただつい先日の出来事から今は精神科のほうに通おうかと考えてる。
なぜなら自分の顔に穴が開いたから。
→
知ってる人いるかな?奇病で顔面に穴が開いた人の画像。見たことある人なら分かると思うがあれと似ている。
顔面にぽっかり穴があいていて目も鼻も口もない状態。ただどっちかというと穴というより黒く塗りつぶされてるって言ったほうが正しいかな。
別に私自身に霊感があるわけじゃないし曰く付きの家系ってわけでもないし、生まれててこのかた心霊体験したこともない。
この顔の穴も最初から見えてたわけじゃない。高校生になってすぐの頃、突然見え始めた。
と言ってもそんな頻繁に見るものでもなく1か月に1、2回見かけるかどうか。
見始めたころは軽く混乱したしカウンセリングとかも受けてたけど慣れれば大したことない。
街中歩いててたまに出くわしても遠目に見る分には「またか…」程度にしか感じなくなった。
別に実害があるわけでもないしね。
ただ大学2年のころ同じサークルに入った後輩にそれが見えたときはさすがに堪えた。
今まで同じ学校内でも見かけたことはあったが幸い知り合いには1人もいなかったからね。初めて私の身近なとこでこの現象が起こったことになる。
先述のとおり別に害があるわけでもなくその後輩も普通にいいやつなんだが、なにせ今までこんな間近であの顔を見たことがなかったから正直キモかった。
極力その後輩とは顔合わせないようにしてた。
結局私が大学卒業するまで同じサークルで過ごしてたが私はその後輩の顔を知らないことになる。周りの反応からすると結構イケメンみたいだったが。
ちなみにその後輩が事故に遭ったとか死んだとかそういう不吉なことはまったくなく、たぶん今でも元気に過ごしてるんじゃないかな。
まあこういった感じで見た目キモイのさえ慣れればなんの支障もないので、今まで精神科に行こうとも思わなかったしお祓いしようとも思わなかった。
生涯このままでも別にいいと思ってた。
ただつい先日の出来事から今は精神科のほうに通おうかと考えてる。
なぜなら自分の顔に穴が開いたから。
→
>>94
もちろん穴が開いたように見えるだけで実際に開いているわけじゃない。触ればちゃんと顔の感触あるし他人からも普通に見える。
ただ鏡を見ると自分の顔に穴が開いている。
他人ならまだしも自分の顔に穴が開いてるのを見るのはきつい。
極力鏡を見ないようにはしているけど、それこそPCの画面にふと自分の顔が映っただけで思わず悲鳴が出る。
もし治らないようなら1度お祓いとかにも行ってみようと思ってる。
もちろん穴が開いたように見えるだけで実際に開いているわけじゃない。触ればちゃんと顔の感触あるし他人からも普通に見える。
ただ鏡を見ると自分の顔に穴が開いている。
他人ならまだしも自分の顔に穴が開いてるのを見るのはきつい。
極力鏡を見ないようにはしているけど、それこそPCの画面にふと自分の顔が映っただけで思わず悲鳴が出る。
もし治らないようなら1度お祓いとかにも行ってみようと思ってる。
前住んでいたアパートの話。
リフォーム済みで、内装は新築と全く変わらない綺麗な部屋だった。
住み始めて1週間ほどで奇妙な現象が起こりだす。仕事から帰ってきてトイレに入ろうとすると、必ずトイレの鍵がかかっている。
「鍵壊れてるのか?」とも考えたんだけど、一日中家にいたり、休みの日に外出して帰ってきた時なんかは一切そういうことがなかった。
仕事のある日にだけ帰宅後→トイレ→必ず鍵がかかっていた(閉まっている度にマイナスドライバーでカチャッと開ける日々)。
最初は怖いとか、そういう気持ちは全くなかったんだけど、ある時友達を家に泊めた日にそれは起こった。
夜中までゲームして、いつの間にか疲れて2人とも眠っていたのだけど、夜中に身体を揺すって起こされた。
「ごめん、トイレしたいんだけど、何か鍵閉まってるっぽくて・・」
俺はゾッとした。そんなことは初めてだったから。
「あー何か建てつけ悪くて良くかかるんだよね、鍵」
そんな事を言いながらいつも通りマイナスドライバーでドアの外側からカチャッと鍵を開ける。
トイレの電気をつけようと「カチッ」とスイッチを押すと電気がつかない。暗闇の中で友達がどんな表情でいたかはわからないけど、明らかに異様な空気感だった。
「あれー、電気つかないや、ごめんだけどこのアパートの1階がコンビニになってるからそこのトイレ借りてきて、悪いー」
一刻も早くこの部屋から友達を出してあげたい、何故かそう思うほど部屋の中に妙な違和感があった。
「う・・うん、わかったー」
友達も意図を察してくれたようで、暗い部屋の中カーディガンに袖を通してたであろうその瞬間
部屋中のドア、扉。押入れや収納や食器棚のガラス戸なんかが一斉に
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガt
ものすごい音を立てて開いたり閉じたりした、2人で裸足のまま家の外に全力で走り逃げた。
翌日に不動産に電話して3ヶ月で退去しましたよ。
リフォーム済みで、内装は新築と全く変わらない綺麗な部屋だった。
住み始めて1週間ほどで奇妙な現象が起こりだす。仕事から帰ってきてトイレに入ろうとすると、必ずトイレの鍵がかかっている。
「鍵壊れてるのか?」とも考えたんだけど、一日中家にいたり、休みの日に外出して帰ってきた時なんかは一切そういうことがなかった。
仕事のある日にだけ帰宅後→トイレ→必ず鍵がかかっていた(閉まっている度にマイナスドライバーでカチャッと開ける日々)。
最初は怖いとか、そういう気持ちは全くなかったんだけど、ある時友達を家に泊めた日にそれは起こった。
夜中までゲームして、いつの間にか疲れて2人とも眠っていたのだけど、夜中に身体を揺すって起こされた。
「ごめん、トイレしたいんだけど、何か鍵閉まってるっぽくて・・」
俺はゾッとした。そんなことは初めてだったから。
「あー何か建てつけ悪くて良くかかるんだよね、鍵」
そんな事を言いながらいつも通りマイナスドライバーでドアの外側からカチャッと鍵を開ける。
トイレの電気をつけようと「カチッ」とスイッチを押すと電気がつかない。暗闇の中で友達がどんな表情でいたかはわからないけど、明らかに異様な空気感だった。
「あれー、電気つかないや、ごめんだけどこのアパートの1階がコンビニになってるからそこのトイレ借りてきて、悪いー」
一刻も早くこの部屋から友達を出してあげたい、何故かそう思うほど部屋の中に妙な違和感があった。
「う・・うん、わかったー」
友達も意図を察してくれたようで、暗い部屋の中カーディガンに袖を通してたであろうその瞬間
部屋中のドア、扉。押入れや収納や食器棚のガラス戸なんかが一斉に
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガt
ものすごい音を立てて開いたり閉じたりした、2人で裸足のまま家の外に全力で走り逃げた。
翌日に不動産に電話して3ヶ月で退去しましたよ。
今回は、まぁ、私の身近で実際にあったことをお話させていただきます。
この話にはオチも何もないですが、個人的に恐怖を覚えた話。体験したのは、私の母。
いつも夕方の5時くらいに、母は仕事から帰って来ます。その日もそうでした。
母は帰って来るなり「聞いて聞いて!」と、興奮気味に私に話し掛けるので、「何?」と、バラエティーなんか見ながら、適当に相槌でも打つか、と、返事をしました。
以下、母から聞いたこと。
母は仕事で、車で商品配達をしていました。大きなデパートの前にある信号に差し掛かり、赤信号になったので車を停め、何となく辺りを見回していました。
その道路や歩道は、普段から車の通りも人通りも多く、その日はデパートで何かのイベントがあったこともあり、特に多かったようです。
そしてそんな中、母は行き交う人々の中に異質を見ました。母の目は、それに釘付けになったそうです。
それはまるで、悪魔がそのままそこに居るような。赤黒い、血濡れたような肌の色。真っ赤に充血した目。
服はいたって普通で、ワイシャツにジーパンといったラフな格好。口は異常にニヤけていたらしい。
それを見た瞬間、母は「あれは見ちゃいけないものだ」と直感したそうです。
ゆっくりゆっくり視線を前に戻したころにはもう信号は青になっていて、急いで車を発射させました。
不思議だったのは、そんな明らかに異質な人がいながら、周囲は誰もそれを気に留めることなく歩き去っていたこと。
車の中にいる人も、母が見る限りは誰もそれに気付いていないようでした。
もしかして、あれは私以外に見えていなかったのでは、と、母は後々思ったそうです。
そして、それは充血した目で誰かを見て、ニヤけていたようだと言っていました。
見られていたのが私じゃなくて良かった、母はふぅ、と、息を付きました。
その視線を向けられていた人がどうなったかは知りませんが、まぁ、ロクな目にあっていないのは確かかと。
→
この話にはオチも何もないですが、個人的に恐怖を覚えた話。体験したのは、私の母。
いつも夕方の5時くらいに、母は仕事から帰って来ます。その日もそうでした。
母は帰って来るなり「聞いて聞いて!」と、興奮気味に私に話し掛けるので、「何?」と、バラエティーなんか見ながら、適当に相槌でも打つか、と、返事をしました。
以下、母から聞いたこと。
母は仕事で、車で商品配達をしていました。大きなデパートの前にある信号に差し掛かり、赤信号になったので車を停め、何となく辺りを見回していました。
その道路や歩道は、普段から車の通りも人通りも多く、その日はデパートで何かのイベントがあったこともあり、特に多かったようです。
そしてそんな中、母は行き交う人々の中に異質を見ました。母の目は、それに釘付けになったそうです。
それはまるで、悪魔がそのままそこに居るような。赤黒い、血濡れたような肌の色。真っ赤に充血した目。
服はいたって普通で、ワイシャツにジーパンといったラフな格好。口は異常にニヤけていたらしい。
それを見た瞬間、母は「あれは見ちゃいけないものだ」と直感したそうです。
ゆっくりゆっくり視線を前に戻したころにはもう信号は青になっていて、急いで車を発射させました。
不思議だったのは、そんな明らかに異質な人がいながら、周囲は誰もそれを気に留めることなく歩き去っていたこと。
車の中にいる人も、母が見る限りは誰もそれに気付いていないようでした。
もしかして、あれは私以外に見えていなかったのでは、と、母は後々思ったそうです。
そして、それは充血した目で誰かを見て、ニヤけていたようだと言っていました。
見られていたのが私じゃなくて良かった、母はふぅ、と、息を付きました。
その視線を向けられていた人がどうなったかは知りませんが、まぁ、ロクな目にあっていないのは確かかと。
→
>>97
何となく聞いていた話ですが、やっぱりそういう、人間の常識を超えた何かってあるんだなと思いました。
同時に、気付かない内に何か得体の知れないものに狙われているかもしれない恐怖も。
皆さんも、自分が知らないところで、何かに狙われているかも知れませんね。
身近にある恐怖を見逃さないようにしてください。
今だって、ほら、何か視線を感じませんか?
あなたを、じっと見ている影が…すぐ近くに……。
何となく聞いていた話ですが、やっぱりそういう、人間の常識を超えた何かってあるんだなと思いました。
同時に、気付かない内に何か得体の知れないものに狙われているかもしれない恐怖も。
皆さんも、自分が知らないところで、何かに狙われているかも知れませんね。
身近にある恐怖を見逃さないようにしてください。
今だって、ほら、何か視線を感じませんか?
あなたを、じっと見ている影が…すぐ近くに……。
私は霊感があるかないかと聞かれたらある方ですが、微量な程度で気配しか分かりません。少ない体験談を聞いて下されば幸いです。
私が通っていた中学校は古く、怪談話も絶えませんでした。トイレは扉ではなく、西部劇の酒場の入り口のような作りで、ギィギィ響く木製です。
その日部活が遅くまで長引き、グラウンドから戻り用を足してトイレから出て行こうとした時でした。扉の前に足が見えました。
その足は赤いハイヒールに素足。
女子トイレの前にいるから女性かな。そもそも赤いハイヒールはおっさんはかないし(笑) と直感的に思い、私は手を洗った後なので入れるように待ちました。
しかし様子がおかしい。足は見えても、上が見えないのです。扉は入り口の中央辺りに設置されていて、学生の身長でも肩まで見えます。
それを思い出したら心臓が思い切りバクバクし出して、恐ろしくなり、ひんやり感に固まりました。
身体がない赤いハイヒール。
出て行きたいものの、これでは出ていけず、どうしようかと迷っていたら友達が私を呼びに来てくれて、視線を外し再び見たら赤いハイヒールはもうなく。
小さな田舎の古い中学校。ひぐらしが鳴いて夕日がとても赤い帰り道でした。
話に付き合って下さり感謝します。
私が通っていた中学校は古く、怪談話も絶えませんでした。トイレは扉ではなく、西部劇の酒場の入り口のような作りで、ギィギィ響く木製です。
その日部活が遅くまで長引き、グラウンドから戻り用を足してトイレから出て行こうとした時でした。扉の前に足が見えました。
その足は赤いハイヒールに素足。
女子トイレの前にいるから女性かな。そもそも赤いハイヒールはおっさんはかないし(笑) と直感的に思い、私は手を洗った後なので入れるように待ちました。
しかし様子がおかしい。足は見えても、上が見えないのです。扉は入り口の中央辺りに設置されていて、学生の身長でも肩まで見えます。
それを思い出したら心臓が思い切りバクバクし出して、恐ろしくなり、ひんやり感に固まりました。
身体がない赤いハイヒール。
出て行きたいものの、これでは出ていけず、どうしようかと迷っていたら友達が私を呼びに来てくれて、視線を外し再び見たら赤いハイヒールはもうなく。
小さな田舎の古い中学校。ひぐらしが鳴いて夕日がとても赤い帰り道でした。
話に付き合って下さり感謝します。