31 無名さん
とりあえず晒してみる
大したシーンじゃないけど……バーボンが沖矢=赤井を突き止めようとする事に関しての所
因みに櫂くんとは救済されたスコッチの偽名
「そういえば沙羅、江戸川コナンに何か聞かれたか?」
「三木さんの事とっても探られたけど」
櫂の問いかけに沙羅が答えると、へぇ、と彼が口角を吊り上げた。
「まぁ、そうだろうな」
「うん…?あ、ねぇ、ところでさ。
櫂くん達関わってないって聞いたんだけど…どうなってるか聞いても大丈夫なら教えてほしいなと思って」
聞いちゃまずいよなぁ、と思いながら沙羅は問いかける。
公安の仕事に触発してはいけないと気遣う沙羅に櫂は笑みを零した。
「零が暴走してるのは何となく察してるだろ?」
「うん」
「零から作戦を聞いた景山警視長の話だと、こうだ」
櫂はそう言って、作戦を話してくれた。
それは、沙羅が知っている所謂緋色シリーズそのものだった。
『スコッチ』生存の時点でこの作戦は露と消えたと思っていた沙羅はため息をつきたくなった。
「(私のしたことって…)」
いや櫂くんがいる事は嬉しいんだけどね。
と沙羅は思った。まさか自分が引き金を引いたことに全く気付いていない。
「櫂くん」
「ん?」
「難しい事はよくわからないけれど…
組織の人とFBIを捕まえるならまだしも、公安の人達引き連れてFBI人質にして赤井さん引きずり出して組織に売るのは別に良い…てことだよね?」
大したシーンじゃないけど……バーボンが沖矢=赤井を突き止めようとする事に関しての所
因みに櫂くんとは救済されたスコッチの偽名
「そういえば沙羅、江戸川コナンに何か聞かれたか?」
「三木さんの事とっても探られたけど」
櫂の問いかけに沙羅が答えると、へぇ、と彼が口角を吊り上げた。
「まぁ、そうだろうな」
「うん…?あ、ねぇ、ところでさ。
櫂くん達関わってないって聞いたんだけど…どうなってるか聞いても大丈夫なら教えてほしいなと思って」
聞いちゃまずいよなぁ、と思いながら沙羅は問いかける。
公安の仕事に触発してはいけないと気遣う沙羅に櫂は笑みを零した。
「零が暴走してるのは何となく察してるだろ?」
「うん」
「零から作戦を聞いた景山警視長の話だと、こうだ」
櫂はそう言って、作戦を話してくれた。
それは、沙羅が知っている所謂緋色シリーズそのものだった。
『スコッチ』生存の時点でこの作戦は露と消えたと思っていた沙羅はため息をつきたくなった。
「(私のしたことって…)」
いや櫂くんがいる事は嬉しいんだけどね。
と沙羅は思った。まさか自分が引き金を引いたことに全く気付いていない。
「櫂くん」
「ん?」
「難しい事はよくわからないけれど…
組織の人とFBIを捕まえるならまだしも、公安の人達引き連れてFBI人質にして赤井さん引きずり出して組織に売るのは別に良い…てことだよね?」