19 前スレ82
さくらたんの文分かりにくいよぉ
そんでもって私の文才じゃホラーは無理だ駄文すぎる

「ちょっ…!ちょっと待て!
何でそんな物騒なモンがこの学校にあるんだよ!」
「確かに…
仮に噂が本当だとしても、何故そのようなモノが学校に…」
「…祠だったらしい」


山崎は冷や汗を流しながら慌て始め、古橋は尤もな事を言う。そんな二人とは対照的に花宮は至極冷静に告げる。


「…祠?」
「もしかして、元々この地は神聖な土地または訳ありな土地で…地元住民の反対を押し切って、学校を建設したとか?
そんでその祠にはその封印された"モノ"と、封印した"鍵"が祀られてたとか?」
「そうだ。」
「「「「マジかよッ!?」」」」


思わぬ発言に瀬戸は目を丸くし、原はアハハと笑いながら冗談めかしく言えば、花宮はそれを肯定した。花宮以外の誰もがまさか彼が原の言葉を肯定するとは思っていなかったのだろう、彼等は一斉に立ち上がって驚愕の声を上げる。


「祠壊して学校作るって…」
「何て罰当たりな…」


原と山崎はその事実に複雑な気分になり、古橋と瀬戸は青い顔をした。四人はこの祠の存在が異常であることに恐れに似た感情を抱きつつあった。普段平和に生活していればほとんど出会うことのないこの祠に。


「……………」


そんな中、花宮だけは浮かない顔をしていた。祠の存在に恐れを抱いているわけではなさそうだ。しかしこの異様な状況に陥ってしまったことに一度舌打ちをした。
舌打ちをしたからすぐに解決するというわけではないが気休め程度にはなっただろう。


―――何も、なければいいがな


今はそれを願うだけだ。