あれは高校1年生のころの話です。当時いわゆるチェーンメールが流行っていてもちろん僕の携帯にも何通か回ってきましたが、そんなのは信じないタイプなので無視してました。

そしてある日A君(臆病者)と遊んでいると「ごめんけどチェーンメール送ってもいいかな?」と言ってきたのでもちろん承諾しました。 

その中身はこのメールを10人に回さないと不幸になりますよ的なやつで、信じられないならこの番号に電話してくださいと書いてあり、電話番号まで載っていました。まぁよくありがちなパターンですね。

なのでA君にこんなのはウソということを教えてやろうと思い、目の前でその電話番号に電話することになりました(この時17時ぐらい)。 

「プルルルル…」 

ガチャ

「はい!〇〇車店です!」

電話にでると思っておらずビックリしてすぐ切ってしまいました。しかしこれで無害ということがわかったのでA君は安心してました。

次の日、違う友達のB君が僕の家に泊まりに来ました(A君とB君は面識はない)。

22時ごろに昨日のことを思いだしてB君に昨日のことを説明しもう一度電話をすることにしました。

「プルルルル」

ガチャ

「本日の営業は終了いたしました本日の営業は終了いたしました本日の営業は終了いたしました本日の営業は終了いたしました」 

とずっと言ってたので、あぁ今日は終わったのかつまらないな〜と思ってゲームをすることになりました。

すると外からなにか聞こえてきました。なんと言っているかはわからないのですが、なにか聞こえてきます。

町内放送かと思い無視して友達とゲームを続けてましたが、10分経っても聞こえてくるのです。それにこんな時間に放送があるわけないのです。

気になって窓をあけて聞いてみると

「本日の営業は終了いたしました本日の営業は終了いたしました本日の営業は終了いたしました本日の営業は終了いたしました本日の営業は終了いたしました本日の営業は終了いたしました本日の営業は終了いたしました本日の営業は終了いたしました」

えっ? うそでしょ?

どこから聞こえてくるかはわかりませんが確かに聞こえてきました。