文章下手ですがお付きあい下さい。

私は前回盲目の人に憑かれ一時目の前が真っ黒になったこともありました。
それで家族に話し、そばにある寺でお祓いをしてもらいました。

それからです。
幽霊を頻繁に見るようになったのは。

幽霊は見た目だけで分かるのもいるんですがだいたいは見た目ではわかりません。
私の場合幽霊に会うと耳鳴りが激しくなるので区別は一応つくのですが、自分の身を守るすべがなく気付かないふりをするしかありません。

そんな私が今回体験したことを書きます。

今回は前回の友達(以下Aとする)に誘われて血まみれの女が出るやら呪われるやらいろいろ怖い噂がある廃屋に行きました。
明るい内は怖くないからと夜に行くことになりました。

友達の自転車の後ろに乗り二人で目的地に向かいます。
その家は二階建てで窓はほとんど割れていました。
耳鳴りがしなかったので私は少し安心していました。

Aは持ってきたバックからカメラを持ち出します。
私はへたれでカメラに何かが映るのが嫌だったのでお願いだから何も撮らないで、と頼み自転車のカゴに置いてもらいました。
そしてA・私の順番に家に入りました。

ドアはすんなりと開いて開けた先には廊下が続いていました。
ギシッギシッという木の軋む音ひとつひとつにビクビクしながらもひと部屋ずつ入っていきます。

寝室と思われるベットがある部屋。壊れた鏡がある部屋。そしてさびれたお風呂場。
不思議と一度も耳鳴りはありませんでした。