6 無名さん
なまえは刃物を両手から解放すると床に突っ伏して泣き出してしまった。
「痛みはするけれど、この傷なら僕は助かる。だからもう泣かないで」
なまえは顔を上げ僕を数分見つめると、もう一度刃物を持った。

本文これだけとか草生える