56 無名さん
地上に覆われた雪は、足の踏み跡を残し
空から降る雪は再び跡を消し去る。
今回の雪はとてつも無く積もりそうだ。
しばらく歩いてると、道のど真ん中で
少女が何かを探している動作をしていた。
承太郎は溜息を吐きながら、その少女の所へと歩み寄った。
「おい女、何探してる」
『…コンタクト、探してるんです』
ヘァッ!?道に落ちたコンタクトなんかつけたくないヘァッ!
空から降る雪は再び跡を消し去る。
今回の雪はとてつも無く積もりそうだ。
しばらく歩いてると、道のど真ん中で
少女が何かを探している動作をしていた。
承太郎は溜息を吐きながら、その少女の所へと歩み寄った。
「おい女、何探してる」
『…コンタクト、探してるんです』
ヘァッ!?道に落ちたコンタクトなんかつけたくないヘァッ!