実際に私が見た夢の話です。結構前に見た夢なので曖昧で分かりにくい説明だとは思いますがご了承下さい。

その日私は長期旅行で疲れていたため早く床につきました。その時に見た夢です。

私と妹は家で心霊関係のテレビを見ていました。妹はこういうのが嫌いだったのですが無理やり一緒に見ることに。
内容は、霊が見え霊に触れられる女性の特集(生放送)みたいなもので、その女性が次々に悪霊を蹴ったり殴ったりして成仏させていくものでした。

妹とテレビの前で夢中に見入っていたのですが、女性がある悪霊と対峙している場面の時、突然女性が叫び始め倒れたのです。
スタッフやカメラが女性に近づくと女性の顔や腹から血が吹き出し、もの凄い形相でカメラを見ていました。

どうせこういうのは演技じゃないの、と思いつつ見入る私。
そこに一緒にいた霊媒師が何やら説明をしだし、これはただとり憑いたのではなく人間のDNA自体にとり憑いたもの(?)、と話し始めました。

その霊媒師によると(うろ覚えですが)

・静かな森の中など人目のない所でしか生活出来ない
・動物や血、生肉を見せると発狂
・お祓いは効かないため一生そのままで生きていくしかない
・人格が、とり憑いた霊のものになる
・このようになった人は世界でも数人しかなく、ほとんどは家族の希望で安楽死

などなど言っていました。

放送はもちろん中止。
「でもなんか妙にリアルだったよねぇ」と話しかけるとともに妹に目をやると、妹はこちらを鬼のような歪んだもの凄い形相で見つめていました。

私は声も出ず硬直。
まさか今ので妹にもとり憑いたのか!?と思い、妹に近づくと突然血を体中から吹き出し「お前のせいだ!!!」と叫び、私に襲いかかってきそうになった瞬間に目覚めました。