6 無名さん
いちおつしたから以下略
魔法サイトがかなり話題になってたのでコナンサイトの拍手を晒す


 少女の手作りクッキーは想像以上に美味しかった。そして、想像以上に癒された。毎日、事件だなんだと緊張感のある仕事をしている中で、さっきの少女とのユルい会話も癒しになったが、このクッキーもまた、他人の手作りというものとは疎遠になってきている年齢の男からしたらかなり癒されるものだった。
 松田がふと隣を見ると、同じように萩原もクッキーを食べて撃沈している。お疲れの二人には少女のクッキーは攻撃力ばつぐんだったらしい。美味しすぎて。

「あー……何て言うんだっけこーゆーの……? あ、女子力だ、女子力」
「……は? 萩原お前……大丈夫か?」
「いや松田……俺はもう駄目だ……。あいつ女子力高すぎだろ……何だこれ……嫁にしたい」
「……殺すぞ萩原」
「……冗談だ。本気にするなよ松田……」


続く