48 無名さん
固いチョコが陰茎に当たるのが気持ちいいのか、わざとナカと自身の性器でチョコを挟むように動く。
「ぁ、どうし、よ…!気持ちい…!気持ちいよぉ…!!」
「俺 も、マジ気持ちぃ…!」
 チョコがこりこりと二人の性器を刺激する。
 次第にそれは互いの体温で溶けていき、間からとろとろと溢れてきた。体液と混ざって濁った色をしたそれはパタパタとシーツに茶色い染みをつくる。
「すっげ…。はっ、 ぁ ぅっ。モモっち、チョコ溶けちゃったッスよ…」
「ぅ あっ あんっ」
「なんか…生理中に 犯してるみたい…ッス…」
 茶色い染みに興奮させられる。次第にストロークが早くなり、モモの膣がきゅうっと強い締め付けをしたところで黄瀬も達した。体を震わせて射精をする。二人の呼吸が少し落ち着いたところで性器を引き抜き、モモの体を裏返す。
 激しい性交のあと、ぼんやりと意識を手放していた彼女にキスをしようと身を屈めた瞬間、彼女の右膝が黄瀬の脇腹に炸裂した。
「うっ!  ……いっったいッス…モモ…!!」
「膝くらって当然でしょ!?涼太のアホ!!」
「じゃあ舐めて綺麗にするッス…。だから膝は勘弁…」
「ばっ…!!」
 顔を真っ赤にしてモモが抗議をするが、黄瀬は躊躇なく彼女の膣に口を持っていってチョコと二人の体液の混合物を舐めとり始めた。
「あー、甘いッスね…」
「もう…っ 馬鹿ぁ…!!」
 ある程度綺麗になったところでチャイムが鳴った。
 顔を上げた黄瀬がぺろりと口元を拭いながら嬉しそうに言う。
「美味しかったッスよ、モモ」
 その直後彼女の拳がみぞおちに炸裂したのは、言うまでもない。
『Feed me』 -fin.
2014 2/14 by Nicole
おわり!突発のバレンタインネタでした!黄瀬くんは普段Mだけどしてるときだけ若干Sになると良いな!