27 無名さん
シュガー
「邪魔、そこ俺の席」

振り返るとパックのジュースを持っている国見。自販機に買いに行ったんだっけ。だってここ日当たりいいからーと言うと軽く舌打ちをされて「いいから早くどけ」だって。酷くない?

青痣
「あ、国見おはよう」

「おはよ。そこをどけ」

いつもより少しだけ早起きして当校して、国見の席に座って英語の課題を仕上げていた。そして程なくして朝練帰りの国見が教室に入ってきてこれが本日の初会話。わたしは笑顔で挨拶をしたのに。

「あ、あのさ、今度映画行こうよ」

「映画? いいけど観るのは俺が選ぶ。お前のセンスだといつもくっそサブいし」

「なんだと。国見だってセンス微妙じゃん。なんか頭使う系ばっかじゃん。わたしいつも意味が分からないまま終わるんだけど」

「そりゃお前がバカだからだろ。つーかどけよそこ俺の席」

シュガー
くそ、金田一め。何で国見本人に言っちゃうんだよ。どうせ金田一と同じこと言うに違いないから聞きたくなかったのに。

「俺が食う」

「は?」

「どっちにもあげない。俺がそのパンを食う」

「……国見、アンタ本当に適当だね」

「ドーモ」

青痣
どこでサボってんだろ?きょろきょろと見渡してると背後からガサッと音がして、振り返ったら制服のままの国見がいた。しかもなんか片手にジュース持ってる。

「…なにしてんの国見ちゃん」

「見学。」

「なんで?男の子の日?」

「まぁそんな感じかな」

「ほんと適当だよねきみ」

「お前には言われたくない」


ざっと検証したが似てるっちゃ似てるwグレー判定
他にもあるかもしれんが探すの疲れた