49 無名さん
>「轟くん?眠い?眠い?」
「…………」
「轟くん、やっぱり具合悪いんじゃ!?熱でもお、おありか!?……ベッド!ベッドあるよ!!」
「ベッド…………」
「そうだよイエスベッド。轟ベッドイン?」

天子はよもや轟の体調が限界突破したのではないかと疑い純粋な心配から横にあった己のベッドを指し示した。轟は視線を送りそのふかふかで寝心地の良さそうなベッドを見やる。ベッドイン。イエスベッドイン。

「ノー!!!!」
「轟くん!?!!?」

轟は勢い良く立ち上がるとそのまま踵を返しドアに激突した。割と派手な音を立てつつよろけながらもその戸を開いて廊下に出ていってしまう。

轟くんが誰おま状態