36 無名さん
彼女の襟ぐりが広めの服の隙間から、
黒の下着にピッタリと収まった胸がチラリと見えた。
一瞬だけ見えた彼女の胸は想像していた通りの大きさで、見るからに弾力がありそうだった。
そして何よりその柔らかそうなことといったら・・・
しかも黒の下着というのがまたセクシーで、白い肌をより際立たせており、可愛らしい彼女の雰囲気とのギャップでどうにかなってしまいそうだ。
「・・・安室さん?」
彼女が訝しげに再度俺の名を呼んだ。
突如口元を押さえ、驚きと興奮でわなわなと震える俺を見て不審に思ったのだろう。
ハッとして背けていた顔を彼女に向けてしまった。
「(っ・・・!)」
再び視界に入れた彼女の姿に息を呑む。
――視線が最早、彼女の胸にしかいかなかった。
「・・・っ!?ど、どこ見てるんですか!!」
ある一点を凝視していたことに気付いた彼女が赤くなって胸元を隠した。
「すっ、すまない!!」
慌ててまたも顔を逸らし、今度は聞かれてもいない言い訳を始める。
「キスをしている時、ふと目を開けたら服の隙間から君の胸元が見えてしまったんだっ・・・それで、つい・・・あっで、でも一瞬だけで・・・っ」
普段は冷静な俺だがこの時は恥ずかしいくらいしどろもどろになっていた。
それから本当にすまない、と頭を下げると・・・
「・・・安室さんの、えっち」

えりから下着見えるとかどんだけ
安室さんベルモットと一緒にいたりすんのに今更巨乳に反応するわけないじゃん