今回は前回の話しとはなんの関連性もない話しで、実際私が身内のものから聞いた話しです。

私の知り合いには警察官の人が多数います。
それは私の祖父が警察官だったこともあるし、私と共通の趣味を持つ方に警察官が多いということもあります(ここでは伏せますがけしてヤバい系の趣味ではないです)。
この話しは警察官の友人の1人から聞いた話しです。

仮にその人をAさんとします。
Aさんの父親も警察官をやっていて、そういうコネもあってか警察学校を出て数年で警視庁勤務になりました。
Aさん達の管轄内は結構広く、隅○川もあるそうです。

ある日Aさんが隅○川周辺をパトロール? していると、川の水面に奇妙に浮かぶ物体を見つけたそうです。
Aさんはそれを見たとき「あぁ、またか」と思ったそうです。

隅○川ではほぼ毎日のように水死体があがるそうで、もうその手のことには慣れっこだったそうです。
とりあえず同じ管轄内の先輩警官に連絡をとると、「そのまま流しておけ」との指示を受けました。

自分達の管轄内で死体などが出た場合、当然それを処理するのはその管轄内の人たちが行います。
ですが、水死体というのはとても汚く、身元確認が面倒だったりすることもあってか、市民からの通報以外で発見した場合はほとんどそのまま放置するそうです(そのまま流しておくと、他の管轄まで流れていく場合があるらしいです)。

そしてその日も何事もなくパトロール的な事を終えて事務所に戻りました。
事務所に戻ると先輩達から「通報を受けた」とのことで、すぐにまた事務所を後にしました。

向かった先は隅○川でした。
先程Aさんがパトロールをしていたとこからそれほど遠くない河辺に水死体が出ていたとのことです。

現場につくと先程流されていた奇妙なものに酷似していて、正直「流れていってくれれば楽なのに‥」っと思ったそうです。
早速死体をあげようとしたのですが、現場にいた先輩が「もう一度流せ」っと言いました。