>今日も１日長い授業が終わり、真っ直ぐ帰る気分ではなかったので寮に帰らず近くの商店街をぶらりと散歩していた時。すぐ近くの広場でヴィランに襲われそうになっている子どもを発見し、思わず飛び込んでしまったのだ。我ながら厄介事に突っ込んだもんだと思うがプロヒーローや警察を待っていたら狙われた子どもは大怪我は免れなかっただろう。何とか子どもは逃がすことが出来たが花音はヴィランの攻撃をかすってしまったのだ。
「くくっ、ヒーローの卵のくせに無茶するからだ」
「っ……ヒーローになりたいから、無茶したんだよっ」

厄介事だなんて言っちゃう夢主はヒーローに向いてないよ