阿吽と幼馴染みな夢主は、昔から及川に依存される節があった。

なにかあればすぐに夢主を頼る及川、それに応える夢主。

岩泉はこれじゃ及川は弱くなってしまうと察する。

高校生になると、夢主が及川との距離を今までとは違い、少し離れた状態で維持し出す。

夢主も岩泉同様、現状が及川にとって良くないことを理解していた。

しかし、岩泉は当事者ではない故、一緒に居ると及川は弱くなり、夢主は強くなること以外にも気づいていた。

1番及川が弱くなるのは夢主と離れることで、駄目だと分かっているが夢主に完全に依存することが及川が1番強くなれる方法だと。

そしてそうすれば夢主は、及川の重圧に耐えきれず、潰れてしまう。

どうすることがこいつらにとって最良なんだろう…。

そんな岩泉の苦悩の話。

ちなみに岩泉→夢主。及川と夢主は全く恋愛感情なし。


及川と夢主が共依存するのが最良なんじゃね