35 無名さん
ようやく掴んだ家族は一年生の時に
崩壊してしまった

二年生になってからは
自分は一人でも生きていけるって
自分自身に言い聞かせたくて
ただただ毎日を一人で過ごした

そして三年生になった今、
世界の余分でしかない私が
一体何を目的に生きていけば
いいのかわからずに、惰性的な
毎日を送っていた

それでも、この一年
一人でいた為か
家族を望んでいた気持ちも
他の家族を羨ましく思う気持ちも
へー、幸せそうで良かったね、と
流せるようになった

学んだ事は、
無い物強請りを止めさえすれば
意外と気持ちは凪いで行く、
と言う事だった


毛利夫婦が別居決まった後の夢主
なんか自分が壊したとは自覚無くて私可哀想オーラ凄い