68 無名さん
>>67
これすっごい腹立つ


「君の名は?」
「人に名前を聞く時は自分から先い名乗るのが礼儀じゃなくて?」
「私は宮野明美」
「俺は諸星大」
「諸星?  ―… あぁ、貴方が、志保の姉をたぶらかして組織に入った噂の狙撃手ね。」
「たぶらかすって、そんな言い方しないで!」
「宮野明美は、あの、宮野博士夫婦の娘で有りながら飛び級も出来なかった役立たずのFランク。13で大学の博士号を取得して組織の天才科学者として薬学の研究チームで活躍中の妹と親の七光りで”飼われて”いるだけ。 諸星大とは交通事故の被害者と加害者。」
「妹と親の七光?」
「違うというなら、お前達の自分所属とランクを言ってごらんなさい。Aプラスの評価を貰って、コードネームがあるなら、ね?」
「所属は… ないわ。ランクは… F」
「お前は?」

くい、と諸星の方を見る少女

「ランクはC。時期にB評価にあがれるだろうと上にはいわれているが、コードネームはまだ未定だ」


その返事に少女はくすっと口角を上げる

「能力がない構成員はGですものね。宮野明美が処分されないのは、その躰に宮野エレーナのDNAが入っているから生きる研究対象として使えるからにすぎないわ。役ただずの下っ端は言葉使いに気を付ける事ね。」