※ご注意:この話には“呪われる”という表現が含まれています。

今からここに書くのは、俺が体験した事。

ある日の昼に仕事場の同僚と話をしていた。内容は、この話を聞くと〜みたいなよく聞く感じの話。

まぁ嘘だと思ってた俺はとりあえず同僚に話を聞いた。その話を説明する。

※ここから先は読むと本当に霊障が起こる危険性があるので、嫌な方は読まない事をお勧めします。読んでも大丈夫という方々は是非読んで頂けたらと思います。


たくやくん

昔たくやくんという小さな男の子がいました。たくやくんは電車が大好きで、よく幼稚園を抜け出し電車を見に行くほどだったそうです。

たくやくんはいつも歌を歌っていました。

♪せーんろはつーづくーよーどこまでもー♪

これはたくやくんが大好きだった曲でした。

月日がたったある日。たくやくんの父親が多額の借金をしていた事が分かり離婚。

たくやくんは母親の方に引き取られ二人で暮らしていたそうです。母親はお金がない為毎朝毎晩必死に仕事をしていました。

やがて母親は仕事のストレスがピークに達しノイローゼになり、たくやくんを育てて行けないほどになりました。

そしてたくやくんは死んだ。


ここまでが聞いた話です。

は?なんで死んだの?と思うと思います。最初は俺もそうでした。

何故たくやくんが死んだのか。それはこの話を読んだ方々に近い内に分かると思います。

具体的にどんな事があったかを書きます。

まずこの話を聞いた人の家にたくやくんがくる(俺の場合は聞いた日の晩に来ました)。

どこからともなく小さな男の子の声で

♪せーんろはつーづくーよーどこまでもー♪

という歌声が聞こえてくる。