13 無名さん
渋面を作るスネイプは、ふみえをソファーへとエスコートする。
何度も言うようだが、紳士というよりも女性慣れというのではないだろうか。
当たり前のように隣に腰掛けるスネイプのタオルをそっと奪うと、ふみえは後ろへ回って丁寧に髪を拭いていく。
視界に入ったデスクには、レポートの山があり、ふみえは苦笑いしてしまった。

なるほど