31 無名さん
一ページ目がこれって…小中学生が書いてる日記の方が面白いぞ


>「苗字!俺達が着くまで絶対無茶すんじゃねぇぞ!」

『リョーカイ・・・』

桐沢さんの電話を切った直後、背後に気配を感じ、銃を構え直し振り返る。

「ザンネンだったね・・・警視庁特命二課、苗字名前サン?」

しまった・・・いつの間に・・・何故こちらの行動が気付かれたのか。

そしてなぜ私を知っているのか・・・

考えたって、後悔したってもう遅い。

この仕事は・・・一瞬の判断ミスが命取りになるのだから。


「バイバイ。苗字サン」

パンっと発砲音が響き渡り、目の前に血が飛び散る。

『(あぁ・・・私撃たれたのか・・・)』

『(ここまでがんばって追い詰めたのになぁ)』

『(だからお前は詰めが甘いとか皆に言われちゃうんだろうなぁ)』

『(みんな・・・・・・・ごめんなさい・・・・)』

そして、私は意識を失った。