この世には、自家用ジェット機を乗り回している奴もいれば、今日のご飯を食べれないで死んでいく奴も同時に存在する。
俺は本能で悟っていた。この世は地獄だと。地獄にいて地獄に落ちませんようにだって? わらえるぜ。
そして、この世の悪事の限りをつくし、つまらない事で死んじまった。
あの世だと思われる場所で人間を超越した存在に言われた。
「先ず、地獄でのお勤めご苦労様でした」
「やっぱりな…。分かってたんだよ。あそこが地獄なら俺にとっちゃ天国だな。いくらでも行ってやるぜ」
俺はギャハハと笑った。
すると人間を超越した存在はこう言った。
「でしょうね。ですから次は地球に行ってもらいます」