33 無名さん
意図が掴めなかった私は率直に疑問に感じたことを口にした。

「ここでなつのと二人でアイスを食べた時のことですよ。その時もこのアイスだったっけなあ、と思いまして」

「そういえばそうだったか、あの時のクィリナスは今とまるで別人ですけど」

「なつののおかげです」

「…まあ否定はしないよ」

何気なしに思い出に耽りながらアイスを頬張るクィリナスに器具の整頓をしながら話をする私、それを見てルーピンさんが首を傾げた。

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