77 無名さん
http://nanos.jp/kura1114/novel/4/32/
>「痛っ……え?」
視界の隅に入った注射針。この場に不釣り合いな注射針が皮膚に突き刺さっている。鈍い光を放つ針が体内へと何かを送り込む。驚いて目を瞬かせている私に、バーボンは「動かない方がいい」楽し気な声音で言う。
ばくんばくんと心臓の鼓動が早鐘を打ち、少しずつ目が見開いていった。これは、なんだ。なにをしているんだ。呆けていた頭が状況を理解していく。バーボンに薬物を打ち込まれたのだと理解したとき、注射器内の液体は体内に全て流れ込んでいた。
ずるりと引き抜かれていく注射器を見送って、私は驚愕に染まった目でバーボンを見た。彼はほの暗い笑みを浮かべており、注射器をサイドテーブルの上に置いた。コトリ、と無機質な音が響いて、私はゆっくりとした手つきで首筋に触れる。
「っなにを打ちこ、んぎっ!」

安室と降谷とバーボンに分裂した話ですでにシャブプレイしてるんぎっ!