数年前の話です。
私が友達の家に泊まる約束をしていてバイトが終わってから向かうということになっていました。
バイトの仕事が一段落して休憩しているところに約束をしていた友達からメールが入りました。
『お前、うちに来るとき幼稚園の前の道は通らないほうがいい…ヤバイのがいる』
その道は小学生のときから何度も通っていた道で、急に言われてもなんのことやらという感じだったんですが…通って後悔しました。
バイトが終わってその道を通ったのが夜の10時過ぎくらいでした。
角を曲がった瞬間生暖かい空気が漂い別の空間に入ったような感じがしました。
嫌な汗が湧き出て早く抜けようと前を見ると小学5年くらいの女の子が立っていました。
ただの女の子ならまだしも風貌が、黒髪が膝の辺りまで伸びていて上半身を隠し、僅かに見えるスカートの横には手が。しかし手の位置が明らかにおかしい。膝の少し下まで伸びていました。
こいつはまずい。気付かないふりして猛スピードで自転車をこいで女の子の横をすり抜けました。
背中は真夏にも関わらず冷気が通ったようにひんやりとしました。
友達の家の前まで来ると気配はありませんでした。
友達に
「見てきた。あれはやばい…」
と言うと
「馬鹿野郎! ついてきたらどうするんだ!」
と激しく怒られましたが気配なかったと説明してなんとかなだめました。
→
私が友達の家に泊まる約束をしていてバイトが終わってから向かうということになっていました。
バイトの仕事が一段落して休憩しているところに約束をしていた友達からメールが入りました。
『お前、うちに来るとき幼稚園の前の道は通らないほうがいい…ヤバイのがいる』
その道は小学生のときから何度も通っていた道で、急に言われてもなんのことやらという感じだったんですが…通って後悔しました。
バイトが終わってその道を通ったのが夜の10時過ぎくらいでした。
角を曲がった瞬間生暖かい空気が漂い別の空間に入ったような感じがしました。
嫌な汗が湧き出て早く抜けようと前を見ると小学5年くらいの女の子が立っていました。
ただの女の子ならまだしも風貌が、黒髪が膝の辺りまで伸びていて上半身を隠し、僅かに見えるスカートの横には手が。しかし手の位置が明らかにおかしい。膝の少し下まで伸びていました。
こいつはまずい。気付かないふりして猛スピードで自転車をこいで女の子の横をすり抜けました。
背中は真夏にも関わらず冷気が通ったようにひんやりとしました。
友達の家の前まで来ると気配はありませんでした。
友達に
「見てきた。あれはやばい…」
と言うと
「馬鹿野郎! ついてきたらどうするんだ!」
と激しく怒られましたが気配なかったと説明してなんとかなだめました。
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