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当時小4だった母は学校休めるとウキウキしながら向かったそうですが、家に着いた途端怖い顔の女に睨まれたそうです。
何気なく近くに盛ってあった白い砂を投げ付けたところ、背中がとても痛くなり気を失ってしまいました。

目を覚ますと本家の仏壇がある寝室に寝かされ、住職さん6人と両親、当主と母から見たら祖母が囲ってました。

倒れた直後背中がめちゃくちゃ熱く抱き起こすのも困難な状態の中、住職さんがお経を読み、お祓いを2時間くらいしたところ、熱はとれ、気色悪いほど多かった黒子がほとんど綺麗になったのです。

住職さん曰く、この子自身祟りの元凶に何かしない限りこのような現象にはならない、とのこと。

「怖い女の人に白い砂投げたら痛くなったよ」

その場にいた人が驚いたそうです。
よく聞くと白い砂は盛り塩で、見えた人はその元凶が具現化したものだろう…。

とにかく祟りに打ち勝った母は滞在予定の2週間本家の広い家で遊んだりしたのですが…来るはずの従兄弟の姿がないことに気付きました。

祖母に尋ねると…

「もう手遅れだった」

と言われたそうです。


そんなこんなで母の霊感はこの時から最強だったわけで…。