これは私がある冬の日に体験した事でした。
私は友人宅で遊んでいたのですが、久しぶりだったということもあり、時間が経つのも忘れて深夜まで話し込んでしまいました。
私が「今から帰るんもしんどいわぁ」とぼやくと、友人が「んなら俺ん家に泊まってけよ」と言ってくれました。
どうしようかと考えていると、ふいに雨が窓を激しく打つ音が聞こえました。
「雨降りだしたし、やっぱ泊まってくわw」
そう言い残して私は玄関に向かいました。
自転車のかごに財布を置き忘れたのを思い出したのです。
そして、ドアを開けて外へ出た瞬間、何かがおかしいと感じましたが、その理由はすぐに分かりました。
ついさっきまで激しい音を立てて降っていた雨が、ぱったりと止んでいるのです。
それどころか地面は全く濡れておらず、見上げると星空さえ見えそうな静かな夜でした。
では、窓を打った音は..?
言いようの無い不安感に包まれて、私は通りを見回しました。
すると...視界の端、50m程先の街灯の灯りの下に何とも形容しがたい白い何かが立っていることに気がつきました。
いえ、正確には立っているだけでなく、徐々にではありますがこちらに近づいて来ていました。
やめとけばいいのに、好奇心に負けて見ていると、“それ”の姿がはっきりと見えてきました。
瞬間...「ヤベぇ!! あれって見ちゃダメなやつだ..!」
直感的にそう感じた私は急いで部屋に駆け戻りました。
そして安堵からか、焦った自分が恥ずかしく思ったのもあり、今の出来事を友人に話そうとしました。
私「いやぁ、雨降ってたんかと思って焦ったわぁw」
友人「は? 降ってるやん。眠ってもないのに、寝ぼけたんか?ww」
っ!?
→
私は友人宅で遊んでいたのですが、久しぶりだったということもあり、時間が経つのも忘れて深夜まで話し込んでしまいました。
私が「今から帰るんもしんどいわぁ」とぼやくと、友人が「んなら俺ん家に泊まってけよ」と言ってくれました。
どうしようかと考えていると、ふいに雨が窓を激しく打つ音が聞こえました。
「雨降りだしたし、やっぱ泊まってくわw」
そう言い残して私は玄関に向かいました。
自転車のかごに財布を置き忘れたのを思い出したのです。
そして、ドアを開けて外へ出た瞬間、何かがおかしいと感じましたが、その理由はすぐに分かりました。
ついさっきまで激しい音を立てて降っていた雨が、ぱったりと止んでいるのです。
それどころか地面は全く濡れておらず、見上げると星空さえ見えそうな静かな夜でした。
では、窓を打った音は..?
言いようの無い不安感に包まれて、私は通りを見回しました。
すると...視界の端、50m程先の街灯の灯りの下に何とも形容しがたい白い何かが立っていることに気がつきました。
いえ、正確には立っているだけでなく、徐々にではありますがこちらに近づいて来ていました。
やめとけばいいのに、好奇心に負けて見ていると、“それ”の姿がはっきりと見えてきました。
瞬間...「ヤベぇ!! あれって見ちゃダメなやつだ..!」
直感的にそう感じた私は急いで部屋に駆け戻りました。
そして安堵からか、焦った自分が恥ずかしく思ったのもあり、今の出来事を友人に話そうとしました。
私「いやぁ、雨降ってたんかと思って焦ったわぁw」
友人「は? 降ってるやん。眠ってもないのに、寝ぼけたんか?ww」
っ!?
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