58 無名さん
流れ戻すよー
オチのこのくだらなさよ


王子は白い歯を見せて笑いました。私も笑いました。嗚呼、金髪の――ちょっとガサツで、ちょっと煙草臭くて、変な眉と顎髭のある――王子様! 私は貴方が大好きです。貴方の作った料理と同じぐらい! 何時か、私は貴方に告白します。満月の下、ベランダにいる貴方に向かって、「嗚呼、貴方は何故サンジ様なの」と。だからその時は、こう言って下さい。「私の懐には貴方の好きなところてんが何時も入っていますよ。だからサンジなんです」と。