>>28


次の日、仕事の担当の人から連絡があり、昨日は大変だったな、実は今日警察から連絡があって...Nさんは死んだ...

僕は一瞬パニックになり自分を責めました。
昨日おれが...おれのせいでNさんが....電話を切り僕は一人で自分を責めました!!

また担当から連絡がありお前は気にするな、落ち込むなよ..と励まされ.電話を切り夜ぐらいまで一人でNさんの事を考えて、自分に言い聞かせました。
おれは悪くないんだ、Nさんが自分で....

そして夜中1時30分ぐらいになって、明日も仕事だから早く寝なきゃと思い布団に入りましたが、やっぱりNさんの事が気になりなかなか寝付けません。
すると背中のほうがなぜか冷たいのです。

昨日Nさんが言ってた事を思い出しました。
それは、私さぁ〜好きな人の背中にくっつくのが好きなんだぁ〜!!

その言葉が頭をよぎり気づきました、背中の冷たいのは実は背中にNさんがくっついていたからです。
あの時はかなりビビリました、背中を見てみると頭がカンボツして目と鼻から血を流したNさん、しかしNさんは何も言わずずっと動かずにいました!


僕は少しすると気を失っていたようで気づいたら朝でした!
Nさんの事を思い出し背後を見ました、するとまだいたのです、Nさんがまだ背中にくっついていました。

僕がビビって逃げてもNさんは絶対に離れません。
その後僕は頭がおかしくなり、無断欠勤までして一週間休みました、その間彼女はずっといました。


休み始めて一週間、担当が寮に来ました!!
お前どうしたんだ? と聞かれて僕は、今日で仕事やめて実家に帰ります。そう言ってそれから色々あって実家の沖縄に帰りました。

実家に帰っても彼女はいます、もちろん他の誰にも見えません。
僕は人が変わったかのように今までとは違って無口で元気のない人になりました。