19 無名さん
ちょっと無駄に長いから前略↓

「『なんで俺/私ばっかり!!』」

重なる声にギョッとして声の方向を見るとえらく美人がいた


『良かったら、話聞きましょうか?』

これが呼び娘だったとしても俺はいまならホイホイついて行く。

おそ「そちらの話も聞こうか」

酒のビンを振って隣の席に彼女を呼ぶ

『失礼します・・・・私の名前は

優歌と言うのよろしくね』

おそ「おう、俺は松野おそ松な」

『・・・まずはどちらから話ますか』

おそ「あー、じゃあ優歌ちゃんからどーぞ」

『分かりました・・・・

私、たくさんの妹がいるんです』

おそ「奇遇だな、俺にも弟が5人も」

『私の所も5人です!!!』

おそ「・・・すげー偶然だな」

『そうですね!

・・・あ、それでその妹達はなぜか私だけを怒るんですよ?

長女なんだから、長女なんだからって

同じ日に生まれて産まれた時間が違うだけなのになんでそんなに怒るわけなの!』

おそ「分かる!分かるよ!!!

兄さんは、長男なんだから

とか!」

「『俺/私も甘やかされたい!』」


くくくっ

あははははは


ひひひっ

くくははははっ

おそ「なんだか、君とは他人の気がしないわ〜」

『奇遇ですね、私もです』

また同じタイミングで笑う


『良かったら、また会いませんか?』

おそ「喜んで!!!」


『「約束ですね/だな」』

くすすすっ

あはははっ


おそ「やっぱ二件目行かね?

俺お勧めのおでん屋があるんだわ」

『おでん!私、おでん大好きなんです

特に餅巾着とこんにゃくが』

おそ「あー、餅巾着食いたくなるわー

俺もそれ食べよ」

『それでは行きましょう!!!』

おそ「おーーーっ!!」

なんだか他人と思えない彼女


そんな彼女が気になり


俺は、またなと言い

彼女は電話番号をそっと俺に渡す


そんな不思議な彼女との交流は楽しい


まるで鏡に映った俺のような

気の置ける、俺の気持ちをだれより理解してくれる彼女に引かれるのに

そう長くはかからなかった。


End,


笑い声怖いwww「くすくすと笑い合った」とかでいいじゃんwww