46 無名さん
知らない先輩達にいろはちゃーん! と呼ばれて律儀に手を振り返していたいろはは、自分を見下ろすプレゼント・マイクのサングラスを見上げてそして微笑んだ。「あまり適切ではないのでしょうが……楽しいです。とっても」
花の咲くような笑みを向けられれば、マイクも悪い気はしなくてニヤリと口角をつりあげる。続けていろはが「マイク先生の授業も、セメントス先生とはまた違った形で生徒から答えを引き出すような工夫がなされていてとても有意義です」と言うものだから彼はつりあげた口をんーっと高ぶるトキメキのままに口腔に巻き込みながら、自身についてくる幼い卵の頭をぽんぽんと優しく撫でていた。
口腔を巻き込むってなんだ
花の咲くような笑みを向けられれば、マイクも悪い気はしなくてニヤリと口角をつりあげる。続けていろはが「マイク先生の授業も、セメントス先生とはまた違った形で生徒から答えを引き出すような工夫がなされていてとても有意義です」と言うものだから彼はつりあげた口をんーっと高ぶるトキメキのままに口腔に巻き込みながら、自身についてくる幼い卵の頭をぽんぽんと優しく撫でていた。
口腔を巻き込むってなんだ