66 無名さん
「ねえ、名前聞いてもいいかな?」
「…はい、僕は黒子テツヤです」
不思議そうにしながらも彼は教えてくれた。私も名乗りたいけどその前に伝えたいことがある。すっと深呼吸をして真っ直ぐ彼を見据える。
「黒子君、みーつけた!…君はここにいるよ。ちゃんと私の目の前にいるよ」
「―――っ、見つかっちゃいました…ありがとう」
ありがとう、僕を見つけてくれてありがとう…
くしゃりと顔を歪ませ泣きそうになりながらも彼はポツリとお礼ばかり口にした。
これ何度見てもキモい
特にすっとして深呼吸して…のくだりからがやばい
「…はい、僕は黒子テツヤです」
不思議そうにしながらも彼は教えてくれた。私も名乗りたいけどその前に伝えたいことがある。すっと深呼吸をして真っ直ぐ彼を見据える。
「黒子君、みーつけた!…君はここにいるよ。ちゃんと私の目の前にいるよ」
「―――っ、見つかっちゃいました…ありがとう」
ありがとう、僕を見つけてくれてありがとう…
くしゃりと顔を歪ませ泣きそうになりながらも彼はポツリとお礼ばかり口にした。
これ何度見てもキモい
特にすっとして深呼吸して…のくだりからがやばい