27 無名さん
「荀いく、俺の娘の綾音だ。もっとも母親はいないし俺が若いときの過ちみたいなものだ」
『なんですか、それ。僕が邪魔みたいな言い方しないでくださいまし』

曹操は熱心に話す二人を眺めながら、一人頷き笑っていた。
此の二人をくっつけるのも面白いと思っていたが、これはなかなか予想以上に面白くなった、と思っていた。
「我が娘ながら、俺は話しにはついていけん。二人で話しておいで。俺は隣で酒でも飲もう」
「すみません、曹操様。つい話し込んでしまいました」
あわてて頭を下げる荀いくを制し、好きなだけ話せばよい、娘にもいい刺激と勉強になる、と告げると綾音は頬を染めながらもキラキラとした目で荀いくとまた話し出した。

これがwww疎まれてるだっておwwww