81 無名さん
その時僕の背後に誰かが立った気配がした。背中にひんやりと冷たい汗が伝った。恐怖で足が動かない。

「黒子君、みーつけた!…君はここにいるよ。ちゃんと私の目の前にいるよ」


背後であの女がにんまりと笑ってる姿が容易に想像できた。