70 無名さん
異世界の旅人にて説明があった

第6話「錬金術師の苦悩」
ジャンはヤマブキシティの翻訳機製造会社に勤める、少々機械オタクな社員である。
彼の同僚であるロイとサクラの父親が昔からの親友ということで、顔を合わせたことが何度かあるというだけの知り合いだった。
しかし、それはサクラがポケモントレーナーになるまでの話。
サクラが旅立ってからというもの、ジャンは彼女の熱狂的ファンとなってしまった。
そういった関係というのもあり、サクラは差し出された手をつい警戒してしまう。
が、すぐに思い直して「相手は別人」と自分に言い聞かせると、目の前の大きな手と握手を交わした。

「よろしくお願いします、ハボック少尉。」
「おう。そう言えば俺も見てたんだぜ、君がトレインジャックの主犯を投げ飛ばす瞬間を。あれは最高傑作だった!」
「そ、それはどうも;」
まさかそこを褒められるとは思わなかった…;