>>85
その夜。
時間も0時になり、部屋に戻って寝なくてはならなくなった。
嫌だ。気持ち悪い。しかし、もう高校3年生にもなって部屋で寝れないのも恥ずかしい。仕方なく部屋に戻った。
ちなみに切れた手首は、本当にスッパリと切れていたせいで、痛みもなく、出血も激しくなかった為、絆創膏を貼っただけだった。
部屋に戻ったが、電気を消して、目を瞑る気になんかなれるわけがない。そこで当時付き合っていた、Aという彼女に電話をかけることにした。
ちなみにAは相当な怖がりである。今日あったことを話し、彼女の反応を楽しみ、少しでも気味の悪さを緩和しようとしたのだ。
それが間違いだった。
私「もしもし」
から始まり、「体験した一連の話1」の話しを一通りした。すると、
A「えー…やめて!!やめて!!」
と予想通りの反応が。何か楽しくなってきた。
しかし、そのうち
A「いや!!本当に何なの?怒るよ!?やめてよ!!イヤ!!イヤ!!」
私「もしもし?もしもーし?聞こえてる?」
A「やめてってば!!いい加減にして!!」
「あー、これは聞こえてないな。電波がおかしくなったかな」と思い、一度切ることに。
すぐにかけなおす。
A「あー…良かった。聞こえたー」
私「何があったの?」
A「最初怖くて嫌だってずっと言ってたじゃん?けど途中から私君の声が全く聞こえなくなったの。そしたらだんだんと、カツ…カツ…って。ハイヒールで歩くような音がして、怖くなってすぐ電話切ったんだ」
?
A「…で、かけなおしてたんだけど、ずっとツー…ツー…って話し中で。だから私君もかけなおしてくれてるのかなって思って、少し待ってたの。そしたら私君から電話かかってきたー」
あれ? 電話切ったのは私からなはずだ。しかも直前までAの「いい加減にして!!」という言葉を聞いていたのだ。
Aの話とはずいぶん食い違いが生じる。私が聞いていた「いい加減にして!!」とは本当にAの声だったのだろうか。
その夜。
時間も0時になり、部屋に戻って寝なくてはならなくなった。
嫌だ。気持ち悪い。しかし、もう高校3年生にもなって部屋で寝れないのも恥ずかしい。仕方なく部屋に戻った。
ちなみに切れた手首は、本当にスッパリと切れていたせいで、痛みもなく、出血も激しくなかった為、絆創膏を貼っただけだった。
部屋に戻ったが、電気を消して、目を瞑る気になんかなれるわけがない。そこで当時付き合っていた、Aという彼女に電話をかけることにした。
ちなみにAは相当な怖がりである。今日あったことを話し、彼女の反応を楽しみ、少しでも気味の悪さを緩和しようとしたのだ。
それが間違いだった。
私「もしもし」
から始まり、「体験した一連の話1」の話しを一通りした。すると、
A「えー…やめて!!やめて!!」
と予想通りの反応が。何か楽しくなってきた。
しかし、そのうち
A「いや!!本当に何なの?怒るよ!?やめてよ!!イヤ!!イヤ!!」
私「もしもし?もしもーし?聞こえてる?」
A「やめてってば!!いい加減にして!!」
「あー、これは聞こえてないな。電波がおかしくなったかな」と思い、一度切ることに。
すぐにかけなおす。
A「あー…良かった。聞こえたー」
私「何があったの?」
A「最初怖くて嫌だってずっと言ってたじゃん?けど途中から私君の声が全く聞こえなくなったの。そしたらだんだんと、カツ…カツ…って。ハイヒールで歩くような音がして、怖くなってすぐ電話切ったんだ」
?
A「…で、かけなおしてたんだけど、ずっとツー…ツー…って話し中で。だから私君もかけなおしてくれてるのかなって思って、少し待ってたの。そしたら私君から電話かかってきたー」
あれ? 電話切ったのは私からなはずだ。しかも直前までAの「いい加減にして!!」という言葉を聞いていたのだ。
Aの話とはずいぶん食い違いが生じる。私が聞いていた「いい加減にして!!」とは本当にAの声だったのだろうか。