75 無名さん
http://hnnmr.pupu.jp/mha/45.html
>「私の個性、命を右で奪って左で与えるんだけど、どうもそのエネルギー循環が自分の体内じゃうまくいかんらしい」
「へえ〜」

そもそも天子が使える治癒というのは、他者から生命エネルギーを取り込む、またはエネルギーを他者へ放出する際に一定の部位に集中してそれを注ぎ込むことで、一時的にその部分の治癒力を飛躍的に向上させ傷を治すという、エネルギー移動のおまけみたいなものだった。つまり自分自身にも理論的にはできなくはないのだろうが、どうも己の体内でその生命エネルギーを循環させるのは勝手が違うのか傷跡に左手をあててもあまりうまくいった試しがなかったのだ。

「お茶子ちゃんのキャパとおんなじで、できないことけっこうあるよ。えーと手が触れてないとできないとか、手以外から分身出せないとか、分身同士の記憶の共有はできない、分身からエネルギー移動だけならできるけど分身から分身は出せないとか、あとは〜動植物もいけるけど人へのエネルギー変換はいまいちうまくいかない……とか…………?」
「ほへー……複雑なんやね」
「ね!でもひょっとしたら意外とできるかもしれないしもっと色々がんばらないと……」
「修行やね修行、友情、努力、勝利や!」
「ふふっジャンプだ」
「あ〜でも待って……分身と……治癒でしょ……それじゃあさあ、」
「ハッ」

個性の説明してるけどお茶子ちゃんと同等の位置付けになりたいのかなと思った