4 無名さん
暇しネタもないから桜猫たんの小説()晒すね
地味に長いから改行削ってついでに分割する

焔vsポケモン

―――…数日後。
本日の主役であるマスタング大佐とサクラは、練兵場の中心に立っていた。
焔の錬金術師が未知の生物「ポケモン」と対決する。
発信元が大総統であるせいか。
この情報は軍人達の口コミにより瞬く間に知れ渡り、練兵場には多くの観戦客が詰め掛けていた。
開戦の時を今か今かと待ち望む者。
観客がつくりだす熱気に興奮する者。
そして、サクラの名を呼びながらハートを飛ばす者など…。
会場は凄まじく混沌としていた。
「レッディース・アーンド・ジェントルメン!!中央の練兵場へようこそ!!今日はめでてェお祭りだ!なんてったって!
俺と女房の結婚記念日なんだぜ、イェア!!」
「知った事かーーーっ!!」
さすが親バカ。
家族自慢に抜かりなし。
ヒューズ中佐は軍人達から大ブーイングを受けたが、観戦客に少しだけ一体感が生まれた。
「OK!!俺もこの日を待ってたからサクッといこう!!本日のメイン、焔vsポケモンの史上初対決!!
赤コーナー!!焔の錬金術師、ロイ・マスタング!!」
その途端。
マスタングの日頃の行いを垣間見るような文句が辺りを飛び交った。
「自分だけうまいこと出世しやがってーーーっ!!」
「オレの彼女かえせー!」
「仕事しろーーーっ!!」
「滅べー!!」
しかし、彼は短気を起こす事なくシランプリ。