10 無名さん
「俺は、名前が好きだよ」
『私も、辰也のこと、好きだよ?』
「…違うよ。俺の好きと、名前の好きは別物だ」
あ、これはダメだ。これ以上先を聞いてはいけない。辰也を押し返そうとするけれど、現役のバスケ選手に敵うわけもなく、逆に、更に強く抱きしめられる。ダメ。ダメだよ、辰也。その先は言わないで。
「俺は、」
『やめてっ』
「俺は名前を」
『やめてっ!!』
「…愛してる」
『っ、』
この頃の氷室まだ中学生だと思うけど中学生相手になんで中身大人(笑)がこんなに取り乱してんだよ
『私も、辰也のこと、好きだよ?』
「…違うよ。俺の好きと、名前の好きは別物だ」
あ、これはダメだ。これ以上先を聞いてはいけない。辰也を押し返そうとするけれど、現役のバスケ選手に敵うわけもなく、逆に、更に強く抱きしめられる。ダメ。ダメだよ、辰也。その先は言わないで。
「俺は、」
『やめてっ』
「俺は名前を」
『やめてっ!!』
「…愛してる」
『っ、』
この頃の氷室まだ中学生だと思うけど中学生相手になんで中身大人(笑)がこんなに取り乱してんだよ